JP2967915B2 - 移動通信の情報収集方法及び移動通信端末 - Google Patents
移動通信の情報収集方法及び移動通信端末Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は移動通信端末の呼処理
を、移動通信交換機を介して端末情報データベースの情
報を参照して行うと共に、移動通信端末よりの情報収集
信号により、移動通信交換機、端末情報データベースを
介して、情報、例えば網内の音声蓄積装置にある留守番
メッセージの有無を該当する加入者に通知するサービス
を可能とした移動通信における情報収集方法と、これに
用いる移動通信端末に関する。
を、移動通信交換機を介して端末情報データベースの情
報を参照して行うと共に、移動通信端末よりの情報収集
信号により、移動通信交換機、端末情報データベースを
介して、情報、例えば網内の音声蓄積装置にある留守番
メッセージの有無を該当する加入者に通知するサービス
を可能とした移動通信における情報収集方法と、これに
用いる移動通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信網のサービスの一つとして、移
動通信端末の電源がOFFの状態であったり、移動通信
端末が移動通信網の電波の届かないエリア(圏外)に位
置するとき、また通話中などに着呼がある場合、着信者
への留守番メッセージを音声蓄積装置に蓄積する留守番
電話サービスがある。この留守番電話サービスにおい
て、移動通信端末に対して留守番メッセージの有無を速
やかに通知するために、移動通信端末の電源投入時や位
置登録時に留守番メッセージの有無を網から端末へ知ら
せる機能が必要になる。従来の技術においては、上記電
源投入、位置登録時に応じて留守番メッセージ有無を問
い合わせるために移動通信端末は情報収集信号を移動通
信交換機に送信し、移動通信交換機からの応答信号によ
り留守番メッセージの有無を判断していた。
動通信端末の電源がOFFの状態であったり、移動通信
端末が移動通信網の電波の届かないエリア(圏外)に位
置するとき、また通話中などに着呼がある場合、着信者
への留守番メッセージを音声蓄積装置に蓄積する留守番
電話サービスがある。この留守番電話サービスにおい
て、移動通信端末に対して留守番メッセージの有無を速
やかに通知するために、移動通信端末の電源投入時や位
置登録時に留守番メッセージの有無を網から端末へ知ら
せる機能が必要になる。従来の技術においては、上記電
源投入、位置登録時に応じて留守番メッセージ有無を問
い合わせるために移動通信端末は情報収集信号を移動通
信交換機に送信し、移動通信交換機からの応答信号によ
り留守番メッセージの有無を判断していた。
【0003】上記の移動通信端末からの情報収集信号に
よる留守番電話メッセージの有無の問い合わせの処理手
順を図を参照して説明する。この種の移動通信システム
の概略を図5に示す。音声蓄積装置11は回線を通じて
交換機12に接続され、移動通信端末13は無線の通信
回線を通じて無線基地局14と接続され、無線基地局1
4は加入者系移動通信交換機15と回線を通じて接続さ
れ、移動通信交換機15は交換機12と回線を通じて接
続され、交換機12及び15はそれぞれ端末情報データ
ベース(いわゆるホームメモリ)16と制御回線を通じ
て接続される。この端末情報データベース16と交換機
12,15との接続以外の上述における他の回線は通信
回線と制御回線とから構成されている。
よる留守番電話メッセージの有無の問い合わせの処理手
順を図を参照して説明する。この種の移動通信システム
の概略を図5に示す。音声蓄積装置11は回線を通じて
交換機12に接続され、移動通信端末13は無線の通信
回線を通じて無線基地局14と接続され、無線基地局1
4は加入者系移動通信交換機15と回線を通じて接続さ
れ、移動通信交換機15は交換機12と回線を通じて接
続され、交換機12及び15はそれぞれ端末情報データ
ベース(いわゆるホームメモリ)16と制御回線を通じ
て接続される。この端末情報データベース16と交換機
12,15との接続以外の上述における他の回線は通信
回線と制御回線とから構成されている。
【0004】音声蓄積装置11には留守番電話サービス
の契約をしている加入者(移動通信端末)ごとに留守番
メッセージのメッセージ件数、メッセージの受付時間、
メッセージ情報などが記憶されている。端末情報データ
ベース16は加入者(移動通信端末)ごとに、その在圏
ゾーン情報、契約サービス情報、その加入者に対するメ
ッセージが音声蓄積装置11内に蓄積されているか否か
を示すメッセージ有無情報などが記憶されている。
の契約をしている加入者(移動通信端末)ごとに留守番
メッセージのメッセージ件数、メッセージの受付時間、
メッセージ情報などが記憶されている。端末情報データ
ベース16は加入者(移動通信端末)ごとに、その在圏
ゾーン情報、契約サービス情報、その加入者に対するメ
ッセージが音声蓄積装置11内に蓄積されているか否か
を示すメッセージ有無情報などが記憶されている。
【0005】このシステムにおいて、この移動通信網へ
サービスエリア外にある移動通信端末や電源がオフの状
態の移動通信端末に対して発呼があった際、これらの移
動通信端末が留守番電話サービスに加入していれば発呼
者は留守番メッセージを音声蓄積装置11に録音するこ
とができる。即ち、図6に示すように、また移動通信端
末13が電源を入れると(S1)、移動通信端末13は
自分の場所を移動通信網に知らせるために位置登録処理
を行う(S2)、その後、移動通信端末13から情報収
集信号(留守番メッセージ問い合わせ信号)を移動通信
交換機15に送信する(S3)、これを受信した移動通
信交換機15は端末情報データベース16にアクセスし
て(S4)、その移動通信端末13のメッセージ有無情
報を読み出して返送してもらい(S5)、移動通信交換
機15では、その応答メッセージ有無情報がメッセージ
無しであれば移動通信端末13に、メッセージ無しを示
す留守番メッセージ問い合わせ応答信号を送出し(S
6)、前記応答メッセージ有無情報がメッセージ有りで
あれば、メッセージ有りを示す留守番メッセージ問い合
わせ応答信号を移動通信端末13へ送出する(S7)。
移動通信端末13はその表示器に受信した留守番メッセ
ージ問い合わせ応答信号の内容、つまり留守番メッセー
ジ有無を表示する(S8)。
サービスエリア外にある移動通信端末や電源がオフの状
態の移動通信端末に対して発呼があった際、これらの移
動通信端末が留守番電話サービスに加入していれば発呼
者は留守番メッセージを音声蓄積装置11に録音するこ
とができる。即ち、図6に示すように、また移動通信端
末13が電源を入れると(S1)、移動通信端末13は
自分の場所を移動通信網に知らせるために位置登録処理
を行う(S2)、その後、移動通信端末13から情報収
集信号(留守番メッセージ問い合わせ信号)を移動通信
交換機15に送信する(S3)、これを受信した移動通
信交換機15は端末情報データベース16にアクセスし
て(S4)、その移動通信端末13のメッセージ有無情
報を読み出して返送してもらい(S5)、移動通信交換
機15では、その応答メッセージ有無情報がメッセージ
無しであれば移動通信端末13に、メッセージ無しを示
す留守番メッセージ問い合わせ応答信号を送出し(S
6)、前記応答メッセージ有無情報がメッセージ有りで
あれば、メッセージ有りを示す留守番メッセージ問い合
わせ応答信号を移動通信端末13へ送出する(S7)。
移動通信端末13はその表示器に受信した留守番メッセ
ージ問い合わせ応答信号の内容、つまり留守番メッセー
ジ有無を表示する(S8)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような情報収集信
号を移動通信端末から送出して、各種の情報を取得する
サービスが増加してくることが予測される。その場合、
情報収集信号が増加し、移動通信交換機で処理する信号
トラヒックが一時的に過大になり、処理能力以上になっ
てしまうことが考えられる。そうすると、移動通信網と
しての本来の機能である移動通信端末と他動移動通信端
末または固定通信端末との間の発呼処理及び着呼処理を
行って相互に接続して行う通話やファクシミリ、その他
の通信(以下呼処理通信と記す)が一時的に行えなくな
る。
号を移動通信端末から送出して、各種の情報を取得する
サービスが増加してくることが予測される。その場合、
情報収集信号が増加し、移動通信交換機で処理する信号
トラヒックが一時的に過大になり、処理能力以上になっ
てしまうことが考えられる。そうすると、移動通信網と
しての本来の機能である移動通信端末と他動移動通信端
末または固定通信端末との間の発呼処理及び着呼処理を
行って相互に接続して行う通話やファクシミリ、その他
の通信(以下呼処理通信と記す)が一時的に行えなくな
る。
【0007】また現在の移動通信端末では、その端末自
体では例えば留守番電話サービスに加入しているか否か
の判断ができず、留守番電話サービスの契約をしていな
い移動通信端末でも電源をオンにした場合、位置登録処
理をした後、留守番メッセージ問い合わせ信号の送出を
自動的に行うようになっている。このため無駄な情報収
集信号が送出され、移動通信網において無駄な処理がな
されることになり、これがトラヒック輻輳時に、有効な
呼処理信号に対する処理が行えなくなるおそれがある。
なお移動通信端末自体に、留守番電話サービス契約をし
ているか否かを例えばROMに記憶させることも考えら
れるが、移動通信網に加入した後に、留守番電話サービ
ス契約をすると、その移動通信端末をいちいち、そのこ
とをROMに記憶させるためにその移動通信網の事業者
に持っていく必要があり、また移動通信網加入時に留守
番電話サービス契約をする場合も、そのROMに書込み
ができるような、例えば営業所でなければならず、その
能力がない所ではそれができる所へ、その移動通信端末
を持って行かねばならない。これらの点で現在の所、移
動通信端末自体では留守番電話サービス契約しているか
否かを判断できない構成となっている。
体では例えば留守番電話サービスに加入しているか否か
の判断ができず、留守番電話サービスの契約をしていな
い移動通信端末でも電源をオンにした場合、位置登録処
理をした後、留守番メッセージ問い合わせ信号の送出を
自動的に行うようになっている。このため無駄な情報収
集信号が送出され、移動通信網において無駄な処理がな
されることになり、これがトラヒック輻輳時に、有効な
呼処理信号に対する処理が行えなくなるおそれがある。
なお移動通信端末自体に、留守番電話サービス契約をし
ているか否かを例えばROMに記憶させることも考えら
れるが、移動通信網に加入した後に、留守番電話サービ
ス契約をすると、その移動通信端末をいちいち、そのこ
とをROMに記憶させるためにその移動通信網の事業者
に持っていく必要があり、また移動通信網加入時に留守
番電話サービス契約をする場合も、そのROMに書込み
ができるような、例えば営業所でなければならず、その
能力がない所ではそれができる所へ、その移動通信端末
を持って行かねばならない。これらの点で現在の所、移
動通信端末自体では留守番電話サービス契約しているか
否かを判断できない構成となっている。
【0008】呼処理通信以外の情報収集信号による情報
を得るサービスが増加すると、以上述べたように情報収
集信号による呼処理通信の処理が一時的に不能になるお
それが生じる。
を得るサービスが増加すると、以上述べたように情報収
集信号による呼処理通信の処理が一時的に不能になるお
それが生じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の情報収
集方法によれば、移動通信交換機で処理する信号トラヒ
ック量がしきい値より大か否かを監視し、移動通信端末
は、情報収集可否記憶部を有し、その情報収集可否記憶
部の記憶内容が規制中の場合は、情報収集信号の送出を
禁止し、上記記憶内容が非規制中の場合は情報収集信号
の送出を可能とし、移動通信交換機は上記信号トラヒッ
ク量が上記しきい値より大であれば情報収集の規制を示
す情報収集可否情報を移動通信端末へ送出し、上記規制
を示す情報収集可否情報を受信した上記移動通信端末
は、上記情報収集可否記憶部の記憶内容を規制中とす
る。
集方法によれば、移動通信交換機で処理する信号トラヒ
ック量がしきい値より大か否かを監視し、移動通信端末
は、情報収集可否記憶部を有し、その情報収集可否記憶
部の記憶内容が規制中の場合は、情報収集信号の送出を
禁止し、上記記憶内容が非規制中の場合は情報収集信号
の送出を可能とし、移動通信交換機は上記信号トラヒッ
ク量が上記しきい値より大であれば情報収集の規制を示
す情報収集可否情報を移動通信端末へ送出し、上記規制
を示す情報収集可否情報を受信した上記移動通信端末
は、上記情報収集可否記憶部の記憶内容を規制中とす
る。
【0010】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて移動通信交換機は上記信号トラヒック量がしきい値
以下で情報収集の規制の解除を示す情報収集可否情報を
移動通信端末へ送出し、上記解除を示す情報収集可否情
報を受信した移動通信端末は、その情報収集可否記憶部
の記憶内容を非規制中にする。請求項3の発明では、請
求項2の発明において解除を示す情報収集可否情報を移
動通信端末に対する呼処理信号に含めて送出する。
いて移動通信交換機は上記信号トラヒック量がしきい値
以下で情報収集の規制の解除を示す情報収集可否情報を
移動通信端末へ送出し、上記解除を示す情報収集可否情
報を受信した移動通信端末は、その情報収集可否記憶部
の記憶内容を非規制中にする。請求項3の発明では、請
求項2の発明において解除を示す情報収集可否情報を移
動通信端末に対する呼処理信号に含めて送出する。
【0011】請求項4の発明によれば、請求項2の発明
で解除を示す情報収集可否情報を、上記信号トラヒック
量がしきい値以下になったときに、移動通信端末に共通
の無線制御チャネルを通じて送出する。請求項5の発明
によれば、請求項1の発明で移動通信端末は、上記記憶
部の記憶内容を規制中にした後に、適当な時間が経過す
ると、上記記憶内容を非規制中にする。
で解除を示す情報収集可否情報を、上記信号トラヒック
量がしきい値以下になったときに、移動通信端末に共通
の無線制御チャネルを通じて送出する。請求項5の発明
によれば、請求項1の発明で移動通信端末は、上記記憶
部の記憶内容を規制中にした後に、適当な時間が経過す
ると、上記記憶内容を非規制中にする。
【0012】請求項6の発明によれば、請求項1の発明
で規制を示す情報可否情報の送出は情報収集信号の受信
時にその応答として対応移動通信端末へ送出する。請求
項7の発明によれば、請求項1の発明で規制を示す情報
収集可否情報の送出は呼処理信号に含めて行う。請求項
8の発明の情報収集方法によれば、端末情報データベー
スは、上記情報収集が許容かの参照に対し、その情報収
集が許容されていない場合は、その移動通信端末に対
し、その情報収集の規制を示す情報収集可否情報を送出
し、移動通信端末は情報収集可否記憶部を有し、その記
憶部の記憶内容が規制中の場合は、情報収集信号の送出
を禁止し、上記記憶内容が非規制中の場合に情報収集信
号の送出を可能とし、上記規制を示す情報収集可否情報
を受信すると、上記記憶部の記憶内容を規制中にする。
で規制を示す情報可否情報の送出は情報収集信号の受信
時にその応答として対応移動通信端末へ送出する。請求
項7の発明によれば、請求項1の発明で規制を示す情報
収集可否情報の送出は呼処理信号に含めて行う。請求項
8の発明の情報収集方法によれば、端末情報データベー
スは、上記情報収集が許容かの参照に対し、その情報収
集が許容されていない場合は、その移動通信端末に対
し、その情報収集の規制を示す情報収集可否情報を送出
し、移動通信端末は情報収集可否記憶部を有し、その記
憶部の記憶内容が規制中の場合は、情報収集信号の送出
を禁止し、上記記憶内容が非規制中の場合に情報収集信
号の送出を可能とし、上記規制を示す情報収集可否情報
を受信すると、上記記憶部の記憶内容を規制中にする。
【0013】請求項9の発明によれば、請求項8の発明
で端末情報データベースはその情報収集を許容している
か否かの情報が非許容から許容に変更されると、対応す
る移動通信端末に対し、上記情報収集規制の解除を示す
情報収集可否情報を送出し、その解除を示す情報可否情
報を受信した移動通信端末は、その記憶部の記憶内容を
非規制中にする。
で端末情報データベースはその情報収集を許容している
か否かの情報が非許容から許容に変更されると、対応す
る移動通信端末に対し、上記情報収集規制の解除を示す
情報収集可否情報を送出し、その解除を示す情報可否情
報を受信した移動通信端末は、その記憶部の記憶内容を
非規制中にする。
【0014】請求項10の発明の移動通信端末によれ
ば、規制中か非規制中かのいずれかが記憶される情報収
集可否記憶部と、情報収集信号の送出要求が発生する
と、上記情報収集可否記憶部の記憶内容を読み出し、そ
の読み出された記憶内容が非規制中であれば、上記情報
収集信号を送出し、読み出された記憶内容が規制中であ
れば、上記情報収集信号の送出を禁止する手段を具備す
る。
ば、規制中か非規制中かのいずれかが記憶される情報収
集可否記憶部と、情報収集信号の送出要求が発生する
と、上記情報収集可否記憶部の記憶内容を読み出し、そ
の読み出された記憶内容が非規制中であれば、上記情報
収集信号を送出し、読み出された記憶内容が規制中であ
れば、上記情報収集信号の送出を禁止する手段を具備す
る。
【0015】請求項11の発明によれば、請求項10の
発明で情報可否情報を受信する手段と、その受信した情
報可否情報が規制であるかを判断する手段と、その判断
が規制であると判断されると、上記情報収集可否記憶部
の記憶内容を規制中とし、上記判断が規制でなければ上
記記憶内容を非規制中とする手段とを具備する。
発明で情報可否情報を受信する手段と、その受信した情
報可否情報が規制であるかを判断する手段と、その判断
が規制であると判断されると、上記情報収集可否記憶部
の記憶内容を規制中とし、上記判断が規制でなければ上
記記憶内容を非規制中とする手段とを具備する。
【0016】
【実施例】以下請求項1の発明を収集情報として留守番
電話メッセージを収集する場合に適用した実施例を図面
を参照して説明する。この発明の情報収集方法が適用さ
れる移動通信システムの概略を図1に、図5と対応する
部分に同一符号を付けて示す。移動通信端末13には情
報収集可否記憶部21が設けられ、この記憶部21には
規制中を示す情報“1”または非規制中を示す情報
“0”のいずれかが記憶される。また加入者系移動通信
交換機15には、この交換機15で処理する信号トラヒ
ックの量がしきい値X以上か否かを監視し、しきい値X
はこの交換機15の処理限度より小さいが、これに比較
的近い値である。
電話メッセージを収集する場合に適用した実施例を図面
を参照して説明する。この発明の情報収集方法が適用さ
れる移動通信システムの概略を図1に、図5と対応する
部分に同一符号を付けて示す。移動通信端末13には情
報収集可否記憶部21が設けられ、この記憶部21には
規制中を示す情報“1”または非規制中を示す情報
“0”のいずれかが記憶される。また加入者系移動通信
交換機15には、この交換機15で処理する信号トラヒ
ックの量がしきい値X以上か否かを監視し、しきい値X
はこの交換機15の処理限度より小さいが、これに比較
的近い値である。
【0017】いま移動通信端末13の記憶部21の記憶
内容が非規制中“0”であり、かつ移動通信交換機15
の処理信号トラヒック量がしきい値Xを越えている状態
にあったとする。この状態で前述と同様に、例えば移動
通信端末13で電源をオンにし、これに基づき位置登録
処理を行い(図2で省略してある)、その後、留守番メ
ッセージ問い合わせ信号(情報収集信号)23が送出さ
れる(S3)、この情報収集信号を受信した移動通信交
換機15は従来と同様に、端末情報データベース16に
対し、情報読み出し要求を出し(S4)、端末情報デー
タベース16から、その移動通信端末13に対する留守
番電話メッセージ有無情報を情報読み出し応答として受
け取る(S5)。このメッセージ有無情報を移動通信端
末13へ留守番メッセージ問い合わせ応答信号24を送
出する際に、前述したように、移動通信交換機15はそ
の処理通信トラヒック量がしきい値Xを越えているた
め、応答信号24に1ビットの情報収集可否情報25を
規制を示す情報“1”として付加して送出する(S
9)。
内容が非規制中“0”であり、かつ移動通信交換機15
の処理信号トラヒック量がしきい値Xを越えている状態
にあったとする。この状態で前述と同様に、例えば移動
通信端末13で電源をオンにし、これに基づき位置登録
処理を行い(図2で省略してある)、その後、留守番メ
ッセージ問い合わせ信号(情報収集信号)23が送出さ
れる(S3)、この情報収集信号を受信した移動通信交
換機15は従来と同様に、端末情報データベース16に
対し、情報読み出し要求を出し(S4)、端末情報デー
タベース16から、その移動通信端末13に対する留守
番電話メッセージ有無情報を情報読み出し応答として受
け取る(S5)。このメッセージ有無情報を移動通信端
末13へ留守番メッセージ問い合わせ応答信号24を送
出する際に、前述したように、移動通信交換機15はそ
の処理通信トラヒック量がしきい値Xを越えているた
め、応答信号24に1ビットの情報収集可否情報25を
規制を示す情報“1”として付加して送出する(S
9)。
【0018】この応答信号24を受信した移動通信端末
13はその情報収集可否記憶部21の記憶内容を規制中
“1”にする(S10)。またその移動通信端末13は
記憶部21の記憶内容が規制中“1”の場合は、留守番
メッセージ問い合わせ信号(情報収集信号)の送出を禁
止する(S11)。このようにして、この移動通信網に
おける情報収集信号のトラヒック量が減少して行き、呼
処理通信がトラヒック輻輳により接続不能になるおそれ
が少なくなる。
13はその情報収集可否記憶部21の記憶内容を規制中
“1”にする(S10)。またその移動通信端末13は
記憶部21の記憶内容が規制中“1”の場合は、留守番
メッセージ問い合わせ信号(情報収集信号)の送出を禁
止する(S11)。このようにして、この移動通信網に
おける情報収集信号のトラヒック量が減少して行き、呼
処理通信がトラヒック輻輳により接続不能になるおそれ
が少なくなる。
【0019】移動通信交換機15において処理する信号
トラヒック量がしきい値X以下になると、その後に、移
動通信交換機15においてなされる呼処理信号26、つ
まり発呼処理、または着呼処理に基づく信号に1ビット
の情報収集可否情報27を解除を示す“0”にして付加
して移動通信端末13へ送出する(S12)。この情報
収集可否情報27の“0”の付加は、先に情報収集可否
情報25を“1”として送出した移動通信端末に対する
呼処理信号に対してのみ行ってもよいが、そのようにす
ると、そのための管理が必要となるため、呼処理信号2
6の特定ビットを情報収集可否情報27とし、信号トラ
ヒック量がしきい値X以下であれば、いずれの移動通信
端末へ送出する呼処理信号26に対しても、その情報収
集可否情報27を解除“0”として送出すればよい。
トラヒック量がしきい値X以下になると、その後に、移
動通信交換機15においてなされる呼処理信号26、つ
まり発呼処理、または着呼処理に基づく信号に1ビット
の情報収集可否情報27を解除を示す“0”にして付加
して移動通信端末13へ送出する(S12)。この情報
収集可否情報27の“0”の付加は、先に情報収集可否
情報25を“1”として送出した移動通信端末に対する
呼処理信号に対してのみ行ってもよいが、そのようにす
ると、そのための管理が必要となるため、呼処理信号2
6の特定ビットを情報収集可否情報27とし、信号トラ
ヒック量がしきい値X以下であれば、いずれの移動通信
端末へ送出する呼処理信号26に対しても、その情報収
集可否情報27を解除“0”として送出すればよい。
【0020】この呼処理信号26を受信した移動通信端
末13は記憶部21の記憶内容を非規制中“0”にする
(S13)。従って、その後はその移動通信端末13か
ら情報収集信号の送出が可能となる(S14)。以上の
説明により明らかなように、この発明による移動通信端
末13(請求項10,11の発明)は図3に示すよう
に、情報収集信号の送出要求が発生すると(S15)、
情報収集可否記憶部21を読み出し(S16)、その読
み出された内容が規制中“1”であるかを調べ(S1
7)、“1”であればその情報収集信号の送出は禁止し
(S18)、読み出された内容が非規制中“0”であれ
ばその情報収集信号を送出する(S19)。
末13は記憶部21の記憶内容を非規制中“0”にする
(S13)。従って、その後はその移動通信端末13か
ら情報収集信号の送出が可能となる(S14)。以上の
説明により明らかなように、この発明による移動通信端
末13(請求項10,11の発明)は図3に示すよう
に、情報収集信号の送出要求が発生すると(S15)、
情報収集可否記憶部21を読み出し(S16)、その読
み出された内容が規制中“1”であるかを調べ(S1
7)、“1”であればその情報収集信号の送出は禁止し
(S18)、読み出された内容が非規制中“0”であれ
ばその情報収集信号を送出する(S19)。
【0021】また情報収集可否情報27を受信する(S
20)と、その情報27を情報収集可否記憶部21に記
憶する。上述においては、移動通信交換機15は情報収
集信号23を受信すると、信号トラヒック量がしきい値
X以上でも、端末情報データベース16に対して読み出
し要求を行い、その応答結果を応答信号24として移動
通信端末13へ送出したが、信号トラヒック量がしきい
値X以上の場合は、端末情報データベース16への読み
出し要求を行うことなく、直ちに情報収集可否情報25
を規制“1”とした応答信号23を移動通信端末13へ
送出してもよい。
20)と、その情報27を情報収集可否記憶部21に記
憶する。上述においては、移動通信交換機15は情報収
集信号23を受信すると、信号トラヒック量がしきい値
X以上でも、端末情報データベース16に対して読み出
し要求を行い、その応答結果を応答信号24として移動
通信端末13へ送出したが、信号トラヒック量がしきい
値X以上の場合は、端末情報データベース16への読み
出し要求を行うことなく、直ちに情報収集可否情報25
を規制“1”とした応答信号23を移動通信端末13へ
送出してもよい。
【0022】また移動通信交換機15は、その信号トラ
ヒック量がしきい値Xを越えるといずれの移動通信端末
への呼処理信号の特定ビットを情報収集可否情報25と
して規制“1”を付加して送出してもよい。つまり、移
動通信交換機15はどの呼処理信号に対しても、その特
定ビットに1ビットを情報収集可否情報として、信号ト
ラヒック量がしきい値X以上で規制“1”を、しきい値
以下で解除“0”を常に送出するようにしてもよい。
ヒック量がしきい値Xを越えるといずれの移動通信端末
への呼処理信号の特定ビットを情報収集可否情報25と
して規制“1”を付加して送出してもよい。つまり、移
動通信交換機15はどの呼処理信号に対しても、その特
定ビットに1ビットを情報収集可否情報として、信号ト
ラヒック量がしきい値X以上で規制“1”を、しきい値
以下で解除“0”を常に送出するようにしてもよい。
【0023】更に、移動通信交換機15で信号トラヒッ
ク量がしきい値X以上からX以下になると、各移動通信
端末に共通に受信される共通の制御チャネルを通じて情
報収集可否情報27を解除“0”として送出し、移動通
信端末13を一斉にその記憶部21の記憶内容を非規制
状態としてもよい。このようにすると、移動通信端末に
よってはこれに対する呼処理信号の発生が少ない場合で
も、いつまでも情報収集信号の送出が禁止された状態に
なることが防止される。
ク量がしきい値X以上からX以下になると、各移動通信
端末に共通に受信される共通の制御チャネルを通じて情
報収集可否情報27を解除“0”として送出し、移動通
信端末13を一斉にその記憶部21の記憶内容を非規制
状態としてもよい。このようにすると、移動通信端末に
よってはこれに対する呼処理信号の発生が少ない場合で
も、いつまでも情報収集信号の送出が禁止された状態に
なることが防止される。
【0024】また移動通信交換機15から規制解除を行
う場合に限らず、例えば図3Bに示すように移動通信端
末13において記憶部21が規制中“1”にされると
(S23)、その後、適当な時間が経過すると(S2
4)、移動通信端末13自体で記憶部21の記憶内容を
非規制中“0”に自動的に書き替えるようにしてもよい
(S25)。このようにしても、移動通信交換機15の
通信トラヒック量がしきい値Xを越えるのが一時的であ
るから、その移動通信端末13から情報収集信号23が
送出されたときは、移動通信交換機15の通信トラヒッ
ク量がしきい値X以下の状態になっている可能性も可成
りある。
う場合に限らず、例えば図3Bに示すように移動通信端
末13において記憶部21が規制中“1”にされると
(S23)、その後、適当な時間が経過すると(S2
4)、移動通信端末13自体で記憶部21の記憶内容を
非規制中“0”に自動的に書き替えるようにしてもよい
(S25)。このようにしても、移動通信交換機15の
通信トラヒック量がしきい値Xを越えるのが一時的であ
るから、その移動通信端末13から情報収集信号23が
送出されたときは、移動通信交換機15の通信トラヒッ
ク量がしきい値X以下の状態になっている可能性も可成
りある。
【0025】前記記憶部21を規制中“1”にしてから
適当な時間後ということは、前記信号トラヒック量の予
測される変動、つまり、予測される継続してしきい値X
以上となっている時間程度後であり、これをタイマなど
で所定時間に設定してもよく、移動通信端末13で行わ
れている定常的なプログラム処理におけるある処理とな
ると、非規制中“0”に書き替えるようにしてもよい。
更に、図3Aに点線枠で示すように情報収集信号23の
送出が禁止されると(S18)、これより所定時間の経
過を待ち(S26)、その所定時間経過すると記憶部2
1を非規制中“0”に書き替えてもよい(S27)。
適当な時間後ということは、前記信号トラヒック量の予
測される変動、つまり、予測される継続してしきい値X
以上となっている時間程度後であり、これをタイマなど
で所定時間に設定してもよく、移動通信端末13で行わ
れている定常的なプログラム処理におけるある処理とな
ると、非規制中“0”に書き替えるようにしてもよい。
更に、図3Aに点線枠で示すように情報収集信号23の
送出が禁止されると(S18)、これより所定時間の経
過を待ち(S26)、その所定時間経過すると記憶部2
1を非規制中“0”に書き替えてもよい(S27)。
【0026】次に請求項8の発明の方法の実施例を、留
守番メッセージ有無情報収集に適用した場合につき、図
4を参照して説明する。留守番サービスを契約していな
い移動通信端末13が1回目の電源投入が行われ(S
1)、これに基づき位置登録処理が行われ(S3)、そ
の後情報収集信号24である留守番メッセージ問い合わ
せ信号が移動通信交換機15に送出される(S3)。移
動通信交換機15から端末情報データベース16に向け
て、移動通信端末13が留守番サービスを許容されてい
るかいないかを問い合わせる(S4)。端末情報データ
ベース16からは移動通信交換機15にその応答信号が
送信されるが(S5)、移動通信端末13が留守番サー
ビス非許容(未加入者)である場合、端末情報データベ
ース16はこの応答信号の中に留守番サービス非許容者
であることを表すビット1(規制中)、つまり情報収集
可否情報29を規制“1”に設定して送信する(留守番
サービス許容の場合は、情報収集可否情報29を解除
“0”にして送信する)。この信号を受信した移動通信
交換機15は留守番メッセージで問い合わせ応答信号2
4の特定ビットの情報収集可否情報25を規制“1”に
して移動通信端末13に送信する(S6)。移動通信端
末13では受信した留守番メッセージ問い合わせ応答信
号24を見て、内部にある記憶部21に“1”(規制
中)を書込む(S10)。従ってそれ以降は情報収集信
号の送信は禁止される。これらの動作により、留守番サ
ービス非許容者からの情報収集信号の規制が行われ、無
駄な情報収集信号の送出がなく、通信網もそれだけ無駄
な処理がなくなり、効率的になる。
守番メッセージ有無情報収集に適用した場合につき、図
4を参照して説明する。留守番サービスを契約していな
い移動通信端末13が1回目の電源投入が行われ(S
1)、これに基づき位置登録処理が行われ(S3)、そ
の後情報収集信号24である留守番メッセージ問い合わ
せ信号が移動通信交換機15に送出される(S3)。移
動通信交換機15から端末情報データベース16に向け
て、移動通信端末13が留守番サービスを許容されてい
るかいないかを問い合わせる(S4)。端末情報データ
ベース16からは移動通信交換機15にその応答信号が
送信されるが(S5)、移動通信端末13が留守番サー
ビス非許容(未加入者)である場合、端末情報データベ
ース16はこの応答信号の中に留守番サービス非許容者
であることを表すビット1(規制中)、つまり情報収集
可否情報29を規制“1”に設定して送信する(留守番
サービス許容の場合は、情報収集可否情報29を解除
“0”にして送信する)。この信号を受信した移動通信
交換機15は留守番メッセージで問い合わせ応答信号2
4の特定ビットの情報収集可否情報25を規制“1”に
して移動通信端末13に送信する(S6)。移動通信端
末13では受信した留守番メッセージ問い合わせ応答信
号24を見て、内部にある記憶部21に“1”(規制
中)を書込む(S10)。従ってそれ以降は情報収集信
号の送信は禁止される。これらの動作により、留守番サ
ービス非許容者からの情報収集信号の規制が行われ、無
駄な情報収集信号の送出がなく、通信網もそれだけ無駄
な処理がなくなり、効率的になる。
【0027】移動通信端末13が留守番電話サービスに
加入すると、端末情報データベース16に留守番電話サ
ービスを許容したことが登録される(S16)。その
後、その移動通信端末13についての情報収集信号以外
の例えば呼処理信号31が発生し、これが端末情報デー
タベース16へ到達すると、端末情報データベース16
では問い合わせ可状態に遷移する。その呼処理信号31
に対する応答信号32の特定ビットを情報収集可否情報
33として解除“0”を送出する(S19)。これを受
信した移動通信交換機15は移動通信端末13に向けて
の呼処理信号34の中に留守番サービス許容を示すビッ
ト0(規制なし)を設定し、つまり情報収集可否情報を
解除“0”として送信を行い(S20)、それを受信し
た移動通信端末13は、この情報収集可否情報を見て内
部の記憶部21を“1”(規制中)から“0”(規制な
し)に書き替え(S21)、情報収集信号を送出、この
例では留守番メッセージ問い合わせ可状態になる。この
動作以降は、移動通信端末13から情報収集信号である
留守番サービス問い合わせ信号が送信されるようにな
る。
加入すると、端末情報データベース16に留守番電話サ
ービスを許容したことが登録される(S16)。その
後、その移動通信端末13についての情報収集信号以外
の例えば呼処理信号31が発生し、これが端末情報デー
タベース16へ到達すると、端末情報データベース16
では問い合わせ可状態に遷移する。その呼処理信号31
に対する応答信号32の特定ビットを情報収集可否情報
33として解除“0”を送出する(S19)。これを受
信した移動通信交換機15は移動通信端末13に向けて
の呼処理信号34の中に留守番サービス許容を示すビッ
ト0(規制なし)を設定し、つまり情報収集可否情報を
解除“0”として送信を行い(S20)、それを受信し
た移動通信端末13は、この情報収集可否情報を見て内
部の記憶部21を“1”(規制中)から“0”(規制な
し)に書き替え(S21)、情報収集信号を送出、この
例では留守番メッセージ問い合わせ可状態になる。この
動作以降は、移動通信端末13から情報収集信号である
留守番サービス問い合わせ信号が送信されるようにな
る。
【0028】上述では、この発明を留守番メッセージ有
無情報の収集に適用したが、他の情報収集にも適用で
き、この場合は電源オン時や位置登録時など、何らかの
処理に伴って自動的に情報収集信号の送出がなされる場
合に適用するに限らず、操作者が自己の意志で適当に、
例えばキー操作により所望の情報を収集する場合にも適
用できる。前記留守番メッセージも、操作者がキー操作
で自由に収集信号を送出できるようにしてもよい。これ
らの場合において、この発明によれば移動通信交換機の
処理信号トラヒック量がしきい値以上で情報収集信号の
送出が自動的に禁止されるようにされる。なお、前記ト
ラヒック量の増加により情報収集信号の送出の禁止と、
非契約サービス端末に対する情報収集信号の送出の禁止
とを共に行う場合は、両情報収集可否情報のビット位置
などで区別して、両方法が正しく実行されるようにす
る。
無情報の収集に適用したが、他の情報収集にも適用で
き、この場合は電源オン時や位置登録時など、何らかの
処理に伴って自動的に情報収集信号の送出がなされる場
合に適用するに限らず、操作者が自己の意志で適当に、
例えばキー操作により所望の情報を収集する場合にも適
用できる。前記留守番メッセージも、操作者がキー操作
で自由に収集信号を送出できるようにしてもよい。これ
らの場合において、この発明によれば移動通信交換機の
処理信号トラヒック量がしきい値以上で情報収集信号の
送出が自動的に禁止されるようにされる。なお、前記ト
ラヒック量の増加により情報収集信号の送出の禁止と、
非契約サービス端末に対する情報収集信号の送出の禁止
とを共に行う場合は、両情報収集可否情報のビット位置
などで区別して、両方法が正しく実行されるようにす
る。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように請求項1乃至7の発明
によれば、移動通信交換機の処理が限界になる前に、情
報収集信号の送出が自動的に禁止され、呼処理通信の呼
損失が増大するおそれがない。また請求項8,9の発明
によれば、情報収集サービス非契約端末からの情報収集
信号の送出が自動的に禁止され、無駄な情報収集信号の
送出が禁止され、それだけ移動通信網が効率的に利用さ
れる。
によれば、移動通信交換機の処理が限界になる前に、情
報収集信号の送出が自動的に禁止され、呼処理通信の呼
損失が増大するおそれがない。また請求項8,9の発明
によれば、情報収集サービス非契約端末からの情報収集
信号の送出が自動的に禁止され、無駄な情報収集信号の
送出が禁止され、それだけ移動通信網が効率的に利用さ
れる。
【図1】この発明の方法が適用される移動通信システム
の概略を示すブロック図。
の概略を示すブロック図。
【図2】請求項1及び2の発明による情報収集方法の実
施例のシーケンスを示す図。
施例のシーケンスを示す図。
【図3】Aは請求項10の発明による移動通信端末の要
部の処理手順の例を示す流れ図、Bは請求項11の発明
による移動通信端末の要部の処理手順の例を示す流れ図
である。
部の処理手順の例を示す流れ図、Bは請求項11の発明
による移動通信端末の要部の処理手順の例を示す流れ図
である。
【図4】請求項8及び9の発明による情報収集方法の実
施例のシーケンスを示す図。
施例のシーケンスを示す図。
【図5】従来の移動通信システムの概略を示すブロック
図。
図。
【図6】従来の留守番メッセージの収集方法のシーケン
スを示す図。
スを示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柚木 一文 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−130669(JP,A) 特開 平6−292252(JP,A) 特開 平5−115081(JP,A) 特開 平8−98247(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/26 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (11)
- 【請求項1】 移動通信端末の呼処理を、移動通信交換
機を介して移動通信端末の加入者情報を持つ端末情報デ
ータベースの情報を参照して行うと共に移動通信端末よ
りの情報収集信号により、上記移動通信交換機、上記端
末情報データベースを介して情報を収集するサービスを
可能とした移動通信の情報収集方法において、 上記移動通信交換機で処理する信号トラヒック量がしき
い値より大か否かを監視し、 上記移動通信端末は、情報収集可否記憶部を有し、その
情報収集可否記憶部の記憶内容が規制中の場合は、情報
収集信号の送出を禁止し、上記記憶内容が非規制中の場
合は情報収集信号の送出を可能とし、 上記移動通信交換機は上記信号トラヒック量が上記しき
い値より大であれば情報収集の規制を示す情報収集可否
情報を移動通信端末へ送出し、 上記規制を示す情報収集可否情報を受信した上記移動通
信端末は、上記情報収集可否記憶部の記憶内容を規制中
とすることを特徴とする移動通信の情報収集方法。 - 【請求項2】 上記移動通信交換機は上記信号トラヒッ
ク量がしきい値以下で情報収集の規制の解除を示す情報
収集可否情報を移動通信端末へ送出し、上記解除を示す
情報収集可否情報を受信した移動通信端末はその情報収
集可否記憶部の記憶内容を非規制中にすることを特徴と
する請求項1記載の移動通信の情報収集方法。 - 【請求項3】 上記解除を示す情報収集可否情報を移動
通信端末に対する呼処理信号に含めて送出することを特
徴とする請求項2記載の移動通信の情報収集方法。 - 【請求項4】 上記解除を示す情報収集可否情報を、上
記信号トラヒック量がしきい値以下になったときに、移
動通信端末に共通の無線制御チャネルを通じて送出する
ことを特徴とする請求項2記載の移動通信の情報収集方
法。 - 【請求項5】 上記移動通信端末は、上記記憶部の記憶
内容を規制中にした後に、適当な時間が経過すると、上
記記憶内容を非規制中にすることを特徴とする請求項1
記載の移動通信の情報収集方法。 - 【請求項6】 上記規制を示す情報可否情報の送出は、
情報収集信号の受信時にその応答として対応移動通信端
末へ送出することを特徴とする請求項1記載の移動通信
の情報収集方法。 - 【請求項7】 上記規制を示す情報収集可否情報の送出
は、呼処理信号に含めて行うことを特徴とする請求項1
記載の移動通信の情報収集方法。 - 【請求項8】 移動通信端末と他の移動または固定通信
端末との間の呼処理を、移動通信端末の加入者情報を持
つ端末情報データベースの情報を参照して行うと共に、
移動通信端末よりの情報収集信号に対し、上記端末情報
データベースを参照して、その情報収集が許容されてい
る場合にのみ、その情報収集を可能とする移動通信の情
報収集方法において、 上記端末情報データベースは、上記情報収集が許容かの
参照に対し、その情報収集が許容されていない場合は、
その移動通信端末に対し、その情報収集の規制を示す情
報収集可否情報を送出し、 移動通信端末は情報収集可否記憶部を有し、その記憶部
の記憶内容が規制中の場合は、情報収集信号の送出を禁
止し、上記記憶内容が非規制中の場合に情報収集信号の
送出を可能とし、上記規制を示す情報収集可否情報を受
信すると、上記記憶部の記憶内容を規制中にすることを
特徴とする移動通信の情報収集方法。 - 【請求項9】 上記端末情報データベースはその情報収
集を許容しているか否かの情報が非許容から許容に変更
されると、対応する移動通信端末に対し、上記情報収集
規制の解除を示す情報収集可否情報を送出し、 その解除を示す情報収集可否情報を受信した移動通信端
末は、その記憶部の記憶内容を非規制中にすることを特
徴とする請求項8記載の移動通信の情報収集方法。 - 【請求項10】 発呼及び着呼に基づく通信を行うと共
に、情報収集信号を送出し、これと対応した情報サービ
スを受けることができる移動通信端末において、 規制中か非規制中かのいずれかが記憶される情報収集可
否記憶部と、 情報収集信号の送出要求が発生すると、上記情報収集可
否記憶部の記憶内容を読み出す手段と、 上記読み出された記憶内容が非規制中であれば、上記情
報収集信号を送出する手段と、 上記読み出された記憶内容が規制中であれば、上記情報
収集信号の送出を禁止する手段と、 を具備することを特徴とする移動通信端末。 - 【請求項11】 情報可否情報を受信する手段と、その
受信した情報可否情報が規制であるかを判断する手段
と、その判断が規制であると判断されると、上記情報収
集可否記憶部の記憶内容を規制中とし、上記判断が規制
でなければ上記記憶内容を非規制中とする手段とを具備
することを特徴とする請求項10記載の移動通信端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6108195A JP2967915B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 移動通信の情報収集方法及び移動通信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6108195A JP2967915B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 移動通信の情報収集方法及び移動通信端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08265849A JPH08265849A (ja) | 1996-10-11 |
JP2967915B2 true JP2967915B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=13160816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6108195A Expired - Fee Related JP2967915B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 移動通信の情報収集方法及び移動通信端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2967915B2 (ja) |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP6108195A patent/JP2967915B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08265849A (ja) | 1996-10-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |