JP2970828B2 - カメラ一体型ビデオテープレコーダ - Google Patents

カメラ一体型ビデオテープレコーダ

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JP2970828B2 JP5229527A JP22952793A JP2970828B2 JP 2970828 B2 JP2970828 B2 JP 2970828B2 JP 5229527 A JP5229527 A JP 5229527A JP 22952793 A JP22952793 A JP 22952793A JP 2970828 B2 JP2970828 B2 JP 2970828B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カメラ一体型ビデオ
テープレコーダに関し、詳しくは、撮影映像にスーパー
インポーズされるキャラクタ映像に対して付加される縁
どりについての改良を加えたカメラ一体型ビデオテープ
レコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、従来のカメラ一体型ビデオテー
プレコーダの概要ブロック図を示す。ここで、1は、レ
ンズやCCD等からなり、対象を撮影した映像をいわゆ
るビデオ信号等の電気信号に変換し、映像信号A(輝度
信号,クロマ信号等)として出力するカメラ部であり、
2は、映像信号Aから水平同期信号等の同期信号Bを分
離する同期分離回路である。3は、キャラクタ映像パタ
ーン発生回路であり、これはいわゆるキャラクタ映像信
号発生回路の前段部であって具体的には読出しアドレス
を発生するアドレスカウンタ,キャラクタ映像のコード
データを記憶するメモリ,コードデータをパターンに変
換するキャラクタジェネレータ等からなり、同期分離信
号Bに同期してキャラクタ映像の8ビットごとのパター
ン信号(以下、パターン)であるキャラクタ映像パター
ン信号Cを発生する。
【0003】4は、キャラクタを見やすくするための縁
どり機能に特に着目して本明細書では縁どり回路と呼ぶ
が、いわゆるキャラクタ映像信号発生回路の後段部であ
って具体的にはパラレルデータをシリアルデータに変換
するシリアル変換回路,キャラクタパターンに対応した
縁どりの信号を発生するためのデコード回路等からな
り、パラレルのキャラクタ映像パターン信号Cから、縁
どりの付加されたシリアルのキャラクタ映像信号Dを発
生する。この縁どり回路4は、キャラクタ映像パターン
発生回路からタイミングやアドレス等の内部の制御信号
群C’を受け、これらに従って動作するので、キャラク
タ映像信号Dは映像信号Aに同期する。なお、キャラク
タ映像信号発生回路の具体的な構成例等については、特
願平3−181764における従来例等に詳述されてい
る。
【0004】5は映像信号Aとキャラクタ映像信号Dと
を合成して映像信号Eを発生する波形合成回路、6は映
像信号Eを表示する極小画面のCRTやLCD等からな
るいやゆるビューファインダである。ビューファインダ
6には、撮影した映像に加えて、装置状態等を示すメッ
セージや日付等の付加したい文字などのキャラクタ映像
がスーパーインポーズされて表示され、これを監視して
撮影者が撮影状態や装置状態等を確認する。
【0005】ビューファインダ6に表示された映像イメ
ージを図4(a)に示す。キャラクタ映像については、
メッセージを表示するためのメッセージ領域や日付表示
領域は予め割り当てられており、この例では、それぞれ
の領域にメッセージとして「巻き戻し」、日付として
「1981」が表示されている。この領域割り当ては1
キャラクタ分の表示領域ごとに対応して行われる。図で
は、この領域の単位を破線で示す。この破線は領域の説
明のためのものであり、実際に表示されるものではな
い。
【0006】7は、マスクデータに従ってキャラクタ映
像の一部をマスクするための回路、言わばマスク回路で
あり、これは上述の領域割り当てにおける1単位に対し
て1ビットのマスクデータを記憶するメモリと、このメ
モリから読み出されたマスクデータとキャラクタ映像信
号DとのANDを採ってマスク処理をしキャラクタ映像
信号Fを発生するゲート回路とからなる。このマスク回
路7も、キャラクタ映像パターン発生回路3からの内部
の制御信号群C’を受け、これのアドレス等に従ってメ
モリからのマスクデータの読出し等を行うので、キャラ
クタ映像信号Fも映像信号Aに同期する。
【0007】8は映像信号Aとキャラクタ映像信号Fと
を合成して映像信号Gを発生する波形合成回路、9は映
像信号Gを磁気テープに記録するVTR部である。VT
R部9では、撮影した映像に加えて、日付等の付加した
い映像などのキャラクタ映像がスーパーインポーズされ
て記録される。ただし、装置状態等を示すメッセージ等
は、撮影者のためだけの情報なので、マスク回路7によ
ってマスクされてテープには記録されない。VTR部9
で記録される映像イメージを図4(b)に示す。キャラ
クタ映像のうち、日付表示領域の日付「1981」は映
像として記録されるが、マスクデータによってマスク領
域とされたメッセージ領域のメッセージ「巻き戻し」は
記録されない。
【0008】10は「録画開始」や「巻き戻し」等を指
示するための操作ボタン、11は装置全体の動作を制御
するCPUであり、その周辺には図示しないが各種イン
ターフェイス回路等が付属する。そして、CPU11の
制御によって、キャラクタ映像パターン発生回路3にお
けるキャラクタ映像のデータのメモリへの書込みや、マ
スク回路7におけるマスクデータの設定等がなされる。
なお、マスク回路7のメモリにROMを採用しこれに予
めマスクデータを書き込んでおくことで、CPU11の
作業の軽減を図ることも行われる。
【0009】このような構成のカメラ一体型ビデオテー
プレコーダは、操作ボタン10からの入力等に応じてC
PU11が各種の制御信号を発生し、上述の回路がCP
U11の制御に従って動作しそれぞれの機能を発揮す
る。そして、撮影中は、ビューファインダ6には撮影し
た映像に加えて日付やメッセージが表示されて撮影者に
必要な情報が知らされる一方、VTR部9では記録不要
のメッセージはマスクされて撮影した映像と日付等の記
録したい映像だけが記録される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のカメ
ラ一体型ビデオテープレコーダでは、ビューファインダ
の映像に表示されるメッセージ等の一部が、マスクされ
てVTR部の記録映像に現れない。しかし、メッセージ
領域等のマスクされる領域であるマスク領域と日付領域
等の非マスク領域との境界部を拡大して見ると、本来有
るはずの無い不所望なドットの映像が、VTR部の記録
映像に現れることがある。
【0011】このドットの映像は、マスクされたキャラ
クタ映像についての縁どりの映像が、非マスク領域にま
ではみ出したものである。図5に具体例を示す。図5
(a)は上述のビューファインダのキャラクタ映像「巻
き戻し1981」のうち「し1」の部分を拡大したもの
である。ここで、●はキャラクタパターンのドットを示
し、○はそのパターンに付加された縁どりを示してい
る。この「し」の如くキャラクタに割り当てられた領域
の端部までキャラクタパターンがある場合、それに付加
された縁どりは、隣の「1」の領域にまではみ出す。も
っとも、このことは、キャラクタ映像「巻き戻し198
1」が表示されるビューファインダの映像については、
マスク処理がないので、問題とならない。
【0012】ところが、キャラクタ映像の一部がマスク
されたVTR部のキャラクタ映像「△△△△1981」
(△はスペース)のうち「△1」の部分を拡大してみる
と、マスクされた「△」の部分は正常であるが、この隣
の「1」の領域の端部に、ビューファインダのキャラク
タ映像「し」に付加されて隣にはみ出した○と同じ縁ど
りドットの残骸のドットが、表示される(図5(b)の
30参照)。このドットは、本来キャラクタ映像「し」
と共にマスクされるべきものであり、不所望なノイズで
ある。
【0013】このようにキャラクタに割り当てられた領
域の端部までキャラクタパターンがある場合にVTR部
の記録映像に不所望なドットの映像が混入することがあ
るのは、映像を汚すこととなるので問題である。なお、
文字や記号によっては、キャラクタ領域の端部にまでパ
ターンを配する必要があり、キャラクタパターンの設計
だけで、この問題から逃れることはできない。この発明
の目的は、このような従来技術の問題点を解決するもの
であって、キャラクタに割り当てられた領域の端部まで
キャラクタパターンがある場合でもVTR部の記録映像
に不所望な縁どりのドットの映像が混入しない構成のカ
メラ一体型ビデオテープレコーダを実現することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
のこの発明のカメラ一体型ビデオテープレコーダの構成
は、カメラ部で撮影した映像に対し装置状態等の表示の
ため内部で発生した第1のキャラクタ映像をスーパーイ
ンポーズしこの映像を監視用のビューファインダに表示
すると同時に、前記カメラ部で撮影した映像に対しVT
R部で記録する必要のない前記第1のキャラクタ映像の
一部を抑制した第2のキャラクタ映像をスーパーインポ
ーズしこの映像を前記VTR部で磁気テープ等に記録す
るカメラ一体型ビデオテープレコーダにおいて、前記カ
メラ部で撮影した映像の電気信号である原映像信号から
同期分離した同期信号を受け、前記第1のキャラクタ映
像のデータを書込まれた第1のメモリから前記同期信号
に同期してメモリ読出しアドレス等を更新して前記第1
のキャラクタ映像のデータを読出し、前記第1のキャラ
クタ映像の二値パターンである第1のキャラクタ映像パ
ターン信号を発生するキャラクタ映像パターン発生回路
と、前記第1のキャラクタ映像パターン信号からデコー
ド等によってこれに対応した第1の縁どりのパターン信
号を生成し、前記第1のキャラクタ映像パターン信号に
前記第1の縁どりのパターン信号を付加して前記第1の
キャラクタ映像の信号を発生する第1の縁どり回路と、
前記第1のキャラクタ映像における各キャラクタの表示
領域に対応してキャラクタ映像の発生を抑制するか否か
のマスクデータを記憶する第2のメモリを有し、前記キ
ャラクタ映像パターン発生回路でのメモリ読出しに同期
して前記第2のメモリから前記マスクデータを読出し、
この読み出したマスクデータと前記第1のキャラクタ映
像の信号をANDゲート等のゲート回路で受けて前記読
み出したマスクデータに応じて前記第1のキャラクタ映
像パターン信号の一部を抑制し、前記第2のキャラクタ
映像の二値パターンである第2のキャラクタ映像パター
ン信号を生成するマスク回路と、前記第2のキャラクタ
映像パターン信号からデコード等によってこれに対応し
た第2の縁どりのパターン信号を生成し、前記第2のキ
ャラクタ映像パターン信号に前記第2の縁どりのパター
ン信号を付加して前記第2のキャラクタ映像の信号を発
生する第2の縁どり回路と、を備えるものである。
【0015】
【作用】このような構成のこの発明のカメラ一体型ビデ
オテープレコーダにあっては、ビューファインダに表示
される映像信号に対しスーパーインポーズするためのキ
ャラクタ映像信号である第1のキャラクタ映像の信号の
発生はキャラクタ映像パターン発生回路と第1の縁どり
回路によって従来通りに行われるが、VTR部で記録さ
れる映像信号に対しスーパーインポーズするためのキャ
ラクタ映像信号である第2のキャラクタ映像の信号は、
縁どり後の第1のキャラクタ映像の一部をマスクして発
生するのでは無く、縁どり前の第1のキャラクタパター
ンに対しマスク回路でVTR部で記録されるべきではな
い一部のパターン出力を抑制しその後に別途第2の縁ど
り回路で縁どりを付加することで生成する。
【0016】このように、第2のキャラクタパターンに
ついての処理順序が従来と異なることから、例えキャラ
クタ領域の端部までキャラクタパターンがあったとして
も、このキャラクタがマスクされたときには、このキャ
ラクタパターンに起因する縁どりのドットは全く発生し
ない。そこで、このキャラクタの隣のキャラクタ領域に
まで縁どりの残骸ドットが入り込む余地はない。したが
って、キャラクタ領域の端部までキャラクタパターンが
ある場合でも、VTR部の記録映像に不所望な縁どりの
ドットの映像が混入することはない。
【0017】
【実施例】以下、この発明のカメラ一体型ビデオテープ
レコーダの一実施例について図面を参照して説明する。
図1は、その構成を示すためのブロック図であり、図2
は、そのビューファインダとVTR部におけるそれぞれ
の映像イメージの一部拡大図である。その基本的な構成
と機能は、従来例におけるそれと同様なので、同一の構
成は同一の符号を以て示す。
【0018】すなわち、従来と同様にして、CPU11
の制御の下、カメラ部1が映像信号A(原映像信号)を
出力し、これに同期してキャラクタ映像パターン発生回
路3がキャラクタ映像パターン信号C(第1のキャラク
タ映像パターン信号)を発生し、これに縁どり回路4
(第1の縁どり回路)が縁どりパターン(第1の縁どり
のパターン信号)を付加してキャラクタ映像信号D(第
1のキャラクタ映像の信号)を発生し、映像信号Aにキ
ャラクタ映像信号Dの合成された映像信号Eがビューフ
ァインダ6に表示される。また、キャラクタ映像の一部
がマスクされたキャラクタ映像信号F(第2のキャラク
タ映像の信号)が、映像信号Aに合成され、この合成さ
れた映像信号GがVTR部9で磁気テープに記録され
る。
【0019】ただし、この発明の実施例は、マスク回路
70と縁どり回路40(第2の縁どり回路)とがキャラ
クタ映像パターン信号Cからキャラクタ映像信号Fを生
成する点で、マスク回路(図3における7)がキャラク
タ映像信号Dからキャラクタ映像信号Fを生成する従来
例と相違する。そこで、従来と同じ部分についての再度
の説明は割愛し、この相違点を中心に以下説明する。
【0020】マスク回路70は、キャラクタ映像の一部
をマスクするという機能は従来と同じであるが、マスク
処理を施す対象がシリアルのキャラクタ映像信号D,F
ではなくて8ビットパラレルのキャラクタ映像パターン
信号C,Hである点で相違する。したがって、その構成
は、従来とほぼ同様のメモリやゲート回路等からなる
が、ゲート回路におけるゲート数が従来より増えてい
る。具体的には、メモリは、キャラクタ単位での映像領
域の割り当てにおける1単位に対して1ビットのマスク
データを持ち、キャラクタ映像パターン発生回路3から
の制御信号群C’を受け、これのアドレス等に従って順
次該当する1ビットのマスクデータを読出してゲート回
路に出力する。
【0021】このゲート回路は、キャラクタ映像パター
ン信号C,Hが8ビットであることに対応して8個のA
NDゲートからなり、各ANDゲートは、キャラクタ映
像パターン信号Cのうち何れか1ビットとメモリからの
マスクデータとを入力し、キャラクタ映像パターン信号
Hの1ビットを出力する。これにより、値“0”のマス
クデータが設定された領域のキャラクタ映像はパターン
出力が抑制され、値“1”のマスクデータが設定された
領域のキャラクタ映像だけが出力される。そこで、キャ
ラクタ映像の一部をマスクされたキャラクタ映像パター
ン信号Fが生成される。なお、キャラクタ映像パターン
信号C,Hが16ビットや24ビットのときには、その
ビット数に対応した数のANDゲートを揃えれば良い。
【0022】縁どり回路40は、縁どり回路4と全く同
じ構成であり、異なるのは、入力信号としてキャラクタ
映像パターン信号Hを受け、キャラクタ映像信号Fを出
力することだけである。このように、VTR部9側への
キャラクタ映像信号Fの発生に際し、マスク回路の処理
を先行させ、その後で縁どりを行う回路構成が採用され
ている。
【0023】このような構成のカメラ一体型ビデオテー
プレコーダの動作を説明する。これは、操作ボタン10
からの入力等に応じてCPU11が各種の制御信号を発
生し、既述の各回路がCPU11の制御に従って動作し
それぞれの機能を発揮する。そして、撮影中は、ビュー
ファインダ6には撮影した映像に加えて日付やメッセー
ジを表示して撮影者に必要な情報を知らせる一方、VT
R部9へは記録不要のメッセージをマスクした映像だけ
を送って記録する。
【0024】ここでは、特に、キャラクタ映像の一部を
マスクする処理等について、図2を参照しながら説明す
る。図2(a)はビューファインダ6に表示されるキャ
ラクタ映像「巻き戻し1981」のうち「し1」の部分
を拡大したものである。ここで、●はキャラクタパター
ンのドットを示し、○はそのパターンに付加された縁ど
りのパターンのドットを示している。「巻き戻し198
1」は一例であり、その「巻き戻し」部分には装置状態
等に応じて他のメッセージも表示される。また、その
「1981」部分の表示内容も日付や時刻等に応じて随
時更新される。
【0025】キャラクタ映像パターン発生回路3のメモ
リにはCPU11からの書込みによって「巻き戻し19
81」のコードデータが記憶されており、これが読出さ
れた後にキャラクタパターンに変換されてキャラクタ映
像パターン信号Cが出力され、これに縁どり回路4で縁
どりが施されて、縁どりの付加された「巻き戻し198
1」のキャラクタ映像がビューファインダ6に表示され
る。これにより、「巻き戻し1981」が見易いように
強調される。
【0026】このキャラクタ映像「巻き戻し1981」
のうち「1981」の日付はテープに記録したいもので
あるが、「巻き戻し」のメッセージはテープには記録し
たくないものである。すなわち、「1981」の表示さ
れる領域は非マスク領域であり、「巻き戻し」の表示さ
れる領域はマスク領域である。そこで、マスク回路70
については、予め、「1981」に対応する領域のマス
クデータには値“1”が4っつ設定され、「巻き戻し」
に対応する領域のマスクデータには値“1”が4っつ設
定される。この設定は、メモリがRAMのときにはCP
U11からの書込み制御によって、メモリがROMのと
きにはROMライタによって、別途行われる。
【0027】「巻き戻し1981」のキャラクタ映像パ
ターン信号Cはこのマスク回路70にも入力され、これ
に上述のマスクデータに応じたマスク処理が施され、
「△△1981」のキャラクタ映像パターン信号Hが生
成される。これに縁どり回路4で縁どりが施されて、縁
どりの付加された「△△△△1981」のキャラクタ映
像Fが生成されるが、既にマスクされた「△△△△」部
分に対しては縁どりのドットパターンが付加されること
はない。これにより、マスク前の「し」の如く、キャラ
クタに割り当てられた領域の端部までキャラクタパター
ンがあったとしても、そのことのみによって縁どりのド
ットが生成されることはない。
【0028】そこで、「△△△△1981」のうち「1
981」だけが見易いように強調され、しかも、これに
不所望な縁どりのドットが混入することはない。(図2
(b)参照)。したがって、VTR部9側へのキャラク
タ映像信号Fの発生に際しマスク処理を先行させその後
で縁どりを行う回路構成を採用したことにより、例えキ
ャラクタに割り当てられた領域の端部までキャラクタパ
ターンがあっても、VTR部9での記録映像に不所望な
ドットの映像が混入して映像を汚すことがない。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、この
発明のカメラ一体型ビデオテープレコーダにあっては、
カメラ部で撮影した映像に第1のキャラクタ映像をスー
パーインポーズしてビューファインダに表示すると同時
に、第1のキャラクタ映像の一部を抑制した第2のキャ
ラクタ映像をスーパーインポーズしてVTR部で記録す
るカメラ一体型ビデオテープレコーダにおいて、縁どり
の付いた第1のキャラクタ映像の信号を発生する第1の
縁どり回路と、縁どりを付加する前のキャラクタ映像パ
ターン信号に対してマスク処理を行うマスク回路と、マ
スク処理された後のキャラクタ映像パターン信号から、
縁どりのパターン信号を付加して第2のキャラクタ映像
の信号を発生する第2の縁どり回路と、を備える。これ
により、キャラクタ領域の端部までキャラクタパターン
がある場合でも、VTR部の記録映像に不所望な縁どり
の残骸ドットの映像が混入することがなくなるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の構成のカメラ一体型ビデオ
テープレコーダの一実施例について、そのブロック図で
ある。
【図2】図2は、その出力映像の部分拡大図である。
【図3】図3は、従来のカメラ一体型ビデオテープレコ
ーダのブロック図である。
【図4】図4は、その出力映像の例である。
【図5】図5は、その映像の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 カメラ部 2 同期分離回路 3 キャラクタ映像パターン発生回路 4 縁どり回路 5 波形合成回路 6 ビューファインダ 7 マスク回路 8 波形合成回路 9 VTR部 10 操作ボタン 11 CPU 40 縁どり回路 70 マスク回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ部で撮影した映像に対し装置状態等
    の表示のため内部で発生した第1のキャラクタ映像をス
    ーパーインポーズしこの映像を監視用のビューファイン
    ダに表示すると同時に、前記カメラ部で撮影した映像に
    対しVTR部で記録する必要のない前記第1のキャラク
    タ映像の一部を抑制した第2のキャラクタ映像をスーパ
    ーインポーズしこの映像を前記VTR部で磁気テープ等
    に記録するカメラ一体型ビデオテープレコーダにおい
    て、 前記カメラ部で撮影した映像の電気信号である原映像信
    号から同期分離した同期信号を受け、前記第1のキャラ
    クタ映像のデータを書込まれた第1のメモリから前記同
    期信号に同期してメモリ読出しアドレス等を更新して前
    記第1のキャラクタ映像のデータを読出し、前記第1の
    キャラクタ映像の二値パターンである第1のキャラクタ
    映像パターン信号を発生するキャラクタ映像パターン発
    生回路と、 前記第1のキャラクタ映像パターン信号からデコード等
    によってこれに対応した第1の縁どりのパターン信号を
    生成し、前記第1のキャラクタ映像パターン信号に前記
    第1の縁どりのパターン信号を付加して前記第1のキャ
    ラクタ映像の信号を発生する第1の縁どり回路と、 前記第1のキャラクタ映像における各キャラクタの表示
    領域に対応してキャラクタ映像の発生を抑制するか否か
    のマスクデータを記憶する第2のメモリを有し、前記キ
    ャラクタ映像パターン発生回路でのメモリ読出しに同期
    して前記第2のメモリから前記マスクデータを読出し、
    この読み出したマスクデータと前記第1のキャラクタ映
    像の信号をANDゲート等のゲート回路で受けて前記読
    み出したマスクデータに応じて前記第1のキャラクタ映
    像パターン信号の一部を抑制し、前記第2のキャラクタ
    映像の二値パターンである第2のキャラクタ映像パター
    ン信号を生成するマスク回路と、 前記第2のキャラクタ映像パターン信号からデコード等
    によってこれに対応した第2の縁どりのパターン信号を
    生成し、前記第2のキャラクタ映像パターン信号に前記
    第2の縁どりのパターン信号を付加して前記第2のキャ
    ラクタ映像の信号を発生する第2の縁どり回路と、 を備えることを特徴とするカメラ一体型ビデオテープレ
    コーダ。
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