JP2971376B2 - 光回路モジュール - Google Patents

光回路モジュール

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JP2971376B2
JP2971376B2 JP28445695A JP28445695A JP2971376B2 JP 2971376 B2 JP2971376 B2 JP 2971376B2 JP 28445695 A JP28445695 A JP 28445695A JP 28445695 A JP28445695 A JP 28445695A JP 2971376 B2 JP2971376 B2 JP 2971376B2
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隆司 加藤
育生 前田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、波長の異なる複
数系統の光を合成したり分離する光合波・分波器などを
構成する光回路モジュールに関し、特に、モジュールを
小型化する技術改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光合波・分波器の代表的な構成を
図15に示している。この光回路モジュールは、光ファ
イバ1の芯線1aを内包したフェルール2と、光ファイ
バ3の芯線3aを内包したフェルール4と、光ファイバ
5の芯線5aを内包したフェルール6と、各フェルール
2、4、6の光軸上にそれぞれ配置されたコリメートレ
ンズ7、8、9と、これらレンズ間に配置された光合波
分波フィルタ(「WDM」とも称されている)10とを
備えたものである。
【0003】光ファイバ1を伝送されてきてフェルール
2から出射したある波長(例えば1.55μm)の光が光合
波分波フィルタ10を透過してフェルール4の光ファイ
バ芯線3aに入射する配置関係になっているとともに、
光ファイバ5を伝送されてきてフェルール6から出射し
た別の波長(例えば1.48μm)の光が光合波分波フィル
タ10で反射してフェルール4の光ファイバ芯線3aに
入射する配置関係になっている。つまり、光ファイバ1
からの波長1.55μmの光と光ファイバ5からの波長1.48
μmの光とが合波されて光ファイバ3に伝送される。
【0004】これは光合波器としての動作であり、光の
伝送方向を前記とは逆にすると光分波器としても動作す
る。つまり、光ファイバ3からの波長1.55μmの光は光
合波分波フィルタ10を透過して光ファイバ1に伝送
し、光ファイバ3からの波長1.48μmの光は光合波分波
フィルタ10で反射して光ファイバ5に伝送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図15に示した構成の
従来の光回路モジュールは小型化が難しいという問題が
あった。このモジュールは、3つのフェルール2と4と
6がケース(図示省略)に内外を貫通する形で取り付け
られ、そのケース内に3つのコリメートレンズ7と8と
9それに光合波分波フィルタ10が収納され、各光ファ
イバ1と3と5が前記ケースから外部に引き出される。
【0006】ここで、光合波分波フィルタ10の透過光
路で光結合するフェルール2とフェルール4は、ほぼ同
一直線上に並んだ配置関係になる。これに対して光合波
分波フィルタ10の反射光路で光結合するフェルール4
とフェルール6は、光合波分波フィルタ10に向けて所
定の角度をなしてケースに取り付けられる。そのため、
フェルール2とフェルール4との配列がなす主軸に対し
てフェルール6が側方に大きく出っ張った配置関係にな
ってしまう。
【0007】また、フェルール4用のコリメータレンズ
8とフェルール6用のコリメータレンズ9とがそれぞれ
必要になるので、ケースの内部寸法も大きくなる。した
がってケース全体が大型化するし、光ファイバ3と光フ
ァイバ5とがハの字型をなして取り付けられることにな
り、実装スペースも大きくなる。
【0008】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題点を解
決し、より小型で実装スペースも小さくて済み、取付・
組立が容易に行え、部品点数の削減を図ることによる製
造し易さ並びにコスト安を図るようにした光回路モジュ
ールを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ための第1の発明の光回路モジュールは、3ファイバ型
であり、1本の光ファイバ芯線を有する1芯フェルール
と、平行な2本の光ファイバ芯線を有する2芯フェルー
ルと、前記1芯フェルールの光軸上に配置された第1の
コリメートレンズと、前記2芯フェルールの2つの光軸
を含む位置に配置された第2のコリメートレンズと、第
2のコリメートレンズの焦点位置に配置された光合波分
波フィルタとを備えた。そして、前記2芯フェルールの
一方の芯線と前記第2のコリメートレンズの光軸とが同
一軸上となるように配置され、さらに、前記1芯フェル
ールの芯線と前記2芯フェルールの一方の芯線とが前記
光合波分波フィルタの透過光路で光結合し、前記2芯フ
ェルールの2本の芯線が前記光合波分波フィルタの反射
光路で光結合するように構成した(請求項1)。
【0010】また第2の発明の光回路モジュールは、4
ファイバ型であり、平行な2本の光ファイバ芯線を有す
る第1の2芯フェルールと、平行な2本の光ファイバ芯
線を有する第2の2芯フェルールと、第1の2芯フェル
ールの2つの光軸を含む位置に配置された第1のコリメ
ートレンズと、第2の2芯フェルールの2つの光軸を含
む位置に配置された第2のコリメートレンズと、第1の
コリメートレンズの焦点位置と第2のコリメートレンズ
の焦点位置に挟まれるように配置された光合波分波フィ
ルタとを備えた。そして、前記第1の2芯フェルールの
一方の芯線と、前記第2の2芯フェルールの一方の芯線
と、前記第1,第2のコリメートレンズの光軸とが同一
軸上となるように配置され、さらに、第1の2芯フェル
ールの一方の芯線と第2の2芯フェルールの一方の芯線
とが前記光合波分波フィルタの透過光路で光結合し、第
1および第2の2芯フェルールの各2本の芯線がそれぞ
れ前記光合波分波フィルタの反射光路で光結合するよう
に構成した(請求項2)。
【0011】ここで、光合波分波フィルタの設置位置と
なる第1のコリメートレンズの焦点位置と第2のコリメ
ートレンズの焦点位置に挟まれる位置とは、両焦点位置
が一致する場合には係る箇所に光合波分波フィルタを配
置することになり(図11参照)、一方、両焦点位置が
離れている場合には、各焦点位置に光合波分波フィルタ
を配置することになり(図12,図13参照)、それら
を含む概念である。すなわち、本発明で設置する光合波
分波フィルタの設置数は1つに限られず、他の部品の相
対位置関係により設置数および場所は適宜変更される。
【0012】そして前記の各構成において、2芯フェル
ールの端面は斜研磨し、これに含まれている2本の芯線
を結ぶ線分は前記斜研磨された端面の傾斜方向と直交さ
せる構成が望ましい(請求項3)。
【0013】さらに、前記2芯フェルールの端面は斜研
磨し、これに含まれている2本の芯線を結ぶ線分は前記
斜研磨された端面の傾斜方向と平行または直交させる構
成(請求項)が望ましい。
【0014】また前記の各構成において、必要に応じて
光合波分波フィルタに向かう所定の光路上に光アイソレ
ータ等の光学部品を配設してもよく(請求項)、好ま
しくは、前記光学部品に、前記2芯フェルールに含まれ
る2本の芯線を結ぶ線分と所定角度で交差する方向にウ
エッジ角度を持つように配置された複屈折板を用いた光
アイソレータを用いることが望ましい(請求項)。
【0015】また、本発明で言う光合波分波フィルタと
は、WDM(Wavelength DivisionMultiplexer /Demul
tiplexer )とも称されているもので、異なった波長の
光を合成したり、分波したりする光学部品のことを意味
する。すなわち、いくつかの異なった波長を含んでいる
光から、波長を弁別してそれぞれ決められた端子に光を
出力する機能(分波機能)と、いくつかの波長の光をそ
れぞれ異なった端子から入射して、これらの波長を含ん
だ光として1つの端子から出射する機能(合波機能)の
うち、少なくとも1方の機能をもつ光部品をいう。した
がって、光合波分波フィルタとは言うが、合波機能と分
波機能を備えたものに限られず、合波機能のみ、或いは
分波機能のみを有するものも含む概念である。
【0016】請求項1に記載の第1の発明においては、
1芯フェルールと2芯フェルールとはほぼ同一直線上に
並ぶ配置関係になり、また第2の発明においても2つの
2芯フェルールはほぼ同一直線上に並ぶ配置関係にな
る。また、2芯フェルールに内包されている2本のファ
イバ芯線はごく接近しているので、2本の芯線に対して
共通のコリメートレンズで対応できる。光合波並びに光
分波を行うためには、2つの光の光路に所定のひらき角
を設けなければならないが、本発明では、2芯フェルー
ルの各芯線の軸をコリメートレンズの光軸からずらした
位置に配置しているフェルール同士をたとえ直線上に配
置しても、2芯から入出射される2つの光路に角度があ
ることにより、交換的な光路が分離され、光の合光・分
光処理が行われる。
【0017】そして、2芯フェルールに内包されている
2本のファイバ芯線の内、1芯フェルールと光結合する
芯線と、2芯フェルールに対応するコリメートレンズと
の光軸を同軸にするので、係るファイバ芯線から出射さ
れる光はコリメートレンズを通過しても光路は屈折され
ない。そのため、1芯フェルール及び対応するコリメー
トレンズの光軸は、2芯フェルール及び対応するコリメ
ートレンズの光軸と同軸上もしくは平行に配置すればよ
く、配置位置を容易に決定しやすく、またフェルールの
取付も簡単に行える。
【0018】そして、請求項3のように構成すると、一
方の芯線から出射された光が光合波分波フィルタで反射
されて他方の芯線に入射される際の、一方の芯線から光
合波分波フィルタまでの光路長と、光合波分波フィルタ
から他方の芯線までの光路長が等しくなり、光路差に基
づく損失が抑制される。
【0019】また、請求項のように構成すると、アイ
ソレーション機能で、入射ポート側に反射戻り光がきて
もカットされ、別途独立したアイソレータを設置する必
要がなくなる(もちろん他の光学部品を設置した場合に
は、係る機能を具備した光回路モジュールとなる)。
【0020】このとき、請求項のように構成すると、
1芯フェルールから出射される光は、光アイソレータに
含まれる複屈折板によって、2芯フェルールに含まれる
2本の芯線を結ぶ線分と異なる方向の平面上で分離する
ので、分離された光が2芯フェルールに含まれる2本の
芯線と光結合を起こすおそれが可及的に抑制される。よ
ってアイソレーション機能が向上し、不要な戻り光が確
実に遮断される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光回路モジュ
ールの好適な実施の形態を添付図面を参照にして詳述す
る。図1は、第1の発明に係る光回路モジュールの前提
となる一形態を示している。同図(A)に示すように、
このモジュールは3ファイバ型であり、光ファイバ11
の芯線11aを内包した1芯フェルール12と、光ファ
イバ13の芯線13aと光ファイバ14の芯線14aを
ごく近接して平行に内包した2芯フェルール15と、1
芯フェルール12の光軸上に配置されたコリメートレン
ズ16と、2芯フェルール15の微小間隔をおいて平行
な2つの光軸を含む位置に配置されたコリメートレンズ
17と、このコリメートレンズ17の焦点位置に配置さ
れた光合波分波フィルタ18とを備えている。
【0022】また、2芯フェルール15内の芯線13
a,14aは、同図(B)に示すように、コリメートレ
ンズ17の光軸とずれ、かつその光軸と平行な光が入出
射されるように位置される。具体的には、両芯線13
a,14aは、2芯フェルール15の軸心に対して線対
称に配置されているので、フェルール15の軸心をコリ
メートレンズ17の光軸に一致するように設置すること
により上記条件を満足する。これにより、図示するよう
に、一方の芯線13a(14a)からの光は、コリメー
トレンズ17で曲げられて焦点位置に収束する。
【0023】尚、図中の例では2本の芯線13a,14
aを光軸とずらすとともに平行で線対称に配置したが、
芯線の端を光軸とずらしたり線対称にすることが必須条
件ではなく、後述するようにコリメートレンズの光軸と
平行になっていれば焦点位置に収束する。
【0024】したがって、その焦点位置に光合波分波フ
ィルタ18を配置すると、そこで反射された光は、他方
の芯線14a(13a)に到達する。この原理を利用し
て、両フェルール12,15をほぼ一直線上に配置しつ
つ、合波・分波を行えるようになる。なお、1芯フェル
ール12側から入出射される光の光路も、コリメートレ
ンズ16の光軸に対して所定距離ずらせて配置してい
る。これにより、同図(A)中に破線で示すような光路
が得られる。
【0025】すなわち、光ファイバ11を伝送されてき
てフェルール12から出射したある波長(例えば1.55μ
m)の光が光合波分波フィルタ18を透過して2芯フェ
ルール15の光ファイバ芯線13aに入射する配置関係
になっているとともに、光ファイバ14を伝送されてき
て2芯フェルール15から出射した別の波長(例えば1.
48μm)の光が光合波分波フィルタ18の表面で反射し
て同じ2芯フェルール15の光ファイバ芯線13aに入
射する配置関係になっている。つまり、光ファイバ11
からの波長1.55μmの光と光ファイバ14からの波長1.
48μmの光とが合波されて光ファイバ13に伝送され
る。
【0026】これは光合波器としての動作であり、光の
伝送方向を前記とは逆にすると光分波器としても動作す
る。つまり、光ファイバ13からの波長1.55μmの光は
光合波分波フィルタ18を透過して光ファイバ11に伝
送し、光ファイバ13からの波長1.48μmの光は光合波
分波フィルタ18で反射して光ファイバ14に伝送す
る。
【0027】2芯フェルール15の端面は図2に示すよ
うに斜研磨されており、これに含まれている2本の芯線
13a,14aの端面を結ぶ線分が斜研磨された端面の
傾斜方向と直交している。そして、微小間隔をおいて平
行になっている芯線13aの延長光軸と芯線14aの延
長光軸とがコリメートレンズ17の光軸を挟んで対称に
なるように配置されており、コリメートレンズ17の光
軸は光合波分波フィルタ18の反斜面に直交配置されて
いる。こうすることで、芯線13a,14aと光合波分
波フィルタ18を結ぶ反射光路が完全に対称になり、こ
の反射光路の損失を充分に小さくできる。
【0028】なお、上記した形態では、1芯フェルール
12と2芯フェルール15を、ほぼ同一直線上(厳密に
は若干間隔をおいた平行線上)に配置したが、本発明は
これに限ることなく、例えば図3に示すように、1芯の
フェルール12の配置を、コリメートレンズ16と光合
波分波フィルタ18間の光路(破線で示す)の延長線上
に配置してもよい。係る配置関係にすると、両フェルー
ル12,15およびそれに接続される光ファイバ11,
13(14)は、平行にはならないが、実際には上記角
度は小さいとともに、2方向に延びるので、3方向に延
びていた従来のものに比べるとやはり実装スペースは十
分小さくて済む。また、係る構成にすると、1芯フェル
ール12内の芯線11aとコリメートレンズ16の軸心
を一致させることができるので、1芯フェルール12の
組立が容易になる。
【0029】ところで、上記したように図3の構成で
は、一方のフェルールが図示省略の筺体の側面に対して
斜めに取り付けることになり、その取付けが煩雑であ
る。しかも、1芯フェルール12,コリメートレンズ1
6は、シフトされた所望の角度に対応して光軸を調整
し、取り付け位置を決定しなければならないので、係る
作業が煩雑である。また、図1に示す構成では、両フェ
ルール12,15は筺体に対して直交状態で取り付ける
ことができるので、接続作業は比較的簡単に行えるが、
両フェルールは平行に所定距離だけずれているので、係
るずれ量の調整を行う必要があり、やはりその位置調整
が煩雑である。
【0030】図4は、上記した点の解決を図った本発明
の第1の発明に係る好適な一実施の形態を示している。
同図に示すように、2芯フェルール15に内包される両
光ファイバ13,14の芯線13a,14aを偏芯させ
て装着している。より具体的には、一方の芯線14aを
2芯フェルール15の中心(軸心)に一致させ、他方の
芯線13aを、それと平行に所定距離だけずらした位置
に装着している。
【0031】さらに、2芯フェルール15をスリーブ2
1内に挿入配置するとともにそのスリーブ21の先端に
コリメートレンズ17を装着して2芯フェルール15と
コリメートレンズ17とを一体化する際に、コリメート
レンズ17の光軸(中心)と、2芯フェルール15の中
心とが同一直線上になるように位置決め固定する。これ
により、自動的に芯線14aは、コリメートレンズ17
の光軸延長線(1点鎖線)上に位置される。また、芯線
13aはコリメートレンズ17の光軸とずれ、かつその
光軸と平行な光が入出射されるように位置される。
【0032】これにより、同図中に破線で示すように、
芯線14aからの光は、コリメートレンズ17を透過し
ても屈折されず、コリメートレンズ17の光軸の延長線
上を進む。一方、芯線13aからの光は、コリメートレ
ンズ17によって屈折され、コリメートレンズ17の焦
点上で芯線14aから入出射される光の光路に到達す
る。
【0033】係る焦点に、光合波分波フィルタ18を配
置する。このとき、光合波分波フィルタ18は、その表
面と直交する線分が、図中破線で示した芯線13aから
の光路と、芯線14aからの光路とのなす角を二等分す
るような位置関係にする。これにより、例えば芯線14
aから出射された光が光合波分波フィルタ18により反
射され、芯線13aの端部に到達する。
【0034】一方、1芯フェルール12側は、光ファイ
バ11の芯線11a及びコリメートレンズ16の光軸を
1芯フェルール12の軸心に一致させている。従って、
芯線11aから出射した光は、コリメートレンズ16内
を直進する。そして、1芯フェルール12側の芯線11
aと2芯フェルール15側の芯線14aとが同一直線上
に位置するように配置している。これにより、両芯線1
1a,14aは、ともに両フェルール12,15の中心
に設けられているので、両フェルール12,15も同一
直線上に配置されることになる。
【0035】また、係る構成にすると、1芯フェルール
12から出射された光は、コリメートレンズ16,光合
波分波フィルタ18、コリメートレンズ17内を直進
し、2芯フェルール15側の芯線14aに入射される。
また、芯線13aから出射される光は、上記したように
光合波分波フィルタ18により反射されて芯線14aに
到達する。よって光合波される。逆に芯線14aから出
射されたある波長の光は、光合波分波フィルタ18によ
り反射されて芯線13aに到達され、また、別の波長の
光は光合波分波フィルタ18を透過・直進し、1芯フェ
ルール12(芯線11a)に到達する。このように、各
光部品を図4に示すような配置しても、光合波フィルタ
として機能する。
【0036】そして、係る光回路モジュールを組み立て
る場合には、各フェルール12,15は、筐体の側面に
対して垂直に取り付けることができるとともに、各フェ
ルール間の相対的な位置合わせは、両フェルール12,
15が同一直線上に配置されているか否かをチェックす
れば良いので、その位置決め並びに固定・接続工程が容
易に行える。
【0037】また、上記した図4の構成では、2芯フェ
ルール15に2本の芯線13a,14aを偏芯させて挿
入配置したが、図1,図3に示すように、2芯フェルー
ル15に含まれる芯線13a,芯線14aが、2芯フェ
ルール15の軸を中心として、ごく近接して平行に内包
する構造としてもよい。すなわち、図5に示すように、
コリメートレンズ17の光軸と2心フェルール15の軸
心とを所定距離だけずらし、コリメートレンズ17の光
軸の延長線上に、一方の芯線14aが位置するように配
置する。
【0038】係る構成にしても、芯線14aからの光
は、コリメートレンズ17内を直進するので、その光路
の延長線上(コリメートレンズ17の光軸の延長線上)
に1芯フェルール12の軸心(コリメートレンズ16の
光軸,芯線14a)が位置するように配置すると、上記
した図4の構成と同様の光路をたどり、光合波分波フィ
ルタとして機能するとともに、同様の作用効果を奏す
る。
【0039】また、コリメートレンズ17の光軸と、2
芯フェルール15の中心をずらすのも、予めスリーブ2
1にずらした状態で一体化するので、光回路モジュール
を組み立てる際には問題がなく、また、スリーブ21に
一体化する際には、芯線14aとコリメートレンズ17
の光軸を合わせればよいので、比較的簡単に位置決めを
行うことができる。
【0040】さらに、図2に示すように、2芯フェルー
ル15の端面を斜研磨した構造の光回路モジュールの場
合にも、上記したように2芯フェルール15に内包する
一方の芯線14aをコリメートレンズ17の光軸に一致
させることにより、両フェルール12,15をほぼ同一
直線上に配置することができる。
【0041】すなわち、図6に示すように、2芯フェル
ール15に含まれている2本の芯線13a,14aの端
面を結ぶ線分が斜研磨された端面の傾斜方向と平行で、
かつ2芯フェルール15の中心を挟んで対称で微小間隔
をおいて配置されている場合に、コリメートレンズ17
の光軸を、芯線14aと一致するように配置する。ま
た、光合波分波フィルタ18は、上記した各形態と同様
に、両芯線13a,14aからの光の光路の交点上に所
定角度で配置する。これにより、両芯線13a,14a
間での光の送受が可能となる。
【0042】また、この例では、2芯フェルール15の
端面を斜研磨したため、フェルール15から入出射する
光の光路は、斜め傾斜状になるが、光線がコリメートレ
ンズ17の軸延長線より出射するように配置することに
より、そのコリメートレンズ17を通過すると屈曲し、
芯線14aと平行になるようにしている。このように芯
線14aと、その光路とが平行になるので、その光路の
延長線上に1芯フェルール12,コリメータ16の中心
を位置させている。
【0043】これにより、両フェルール12,15は、
ほぼ一直線上に配置でき、しかも筐体への取り付け面は
垂直となるので、その取り付け工程が容易となる。そし
てずれ量はごくわずかであるとともに、光ファイバー1
1,13,14の広がりもなく、専有面積を可及的に抑
制できる。なお、その他の構成ならびに作用効果は、上
記した各形態と同様であるので、同一符号を付しその詳
細な説明を省略する。
【0044】また、図7に示すように、2芯フェルール
15に含まれている2本の芯線13a,14aの端面を
結ぶ線分と斜研磨された端面の傾斜方向が垂直となるよ
うな構成でもよい。係る場合も、コリメートレンズ17
の光軸と、芯線14aとが一致するように配置すること
で、芯線14aから斜め方向に出射された光がコリメー
トレンズ17によって屈折され、光軸と平行となるの
で、その屈折後の光路上に1芯フェルール12内の芯線
11a及びコリメートレンズ16の光軸を位置させるこ
とにより、両フェルール12,15をほぼ同一直線上に
配置することができる。よって、図6に示す例と同様の
作用効果を奏することができる。さらにこの例では、図
2に示す形態に対応するものであるので、光合波分波フ
ィルタ18に対する芯線13aと芯線14aの光路長の
差がなくなる。なお、その他の構成ならびに作用効果
は、上記した各形態と同様であるので、同一符号を付し
その詳細な説明を省略する。
【0045】なお、上記した図6,図7のいずれの構造
においても、図4に示すように一方の芯線を2芯フェル
ール15の中心に一致させるようにしてもよいのはもち
ろんである。
【0046】一方、図1の構成に加えて、図8に示すよ
うに、光合波分波フィルタ18に向かう所定の光路上に
光アイソレータ20を必要に応じて配設できる。図8の
例では、芯線11aから光合波分波フィルタ18に向か
う光路上に光アイソレータ20を付加している。これに
より、アイソレーション機能も具備した光複合部品が形
成される。そして、図示省略するが、上記した図3その
他の構成に対し、上記のように光アイソレータを挿入す
るようにしてももちろんよい。
【0047】ところで、光アイソレータ20を挿入する
場合、以下に示すような障害が存在する場合がある。す
なわち、図9に示すように、2芯フェルール15に含ま
れている2本の芯線13a,14aは距離dだけ離れて
いる。また、両芯線13a,14aから出射される光
は、コリメートレンズ17によって屈折され、レンズ1
7から所定距離だけ離れた場所に焦点が存在する。係る
焦点距離をDとする。そして、両芯線13a,14a間
を行き来する屈折された光の光路同士の焦点付近でのな
す角度をαとすると、なす角度αは芯線同士の距離dと
焦点距離Dによって決まる。
【0048】2芯フェルール15に対応する1芯フェル
ール(図示省略する)から出射される光は、光アイソレ
ータ20によって、破線矢印で示すように、光が分離さ
れる(この分離された光を分離光とする)。係る分離光
のなす角度(光線分離角度)をθとする。
【0049】このとき、上記なす角度αと光線分離角度
θの1/2の角度が近いと、破線矢印方向の光(分離
光)22の一部が、わずかに芯線13aまたは芯線14
a(図示の例では芯線14a)に光結合してしまい、十
分な遮断を得られないことがある。従って、係る状態に
ならないような寸法・相対位置関係に設計する必要があ
る。
【0050】図10に示す光回路モジュールは、上記し
た問題を解決するためのもので、同図に示すように、光
アイソレータ20の構成を2枚の複屈折板20a,20
bを用いて構成する。そして、同図(B)に示すよう
に、係る2枚の複屈折板20a,20bは、2芯フェル
ール15に含まれている2本の芯線13a,14aを結
ぶ線分と直交する方向に、ウエッジ角を持つように配置
される。このため、1芯フェルールからの戻り光がアイ
ソレータ20に入射すると、分離光22(破線矢印の方
向)は芯線13a,14aの端面を結ぶ線分と直交する
平面上に存在するので、芯線13aまたは芯線14aと
光結合を生じることはない。
【0051】よって、上記した2芯フェルール15とコ
リメートレンズ17より構成する2つの光路のなす角度
αと、分離角度θの1/2の角度がほぼ等しくても十分
な遮断が得られるので、両芯線13a,14a間の距離
dとコリメートレンズ17の焦点距離Dを任意に設定で
き、設計の自由度が増す。
【0052】なお、この例ではウエッジ角を直交させた
が、本発明は必ずしも直交させる必要はなく、両芯線1
3a,14aを結ぶ線分と所定角度で交差するようにす
ればよい。但し、本例のように直交させた場合がもっと
も遮断効果が高くなる。
【0053】図11は、第2の発明に係る4ファイバ型
前提となる一形態を示している。ここでは上記した各
例における1芯フェルール12に替えて2芯フェルール
23(第1の2芯フェルール)としており、光ファイバ
11の芯線11aと光ファイバ19の芯線19aとが微
小間隔をおいて平行に2芯フェルール23内に配置され
ている。またコリメートレンズ16は芯線11aの延長
光軸と芯線19aの延長光軸の両方を含む配置関係にな
っている(図2で説明した芯線13a,14aとを含む
2芯フェルール15(第2の2芯フェルール)とコリメ
ートレンズ17および光合波分波フィルタ18との関係
とまったく同じ構成になっている)。芯線11aと芯線
14aとが光合波分波フィルタ18の透過光路で光結合
し、また芯線13aと芯線14aとが光合波分波フィル
タ18の反射光路で光結合し、さらに芯線11aと芯線
19aとが光合波分波フィルタ18の反射光路で光結合
している。
【0054】そして、係るモジュールは、例えば片側
(出射側)で合波処理をしつつ、反対側(入射側)では
入射光の一部を取り出して、各種の検査を行うようにし
たり、或いは、入射側でも入力信号と異なる検査用の波
長を合波し、出力側でその合波した波長成分(検査用)
と本来の入力信号を分波し、それぞれを別々の芯線に入
射させ、信号の伝送と各種検査を行うなど種々の態様に
利用できる。
【0055】なお、上記した図11に示す実施の形態で
は、コリメートレンズ16,17間に実装する光合波分
波フィルタ18を1個としたが、本発明はこれに限るこ
となく、例えば図12に示すように、光合波分波フィル
タ18をレンズ16,17間に2個挿入配置してもよ
い。この場合に、設置位置は、それぞれ近接するコリメ
ートレンズ16,17の焦点位置となる(図中フェルー
ル22,15間の破線は、光路を示す)。また、使用す
る2つの光合波分波フィルタ18の特性は、同じもので
もよく、異なるものでもよい。そして、光合波分波フィ
ルタ18を2つ設け、それらを異なる特性とすると、入
射側と出射側での合波,分波する波長成分を替えられる
ため、便利となる。
【0056】さらには、係る構成において図13に示す
ように2つの光合波分波フィルタ18,18間に光アイ
ソレータ20を実装し、アイソレーション機能を付加さ
せるようにしてもよく、種々の変更実施が可能となる。
そして、係る場合に、その光アイソレータ20を上記し
た図10に示す構成としてもよいのはもちろんである。
【0057】図14は、第2の発明の好適な実施の形態
を示している。この実施の形態は上記した各図の形態を
前提とし、4ファイバ型の光回路モジュールにおいて
も、第1,第2の2芯フェルール23,15の一方の芯
線19a,14aを対応する第1,第2のコリメートレ
ンズ16,17の光軸と同軸上にあわせるとともに、透
過光路を同軸上にするようにした。これにより両フェル
ール23,15をほぼ同一直線上に配置できる。そして
この構成は、図11,図13に示す構成にも適用できる
のはもちろんである。
【0058】
【発明の効果】上記したように、第1の発明においては
1芯フェルールと2芯フェルールとはほぼ同一直線上に
並ぶ配置関係になり、また第2の発明においても2つの
2芯フェルールはほぼ同一直線上に並ぶ配置関係にな
る。また、2芯フェルールに内包されている2本のファ
イバ芯線はごく接近しているので、2本の芯線に対して
共通のコリメートレンズで対応できる。したがってモジ
ュールのケース自体を従来のものより相当小型にでき、
その小型ケースの相対向する2つの面にファイバ取付口
がある装置形態となり、3本または4本の光ファイバを
装置の両側にほぼ一直線上に取り付けることができ、モ
ジュールの実装スペースが非常に小さくなる。
【0059】また、第1の発明において、2芯フェルー
ルに内包される芯線のうちの1つの芯線を、対応するコ
リメートレンズの光軸と同軸上に配置したので、両フェ
ルールを同一直線上または微小間隔を置いた平行に配置
することができる。よって、各フェルールの取付が容易
に行えるとともに、相対的な位置決めも容易に行える。
さらに各フェルールに装着された光ファイバも平行にな
り、広がりがないので専有面積を可及的に抑制できる。
【0060】さらに、光回路モジュールでは、光合波分
波フィルタに向かう所定の光路上に光アイソレータを必
要に応じて配設できるが、係る場合に、光アイソレータ
の構成に、2芯フェルールに内包される2つの芯線を結
ぶ線分に対して所定角度に交差する方向にウエッジ角度
を持つ複屈折板を用いることによって、より確実に戻り
光を遮断することができ、設計の自由度が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は第1の発明である3ファイバ型光回路モジュー
ルの前提となる一形態を示す概略構成図である。 (B)はコリメートレンズとフェルール(芯線)の相対
位置関係を説明する図である。
【図2】同上発明の実施の形態における2芯フェルール
の端面の構成を示す詳細図である。
【図3】この発明の実施の形態の3ファイバ型光回路モ
ジュールを構成する部品の配置レイアウトの他の例を示
す図である。
【図4】第1の発明の好適な一実施の形態の3ファイバ
型光回路モジュールを構成する部品の配置レイアウト及
びコリメートレンズとフェルールの相対位置関係を説明
する図である。
【図5】この発明の他の実施の形態の3ファイバ型光回
路モジュールを構成する部品の配置レイアウト及びコリ
メートレンズとフェルールの相対位置関係を説明する図
である。
【図6】 (A)はこの発明の実施の形態の3ファイバ型光回路モ
ジュールの別の例を示す概略構成図である。 (B)はそのX矢印方向から見た図である。
【図7】 (A)はこの発明の実施の形態の3ファイバ型光回路モ
ジュールの別の例を示す概略構成図である。 (B)はそのX矢印方向から見た図である。
【図8】光アイソレータを付加した発明の実施の形態の
概略構成図である。
【図9】光アイソレータを付加した発明の実施の形態の
戻り光の状態を説明する図である。
【図10】 (A)は光アイソレータを付加した発明の実施の形態の
他の例を示す概略構成図である。 (B)はそのX矢印方向から見た図である。
【図11】第2の発明である4ファイバ型光回路モジュ
ールの前提となる一形態の概略構成図である。
【図12】第2の発明である4ファイバ型光回路モジュ
ールの変形例を示す概略構成図である。
【図13】第2の発明である4ファイバ型光回路モジュ
ールの変形例を示す概略構成図である。
【図14】第2の発明である4ファイバ型光回路モジュ
ールの好適な一実施の形態を示す図である。
【図15】従来の3ファイバ型光回路モジュールの概略
構成図である。
【符号の説明】
11,13,14,19 光ファイバ 11a,13a,14a,19a 芯線 12 1芯フェルール 15 2芯フェルール(第2の2芯フェルール) 16,17 コリメートレンズ 18 光合波分波フィルタ 20 光アイソレータ 20a,20b 複屈折板 23 2芯フェルール(第1の2芯フェルール)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 昭宏 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電 気化学株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−181035(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/26 - 6/43

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本の光ファイバ(11)の芯線(11
    a)を有する1芯フェルール(12)と、 平行な2本の光ファイバ(13,14)の芯線(13
    a,14a)を有する2芯フェルール(15)と、 前記1芯フェルールの光軸上に配置された第1のコリメ
    ートレンズ(16)と、 前記2芯フェルールの2つの光軸を含む位置に配置され
    た第2のコリメートレンズ(17)と、 第2のコリメートレンズの焦点位置に配置された光合波
    分波フィルタ(18)とを備え、前記2芯フェルールの一方の芯線と前記第2のコリメー
    トレンズの光軸とが同一軸上となるように配置され、 前記1芯フェルールの芯線と前記2芯フェルールの一方
    の芯線とが前記光合波分波フィルタの透過光路で光結合
    し、前記2芯フェルールの2本の芯線が前記光合波分波
    フィルタの反射光路で光結合することを特徴とする光回
    路モジュール。
  2. 【請求項2】 平行な2本の光ファイバ(11,19)
    の芯線(11a,19a)を有する第1の2芯フェルー
    ル(22)と、 平行な2本の光ファイバ(13,14)の芯線(13
    a,14a)を有する第2の2芯フェルール(15)
    と、 第1の2芯フェルールの2つの光軸を含む位置に配置さ
    れた第1のコリメートレンズ(16)と、 第2の2芯フェルールの2つの光軸を含む位置に配置さ
    れた第2のコリメートレンズ(17)と、 第1のコリメートレンズの焦点位置と第2のコリメート
    レンズの焦点位置に挟まれるように配置された光合波分
    波フィルタ(18)とを備え、前記第1の2芯フェルールの一方の芯線と、前記第2の
    2芯フェルールの一方の芯線と、前記第1,第2のコリ
    メートレンズの光軸とが同一軸上となるように配置さ
    れ、 第1の2芯フェルールの一方の芯線と第2の2芯フェル
    ールの一方の芯線とが前記光合波分波フィルタの透過光
    路で光結合し、第1および第2の2芯フェルールの各2
    本の芯線がそれぞれ前記光合波分波フィルタの反射光路
    で光結合することを特徴とする光回路モジュール。
  3. 【請求項3】 前記2芯フェルールの端面は斜研磨され
    ており、これに含まれている2本の芯線の端面を結ぶ線
    分は前記斜研磨された端面の傾斜方向と直交しているこ
    とを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の光
    回路モジュール。
  4. 【請求項4】 前記2芯フェルールの端面は斜研磨され
    ており、これに含まれている2本の芯線を結ぶ線分は前
    記斜研磨された端面の傾斜方向と平行または直交してい
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の光回路モ
    ジュール。
  5. 【請求項5】 前記光合波分波フィルタに向かう所定の
    光路上に光アイソレータ等の光学部品が配設されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光回
    路モジュール。
  6. 【請求項6】 前記光学部品が、前記2芯フェルールに
    含まれる2本の芯線を結ぶ線分と所定角度で交差する方
    向に、ウエッジ角度を持つように配置された複屈折板
    (20a,20b)を用いた光アイソレータであること
    を特徴とする請求項5に記載の光回路モジュール。
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