JP2965896B2 - ポリ塩化ビフェニル含有油の処理材 - Google Patents
ポリ塩化ビフェニル含有油の処理材Info
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスの電気絶
縁油(トランスオイル)等に使用されたポリ塩化ビフェ
ニル(PCB)を無害化処理するために用いるポリ塩化
ビフェニル含有油の処理材に関する。
縁油(トランスオイル)等に使用されたポリ塩化ビフェ
ニル(PCB)を無害化処理するために用いるポリ塩化
ビフェニル含有油の処理材に関する。
【0002】
【従来の技術】有機塩素系物質であるポリ塩化ビフェニ
ルの毒性については、1968年に熱交換器の熱媒体と
して使用されていたポリ塩化ビフェニルが熱交換器に発
生したピンホールから漏れ、米ヌカ油に混入し、米ヌカ
油による中毒事件(カネミ油症事件)が発生したことに
より世に知られることとなった。
ルの毒性については、1968年に熱交換器の熱媒体と
して使用されていたポリ塩化ビフェニルが熱交換器に発
生したピンホールから漏れ、米ヌカ油に混入し、米ヌカ
油による中毒事件(カネミ油症事件)が発生したことに
より世に知られることとなった。
【0003】ポリ塩化ビフェニルは安定なハロゲン化合
物であり、天然には有機ハロゲン化合物はほとんど存在
しないため、炭素とハロゲンを切断することができる微
生物は現在のところ見つかっていない。安定なハロゲン
化合物であるポリ塩化ビフェニルは、呼吸器、消火器、
皮ふ等から吸収され、体内に入って極めて安定で、排出
され難く、脂溶性であり、脂肪組織に蓄積された場合に
慢性中毒を起こすために使用が禁止されている。
物であり、天然には有機ハロゲン化合物はほとんど存在
しないため、炭素とハロゲンを切断することができる微
生物は現在のところ見つかっていない。安定なハロゲン
化合物であるポリ塩化ビフェニルは、呼吸器、消火器、
皮ふ等から吸収され、体内に入って極めて安定で、排出
され難く、脂溶性であり、脂肪組織に蓄積された場合に
慢性中毒を起こすために使用が禁止されている。
【0004】従来、トランスオイルに使用されていたポ
リ塩化ビフェニルの無害化処理の方法については従来よ
り研究が続けられ、効果が上がってきている。ポリ塩化
ビフェニルは沸点が278〜451℃であって、常温で
は揮発し難いため、実績のある一般的な処理方法として
は高温(1400℃以上)で焼却処理する方法が知られ
ている。
リ塩化ビフェニルの無害化処理の方法については従来よ
り研究が続けられ、効果が上がってきている。ポリ塩化
ビフェニルは沸点が278〜451℃であって、常温で
は揮発し難いため、実績のある一般的な処理方法として
は高温(1400℃以上)で焼却処理する方法が知られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】トランスオイル中のポ
リ塩化ビフェニルは共有結合であり、イオン結合の金属
ハロゲン化合物とは異なり、水に溶解せず、有機溶媒に
良く溶ける。このようなポリ塩化ビフェニルを高温で焼
却すると、焼却途中で温度上昇中の、600℃以下の低
温時にホスゲン、ダイオキシン、ダイオキシンフランの
ような毒性の強い物質に変化して空気中に排出されるた
めに強熱処理が難しい。このようにポリ塩化ビフェニル
の無害化処理については安全性を確認した本格的な実用
化が今後の課題となっている。
リ塩化ビフェニルは共有結合であり、イオン結合の金属
ハロゲン化合物とは異なり、水に溶解せず、有機溶媒に
良く溶ける。このようなポリ塩化ビフェニルを高温で焼
却すると、焼却途中で温度上昇中の、600℃以下の低
温時にホスゲン、ダイオキシン、ダイオキシンフランの
ような毒性の強い物質に変化して空気中に排出されるた
めに強熱処理が難しい。このようにポリ塩化ビフェニル
の無害化処理については安全性を確認した本格的な実用
化が今後の課題となっている。
【0006】本発明者等は、上記実状に鑑み、種々試験
研究した結果、簡単な方法により、油に含有されたポリ
塩化ビフェニルを80℃〜100℃の低温で、ホスゲ
ン、ダイオキシン、ダイオキシンフラン等の毒性の強い
物質を発生するおそれがなく、安全に無害化処理するこ
とができ、処理コストの低下をも図ることができるよう
にした処理材を提供しようとするものである。
研究した結果、簡単な方法により、油に含有されたポリ
塩化ビフェニルを80℃〜100℃の低温で、ホスゲ
ン、ダイオキシン、ダイオキシンフラン等の毒性の強い
物質を発生するおそれがなく、安全に無害化処理するこ
とができ、処理コストの低下をも図ることができるよう
にした処理材を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の処理材は、油が添着されて疎水性を付与さ
れ、油が分解されることにより吸水発熱反応し得る酸化
カルシウムと、少なくとも二酸化ケイ素およびマグネシ
ウムを含有し、ポリ塩化ビフェニル含有油および上記疎
水性酸化カルシウムを吸着して油を分解することがで
き、イオン交換能を有するポーラス体と、ポリ塩化ビフ
ェニルを含有した油および上記酸化カルシウムに添着し
た油を分解する油分解剤とからなる。
の本発明の処理材は、油が添着されて疎水性を付与さ
れ、油が分解されることにより吸水発熱反応し得る酸化
カルシウムと、少なくとも二酸化ケイ素およびマグネシ
ウムを含有し、ポリ塩化ビフェニル含有油および上記疎
水性酸化カルシウムを吸着して油を分解することがで
き、イオン交換能を有するポーラス体と、ポリ塩化ビフ
ェニルを含有した油および上記酸化カルシウムに添着し
た油を分解する油分解剤とからなる。
【0008】そして、上記ポーラス体はセピオライト、
バーミキュライト、麦飯石から選ぶことができ、また、
上記油分解剤として炭酸カリウムおよび炭酸ナトリウム
を用い、または炭酸カリウム、炭酸ナトリウムに加えて
中性洗剤を用いることができる。
バーミキュライト、麦飯石から選ぶことができ、また、
上記油分解剤として炭酸カリウムおよび炭酸ナトリウム
を用い、または炭酸カリウム、炭酸ナトリウムに加えて
中性洗剤を用いることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。酸化カルシウム1トン(ton)に対し、油
を1リットル(l)〜20リットル、好ましくは3リッ
トル〜10リットル加え、ミキシングして油が添着され
て疎水性を付与された酸化カルシウムを得る。そして、
ポリ塩化ビフェニルを含有した油、例えば、トランスオ
イル1リットルに対し、油が添着されて疎水性を付与さ
れた酸化カルシウム300g〜2,000g、炭酸カリ
ウム50g〜300g、炭酸ナトリウム40〜250g
を加えるとともに、少なくとも二酸化ケイ素、マグネシ
ウムを含有するポーラス体であるセピオライト、バーミ
キュライト、若しくは麦飯石、好ましくはセピオライト
とバーミキュライトの一方、若しくは両方を任意の量加
える。
説明する。酸化カルシウム1トン(ton)に対し、油
を1リットル(l)〜20リットル、好ましくは3リッ
トル〜10リットル加え、ミキシングして油が添着され
て疎水性を付与された酸化カルシウムを得る。そして、
ポリ塩化ビフェニルを含有した油、例えば、トランスオ
イル1リットルに対し、油が添着されて疎水性を付与さ
れた酸化カルシウム300g〜2,000g、炭酸カリ
ウム50g〜300g、炭酸ナトリウム40〜250g
を加えるとともに、少なくとも二酸化ケイ素、マグネシ
ウムを含有するポーラス体であるセピオライト、バーミ
キュライト、若しくは麦飯石、好ましくはセピオライト
とバーミキュライトの一方、若しくは両方を任意の量加
える。
【0010】ポリ塩化ビフェニルは油分と共にセピオラ
イト、バーミキュライト等のポーラス体に吸着されて流
動性がなくなり、そこで、同様にセピオライト、バーミ
キュライト等に吸着され、油が添着されて疎水性を付与
された酸化カルシウムと接触する。接触後、一定時間は
互いの油分により反発して酸化カルシウムは未反応のま
まであるが、セピオライト、バーミキュライト等のポー
ラス体および炭酸カリウム、炭酸ナトリウムによりトラ
ンスオイルの油分と酸化カルシウムに添着された油分が
徐々に炭素分子、水素分子に分解され、これにより酸化
カルシウムが徐々に発熱しながらセピオライト、バーミ
キュライト等によるポゾラン水和反応イオン交換が始ま
り、ポリ塩化ビフェニル中の塩素が遊離し始める。そし
て、温度が80℃〜100℃に上昇し、疎水性の酸化カ
ルシウムが水酸化カルシウムになる時点で油分が分解さ
れ、ポリ塩化ビフェニル中の塩素が遊離する(油が添着
されていない酸化カルシウムを用いた場合には、酸化カ
ルシウムの微粉末がトランスオイルの油分に隙間なく包
まれるため、発熱することなく、未反応のままとな
る。)。遊離された塩素は、セピオライト、バーミキュ
ライト等によるイオン交換能により吸着および置換され
る。すなわち、遊離された塩素は、セピオライト、バー
ミキュライト等に含有される二酸化ケイ素を媒体とし、
酸化カルシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムや、セ
ピオライト、バーミキュライト等に含有されるマグネシ
ウム、更にはセピオライト、バーミキュライトに含有さ
れるその他の微量成分と結合し、塩化カルシウム、塩化
カリウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム等の安定
で無害な塩素化合物に変化し、一方、上記のように油分
解剤により分解された油分は上記酸化カルシウムの給水
発熱による温度の上昇により粉末体に変化し、時間の経
過に伴って凝結固化し、不溶性となって安定となる。
イト、バーミキュライト等のポーラス体に吸着されて流
動性がなくなり、そこで、同様にセピオライト、バーミ
キュライト等に吸着され、油が添着されて疎水性を付与
された酸化カルシウムと接触する。接触後、一定時間は
互いの油分により反発して酸化カルシウムは未反応のま
まであるが、セピオライト、バーミキュライト等のポー
ラス体および炭酸カリウム、炭酸ナトリウムによりトラ
ンスオイルの油分と酸化カルシウムに添着された油分が
徐々に炭素分子、水素分子に分解され、これにより酸化
カルシウムが徐々に発熱しながらセピオライト、バーミ
キュライト等によるポゾラン水和反応イオン交換が始ま
り、ポリ塩化ビフェニル中の塩素が遊離し始める。そし
て、温度が80℃〜100℃に上昇し、疎水性の酸化カ
ルシウムが水酸化カルシウムになる時点で油分が分解さ
れ、ポリ塩化ビフェニル中の塩素が遊離する(油が添着
されていない酸化カルシウムを用いた場合には、酸化カ
ルシウムの微粉末がトランスオイルの油分に隙間なく包
まれるため、発熱することなく、未反応のままとな
る。)。遊離された塩素は、セピオライト、バーミキュ
ライト等によるイオン交換能により吸着および置換され
る。すなわち、遊離された塩素は、セピオライト、バー
ミキュライト等に含有される二酸化ケイ素を媒体とし、
酸化カルシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムや、セ
ピオライト、バーミキュライト等に含有されるマグネシ
ウム、更にはセピオライト、バーミキュライトに含有さ
れるその他の微量成分と結合し、塩化カルシウム、塩化
カリウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム等の安定
で無害な塩素化合物に変化し、一方、上記のように油分
解剤により分解された油分は上記酸化カルシウムの給水
発熱による温度の上昇により粉末体に変化し、時間の経
過に伴って凝結固化し、不溶性となって安定となる。
【0011】上記のように油分解剤として炭酸カリウ
ム、炭酸ナトリウムのみを用いてもポリ塩化ビフェニル
を無害化処理することができるが、油分の分解に12時
間ないし24時間を要し、ときには分解反応時間にバラ
ツキが生じるため、トランスオイル1リットルに対し、
油分解剤として上記炭酸カリウム、炭酸ナトリウムのほ
かに中性洗剤の5倍液を10cc〜50cc加えること
により、約30分〜6時間の間で上記のように油分を分
解して酸化カルシウムによる給水発熱反応を発生させ、
そのバラツキを少なくすることができる。
ム、炭酸ナトリウムのみを用いてもポリ塩化ビフェニル
を無害化処理することができるが、油分の分解に12時
間ないし24時間を要し、ときには分解反応時間にバラ
ツキが生じるため、トランスオイル1リットルに対し、
油分解剤として上記炭酸カリウム、炭酸ナトリウムのほ
かに中性洗剤の5倍液を10cc〜50cc加えること
により、約30分〜6時間の間で上記のように油分を分
解して酸化カルシウムによる給水発熱反応を発生させ、
そのバラツキを少なくすることができる。
【0012】このようにポリ塩化ビフェニルを含有した
油に対し、重量比で疎水性が付与された酸化カルシウム
を30〜200%、炭酸カリウムを5〜30%、炭酸ナ
トリウムを4〜25%、必要に応じて中性洗剤を0.2
〜1%用い、これらをポリ塩化ビフェニルを含有した油
に加える簡単な方法で、炭素とのハロゲン結合を低温で
切断し、ホスゲン、ダイオキシン、ダイオキシンフラン
等の毒性の強い物質を発生するおそれがなく、無害化処
理することができる。
油に対し、重量比で疎水性が付与された酸化カルシウム
を30〜200%、炭酸カリウムを5〜30%、炭酸ナ
トリウムを4〜25%、必要に応じて中性洗剤を0.2
〜1%用い、これらをポリ塩化ビフェニルを含有した油
に加える簡単な方法で、炭素とのハロゲン結合を低温で
切断し、ホスゲン、ダイオキシン、ダイオキシンフラン
等の毒性の強い物質を発生するおそれがなく、無害化処
理することができる。
【0013】ここで、酸化カルシウムに対し、油が0.
1%より少ないと、酸化カルシウムが疎水性とならず、
2%より多いと、油分解により分解しない。疎水性を付
与された酸化カルシウムが30%より少ないと、発熱量
が不足して油分が粉末化せず、200%より多いと、処
理効果が変わらないばかりでなく、処理した量が増えて
廃棄物としての量が増え、しかも、高価となる。炭酸カ
リウム、炭酸ナトリウムは油分を乳化、ゲル化して粉末
化しやすくするが、炭酸カリウムが5%より少ないと、
油分が乳化、ゲル化しないために油分が粉末化せず、3
0%より多いと、処理効果が変わらないばかりでなく、
処理した量が増えて廃棄物としての量が増え、しかも、
高価となる。同様に、炭酸ナトリウムが4%より少ない
と、油分が乳化、ゲル化しないために油分を粉末化させ
ることができず、25%より多いと、処理効果が変わら
ないばかりでなく、処理した量が増えて廃棄物としての
量が増え、しかも、高価となる。中性洗剤が0.2%よ
り少ないと、油分の分解を早めることができず、1%よ
り多くても油分の分解を早める効果が変わらないばかり
でなく、処理した量が増えて廃棄物として量が増え、し
かも、高価となる。
1%より少ないと、酸化カルシウムが疎水性とならず、
2%より多いと、油分解により分解しない。疎水性を付
与された酸化カルシウムが30%より少ないと、発熱量
が不足して油分が粉末化せず、200%より多いと、処
理効果が変わらないばかりでなく、処理した量が増えて
廃棄物としての量が増え、しかも、高価となる。炭酸カ
リウム、炭酸ナトリウムは油分を乳化、ゲル化して粉末
化しやすくするが、炭酸カリウムが5%より少ないと、
油分が乳化、ゲル化しないために油分が粉末化せず、3
0%より多いと、処理効果が変わらないばかりでなく、
処理した量が増えて廃棄物としての量が増え、しかも、
高価となる。同様に、炭酸ナトリウムが4%より少ない
と、油分が乳化、ゲル化しないために油分を粉末化させ
ることができず、25%より多いと、処理効果が変わら
ないばかりでなく、処理した量が増えて廃棄物としての
量が増え、しかも、高価となる。中性洗剤が0.2%よ
り少ないと、油分の分解を早めることができず、1%よ
り多くても油分の分解を早める効果が変わらないばかり
でなく、処理した量が増えて廃棄物として量が増え、し
かも、高価となる。
【0014】
(実施例1)酸化カルシウム1トンに3リットルの植物
オイルを加え、高速でミキシングして植物オイルが添着
されて疎水性を付与された酸化カルシウムを得た。ポー
ラス体としてはセピオライトを用い、油分解剤としては
炭酸カリウム、炭酸ナトリウムを用い、これら疎水性の
酸化カルシウム、セピオライト、炭酸カリウム、炭酸ナ
トリウムを次のように配合した。 疎水性の酸化カルシウム 50g セピオライト 25g 炭酸カリウム 5g 炭酸ナトリウム 5g
オイルを加え、高速でミキシングして植物オイルが添着
されて疎水性を付与された酸化カルシウムを得た。ポー
ラス体としてはセピオライトを用い、油分解剤としては
炭酸カリウム、炭酸ナトリウムを用い、これら疎水性の
酸化カルシウム、セピオライト、炭酸カリウム、炭酸ナ
トリウムを次のように配合した。 疎水性の酸化カルシウム 50g セピオライト 25g 炭酸カリウム 5g 炭酸ナトリウム 5g
【0015】上記配合比により混合した処理材85gを
室温でポリ塩化ビフェニル含有の使用済みのトランスオ
イル(2.4ppm)45gに加え、軽く混合した。そ
の結果、約3時間経過後に微粉末スラッジとなった。
室温でポリ塩化ビフェニル含有の使用済みのトランスオ
イル(2.4ppm)45gに加え、軽く混合した。そ
の結果、約3時間経過後に微粉末スラッジとなった。
【0016】そして、上記処理による28日経過後の微
粉末スラッジを環水管第127号(含有試験法)および
JIS K 0102−35.1(溶出試験法)により
分析した結果、0.01ppm以下であり、更に、90
日経過後においては0.0005ppm以下となり、経
過時間が長くなるに従い、無害化処理されていることが
わかった。
粉末スラッジを環水管第127号(含有試験法)および
JIS K 0102−35.1(溶出試験法)により
分析した結果、0.01ppm以下であり、更に、90
日経過後においては0.0005ppm以下となり、経
過時間が長くなるに従い、無害化処理されていることが
わかった。
【0017】上記本発明実施例1の処理材により処理し
た28日経過後の微粉末スラッジの表面を電子顕微鏡に
より撮影するとともに、同微粉末スラッジに含有するケ
イ素、塩素、カルシウム、マグネシウムをX線マイクロ
アナライザにより同一位置で撮影した写真をそれぞれ図
1〜図5に示す。
た28日経過後の微粉末スラッジの表面を電子顕微鏡に
より撮影するとともに、同微粉末スラッジに含有するケ
イ素、塩素、カルシウム、マグネシウムをX線マイクロ
アナライザにより同一位置で撮影した写真をそれぞれ図
1〜図5に示す。
【0018】(実施例2)上記実施例1と同様にして得
た疎水性の酸化カルシウムと、ポーラス体であるバーミ
キュライトと、油分解剤である炭酸カリウムおよび炭酸
ナトリウムを次のように配合した。 疎水性の酸化カルシウム 50g バーミキュライト 25g 炭酸カリウム 5g 炭酸ナトリウム 5g
た疎水性の酸化カルシウムと、ポーラス体であるバーミ
キュライトと、油分解剤である炭酸カリウムおよび炭酸
ナトリウムを次のように配合した。 疎水性の酸化カルシウム 50g バーミキュライト 25g 炭酸カリウム 5g 炭酸ナトリウム 5g
【0019】上記配合比により混合した処理材85gを
室温でポリ塩化ビフェニル含有の使用済みのトランスオ
イル(2.4ppm)45gに加え、軽く混合した。そ
の結果、約6時間経過後に微粉末スラッジとなった。
室温でポリ塩化ビフェニル含有の使用済みのトランスオ
イル(2.4ppm)45gに加え、軽く混合した。そ
の結果、約6時間経過後に微粉末スラッジとなった。
【0020】そして、上記処理による28日経過後の微
粉末スラッジを上記実施例1と同様の試験法により分析
した結果、0.1ppm以下であり、更に90日経過後
においては0.0005ppm以下となり、経過時間が
長くなるに従い、無害化処理されていることがわかっ
た。
粉末スラッジを上記実施例1と同様の試験法により分析
した結果、0.1ppm以下であり、更に90日経過後
においては0.0005ppm以下となり、経過時間が
長くなるに従い、無害化処理されていることがわかっ
た。
【0021】上記本発明実施例2の処理材により処理し
た28日経過後の微粉末スラッジの表面を電子顕微鏡に
より撮影するとともに、同微粉末スラッジに含有するケ
イ素、塩素、カルシウム、マグネシウムをX線マイクロ
アナライザにより同一位置で撮影した写真をそれぞれ図
6〜図10に示す。
た28日経過後の微粉末スラッジの表面を電子顕微鏡に
より撮影するとともに、同微粉末スラッジに含有するケ
イ素、塩素、カルシウム、マグネシウムをX線マイクロ
アナライザにより同一位置で撮影した写真をそれぞれ図
6〜図10に示す。
【0022】(実施例3)上記実施例1と同様にして得
た疎水性の酸化カルシウムと、ポーラス体であるセピオ
ライトと、油分解剤である炭酸カリウムおよび炭酸ナト
リウムを次のように配合した。 疎水性の酸化カルシウム 50g バーミキュライト 25g 炭酸カリウム 5g 炭酸ナトリウム 5g
た疎水性の酸化カルシウムと、ポーラス体であるセピオ
ライトと、油分解剤である炭酸カリウムおよび炭酸ナト
リウムを次のように配合した。 疎水性の酸化カルシウム 50g バーミキュライト 25g 炭酸カリウム 5g 炭酸ナトリウム 5g
【0023】上記配合比により混合した処理材85gを
室温でポリ塩化ビフェニル含有の使用済みのトランスオ
イルの70%原液をトリメチルペンタンで調整したもの
(5ppm)45gに加え、軽く混合した。その結果、
約6時間経過後に微粉末スラッジとなった。
室温でポリ塩化ビフェニル含有の使用済みのトランスオ
イルの70%原液をトリメチルペンタンで調整したもの
(5ppm)45gに加え、軽く混合した。その結果、
約6時間経過後に微粉末スラッジとなった。
【0024】そして、上記処理による28日経過後の微
粉末スラッジを上記実施例1と同様の試験法により分析
した結果、0.1ppm以下であり、更に90日経過後
においては0.0005ppm以下となり、経過時間が
長くなるに従い、無害化処理されていることがわかっ
た。
粉末スラッジを上記実施例1と同様の試験法により分析
した結果、0.1ppm以下であり、更に90日経過後
においては0.0005ppm以下となり、経過時間が
長くなるに従い、無害化処理されていることがわかっ
た。
【0025】(実施例4)油分解剤として更に5倍液の
中性洗剤25cc(5g)を用いたほかは上記実施例1
の配合比で混合した処理材を室温でポリ塩化ビフェニル
含有の使用済みのトランスオイル(12.56ppm)
45gに加え、軽く混合した。その結果、約20分経過
後に微粉末スラッジとなった。
中性洗剤25cc(5g)を用いたほかは上記実施例1
の配合比で混合した処理材を室温でポリ塩化ビフェニル
含有の使用済みのトランスオイル(12.56ppm)
45gに加え、軽く混合した。その結果、約20分経過
後に微粉末スラッジとなった。
【0026】そして、上記処理による17日経過後の微
粉末スラッジを上記実施例1と同様の試験法により分析
した結果、1.42ppmであり、更に90日経過後に
おいては0.0005ppm以下となり、経過時間が長
くなるに従い、無害化処理されていることがわかった。
粉末スラッジを上記実施例1と同様の試験法により分析
した結果、1.42ppmであり、更に90日経過後に
おいては0.0005ppm以下となり、経過時間が長
くなるに従い、無害化処理されていることがわかった。
【0027】(実施例5)上記実施例1と同様にして得
た疎水性の酸化カルシウムと、ポーラス体であるセピオ
ライトと、油分解剤である炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、中性洗剤を次のように配合した。 疎水性の酸化カルシウム 1,000g セピオライト 500g 炭酸カリウム 15g 炭酸ナトリウム 14g 中性洗剤 5g
た疎水性の酸化カルシウムと、ポーラス体であるセピオ
ライトと、油分解剤である炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、中性洗剤を次のように配合した。 疎水性の酸化カルシウム 1,000g セピオライト 500g 炭酸カリウム 15g 炭酸ナトリウム 14g 中性洗剤 5g
【0028】上記配合比により混合した処理材を室温約
15℃でポリ塩化ビフェニル含有の使用済みのトランス
オイル1リットルに加え、軽く混合した。その結果、約
15分で約80℃、約20分で90℃となり、吸着、置
換反応を開始した。これに対し、比較のため、中性洗剤
のみを用いず、その他は上記配合比と同様の処理材を用
い、上記と同じ室温約15℃でポリ塩化ビフェニル含有
の使用済みのトランスオイル1リットルに加え、軽く混
合した。その結果、約2時間で80℃、約3時間で90
℃となり、吸着、置換反応を開始した。
15℃でポリ塩化ビフェニル含有の使用済みのトランス
オイル1リットルに加え、軽く混合した。その結果、約
15分で約80℃、約20分で90℃となり、吸着、置
換反応を開始した。これに対し、比較のため、中性洗剤
のみを用いず、その他は上記配合比と同様の処理材を用
い、上記と同じ室温約15℃でポリ塩化ビフェニル含有
の使用済みのトランスオイル1リットルに加え、軽く混
合した。その結果、約2時間で80℃、約3時間で90
℃となり、吸着、置換反応を開始した。
【0029】上記処理による28日経過後のいずれの微
粉末スラッジも上記実施例1と同様の試験法により分析
した結果、0.1ppm以下であり、更に90日経過後
においてはいずれも0.0005ppm以下となり、経
過時間が長くなるに従い、無害化処理されていることが
わかった。この結果から、油分解剤として中性洗剤を用
いることにより、これを用いない場合に比べ、無害化処
理結果については同じであるが、発熱分解反応(80℃
〜100℃)の開始時間と終了時間(約30℃以下)を
早めることができることがわかった。
粉末スラッジも上記実施例1と同様の試験法により分析
した結果、0.1ppm以下であり、更に90日経過後
においてはいずれも0.0005ppm以下となり、経
過時間が長くなるに従い、無害化処理されていることが
わかった。この結果から、油分解剤として中性洗剤を用
いることにより、これを用いない場合に比べ、無害化処
理結果については同じであるが、発熱分解反応(80℃
〜100℃)の開始時間と終了時間(約30℃以下)を
早めることができることがわかった。
【0030】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、油が添着
されて疎水性を付与され、油が分解されることにより吸
水発熱反応し得る酸化カルシウムと、少なくとも二酸化
ケイ素およびマグネシウムを含有し、ポリ塩化ビフェニ
ル含有油および上記疎水性酸化カルシウムを吸着して油
を分解することができ、イオン交換能を有するポーラス
体と、ポリ塩化ビフェニルを含有した油および上記酸化
カルシウムに添着した油を分解する油分解剤とを用い、
これらをポリ塩化ビフェニル含有油に加える簡単な方法
により、低温で油分を分解して粉末化するとともに、イ
オン交換能によりポリ塩化ビフェニルの塩素を遊離させ
て無害の塩素化合物に変化させることができるので、ポ
リ塩化ビフェニル含有油を、ホスゲン、ダイオキシン等
の毒性の強い物質を発生するおそれがなく、安全に無害
化処理することができ、しかも、処理コストの低下をも
図ることができる。
されて疎水性を付与され、油が分解されることにより吸
水発熱反応し得る酸化カルシウムと、少なくとも二酸化
ケイ素およびマグネシウムを含有し、ポリ塩化ビフェニ
ル含有油および上記疎水性酸化カルシウムを吸着して油
を分解することができ、イオン交換能を有するポーラス
体と、ポリ塩化ビフェニルを含有した油および上記酸化
カルシウムに添着した油を分解する油分解剤とを用い、
これらをポリ塩化ビフェニル含有油に加える簡単な方法
により、低温で油分を分解して粉末化するとともに、イ
オン交換能によりポリ塩化ビフェニルの塩素を遊離させ
て無害の塩素化合物に変化させることができるので、ポ
リ塩化ビフェニル含有油を、ホスゲン、ダイオキシン等
の毒性の強い物質を発生するおそれがなく、安全に無害
化処理することができ、しかも、処理コストの低下をも
図ることができる。
【図1】本発明の実施例1における処理材を用いてポリ
塩化ビフェニルを含有した使用済みのトランスオイルを
処理して得た粉末スラッジの表面を電子顕微鏡により撮
影した写真である。
塩化ビフェニルを含有した使用済みのトランスオイルを
処理して得た粉末スラッジの表面を電子顕微鏡により撮
影した写真である。
【図2】同微粉末スラッジ中のケイ素をX線マイクロア
ナライザにより撮影した写真である。
ナライザにより撮影した写真である。
【図3】同微粉末スラッジ中の塩素をX線マイクロアナ
ライザにより撮影した写真である。
ライザにより撮影した写真である。
【図4】同微粉末スラッジ中のカルシウムをX線マイク
ロアナライザにより撮影した写真である。
ロアナライザにより撮影した写真である。
【図5】同微粉末スラッジ中のマグネシウムをX線マイ
クロアナライザにより撮影した写真である。
クロアナライザにより撮影した写真である。
【図6】本発明の実施例2における処理材を用いてポリ
塩化ビフェニルを含有した使用済みのトランスオイルを
処理して得た粉末スラッジの表面を電子顕微鏡により撮
影した写真である。
塩化ビフェニルを含有した使用済みのトランスオイルを
処理して得た粉末スラッジの表面を電子顕微鏡により撮
影した写真である。
【図7】同微粉末スラッジ中のケイ素をX線マイクロア
ナライザにより撮影した写真である。
ナライザにより撮影した写真である。
【図8】同微粉末スラッジ中の塩素をX線マイクロアナ
ライザにより撮影した写真である。
ライザにより撮影した写真である。
【図9】同微粉末スラッジ中のカルシウムをX線マイク
ロアナライザにより撮影した写真である。
ロアナライザにより撮影した写真である。
【図10】同微粉末スラッジ中のマグネシウムをX線マ
イクロアナライザにより撮影した写真である。
イクロアナライザにより撮影した写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久間 章 茨城県鹿島郡神栖町大字深芝2784番地の 2 審査官 中野 孝一 (56)参考文献 特開 昭63−93349(JP,A) 特開 昭61−259683(JP,A) 特開 昭56−45710(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01J 20/00 - 20/34 A62D 3/00 C09K 3/00
Claims (7)
- 【請求項1】 油が添着されて疎水性を付与され、油が
分解されることにより吸水発熱反応し得る酸化カルシウ
ムと、少なくとも二酸化ケイ素およびマグネシウムを含
有し、ポリ塩化ビフェニル含有油および上記疎水性酸化
カルシウムを吸着して油を分解することができ、イオン
交換能を有するポーラス体と、ポリ塩化ビフェニルを含
有した油および上記酸化カルシウムに添着した油を分解
する油分解剤とからなるポリ塩化ビフェニル含有油の処
理材。 - 【請求項2】 ポーラス体がセピオライト、バーミキュ
ライト、麦飯石から選ばれる請求項1記載のポリ塩化ビ
フェニル含有油の処理材。 - 【請求項3】 油分解剤が炭酸カリウムおよび炭酸ナト
リウムからなる請求項1または2記載のポリ塩化ビフェ
ニル含有油の処理材。 - 【請求項4】 ポリ塩化ビフェニルを含有した油に対
し、重量比で疎水性を付与された酸化カルシウムが30
〜200%、炭酸カリウムが5〜30%、炭酸ナトリウ
ムが4〜25%である請求項3記載のポリ塩化ビフェニ
ル含有油の処理材。 - 【請求項5】 油分解剤が炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ムおよび中性洗剤からなる請求項1または2記載のポリ
塩化ビフェニル含有油の処理材。 - 【請求項6】 ポリ塩化ビフェニルを含有した油に対
し、重量比で疎水性を付与された酸化カルシウムが30
〜200%、炭酸カリウムが5〜30%、炭酸ナトリウ
ムが4〜25%、中性洗剤が0.2〜1%である請求項
5記載のポリ塩化ビフェニル含有油の処理材。 - 【請求項7】 疎水性を付与された酸化カルシウムは、
酸化カルシウムに対し、重量比で油が0.1〜2%添着
された請求項4または6記載のポリ塩化ビフェニル含有
油の処理材。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29061395A JP2965896B2 (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | ポリ塩化ビフェニル含有油の処理材 |
TW085113174A TW371298B (en) | 1995-10-13 | 1996-10-29 | Treating material for polychlorobiphenyl-containing oils |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29061395A JP2965896B2 (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | ポリ塩化ビフェニル含有油の処理材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09103672A JPH09103672A (ja) | 1997-04-22 |
JP2965896B2 true JP2965896B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=17758268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29061395A Expired - Fee Related JP2965896B2 (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | ポリ塩化ビフェニル含有油の処理材 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2965896B2 (ja) |
TW (1) | TW371298B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CA2418443C (en) * | 2002-02-05 | 2007-04-24 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of treating fats and oils |
CN101805002B (zh) * | 2010-04-16 | 2012-01-11 | 西安石油大学 | 一种表面改性氧化钙的制备方法 |
CN104671700B (zh) * | 2015-02-05 | 2017-11-03 | 江苏苏博特新材料股份有限公司 | 一种改性氧化钙类水泥混凝土膨胀剂及其制备方法 |
CN104671698B (zh) * | 2015-02-05 | 2017-11-03 | 江苏苏博特新材料股份有限公司 | 一种改性氧化钙类水泥混凝土膨胀剂及其制备方法 |
CN104671697B (zh) * | 2015-02-05 | 2017-10-10 | 江苏苏博特新材料股份有限公司 | 一种改性氧化钙类水泥混凝土膨胀剂及其制备方法 |
CN104671695B (zh) * | 2015-02-05 | 2017-02-22 | 江苏苏博特新材料股份有限公司 | 一种水泥混凝土用改性氧化钙类膨胀剂及其制备方法 |
CN104671694B (zh) * | 2015-02-05 | 2017-02-22 | 江苏苏博特新材料股份有限公司 | 一种用于补偿混凝土温度收缩的改性氧化钙膨胀剂及其制备方法 |
-
1995
- 1995-10-13 JP JP29061395A patent/JP2965896B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-10-29 TW TW085113174A patent/TW371298B/zh active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09103672A (ja) | 1997-04-22 |
TW371298B (en) | 1999-10-01 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |