JP2965523B2 - 照明器具 - Google Patents
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- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
の照明器具に係り、特に、ソケットにネジ式に取り付け
られる電球型蛍光ランプを使用して、この電球型蛍光ラ
ンプをシェードで覆う構成にした照明器具に関する。
ケット部に、蛍光ランプを取付けたものがある。そし
て、この蛍光ランプを、本体側のシェードで覆ってい
る。しかし、蛍光ランプをソケットから取り外しすると
き、シェードが小さいと、それが邪魔になってうまく取
り外せないことがあった。それに対して、邪魔にならな
いようにシェードを大きくすると、電気スタンドが大型
化してしまい、そのデザインの自由度も狭くなってしま
う。そこで、ソケット部を本体側のシェードに対して可
動にしたものがあった。
ランプを手で持って、この蛍光ランプごとソケット部を
シェードに対して下方に引き出す。この状態では、蛍光
ランプを取り外す方向にシェードが位置しなくなるの
で、それが邪魔になることなく取り外すことができる。
逆に、蛍光ランプを取り付けるときは、下方に向けたソ
ケット部に蛍光ランプを取り付ける。そして、そのまま
蛍光ランプごと押し上げれば、ソケット部が元の位置に
復帰し、蛍光ランプがシェード内に収納される。このよ
うにした電気スタンドでは、シェードが邪魔になること
なく蛍光ランプを取り外しできるので、小型化が可能と
なり、そのデザインの自由度を広げることができる。
では、蛍光ランプを交換するようなとき、蛍光ランプご
とソケット部を動かす構成となっている。しかし、ソケ
ット部には、例えば、コード類が接続しており、ソケッ
ト部が動かされるたびにそこに無理な力が作用してしま
う。そのため、何回も動かすうちに、そのコード類が断
線するなどの問題が発生する可能性があった。しかも、
ソケット部を動かすとき、蛍光ランプを手で持って、引
き出したり、押し上げたりしなければならない。そのた
め、慣れないうちは力加減が分からず、うまく蛍光ラン
プを交換できないことがあった。特に、蛍光ランプのよ
うにガラスで成形されたものを扱うことから、力加減が
分からないと、不安で力を強くすることができなかっ
た。この発明の目的は、小型化を可能として、デザイン
の自由度を大幅に広げられるとともに、上記のような問
題を解決しうる照明器具を提供することである。
と、このソケットを組み込んだケースと、ソケットにネ
ジ式に取り付けた電球型蛍光ランプと、対向する一対の
側面、一対の側面に連続する上面、及び側面と上面との
先端で連続する端面からなり、これらの面で上記電球型
蛍光ランプを覆うシェードとを備え、シェードの一対の
側面の後端を軸機構を介してケースに取り付け、この軸
機構を支点として、シェードをケースに対して動かせる
構成にした点に特徴を有する。第2の発明は、第1の発
明において、軸機構は、ケース外周面のほぼ対向する位
置に設けた一対の軸部あるいは一対の軸孔と、シェード
側面の後端内側のほぼ対向する位置に設けた一対の軸孔
あるいは一対の軸部とからなり、シェードを弾性を有す
る素材で成形するとともに、弾性に抗してシェードの一
対の側面を広げて、これら側面でケースを挟み込み、上
記軸部を軸孔にはめ込んだ点に特徴を有する。第3の発
明は、第1、2の発明において、電球型蛍光ランプを覆
った状態に保ち、シェードがそれ以上下面方向に動くの
を規制するストッパ機構を備えた点に特徴を有する。
器具として、電気スタンドを例にして説明する。図1に
示すように、先端を開口させた円筒状の第1ケース1の
内部に、円筒状のソケット収容部2を設けている。そし
て、このソケット収容部2に金属製のE26ソケット3
を組み込んで、ソケットを構成している。この第1ケー
ス1をフレーム4で挟み込むとともに、フレーム4に取
り付けたフレキシブル支柱5で支持している。そして、
具体的には図示しないが、このフレキシブル支柱5の他
端に台やクリップを設けている。あるいは、台やクリッ
プを設けずに、フレキシブル支柱5をそのまま使って造
形し、例えば、とぐろ状に巻いたり、適当な場所に巻き
付けたりしてもよい。また、第1ケース1の後端には、
E26ソケット3に通電したり、その通電を遮断したり
するスイッチ6を設けている。そして、このスイッチ6
に接続するコード7を、上記フレキシブル支柱5内を通
して、台やクリップ側で電源に接続している。
互いに対向させた一対の引っ掛け部8、9を一体に形成
している。一方の引っ掛け部8は、第1ケース1の開口
端面にほぼ面一になる位置に設けられているが、他方の
引っ掛け部9は、開口端面から距離lだけ奥まった位置
に設けられている。そして、これら引っ掛け部8、9の
寸法を、その幅W、奥行きL、高さHとしている。ここ
では、これら引っ掛け部8、9のそれぞれを、平行に並
べた2枚の引っ掛け板8a、8b及び9a、9bから構
成している(ただし、引っ掛け板8bは、図1には表れ
ていない)。
2ケース10を、円筒部10aと、この円筒部10aの
後端に一体的に形成した縮径部10bとから構成してい
る。そして、この縮径部10bの外径を、上記第1ケー
ス1の開口内径とほぼ同じにしている。縮径部10bに
は、その外周面に沿って、一対の引っ掛け溝11、12
を形成している。一方の引っ掛け溝11は、上記一方の
引っ掛け部8を引っ掛けるためのもので、図3(b)、
(c)に示すように、段部13のすぐ隣に沿って形成され
ている。また、他方の引っ掛け溝12は、上記他方の引
っ掛け部9を引っ掛けるためのもので、図3(b)、(c)
に示すように、段部13から距離lを保って形成されて
いる。そして、これら引っ掛け溝11、12の幅を、上
記引っ掛け部8、9の奥行きLとほぼ同じにしている。
互いに対向させた一対の挿入溝14、15を形成し、一
方の挿入溝14を上記一方の引っ掛け溝11の端部に連
続させ、また、他方の挿入溝15を上記他方の引っ掛け
溝12の端部に連続させている。そして、これら挿入溝
14、15の幅を、上記引っ掛け部8、9の幅Wとほぼ
同じにしている。なお、各引っ掛け溝11、12には、
挿入溝14、15と連続する位置に掛止め部16、17
を設けている。これら掛止め部16、17は、略直角三
角形となっていて、その斜辺16a、17aによって、
引っ掛け溝11、12の幅を挿入溝14、15側から徐
々に狭めるようにしている。また、第2ケース10の縮
径部10b側の底面18には、図3(a)に示すように、
挿入溝14、15に連続させた切欠き19、20を形成
している。そして、これら切欠き19、20の高さを、
上記引っ掛け部8、9の高さHとほぼ同じにしている。
にして、第1ケース1に組み付けている。まず、一方の
引っ掛け部8を一方の挿入溝14に対向させ、かつ、他
方の引っ掛け部9を他方の挿入溝15に対向させる。そ
して、第2ケース10の縮径部10bを第1ケース1の
開口に挿入すると、引っ掛け部8、9のそれぞれが挿入
溝14、15内を移動しながら、第2ケース10の段部
13が第1ケース1の開口端面に当接する。このとき、
前述したように引っ掛け溝8、9をlだけずらして配置
したので、引っ掛け部8、9のそれぞれが、引っ掛け溝
11、12に隣り合うことになる。
1に対して回転させれば、各引っ掛け部8、9が掛止め
部16、17の斜面16a、17aに沿って移動する。
そして、第2ケース10をさらに回転させれば、各引っ
掛け部8、9が弾性に抗して斜面16a、17aを乗り
越え、引っ掛け溝11、12に位置する。引っ掛け部
8、9が引っ掛け溝11、12に位置すれば、これら引
っ掛け部8、9が引っ掛け溝11、12内を相対移動で
きるので、その範囲で、第2ケース10を第1ケース1
に対して自由に回転させることができる。
8、9が挿入溝14、15側に移動したとしても、これ
ら引っ掛け部8、9が掛止め部16、17の底辺16
b、17bに当接して止められるので、第2ケース10
が第1ケース1から抜け落ちることはない。このように
して第2ケース10を第1ケース1に組み付けると、底
面18に形成したソケット孔21を介して、第1ケース
1のソケット収容部2が第2ケース10側に臨むことに
なる。なお、これら第1ケース1と第2ケース10とが
相まって、この発明でいうケースを構成している。
は、その径方向に互いに対向させた一対の軸孔22、2
3を形成している。さらに、この円筒部10aの外周面
には、一対のストッパ段部24、25を一体的に形成す
るとともに、これらストッパ段部24、25を、上記一
対の軸孔22、23の下方に位置させている。ここで
は、これらストッパ段部24、25を、円筒部10aの
開口端面を超えて角状に突出させて、第2ケース10の
外周面に滑らかに一体化させている。
ェード26は、対向する一対の側面26a、26bと、
一対の側面26a、26bに連続する上面26cと、側
面26a、26bと上面26cとの先端で連続する端面
26dとからなり、すべての面26a〜26dを滑らか
に連続させて、一体的に成形している。一対の側面26
a、26b間の寸法を、第2ケース10の円筒部10a
の外径とほぼ同じにしている。そして、これら側面26
a、26bの後端内側には、対向させた一対の軸部2
7、28を設けている。
して、第2ケース10に組み付けている。まず、シェー
ド26の後端の下方に、第2ケース10の円筒部10a
を位置させる。そして、弾性に抗して一対の側面26
a、26bを広げて、これら側面26a、26bで円筒
部10aを挟み込むとともに、その内側に設けた一対の
軸部27、28を、円筒部10aに形成した軸孔22、
23にそれぞれはめ込む。軸部27、28が軸孔22、
23にはめ込まれると、側面26a、26bが元の状態
に復帰して、図6に示すように、シェード26が第2ケ
ース10に取り付けられることになる。このようにした
シェード26は、軸部27、28及び軸孔22、23を
支点として、第2ケース10に対して、上下面方向(図
6の矢印u、d方向)に動かすことができる。
方向に動かすと、側面26a、26bの後端辺が、第2
ケース10に設けたストッパ段部24、25に当接し
て、それ以上下面方向に動くのが規制される。このと
き、シェード26の上面26cが、第2ケースの軸線と
ほぼ平行となるようにしている。さらに、第2ケース1
0には、その円筒部10aに凸部29を一体に形成し、
この凸部29を軸孔22、23間の中間に位置させてい
る。また、シェード26には、その上面26cの後端内
側に凹部30を形成し、この凹部30を軸部27、28
間の中間に位置させている。そして、シェード26の後
端辺がストッパ段部24、25に当接した状態で、ちょ
うど凸部29が凹部30にはめ込まれ、シェード26が
それ以上下面方向に動くのが規制されることになる。
面方向に動かすと、シェード26の上面26cの後端辺
がケースに当接するので、それ以上上面方向に動くのが
規制される。ここでは、シェード26の上面26cの後
端辺を、図4に示すように、シェード26の先端方向に
向かって湾曲させている。したがって、この後端辺を直
線的にした場合に比べて、湾曲させた分だけ、ケースに
当接するまでの可動角度を確保でき、シェード26をよ
り大きな範囲で動かすことができる。ただし、シェード
26の形状はこれに限定するものではなく、例えば、図
7に示すように、側面26a、26bだけを後端側に長
くして、そこに軸部27、28を設ければ、シェード2
6を上面方向にさらに大きく動かすことができる。
ーレット加工をしている。したがって、軸部27、28
と軸孔22、23との間に摩擦力が発生し、シェード2
6を動かすときに、適当な抗力を持たせることができ
る。そして、そのローレット形状によっては、シェード
26を多段階的に動かすようにすることもできる。もち
ろん、軸部27、28や軸孔22、23にローレット加
工をしないで、シェード26を滑らかに、無段階的に動
かすようにしてもかまわない。ただし、この場合でも、
後述する電球型蛍光ランプ31の交換をしやすくするた
め、シェード26を上面方向に動かした状態で保持でき
るようにしておくのが理想的である。例えば、シェード
26を上面方向にある程度動かしたとき、凸部29がシ
ェード26の上面26cの内側に触れて、その状態を保
持できるようにしておくなどすればよい。
は、電球ではなく、図6に示す電球型蛍光ランプ31を
取り付けている。電球型蛍光ランプ31は、インバータ
機能を内蔵したものであり、U字型に曲げられた蛍光ラ
ンプ管32と、この蛍光ランプ管32を設けた球形のイ
ンバータ部33と、インバータ部33に通電するE26
口金34とから構成されている。このようにした電球型
蛍光ランプ31は、最近になって小型化・軽量化等が図
られ実用的なものとなっている。電球型蛍光ランプ31
は、いわゆる電球を取り付けていたE26ソケットに、
そのまま取り付けることができる。そして、その特徴と
して、電球に比べて寿命が約8倍である等の利便性を有
するが、なによりも、発熱量が少なくて済み、消費電力
が約1/4となっている点が挙げられる。
ランプ31の大きさにあわせて決められている。シェー
ド26の幅、つまり、一対の側面26a、26b間の寸
法は、前述のように第2ケース10の円筒部10aの外
径とほぼ同じになっているが、電球型蛍光ランプ31に
対しては、その球形のインバータ部33に触れない範囲
でできるだけ小さくなっている。
26cまでの寸法は、それが図6に示す通常使用状態、
つまり、下面方向ヘの動きが規制された状態で、シェー
ド26の面26a〜26dで電球型蛍光ランプ31の一
部あるいはすべてを覆うように決められている。ただ
し、この状態で、シェード26の内側に電球型蛍光ラン
プ31が触れないようにしておく。さらに、シェード2
6の長さ、つまり、端面26dまでの寸法は、電球型蛍
光ランプ31をE26ソケットに取り付けた状態で、そ
の蛍光ランプ管32の先端に触れない範囲でできるだけ
小さくしている。このように、電球型蛍光ランプ31の
発熱量が小さいので、それに触れない範囲でシェード2
6を小さく設計することができる。
は、図5に示すように、防止板35を設けている。この
防止板35は、E26ソケット3に、電球型蛍光ランプ
31ではなく、電球を取り付けるのを防止するためのも
のである。その理由は、前述したように、シェード26
を小さくしたので、誤って発熱量の大きな電球をE26
ソケット3に取り付けると、その熱によってシェード2
6が溶けたりする恐れがあるからである。電球型蛍光ラ
ンプ31を取り付けた場合は、この防止板35が電球型
蛍光ランプに触れることなく、図6に示す通常使用状態
のように、シェード26の面26a〜26dで電球型蛍
光ランプ31を覆うことができる。
トッパ段部24、25や凹凸部29、30で規制される
前に、この防止板35が電球にぶつかって、シェード2
6がそれ以上下面方向に動けなくなる。したがって、シ
ェード26が閉じずに、使用者に、電球型蛍光ランプ3
1を使わなければならないことを気付かせることができ
る。もちろん、この目的を達成するものであれば、防止
板35の形状や取付位置はどのようなものであってもよ
い。あるいは、シェード26自体の寸法を調整して、こ
の目的を達成できるようにしてもかまわない。
する。電球型蛍光ランプ31を交換するような場合、E
26ソケット3にネジ式に取り付けられているので、こ
の電球型蛍光ランプ31を抜き方向にストロークさせな
ければならない。しかし、上記のようにシェード26を
小さくしたので、電球型蛍光ランプ31がシェード26
の端面26dに当接してしまい、そのストロークのため
のスペースを確保できなくなる。このとき、軸部27、
28及び軸孔22、23を支点として、シェード26を
ケースに対して上面方向に動かしてやれば、シェード2
6の端面26dが上方に移動して、電球型ランプ31を
ストロークさせるためのスペースを確保することができ
る。したがって、シェード26がなんら邪魔になること
なく、電球型蛍光ランプ31を交換することができる。
には、発熱量が小さいので、シェード26と蛍光ランプ
31との間隔を小さくできる。一方で、その間隔を小さ
くすればするほど、今度は、電球型蛍光ランプ31を取
り替えにくくなる。しかし、この実施例では、シェード
26を揺動したり回したりできるので、シェードとラン
プ31との間隔を極限まで小さくしても、そのランプを
簡単に取り替えることができる。シェード26を大きく
すれば、電球型蛍光ランプ31との間隔も大きくとれる
ので、ランプ31を取り替えやすくできるのは当然であ
る。したがって、シェード26が小さくてもランプ31
が取り替え易いということは、大きさにあまり制約され
ずに、シェード26のデザインを決めることができる。
つまり、デザインの自由度が広がることを意味する。 ま
た、シェード26は第2ケース10と一体的に回転する
が、E26ソケット3は第1ケース1側に設けているの
で、シェード26を揺動あるいは回転させても、第1ケ
ース1に設けたソケット3に無理な力が作用しない。し
たがって、シェード26を何回動かそうとも、ソケット
3に接続したスイッチあるいはコード類にも無理な力が
作用しない。 さらに、シェード26を揺動したり回した
りして、ランプの照射範囲を調整することも可能にな
る。 さらにまた、シェード26は樹脂製なので、ガラス
のように壊れたりしない。このようにシェード26が壊
れにくいので、使用者は、それを大胆に動かせる。しか
も、電球型蛍光ランプ31は、従来の電球と同じように
してE26ソケット3から外せるので、それを取り扱い
も簡単である。
転したりできるので、シェードの反射光による照射範囲
を自由に調整できる。例えば、図6に示すように、電球
型蛍光ランプ31をシェード26の面26a〜26dで
覆って、それを下方に向ければ、シェード26の真下を
照射できる。また、シェード26を揺動したり回転させ
たりして上に向けるようにすれば、その照射範囲を自由
に調整できる。さらに、シェード26を、その弾性によ
ってケースに組み付けているので、簡単に取り外すこと
ができる。したがって、例えば、シェード26の内側が
汚れたようなとき、シェード26を取り外せば、手軽に
しかも簡単にその汚れを落とすことができる。 また、シ
ェード26を簡単に外せるので、流通段階でそれをはず
しておけば、照明器具全体をコンパクトに梱包できると
ともに、シェード26を無理に押し込んだりして壊すよ
うなこともなくなる。
けた引っ掛け部8、9を、平行に並べた2枚の引っ掛け
板8a、8b及び9a、9bから構成しているが、その
理由は以下の通りである。つまり、引っ掛け部8、9
は、ブロック体などから構成してもよいが、計4枚の引
っ掛け板8a、8b及び9a、9bから構成し、それを
適当なピッチで配置することで、メネジとして使用する
ことが可能となる。そして、図7に示すように、そのメ
ネジに対応するオネジ36を有するかさ型シェード37
を用意すれば、第1ケース1には、第2ケース10の代
りに、このかさ型シェード37をネジ式に取り付けるこ
とができる。したがって、第1ケース1内のE26ソケ
ット3に電球を取り付ければ、電球を使用した電気スタ
ンドとして使用することもできる。
は、4枚の引っ掛け板8a、8b及び9a、9bを所定
のリード角に傾けて配置させるのが理想的である。ただ
し、この実施例では、引っ掛け板8a、8b及び9a、
9bの幅Wを短くして、第1ケース1の内周面の一部に
しか設けていないので、これら引っ掛け板8a、8b及
び9a、9bを円周に沿って配置させたとしても、その
弾性によってメネジとしての機能を果たすことになる。
けた軸部27、28と、第2ケース10に形成した軸孔
22、23とが相まって、この発明でいう軸機構を構成
している。ただし、この軸機構としては、そこを支点と
してシェード26を動かせるものであれば、どのような
構成としてもかまわない。例えば、図9に示すように、
第2ケース10の両側に、それぞれ上下2つに並べた軸
孔22a、22bを形成しておけば、これら軸孔22
a、22bを選択することで、シェード26の位置を上
下方向に平行移動させることができる。あるいは、図1
0に示すように、第2ケース10の両側に、長孔とした
軸孔38を形成しておけば、軸部27、28を上に移動
させながらシェード26を上面に動かすことができ、可
動範囲を大きくすることができる。この長孔38として
は、例えば、上記軸孔22a、22bを直線溝で連続さ
せたような形状にしておけばよい。もちろん、軸部2
7、28を第2ケース10側に、また、軸孔22、2
3、38などをシェード26側に設けてもかまわない。
4、25とシェード26の側面26a、26bの後端辺
とが相まって第1ストッパ機構を構成し、凹部30と凸
部29とが相まって第2ストッパ機構を構成している。
そして、これら第1、2ストッパ機構が、この発明でい
うストッパ機構を構成する。ただし、ストッパ機構とし
てはどのような構成としてもよく、例えば、上記第1、
2ストッパ機構のうちいずれか一方だけであっても、そ
の機能を果たすことができる。
にして説明したが、例えば、ケースを天井から釣り下げ
たタイプの照明器具であってもかまわない。
ースに対して揺動させ、第1ケースに対しては、シェー
ドと第2ケースとを一体的に回せるので、電球型蛍光ラ
ンプを交換するようなときでも、シェードがじゃまにな
ったりしない。このようにシェードを動かして、電球型
蛍光ランプを取り替えられるので、シェードをかなり小
さくしても、ランプを取り替えることができる。シェー
ドが大きければ、ランプの取り替えが楽なのは当然であ
るが、それが小さくても、取り替えに支障を来さないと
いうことは、ランプを取り替えるための条件に制約され
て、デザインが限定されないことを意味する。したがっ
て、デザインの自由度も大きくなる。 また、シェードは
第2ケースと一体的に回転するが、ソケットは第1ケー
ス側に設けているので、シェードを揺動あるいは回転さ
せても、第1ケースに設けたソケットに無理な力が作用
しない。したがって、シェードを何回動かそうとも、ソ
ケットに接続したスイッチあるいはコード類にも無理な
力が作用しない。 さらに、シェードを揺動したり回した
りして、ランプの照射範囲を調整することも可能にな
る。
て、軸機構を、軸孔と軸部とからなる簡単な構成とした
ので、コストダウンが可能となる。しかも、シェードを
その弾性によってケースに組み付けているので、簡単に
取り外すことができる。したがって、例えば、シェード
の内側が汚れたようなとき、シェードを取り外せば、手
軽に、かつ、きれいに掃除することができる。あるい
は、流通段階でシェードを取り外しておけば、コンパク
トに梱包でき、また、無理な梱包によって壊れるような
ことも避けられ、流通コストの低減を図ることができ
る。第3の発明によれば、第1、2の発明において、ス
トッパ機構によって、シェードが電球型蛍光ランプを覆
った通常使用状態に保つことができる。そして、シェー
ドがそれ以上下面方向に動くのを規制するので、シェー
ドの内側が電球型蛍光ランプに触れたりするのを防止す
ることができる。
図で、(b)は、(a)のb側から見た側面図で、(c)は、
(a)のc側から見た側面図である。
ともに、この第2ケース10に電球型蛍光ランプ31を
取り付ける状態を示した図である。
斜視図である。
ス10を示す図である。
0を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ソケットと、このソケットを組み込んだ
第1ケースと、この第1ケースに対して回転可能にした
第2ケースと、ソケットにネジ式に取り付けた電球型蛍
光ランプと、対向する一対の側面、一対の側面に連続す
る上面、及び側面と上面との先端で連続する端面からな
り、これらの面で上記電球型蛍光ランプを覆うシェード
とを備え、シェードの上記両側面の後端を、軸機構を介
して第2ケースに取り付け、この軸機構を支点として、
シェードを第2ケースに対して揺動可能にするととも
に、シェードと第2ケースとが一体になって第1ケース
に対して回転可能にした照明器具。 - 【請求項2】 軸機構は、ケース外周面のほぼ対向する
位置に設けた一対の軸部あるいは一対の軸孔と、シェー
ド側面の後端内側のほぼ対向する位置に設けた一対の軸
孔あるいは一対の軸部とからなり、シェードを弾性を有
する素材で成形するとともに、弾性に抗してシェードの
一対の側面を広げて、これら側面でケースを挟み込み、
上記軸部を軸孔にはめ込んだことを特徴とする請求項1
記載の照明器具。 - 【請求項3】 電球型蛍光ランプを覆った状態に保ち、
シェードがそれ以上下面方向に動くのを規制するストッ
パ機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の
照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3702397A JP2965523B2 (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3702397A JP2965523B2 (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10223027A JPH10223027A (ja) | 1998-08-21 |
JP2965523B2 true JP2965523B2 (ja) | 1999-10-18 |
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