JP2969730B2 - 共通増幅装置 - Google Patents
共通増幅装置Info
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- JP2969730B2 JP2969730B2 JP3889090A JP3889090A JP2969730B2 JP 2969730 B2 JP2969730 B2 JP 2969730B2 JP 3889090 A JP3889090 A JP 3889090A JP 3889090 A JP3889090 A JP 3889090A JP 2969730 B2 JP2969730 B2 JP 2969730B2
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は共通増幅装置に関し、特に複数個の搬送波入
力信号が時間的にレベルおよび数が変化する無線送信シ
ステム等に使用される共通増幅装置に関する。
力信号が時間的にレベルおよび数が変化する無線送信シ
ステム等に使用される共通増幅装置に関する。
従来、この種の共通増幅装置は第2図のブロック図に
示すように、複数個の入力端子11Aと1個の出力合成端
子を有する合成部11、合成部11の出力を共通増幅する共
通増幅部12、共通増幅部12の合成された増幅出力を検波
し、対応した直流電圧を出力する出力検出部13、この装
置の出力端子14、あらかじめ定められた基準電圧を発生
する基準電圧発生部15、出力検出部13の出力の直流電圧
と基準電圧発生部15より出力される基準電圧の比較制御
を行う制御部16、制御部6より出力される制御信号によ
り、共通増幅部12を駆動する可変バイアス部17を有して
いる。この共通装置の動作は、複数個の入力信号が合成
部11にて出力合成された後に、共通増幅部12にて共通増
幅され、複数個の搬送送信波として出力端子14に導かれ
る。一方、出力検出部13では複数個の搬送波の出力電力
和に対応した直流電圧を出力する。この直流電圧は制御
部16により基準電圧発生部15の基準電圧と比較制御さ
れ、出力信号は可変バイアス部17に送出され、可変バイ
アス部17の出力信号により、最終的に共通増幅部12の直
流バイアス電圧を制御して増幅利得を後述するAB級動作
に設定する。この種の共通増幅部12の特性としては、入
力信号同士の奇数次歪み、特に3次歪を所要値以下に抑
えるために、例えばA級動作にする必要があり、無入力
信号時においても常にA級動作のまま動作させる場合も
ある。しかしながら、通常入力信号の数が少ない場合に
は所要の3次歪み減衰量を確保しながら、A級動作から
AB級動作に直流バイアス電圧を変更することにより、低
消費電力化を計るように動作させる。すなわち、基準電
圧発生部15の基準電圧値は入力信号の数に対応した段階
の信号を出力し、出力検出部13より出力される直流電圧
が低ければ可変バイアス部17により共通増幅部12の動作
クラスを、例えばA級からAB級に変更される。
示すように、複数個の入力端子11Aと1個の出力合成端
子を有する合成部11、合成部11の出力を共通増幅する共
通増幅部12、共通増幅部12の合成された増幅出力を検波
し、対応した直流電圧を出力する出力検出部13、この装
置の出力端子14、あらかじめ定められた基準電圧を発生
する基準電圧発生部15、出力検出部13の出力の直流電圧
と基準電圧発生部15より出力される基準電圧の比較制御
を行う制御部16、制御部6より出力される制御信号によ
り、共通増幅部12を駆動する可変バイアス部17を有して
いる。この共通装置の動作は、複数個の入力信号が合成
部11にて出力合成された後に、共通増幅部12にて共通増
幅され、複数個の搬送送信波として出力端子14に導かれ
る。一方、出力検出部13では複数個の搬送波の出力電力
和に対応した直流電圧を出力する。この直流電圧は制御
部16により基準電圧発生部15の基準電圧と比較制御さ
れ、出力信号は可変バイアス部17に送出され、可変バイ
アス部17の出力信号により、最終的に共通増幅部12の直
流バイアス電圧を制御して増幅利得を後述するAB級動作
に設定する。この種の共通増幅部12の特性としては、入
力信号同士の奇数次歪み、特に3次歪を所要値以下に抑
えるために、例えばA級動作にする必要があり、無入力
信号時においても常にA級動作のまま動作させる場合も
ある。しかしながら、通常入力信号の数が少ない場合に
は所要の3次歪み減衰量を確保しながら、A級動作から
AB級動作に直流バイアス電圧を変更することにより、低
消費電力化を計るように動作させる。すなわち、基準電
圧発生部15の基準電圧値は入力信号の数に対応した段階
の信号を出力し、出力検出部13より出力される直流電圧
が低ければ可変バイアス部17により共通増幅部12の動作
クラスを、例えばA級からAB級に変更される。
上述した従来の共通増幅装置においては、出力検出部
に使用される検波ダイオードが、通常のダイオードで所
要帯域内において検波能率の周波数特性を持たずまた通
常の自乗特性を有する検波ダイオードなので、出力電力
和に対応した直流電圧を発生する機能しか有しておら
ず、複数個の入力信号に大きな振幅差がある場合には、
入力信号の数が少ないにもかかわらず、入力信号の数が
多く3次歪の混変調が多い場合と同様な誤った判断がな
される欠点があった。したがって共通増幅部の電流制御
が不完全となり、AB級動作による低消費電力化の目的も
達することができない欠点もあった。
に使用される検波ダイオードが、通常のダイオードで所
要帯域内において検波能率の周波数特性を持たずまた通
常の自乗特性を有する検波ダイオードなので、出力電力
和に対応した直流電圧を発生する機能しか有しておら
ず、複数個の入力信号に大きな振幅差がある場合には、
入力信号の数が少ないにもかかわらず、入力信号の数が
多く3次歪の混変調が多い場合と同様な誤った判断がな
される欠点があった。したがって共通増幅部の電流制御
が不完全となり、AB級動作による低消費電力化の目的も
達することができない欠点もあった。
本発明の共通増幅装置は、複数個の搬送送信波を入力
し1個の合成信号を出力する合成部と、前記合成部によ
り合成された搬送波出力信号を増幅する共通増幅部と、
前記共通増幅部の出力を出力端子に伝達するとともにこ
の一部の出力を分岐する分岐部と、この分岐出力信号を
受信して複数個の搬送波信号を順次掃引し各搬送波信号
ごとにパルスを発生する高速自動掃引形受信部と、前記
パルスの数を計測し、あらかじめ定められた複数個のし
きい値と比較した後にがい当する制御信号を出力する計
測処理部と、前記制御信号により前記共通増幅部の直流
バイアス電圧を出力する可変バイアス部とを有する。
し1個の合成信号を出力する合成部と、前記合成部によ
り合成された搬送波出力信号を増幅する共通増幅部と、
前記共通増幅部の出力を出力端子に伝達するとともにこ
の一部の出力を分岐する分岐部と、この分岐出力信号を
受信して複数個の搬送波信号を順次掃引し各搬送波信号
ごとにパルスを発生する高速自動掃引形受信部と、前記
パルスの数を計測し、あらかじめ定められた複数個のし
きい値と比較した後にがい当する制御信号を出力する計
測処理部と、前記制御信号により前記共通増幅部の直流
バイアス電圧を出力する可変バイアス部とを有する。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。
第1図において複数個の入力信号は、入力端子1Aと1個
の出力合成端子を有する合成部1に入力された後に共通
増幅部2にて共通増幅される。共通増幅された複数個の
搬送送信波は分岐部3をへて出力端子4に導かれる。一
方、分岐部3は複数個の搬送送信波の出力電力の一部を
分岐し、高速自動掃引形受信部5に供給される。この高
速自動掃引形受信部5は、所要帯域幅が20MHzで、搬送
波周波数間隔が12.5KHzとすると1600個の搬送波周波数
に受信可能であり、常時掃引し受信する搬送波の数を計
数している。すなわち複数搬送波を受信した時には出力
信号として対応する数のパルスを発生し、計測処理部6
に供給される。計測処理部6では、入力されるパルスの
数を計測することにより、現時点における搬送波の数を
検出し、搬送波の数と3次歪から定められたAB級動作の
あらかじめ定められた一定値と比較し、設定すべき値を
可変バイアス部7に制御信号として送出する。搬送波の
数があらかじめ定められた一定値より小さい場合、前記
制御信号は例えば低レベルとなり可変バイアス部7は、
共通増幅部2に対して低レベルの信号を送出し、共通増
幅部2の動作クラスはA級よりAB級に変更される。な
お、この状態においても3次歪み減衰量が所要値以下に
低下していることは言うまでもない。
の出力合成端子を有する合成部1に入力された後に共通
増幅部2にて共通増幅される。共通増幅された複数個の
搬送送信波は分岐部3をへて出力端子4に導かれる。一
方、分岐部3は複数個の搬送送信波の出力電力の一部を
分岐し、高速自動掃引形受信部5に供給される。この高
速自動掃引形受信部5は、所要帯域幅が20MHzで、搬送
波周波数間隔が12.5KHzとすると1600個の搬送波周波数
に受信可能であり、常時掃引し受信する搬送波の数を計
数している。すなわち複数搬送波を受信した時には出力
信号として対応する数のパルスを発生し、計測処理部6
に供給される。計測処理部6では、入力されるパルスの
数を計測することにより、現時点における搬送波の数を
検出し、搬送波の数と3次歪から定められたAB級動作の
あらかじめ定められた一定値と比較し、設定すべき値を
可変バイアス部7に制御信号として送出する。搬送波の
数があらかじめ定められた一定値より小さい場合、前記
制御信号は例えば低レベルとなり可変バイアス部7は、
共通増幅部2に対して低レベルの信号を送出し、共通増
幅部2の動作クラスはA級よりAB級に変更される。な
お、この状態においても3次歪み減衰量が所要値以下に
低下していることは言うまでもない。
以上説明したように本発明は、高速自動掃引形受信部
で搬送波の数を検出することにより、的確かつ、高速に
共通増幅部の電流制御を行なうことができるので、共通
増幅装置の低消費電力化を容易に実現できる効果があ
る。一方、時間的に送信搬送波の数を検出することによ
り、無線送信システムにおける呼量を把握することがで
きるという他の目的にも使用できる効果がある。
で搬送波の数を検出することにより、的確かつ、高速に
共通増幅部の電流制御を行なうことができるので、共通
増幅装置の低消費電力化を容易に実現できる効果があ
る。一方、時間的に送信搬送波の数を検出することによ
り、無線送信システムにおける呼量を把握することがで
きるという他の目的にも使用できる効果がある。
第1図は、本発明の一実施例のブロック図、第2図は、
従来の共通増幅装置のブロック図である。 1,11……合成部、2,12……共通増幅部、3……分岐部、
4,14……出力端子、5……高速自動掃引形受信部、6…
…計測処理部、7,17……可変バイアス部、13……出力検
出部、15……基準電圧発生部、16……制御部。
従来の共通増幅装置のブロック図である。 1,11……合成部、2,12……共通増幅部、3……分岐部、
4,14……出力端子、5……高速自動掃引形受信部、6…
…計測処理部、7,17……可変バイアス部、13……出力検
出部、15……基準電圧発生部、16……制御部。
Claims (1)
- 【請求項1】複数個の搬送送信波を入力し1個の合成信
号を出力する合成部と、前記合成部により合成された搬
送波出力信号を増幅する共通増幅部と、前記共通増幅部
の出力を出力端子に伝達するとともにこの一部の出力を
分岐する分岐部と、この分岐出力信号を受信して複数個
の搬送波信号を順次掃引し各搬送波信号ごとにパルスを
発生する高速自動掃引形受信部と、前記パルスの数を計
測し、あらかじめ定められた複数個のしきい値と比較し
た後にがい当する制御信号を出力する計測処理部と、前
記制御信号により前記共通増幅部の直流バイアス電圧を
出力する可変バイアス部とを有することを特徴とする共
通増幅装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3889090A JP2969730B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 共通増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3889090A JP2969730B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 共通増幅装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03241907A JPH03241907A (ja) | 1991-10-29 |
JP2969730B2 true JP2969730B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=12537806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3889090A Expired - Fee Related JP2969730B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 共通増幅装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2969730B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-19 JP JP3889090A patent/JP2969730B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03241907A (ja) | 1991-10-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |