JP2969551B2 - 撮影法 - Google Patents
撮影法Info
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- JP2969551B2 JP2969551B2 JP7076601A JP7660195A JP2969551B2 JP 2969551 B2 JP2969551 B2 JP 2969551B2 JP 7076601 A JP7076601 A JP 7076601A JP 7660195 A JP7660195 A JP 7660195A JP 2969551 B2 JP2969551 B2 JP 2969551B2
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- JP
- Japan
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- speed
- irradiation
- time
- light source
- spray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は例えばディーゼル噴射の
検査法に有用となる擬似高速撮影法に係わるものであ
る。
検査法に有用となる擬似高速撮影法に係わるものであ
る。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在、
生産現場におけるディーゼル噴射ノズルの検査は、噴射
口の形状を計測器や目視で観察する方法が取られてい
る。しかし、実際にはノズルから生成される噴霧検査の
必要性が求められている。ノズルから吹き出す噴霧は秒
速１００ｍ／秒を越えることから噴霧を目視で観察する
ことは不可能である。
生産現場におけるディーゼル噴射ノズルの検査は、噴射
口の形状を計測器や目視で観察する方法が取られてい
る。しかし、実際にはノズルから生成される噴霧検査の
必要性が求められている。ノズルから吹き出す噴霧は秒
速１００ｍ／秒を越えることから噴霧を目視で観察する
ことは不可能である。
【０００３】一方数少ない大学や企業の研究開発段階で
は、高速度ビデオが用いられているが、価格が数千万円
もするために、普及しない状況がある。従って、周期的
な高速現象を対象とする安価（数十万円）で高速度ビデ
オと同等の役割を持つ撮影法を開発するところに本発明
の課題がある。
は、高速度ビデオが用いられているが、価格が数千万円
もするために、普及しない状況がある。従って、周期的
な高速現象を対象とする安価（数十万円）で高速度ビデ
オと同等の役割を持つ撮影法を開発するところに本発明
の課題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【０００５】周期的な高速現象を撮影対象とするもの
で、この撮影対象たる高速現像に照射する照射光源に制
御用の電子回路を付設して、照射時条件として、照射光
源の照射開始時間，照射タイミング及びその照射タイミ
ングを徐々に遅延させて行く遅延時間間隔，遅延時間を
繰り返す回数並びに照射を終了する終了時間を制御し
て、前記照射光源の発光間隔を周期的な高速現象におけ
る高速現象の周期より長く、前記遅延時間間隔を周期的
な高速現象における高速現象の周期より短くすることで
高速度ビデオと同等の撮影を行うことを特徴とする撮影
法に係るものである。
で、この撮影対象たる高速現像に照射する照射光源に制
御用の電子回路を付設して、照射時条件として、照射光
源の照射開始時間，照射タイミング及びその照射タイミ
ングを徐々に遅延させて行く遅延時間間隔，遅延時間を
繰り返す回数並びに照射を終了する終了時間を制御し
て、前記照射光源の発光間隔を周期的な高速現象におけ
る高速現象の周期より長く、前記遅延時間間隔を周期的
な高速現象における高速現象の周期より短くすることで
高速度ビデオと同等の撮影を行うことを特徴とする撮影
法に係るものである。
【０００６】
【作用】周期的な高速現象であるディーゼル噴射を撮影
して検査する実施例をもって本発明の作用について説明
する。
して検査する実施例をもって本発明の作用について説明
する。
【０００７】図１に示すようにディーゼル噴射ノズル１
が燃料を噴射する直前の電気信号（トリガー）を、本発
明の主要部である自動可変遅延装置２（Automatic Vari
ableRetarder 略称ＡＶＲ）に入力する。ＡＶＲは予め
設定された時間（遅延開始時間）だけ遅れて信号を光源
３へ出力する。光源３はこの信号により発光してディー
ゼル噴霧４を照射し、この散乱光をビデオカメラ５で撮
影する。
が燃料を噴射する直前の電気信号（トリガー）を、本発
明の主要部である自動可変遅延装置２（Automatic Vari
ableRetarder 略称ＡＶＲ）に入力する。ＡＶＲは予め
設定された時間（遅延開始時間）だけ遅れて信号を光源
３へ出力する。光源３はこの信号により発光してディー
ゼル噴霧４を照射し、この散乱光をビデオカメラ５で撮
影する。
【０００８】本発明の原理を示す図２のように、このＡ
ＶＲはその遅延開始時間を噴射毎に自動的に延長する
（延長された時間を遅延時間間隔と名付ける）が、これ
を１０μsecとし、１０サイクルのディーゼル噴霧４を
撮影した場合には時間を約１万倍に延ばしたことにな
る。またこれは噴霧の発達を１０μsec毎に記録したと
考えれば１秒間に１０万コマの高速度ビデオと同等の撮
影をしたことになる。実施例のビデオカメラ５は家庭用
で十分であり光源３と併せて数十万円で製作できる。現
在日本で市販されている高速度ビデオの最高速度は１秒
間４万コマであるが数千万円と高価格であるのに比べれ
ば本発明による撮影法はきわめて安価である。
ＶＲはその遅延開始時間を噴射毎に自動的に延長する
（延長された時間を遅延時間間隔と名付ける）が、これ
を１０μsecとし、１０サイクルのディーゼル噴霧４を
撮影した場合には時間を約１万倍に延ばしたことにな
る。またこれは噴霧の発達を１０μsec毎に記録したと
考えれば１秒間に１０万コマの高速度ビデオと同等の撮
影をしたことになる。実施例のビデオカメラ５は家庭用
で十分であり光源３と併せて数十万円で製作できる。現
在日本で市販されている高速度ビデオの最高速度は１秒
間４万コマであるが数千万円と高価格であるのに比べれ
ば本発明による撮影法はきわめて安価である。
【０００９】
【実施例】周期的な高速現象であるディーゼル噴射を撮
影して検査する実施例について説明する。
影して検査する実施例について説明する。
【００１０】本発明の主要部分は前述した自動可変遅延
装置２（ＡＶＲ）である。本実施例のＡＶＲの構成図を
図３に示す。ＡＶＲは、大きく分けると電子回路部と制
御部からなる。
装置２（ＡＶＲ）である。本実施例のＡＶＲの構成図を
図３に示す。ＡＶＲは、大きく分けると電子回路部と制
御部からなる。
【００１１】電子回路部は分周回路を用いた遅延回路で
ある。制御部はワンボードマイコン，表示部，制御プロ
グラム（図４），キーマトリックスから構成される。
ある。制御部はワンボードマイコン，表示部，制御プロ
グラム（図４），キーマトリックスから構成される。
【００１２】ディーゼル噴霧撮影に適用した場合の各部
の動作の説明を行う。キーマトリックスから制御プログ
ラムへ初期設定を入力する。入力内容は遅延開始時間
（噴霧の撮影開始時刻を決める）、遅延時間間隔（延長
されていく遅延時間の増加していく時間）、同一遅延回
数（噴霧を詳細に観察したり写真に取りたいときに同じ
遅延時間を繰り返す回数）、遅延終了時間である。入力
終了後、ＲＵＮキーを押すとＡＶＲの作動が開始する。
電子回路部はディーゼル噴射ノズル１が燃料を噴射する
直前の電気信号（トリガー）を、取り込み始める。この
信号はマイコンへ送られあらかじめ用意された制御プロ
グラムにより設定された手順で遅延回路の制御が行われ
る。同時にＡＶＲの作動状態を表示部の液晶表示器はマ
イコンの制御を受けて表示していく。遅延回路の出力は
あらかじめ設定された遅延時間を自動的に次々に変え
て、出力信号を光源３へ送っていく。
の動作の説明を行う。キーマトリックスから制御プログ
ラムへ初期設定を入力する。入力内容は遅延開始時間
（噴霧の撮影開始時刻を決める）、遅延時間間隔（延長
されていく遅延時間の増加していく時間）、同一遅延回
数（噴霧を詳細に観察したり写真に取りたいときに同じ
遅延時間を繰り返す回数）、遅延終了時間である。入力
終了後、ＲＵＮキーを押すとＡＶＲの作動が開始する。
電子回路部はディーゼル噴射ノズル１が燃料を噴射する
直前の電気信号（トリガー）を、取り込み始める。この
信号はマイコンへ送られあらかじめ用意された制御プロ
グラムにより設定された手順で遅延回路の制御が行われ
る。同時にＡＶＲの作動状態を表示部の液晶表示器はマ
イコンの制御を受けて表示していく。遅延回路の出力は
あらかじめ設定された遅延時間を自動的に次々に変え
て、出力信号を光源３へ送っていく。
【００１３】光源３は信号が送られる度に発光しディー
ゼル噴霧４を照射する。噴射の度に噴射してからの発光
開始時間は遅延時間間隔分だけ長くなるので観察や撮影
を暗室で行えば、噴霧４がゆっくりと発達しているよう
に捉えられる。
ゼル噴霧４を照射する。噴射の度に噴射してからの発光
開始時間は遅延時間間隔分だけ長くなるので観察や撮影
を暗室で行えば、噴霧４がゆっくりと発達しているよう
に捉えられる。
【００１４】従って、このような撮影法を擬似高速撮影
法と名付けた。通常の家庭用のビデオカメラは１秒間に
３０コマで、シャッター速度は１／６０秒（１コマの時
間の半分）である。従って、最高噴射速度３０サイクル
までは各噴射の画像を飛ばすことなくビデオへ記録する
ことができる。即ち、本実施例ではディーゼル噴霧４が
１０サイクルで遅延時間間隔が１０μsecであれば、実
時間0.10001秒（１０００１０μsec）の間に噴霧は１０
μsec動いたように見えるので１万倍のスローモーショ
ンの直接目視による観察や撮影が行える。更に各遅延時
間の観察を時間をかけて行いたい場合や写真撮影をした
い場合は遅延繰り返しｎを入力しておく。例えば、ｎ＝
１０入力した場合、１秒間は静止した噴霧を見ることが
できる。この場合、多少動きが円滑ではないが、１０万
倍のスローモーションの噴霧を作り出したとも考えるこ
とができる。
法と名付けた。通常の家庭用のビデオカメラは１秒間に
３０コマで、シャッター速度は１／６０秒（１コマの時
間の半分）である。従って、最高噴射速度３０サイクル
までは各噴射の画像を飛ばすことなくビデオへ記録する
ことができる。即ち、本実施例ではディーゼル噴霧４が
１０サイクルで遅延時間間隔が１０μsecであれば、実
時間0.10001秒（１０００１０μsec）の間に噴霧は１０
μsec動いたように見えるので１万倍のスローモーショ
ンの直接目視による観察や撮影が行える。更に各遅延時
間の観察を時間をかけて行いたい場合や写真撮影をした
い場合は遅延繰り返しｎを入力しておく。例えば、ｎ＝
１０入力した場合、１秒間は静止した噴霧を見ることが
できる。この場合、多少動きが円滑ではないが、１０万
倍のスローモーションの噴霧を作り出したとも考えるこ
とができる。
【００１５】本発明のシステム構成の発展例を図５に示
す。
す。
【００１６】(ａ)本発明にＣＣＤカメラを援用した場合 擬似高速撮影法における噴霧の観察にＣＣＤカメラを使
用すれば、工場の現場での騒音や臭いから隔絶した検査
室てリアルタイムの検査を行うことができる。
用すれば、工場の現場での騒音や臭いから隔絶した検査
室てリアルタイムの検査を行うことができる。
【００１７】ＣＣＤカメラで送られてくる画像を記録
し、画像処理を行いディーゼル噴霧の噴射角や速度など
を計算し検査の判断基準を作ることができる。
し、画像処理を行いディーゼル噴霧の噴射角や速度など
を計算し検査の判断基準を作ることができる。
【００１８】(ｂ)本発明とレーザ撮影法の組み合わせ 擬似高速撮影法は安価で簡便であることが特長である
が、解像力では劣る。従って、この方法で更に詳しく検
査を必要とされたノズルは高価で取り扱いに手がかかる
がもっとも解像力が優れているレーザ撮影により精密検
査を行う。この二つの方法の長所を組み合わせることに
より検査の能率と精密さを向上できる。
が、解像力では劣る。従って、この方法で更に詳しく検
査を必要とされたノズルは高価で取り扱いに手がかかる
がもっとも解像力が優れているレーザ撮影により精密検
査を行う。この二つの方法の長所を組み合わせることに
より検査の能率と精密さを向上できる。
【００１９】
【発明の効果】本発明は例えばディーゼル噴射の検査に
応用でき、次のような効果を発揮する。
応用でき、次のような効果を発揮する。
【００２０】１．安価で簡便に高速度ビデオと同等の撮
影ができる。
影ができる。
【００２１】２．検査現場でリアルタイムでスローモー
ションの噴霧の動きが観察できる。 ３．検査室を生産ラインから隔絶し労働環境を改善でき
る。
ションの噴霧の動きが観察できる。 ３．検査室を生産ラインから隔絶し労働環境を改善でき
る。
【００２２】４．画像処理による噴霧の特長を抽出した
ものと熱練工の検査判断基準を入力して比較することに
より検査の自動化への道が開ける。
ものと熱練工の検査判断基準を入力して比較することに
より検査の自動化への道が開ける。
【００２３】５．擬似高速度撮影法とレーザ撮影法とを
組み合わせそれぞれの長所を生かし検査の能率と精密さ
を向上できる。
組み合わせそれぞれの長所を生かし検査の能率と精密さ
を向上できる。
【００２４】６．ディーゼル噴射以外の他の周期的高速
現象にも適用できる。
現象にも適用できる。
【図１】本発明をディーゼル噴霧の撮影に実施した本実
施例の説明図である。
施例の説明図である。
【図２】本発明の原理を示す説明図である。
【図３】本発明の主要部である本実施例のＡＶＲの各部
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図４】本実施例の制御プログラムの流れ図を示す説明
図である。
図である。
【図５】本実施例のシステム構成の発展例を示す説明図
である。
である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｇ０３Ｂ 39/00 Ｇ０３Ｂ 39/00 Ｈ０４Ｎ 5/30 Ｈ０４Ｎ 5/30 5/335 5/335 Ｆ 7/18 7/18 Ｂ
Claims (1)
- 【請求項１】 周期的な高速現象を撮影対象とするもの
で、この撮影対象たる高速現像に照射する照射光源に制
御用の電子回路を付設して、照射時条件として、照射光
源の照射開始時間，照射タイミング及びその照射タイミ
ングを徐々に遅延させて行く遅延時間間隔，遅延時間を
繰り返す回数並びに照射を終了する終了時間を制御し
て、前記照射光源の発光間隔を周期的な高速現象におけ
る高速現象の周期より長く、前記遅延時間間隔を周期的
な高速現象における高速現象の周期より短くすることで
高速度ビデオと同等の撮影を行うことを特徴とする撮影
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7076601A JP2969551B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 撮影法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7076601A JP2969551B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 撮影法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08271956A JPH08271956A (ja) | 1996-10-18 |
| JP2969551B2 true JP2969551B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=13609855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7076601A Expired - Fee Related JP2969551B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 撮影法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2969551B2 (ja) |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP7076601A patent/JP2969551B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08271956A (ja) | 1996-10-18 |
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|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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