JP2966119B2 - 酸化物超電導体の製法 - Google Patents

酸化物超電導体の製法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高い臨界温度を有する酸
化物超電導体の製法に関する。さらに詳しくは、本発明
は従来よりも磁界下で高い臨界電流密度を有する酸化物
超電導体の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】1986年4月、IBMチューリッヒ研究所の
ミューラーとベドノルツにより臨界温度が30Kを上回る
酸化物超電導体が発見されて以来、より高い臨界温度、
臨界電流密度を有する酸化物超電導体をうるための研究
努力がなされている。このことは電気抵抗が消失する性
質を利用した超電導送電、リニアモーターカー、地下蓄
電装置、MRI装置などや、マイスナー効果ないしは強い
反磁性を利用した磁気シールドなどへの高い潜在利用価
値が認められているためである。とくに液体チッ素を冷
媒とすることができる77K以上の臨界温度を有する超電
導体は有益で、Y-Ba-Cu-O 、Bi-Sr-Ca-Cu-O、Tl-Ba-Ca-
Cu-Oなどが発見されている。
【0003】一方、超電導体が実用化されるには充分な
臨界電流密度を有することが必須であるが、よく知られ
ているように、薄膜での測定結果はこれらの超電導体が
充分な臨界電流密度を有していることを示している。し
かし、超電導送電、超電導発電機、超電導エネルギー貯
蔵、超電導マグネットなどへの超電導体の応用のために
は、大きな断面積に充分な輸送電流を流すことが必要で
ある。
【0004】ところで、酸化物超電導体の製法として
は、焼結体では酸化物、炭酸塩などの出発原料を800℃
程度の仮焼により熱分解、固相反応を行なったのち、プ
レス成形したものを焼結して作製する方法が一般的であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の焼結法
でえられる酸化物超電導体は、超電導体が本来有してい
る臨界電流密度に比べ、とくに磁界下で急激な特性の低
下を示す傾向がある。また、酸化物超電導体を液体チッ
素温度(77K)で使用するばあいには、従来の金属系材
料などの使用温度である4.2K程度の低温で使用するばあ
いに比べ、熱擾乱の増大のため磁束クリープの影響が顕
著であり、実用上大きな障害となっている。磁界下での
臨界電流密度を向上させ、磁束クリープの影響を小さく
するには、磁束のピン止め点を導入することが有効であ
ると原理的に知られているが、酸化物超電導体において
はその具体的方法は明らかではなかった。
【0006】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、高い臨界温度を有し、磁界下でも
臨界電流密度の低下が少ない酸化物超電導体を供給する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、Bi、Sr、
CaおよびCuの各金属成分を含有する原料を酸化性雰
囲気中で熱処理し、Bi2Sr2Ca1Cu2y超電導相
を主成分とする複合酸化物を製造する方法であって、原
料中の金属成分の組成がBi/Sr/Ca/Cu=2/
2+a/1+b/2+c(a≧0、b≧0、c≧0、0
<a+b+c3)であり、900〜1500℃の範囲
の温度で溶融後急冷する工程、およびそののち800〜
1000℃の範囲の温度で熱処理する工程を含むことを
特徴とする超電導結晶中にSrO、CuOおよび(Ca
1-xSrx2CuO3(0≦x<1)のうちの1種以上を
微細分散させたBi2Sr2Ca1Cu2y酸化物超電導
体の製法に関する。
【0008】
【作用】本発明では、原料中の金属成分の組成をBi/
Sr/Ca/Cu=2/2+a/1+b/2+c(a≧
0、b≧0、c≧0、0<a+b+c3)とし、酸化
性雰囲気中900〜1500℃の温度範囲で溶融後急冷
し、そののち800〜1000℃の温度範囲で熱処理す
ることにより、超電導結晶中にSrO、CuOおよび
(Ca1-xSrx2CuO3(0≦x<1)のうちの1種
以上を微細分散させることができる。本発明によれば、
酸化物超電導体の結晶中にSrO、CuOおよび(Ca
1-xSrx2CuO3(0≦x<1)のうちの1種以上の
析出物が微細分散されて、結果的に磁界下での臨界電流
密度の低下が軽減された。したがって、超電導体中の析
出物が磁束のピン止め点となって電流が流れやすくなる
ものと本発明者らは推定している。
【0009】
【実施例】本発明の製法では、Bi2Sr2Ca1Cu2
yの超電導結晶中に、SrO、CuOおよび(Ca1-x
x2CuO3(0≦x<1)のうちの1種以上を分散
させるために、原料として金属成分の組成がBi/Sr
/Ca/Cu=2/2+a/1+b/2+c(a≧0、
b≧0、c≧0、0<a+b+c3)のものが用いら
れる。a+b+cが0では超電導結晶中にピン止め中心
を導入することができず、3をこえると析出物が超電導
結晶中に分散される以外に粒界にも偏析しやすくなり、
Tcの低下、Jcの低下など、超電導特性に悪影響を与
えるようになる。
【0010】前記原料としては、各金属成分の酸化物、
炭酸塩の粉末などが用いられるが、これらに限定され
ず、その他の粉末、さらには複合粉末を用いてもよい。
【0011】前記組成になるように秤量された原料は、
通常、大気中、800〜900℃で30〜100時間仮焼して熱分
解、固相反応させ、粉砕して使用される。
【0012】本発明の製法では、析出物の成長核である
SrOおよびCaOのうちの1種以上を試料中に微細分散させ
るために前記原料を900〜1500℃、好ましくは1000〜120
0℃で溶融したのち急冷する。
【0013】溶融させる温度が900℃未満では前記原料
が完全には溶融せず、析出物の成長核以外の異相が試料
中に残存し、好ましくない。1500℃をこえると前記原料
の突沸や、Biなど成分の一部の気化が起こり、組成変動
をひきおこすので好ましくない。また、溶融させる時間
は5〜15分間程度が好ましく、雰囲気は大気中などが採
用される。
【0014】前記急冷は、たとえば溶融状態の試料を銅
板上に流し出し、ほぼ同時に銅板で挟みつけることによ
り行なわれる。急冷時間はできる限り短いことが好まし
いが、この方法ではおおむね1秒以内である。
【0015】急冷された原料は、つぎに超電導性結晶を
成長させるために800〜1000℃、好ましくは870〜930℃
で半溶融熱処理される。半溶融熱処理時間は5〜30分間
程度が好ましく、さらに10〜20分間が好ましく、雰囲気
は酸素などが採用される。また、半溶融温度までは100
〜500℃毎時のレートで昇温することが好ましい。半溶
融熱処理温度が800℃未満では試料が半溶融せず、1000
℃をこえると試料の形状を保つことができず好ましくな
い。
【0016】ついで、800〜900℃、好ましくは830〜870
℃まで-0.1〜-10℃毎時、好ましくは-0.5〜-2℃毎時の
レートで徐冷が行なわれ、そののち、室温まで炉冷され
る。徐冷のレートが-10℃毎時をこえると結晶成長がお
こりにくく、-0.1℃毎時未満ではそれ以上のレートで徐
冷したばあいと顕著な差が見られない。
【0017】以上のような製法により、原料組成、熱処
理条件などに応じてBi2Sr2Ca1Cu2Oyの超電導結晶中にSr
O,CuOおよび(Ca1-xSrx) 2CuO3(0≦x<1)のうちの
種以上が1.0〜0.1μm程度の大きさで微細分散した酸
化物超電導体を製造しうる。
【0018】以下、本発明について、実施例をあげてさ
らに具体的に説明する。
【0019】[実施例1]Bi2Sr2Ca1Cu2Oyの超電導体に
CaおよびCu成分を添加した組成を出発組成とした。
【0020】出発原料にBi2O3、SrCO3、CaCO3およびCuO
の各粉末を用いた。それぞれ1.0モル、2.0モル、3.0モ
ル、3.0モルを秤量し、自動乳鉢で混合したのち、840℃
で50時間仮焼した。再び自動乳鉢により粉砕・混合し、
えられた粉末を1200℃の炉中で10分間溶融した。そのの
ち、室温の銅板に挟みつけて急冷し、厚さ1mm、直径約
5cmの前駆体をえた。この前駆体を酸素ガス気流中で90
0℃まで2時間で昇温し、900℃のまま10分間の半溶融熱
処理を行ない、続いて850℃まで100時間で徐冷し、その
のち室温まで炉冷して特性測定用サンプルをえた。
【0021】超電導特性測定前に、SEMおよびEPMAによ
り微細組織を調べたところ、Bi2Sr2Ca1Cu2Oyの超電導体
と結晶粒内に1.0〜0.1μmの大きさで微細分散したCa2C
uO3が確認された。つぎにサンプルを2mm×2mm×30mm
に切り出し、超電導特性を測定した。すなわち、4端子
抵抗法による抵抗の温度変化より求めた抵抗が零となる
臨界温度Tc、20K 、OTにおける通電法による臨界電流密
度Jcおよびその磁界依存性を測定した。
【0022】結果を表1および図1に示す。図1ではJc
は比較のためOTの値で規格化している。
【0023】[実施例2]Bi2Sr2Ca1Cu2Oyの超電導体に
Sr成分を添加した組成を出発組成とした。
【0024】出発原料にBi2O3、SrCO3、CaCO3およびCuO
の各粉末を用いた。それぞれ1.0モル、3.0モル、1.0モ
ル、2.0モルを秤量し、実施例1と同条件にて溶融・急
冷、熱処理を行なって特性測定用サンプルを作製した。
【0025】超電導特性測定前に、SEMおよびEPMAによ
り微細組織を調べたところ、Bi2Sr2Ca1Cu2Oyの超電導体
と結晶粒内に1.0〜0.1μmの大きさで微細分散したSrO
が確認された。つぎにサンプルを2mm×2mm×30mmに切
り出し、実施例1と全く同様に超電導特性を測定した。
結果を表1および図1に示す。
【0026】[比較例1]従来どおりBi2Sr2Ca1Cu2Oy
組成の超電導体を製造した。Bi2O3、SrCO3、CaCO3およ
びCuOの各粉末を出発原料とし、それぞれ1.0モル、2.0
モル、1.0モル、2.0モルを秤量し、実施例と同条件にて
溶融・急冷、熱処理を行なって特性測定用サンプルを作
製した。
【0027】超電導特性測定前に、SEMおよびEPMAによ
り微細組織を調べたところ、Bi2Sr2Ca1Cu2Oy超電導体の
みが確認された、つぎにサンプルを2mm×2mm×30mmに
切り出し、実施例と全く同様に超電導特性を測定した。
結果を表1および図1に示す。
【0028】
【表1】 表1より、本発明の製法による実施例1および2のTc
は、従来法による比較例1のTcと比べてほぼ等しいこと
がわかる。すなわち、析出物が超電導相の結晶性や均一
性に悪影響を与えないことが明らかである。また、20K
におけるJcは、実施例1および2が比較例1に比べて高
く、電流が流れやすいことがわかる。さらに、SEMおよ
びEPMAによる実施例のサンプルの微細組織観察から、本
発明の製法による酸化物超電導体は、析出物が結晶粒内
に1.0〜0.1μmの大きさで微細分散しており、超電導結
晶粒間のつながりには悪影響を与えていないことがわか
った。
【0029】つぎに、図1より、実施例1および2は比
較例1に比べて外部磁界による臨界電流密度の低下が少
なく、磁界依存性が向上していることがわかる。この原
因としては、結晶粒内にある析出物がピン止め点として
有効に作用しているものと本発明者らは推定している。
【0030】[実施例3]Bi2Sr2Ca1Cu2Oyの超電導体に
CaおよびCu成分を添加した組成を出発組成とした。
【0031】出発組成をCaおよびCuに富む組成(Bi2O3
粉末1.0モル、SrCO3粉末2.0モル、CaCO3粉末3.0モル、C
uO粉末3.0モル)にし、乾式法により仮焼粉を製造し
た。えられた仮焼粉を1100℃の白金坩堝中で10分間溶融
した。そののち、銅板上で(室温の銅板に挟みつけて)
急冷し、厚さ1mm、直径約5cmの前駆体をえた。この前
駆体を酸素ガス気流中900℃で再び半溶融状態にし(900
℃まで2時間で昇温し、900℃のまま10分間処理)、875℃
で結晶成長させ(975℃まで50時間で徐冷)、板状試料
中にBi2Sr2Ca1Cu2Oy(Bi系低温相)の超電導体単結晶を
多数成長させたサンプルをえた。
【0032】えられたサンプルについて、光学顕微鏡お
よびSEMによる組織観察、EPMAによる組成分析を行なっ
た。サンプルの研磨面の光学顕微鏡写真から、試料中に
約1mm大の結晶が多数生成していることがわかった。ま
た、EPMA分析から、粒内に針状または塊状のCa2CuO3
微細分散することがわかった。なお、結晶のマトリクス
成分はBi系低温相超電導体である。
【0033】つぎに、このサンプルから1つの結晶を切
り出し、臨界電流密度を磁化測定により評価した
(JcM)。図2に4.2K、15K、20K、30Kにおけるサンプルの
JcMの磁界依存性を●で示す。なお、磁界は超電導結晶
のc軸に平行に印加した。
【0034】また、比較例1の特性評価用サンプルの臨
界電流密度特性を実施例3と同様にJcMによって評価し
た。結果を図2に○で示す。
【0035】図2から、実施例3のサンプルは比較例1
のサンプルに比べて磁界依存性が改善されており、その
効果は15K以上でとくに大きいことがわかる。このこと
から、本発明の製法によりBi系低温相においてはピン止
め中心(Ca2CuO3と推定される)の導入の可能性がある
ことがわかり、さらに試料の作製条件を最適化すること
でピン止め力の強化が図れると思われる。
【0036】なお、前記実施例では、超電導結晶中にC
2CuO3またはSrOを析出させることで臨界電流密
度特性を向上させることができたが、CuOまたは(C
1-xSrx2CuO3(0x<1)を析出させるこ
と、およびこれらの析出物の組合せによっても同様の効
果が期待できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製法によ
り、超電導結晶中にSrO、CuOおよび(Ca1-xSrx2CuO3
(0≦x<1)のうちの1種以上が微細分散している酸
化物超電導体を製造することができる。したがって、本
発明により高い臨界温度を有する酸化物超電導材料の臨
界電流密度およびその磁界依存性を向上させることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例および比較例のサンプルの直流4端子法
による20KでのOTの値で規格化した臨界電流密度の磁界
依存性の測定結果を示すグラフである。
【図2】実施例および比較例のサンプルの4.2K、15K、2
0Kまたは30KにおけるJcMの磁界依存性を示すグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若田 光延 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 材料研究所内 (72)発明者 宇都宮 真 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 材料研究所内 (56)参考文献 特開 平1−290506(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C01G 1/00 ZAA

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Bi、Sr、CaおよびCuの各金属成
    分を含有する原料を酸化性雰囲気中で熱処理し、Bi2
    Sr2Ca1Cu2y超電導相を主成分とする複合酸化物
    を製造する方法であって、原料中の金属成分の組成がB
    i/Sr/Ca/Cu=2/2+a/1+b/2+c
    (a≧0、b≧0、c≧0、0<a+b+c3)であ
    り、900〜1500℃の範囲の温度で溶融後急冷する
    工程、およびそののち800〜1000℃の範囲の温度
    で熱処理する工程を含むことを特徴とする、超電導結晶
    中にSrO、CuOおよび(Ca1-xSrx2CuO
    3(0≦x<1)のうちの1種以上を微細分散させたB
    2Sr2Ca1Cu2y酸化物超電導体の製法。
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