JP2971398B2 - 拡張アンカのための取付装置 - Google Patents

拡張アンカのための取付装置

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JP2971398B2
JP2971398B2 JP8159897A JP15989796A JP2971398B2 JP 2971398 B2 JP2971398 B2 JP 2971398B2 JP 8159897 A JP8159897 A JP 8159897A JP 15989796 A JP15989796 A JP 15989796A JP 2971398 B2 JP2971398 B2 JP 2971398B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンダカットを備え
た作孔内に拡張アンカを取り付けるための取付装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】拡張アンカはシャンクから離反する方向
へ例えば円錐形に拡大した拡張ヘッドを備えている。こ
の拡張アンカは例えば中空円錐形状を有するアンダカッ
トを備えた作孔内に挿入される。拡張アンカのシャンク
上で拡張スリーブを移動させることにより、スリーブ自
体又は拡張部材が拡張ヘッド上へ推動され、これにより
拡張アンカが作孔内でかみ合い係合により固着される。
【0003】拡張アンカの拡張ヘッド上へ拡張スリーブ
もしくは拡張部材を推動させる際に、拡張アンカが作孔
内に押し込まれ、その拡張ヘッドが作孔底部を押圧す
る。その結果、拡張アンカを取り付けるべき板またはタ
イルの作孔底部のところに、特に底部のところの残りの
壁厚がわずかである場合には破損を生じるおそれがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とすると
ころは、板又はタイルなどのワークの損傷を回避するた
めに、拡張アンカの取り付け時にワークに作用する力、
特に作孔底部のところに作用する力が小さいような前述
した形式の取付装置を構成することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、拡張アンカのシャンクを締め付けるための締付装置
と、拡張アンカを拡張するために、拡張アンカのシャン
ク上に設けられた拡張スリーブを、締め付けられた拡張
アンカの長手方向で拡張アンカの拡張ヘッドへ向けて締
付装置に対して相対的に推動させるための運動可能な拡
張装置とが設けられており、前記締付装置の締付ピスト
ン圧力室から前記拡張装置の拡張ピストン圧力室へ通じ
た流体通路内に、締付ピストン圧力室内の締付圧力の到
達時に流体通路を開放する圧力制御弁が配置されている
ことにより解決される。
【0006】
【発明の効果】本発明による取付装置は締付装置を備え
ており、この締付装置により拡張アンカのシャンクを締
め付け可能である。締め付けられた拡張アンカは拡張ヘ
ッドを先にして、アンダカットを備えた作孔内へ挿入さ
れる。次いで、拡張装置により、拡張スリーブが拡張ア
ンカのシャンク上で拡張ヘッドへ向けて推動される。こ
れにより、拡張アンカが拡張されて作孔内で固着され
る。拡張アンカは拡張過程時に、拡張ヘッドへ向けた拡
張スリーブ若しくは拡張部材の推動時に拡張アンカへ作
用する力に抗して締付装置により保持される。要するに
拡張アンカは作孔内で作孔底部へ圧着されない。拡張に
必要な力は本発明に基づく取付装置により受け止めら
れ、外向きにワークへ作用しない。
【0007】本発明の利点とするところは、拡張アンカ
の取付け時に、取付装置の拡張装置から拡張スリーブを
介して拡張アンカへ、かつそこから再び取付装置の締付
装置へ閉じた力の流れが取付装置により生ぜしめられる
ことにある。本発明による取付装置によれば、作孔底部
のところに残された壁厚が薄いワークでも拡張アンカを
取り付けることができる。
【0008】本発明の構成によれば、締付装置及び又は
拡張ピストンの操作が圧力流体、有利には圧縮空気によ
り行われる。このことのために、締付装置は締付円錐部
を備えた圧力負荷される締付ピストンを有している。こ
の締付ピストンは孔を備えており、この孔により、締付
ピストンは拡張アンカのシャンクを締め付けるために働
くコレットチャック上で摺動可能に案内されている。締
付ピストンは圧力負荷時に摺動し、その締付円錐部がコ
レットチャックの円錐部上に達して、拡張アンカのシャ
ンクの締付けのために半径方向でこのコレットチャック
を圧縮する。コレットチャックは取付装置のケーシング
に固定的に結合されており、締付ピストンと一緒に運動
しない。この形式により、ただ1つの運動する部分であ
る締付ピストンを備えた、簡単に構成され、確実に機能
する締付装置が得られる。
【0009】本発明の別の構成では、圧力負荷される拡
張ピストンが設けられており、この拡張ピストンが、締
付装置内で締付けられた拡張アンカの拡張スリーブを拡
張ヘッドへ向けて推動してこの拡張アンカを拡張せしめ
る。本発明のさらに別の構成によれば、拡張ピストン
が、締付ピストンを収容する軸方向の孔を備えている。
拡張ピストンは締付ピストンを囲んでおり、これら両方
のピストンが、互いに内外に軸方向で反対方向に摺動で
きるように案内されている。この形式で、本発明に基づ
く取付装置のコンパクトな構造が得られる。本発明のこ
の構成はさらに、締付装置及び拡張装置が同軸的に拡張
アンカへ作用し、その結果、拡張アンカの拡張時のモー
メントが取付装置の内部にも、拡張アンカにも生じない
という利点を有している。
【0010】本発明に基づく取付装置の取扱いは圧力制
御弁により簡単化されている。この圧力制御弁は締付ピ
ストン圧力室内の締付圧力の到達時に、拡張ピストン圧
力室への通路を開放する。このことに基づき、締付ピス
トン圧力室内への圧力流体の供給により、拡張アンカは
まず締め付けられ、次いで拡張される。
【0011】本発明に基づく取付装置は手持ち機械とし
ても使用されるが、さらに、拡張アンカの自動的な取付
けのために自動取付装置に組み込まれることも可能であ
る。この自動取付装置は有利には全自動的な穿孔装置内
で使用され、板又はタイルなどのワークに、アンダカッ
トを有する孔を所定位置に形成することができる。この
形式で、穿孔と拡張アンカの取付けとが正確かつ迅速に
1つの装置で実施される。
【0012】
【発明の実施の形態】次に図示の実施例につき本発明を
詳細に説明する。
【0013】図1に示す本発明に基づく取付装置10は
中空円筒体12を備えており、その一方の端面はカバー
14により密に閉鎖されている。カバー14は中空円筒
体12にねじ固定されている。中空円筒体12及びカバ
ー14は取付装置10のケーシングを形成している。カ
バー14とは逆の側の端面には偏平なストッパリング1
6が中空円筒体12にねじ固定されている。このストッ
パリング16は中空円筒体12を越えて半径方向内向き
に若干突出している。
【0014】中空円筒体12内には拡張ピストン18が
軸方向摺動可能に収容されている。拡張ピストン18の
両方の端面の近くに設けられた浅い2つのピストン溝内
には環状の案内バンド20がそれぞれ挿入されている。
拡張ピストン18はピストン溝内に挿入されたO−リン
グ22により中空円筒体12にシール接触している。
【0015】拡張ピストン18はストッパリング16に
面した端面のところで円形の拡張板24にねじ固定され
ている。拡張板24はストッパリング16の内側に位置
していて、ストッパリング16に対して半径方向の遊び
を有している。拡張板24の中央に穴26が設けられて
おり、この穴26を通して、拡張アンカ30,32のシ
ャンク28を挿入することができる(図1には2種の拡
張アンカ30,32がそれぞれ半分だけ図示されてい
る)。拡張アンカ30,32のシャンク28上で摺動可
能な拡張スリーブ34が穴26の縁のところで拡張板2
4に当接する。拡張スリーブ34はその一方の端部又は
分離されている拡張部材36のところで、拡張アンカ3
0,32のシャンク28と一体な拡張円錐部38により
拡張されるように形成されている。
【0016】拡張ピストン18は軸方向の孔39を備え
ており、この孔39内に締付ピストン40が軸方向摺動
可能に収容されている。この締付ピストン40は環状の
案内バンド42を備えており、この案内バンド42は、
締付ピストン40の、拡張板24に面した端面の近くで
浅いピストン溝内に挿入されていて拡張ピストン18内
で締付ピストン40を案内している。ピストン溝内に挿
入されたO−リング44により、締付ピストン40と拡
張ピストン18とが互いにシール接触している。
【0017】締付ピストン40はカバー14に面した端
部ではカバー14の円筒状の突出部46内で案内されて
おり、この突出部46はカバー14に一体に形成されて
いて締付ピストン40の長さの半分より若干短い長さで
軸方向に中空円筒体12内へ突入している。突出部46
内での締付ピストン40の案内のために、環状の案内バ
ンド48が、締付ピストン40の、カバー14に面した
端面の近くの浅いピストン溝内に挿入されている。締付
ピストン40はカバー14の突出部46に、締付ピスト
ン40の溝に挿入されたO−リング50を介してシール
接触している。
【0018】カバー14の中空円筒状の突出部46のた
めのスペースを得るために、拡張ピストン18の孔39
は、カバー14に近い側で拡大された段孔として形成さ
れている。突出部46は拡張ピストン18に対して少な
くとも半径方向に遊びを有している。
【0019】締付ピストン40は、拡張板24に向いた
端部のところで拡大して締付円錐部52を形成している
軸方向の孔51を備えている。締付ピストン40のこの
孔51内には、円錐部56を備えた自体公知のコレット
チャック54が収容されている。このコレットチャック
54は、雌ねじ山を備えたねじスリーブ58に螺合して
おり、このねじスリーブ58はカバー側の端部で締付ピ
ストン40から突出していてカバー14の段孔内へ突入
している。ねじスリーブ58はねじ60によりカバー1
4にねじ固定されている。これにより、コレットチャッ
ク54はねじスリーブ58を介してカバー14に固定的
にねじ固定されている。ねじスリーブ58は2つのO−
リング62,64により締付ピストン40とカバー14
とにシール接触している。
【0020】カバー14はその中空円筒状の突出部46
内で締付ピストン40により閉鎖された締付ピストン圧
力室66を制限している。締付ピストン圧力室66内へ
の圧縮空気接続部68として、ねじ山を備えた孔がカバ
ー14を貫通している。
【0021】カバー14内で2回曲げられた孔が流体通
路もしくは圧縮空気通路70として締付ピストン圧力室
66から拡張ピストン圧力室72へ通じている。拡張ピ
ストン圧力室72は中空円筒体12と、カバー14と、
拡張ピストン18と、締付ピストン40の外周とにより
制限されている。
【0022】圧縮空気通路70内には、ばね負荷された
弁ピストン76を備えた圧力制御弁74が配置されてい
る。弁ばね78のばね力、ひいては圧力制御弁74の開
放圧力はねじ山付きピン80により調節可能である。圧
力制御弁74はそのノーマル位置で閉じられていて、締
付ピストン圧力室66から拡張ピストン圧力室72への
圧縮空気通路70を遮断している。
【0023】弁ピストン76は互いに交差する2つの横
孔82を備えており、この横孔82はピストン溝84内
に開口している。両方の横孔82の交点からは軸方向の
縦孔86が軸方向で周囲空気に連通した弁室87へ通じ
ている。弁ピストン76に設けた横孔82と縦孔86と
圧縮空気通路70とを介して拡張ピストン圧力室72が
周囲空気に連通しており、換言すれば拡張ピストン圧力
室72はノーマル位置で排気されている。弁ピストン7
6のピストン溝84は弁ピストン76の回転位置に無関
係に、弁ピストン76の横孔82を、拡張ピストン圧力
室72内へ通じた圧縮空気通路70の部分に連通せしめ
ている。
【0024】本発明に基づく取付装置10は次のように
機能する。拡張アンカ30,32のシャンク28が拡張
板24の穴26を通してコレットチャック54内に挿入
される。締付ピストン圧力室66が圧縮空気接続部68
を介して圧縮空気により負荷され、これにより、締付ピ
ストン40が拡張板24へ向かって運動する。締付ピス
トン40の締付円錐部52がコレットチャック54の円
錐部56上に滑動して、その締付ジョーを半径方向で圧
縮する。これにより、拡張アンカ30,32のシャンク
28が締付られる。その際、弁ピストン76が圧縮空気
通路70を遮断しており、これにより締付ピストン圧力
室66が気密に閉鎖される。
【0025】締付ピストン圧力室66内の圧力が、圧力
制御弁74のねじ山付きピン80により設定された締付
圧力に達してこの圧力を越えると、ばね負荷されている
弁ピストン76が圧縮空気通路70を開放する。その結
果、締付ピストン圧力室66から拡張ピストン圧力室7
2内へ圧縮空気が流入する。それと同時に、弁ピストン
76がその横孔82を閉鎖し、その結果、拡張ピストン
圧力室72が周囲空気から遮断される。拡張ピストン圧
力室72内の圧縮空気が拡張ピストン18をストッパリ
ング16に当接するまで運動せしめる。その際、拡張ピ
ストン18にねじ固定された拡張板24が、拡張スリー
ブ34を拡張アンカ30,32の拡張ヘッド38へ向け
て推動する。これにより、拡張スリーブ34自体もしく
は拡張部材36が拡張され、拡張アンカ30,32が、
例えば円錐形のアンダカットを備えた図示されていない
作孔内に固着される。
【0026】拡張アンカ30,32のシャンク28がコ
レットチャック54において締め付けられているため
に、拡張アンカ30,32は、その拡張スリーブ34が
その拡張ヘッド38上に推動された際でも作孔底部に圧
着されない。拡張円錐部38上への拡張スリーブ34の
推動時に拡張アンカ30,32の縦方向で作用する力
は、本発明に基づく取付装置10のコレットチャック5
4により受け止められる。
【0027】拡張アンカ30,32が取り付けられた
後、圧縮空気が圧縮空気接続部68を介して締付ピスト
ン圧力室66から放出される。拡張板24に支持された
圧縮コイルばね88が締付ピストン40を出発位置へ押
し戻す。その際、コレットチャック54が解離され、そ
の結果、本発明に基づく取付装置10を拡張アンカ3
0,32のシャンク28から外すことができる。
【0028】圧力制御弁74の弁ピストン76が締付ピ
ストン圧力室66内の圧力の放出時に圧縮空気通路70
を遮断するやいなや、拡張ピストン圧力室72が圧力制
御弁74により排気される。ストッパリング16に支持
されている圧縮コイルばね90が締付ピストン18をそ
の出発位置へ押し戻す。
【0029】図2には圧縮空気接続部68内にピストル
のグリップの形状のハンドグリップ92をねじはめた本
発明に基づく取付装置10が示されている。このハンド
グリップ92は圧縮空気接続部94を備えている。ハン
ドグリップ92内には指レバー96により操作される圧
縮空気弁が内蔵されている。指レバー96を放すと取付
装置10が排気される。
【0030】図3は作孔内に拡張アンカを取り付けて固
着するための自動取付装置100に本発明に基づく取付
装置10を使用した例を示す。取付装置10の側方には
起立した管の形状のマガジン102が配置されており、
このマガジン102内に拡張アンカ32が収容されてい
る。マガジン102の口部の下方に、ニューマチック式
シリンダ106により操作可能なスライダ104が設け
られている。スライダ104に設けられた袋孔108が
拡張アンカ32を受容するのに役立てられる。その他の
拡張アンカ32はニューマチック式に操作される個別化
・供給装置110によりマガジン102内に留保され
る。
【0031】取付装置10はロッド案内装置112によ
り鉛直方向で移動可能に自動取付装置100に保持され
ており、かつニューマチック式の行程シリンダ114に
より行程運動させられる。
【0032】行程シリンダ114により取付装置10が
拡張アンカ32上に載着され、拡張アンカ32が、圧縮
空気接続部68への圧縮空気供給により締付けられる。
次いで、取付装置10が行程シリンダ114により再度
持ち上げられ、これにより、拡張アンカ32がスライダ
104の袋孔108から抜き出される。スライダ104
のニューマチック式シリンダ106がスライダ104を
側方へ運動せしめ、その結果、取付装置10が自由に下
向きに運動することができる。
【0033】拡張アンカ32の拡張のために、拡張ピス
トン圧力室72が第2の圧縮空気接続部116を介して
圧縮空気により負荷される。この第2の圧縮空気接続部
116は圧力制御弁74の代わりに圧縮空気通路70内
にねじはめられており、かつ締付ピストン圧力室66へ
向かってこの圧縮空気通路70を閉鎖している。拡張ア
ンカ32の取り付け後に、両方の圧力室66,72が圧
縮空気接続部68,116を介して排気され、取付装置
10が行程シリンダ114によりその出発位置へ戻され
る。
【0034】取り付け中に、個別化・供給装置110が
1つの拡張アンカ32をマガジン102から解放する。
これにより、この拡張アンカ32はスライダ104の袋
孔108内に落下し、スライダ104の移動により取付
装置10に供給される。スライダ104上に設けられた
高さ調節可能なストッパ118が取付装置10内での拡
張アンカ32の締付深さを制限し、かつこのようにして
拡張アンカ32上での拡張スリーブ34の移動量を規定
する。
【0035】図4はアンダカットを備えた孔を板、タイ
ル又は類似物に形成し、かつその作孔内に拡張アンカを
取り付けるための装置の一部を示す。この装置120は
自体公知の2つの穿孔装置122を備えており、これら
の穿孔装置122はビーム124に走行可能に取り付け
られている。ビーム124は穿孔装置122の走行方向
に対して横方向に走行可能に装置120の機枠126に
配置されている。図示されていないワークが、機枠12
6の、穿孔装置122の下方に位置する作業面128上
に載せられる。穿孔装置122を取り付けたキャリッジ
130にはさらに、本発明に基づく取付装置10を備え
た自動取付装置100が側方に取り付けられており、こ
れにより、穿孔の後、本発明に基づく取付装置はこの作
孔の上方の正確な位置に走行することができ、これによ
り拡張アンカを取付装置10により作孔内に取り付ける
ことができる。装置120は有利には全自動的にコンピ
ュータ制御されて駆動される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に基づく取付装置の縦断面図
である。
【図2】図1に示す取付装置にハンドグリップを備えて
示す斜視図である。
【図3】図1に示す本発明に基づく取付装置を備えた自
動取付装置の斜視図である。
【図4】本発明に基づく取付装置を組み込んだ全自動穿
孔装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 取付装置、 12 中空円筒体、 14 カバ
ー、 16 ストッパリング、 18 拡張ピストン、
20 案内バンド、 22 O−リング、 24 拡
張板、 26 穴、 28 シャンク、 30,32
拡張アンカ、 36 拡張部材、 38 拡張円錐部、
39 孔、 40 締付ピストン、 42 案内バン
ド、 44 O−リング、 46 突出部、 48 案
内バンド、50 O−リング、 51 孔、 52 締
付円錐部、 54 コレットチャック、 56 円錐
部、 58 ねじスリーブ、 60 ねじ、 62,6
4O−リング、 66 締付ピストン圧力室、 68
圧縮空気接続部、 70圧縮空気通路、 72 拡張ピ
ストン圧力室、 74 チェック弁、 76 弁ピスト
ン、 78 弁ばね、 80 ねじ山付きピン、 82
横孔、 84ピストン溝、 86 縦孔、 87 弁
室、 88,90 圧縮コイルばね、92 ハンドグリ
ップ、 94 圧縮空気接続部、 96 指レバー、
100自動取付装置、 102 マガジン、 104
スライダ、 106 ニューマチック式シリンダ、 1
08 袋孔、 110 個別化・供給装置、 112ロ
ッド案内、 114 行程シリンダ、 116 圧縮空
気接続部、 118ストッパ、 120 装置、122
穿孔装置、 124 ビーム、 126機枠、 12
8 作業面、 130 キャリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスティアン シュミト ドイツ連邦共和国 ショプフロッホ−オ ーベリフリンゲン ズルツァー シュト ラーセ 72 (56)参考文献 特開 昭60−207775(JP,A) 実開 昭63−144132(JP,U) 特公 昭50−6392(JP,B1) 実公 昭47−36430(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25B 29/00 E04B 1/41 503 E04G 21/12 105

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡張アンカ(30,32)のための取付
    装置(10)において、拡張アンカ(30,32)のシ
    ャンク(28)を締め付けるための締付装置(40,5
    4)と、拡張アンカ(30,32)を拡張するために、
    拡張アンカ(30,32)のシャンク(28)上に設け
    られた拡張スリーブ(34)を、締め付けられた拡張ア
    ンカ(30,32)の長手方向で拡張アンカ(30,3
    2)の拡張ヘッド(38)へ向けて締付装置(40,5
    4)に対して相対的に推動させるための運動可能な拡張
    装置(18,24)とが設けられており、前記締付装置
    (40,54)の締付ピストン圧力室(66)から前記
    拡張装置(18,24)の拡張ピストン圧力室(72)
    へ通じた流体通路(70)内に、締付ピストン圧力室
    (66)内の締付圧力の到達時に流体通路(70)を開
    放する圧力制御弁(74)が配置されていることを特徴
    とする、拡張アンカのための取付装置。
  2. 【請求項2】 締付装置(40)がコレットチャック
    (54)を備えている、請求項1記載の取付装置。
  3. 【請求項3】 締付装置(40)が、締付のためにコレ
    ットチャック(54)の円錐部(56)上へ推動可能で
    ある締付円錐部(52)を備えている、請求項2記載の
    取付装置。
  4. 【請求項4】 締付装置(40)が、コレットチャック
    (54)のシャンク上に摺動可能に配置されていて且つ
    圧力負荷されて締付円錐部(52)を推動する締付ピス
    トン(40)を備えている、請求項3記載の取付装置。
  5. 【請求項5】 拡張装置が、拡張アンカ(30,32)
    の拡張ヘッド(38)へ向けて拡張スリーブ(34)を
    移動せしめるための、圧力負荷される拡張ピストン(1
    8)を備えている、請求項1記載の取付装置。
  6. 【請求項6】 拡張ピストン(18)が、締付ピストン
    (40)を収容する孔(39)を備えている、請求項5
    記載の取付装置。
  7. 【請求項7】 圧力制御弁(74)がそのノーマル位置
    で拡張ピストン圧力室(72)を排気する、請求項1記
    載の取付装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の取付装置により拡張アン
    カを取り付けるための自動取付装置において、取付装置
    (10)のための持上装置(112,114 )と、マガ
    ジン(102)から拡張アンカ(32)を取り出して取
    付装置(10)へ供給するための個別化・供給装置(1
    04,106,110)とが設けられていることを特徴
    とする、拡張アンカを取り付けるための自動取付装置。
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