JP2964206B2 - 打抜き胴装置 - Google Patents
打抜き胴装置Info
- Publication number
- JP2964206B2 JP2964206B2 JP23159693A JP23159693A JP2964206B2 JP 2964206 B2 JP2964206 B2 JP 2964206B2 JP 23159693 A JP23159693 A JP 23159693A JP 23159693 A JP23159693 A JP 23159693A JP 2964206 B2 JP2964206 B2 JP 2964206B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- punching cylinder
- cylinder
- punching
- blades
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
り部の下流側に配置されていて、縦折りされた小冊子等
の輪転紙をドブ落としにより切断するための打抜き胴装
置に関するものである。
冊子製造装置1を示すもので、この小冊子製造装置1は
糊付け部2、集合部3、縦折り部4、シートカッタ部
5、パイルスタッカ部6等からなっていて、複数枚の輪
転紙7,8が、糊付け部2にて幅方向中央部に線状に糊
付けされてから集合部3にて重ね合わせられ、ついで縦
折り部4にて縦折り(プラウ折り)され、2つ折り状態
でシートカッタ部5にてドブ落としにより天地方向に所
定の大きに切断されるようになっている。
き胴装置Aは、天地方向に離間して打き胴に設けた2枚
の刃でもって輪転紙を帯状に打抜き、この打抜き片を抜
き胴に、この抜き胴の回転に従って出没するように設け
た針にて突き刺し保持し、抜き胴が半回転した状態で没
入して打抜き片をはなすようになっており、針からはな
れた状態の打抜き片は抜き胴の上方に配置した吸引装置
9にて吸引排出されるようになっている。
にあっては、上記したように、打抜き片は突出動する針
にて抜き胴側に保持し、これが没入することによりはな
すようになっていため、針の突出動による保持は良好に
行なわれるが、没入による解放がうまくいかず、打抜き
片がそのまま抜き胴側に残って巻き込まれてしまうこと
があった。これは針が抜き胴内に没入しても、針の先端
から打抜き片がはなれず針に突き刺さったままになって
しまうことによる。
ロークを大きくすればよいが、このストロークが大きく
なると抜き胴の回転速度を速くすることができないと共
に、出没動作を行なうカム機構の抵抗が大きくなる等の
問題が生じてくる。
ので、抜き胴を高速回転させた状態での打抜き片の針ば
なれを良好に行なうことができ、高速回転時における打
抜き片の抜き胴への巻き付きを防止できるようにした打
抜き胴装置を提供することを目的とするものである。
に、本発明に係る打抜き胴装置は、対向部が同一方向に
回転するように対設した抜き胴10と受け胴11を有
し、抜き胴10の外周部に天地方向に離間して2枚の刃
17a,17bを植設すると共に、この2枚の刃17
a,17bの間に、刃17a,17bが受け胴11に対
向したときに抜き胴10の外周より突出し、抜き胴10
の回転に従って徐々没入するようにした針18を出没可
能に設けてなる抜き胴装置において、抜き胴10の上記
2枚の刃17a,17bの間に、針18と共に突き棒1
9を出没可能にして軸方向に交互に複数個ずつ設け、抜
き胴10の軸心部にカム軸14を貫通させると共にフレ
ーム側に固着して設け、 このカム軸に針18と突き棒1
9の基端が対接し、抜き胴10の回転に従って、針18
が没入したときに抜き棒19が突出動するようにした針
用カム15と突き棒用カム16を軸方向に交互に設けた
構成となっている。
19が抜き胴10の周面に対して交互に出没動し、刃1
7a,17bにて打抜かれた打抜き片は針18にて突き
刺されて移動し、針18が没入する位置で突き棒19が
突出して上記打抜き片が針18から強制的に離脱させら
れる。
明する。図中10は抜き胴、11は受け胴で、この両胴
10,11は互いに対向面が輪転紙の走行方向に移動す
るようにして同期回転するようにして左右のフレーム1
2,13に支持されている。そして抜き胴10の軸心部
にはカム軸14が一方のフレーム12側に固着して貫通
支持されている。カム軸14には針用カム15と突き棒
用カム16が交互に設けてある。
せて抜き胴10の全長にわたる長さの2枚の刃17a,
17bが植設されており、この両刃17a,17bの間
に針18と突き棒19とが交互に放射方向に出没可能に
設けられている。
部に軸方向に設けた溝20内に嵌合するスペーサ21の
一側面と受け壁22の間、及びスペーサ21の他側面と
押し部材23との間に挾さまれ、押し部材22をボルト
24にて押すことにより固着されるようになっている。
上記両刃17a,17bの先端部は抜き胴10の周面よ
りわずかに突出しており、この先端が受け胴11の周面
に当接するようになっている。そして上記針18と突き
棒19が上記スペーサ21を摺動自在に貫通されてい
る。
在に、かつばね25にて没入方向に付勢されて支持され
ている。そして針18と突き棒19の基端が上記カム軸
14に設けた各カム15,16に対接するようになって
いる。
に示すように、刃17a,17bが受け胴11に対向す
る位置で突出し、この位置から略180度回転する間に
徐々に没入し、その後再び徐々に突出するようになって
いる。また突き棒19と突き棒用カム16との関係は図
6に示すように、上記針18が突出する位置では没入さ
れ、その後徐々に突出して針18が没入する位置で突出
するようなっている。
に嵌入する受け穴26が設けてある。また針18が没入
し、かつ突き棒19が突出する位置に、抜き胴10の外
周をカバーする吸引ダクト27が対設してある。
bによる打抜き部は抜き胴10の径に応じ、円周方向に
複数個所設けてもよい。
が抜き胴10と受け胴11の間を通る間に、刃17a,
17bによりドブ落としにより天地方向に所定の大きさ
に裁断される。このとき、針18が突出してドブ落とし
された打抜き片に突き刺さり、打抜き片は抜き胴10の
回転に従って針18と共に周方向に移動する。そして抜
き胴10が上記ドブ落とし位置から180度回転したと
きに針18は没入状態になると共に、突き棒19が突出
動し、打抜き片はこの突き棒19にて突き上げられる。
の針18が打抜き片より抜けない場合でも、この位置で
の打抜き片は突き棒19によって押し上げられ、強制的
に針18より離脱される。針18から離脱された打抜き
片は吸引ダクト27にて吸引されて排出される。
により打抜かれた打抜き片は、針18の没入作動に連動
して突出動する突き棒19にて突き出されて針18から
針18にて保持され、抜き胴10の回転に従って所定位
置に移動された後、この確実に離脱させることができ
る。そして特に本発明によれば、抜き胴10の回転に従
って協動する針18と突き棒19が、抜き胴10に軸方
向に交互に複数個ずつ設けられていること、及び抜き胴
10の軸心部に貫通すると共に、フレーム側に固定され
たカム軸14の各カム15,16に、基端が対接されて
おり、抜き胴10の回転に従って針18と突き棒19が
交互に出没動作するようにしたことにより、打抜き胴1
0を高速回転させた状態で打抜き片の針ばなれを良好に
行なうことができ、高速回転時における打抜き片の打抜
き胴への巻き付きを防止できる。
示す正面図である。
縦折り部、5…シートカッタ部、6…パイルスタッカ
部、7,8…輪転紙、9…吸引装置、10…抜き胴、1
1…受け胴、12,13…フレーム、14…カム軸、1
5…針用カム、16…突き棒用カム、17a,17b…
刃、18…針、19…突き棒、20…溝、21…スペー
サ、22…受け座、23…押し部材、24…ボルト、2
5…ばね、26…受け穴、27…吸引ダクト、A…打抜
き胴装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 対向部が同一方向に回転するように対設
した抜き胴10と受け胴11を有し、抜き胴10の外周
部に天地方向に離間して2枚の刃17a,17bを植設
すると共に、この2枚の刃17a,17bの間に、刃1
7a,17bが受け胴11に対向したときに抜き胴10
の外周より突出し、抜き胴10の回転に従って徐々に没
入するようにした針18を出没可能に設けてなる抜き胴
装置において、抜き胴10の上記2枚の刃17a,17bの間に、針1
8と共に突き棒19を出没可能にして軸方向に交互に複
数個ずつ設け、抜き胴10の軸心部にカム軸14を貫通
させると共にフレーム側に固着して設け、 このカム軸に針18と突き棒19の基端が対接し、抜き
胴10の回転に従って、針18が没入したときに抜き棒
19が突出動するようにした針用カム15と突き棒用カ
ム16を軸方向に交互 に設けたことを特徴とする抜き胴
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23159693A JP2964206B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 打抜き胴装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23159693A JP2964206B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 打抜き胴装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0780796A JPH0780796A (ja) | 1995-03-28 |
JP2964206B2 true JP2964206B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=16925997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23159693A Expired - Lifetime JP2964206B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 打抜き胴装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2964206B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6990841B2 (ja) * | 2018-08-08 | 2022-01-12 | 株式会社石川製作所 | スロッタ装置 |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP23159693A patent/JP2964206B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0780796A (ja) | 1995-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5365815A (en) | Rotary scrap stripper | |
CA1304059C (en) | Roll winding machine | |
EP2127859A1 (en) | Apparatus for chamfering fold information tape ends | |
JPH06608B2 (ja) | ウエブ巻取り装置における分離されたウエブ尾縁の保持装置 | |
US4985012A (en) | Apparatus for stripping scrap from die cut blanks | |
JP2964206B2 (ja) | 打抜き胴装置 | |
US4822328A (en) | Folding apparatus and method | |
JP3934806B2 (ja) | ウエブ材の加工装置 | |
US4097983A (en) | Wound roll of fibrous material and a method for forming the same | |
EP1277686A2 (en) | Cutting and folding mechanism for a web-fed rotary press | |
US6886443B2 (en) | Apparatus and method for making a tampon applicator | |
US4635915A (en) | Folding cylinder for a web folding apparatus | |
JPH0726280Y2 (ja) | シート巻取機に装着される紙管用チャック | |
US4177897A (en) | Wound roll of fibrous material | |
US6125728A (en) | Apparatus for moving point needles | |
US6128988A (en) | Apparatus for moving point needles | |
US3040324A (en) | High speed stitcher | |
JPS587375B2 (ja) | 線材又は帯材からリングを曲成する方法及び装置 | |
US6926653B2 (en) | Two piece pin and sleeve stripping system | |
JP2574371Y2 (ja) | ロータリーダイカッタ | |
US5860342A (en) | Method for moving point needles on a compound course curve | |
US2104452A (en) | Sheet cutting, stitching, and folding mechanism | |
IE53086B1 (en) | A rotary binder for continuous stationery | |
JPH0754205Y2 (ja) | 折機の平行折装置 | |
JP3941130B2 (ja) | 帯状体の巻回装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120813 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 14 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |