JP2965022B2 - 多地点テレビ会議システムおよびその着信制御方法 - Google Patents

多地点テレビ会議システムおよびその着信制御方法

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JP2965022B2
JP2965022B2 JP10073044A JP7304498A JP2965022B2 JP 2965022 B2 JP2965022 B2 JP 2965022B2 JP 10073044 A JP10073044 A JP 10073044A JP 7304498 A JP7304498 A JP 7304498A JP 2965022 B2 JP2965022 B2 JP 2965022B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末を用い
た多地点テレビ会議システムおよびその着信制御方法に
係わり、詳細には複数の端末それぞれと多地点テレビ会
議制御装置との回線接続を容易にした多地点テレビ会議
システムおよびその着信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、互いに遠隔地にいる複数の参加者
それぞれの時間の有効利用や旅費の削減などの要求とと
もに通信速度に代表される通信技術の向上により、サー
ビス総合ディジタル網(Integrated Services Digital
Network:以下、ISDNと略す。)などの公衆網回線
を利用した多地点テレビ会議システムによる会議の形態
が増えている。しかし、原則としてポイント・ツー・ポ
イント型接続を想定している公衆網回線を利用するた
め、ポイント・ツー・マルチポイント型接続を行う必要
のある多地点テレビ会議システムにおいてその回線接続
を効率よく行うことが望まれている。
【0003】図10は、このような従来提案された多地
点テレビ会議システムの構成の概要を表わしたものであ
る。この多地点テレビ会議システムは、複数のテレビ会
議端末101、102、…、10Nと、複数の回線ポート
を有しこれらを接続してテレビ会議端末101〜10N
で通信を行わせる多地点テレビ会議制御装置(Multipoi
nt Control Unit:以下、MCUと略す。)を備えるセン
タノード11と、これらを回線接続する交換機12と、
この交換機12で回線接続される回線番号の制御情報を
格納している番号データベース13とを備えている。セ
ンタノード11には、複数の回線ポート141、142
143を介して交換機12に接続されている第1のMC
U15と、複数の回線ポート161、162、…、16M
を介して交換機12に接続されている第2のMCU17
と、番号データベース13に接続されている番号制御部
18とを備えている。
【0004】このような多地点テレビ会議システムにお
いて、予め会議の参加者数あるいは地点数と開始時間な
どが決定されており、以下では例えば3地点におけるテ
レビ会議端末101、102、103から接続する場合に
ついて説明する。所定の会議予約システムなどからの会
議設定の必要が発生して多地点テレビ会議のための回線
接続を行うときには、まず番号制御部18がセンタノー
ド11に複数ある回線ポートから必要な3つの回線ポー
ト141〜143を選択する。さらに、番号制御部18は
これらの回線ポートに対して1つの代表番号19を付与
するとともに、これら3つの回線ポート141〜143
第1のMCU15の接続回線ポートとして割り当てる。
ここでは、番号制御部18によって付与された代表番号
19を例えば“50番”とする。そして番号制御部18
は、交換機12が備える番号データベース13に対し
て、代表番号19の“50番”とセンタノードの回線ポ
ート141〜143とを対応付けて登録することにより、
いずれかのテレビ会議端末が“50番”で発呼された場
合は、こらら回線ポート141〜143のいずれかに回線
接続されることになる。
【0005】次に、番号制御部18によって付与された
代表番号19は、メールサービスなどを利用してテレビ
会議端末101〜103に通知される。そして会議開始時
間になると、テレビ会議端末101〜103からはそれぞ
れ代表番号を“50番”として発呼される。交換機12
では、番号データベース13に基づいてセンタノードの
回線ポート141、142、143を示すものと判断し
て、センタノードを呼び出して回線接続制御を行う。
【0006】これまで説明したように多地点テレビ会議
の開始に先立って、センタノードに必要な数だけの回線
ポートを割り当て、これを会議開催ごとに行うようにす
ることで、センタノードの回線ポートの使用効率を向上
させることができる。
【0007】このような会議ごとにセンタノードに必要
な数だけの回線ポートを割り当てる多地点テレビ会議シ
ステムに関する技術は、例えば特開平3−16459号
公報の「多地点会議接続における代表番号制御方式」に
開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、特開平3
−16459号公報に開示されている技術を用いた多地
点テレビ会議システムでは、交換機に接続される番号デ
ータベースを具備する必要があるのに加えて、その登録
内容を会議開催のたびに変更しなければならず、システ
ム変更にコストがかかってしまうという問題がある。ま
た、代表番号をテレビ会議端末に通知するためには一般
のメールサービスなどの別伝送路による通知システムを
想定しており、システム導入の大きな障壁となってしま
う。
【0009】また、従来の他のMCUは複数の回線ポー
トを介して公衆網回線が接続されており、テレビ会議端
末はMCU側で特定した回線番号を用いて発呼する必要
があった。特に、会議開催や会議内容の秘匿性を重視し
たい場合には、MCU側でテレビ会議端末の発番号を確
認して特定の番号しか受信しないように予め設定するこ
とがあるため、テレビ会議端末側においてこの回線番号
の通知を受けてから発呼することは非常に煩雑な作業と
なってしまうという問題があった。
【0010】そこで本発明の目的は、複数の多地点テレ
ビ会議端末からMCUに対する回線接続作業の負荷を軽
減するとともに、従来の公衆網回線を利用して安価に構
成できる多地点テレビ会議システムおよびその着信制御
方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)回線を介して予め定められた第1の回線番号
を用いて発呼された呼に含まれる発信元を識別するため
の発番号を抽出する発番号抽出手段と、この発番号抽出
手段によって抽出された発番号に対応して第2の回線番
号を割り当てる回線番号割当手段と、この回線番号割当
手段によって割り当てられた第2の回線番号と第1の回
線番号を用いて発呼された呼の受付の拒否通知とを発番
号に対応する発信元に通知する回線番号通知手段と、こ
の回線番号通知手段によって通知された第2の回線番号
を用いた発信元からの着信呼により回線を接続する回線
接続手段とを備える多地点テレビ会議制御装置と、
(ロ)回線を介して第1の回線番号を用いて多地点テレ
ビ会議制御装置に対して発呼するとともに回線番号通知
手段によって第1の回線番号を用いた呼の拒否が通知さ
れたときには回線番号通知手段によって通知された第2
の回線番号を用いて多地点テレビ会議制御装置に対して
再発呼する発呼手段とを備える複数のテレビ会議端末と
を多地点テレビ会議システムに具備させる。
【0012】すなわち請求項1記載の発明では、複数の
テレビ会議端末の発呼手段から予め定められた第1の回
線番号を用いて発呼させることで、多地点テレビ会議制
御装置では受信した呼から発番号抽出手段によって発信
元となるテレビ会議端末を識別するようにしている。さ
らに回線番号割当手段によってこの呼に対して新たに第
2の回線番号を割り当てて、回線番号通知手段によりこ
の識別されたテレビ会議端末に第1の回線番号を用いた
呼の受付拒否通知とともに通知するようにしている。そ
してテレビ会議端末は、多地点テレビ会議制御装置によ
り呼の受付の拒否通知を受信したときには、同時通知さ
れた第2の回線番号を用いて再発呼することにより、テ
レビ会議制御装置との回線接続を行えるようにしてい
る。
【0013】請求項2記載の発明では、(イ)サービス
総合ディジタル網を介して予め定められた第1の回線番
号を用いてこの多地点テレビ会議制御装置に対して発呼
する発呼手段とを備える複数のテレビ会議端末と、
(ロ)サービス総合ディジタル網を介してこの第1の回
線番号を用いて発呼された呼に含まれる発信元となるテ
レビ会議端末を識別するための発番号を抽出する発番号
抽出手段と、この発番号抽出手段によって抽出された発
番号に対応して第2の回線番号を割り当てる回線番号割
当手段と、この回線番号割当手段によって割り当てられ
た第2の回線番号を転送する回線番号転送手段と、この
回線番号転送手段によって転送された第2の回線番号を
用いた着信呼により回線を接続する回線接続手段とを備
える多地点テレビ会議制御装置と、(ハ)回線番号転送
手段によってサービス総合ディジタル網を介して転送さ
れてきた第2の回線番号を用いて多地点テレビ会議制御
装置に対して発呼する転送発呼手段を備える転送制御装
置とを多地点テレビ会議システムに具備させる。
【0014】すなわち請求項2記載の発明では、複数の
テレビ会議端末の発呼手段から予め定められた第1の回
線番号を用いて発呼させることで、多地点テレビ会議制
御装置では受信した呼から発番号抽出手段によって発信
元となるテレビ会議端末を識別するようにしている。さ
らに回線番号割当手段によってこの呼に対して新たに第
2の回線番号を割り当てて、回線番号転送手段によりI
SDNの転送制御装置に転送するとともにこの第2の回
線番号を用いて多地点テレビ会議制御装置に再発呼させ
るようにしている。そして多地点テレビ会議制御装置
は、ISDNの転送制御装置からの再発呼により、第1
の回線番号を用いて発呼してきたテレビ会議端末との回
線接続を行えるようにしている。
【0015】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
多地点テレビ会議システムで、回線はサービス総合ディ
ジタル網であり、回線番号通知手段は回線番号割当手段
によって割り当てられた第2の回線番号をサービス総合
ディジタル網のユーザ・ユーザ信号を用いて発番号に対
応する発信元に通知することを特徴としている。
【0016】すなわち請求項3記載の発明では、ISD
Nの付加転送情報付加サービスにおけるユーザ・ユーザ
信号の転送機能を用いて多地点テレビ会議制御装置で新
たに割り当てられた第2の回線番号の通知を行うように
する。
【0017】請求項4記載の発明では、(イ)複数のテ
レビ会議端末それぞれから回線を介して予め定められた
第1の回線番号を用いて多地点テレビ会議制御装置に対
して発呼する発呼ステップと、(ロ)この発呼ステップ
によって発呼された呼に含まれる発信元となるテレビ会
議端末を識別するための発番号を抽出する発番号抽出ス
テップと、(ハ)この発番号抽出ステップによって抽出
された発番号に対応して第2の回線番号を割り当てる回
線番号割当ステップと、(ニ)この回線番号割当ステッ
プによって割り当てられた第2の回線番号と第1の回線
番号を用いて発呼された呼の受付の拒否通知とを発番号
に対応する発信元となるテレビ会議端末に通知する回線
番号通知ステップと、(ホ)この回線番号通知通知によ
って第1の回線番号を用いた呼の拒否が通知されたとき
には回線番号通知手段によって通知された第2の回線番
号を用いて多地点テレビ会議制御装置に対して再発呼す
る再発呼ステップと、(ヘ)この再発呼ステップによる
テレビ会議端末から多地点テレビ会議制御装置への再発
呼により回線を接続する回線接続ステップとを多地点テ
レビ会議システムの着信制御方法に備える。
【0018】すなわち請求項4記載の発明では、複数の
テレビ会議端末から予め定められた第1の回線番号を用
いて発呼させることで、多地点テレビ会議制御装置では
受信した呼から発信元となるテレビ会議端末を識別する
ようにしている。さらにこの呼に対して新たに第2の回
線番号を割り当てて、この識別されたテレビ会議端末に
第1の回線番号を用いた呼の受付拒否通知とともに通知
するようにしている。そしてテレビ会議端末は、多地点
テレビ会議制御装置により呼の受付の拒否通知を受信し
たときには、同時通知された第2の回線番号を用いて再
発呼することにより、テレビ会議制御装置との回線接続
を行えるようにしている。
【0019】請求項5記載の発明では、(イ)複数のテ
レビ会議端末それぞれからサービス総合ディジタル網を
介して予め定められた第1の回線番号を用いて多地点テ
レビ会議制御装置に対して発呼する発呼ステップと、
(ロ)この発呼ステップによって発呼された呼に含まれ
る発信元となるテレビ会議端末を識別するための発番号
を抽出する発番号抽出ステップと、(ハ)この発番号抽
出ステップによって抽出された発番号に対応して第2の
回線番号を割り当てる回線番号割当ステップと、(ニ)
この回線番号割当ステップによって割り当てられた第2
の回線番号をサービス総合ディジタル網の転送制御装置
に転送する回線番号転送ステップと、(ホ)この回線番
号転送ステップによって転送された第2の回線番号を用
いてサービス総合ディジタル網の転送制御装置が多地点
テレビ会議制御装置に対して発呼する転送発呼ステップ
と、(ヘ)この転送発呼ステップによる第2の回線番号
を用いた発呼により回線を接続する回線接続ステップと
を多地点テレビ会議システムの着信制御方法に備える。
【0020】すなわち請求項5記載の発明では、複数の
テレビ会議端末から予め定められた第1の回線番号を用
いて発呼させることで、多地点テレビ会議制御装置では
受信した呼から発信元となるテレビ会議端末を識別する
ようにしている。さらにこの呼に対して新たに第2の回
線番号を割り当てて、ISDNの転送制御装置に転送す
るとともにこの第2の回線番号を用いて多地点テレビ会
議制御装置に再発呼させるようにしている。そして多地
点テレビ会議制御装置は、ISDNの転送制御装置から
の再発呼により、第1の回線番号を用いて発呼してきた
テレビ会議端末との回線接続を行えるようにしている。
【0021】請求項6記載の発明では、請求項4記載の
多地点テレビ会議システムの着信制御方法で、回線はサ
ービス総合ディジタル網であり、回線番号通知ステップ
は回線番号割当ステップによって割り当てられた第2の
回線番号をサービス総合ディジタル網のユーザ・ユーザ
信号を用いて発番号に対応する発信元であるテレビ会議
端末に通知することを特徴としている。
【0022】すなわち請求項6記載の発明で、ISDN
の付加転送情報付加サービスにおけるユーザ・ユーザ信
号の転送機能を用いて多地点テレビ会議制御装置で新た
に割り当てられた第2の回線番号の通知を行うようにす
る。
【0023】
【発明の実施の形態】
【0024】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0025】第1の実施例
【0026】図1は本発明の第1の実施例における多地
点テレビ会議システムの構成の概要を表わしたものであ
る。この多地点テレビ会議システムは、複数のポートを
有するMCU20と、ISDN網21と、このISDN
網21を介してMCU20と接続される複数のテレビ会
議端末221、222、…、22Nとを備えている。MC
U20が有する複数のポートには、それぞれISDN網
21に対してISDN回線番号231、232、…、23
Mをもつ回線が接続されている。また、テレビ会議端末
221〜22Nについても、それぞれISDN網21に対
してISDN回線番号241、242、…、24Mをもつ
回線が接続されている。
【0027】このようなシステムにおいて、MCU20
は会議に参加するテレビ会議端末が予め定められた共通
の回線番号を用いて発呼することにより、この会議に参
加するテレビ会議端末に対して1対1にM個の回線番号
を割り当てることによって、テレビ会議端末221〜2
Nのうち計M地点による多地点テレビ会議を開催する
ことができるようになっている。
【0028】次に、このような本実施例の動作原理を説
明するために、図1に示した多地点テレビ会議システム
の構成の要部を具体的に述べる。
【0029】図2は図1に示したMCU20の構成要部
の概要を表わしたものである。MCU20は、ISDN
網21を介して発信呼および着信呼の処理を行う呼処理
部25と、着信呼から発信元を識別する発番号を抽出す
る発番号抽出部26と、この発番号抽出部26によって
抽出された発番号に対して回線を割り当てる回線割当部
27と、ISDN網の付加情報転送付加サービスの提供
を受けるためのユーザ・ユーザ情報(User-User Inform
ation:以下、UUIと略す。)を生成するUUI生成
部28とを備えている。
【0030】予め定められた共通の回線番号を用いてI
SDN網21を介したテレビ会議端末それぞれからの発
呼を受信したMCU20は、その着信呼から発番号を抽
出することによって発信元を認識することができる。そ
して、回線割当部27によりこの発信元に対して改めて
回線番号を割り当てるようになっている。そしてUUI
生成部28では、発信元に通知するためにこの割り当て
られた回線番号をISDN網の付加情報転送付加サービ
スにおけるUUI情報として生成することができる。
【0031】このような制御を可能とするMCU20
は、図示しない中央処理装置(Central Processing Uni
t:以下、CPUと略す。)を有しており、これとは別
に設けられた読み出し専用メモリ(Read Only Memory:
以下、ROMと略す。)などの所定の記憶装置に格納さ
れたプログラムに基づいて各種制御を実行するようにな
っている。
【0032】図3はこの図示しないROMに格納されて
いるMCU20における処理手順の概要を表わしたもの
である。MCU20は、テレビ会議端末から予め定めら
れた共通の回線番号を用いた着信呼に対して着信待機す
る(ステップS30:N)。そして、MCU20に対す
る着信呼があると(ステップS30:Y)、着信呼から
発信元を識別するための発番号を抽出し(ステップS3
1)、割り当てる回線があるか否かのチェックを行う
(ステップS32)。このようなチェックは、例えば所
定の複数の回線とこれらに対応して割り当てチェック欄
を設けたテーブル構成により容易に割り当てられる空き
回線があるか否かのチェックを行うことができる。ステ
ップS32において、割り当てることができる空き回線
がないとき(ステップS32:N)には、この呼を発し
たテレビ会議端末を今回の多地点テレビ会議に参加させ
ることができないため、この呼の受付を拒否する。
【0033】一方、ステップS32において、割り当て
ることができる空き回線があるとき(ステップS32:
Y)には、このステップS31で抽出した発番号に対応
付けて空き回線を割り当てる(ステップS33)。そし
て、この割り当てた回線を所定のISDNの付加情報転
送付加サービスのフォーマットに基づいてUUI情報を
生成する(ステップS34)。このとき、この呼に対す
る受付を拒否する拒否通知を同時に返送することによっ
て、一旦このテレビ会議端末との呼を切断・解放する。
【0034】MCU20からこのUUI情報を受け取っ
たテレビ会議端末は、拒否通知により一旦呼を切断し
て、改めてUUI情報に含まれる新たに割り当てられた
回線番号を用いて再発呼するため、MCU20はこの再
発呼による着信呼に対して着信待機する(ステップS3
5:N)。
【0035】そしてMCU20に対する再発呼による着
信呼がある(ステップS35:Y)と、一旦共通の回線
番号による発呼に対して新たに割り当てた回線番号を用
いた発呼であることを認識して所定の回線接続処理によ
る回線接続を行って(ステップS36)一連の処理を終
了する。これにより、この呼を発したテレビ会議端末を
テレビ会議に参加させることができる。
【0036】次に、このようにしてテレビ会議に参加す
るために発呼を行うテレビ会議端末について説明する。
【0037】図4は図1に示したテレビ会議端末221
の構成要部の概要を表わしたものである。ここでは、テ
レビ会議端末221について説明するが、他のテレビ会
議端末222〜22Nについても同一の構成であるとして
説明を省略する。このテレビ会議端末221は、呼処理
部38と、UUI抽出部39とを備えている。呼処理部
38は、MCU20により開催されるテレビ会議に参加
するために複数のテレビ会議端末221〜22Nに対して
予め割り当てられた共通の回線番号を用いて、MCU2
0に対して発呼するとともに、MCU20からの着信呼
の受信を行うことができるようになっている。また、U
UI抽出部39は、図3で示したようにテレビ会議端末
からの会議参加のための発呼により改めて割り当てられ
た回線番号が含まれるUUI情報を呼処理部38で受信
した後、改めて割り当てられた回線番号を抽出すること
ができる。
【0038】このような制御についても、各テレビ会議
端末は図示しないCPUを有しており、これとは別に設
けられたROMなどの所定の記憶装置に格納されたプロ
グラムに基づいて各種制御を実行することができるよう
になっている。
【0039】図5はこの図示しないROMに格納されて
いるテレビ会議端末221におけるテレビ会議に参加す
るための処理手順の概要を表わしたものである。テレビ
会議端末221がMCU20により開催されるテレビ会
議に参加するために複数のテレビ会議端末221〜22N
に対して予め割り当てられた共通の回線番号を用いてM
CU20に対して発呼する(ステップS40)。そし
て、MCU20からの応答を待つために、ステップS4
0における発呼に対して図3のステップS34により改
めて割り当てられた回線番号を情報として含むUUI情
報の通知を待つ(ステップS41:N)。ステップS3
4では、発呼に対する受付を拒否する拒否通知が同時に
返送されるため、この拒否通知を含む着信呼に対して着
信待機する。この拒否通知を含む着信呼を受信してUU
I情報内にMCU20によって新たに割り当てられた回
線番号があることがわかると(ステップS41:Y)、
この所定のフォーマットのUUI情報より新たに割り当
てられた回線番号を抽出する(ステップS42)。
【0040】そして、抽出した回線番号を用いて再びM
CU20に対して再発呼する(ステップS43)ことに
よって、MCU20との間で所定の回線接続処理による
回線接続を行って(ステップS44)一連の処理を終了
する。これにより、テレビ会議端末221は、MCU2
0により開催されるテレビ会議に参加することができ
る。
【0041】このようなMCU20とテレビ会議端末2
1との間には、次のようなISDNのフォーマットの
メッセージの送受が行われる。
【0042】図6はこのISDN回線を介して行われる
メッセージのフォーマットの構成の概要を表わしたもの
である。このメッセージ50は、識別子51と、着信先
番号52と、発信者番号53とを有している。識別子5
1は、メッセージの種類を識別するものであり、例えば
上述した発呼や拒否通知はこの識別子により識別するこ
とができる。また、着信先番号52は、このメッセージ
の宛先を識別するものであり、例えばMCU20やテレ
ビ会議端末221はこの着信先番号52により自分宛て
のメッセージであるか否かを容易に判定することができ
る。発信者番号53は、このメッセージの発信元を識別
するものであり、例えばMCU20では複数のテレビ会
議端末から所定の共通の回線番号による着信呼に対して
この発信者番号により発信元を識別する。したがって、
着信呼がどのテレビ会議端末から発信されたものである
かについて、あるいは新たに割り当てられた回線番号が
含まれるUUI情報の通知先についてそれぞれ容易に認
識することができる。また、識別子51によるメッセー
ジの種類を特定することにより、その他の部分には適
宜、伝送情報や、UUI信号としての回線番号などを格
納して伝送することができる。
【0043】次に、これまで説明した多地点テレビ会議
システムの接続シーケンスについて説明する。以下で
は、回線番号24iをもつテレビ会議端末22iから、テ
レビ会議端末221〜22Nに予め定められている共通の
回線番号23iに発呼し、MCU20ではこの発呼から
テレビ会議端末22iの発番号24iを抽出して、この発
番号24iに対して着信待機しているMCU20の回線
番号23Xを新たに割り当てるものとする。
【0044】図7はテレビ会議端末22iとMCU20
との接続シーケンスの概要を表わしたものである。テレ
ビ会議端末22iはMCU20により開催されるテレビ
会議に参加するために、共通の回線番号231に対して
発呼する(図7の55)。MCU20では、回線番号2
1に対応する回線ポートから受信した呼に対して図3
のステップS31で示したように発番号24iを抽出
し、着信待機しているMCU20の回線からこの発番号
に対応して回線番号23Xを新たに割り当てる(図7の
56)。そしてMCU20は、図3のステップS34で
示したように、この回線番号23XをUUI情報に含め
るように生成するとともに、図6に示すように発信者番
号はわかっているので発呼231に対する受付を拒否す
る拒否通知を返送する(図3の57)。
【0045】この拒否通知を受信したテレビ会議端末2
iは、同時に通知されたUUI情報よりMCU20に
よって新たに割り当てられた回線番号23Xを抽出し、
この回線番号23Xを用いて再発呼する(図7の5
8)。
【0046】MUC20では、回線番号23Xに対応す
る回線ポートを介してこの発呼を受信することによっ
て、一旦共通の回線番号を用いた発呼に対して新たに割
り当てた回線番号を用いた発呼であることを認識して
(図7の59)、テレビ会議端末22iに応答する(図
7の60)ことによって、所定の回線接続処理による回
線接続を行う。これにより、テレビ会議端末22iの回
線番号24iに対応する回線とMCU20の回線番号2
Xに対応する回線とが接続されることになる。
【0047】以上説明したように第1の実施例における
多地点テレビ会議システムでは、MCU20によって開
催される会議に参加するために複数のテレビ会議端末2
1〜22Nは、これらに共通に予め定められた所定の回
線番号を用いてMCU20に発呼するようにしている。
これを受信したMCU20は、この発呼から発番号を抽
出して、着信待機している空き回線をこの発番号に対応
して割り当て、この空回線の回線番号をISDNの付加
情報転送付加サービスのユーザ・ユーザ情報の転送によ
り発信元となるテレビ会議端末に通知する。そしてテレ
ビ会議端末は、この新たに割り当てられた回線番号を用
いて再発呼することにより、テレビ会議へ参加できるよ
うにした。これにより、各テレビ会議端末はMCU20
が開催するテレビ会議に参加しようとするときは、予め
定められている共通の回線番号を用いて発呼するだけで
よいので、新たに参加しようとするMCUに対して会議
開催による通知のたびに変更になる回線番号を用いて発
呼する必要がなくなる。またMCU20側では、複数の
テレビ会議端末それぞれに対して割り当てた回線番号を
用いて発呼してもらうように通知する必要がなくなる。
さらに、セキュリティを損なうことなく接続することが
できるようになる。
【0048】第2の実施例
【0049】上述したように第1の実施例における多地
点テレビ会議システムは、1つのMCUに複数のテレビ
会議端末が接続されているような構成について説明した
が、特にMCUの数に限定されるものではない。第2の
実施例における多地点テレビ会議システムは、例えば2
つのMCUに対して複数のテレビ会議端末が接続される
場合について示している。
【0050】図8は本発明の第2の実施例における多地
点テレビ会議システムの構成の概要を表わしたものであ
る。この多地点テレビ会議システムは、図1に示した第
1の実施例における多地点テレビ会議システムと同一の
部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜
省略する。このシステムは、第1のMCU20と、第2
のMCU61とを有しており、それぞれが有する複数の
ポートにはISDN網21に対してISDN回線番号2
1〜23Mをもつ回線と、ISDN回線番号631〜6
Kをもつ回線とが接続されている。さらに、テレビ会
議端末221〜22N、621〜62Lを有しており、IS
DN網21に対してそれぞれISDN回線番号241
24N、641〜64Lをもつ回線が接続されている。
【0051】このような多地点テレビ会議システムを構
成する第1のMCU20と第2のMCU61のそれぞれ
の構成は、図2に示す第1の実施例におけるMCU20
の要部構成と同一構成であり、その図示および説明を省
略する。また、動作原理についても、図3に示す第1の
実施例におけるMCU20の動作手順と同一であり、そ
の図示および説明を省略する。しかし、共通の回線番号
を用いて発呼された第1のMCU20は、第1のMCU
20側で着信待機している回線あるいは第2のMCU6
1側で着信待機している回線の割り当てることができる
ようになっている。
【0052】このように第2の実施例における多地点テ
レビ会議システムでは、複数のテレビ会議端末221
22N、621〜62Lからは、会議に参加するために予
め定められれている共通の回線番号231に発呼する。
これにより、第1のMCU20は、発呼より発番号を抽
出し、第1のMCU20側あるいは第2のMCU61側
で着信待機にある空き回線を割り当ててUUI情報によ
り発信元となるテレビ会議端末に通知することによっ
て、このテレビ会議端末に新たに割り当てた回線番号を
用いて再発呼させる。これにより、各端末では各MCU
側で割り当てた個別の回線番号を知らなくても、予め定
められた共通の回線番号を用いて発呼することによって
セキュリティを損なうことなく接続することができるよ
うになる。
【0053】第3の実施例
【0054】上述したように第2の実施例における多地
点テレビ会議システムは、複数のMCUに複数のテレビ
会議端末が接続されており、会議に参加するために予め
定められている共通の回線番号を用いて発呼させ、受信
した呼の発信元に対して各MCU側のいずれかで新たに
回線を割り付けて通知し、この回線番号を用いて再発呼
させていた。しかし、MCU側がテレビ会議端末からの
発呼により新たに割り当てた着信待機にある空き回線
を、呼の発信元に通知しなくても、例えばISDNにお
ける転送サービスを用いることもできる。
【0055】第3の実施例における多地点テレビ会議シ
ステムは、図8に示す第2の実施例における多地点テレ
ビ会議システムの要部構成と同一構成で実現できるた
め、ここでは同一構成としてその図示および説明を省略
する。しかし、第2の実施例における多地点テレビ会議
システムと異なる点は、ISDN網には転送サービス機
能を有するとともに第1および第2の実施例におけるテ
レビ会議端末のUUI情報抽出部と同等の機能を必要と
する一方、テレビ会議端末のUUI情報抽出部は不要と
なる。
【0056】この第3の実施例におけるテレビ会議シス
テムの接続シーケンスについて説明する。以下では、回
線番号64iをもつテレビ会議端末62iから共通の回線
番号231に発呼し、第1のMCU20ではこの発呼か
らテレビ会議端末62iの発番号64iを抽出して、この
発番号64iに対して着信待機している第2のMCU6
1の回線番号63Xを新たに割り当てるものとする。
【0057】図9は第3の実施例におけるテレビ会議端
末62iと第1および第2のMCU20、61との接続
シーケンスの概要を表わしたものである。テレビ会議端
末62iは開催されるテレビ会議に参加するために、共
通の回線番号231に対して発呼する(図9の70)。
第1のMCU20では、回線番号231に対応する回線
ポートから受信した呼に対して図3のステップS31で
示したように発番号64iを抽出し、着信待機している
第1および第2のMCU20、61の回線からこの発番
号に対応して回線番号63Xを新たに割り当てる(図9
の71)。そして、第1のMCU20は、図3のステッ
プS34で示したように、この回線番号63XをUUI
情報に含めるように生成して、ISDNの転送サービス
を利用して予め設定している転送先に転送させる(図9
の72)。この場合に設定している転送先は、第1のM
CU20によって割り当てられた回線63Xにする必要
がある。
【0058】ISDNの転送サービスにより、図示しな
いISDN網21の転送制御装置により転送先となる回
線番号63Xに対して、転送情報を図3のステップS3
4で生成したUUI情報として発呼する(図9の7
3)。第2のMCU61では、回線番号63Xに対応す
る回線ポートを介してこの発呼を受信することによっ
て、一旦共通の回線番号による発呼に対して新たに割り
当てた回線番号を用いた発呼であることを認識して(図
9の74)、テレビ会議端末22iに応答する(図9の
75)ことによって、所定の回線接続処理による回線接
続を行う。これにより、テレビ会議端末62iの回線番
号64iに対応する回線と第1のMCU61の回線番号
63Xに対応する回線とが接続されることになる。
【0059】以上説明したように第3の実施例における
多地点テレビ会議システムは、複数のテレビ会議端末2
1〜22N、621〜62Lからは、会議に参加するため
に予め定められれている共通の回線番号231に発呼す
る。これにより、第1のMCU20は、発呼から発番号
を抽出し、第1のMCU20側あるいは第2のMCU6
1側で着信待機にある空き回線を割り当ててUUI情報
によりISDNの転送サービスを提供する転送制御装置
に通知して、この転送制御装置に新たに割り当てた回線
番号を用いて発呼させる。これにより、各端末では各M
CU側で割り当てた個別の回線番号を知らなくても、予
め定められた共通の回線番号を用いて発呼することによ
ってセキュリティを損なうことなく接続することができ
るようになる。
【0060】なお、これまで説明した第1および第2の
実施例では、MCUと複数のテレビ会議端末との接続を
ISDN網を介したISDN回線により接続されている
ものとして説明したが、このような回線について特に限
定するものではない。また、第3の実施例において転送
制御装置と同様の機能を有するものであれば、やはりこ
のような回線について特に限定するものではない。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、M
CU側では複数のテレビ会議端末それぞれに対して会議
開催のために割り当てた回線番号を用いて発呼してもら
うように通知する必要がなくなる。また、テレビ会議端
末では各MCU側で割り当てた個別の回線番号を知らな
くても、予め定められた共通の回線番号を用いて発呼す
るだけでよい。これにより、多地点テレビ会議システム
のセキュリティを損なうことなく回線を接続することが
できるようになる。
【0062】さらに請求項2あるいは請求項4記載の発
明によれば、ISDNの転送サービスにより新たに割り
当てた回線番号に対して転送するようにしているので、
各テレビ会議端末では速やかにMCUとの接続を行うこ
とができ、会議の運用がスムーズになる。
【0063】さらに請求項3または請求項6記載の発明
によれば、ISDNの付加転送情報付加サービスである
UUI情報を用いて新たに割り当てた回線番号を通知す
るようにしたので、従来の公衆網のシステムを変更する
ことなく安価で簡素な多地点テレビ会議システムを実現
することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における多地点テレビ会
議システムの構成の概要を示したシステム構成図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例におけるMCUの構成要
部の概要を示した構成図である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるMCUの処理手
順の概要を示した流れ図である。
【図4】本発明の第1の実施例におけるテレビ会議端末
の構成要部の概要を示した構成図である。
【図5】本発明の第1の実施例におけるテレビ会議端末
の処理手順の概要を示した流れ図である。
【図6】本発明の第1の実施例における転送メッセージ
の構成の概要を表わした説明図である。
【図7】本発明の第1の実施例における接続シーケンス
を示したシーケンス図である。
【図8】本発明の第2の実施例における多地点テレビ会
議システムの構成の概要を示したシステム構成図であ
る。
【図9】本発明の第3の実施例における接続シーケンス
を示したシーケンス図である。
【図10】従来提案された多地点テレビ会議システムの
構成の概要を示したシステム構成図である。
【符号の説明】
20 MCU 21 ISDN網 221〜22N テレビ会議端末 231〜23M、241〜24N ISDN回線番号

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線を介して予め定められた第1の回線
    番号を用いて発呼された呼に含まれる発信元を識別する
    ための発番号を抽出する発番号抽出手段と、この発番号
    抽出手段によって抽出された発番号に対応して第2の回
    線番号を割り当てる回線番号割当手段と、この回線番号
    割当手段によって割り当てられた第2の回線番号と前記
    第1の回線番号を用いて発呼された呼の受付の拒否通知
    とを前記発番号に対応する発信元に通知する回線番号通
    知手段と、この回線番号通知手段によって通知された第
    2の回線番号を用いた前記発信元からの着信呼により回
    線を接続する回線接続手段とを備える多地点テレビ会議
    制御装置と、 回線を介して前記第1の回線番号を用いて多地点テレビ
    会議制御装置に対して発呼するとともに前記回線番号通
    知手段によって第1の回線番号を用いた呼の拒否が通知
    されたときには回線番号通知手段によって通知された第
    2の回線番号を用いて多地点テレビ会議制御装置に対し
    て再発呼する発呼手段とを備える複数のテレビ会議端末
    とを具備することを特徴とする多地点テレビ会議システ
    ム。
  2. 【請求項2】 サービス総合ディジタル網を介して予め
    定められた第1の回線番号を用いてこの多地点テレビ会
    議制御装置に対して発呼する発呼手段とを備える複数の
    テレビ会議端末と、 サービス総合ディジタル網を介してこの第1の回線番号
    を用いて発呼された呼に含まれる発信元となる前記テレ
    ビ会議端末を識別するための発番号を抽出する発番号抽
    出手段と、この発番号抽出手段によって抽出された発番
    号に対応して第2の回線番号を割り当てる回線番号割当
    手段と、この回線番号割当手段によって割り当てられた
    第2の回線番号を転送する回線番号転送手段と、この回
    線番号転送手段によって転送された第2の回線番号を用
    いた着信呼により回線を接続する回線接続手段とを備え
    る多地点テレビ会議制御装置と、 前記回線番号転送手段によってサービス総合ディジタル
    網を介して転送されてきた第2の回線番号を用いて多地
    点テレビ会議制御装置に対して発呼する転送発呼手段を
    備える転送制御装置とを具備することを特徴とする多地
    点テレビ会議システム。
  3. 【請求項3】 前記回線はサービス総合ディジタル網で
    あり、前記回線番号通知手段は前記回線番号割当手段に
    よって割り当てられた第2の回線番号をサービス総合デ
    ィジタル網のユーザ・ユーザ信号を用いて前記発番号に
    対応する発信元に通知することを特徴とする請求項1記
    載の多地点テレビ会議システム。
  4. 【請求項4】 複数のテレビ会議端末それぞれから回線
    を介して予め定められた第1の回線番号を用いて多地点
    テレビ会議制御装置に対して発呼する発呼ステップと、 この発呼ステップによって発呼された呼に含まれる発信
    元となる前記テレビ会議端末を識別するための発番号を
    抽出する発番号抽出ステップと、 この発番号抽出ステップによって抽出された発番号に対
    応して第2の回線番号を割り当てる回線番号割当ステッ
    プと、 この回線番号割当ステップによって割り当てられた第2
    の回線番号と前記第1の回線番号を用いて発呼された呼
    の受付の拒否通知とを前記発番号に対応する発信元とな
    るテレビ会議端末に通知する回線番号通知ステップと、 この回線番号通知通知によって第1の回線番号を用いた
    呼の拒否が通知されたときには回線番号通知手段によっ
    て通知された第2の回線番号を用いて多地点テレビ会議
    制御装置に対して再発呼する再発呼ステップと、 この再発呼ステップによる前記テレビ会議端末から多地
    点テレビ会議制御装置への再発呼により回線を接続する
    回線接続ステップとを備えるとを特徴とする多地点テレ
    ビ会議システムの着信制御方法。
  5. 【請求項5】 複数のテレビ会議端末それぞれからサー
    ビス総合ディジタル網を介して予め定められた第1の回
    線番号を用いて多地点テレビ会議制御装置に対して発呼
    する発呼ステップと、 この発呼ステップによって発呼された呼に含まれる発信
    元となる前記テレビ会議端末を識別するための発番号を
    抽出する発番号抽出ステップと、 この発番号抽出ステップによって抽出された発番号に対
    応して第2の回線番号を割り当てる回線番号割当ステッ
    プと、 この回線番号割当ステップによって割り当てられた第2
    の回線番号をサービス総合ディジタル網の転送制御装置
    に転送する回線番号転送ステップと、 この回線番号転送ステップによって転送された第2の回
    線番号を用いてサービス総合ディジタル網の転送制御装
    置が多地点テレビ会議制御装置に対して発呼する転送発
    呼ステップと、 この転送発呼ステップによる前記第2の回線番号を用い
    た発呼により回線を接続する回線接続ステップとを備え
    ることを特徴とする多地点テレビ会議システムの着信制
    御方法。
  6. 【請求項6】 前記回線はサービス総合ディジタル網で
    あり、前記回線番号通知ステップは前記回線番号割当ス
    テップによって割り当てられた第2の回線番号をサービ
    ス総合ディジタル網のユーザ・ユーザ信号を用いて前記
    発番号に対応する発信元であるテレビ会議端末に通知す
    ることを特徴とする請求項4記載の多地点テレビ会議シ
    ステムの着信制御方法。
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