JP2970817B2 - レーザ干渉速度計 - Google Patents

レーザ干渉速度計

Info

Publication number
JP2970817B2
JP2970817B2 JP2412920A JP41292090A JP2970817B2 JP 2970817 B2 JP2970817 B2 JP 2970817B2 JP 2412920 A JP2412920 A JP 2412920A JP 41292090 A JP41292090 A JP 41292090A JP 2970817 B2 JP2970817 B2 JP 2970817B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
signal
measurement
equation
light beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2412920A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04223291A (ja
Inventor
芳雄 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2412920A priority Critical patent/JP2970817B2/ja
Publication of JPH04223291A publication Critical patent/JPH04223291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2970817B2 publication Critical patent/JP2970817B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例(図1) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ干渉速度計に関
し、特に被測定対象で反射して得られる測定光ビームに
生じるドツプラ効果を利用するものである。
【0003】
【従来の技術】従来例えば移動体、振動体、流体等を被
測定対象とし、被測定対象の速度(すなわち移動体にお
いては移動速度、振動体においては振動速度、流体にお
いては流速でなる)を測定するようになされたレーザ干
渉速度計が提案されている(特願昭63−162065号)。
【0004】かかるレーザ干渉速度計はレーザ光源から
射出されたレーザ光をビームスプリツタを介して分離
し、一方を照射光として被測定対象に照射する。被測定
対象において反射された測定光は被測定対象の速度に応
じたドツプラ効果により照射光に対して周波数偏移が生
じる。レーザ干渉速度計はこの測定光の周波数偏移量を
参照光を基準にして測定することにより被測定対象の速
度を検出するようになされている。ここで参照光はレー
ザ光源より入射される照射光を光変調器を介して周波数
偏移させることにより形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが光変調器を組
み合わせてレーザ干渉速度計を構成すると装置が全体と
して大型になるという問題があつた。またレーザ干渉速
度計によつて検出される被測定対象の最大検出速度は光
変調器によつて形成される参照光の周波数偏移量で決ま
るため、特に高速で移動する被測定対象の移動速度を検
出するためには高周波で動作する光変調器が必要にな
る。ところがこのように高周波で動作し、高精度を有す
る光変調器は実質上困難な問題があつた。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、光変調器を必要とせず、小型かつ最大検出速度の大
きいレーザ干渉速度計を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、レーザ光源3から射出された光
ビームL1を被測定対象2に照射し、被測定対象2の反
射光を測定光ビームL3として得ると共に光ビームL1
を偏光して参照光ビームL2を得、測定光ビームL3及
び参照光ビームL2との干渉光を光検出手段によつて光
検出信号に変換すると光検出信号に基づいて被測定対象
2の速度を測定するレーザ干渉速度計1において、光ビ
ームL1又は測定光ビームL3を所定の位相差を有する
第1及び第2の参照光ビームL2A、L2B又は第1及
び第2の測定光ビームL3A、L3Bに分光する分光手
段4、5、6、7と、第1及び第2の参照光ビームL2
A、L2Bと測定光ビームL3又は第1及び第2の測定
光ビームL3A、L3Bと参照光ビームL2とを干渉し
てなる第1及び第2の干渉光L4A、L4Bを検出する
第1及び第2の光検出手段9、10と、所定の位相差を
有する第1及び第2の基準信号S3、S4を発生する基
準信号発生手段11、13、14と、第1及び第2の基
準信号S3、S4と第1及び第2の光検出手段9、10
から出力される第1及び第2の光検出信号S1、S2を
それぞれ乗算し、乗算結果に基づいて周波数変調信号S
7を出力する信号処理部12、15、16と、周波数変
調信号S7から被測定対象2の速度を測定する復調手段
17とを備えるようにする。
【0008】
【作用】レーザ光源3から射出され、被測定対象2によ
つて反射された測定光L3と分光手段4、5、6、7を
介して分光された第1及び第2の参照光L2A、L2B
と、又は第1及び第2の測定光L3A、L3Bと参照光
L2とを干渉してなる第1及び第2の干渉光L4A、L
4Bを第1及び第2の光検出手段9、10によつて検出
し、基準信号発生手段11、13、14より与えられる
第1及び第2の基準信号S3、S4と信号処理回路1
2、15、16によつて乗算及び加算して周波数変調信
号S7を得、周波数変調信号S7を復調手段17におい
て復調し、被測定対象2の速度を検出するようにしたこ
とにより、一段と簡易な構成により検出精度の高い測定
結果を得ることができると共に、速度の速い測定対象で
も確実に速度を測定することができる。
【0009】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0010】図1において、1は全体としてレーザ干渉
速度計を示し、測定光学系1A及び測定信号形成回路1
Bを有している。測定光学系1A及び測定信号形成回路
1Bは、駆動回路によつて振動駆動されるスピーカ2の
振動面を被測定対象として振動速度を検出するようにな
されている。
【0011】測定光学系1Aは、レーザ光源3から射出
された照射光L1をアイソレータでなる偏光子4及びビ
ームスプリツタ5を介してスピーカ2を照射する。ここ
で照射光L1の電界の複素振幅E1は振幅を値Va 、角
周波数を値ω0 、初期位相をφ0 とすると、次式(数
1)
【数1】 のように表すことができる。偏光子4はかかる照射光L
1を水平面に対して45゜傾きを有する偏光に直線偏光し
て透過するとビームスプリツタ5に入射するようになさ
れている。
【0012】ビームスプリツタ5は水平面に対して45゜
傾いた鏡面を有するハーフミラーでなり、入射された照
射光L1の一部を透過してスピーカ2を照射すると共に
一部を反射して8分の1波長板6の方向に折り曲げるよ
うになされている。ビームスプリツタ5を透過した照射
光L1はスピーカ2の振動速度に応じてドツプラ周波数
偏移を受けて反射され、測定光L3としてビームスプリ
ツタ5に再度入射される。
【0013】このとき測定光L3の電界複素振幅E2
は、振幅を値Vb 、初期位相をφ1 、光の波長をλと
し、スピーカ2の振動による測定光L3のドツプラー周
波数偏移をf(t) とすると、次式(数2)
【数2】 と表すことができる。
【0014】因に(2)式におけるドツプラー周波数偏
移f(t) は被測定対象であるスピーカ2の振動速度をv
(t) とすると、次式(数3)
【数3】 と表される。
【0015】これに対して8分の1波長板6を透過した
照射光L1は反射ミラー7で反射された後、再度8分の
1波長板6を介してビームスプリツタ5に参照光L2と
して入射する。このとき参照光L2は紙面に対して垂直
方向及び水平方向に振動面を有する2つの偏光L2A及
びL2Bを含み、偏光L2Aの位相は照射光L1に対し
て同位相であるのに対して偏光L2Bの位相は照射光L
1に対して位相が90゜ずれている。
【0016】ここで照射光L1に対して位相のずれた偏
光L2Bの電界の複素振幅E3は、振幅を値Vc 、初期
位相をφ2 (≠φ1 )とすると、次式(数4)
【数4】 と表される。この実施例の場合、照射光L1の初期位相
φ0 と偏光L2Bの初期位相φ2 との位相差φ2 −φ0
は偏光L2Bが8分の1波長板6を2度通過することに
より4分の1波長、すなわち90゜である。
【0017】ビームスプリツタ5は入射される参照光L
2を下方に透過すると共にスピーカ2より入射された測
定光L3を反射して折り曲げると参照光L2と測定光L
3とを干渉させ、偏光ビームスプリツタ8の方向に出力
する。偏光ビームスプリツタ8は参照光L2と測定光L
3とを干渉してなる干渉光L4を紙面に対して垂直方向
及び水平方向に振動面を有する2つの偏光干渉光L4A
及びL4Bに分離するとフオトダイオード9及び10に
入射する。
【0018】フオトダイオード9及び10は、それぞれ
入射される偏光干渉光L4A及びL4Bからスピーカ2
の速度情報を検出すると、検出信号S1及びS2として
速度信号形成回路1Bに出力する。ここで検出信号S1
及びS2は偏光干渉光L4A及びL4Bを2乗検波した
信号レベルから直流成分を除いた交流成分でなる。すな
わち受光素子9及び10は、入射される偏光干渉光L4
A、L4Bを2乗検波して、次式(数5)及び(数6)
【数5】
【数6】 を得る。
【0019】かかる後受光素子9及び10は(5)式及
び(6)式で表される信号レベルから直流成分(右辺第
1項及び第2項)を取り除くとスピーカ2の振動速度情
報を含む交流信号成分AC1、AC2(右辺第3項)
を、次式(数7)及び(数8)
【数7】
【数8】 として取り出すと検出信号S1、S2として出力する。
【0020】速度信号形成回路1Bは正弦波発生器でな
る基準信号発生回路11を有しており、次式(数9)
【数9】 に示すように振幅Vd 、角周波数ω1 及び初期位相φ3
をもち正弦波形でなる正弦波信号S3を乗算回路12に
供給する。ここで角周波数ω1 は検出信号S1、S2か
らドツプラー周波数偏移f(t) を検出する際の中心周波
数である。
【0021】また速度信号形成回路1Bは位相制御回路
13、増幅回路14を順次介して、次式(数10)
【数10】 に示すように振幅Ve 及び初期位相φ4 をもつ正弦波形
でなる変調正弦波信号S4を乗算回路15に供給するよ
うになされている。
【0022】乗算回路12及び15は検出信号S1と正
弦波信号S3及び検出信号S2と変調正弦波信号S4を
それぞれ掛け合わせると、乗算結果を乗算信号S5及び
S6として加算回路16に出力する。このとき乗算信号
S5、S6は、次式(数11)及び(数12)
【数11】
【数12】 として示すように互いに異なる振幅及び位相を有する信
号成分でなる。
【0023】ここで位相制御回路13及び増幅回路14
はそれぞれ正弦波信号S3の位相及び振幅を、次式(数
13)及び(数14)
【数13】
【数14】 の条件に基づいて変調するようになされており、乗算信
号S5を表す(11)式の右辺第2項の振幅及び位相が乗
算信号S6を表す(12)式の右辺第2項の反転信号と一
致するように調整できるようになされており、これによ
り(11)式の右辺第2項を(12)式の右辺第2項で打ち
消すことができるようになされている。
【0024】かかる条件に基づいて変調された乗算信号
S6は、次式(数15)
【数15】 のように変換される。加算回路16は乗算信号S5及び
S6を乗算回路12及び15よりそれぞれ入力すると加
算し、次式(数16)
【数16】 で示す周波数変調信号S7をFM(frequency modulati
on)復調回路17に出力する。
【0025】ここで周波数変調信号S7は(16)式の右
辺を整理すると、次式(数17)
【数17】 として表される。FM復調回路17はかかる(17)式で
表される周波数変調信号S7を角周波数ω1 を中心周波
数として復調するとドツプラ効果による周波数偏移量Δ
fを検出する。レーザ干渉速度計1はかかる周波数偏移
量Δfに基づいてスピーカ2の振動速度を検出するよう
になされている。
【0026】以上の構成において、レーザ光源3から射
出された照射光L1は偏光子4を介して直線偏光された
後ビームスプリツタ5に入射される。照射光L1は、ビ
ームスプリツタ5で分離された後、8分の1波長板6を
透過すると固定鏡7で反射され、再度8分の1波長板6
を通つてビームスプリツタ5に参照光L2として入射す
る。
【0027】このとき参照光L2は8分の1波長板6を
2度通過することにより、参照光L2に含まれる偏光L
2A及びL2Bの位相に90゜のずれが生じている。一方
ビームスプリツタ5を透過し、スピーカ2の振動面に入
射された照射光L1はスピーカ2の振動速度に応じてド
ツプラー周波数偏移を受けると測定光L3として反射さ
れる。
【0028】測定光L3はビームスプリツタ5において
反射され、偏光ビームスプリツタ8の方向に折り曲げら
れると偏光L2A及び偏光L2Bとそれぞれ干渉し、偏
光ビームスプリツタ8に干渉光L4A及びL4Bとして
入射される。偏光ビームスプリツタ8は偏光面の異なる
干渉光L4A及びL4Bを分離すると干渉光L4Aを受
光素子9に入射し、干渉光L4Bを受光素子10に入射
する。
【0029】受光素子9は照射光L1と同位相を有する
偏光L2Aと測定光L3の干渉光L4Aを2乗検波して
得られる(5)式の信号成分から直流成分を取り除き、
(7)式で表されるようにスピーカ2の振動速度情報を
含んだ検出信号S1を出力する。同様に受光素子10は
照射光L1に対して90゜の位相差を有する偏光L2Bと
測定光L3の干渉光L4Bを2乗検波して得られる
(6)式の信号成分から直流成分を取り除くと、(8)
式で表されるように検出信号S2を出力する。
【0030】測定信号形成回路1Bに入力された検出信
号S1及びS2は角周波数ω1を中心周波数とする正弦
波信号S3及びS4とそれぞれ乗算回路12及び15に
おいて乗算される。このとき位相制御回路13及び増幅
回路14を介して乗算回路15に入力される正弦波信号
S4の位相及び振幅は正弦波信号S3の位相及び振幅に
対して(13)式及び(14) 式で与えられる条件を満たす
ように設定されることにより、乗算信号S6を表す(15)
式の第2項は乗算信号S5の第2項により打ち消され
る。
【0031】これにより加算回路16を介してFM復調
回路17に入力される周波数変調信号S7は(17)式に
示すように、振幅Va ・Vb ・Vd sin(φ2 −φ0)を有
し、中心周波数ω1 に対してスピーカ2の振動面の変位
に応じて周波数が偏移してなる周波数変調信号として与
えられる。この実施例の場合、周波数変調信号S7の振
幅は照射光L1と偏光L2Bとの初期位相差φ2−φ0
が90゜であることにより検出される周波数変調信号S7
の振幅はVa ・Vb ・Vd となり信号レベルは最大にな
る。
【0032】FM復調回路17はかかる周波数変調信号
S7を復調することにより、スピーカ3の振動面の振動
速度に対応する測定出力を得ることができる。
【0033】以上の構成によれば、照射光L1を8分の
1波長板6を2度透過させて位相の異なる偏光L2A、
L2Bでなる参照光L2を得、かかる参照光L2と被測
定対象2より反射された測定光L1との干渉光L4A、
L4Bから得られる検出信号S1、S2に位相差を有す
る正弦波信号S3、S4を乗算して信号処理することに
より、一段と簡易かつ小型軽量な光学系を有するレーザ
干渉速度計を得ることができる。
【0034】またレーザ干渉速度計によつて検出可能な
被測定対象2の最大検出速度は周波数発振器11より発
振出力される正弦波信号S3及びS4の周波数ω1 によ
り定まり、高速移動する被測定対象2の移動速度を検出
したい場合には発振周波数ω1 を高周波数にすれば良い
ことにより以前に比して一段と容易に検出領域を拡大す
ることができる。
【0035】なお上述の実施例においては、照射光L1
を8分の1波長板6を2度透過させることにより参照光
L2を得る場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、種々の波長の波長変調板を用い、異なる位相差を有
する偏光L2A、L2Bを含む参照光L2を得るように
しても良い。
【0036】また上述の実施例においては、位相の異な
る偏光L2A、L2Bと測定光L3を干渉させることに
より被測定対象2の振動速度を検出する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、測定光L3から位相の
異なる2つの偏光L3A、L3Bを得、かかる偏光L3
A、L3Bと参照光L2とを干渉させてなる干渉光L4
A、L4Bから被測定対象2の振動速度を検出するよう
にしても良い。
【0037】さらに上述の実施例においては、乗算信号
S5及びS6を加算回路16において加算する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、乗算信号S5及
びS6を減算し、周波数変調信号S7を得るようにして
も良い。
【0038】さらに上述の実施例においては、被測定対
象としてスピーカ2を用い、スピーカ2の振動速度を検
出する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
種々の測定対象の運動速度の検出に用いることができ
る。
【0039】さらに上述の実施例においては、正弦波信
号S3を位相制御回路13及び増幅回路14を介して位
相及び振幅変調し、乗算回路15に正弦波信号S4を入
力する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
位相制御回路13又は増幅回路14を乗算回路15と加
算回路16との間に配設し、乗算信号S6の位相及び振
幅を変調するようにしても良く、また乗算回路12と加
算回路16との間に設けるようにしても良い。
【0040】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、参照光又
は測定光を分光手段を透過することにより得られる位相
の異なる2つの偏光と測定光又は参照光を干渉させ、か
かる2つの干渉光を検出して得られる信号成分に正弦波
信号をそれぞれ乗算し、乗算結果に基づいて被測定対象
の速度を測定するようにしたことにより光変調器をなく
し得、簡易かつ小型で、検出精度の高い測定結果を得る
ことができると共に、速度の速い被測定対象でも確実に
速度を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザ干渉速度計の一実施例を示
す接続図である。
【符号の説明】
1……レーザ干渉速度計、6……8分の1波長板、7…
…固定鏡、8……偏光ビームスプリツタ、11……基準
信号発生回路、12、15……乗算回路、13……位相
制御回路、14……増幅回路、16……加算回路、17
……FM復調回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光源から射出された光ビームを被測
    定対象に照射し、上記被測定対象の反射光を測定光ビー
    ムとして得ると共に上記光ビームを偏光して参照光ビー
    ムを得、上記測定光ビーム及び上記参照光ビームとの干
    渉光を光検出手段によつて光検出信号に変換すると上記
    光検出信号に基づいて上記被測定対象の速度を測定する
    レーザ干渉速度計において、上記光ビーム又は上記測定
    光ビームを所定の位相差を有する第1及び第2の参照光
    ビーム又は第1及び第2の測定光ビームに分光する分光
    手段と、上記第1及び第2の参照光ビームと上記測定光
    ビーム又は上記第1及び第2の測定光ビームと上記参照
    光ビームとを干渉してなる第1及び第2の上記干渉光を
    検出する第1及び第2の上記光検出手段と、所定の位相
    差を有する第1及び第2の基準信号を発生する基準信号
    発生手段と、上記第1及び第2の基準信号と上記第1及
    び第2の光検出手段から出力される第1及び第2の光検
    出信号をそれぞれ乗算し、乗算結果に基づいて周波数変
    調信号を出力する信号処理部と、上記周波数変調信号か
    ら上記被測定対象の速度を測定する復調手段とを具える
    ことを特徴とするレーザ干渉速度計。
JP2412920A 1990-12-25 1990-12-25 レーザ干渉速度計 Expired - Fee Related JP2970817B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2412920A JP2970817B2 (ja) 1990-12-25 1990-12-25 レーザ干渉速度計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2412920A JP2970817B2 (ja) 1990-12-25 1990-12-25 レーザ干渉速度計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04223291A JPH04223291A (ja) 1992-08-13
JP2970817B2 true JP2970817B2 (ja) 1999-11-02

Family

ID=18521660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2412920A Expired - Fee Related JP2970817B2 (ja) 1990-12-25 1990-12-25 レーザ干渉速度計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2970817B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04223291A (ja) 1992-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07311182A (ja) 光熱変位計測による試料評価方法
EP0549614B1 (en) Optical apparatus
JP2689503B2 (ja) レーザードップラー速度計
US6897961B2 (en) Heterodyne lateral grating interferometric encoder
JP4107603B2 (ja) レーザレーダ装置
EP0908710A2 (en) Apparatus and method for measuring characteristics of light
JPS6225962B2 (ja)
JPS6319822B2 (ja)
JP2970817B2 (ja) レーザ干渉速度計
US6507404B1 (en) Method and apparatus for measuring optical wavelength
JPH0915334A (ja) レーザ測距装置
JPH06186337A (ja) レーザ測距装置
Oka et al. Real-time phase demodulator for optical heterodyne detection processes
JP2829966B2 (ja) レーザドツプラ速度計
JP3810531B2 (ja) 光位相特性測定装置及び測定方法
JP2923779B1 (ja) 超音波検出用光干渉装置
US6490300B1 (en) Wavelength-stabilized light source apparatus
JPH10318827A (ja) レーザ振動変位測定装置
GB1605217A (en) Laser probe for detecting movement of a target
JP2806131B2 (ja) 超音波の非接触検出方法及びその装置
JPH09218266A (ja) 測距装置
JPH052075A (ja) レーザドツプラ速度計
JPH04343045A (ja) 光音響信号検出方法及び装置
JPH026236B2 (ja)
JP2023155595A (ja) 振動計及び振動測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees