JP2966265B2 - 作業機械の保守システム - Google Patents
作業機械の保守システムInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル、クレー
ン、ブルドーザー等の作業機械に対して所要の保守を行
うための作業機械の保守システムに関する。
ン、ブルドーザー等の作業機械に対して所要の保守を行
うための作業機械の保守システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多くの作業機械では、より一層正
確かつ適切な作業を行なうため、コンピュータを用いた
駆動制御が採用されている。したがって、このような作
業機械に不具合が生じた場合、その作業機械のオペレー
タでは修理、調整は不可能であり、専門的な知識を備え
た保守員がこれを行なうこととなる。この場合、オペレ
ータは保守を行なうサービス拠点(管理部)に電話して
不具合の状態を説明し、管理部ではこれを検討して修
理、調整の内容を決定し、保守員が管理部から当該作業
機械まで出向き、決定された内容に従って修理、調整を
行なうようになっている。
確かつ適切な作業を行なうため、コンピュータを用いた
駆動制御が採用されている。したがって、このような作
業機械に不具合が生じた場合、その作業機械のオペレー
タでは修理、調整は不可能であり、専門的な知識を備え
た保守員がこれを行なうこととなる。この場合、オペレ
ータは保守を行なうサービス拠点(管理部)に電話して
不具合の状態を説明し、管理部ではこれを検討して修
理、調整の内容を決定し、保守員が管理部から当該作業
機械まで出向き、決定された内容に従って修理、調整を
行なうようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の作業機械は一般
に、過酷な状態で使用することが多く、機械各部の損耗
が激しい。したがって、上記修理、調整の要求は相当頻
繁に行なわれ、その都度、保守員が、要求のあった作業
機械に出向くことになる。ところで、作業機械の不具合
には種々のものがあるが、経年変化によるフロント速度
の低下、フロントを構成する個々のアクチュエータの操
作感覚の不一致等、簡単な調整で修正できる不具合が多
い。しかしながら、このような場合でも、保守員が作業
機械に派遣されることとなり、特に、作業現場が管理部
からは遠隔地にある場合、その往復に長時間を要し、保
守員の作業効率を低下させ、その労力を増大させる。こ
のため、管理部には、常時相当数の保守員を確保してお
く必要があった。
に、過酷な状態で使用することが多く、機械各部の損耗
が激しい。したがって、上記修理、調整の要求は相当頻
繁に行なわれ、その都度、保守員が、要求のあった作業
機械に出向くことになる。ところで、作業機械の不具合
には種々のものがあるが、経年変化によるフロント速度
の低下、フロントを構成する個々のアクチュエータの操
作感覚の不一致等、簡単な調整で修正できる不具合が多
い。しかしながら、このような場合でも、保守員が作業
機械に派遣されることとなり、特に、作業現場が管理部
からは遠隔地にある場合、その往復に長時間を要し、保
守員の作業効率を低下させ、その労力を増大させる。こ
のため、管理部には、常時相当数の保守員を確保してお
く必要があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、効率的な保守を行うことができ、ひいて
は、保守員の増員を抑えることができる作業機械の保守
システムを提供することにある。
題を解決し、効率的な保守を行うことができ、ひいて
は、保守員の増員を抑えることができる作業機械の保守
システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、作業機械の各機器の駆動制御に用いる
ために予め設定されるとともに作業機械の不具合時に書
換え可能に設けられるデータを格納する書換え可能な記
憶部、および外部とデータの送受信を行う作業機械側送
受信手段を備える作業機械と、前記作業機械側送受信手
段と各種のデータの送受信を行う管理部側送受信手段、
この管理部側送受信手段を介して前記作業機械からの作
動状態データを受信して格納する受信データ記録部、お
よびこの受信データ記録部に格納されたデータに基づき
前記管理部側送受信手段および前記作業機械側送受信手
段を介して前記作業機械側の前記記憶部に格納された前
記データのうちの所要のデータを書換えるデータ書換手
段を備える前記作業機械を管理する管理部とから構成さ
れることを特徴とする。
めに、本発明は、作業機械の各機器の駆動制御に用いる
ために予め設定されるとともに作業機械の不具合時に書
換え可能に設けられるデータを格納する書換え可能な記
憶部、および外部とデータの送受信を行う作業機械側送
受信手段を備える作業機械と、前記作業機械側送受信手
段と各種のデータの送受信を行う管理部側送受信手段、
この管理部側送受信手段を介して前記作業機械からの作
動状態データを受信して格納する受信データ記録部、お
よびこの受信データ記録部に格納されたデータに基づき
前記管理部側送受信手段および前記作業機械側送受信手
段を介して前記作業機械側の前記記憶部に格納された前
記データのうちの所要のデータを書換えるデータ書換手
段を備える前記作業機械を管理する管理部とから構成さ
れることを特徴とする。
【0006】又、本発明は、上記構成に加え、前記管理
部側に、前記作業機械の前記作動状態データを採取する
ため前記作業機械を所定のパターンで駆動させる駆動指
令手段を設けたことも特徴とする。
部側に、前記作業機械の前記作動状態データを採取する
ため前記作業機械を所定のパターンで駆動させる駆動指
令手段を設けたことも特徴とする。
【0007】
【作用】作業機械のオペレータからその不具合が連絡さ
れたとき、管理部側はオペレータに作業機械を駆動さ
せ、この駆動により得られる必要な作動状態データを管
理部側送受信手段で収集して受信データ記憶部に格納
し、当該作動状態データに基づいて修理、調整の内容を
検討し、検討結果に応じ、データ書換手段により、管理
部側送受信手段と作業機械側送受信手段を介して作業機
械の記憶部に格納されている所要のデータ(設定値)を
書換える。
れたとき、管理部側はオペレータに作業機械を駆動さ
せ、この駆動により得られる必要な作動状態データを管
理部側送受信手段で収集して受信データ記憶部に格納
し、当該作動状態データに基づいて修理、調整の内容を
検討し、検討結果に応じ、データ書換手段により、管理
部側送受信手段と作業機械側送受信手段を介して作業機
械の記憶部に格納されている所要のデータ(設定値)を
書換える。
【0008】又、駆動指令手段を備えている場合、管理
部は、オペレータの連絡内容に基づいて、駆動指令手段
により作業機械に必要な動作を行なわせ、調整に必要な
上記作動状態データを受信データ記憶部に採取する。
部は、オペレータの連絡内容に基づいて、駆動指令手段
により作業機械に必要な動作を行なわせ、調整に必要な
上記作動状態データを受信データ記憶部に採取する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係る作業機械の保守シス
テムのブロック図である。この図で、1は管理部、2は
作業機械の制御部、3は電話回線の交換局、4は無線の
中継局である。Tは電話回線を示す。管理部1は、保守
管理に関する種々の処理、解析を行う管理部コンピュー
タ11、データ授受の制御を行う通信コントローラ1
2、電話回線の送受信機(電話機)13、および伝送さ
れたデータ等を記録するデータ記録部14で構成されて
いる。なお、上記データ記録部14には、上記データの
外に管轄下にある各作業機械の電話番号、IDコード、
各作業機械の出荷時のデータ、種々の設定データ等が記
憶されている。
する。図1は本発明の実施例に係る作業機械の保守シス
テムのブロック図である。この図で、1は管理部、2は
作業機械の制御部、3は電話回線の交換局、4は無線の
中継局である。Tは電話回線を示す。管理部1は、保守
管理に関する種々の処理、解析を行う管理部コンピュー
タ11、データ授受の制御を行う通信コントローラ1
2、電話回線の送受信機(電話機)13、および伝送さ
れたデータ等を記録するデータ記録部14で構成されて
いる。なお、上記データ記録部14には、上記データの
外に管轄下にある各作業機械の電話番号、IDコード、
各作業機械の出荷時のデータ、種々の設定データ等が記
憶されている。
【0010】作業機械の制御部2は、作業機械の駆動制
御、作業機械に備えられた各種センサや計測器等で検出
されたデータ等を収集する運転コントローラ21、収集
されたデータを記憶する記憶部22、データ授受の制御
を行う通信コントローラ23、無線による送受信機(移
動電話機)24、および管理部1へ伝送すべきデータを
指示するデータ抽出指示部25で構成されている。な
お、21Mは運転コントローラ21のメモリを示し、E
EPROMのような書換え可能なメモリが用いられてお
り、各種の動作特性を決定するデータ(設定値)が格納
されている。又、241は中継局4のアンテナ41との
間で無線通信を行う送受信機24のアンテナである。さ
らに、上記通信コントローラ23には作業機械を管轄し
ている管理部1の電話番号が記憶されている。
御、作業機械に備えられた各種センサや計測器等で検出
されたデータ等を収集する運転コントローラ21、収集
されたデータを記憶する記憶部22、データ授受の制御
を行う通信コントローラ23、無線による送受信機(移
動電話機)24、および管理部1へ伝送すべきデータを
指示するデータ抽出指示部25で構成されている。な
お、21Mは運転コントローラ21のメモリを示し、E
EPROMのような書換え可能なメモリが用いられてお
り、各種の動作特性を決定するデータ(設定値)が格納
されている。又、241は中継局4のアンテナ41との
間で無線通信を行う送受信機24のアンテナである。さ
らに、上記通信コントローラ23には作業機械を管轄し
ている管理部1の電話番号が記憶されている。
【0011】図2は図1に示す制御部2を搭載した油圧
ショベルの側面図である。図2で、5は油圧ショベルを
示す。50は油圧モータにより走行する下部走行体、5
1はエンジン、油圧ポンプ、油圧配管、電源バッテリ、
運転室511等が設置されている上部旋回体、52はブ
ーム521、アーム522、バケット523より成るフ
ロント機構である。図1に示す制御部2は例えば運転室
511に配置され、アンテナ241が運転室511の屋
根上に設けられる。
ショベルの側面図である。図2で、5は油圧ショベルを
示す。50は油圧モータにより走行する下部走行体、5
1はエンジン、油圧ポンプ、油圧配管、電源バッテリ、
運転室511等が設置されている上部旋回体、52はブ
ーム521、アーム522、バケット523より成るフ
ロント機構である。図1に示す制御部2は例えば運転室
511に配置され、アンテナ241が運転室511の屋
根上に設けられる。
【0012】次に、経年変化により油圧ショベル5のア
ーム522の駆動速度が低下している場合を例に挙げ、
この場合における、図1に示す管理システムを用いた調
整について、図3および図4を参照して説明する。
ーム522の駆動速度が低下している場合を例に挙げ、
この場合における、図1に示す管理システムを用いた調
整について、図3および図4を参照して説明する。
【0013】図3は油圧ショベル5の油圧回路の一部の
回路図である。この図で、21は図1に示す制御部2の
運転コントローラである。601は可変容量油圧ポンプ
(以下、単に油圧ポンプという。)、601aは油圧ポ
ンプ601のおしのけ容積可変機構(以下、斜板で代表
させる。)、602は斜板601aを傾転させる油圧シ
リンダ、603、604は油圧シリンダ602を駆動す
る電磁弁である。605Aはアーム522を駆動するア
ームシリンダ、606Aはアームシリンダ605Aの駆
動を制御する切換弁、607Aは油圧ポンプ601と切
換弁606Aとの間に介在する圧力補償弁、608Aは
チェック弁である。605Bはアーム522以外の油圧
アクチュエータ、例えばブーム521を駆動するブーム
シリンダ、606Bはその切換弁、607Bは圧力補償
弁、608Bはチェック弁である。609は油圧回路の
最高圧力を規定するリリーフ弁、611はパイロットポ
ンプ、612はパイロット回路の最高圧力を規定するリ
リーフ弁である。
回路図である。この図で、21は図1に示す制御部2の
運転コントローラである。601は可変容量油圧ポンプ
(以下、単に油圧ポンプという。)、601aは油圧ポ
ンプ601のおしのけ容積可変機構(以下、斜板で代表
させる。)、602は斜板601aを傾転させる油圧シ
リンダ、603、604は油圧シリンダ602を駆動す
る電磁弁である。605Aはアーム522を駆動するア
ームシリンダ、606Aはアームシリンダ605Aの駆
動を制御する切換弁、607Aは油圧ポンプ601と切
換弁606Aとの間に介在する圧力補償弁、608Aは
チェック弁である。605Bはアーム522以外の油圧
アクチュエータ、例えばブーム521を駆動するブーム
シリンダ、606Bはその切換弁、607Bは圧力補償
弁、608Bはチェック弁である。609は油圧回路の
最高圧力を規定するリリーフ弁、611はパイロットポ
ンプ、612はパイロット回路の最高圧力を規定するリ
リーフ弁である。
【0014】614はアームシリンダ605Aとブーム
シリンダ605Bの負荷圧のうち、大きい方の圧力(最
大負荷圧)を選択するシャトル弁、615は油圧ポンプ
601と上記最大負荷圧との差圧を検出する差圧センサ
である。616Aは圧力補償弁607Aの作動を制御す
る比例ソレノイド弁、616Bは圧力補償弁607Bの
作動を制御する比例ソレノイド弁であり、それらで制御
されるパイロット圧は図示のようにそれぞれ圧力補償弁
607A、607Bの一方のパイロットポートに加えら
れている。
シリンダ605Bの負荷圧のうち、大きい方の圧力(最
大負荷圧)を選択するシャトル弁、615は油圧ポンプ
601と上記最大負荷圧との差圧を検出する差圧センサ
である。616Aは圧力補償弁607Aの作動を制御す
る比例ソレノイド弁、616Bは圧力補償弁607Bの
作動を制御する比例ソレノイド弁であり、それらで制御
されるパイロット圧は図示のようにそれぞれ圧力補償弁
607A、607Bの一方のパイロットポートに加えら
れている。
【0015】切換弁606Aが切り換えられると油圧ポ
ンプ601の吐出油がアームシリンダ605Aに供給さ
れアームシリンダ605Aが駆動される。このとき、運
転コントローラ21は差圧センサ615の検出差圧に応
じ、電磁弁603、604、油圧シリンダ602を介し
て斜板601aの傾転および圧力補償弁607Aを制御
し、切換弁606Aの前後差圧を規定値に保持し、これ
によりアームシリンダ605Aを切換弁606Aの切換
量に応じた速度で駆動する。ブームシリンダ605Bの
駆動も同様に行なわれる。又、アームシリンダ605A
とブームシリンダ605Bの複合操作時、油圧ポンプ6
01の圧油は両方に分流されるが、それらの流量の配分
は圧力補償弁607A、607Bの開度により決定さ
れ、それらの開度は比例ソレノイド弁616A、616
Bにより加えられる圧力補償弁607A、607Bのパ
イロット圧により定まる。このような制御は、ロードセ
ンシング制御として周知であるので、詳細な説明は省略
する。
ンプ601の吐出油がアームシリンダ605Aに供給さ
れアームシリンダ605Aが駆動される。このとき、運
転コントローラ21は差圧センサ615の検出差圧に応
じ、電磁弁603、604、油圧シリンダ602を介し
て斜板601aの傾転および圧力補償弁607Aを制御
し、切換弁606Aの前後差圧を規定値に保持し、これ
によりアームシリンダ605Aを切換弁606Aの切換
量に応じた速度で駆動する。ブームシリンダ605Bの
駆動も同様に行なわれる。又、アームシリンダ605A
とブームシリンダ605Bの複合操作時、油圧ポンプ6
01の圧油は両方に分流されるが、それらの流量の配分
は圧力補償弁607A、607Bの開度により決定さ
れ、それらの開度は比例ソレノイド弁616A、616
Bにより加えられる圧力補償弁607A、607Bのパ
イロット圧により定まる。このような制御は、ロードセ
ンシング制御として周知であるので、詳細な説明は省略
する。
【0016】図4は差圧センサ615の検出差圧ΔPに
対する比例ソレノイド弁616Aの出力圧ΔPC の特性
図である。この図で、実線で示されるΔPC1は運転コン
トローラ21のメモリ21Mに設定されている特性であ
り、ΔPC1max は値ΔPC の最大値を示す。図示のよう
に、比例ソレノイド弁616Aから出力されるパイロッ
ト圧ΔPC は検出差圧ΔPに比例する。
対する比例ソレノイド弁616Aの出力圧ΔPC の特性
図である。この図で、実線で示されるΔPC1は運転コン
トローラ21のメモリ21Mに設定されている特性であ
り、ΔPC1max は値ΔPC の最大値を示す。図示のよう
に、比例ソレノイド弁616Aから出力されるパイロッ
ト圧ΔPC は検出差圧ΔPに比例する。
【0017】油圧ショベル5のオペレータが、アーム5
22の駆動速度低下に気付いたとき、オペレータは送受
信機24を用いて管理部1にこれを報告して修理、調整
を求める。管理部1はオペレータに対してアーム522
を作動させてそのデータの送信を依頼する。これに応じ
てオペレータがアームシリンダ605Aを、ロッドが最
も縮んだ状態から最も伸びた状態まで(又はその逆方向
に)駆動すると、この駆動により生じたアームシリンダ
605Aの時間に対する負荷圧のデータが運転コントロ
ーラ21により収集され、通信コントローラ23、送受
信機24アンテナ241、41、中継局4、交換局3送
受信機13、通信コントローラ12、管理部コンピュー
タ11を介してデータ記録部14に採取される。
22の駆動速度低下に気付いたとき、オペレータは送受
信機24を用いて管理部1にこれを報告して修理、調整
を求める。管理部1はオペレータに対してアーム522
を作動させてそのデータの送信を依頼する。これに応じ
てオペレータがアームシリンダ605Aを、ロッドが最
も縮んだ状態から最も伸びた状態まで(又はその逆方向
に)駆動すると、この駆動により生じたアームシリンダ
605Aの時間に対する負荷圧のデータが運転コントロ
ーラ21により収集され、通信コントローラ23、送受
信機24アンテナ241、41、中継局4、交換局3送
受信機13、通信コントローラ12、管理部コンピュー
タ11を介してデータ記録部14に採取される。
【0018】管理部1の保守員は、データ記録部14に
採取された当該データによりアームシリンダ605Aの
速度を知り、これを参照してアームシリンダ605Aの
切換弁606Aに規定された差圧の設定値をアームシリ
ンダ605Aの速度が増加するように変更する。この変
更は、図4に示す特性を変更することによりなされる。
例えば図4に示すように、実線で示される既設定の特性
ΔPC1を破線で示す新たな特性ΔPC2に変更する。又、
これと同時に、複合操作を考慮してブームシリンダ又は
バケットシリンダ或いはそれら両者の差圧特性も変更す
る。
採取された当該データによりアームシリンダ605Aの
速度を知り、これを参照してアームシリンダ605Aの
切換弁606Aに規定された差圧の設定値をアームシリ
ンダ605Aの速度が増加するように変更する。この変
更は、図4に示す特性を変更することによりなされる。
例えば図4に示すように、実線で示される既設定の特性
ΔPC1を破線で示す新たな特性ΔPC2に変更する。又、
これと同時に、複合操作を考慮してブームシリンダ又は
バケットシリンダ或いはそれら両者の差圧特性も変更す
る。
【0019】この特性の変更は、管理部コンピュータ1
1により指令され、この指令は通信コントローラ12、
送受信機13、交換局3、中継局4、アンテナ41、2
41、送受信機24、通信コントローラ23を介して運
転コントローラ21に入力され、運転コントローラ21
はこれに基づいてメモリ21Mの該当個所のデータを指
令に従って変更する。上記の指令は、書換え可能なメモ
リ21Mに対する書換信号、各特性が格納されているア
ドレス、および書換えるべきデータで構成され、この場
合、書換えられる新たなデータは、変更される特性が直
線であるので、図4の破線で示す特性ΔPC2の最大値Δ
PC2max である。
1により指令され、この指令は通信コントローラ12、
送受信機13、交換局3、中継局4、アンテナ41、2
41、送受信機24、通信コントローラ23を介して運
転コントローラ21に入力され、運転コントローラ21
はこれに基づいてメモリ21Mの該当個所のデータを指
令に従って変更する。上記の指令は、書換え可能なメモ
リ21Mに対する書換信号、各特性が格納されているア
ドレス、および書換えるべきデータで構成され、この場
合、書換えられる新たなデータは、変更される特性が直
線であるので、図4の破線で示す特性ΔPC2の最大値Δ
PC2max である。
【0020】上記のような設定値の書換え後、オペレー
タが切換弁606Aを操作すると、油圧ポンプ601の
吐出油がアームシリンダ605Aに供給され、運転コン
トローラ21は差圧センサ615の検出差圧に応じ、電
磁弁603、604、油圧シリンダ602を介して斜板
601aの傾転および圧力補償弁607Aを制御する。
この場合、圧力補償弁607Aに加えられるパイロット
圧は変更前の圧力より低くなり、圧力補償弁607Aは
より多くの圧油を流す状態となり、アームシリンダ60
5Aの速度を増加させる。
タが切換弁606Aを操作すると、油圧ポンプ601の
吐出油がアームシリンダ605Aに供給され、運転コン
トローラ21は差圧センサ615の検出差圧に応じ、電
磁弁603、604、油圧シリンダ602を介して斜板
601aの傾転および圧力補償弁607Aを制御する。
この場合、圧力補償弁607Aに加えられるパイロット
圧は変更前の圧力より低くなり、圧力補償弁607Aは
より多くの圧油を流す状態となり、アームシリンダ60
5Aの速度を増加させる。
【0021】このように、本実施例では、油圧ショベル
の設定値を格納するメモリにEEPROMのような書換
え可能のメモリを用い、油圧ショベルの不具合、例えば
上記のようなアームの速度低下に対して、管理部側から
作業機械側の設定値を書換えることができるようにした
ので、保守員が現場に出向いて調整を行なう必要をなく
すことができ、これにより、保守員の作業効率を著しく
向上させることができ、保守員の増員を抑えることがで
きる。一方、油圧ショベル側にとっては、保守員の到着
を待つ時間が省かれることになるので、作業効率を格段
に向上させることができる。
の設定値を格納するメモリにEEPROMのような書換
え可能のメモリを用い、油圧ショベルの不具合、例えば
上記のようなアームの速度低下に対して、管理部側から
作業機械側の設定値を書換えることができるようにした
ので、保守員が現場に出向いて調整を行なう必要をなく
すことができ、これにより、保守員の作業効率を著しく
向上させることができ、保守員の増員を抑えることがで
きる。一方、油圧ショベル側にとっては、保守員の到着
を待つ時間が省かれることになるので、作業効率を格段
に向上させることができる。
【0022】上記実施例の説明では、アーム速度の低下
を例示して説明したが、これに限ることはなく、種々の
不具合に対応することができるのは明らかである。例え
ば、いくつかの油圧アクチュエータの複合操作時、全体
として所望の作動と異なる作動となる場合であっても、
この不具合を調整することができる。この場合、管理部
1はオペレータに作業機械の上記複合操作を行なわせて
所要のデータを採取し、このデータを管理部コンピュー
タ11に入力し、各油圧アクチュエータのうちのどの油
圧アクチュエータの速度をどのように調整すればよいか
を解析させ、これに従ってデータの書換えを行なえばよ
い。
を例示して説明したが、これに限ることはなく、種々の
不具合に対応することができるのは明らかである。例え
ば、いくつかの油圧アクチュエータの複合操作時、全体
として所望の作動と異なる作動となる場合であっても、
この不具合を調整することができる。この場合、管理部
1はオペレータに作業機械の上記複合操作を行なわせて
所要のデータを採取し、このデータを管理部コンピュー
タ11に入力し、各油圧アクチュエータのうちのどの油
圧アクチュエータの速度をどのように調整すればよいか
を解析させ、これに従ってデータの書換えを行なえばよ
い。
【0023】上記複合操作の場合、オペレータに作業機
械の当該複合操作を実施させてもよいが、この複合操作
を図1に示すシステムを用いて管理部1側から行なうこ
ともできる。この場合の動作を図5を参照して説明す
る。図5はブーム521、アーム522、および上部旋
回体51の複合操作における時間に対するブームレバー
ストローク、アームレバーストローク、および旋回レバ
ーストロークのストローク量のパターンを示す図であ
る。管理部1はオペレータからブーム、アーム、旋回の
複合操作を行なったときの不具合を連絡されたとき、オ
ペレータにこれから油圧ショベルを駆動することを通告
し、予め危険を生じないような処置を採っておくことを
依頼する。
械の当該複合操作を実施させてもよいが、この複合操作
を図1に示すシステムを用いて管理部1側から行なうこ
ともできる。この場合の動作を図5を参照して説明す
る。図5はブーム521、アーム522、および上部旋
回体51の複合操作における時間に対するブームレバー
ストローク、アームレバーストローク、および旋回レバ
ーストロークのストローク量のパターンを示す図であ
る。管理部1はオペレータからブーム、アーム、旋回の
複合操作を行なったときの不具合を連絡されたとき、オ
ペレータにこれから油圧ショベルを駆動することを通告
し、予め危険を生じないような処置を採っておくことを
依頼する。
【0024】次に、管理部1は、図5に示すパターンの
データを管理部コンピュータ11に入力し、通信コント
ローラ12、送受信機13、交換局3、中継局4、アン
テナ41、241、送受信機24、通信コントローラ2
3を介して運転コントローラ21に送信(時分割送信)
する。運転コントローラ21は送信されたデータに基づ
いて対応する各切換弁を操作し、油圧ショベルに実際に
複合操作を行なわせる。この複合操作中、所要のデータ
(例えば各油圧アクチュエータの応答時間、応答速度
等)が運転コントローラ21を介して記憶部22に採り
込まれ、当該データは、複合操作終了後に上記と逆の経
路を経て管理部1のデータ記録部14に記録される。管
理部コンピュータ11は記録されたデータに基づいて調
整すべき点を解析し、メモリ21Mに設定された設定値
のうちの所要の設定値を書換える。なお、このような管
理部側からの作業機械の駆動は、複合操作時だけではな
く、単独の操作であっても実施し得るのは当然である。
データを管理部コンピュータ11に入力し、通信コント
ローラ12、送受信機13、交換局3、中継局4、アン
テナ41、241、送受信機24、通信コントローラ2
3を介して運転コントローラ21に送信(時分割送信)
する。運転コントローラ21は送信されたデータに基づ
いて対応する各切換弁を操作し、油圧ショベルに実際に
複合操作を行なわせる。この複合操作中、所要のデータ
(例えば各油圧アクチュエータの応答時間、応答速度
等)が運転コントローラ21を介して記憶部22に採り
込まれ、当該データは、複合操作終了後に上記と逆の経
路を経て管理部1のデータ記録部14に記録される。管
理部コンピュータ11は記録されたデータに基づいて調
整すべき点を解析し、メモリ21Mに設定された設定値
のうちの所要の設定値を書換える。なお、このような管
理部側からの作業機械の駆動は、複合操作時だけではな
く、単独の操作であっても実施し得るのは当然である。
【0025】このように、管理部側から油圧ショベルを
操作する場合、オペレータの操作の負担はなくなり、
又、管理部は解析に必要とするデータを確実に採取する
ことができる。
操作する場合、オペレータの操作の負担はなくなり、
又、管理部は解析に必要とするデータを確実に採取する
ことができる。
【0026】なお、上記実施例の説明では、作業機械と
して油圧ショベルを例示して説明したが、他の作業機械
に適用できるのは明らかである。又、設定値等のデータ
や運転のためのプログラムは運転コントロールのメモリ
に格納する例について説明したが、これらデータやプロ
グラムのうちの所定のものを通信コントローラのメモリ
に格納することもできる。さらに、管理部側から作業機
械を所定のパターンで駆動する場合における当該パター
ンのデータは、通信コントローラから直接各切換弁に出
力することもできる。
して油圧ショベルを例示して説明したが、他の作業機械
に適用できるのは明らかである。又、設定値等のデータ
や運転のためのプログラムは運転コントロールのメモリ
に格納する例について説明したが、これらデータやプロ
グラムのうちの所定のものを通信コントローラのメモリ
に格納することもできる。さらに、管理部側から作業機
械を所定のパターンで駆動する場合における当該パター
ンのデータは、通信コントローラから直接各切換弁に出
力することもできる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、作業機
械の不具合が生じたとき、管理部側から、作業機械のメ
モリに格納されている当該不具合に関連する設定値を適
正なデータに書換えるようにしたので、保守員が現場に
出向いて調整を行なう必要をなくすことができ、これに
より、保守員の作業効率を著しく向上させることがで
き、ひいては、保守員の増員を抑えることができる。一
方、作業機械側にとっては、保守員の到着を待つ時間が
省かれることになるので、作業効率を格段に向上させる
ことができる。
械の不具合が生じたとき、管理部側から、作業機械のメ
モリに格納されている当該不具合に関連する設定値を適
正なデータに書換えるようにしたので、保守員が現場に
出向いて調整を行なう必要をなくすことができ、これに
より、保守員の作業効率を著しく向上させることがで
き、ひいては、保守員の増員を抑えることができる。一
方、作業機械側にとっては、保守員の到着を待つ時間が
省かれることになるので、作業効率を格段に向上させる
ことができる。
【0028】又、上記データの書換えのための情報を得
るため、管理部側から作業機械を駆動するようにした場
合、作業機械のオペレータの操作の負担はなくなり、
又、管理部は解析に必要とするデータを確実に採取する
ことができる。
るため、管理部側から作業機械を駆動するようにした場
合、作業機械のオペレータの操作の負担はなくなり、
又、管理部は解析に必要とするデータを確実に採取する
ことができる。
【図1】本発明の実施例に係る作業機械の保守システム
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】油圧ショベルの側面図である。
【図3】油圧ショベルの油圧回路図である。
【図4】図3に示す油圧回路に用いられる差圧に対する
圧力補償弁への付与圧力の特性図である。
圧力補償弁への付与圧力の特性図である。
【図5】油圧ショベルの複合操作のパターンを示す図で
ある。
ある。
1 管理部 2 制御部 3 交換局 4 中継局 11 管理部コンピュータ 12、23 通信コントローラ 13、24 送受信機 21 運転コントローラ 21M メモリ 22 記憶部 241 アンテナ 25 データ抽出指示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 9/20 H04M 11/00
Claims (2)
- 【請求項1】作業機械の各機器の駆動制御に用いるため
に予め設定されるとともに作業機械の不具合時に書換え
可能に設けられるデータを格納する書換え可能な記憶
部、および外部とデータの送受信を行う作業機械側送受
信手段を備える作業機械と、前記作業機械側送受信手段
と各種のデータの送受信を行う管理部側送受信手段、こ
の管理部側送受信手段を介して前記作業機械からの作動
状態データを受信して格納する受信データ記録部、およ
びこの受信データ記録部に格納されたデータに基づき前
記管理部側送受信手段および前記作業機械側送受信手段
を介して前記作業機械側の前記記憶部に格納された前記
データのうちの所要のデータを書換えるデータ書換手段
を備える前記作業機械を管理する管理部とから構成され
ることを特徴とする作業機械の保守システム。 - 【請求項2】 請求項1において、前記管理部側に、前
記作業機械の前記作動状態データを採取するための前記
作業機械を所定のパターンで駆動させる駆動指令手段を
設けたことを特徴とする作業機械の保守システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315355A JP2966265B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 作業機械の保守システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315355A JP2966265B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 作業機械の保守システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07166582A JPH07166582A (ja) | 1995-06-27 |
JP2966265B2 true JP2966265B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=18064421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5315355A Expired - Fee Related JP2966265B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 作業機械の保守システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2966265B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN1422352A (zh) | 2000-03-31 | 2003-06-04 | 日立建机株式会社 | 机械的功能改变系统及其基站 |
JP3836726B2 (ja) * | 2000-03-31 | 2006-10-25 | 日立建機株式会社 | 作業機レポート作成方法、作成システムおよび作成装置 |
US7171188B1 (en) | 2000-05-26 | 2007-01-30 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Communication system for working machines |
JP4527904B2 (ja) * | 2001-05-29 | 2010-08-18 | 株式会社技研製作所 | 土木工機システム |
JP2003122426A (ja) | 2001-10-16 | 2003-04-25 | Keihin Corp | リモートメンテナンスシステム |
JP4405159B2 (ja) * | 2003-01-30 | 2010-01-27 | 日立建機株式会社 | 建設機械の情報管理装置 |
JP5398647B2 (ja) * | 2010-06-21 | 2014-01-29 | 日立建機株式会社 | ハイブリッド式建設機械 |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP5315355A patent/JP2966265B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07166582A (ja) | 1995-06-27 |
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