JP2961049B2 - 容量制御装置付冷却塔 - Google Patents

容量制御装置付冷却塔

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JP2961049B2 JP2379094A JP2379094A JP2961049B2 JP 2961049 B2 JP2961049 B2 JP 2961049B2 JP 2379094 A JP2379094 A JP 2379094A JP 2379094 A JP2379094 A JP 2379094A JP 2961049 B2 JP2961049 B2 JP 2961049B2
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    • F28F27/00Control arrangements or safety devices specially adapted for heat-exchange or heat-transfer apparatus
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F25/00Component parts of trickle coolers
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外気温度が低下する冬
季を含めて年間を通じて運転する設備等に使用されてい
る冷却塔において、冬季においても冷却水の過冷却を防
止するようにした容量制御装置付冷却塔に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】空調設備、工業設備等を冷却するものと
して冷却塔が幅広く用いられている。このうち年間運転
設備等に使用されている冷却塔は、外気温度が低下する
と冷却水は過冷却され、冷凍機等の運転に支障をきた
す。このため、外気温に応じて冷却塔の容量を制御して
いる。従来、冷却塔の容量制御は温度調節器による送風
機の発・停、送風機の回転数制御、送風機の羽根角度可
変制御及び温調弁による冷却水のバイパス制御等にて行
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の冷却塔
の容量制御方法において、送風機の発・停のみを行うも
のは装置が簡単で安価であるが、中間期、冬期において
は発・停頻度が多くなり、送風機の羽根の寿命を著しく
低下させるものとなっている。また、送風機の回転数制
御方法はインバータの採用、極数変換モータ等の使用に
より大幅に改造価格が高くなる欠点があり、送風機の羽
根角度可変制御方法は、構造が複雑で価格も高くなる。
さらに温調弁による冷却水のバイパス制御方法では、大
容量(冷却水量の多いもの)タイプの温調弁は口径も大
きく高価である等の欠点がある。
【0004】本発明は、構造が簡単で、安価な装置にて
しかも冷却塔の容量制御を高精度にて行うようにした容
量制御装置付冷却塔を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためにしたもので、送風機、上部水槽、充填物、下
部水槽等で構成され、充填物内では上部水槽から散水さ
れた冷却水と送風機によって吸引された外気とが直角に
交叉し、その間に冷却水と空気が直接接触により熱交換
し、冷却された水は下部水槽に導入され、一方、熱交換
した空気は送風機により外気へ放出される直交流式冷却
塔において、上部水槽内を任意の位置にてメイン側水槽
とサブ側水槽に仕切るとともに、上部水槽のメイン側水
槽内の冷却水入口管に分岐管を設け、この分岐管の一方
は上部水槽のサブ側水槽に、他方はバイパス管として直
接充填物上部に導き、さらにこの分岐管の配管中に水温
に応じて開閉弁動作をする三方弁を組み込み、入口水温
に応じてサブ側水槽、バイパス管を介して直接充填物上
部のいずれか一方、又はサブ側水槽、バイパス管を介し
て直接充填物上部の両方に通水するよう制御することを
特徴とする。この場合において、上部水槽内に設ける仕
切板は、垂直板又は分流槽側に45度前後の角度で立ち
上がっていくL字形状とし、分流槽を挟んで反対側にも
分流槽の幅に合わせ同様の形状をした仕切板を向かい合
わせに配置し、分流槽からの水流の勢いを打ち消すよう
にし、上部水槽内の水位を平均的に保つように形成され
ている。また、分流槽内に水量調整板を設け、この水量
調整板を冷却管口との距離を移動させて分岐管への通水
量を調整する。この水量調整板は平板、山形状、円錐状
等の形状にて形成されている。また、分岐管のうちバイ
パス側の水量調整としてバイパス管流出口に平板、山
形、円錐状等の形状を有する水量調整板を設け、バイパ
ス管流出口との距離を移動させて水量調整が行えるよう
に形成されている。また、冷却塔本体に温度調節器を設
け、その感温筒を下部水槽内に備え、下部水槽の水温を
検知し、この温度により温度調節器が作動し、電気回路
的に送風機を発・停するようになしている。さらに、分
岐管においてサブ側水槽への配管を省略し、サブ側水槽
への配管を常時閉としたものは、上部水槽内を任意の位
置にて、分流槽側に45度前後の角度で立ち上がってい
くL字形状を有する仕切板により、メイン側水槽とサブ
側水槽に仕切るとともに、上部水槽のメイン側水槽内の
冷却水入口管に分岐管を設け、この分岐管をバイパス管
として直接充填物上部に導き、バイパス管側が全開から
閉になるに従いメイン側水槽の水量が増え、水位が上が
り、バイパス管の全閉時にはバイパス量に相当する水量
がメイン側水槽からサブ側水槽へ上部水槽の仕切板を超
えて流出するようにし、分岐管の配管中に水温に応じて
開閉弁動作をする三方弁を組み込み、入口水温に応じて
サブ側水槽又はバイパス管を介して直接充填物上部に通
水するよう制御することを特徴とする。
【0006】
【作用】前述の通り構成したこの発明の直交流式冷却塔
は、通常の直交流式冷却塔と同様、負荷からの冷却水は
入口管に供給されると、この冷却水はメイン側は分流槽
に入り、仕切板で水速を弱められたのち上部水槽の散水
孔より充填物の上端に一様に散水され、各充填材板の表
面を伝わって流れる。他方、分岐管に入った冷却水は、
水温を三方弁が感知し、入口水温に応じてサブ側水槽、
バイパス管を介して直接充填物上部のいずれか一方、又
はサブ側水槽、バイパス管を介して直接充填物上部の両
方に通水される。この場合において、分岐管においてサ
ブ側水槽への配管を省略し、サブ側水槽への配管を常時
閉としたものは、バイパス管側が全開から閉になるに従
いメイン側水槽の水量が増え、水位が上がり、バイパス
管の全閉時にはバイパス量に相当する水量がメイン側水
槽からサブ側水槽へ上部水槽の仕切板を超えて流出す
る。仕切板は45度前後の傾斜を有するL字形状とし、
水位が平均化するように工夫されている。サブ側に入っ
た冷却水は、サブ側の上部水槽の散水孔より充填物の上
端に一様に散水され、バイパス側に入った冷却水は、バ
イパス管より直接充填物上に放出される。充填物の上端
に一様に散水された水は、充填材板の表面を伝わって流
れ、送風機により吸引された外気(空気)と直接接触に
よる熱交換を行い、水は冷却され下部水槽に集められ
る。また、バイパス管より直接充填物上に放出された水
は、充填物間を通り、冷却されることなく下部水槽に集
められる。下部水槽では冷却された水と冷却されない水
が混合される。この水温を温度調節器の感温部が検知
し、水温に応じて送風機を発・停させる。そして、冷却
された水はポンプにより負荷へ送水され、一方空気は水
と熱交換し高温多湿となり、送風機により塔外へ排気さ
れる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の容量制御装置付冷却塔を図示
の実施例に基づいて説明する。図1において、1は所要
の能力を有する直交流式の冷却塔本体であり、この冷却
塔本体1は塔体2の相対する両測面を空気吸込口3とな
し、この塔体2の内部には充填物4を内蔵されており、
この充填物4の上部には散水を兼ねた上部水槽5が設け
られ、下部には充填物4内を落下する際に冷却された水
を集める下部水槽7を設け、また塔体2の上部には、送
風機8と送風機を駆動するための電動機9を設けて構成
されている。
【0008】図2は、上部水槽5の詳細を示し、この上
部水槽5は図示の如く少なくとも左右2つに仕切られ
て、メイン側水槽15とサブ側水槽16とに分けられて
おり、この上部水槽5のメイン側水槽15には分流槽6
が設けられていて、その入口には冷却水入口管11が接
続されている。そしてこの冷却水入口管11には分岐管
12を介して三方弁21がつながっていて、三方弁21
からの一方の管、即ちサブ側配管13には上部水槽5の
サブ側水槽16に配管されており、もう一方の管、すな
わち、バイパス管14には三方弁21から上部水槽5の
メイン側水槽15を貫通し、充填物4の上端に直接放水
されるようにバイパス管14が接続されている。
【0009】三方弁21はワックスの温度による膨張収
縮を応用した弁で、図5にその詳細を示す。通常この弁
はサブ側水槽16につながるサブ側配管13が閉になっ
ていて、水温が高くなるに従いバイパス側配管14が徐
々に閉となり、逆にサブ側配管13は徐々に開となり、
所定の温度に達するとバイパス側配管14は閉になり、
サブ側配管13は全開となるようにしている。
【0010】上部水槽5内には、メイン側水槽15とサ
ブ側水槽16を分けるための仕切板17が配設されてい
て、仕切板17は垂直板又は分流槽6側に45度前後の
角度で立ち上がっていくL字形状とし、さらに、分流槽
6を挟んで反対側にも分流槽6の幅に合わせ同様の形状
をした仕切板18を向かい合わせに配置してある。
【0011】また、分流槽6は図3に詳細を示す如く、
冷却水入口管11の端部に接続された枠24と、この枠
24内で冷却水入口管11の端部と予め定めた間隔をあ
けて移動可能にして、例えばボルト25にて支持して対
設した水量調整板23とで構成されていて、メイン側水
槽15、サブ側水槽16への水量を水量調整板23を冷
却水入口管11の端部開口面に対して接離方向に移動さ
せることにより、予めセットできるようになっている。
この水量調整板23は平板、山形、円錐状等の形状を有
していて、圧損が少なく、水量調整が容易なものであれ
ばその形状は限定されることはない。
【0012】また、バイパス側配管14の水量調整とし
ては図4に示すように、バイパス側配管14の流出口に
平板、山形、円錐状等の形状を有する水量調整板26
を、バイパス側配管14の流出口に予め定めた間隔をあ
けて設け、バイパス水量の調整が容易に行えるようにな
している。水量調整板26も図3に示す水量調整板23
と同じようにボルト25にて支持してバイパス側配管1
4の開口面に対して接離方向に移動させるようになって
いる。
【0013】さらに、塔体2には温度調節器10が設け
られ、下部水槽7内にその感温筒27を取り付け、下部
水槽7内の感温筒27(センサ)にて水温を検知し、こ
の水温に応じて送風機を発・停させるようになしてい
る。
【0014】次に、上述のように構成した冷却塔の作用
について説明する。直交流式冷却塔本体1の冷却水入口
管11に、冷却するための温水が供給されると、一部は
分流槽6に入り、分流槽6の左右より流出し、仕切板1
7,18で整流され、上部水槽5内に給水されると共に
上部水槽5内の水位を平均に保ち、上部水槽5の底面に
穿孔した複数の散水孔19から充填物4の上部に一様に
散水され、水(温水)は充填材板の表面を伝わって流
れ、空気と直接接触による熱交換を行い冷却され、この
冷却された水は下部水槽7に集められる。
【0015】他方、分岐管12より入った水は、水温に
より三方弁21が動作し、水温が所定温度より高いと三
方弁21はサブ側水槽16に開となり、サブ側水槽16
の上部水槽5、散水孔19から充填物4の上部に一様に
散水され、水は充填材板20の表面を伝わって流れ、空
気と直接接触による熱交換を行い、冷却された水は下部
水槽7に集められる。次に水温が徐々に低下すると、三
方弁21はサブ側水槽16が徐々に閉となり、バイパス
側配管14が徐々に開となる。バイパス側14配管に通
水されると水はバイパス管14を通り、充填物4の上端
に放出される。放出された水は充填物4の間を通り、冷
却されることなく下部水槽7に集められる。
【0016】一方、送風機8により吸引された外気(空
気)は、充填材板20の間を通過するが、この時水と直
接接触による熱交換を行い、水から熱を奪い、高温多湿
の空気となって送風機8により塔外に排出される。水は
空気(外気)により冷却されるが、夏期時は外気温が高
く、出口水温が上昇し、入口水温が高くなり、水はメイ
ン側水槽15とサブ側水槽16に流れ、全水量を冷却し
冷却能力を確保する。外気温低下又は負荷容量の減少と
ともに、出口水温が低下し、入口水温が低くなり、水は
バイパス側22にも流れ全水量のうちバイパス水量を除
いた分が冷却され、冷却能力を維持する。
【0017】さらに、外気温低下時(冬期)又は負荷容
量の大幅な減少時には、入口水温は所定温度以下となり
サブ側水槽16へは通水されず、メイン側水槽15とバ
イパス側配管14に水が流れ、冷却能力を維持するとと
もに過冷却を防止する。さらに出口水温が低下すると、
下部水槽7に取り付けられた温度調節器10の感温筒2
7が水温をとらえ、所定温度より低くなると電気的に送
風機8を停止させ、一層の過冷却を防止する。
【0018】このように、外気温の変化、負荷の変動に
対し、容量に見合った水温制御(容量制御)が可能で、
かつ過冷却を防止することができる。また冷却回路の変
更による水温制御のため、送風機8の駆動・停止頻度も
非常に少なくて済む。特にバイパス管を省略し、仕切板
によりバイパス分の水量をオーバーさせてサブ側へ送水
するとき、L字形状の仕切板により分流槽からの水の勢
いを弱めるだけでなく、オーバーしていく水がサブ側に
入ると同時に水位を一様に保たせるようになすこともで
きる。
【0019】また、上記実施例において、分岐管12に
おいてサブ側水槽16への配管を省略等することによ
り、サブ側水槽16への配管を常時閉の状態とし、上部
水槽5内を任意の位置にて、分流槽側に45度前後の角
度で立ち上がっていくL字形状を有する仕切板17によ
り、メイン側水槽15とサブ側水槽16に仕切るととも
に、上部水槽5のメイン側水槽15内の冷却水入口管1
1に設けた分岐管12をバイパス管14として直接充填
物4上部に導き、バイパス管14側が全開から閉になる
に従いメイン側水槽15の水量が増え、水位が上がり、
バイパス管14の全閉時にはバイパス量に相当する水量
がメイン側水槽15からサブ側水槽16へ上部水槽5の
仕切板17を超えて流出するようにし、分岐管12の配
管中に水温に応じて開閉弁動作をする三方弁21を組み
込み、入口水温に応じてサブ側水槽16又はバイパス管
14を介して直接充填物4上部に通水するよう制御する
こともできる。
【0020】
【発明の効果】本発明の容量制御装置付冷却塔において
は、上部水槽内をメイン側水槽とサブ側水槽とに仕切る
とともに、冷却水入口管に分岐管を設け、メイン側は分
流槽へ、分岐管からはサブ側水槽及びバイパス側配管に
導かれており、さらにこの分岐管には三方弁が組み込ま
れていて、入口水温に応じてサブ側水槽、バイパス管を
介して直接充填物上部のいずれか一方、又はサブ側水
槽、バイパス管を介して直接充填物上部の両方に通水す
るよう制御することができる。また、分岐管においてサ
ブ側水槽への配管を省略し、サブ側水槽への配管を常時
閉としたものは、バイパス管側が全開から閉になるに従
いメイン側水槽の水量が増え、水位が上がり、バイパス
管の全閉時にはバイパス量に相当する水量がメイン側水
槽からサブ側水槽へ上部水槽の仕切板を超えて流出させ
ることができる。また、上部水槽内の仕切板は垂直板又
は分流槽側に45度前後の角度を持ったL字形とし、分
流槽を挟んで反対側にも同様の仕切板を向かい合わせに
配置しているので、分流槽からの水の流出の勢いを弱め
るとともに整流をする役目をもたせて、水位の均等化を
図ることができる。また、分流槽入口部には水量調整板
を設けたため、メイン側、サブ側及びバイパス側への水
量調整が可能となり、さらに、バイパス管放出口にも水
量調整板を設けため、バイパス水量が調整できる。これ
らにより外気温の変化、負荷の変動に対し、容量制御
(水温制御)及び水の過冷却を防止することが可能で、
能力・使用に見合った経済的な運転をすることができ
る。また、温度調節器により水温を感知し、送風機を発
・停させることにより、水温制御特に水の過冷却を防止
することができ、冷却回路の変更による容量制御が主体
のため、送風機の発・停頻度も少なくて済む等の数々の
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容量制御装置付冷却塔の一実施例を示
す縦断面図である。
【図2】上部水槽の説明図である。
【図3】分流槽の詳細図である。
【図4】バイパス管流出口の詳細図である。
【図5】三方弁の詳細図である。
【符号の説明】
1 直交流式冷却塔本体 2 塔体 3 空気吸込口 4 充填物 5 上部水槽 6 分流槽 7 下部水槽 8 送風機 9 送風機用電動機 10 温度調節器 11 冷却水入口管 12 分岐管 13 サブ側配管 14 バイパス管 15 上部水槽のメイン側水槽 16 上部水槽のサブ側水槽 17 仕切板 18 仕切板 19 散水孔 20 充填材板 21 三方弁 22 バイパス側 23 水流調整板 24 枠(分流槽) 25 ボルト 26 水量調整板 27 感温筒

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機、上部水槽、充填物、下部水槽等
    で構成され、充填物内では上部水槽から散水された冷却
    水と送風機によって吸引された外気とが直角に交叉し、
    その間に冷却水と空気が直接接触により熱交換し、冷却
    された水は下部水槽に導入され、一方、熱交換した空気
    は送風機により外気へ放出される直交流式冷却塔におい
    て、上部水槽内を任意の位置にてメイン側水槽とサブ側
    水槽に仕切るとともに、上部水槽のメイン側水槽内の冷
    却水入口管に分岐管を設け、この分岐管の一方は上部水
    槽のサブ側水槽に、他方はバイパス管として直接充填物
    上部に導き、さらにこの分岐管の配管中に水温に応じて
    開閉弁動作をする三方弁を組み込み、入口水温に応じて
    サブ側水槽、バイパス管を介して直接充填物上部のいず
    れか一方、又はサブ側水槽、バイパス管を介して直接充
    填物上部の両方に通水するよう制御する入口水温に応じ
    てサブ側水槽、バイパス管を介して直接充填物上部のい
    ずれか一方、又はサブ側水槽、バイパス管を介して直接
    充填物上部の両方に通水するよう制御することを特徴と
    する容量制御装置付冷却塔。
  2. 【請求項2】 上部水槽内に設ける仕切板は、垂直板又
    は分流槽側に45度前後の角度で立ち上がっていくL字
    形状とし、さらに分流槽を挟んで反対側にも分流槽の幅
    に合わせ同様の形状をした仕切板を向かい合わせに配置
    したことを特徴とする請求項1記載の容量制御装置付冷
    却塔。
  3. 【請求項3】 分岐管への通水量は、三方弁及び配管抵
    抗により定めるか、さらにこの水量調整として分流槽内
    に水量調整板を設け、この水量調整板を冷却管端部開口
    面口との距離を移動させて行うとともに、この水量調整
    板は平板、山形状、円錐状等の形状を有していることを
    特徴とする請求項1記載の容量制御装置付冷却塔。
  4. 【請求項4】 分岐管のうちバイパス側配管の水量調整
    としてバイパス管流出口に平板、山形、円錐状等の形状
    を有する水量調整板を設け、バイパス管流出口との距離
    を移動させて水量調整が行えるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の容量制御装置付冷却塔。
  5. 【請求項5】 温度調節器を備え、出口水温を感知して
    送風機の発・停が行えるようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の容量制御装置付冷却塔。
  6. 【請求項6】 送風機、上部水槽、充填物、下部水槽等
    で構成され、充填物内では上部水槽から散水された冷却
    水と送風機によって吸引された外気とが直角に交叉し、
    その間に冷却水と空気が直接接触により熱交換し、冷却
    された水は下部水槽に導入され、一方、熱交換した空気
    は送風機により外気へ放出される直交流式冷却塔におい
    て、上部水槽内を任意の位置にて、分流槽側に45度前
    後の角度で立ち上がっていくL字形状を有する仕切板に
    より、メイン側水槽とサブ側水槽に仕切るとともに、上
    部水槽のメイン側水槽内の冷却水入口管に分岐管を設
    け、この分岐管をバイパス管として直接充填物上部に導
    き、バイパス管側が全開から閉になるに従いメイン側水
    槽の水量が増え、水位が上がり、バイパス管の全閉時に
    はバイパス量に相当する水量がメイン側水槽からサブ側
    水槽へ上部水槽の仕切板を超えて流出するようにし、分
    岐管の配管中に水温に応じて開閉弁動作をする三方弁を
    組み込み、入口水温に応じてサブ側水槽又はバイパス管
    を介して直接充填物上部に通水するよう制御することを
    特徴とする容量制御装置付冷却塔。
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