JP2959267B2 - 位置検出方法及び位置検出装置 - Google Patents

位置検出方法及び位置検出装置

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JP2959267B2 JP7250992A JP7250992A JP2959267B2 JP 2959267 B2 JP2959267 B2 JP 2959267B2 JP 7250992 A JP7250992 A JP 7250992A JP 7250992 A JP7250992 A JP 7250992A JP 2959267 B2 JP2959267 B2 JP 2959267B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、2次元(平
面)に配列されたCCD(電荷転送素子)等よりなる2
次元配列型検出器を用いた位置検出方法及び位置検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、さまざまな装置に2次元配列型検
出器が用いられており、特にCCDは広範囲な分野で利
用が進んでいる。これは2次元配列型検出器が高い位置
分解能を有するためである。
【0003】CCDは光電変換素子として用いられる半
導体デバイスであり、その構造はP型シリコンチップ上
に多数のMOS(金属−酸化物−半導体)キャパシタを
平面内に並べたものである。そしてその電極に正電圧を
印加すると電極下の半導体に空乏層が形成される。
【0004】図6はかかるCCDの断面斜視図であり、
P型シリコン21の表面には酸化膜22が施されてお
り、さらにその表面には複数の電極P1 乃至P3 が形成
されている。
【0005】図6の例は電極P1 に電圧を印加した状態
を示しており、電極P1 の下部に空乏層23が形成され
ていることが理解される。
【0006】図の状態で電極P1 の上部から電極を通っ
て電磁波(光)が入射すると、光電変換により電極下に
信号電荷が蓄積される。そして電極P1 乃至P3 に多相
のクロックパルスを印加することで空乏層を移動させる
と、蓄積電荷もこれにともなって移動し、電気信号を取
り出すことができる。
【0007】与えるクロックパルスを制御することでC
CD上のどのMOSキャパシタに電磁波が入射したかを
検出することができ、この作用を利用してCCDは固体
撮像装置やファクシミリの読取り装置等に用いられてい
るのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の2次元配列型検
出器は複数のキャパシタ(受光部)を並列した構成であ
るので、検出面上のどの部分に電磁波が入射したかを知
ることができ、電磁波の断面積がキャパシタの面積より
も大きい場合には、複数のキャパシタから信号が得られ
る。これらの信号から検出面上での電磁波の入射位置を
知るだけではなく、電磁波の中心位置や照射面積なども
知ることができる。このような性質を利用して2次元配
列型検出器をアライメント装置に応用することができ
る。
【0009】すなわち2次元配列型検出器に入射した電
磁波の中心位置と、計算上の入射位置との差を調べるこ
とによって、電磁波の位置のずれを修正するのである。
【0010】ところが電磁波の断面積がキャパシタの面
積より小さくなると、照射された電磁波の中心位置を正
確に求めることができなくなる。すなわち、検出器の
分解能は検出器を構成するキャパシタの大きさで決ま
るのである。
【0011】一方アライメント技術は非常に進歩してお
り、精度を高めるためにより小さく絞り込まれた電磁波
をアライメントに使用する傾向がある。この場合キャパ
シタを小型化して、位置分解能を向上させる必要がある
が、キャパシタの小型化には限界がある。
【0012】本発明はこのような従来の位置検出装置が
有する課題を克服するためになされたものであり、キャ
パシタの大きさによらず、より高い位置分解能を有する
位置検出方法及び位置検出装置を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の位置検出方法は、2次元に配列された多数の受光部を
有し、入射される電磁波の位置を各受光部に発生する電
荷に応じて検出する2次元配列型検出器としてのCCD
1を用いた位置検出方法であって、CCD1を電磁波の
入射方向に直交する面内で移動させ、電荷の変化とCC
D1の移動方向及び移動距離から入射される電磁波の位
置を検出することを特徴とする。
【0014】本発明の請求項2に記載の位置検出装置
は、2次元に配列された多数の受光部を有し、入射され
る電磁波の受光部に対応する位置を各受光部に発生する
電荷に応じて検出する検出手段としてのCCD1と、C
CD1を電磁波の入射方向に直交する面内で移動させる
移動手段としてのXYテーブル2と、受光部に入射され
る電磁波の強度変化を検出する強度変化検出手段として
の信号処理装置10と、CCD1の座標を検出する座標
検出手段としてのX座標検出装置8及びY座標検出装置
9と、強度変化及び座標に基づいて入射される電磁波の
位置を演算する演算手段としてのシステムコントローラ
11とを備えることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項3に記載の位置検出方法
は、2次元に配列された多数の受光部を有し、入射され
る電磁波の位置を各受光部に発生する電荷に応じて検出
する2次元配列型検出器としてのCCD1を用いた位置
検出方法であって、電磁波を遮るように設けられた遮蔽
部材としてのワイヤ6を電磁波の入射方向に直交する面
内で移動させ、電荷の変化とワイヤ6の位置とから入射
される電磁波の位置を検出することを特徴とする。
【0016】本発明の請求項4に記載の位置検出装置
は、2次元に配列された多数の受光部を有し、入射され
る電磁波の受光部に対応する位置を各受光部に発生する
電荷に応じて検出する検出手段としてのCCD1と、電
磁波を遮るように位置する遮蔽手段としてのワイヤ6
と、ワイヤ6を電磁波の入射方向に直交する面内で移動
させる移動手段としての移動ステージ7と、受光部に入
射される電磁波の強度変化を検出する強度変化検出手段
としての信号処理装置10と、ワイヤ6の座標を検出す
る座標検出手段としての座標検出装置12と、強度変化
及び座標に基づいて入射される電磁波の位置を演算する
演算手段としてのシステムコントローラ11とを備える
ことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明の請求項1に記載の位置検出方法におい
ては、CCD1を入射される電磁波に対して垂直な方向
に移動させ、このときの受光部に現われる電荷の変化を
監視し、受光部上に電磁波が位置した状態からその電磁
波の位置が当該受光部から逸脱するまでの距離及び方向
から受光部の大きさよりも小さい断面積を有する電磁波
の正しい位置を検出する。
【0018】本発明の請求項2に記載の位置検出装置に
おいては、XYテーブル2がCCD1をX方向またはY
方向に移動させる。信号処理装置10は受光部上の電磁
波の強度変化を検出し、その検出信号をシステムコント
ローラ11に供給する。X座標検出装置8、Y座標検出
装置9はCCD1の座標をシステムコントローラ11に
供給する。システムコントローラ11は強度の変化点
と、X座標またはY座標とから受光部に入射される電磁
波の位置を検出する。
【0019】本発明の請求項3に記載の位置検出方法に
おいては、電磁波を遮るように設けられたワイヤ6を移
動させて、ワイヤ6の移動中における受光部の検出出力
の変化点を求め、電磁波の位置を検出する。
【0020】本発明の請求項4に記載の位置検出装置に
おいては、移動ステージ7がワイヤ6を例えば上下方向
に移動させる。信号処理装置10は受光部上の電磁波の
強度変化を検出し、その検出信号をシステムコントロー
ラ11に供給する。座標検出装置12はワイヤ6の座標
を示す信号をシステムコントローラ11に供給する。シ
ステムコントローラ11は強度の変化点とワイヤ6の座
標とから電磁波の位置を検出する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0022】図1は本発明の位置検出装置の一実施例の
構成を示す斜視図である。2次元配列型検出器としての
CCD1は図3に示されるように受光部31が平面内に
おいてマトリックス状に配列された構造となっている。
また受光部31と、そこに蓄積された電荷を垂直方向に
転送する垂直CCDレジスタ34よりなる転送部32と
が交互に並ぶ構造となっており、転送部32に電磁波が
入射してもCCD1はその電磁波を検出できない。この
ようにCCD1はキャパシタ(受光部31)とキャパシ
タとの間に信号を検出できない不感帯が存在する。本発
明はCCD1にかかる不感帯が存在することを利用する
ものである。なお、垂直CCDレジスタ34により転送
された電荷は水平CCDレジスタ33に供給され、そこ
からシリアルに読み出される。
【0023】図1においてCCD1はXYテーブル2に
よって図に示すX方向及びY方向に移動自在とされてお
り、XYテーブル2はシステムコントローラ11からの
制御に基づいてCCD1の位置を制御する。
【0024】CCD1に入射される電磁波としては、ヘ
リウムネオンレーザ光源5から出射されるレーザ光を用
い、光源5からのレーザ光はレンズ3でCCD1上に集
光される。
【0025】レンズ3はレンズ駆動用ステージ4により
Z方向に移動自在となされており、レンズ3のZ軸上の
位置をシステムコントローラ11で制御することにより
CCD1に入射されるレーザ光の断面積を変化させるよ
うにしている。すなわちレーザ光がCCD1上で焦点を
結ぶ場合にCCD1上のレーザ光の断面積は最小とな
り、合焦距離から離れるに従い断面積が大きくされる。
なおレンズ駆動用ステージ4は必ずしも必要なものでは
ない。
【0026】X座標検出装置8及びY座標検出装置9は
CCD1のXY座標を検出し、その検出信号をシステム
コントローラ11に供給する。
【0027】信号処理装置10は、あるキャパシタ(受
光部31)に照射された電磁波の強度変化を検出し、そ
の検出信号をシステムコントローラ11に供給する。
【0028】今CCD1上のあるキャパシタ(受光部3
1)に十分絞りこまれたレーザ光(電磁波)が照射され
ていると、信号処理装置10はそのキャパシタに照射さ
れている電磁波の強度を検出する。
【0029】システムコントローラ11は、この状態に
おけるXY座標を原点としつつ、XYテーブルを制御し
てCCD1をXY平面内でX方向またはY方向に移動さ
せる。
【0030】すると入射電磁波がキャパシタ(受光部3
1)上に位置する限りは信号処理装置10が検出する強
度は変化しない。
【0031】入射電磁波がキャパシタ(受光部31)の
一端に来るとその受光部31は電磁波の全部を検出でき
なくなるので強度が変化する。システムコントローラ1
1はこの強度が変化した時点におけるXY座標から、キ
ャパシタ内での電磁波の入射した位置を計算する。
【0032】次に本出願人が実施した実験結果について
説明する。実験においては50μm×50μmの大きさ
をもつキャパシタ(受光部31)を512×512のマ
トリックス状に並べたCCD1とヘリウムネオンレーザ
光源5を用い、レンズ駆動用ステージ4を利用してレン
ズ3を移動させながらCCD1上のレーザ光の断面積を
変化させた。
【0033】CCD1はレーザ光に対して垂直に設置
し、レーザ光の中心とCCD1の中心が略一致するよう
にした。
【0034】最初にレンズ3を入れずにCCD1にレー
ザ光を照射したところ、CCD1の複数のキャパシタ
(受光部31)から信号が検出された。これはレーザ光
がキャパシタ(受光部31)の数倍の大きさの断面積を
有していることを示している。
【0035】次にレンズ3を入れて、レーザ光の断面直
径が100μmになるようにレーザ光を絞った。この時
も複数のキャパシタから信号が検出されたが、レンズ3
を使用しないときに比べると、信号の検出されるキャパ
シタの数は減少した。
【0036】レーザ光の径を徐々に細くしていったとこ
ろ、断面直径が40μmになったとき、ある1つのキャ
パシタ(受光部31)からしか信号が検出できなくなっ
た。
【0037】さらにレーザ光を絞り、断面直径を10μ
mにしても、信号を出力するキャパシタの位置に変化は
なかった。すなわちレーザ光の径は小さくなっているに
もかかわらず、得られる位置信号に変化がなくなったこ
とを示している。
【0038】このままでは50μm×50μmのキャパ
シタの中のどの位置にレーザが位置しているかを知るこ
とができず、径が10μmのレーザを使ってのアライメ
ントには用いることができない。
【0039】この状態にてCCD1をXYテーブル2を
用いてX方向の左方向に移動させた。この時の信号の変
化を注意深く監視したところ、最初の位置から16μm
動かしたときに信号の強度が弱くなりはじめた。さらに
CCD1を動かすと、最初の位置から30μm動かした
ところで、信号はノイズレベルとなった。
【0040】このことからレーザ光は50μm×50μ
mのキャパシタの中で、端から23μmの所を中心とし
て直径14μmであることを計算することができる。
【0041】すなわち、図4に示すように、50μm×
50μmのキャパシタ(受光部31)上におけるビーム
径をD、ビームの左端からキャパシタの左端までの距離
をx1とすると、実験結果から次式が成立する。 x1=16μm x1+D=30μm 従って、 D=30−x1=30−16=14μm x1+D/2=16+14/2=23μm となる。
【0042】図2は本発明の他の位置検出装置の一実施
例の構成を示す斜視図であり、レーザ光源5、レンズ
3、レンズ駆動用ステージ4は省略されている。
【0043】図においてCCD1の前面には遮蔽部材と
してのワイヤ6が張架されており、ワイヤ6は移動ステ
ージ7によって図の上下方向(Y方向)に移動自在にな
されている。移動ステージ7はシステムコントローラ1
1の制御に基づいてワイヤ6の位置を制御する。
【0044】ワイヤ6の位置座標は座標検出装置12に
よって検出されてシステムコントローラ11に供給され
る。
【0045】また信号処理装置10は、CCD1のキャ
パシタに照射される電磁波の強度変化を検出し、その検
出信号をシステムコントローラ11に供給する。
【0046】今CCD1上のあるキャパシタに電磁波が
照射されているとすると、そのキャパシタからは電磁波
の強度に応じた信号が得られる。
【0047】次に徐々にワイヤ6をY方向に移動させ、
ワイヤ6が電磁波を遮る位置に来るとキャパシタから得
られる信号の強度が変化するので、システムコントロー
ラ11は強度信号の変化した時点の座標を座標検出装置
12から得て、電磁波の入射位置を測定する。信号の変
化は、ワイヤ6の太さと電磁波の断面積による。
【0048】次に図2の実施例を用いて本出願人が実施
した実験結果について説明する。
【0049】実験においては50μm×50μmの大き
さをもつキャパシタを512×512のマトリックス状
に並べたCCD1とヘリウムネオンレーザ光源5を用
い、レンズ駆動用ステージ4を利用してレンズ3を移動
させながらCCD1上のレーザ光の断面積を変化させ
た。
【0050】CCD1はレーザ光に対して垂直に設置
し、レーザ光の中心とCCD1の中心が略一致するよう
にした。
【0051】最初にレンズ3を入れずにCCD1にレー
ザ光を照射したところ、CCD1の複数のキャパシタか
ら信号が検出された。これはレーザ光がキャパシタの数
倍の大きさの断面積を有していることを示している。
【0052】次にレンズ3を入れて、レーザ光の断面径
が100μmになるようにレーザ光を絞った。この時も
複数のキャパシタから信号が検出されたが、レンズ3を
使用しないときに比べると、信号の検出されるキャパシ
タの数は減少した。
【0053】レーザ光を徐々に細くしていったところ、
断面径が40μmになったとき、ある1つのキャパシタ
からしか信号が検出できなくなった。
【0054】さらにレーザ光を絞り、断面径を10μm
にしても、信号を出力するキャパシタの位置に変化はな
かった。すなわちレーザ光の径は小さくなっているにも
かかわらず、得られる位置信号に変化がなくなったこと
を示している。
【0055】次にワイヤ6として直径20μmのタング
ステンワイヤを用い、このワイヤ6を徐々に移動させ
た。
【0056】するとキャパシタの端から8μm動かした
ところでCCDの信号の強度が弱くなりはじめ、さらに
14μm移動させると信号はノイズレベルとなった。さ
らに20μm移動させると信号の強度は元の状態に戻っ
た。
【0057】この結果からレーザ光はキャパシタの端か
ら15μmのところを中心として半径が約7μm(直径
が14μm)であることが測定された。
【0058】すなわち、図5に示すように、キャパシタ
上におけるビーム径をD、ビームの下端からキャパシタ
の下端までの距離をy1とすると、実験結果から次式が
成立する。 y1=8μm D=14μm y1+D/2=8+14/2=15μm
【0059】なお図2の実施例においてはワイヤ6を図
の上下方向のみに移動自在としているが、左右方向に移
動自在なワイヤをさらに設けるようにして、電磁波の位
置検出精度を高めるようにしてもよい。
【0060】また図1及び図2の実施例においては2次
元配列型検出器としてCCDを用いたが、2次元配列型
検出器としてはこれに限られるものではない。例えば、
MCP(Multi-Channel Plate:X線用の位置検出
器)等の他の2次元配列型検出器を用いても同様の効果
を奏することができる。また、検出器に照射する電磁波
についてもレーザ光に限るものではなく、可視光、赤外
光、紫外光あるいはX線等でもよい。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電磁波の
径が受光部の大きさよりも小さい場合でも電磁波の入射
位置を高精度に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置検出装置の一実施例の構成を示す
斜視図
【図2】本発明の位置検出装置の他の実施例の構成を示
す斜視図
【図3】CCDにおける受光部の配列状態を示す平面図
【図4】図1の実施例における動作を説明する受光部の
平面図
【図5】図2の実施例における動作を説明する受光部の
平面図
【図6】CCDの構成を示す断面斜視図
【符号の説明】
1 CCD 2 XYテーブル(移動手段) 3 レンズ 4 レンズ駆動用ステージ 5 ヘリウムネオンレーザ光源 6 ワイヤ(遮蔽部材) 7 移動ステージ 8 X座標検出装置 9 Y座標検出装置 10 信号処理装置 11 システムコントローラ 12 座標検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−46493(JP,A) 特開 平4−97668(JP,A) 特開 平5−196413(JP,A) 特開 平5−87523(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 31/16 - 31/173 H01L 27/14 - 27/148 H01L 21/027

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元に配列された多数の受光部を有
    し、入射される電磁波の位置を前記各受光部に発生する
    電荷に応じて検出する2次元配列型検出器を用いた位置
    検出方法であって、 前記2次元配列型検出器を前記電磁波の入射方向に直交
    する面内で移動させ、前記電荷の変化と前記2次元配列
    型検出器の移動方向及び移動距離から入射される電磁波
    の位置を検出することを特徴とする位置検出方法。
  2. 【請求項2】 2次元に配列された多数の受光部を有
    し、入射される電磁波の前記受光部に対応する位置を前
    記各受光部に発生する電荷に応じて検出する検出手段
    と、 前記検出手段を前記電磁波の入射方向に直交する面内で
    移動させる移動手段と、 前記受光部に入射される電磁波の強度変化を検出する強
    度変化検出手段と、 強度に応じた位置信号を生成する位置信号検出装置と、 前記検出手段の座標を検出する座標検出手段と、 前記強度変化及び前記座標に基づいて入射される電磁波
    の位置を演算する演算手段とを備えることを特徴とする
    位置検出装置。
  3. 【請求項3】 2次元に配列された多数の受光部を有
    し、入射される電磁波の位置を前記各受光部に発生する
    電荷に応じて検出する2次元配列型検出器を用いた位置
    検出方法であって、 前記電磁波を遮るように設けられた遮蔽部材を前記電磁
    波の入射方向に直交する面内で移動させ、 前記電荷の変化と前記遮蔽部材の位置とから入射される
    電磁波の位置を検出することを特徴とする位置検出方
    法。
  4. 【請求項4】 2次元に配列された多数の受光部を有
    し、入射される電磁波の前記受光部に対応する位置を前
    記各受光部に発生する電荷に応じて検出する検出手段
    と、 前記電磁波を遮るように位置する遮蔽手段と、 前記遮蔽手段を前記電磁波の入射方向に直交する面内で
    移動させる移動手段と、 前記受光部に入射される電磁波の強度変化を検出する強
    度変化検出手段と、 前記遮蔽手段の座標を検出する座標検出手段と、 前記強度変化及び座標に基づいて入射される電磁波の位
    置を演算する演算手段とを備えることを特徴とする位置
    検出装置。
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