JP2956618B2 - 情報端末装置 - Google Patents

情報端末装置

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JP2956618B2
JP2956618B2 JP8290795A JP29079596A JP2956618B2 JP 2956618 B2 JP2956618 B2 JP 2956618B2 JP 8290795 A JP8290795 A JP 8290795A JP 29079596 A JP29079596 A JP 29079596A JP 2956618 B2 JP2956618 B2 JP 2956618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報端末装置のう
ち、特にデータファイル装置を備えた情報処理装置等を
テレビジョン受像機等に内蔵させてなる形態の情報端末
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信環境のディジタル化やマルチ
メディア技術の進展により、文字、映像、音声が組み合
わされた形態での情報のやりとりを行う方式の情報通信
が広く普及しつつある。従来、このような通信環境で用
いられる端末装置として、情報処理装置(例えばパーソ
ナルコンピュータなど)が一般的に用いられている。
【0003】この種の情報処理装置にあっては、通信で
得た情報の蓄積などを行うファイル装置として、固定デ
ィスク装置が広く採用されている。また、これ以外のフ
ァイル装置は、前記固定ディスク装置の補助として使用
されるのが一般的となっている。その理由は、「文字情
報に比較して映像情報や音声情報はその情報量が大き
く、これらの情報を含んだ情報を蓄積するためには大容
量かつ十分な読み出しと書き込みの速度を有するファイ
ル装置が必要となる。」と条件に対し、現在のところ固
定ディスク装置が最も高いコストパフォーマンスを有し
ているからである。
【0004】また、現在の情報処理装置においては、電
源供給が断たれる際にはファイルを閉じる等の終了処理
が必ず行われる必要がある。なぜならば、ファイル処理
装置へのアクセス中、特に書き込み中に電源供給が断た
れると、途中で処理が中断してしまうことにより、ファ
イル内容が破壊されてしまうからである。
【0005】通常、通信内容の保存におけるファイル装
置への書き込み処理は、通信中の間連続して行われてい
る。しかしながら、通信自体についても書き込みについ
ても、どうしてもある程度の時間が掛かるため、端末装
置であるところの情報処理装置の動作中の電源OFFの
操作によってファイル破壊が生じる虞がある。このた
め、このようなファイル破壊を防止するため、使用者に
おいて「動作中に電源を切らない。」等の配慮が必要と
なる。また、万一、予期しない停電等によりファイル破
壊が生じた場合には、ファイルの修復等の措置の実行が
使用者の判断により行われる必要がある。そして、従来
の情報処理装置では、産業用機器ということでこれらの
点の機器操作に関する配慮は使用者の負担とされてい
た。
【0006】一方、文字、映像、音声が組み合わされた
形態での情報のやりとりを行う情報通信の普及に伴い、
より簡便な通信環境を提供するような製品を提供しよう
という動きがある。この現れとして、テレビジョン受信
機に情報処理装置を内蔵させ、この情報処理装置に通信
機能を備えたものが製品化されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通信機
能を備えた情報処理装置(特に、ファイル装置として固
定ディスク装置を採用したもの)をテレビジョン受信機
に内蔵させた製品を実現するには、いくつかの解決すべ
き課題がある。
【0008】第1の課題は、動作中の電源OFFによっ
てファイル破壊が起きる可能性が高い点である。その理
由は、テレビジョン受像機は動作中に終了処理等の配慮
をせずに電源をOFFすることが通常の使用形態であ
り、テレビジョン受像機という形態を取る以上、必然的
にこのような電源OFF操作を避けることができないか
らである。
【0009】第2の課題は、ファイル破壊が起きた場合
において、ファイルの修復等の措置の実行を判断を使用
者に期待することが困難であるという点である。その理
由は、テレビジョン受像機という形態を取るため、使用
者に情報処理装置と同様の機器操作に対する配慮を求め
ることは困難であり、逆に、このような配慮を求めるこ
とになると、「より簡便な通信環境を提供する。」とう
本来の目的が果たせなくなってしまうからである。
【0010】仮に上記課題の解決を図る手段として、従
来から行われている「電源ONによる動作開始時毎回自
動的にファイル修復を行う。」方式を採用した場合、毎
回の起動に時間が掛かることになってしまうため、やは
り「より簡便な通信環境を提供する。」という本来の目
的が果たせなくなってしまう。また、「バックアップ電
源を備える。」方式を採用した場合、装置の規模、重
量、価格の増加を招く上、充電電池に対する配慮とい
う、従来のテレビジョン受像機にはない運用上の負担の
使用者に強いることとなってしまう。このように、テレ
ビジョン受像機を情報処理装置として用いてさらに通信
内容の蓄積機能を持った製品を実現することは困難とさ
れていた。
【0011】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、情報処理装置として使用されるテレビジョン受像機
において、簡便な通信環境を確保しつつ固定ディスク装
置を保護することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の情報端末装置
は、テレビジョン受像機と情報処理装置部とを備えた情
報端末装置において、使用者により操作される電源スイ
ッチと、この電源スイッチの操作によって前記テレビジ
ョン受像機の電源および情報処理装置部の電源をそれぞ
れONまたはOFFに切り換える制御手段とから構成さ
れてなり、該制御手段は、前記電源スイッチがOFFと
されたことを検知した場合にまず前記テレビジョン受像
機の電源をOFFとし、その後、所定の終了処理が完了
した後に前記情報処理装置部の電源をOFFすることを
特徴とする。かかる構成によれば、電源スイッチがOF
Fに操作された場合に直ちにTVをOFFとして、通常
のテレビジョン受像機と同様の使用感を得ることができ
るとともに、所定の終了処理後に情報処理装置部をOF
Fとすることにより、情報処理装置部におけるデータの
破壊を防止することができる。請求項2の情報端末装置
は、請求項1において、前記制御手段は、前記終了処理
の完了前に電源が遮断されたことを検知する検知手段か
ら前記電源の遮断の検知を示す信号が供給されたことを
条件として、次回の電源供給の再開時に前記情報端末装
置にファイル修復処理を行うことを特徴とする。かかる
構成によれば、予期しない電源の遮断によりデータが破
壊された場合にのみ起動前に修復処理を行うことができ
る。請求項3の情報端末装置は、請求項2において、前
記検知手段は、情報処理端末装置の動作状態についての
情報がそれぞれ書き込まれる揮発性メモリおよび不揮発
性メモリ上の正常または異常を示す管理フラグであり、
前記制御手段は、これら揮発性メモリおよび不揮発性メ
モリ上の管理フラグを参照してその組み合わせによって
前記終了処理の完了前の電源遮断の有無を検知すること
を特徴とする。かかる構成によれば、電源の遮断が終了
処理完了後が否かによって不揮発性メモリおよび揮発性
メモリの記憶内容を異ならせることができる。請求項4
の情報処理端末は、請求項2において、前記検知手段
は、情報処理端末装置の動作状態についての情報がそれ
ぞれ書き込まれる揮発性メモリおよび不揮発性メモリ上
の正常または異常を示す管理フラグであり、前記制御手
段は、前記電源スイッチがONとなった場合に前記不揮
発性メモリの記憶内容を前記揮発性メモリ内に複写し、
不揮発性メモリに異常フラグを立てた後に前記情報処理
装置の電源をONとし、該情報処理装置を停止させるた
めの終了処理が完了したことを条件として前記不揮発性
メモリに正常フラグを立てるとともに、前記揮発性メモ
リに正常フラグもしくは異常フラグのいずれが立てられ
ているかによって修復処理の要否を判断することを特徴
とする。かかる構成によれば、正常に終了処理が行われ
ない限り、不揮発性メモリには異常フラグが立てられた
ままとなり、この不揮発性メモリからデータが複写され
た揮発性メモリの内容を読み取ることにより、前記情報
処理装置に修復処理が必要か否かを判断することができ
る。請求項5の情報処理端末装置は、請求項1ないし4
のいずれか一において、ファイル装置として固定ディス
クを有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は一実施形態にかかる情報端
末装置としての情報処理装置内蔵テレビジョン受像機の
うち、所定の機能を果たすために最小限必要な部分の概
略の構成を示すブロック図である。符号1は情報処理装
置内蔵テレビジョン受像機であって、この情報処理装置
内蔵テレビジョン受像機1は、電源プラグ9を交流電源
10に差し込む事により、一般家庭の電灯線よりAC1
00Vの電力の供給を受けるようになっている。一方、
電源プラグ9を交流電源10から引き抜くことにより電
力の供給が断たれるようになっている。なお、電灯線か
ら電力の供給を受けている以上、電灯線の停電の場合に
も情報処理装置内蔵テレビジョン1への電力の供給が断
たれることになる。
【0014】情報処理装置内蔵テレビジョン受像機1が
電力の供給を受けている状態において、電源部6へ電力
が供給され、この電源部6がテレビジョン受像機回路制
御部4へ常に電力を供給するようになっている。この
時、テレビジョン受像機の回路部3はテレビジョン受像
機回路制御部4の制御によってテレビジョン受像機の回
路部電源リレー7がONされることにより電源部6から
電力の供給を受けるが、テレビジョン受像機回路制御部
4の制御によりテレビジョン受像機回路制御部4の制御
によって前記テレビジョン受像機の回路部電源リレー7
がOFFされると、電源部6からの電力の供給が断たれ
るようになっている。
【0015】また、内蔵情報処理装置部5はテレビジョ
ン受像機回路制御部4の制御により内蔵情報処理装置部
電源リレー8がONされることにより電源部6からの電
力の供給を受けるが、テレビジョン受像機回路制御部4
の制御により内蔵情報処理装置部電源リレー8がOFF
されると、電源部6からの電力の供給が断たれるように
なっている。
【0016】電源操作用のスイッチ11は、テレビジョ
ン受像機回路制御部4に接続され、このテレビジョン受
像機回路制御部4により、電源操作用のスイッチ11の
ON/OFF操作が検知されるようになっている。な
お、電源操作用のスイッチ11は、通常のテレビジョン
受像機の電源スイッチと同様の操作感を与えるため、通
常のテレビジョン受像機の電源スイッチの同様の外観
で、しかも、同様の位置に設けることが望ましい。
【0017】テレビジョン受像機回路部3とテレビジョ
ン受像機回路制御部4は相互に接続され、テレビジョン
受像機回路部3はテレビジョン受像機回路制御部4の制
御によりテレビジョン放送の受信動作を行い、テレビジ
ョン受像機回路制御部4はテレビジョン受像機回路部3
からの受信状態を読み取って、それに応じた制御をテレ
ビジョン受像機回路部3に対して行うようになってい
る。前記テレビジョン受像機回路制御部4には、内蔵情
報処理装置部5がに接続されており、内蔵情報処理装置
部5からテレビジョン受像機回路制御部4への「情報処
理装置部への電源をOFFせよ」等の命令、テレビジョ
ン受像機回路制御部4から内蔵情報処理装置部5への
「テレビジョン受像機回路部への電源をOFFしまし
た」等の通知、内蔵情報処理装置部5からテレビジョン
受像機回路制御部4への「前回の電源OFFは正常に行
われたのか?」等の問い合わせと、それに対するテレビ
ジョン受像機回路制御部4からの内蔵情報処理装置部5
への「前回の電源OFFは正常に行われました/正常に
は行われませんでした」等の応答という内容(意味)の
通信を行うことにより、情報処理装置内蔵テレビジョン
受像機1の全体としての動作を実現するようになってい
る。
【0018】次に、テレビジョン受像機回路制御部4の
詳細な構成について説明する。図2は、図1におけるテ
レビジョン受像機回路制御部4のうち、この実施の形態
の説明に必要な部分の構成を示すブロック図である。図
2を参照すると、テレビジョン受像機回路制御部4は、
テレビジョン受像機制御部21において、テレビジョン
受像機回路制御部読み出し専用メモリ13に格納された
テレビジョン受像機の制御プログラム16が実行される
ことによりその部分としての動作を行う。
【0019】テレビジョン受像機の制御プログラム16
には内蔵情報処理装置部5との通信インターフェイス部
19を介した図1の内蔵情報処理装置部5との間のデー
タ送信/受信手段、電源制御インターフェイス部20を
介した図1のテレビジョン受像機回路部電源リレー7お
よび内蔵情報処理装置部電源リレー8への電源リレー制
御手段、管理フラグA15を含んだテレビジョン受像機
回路制御部の不揮発性読み書き両用メモリ12に対する
データの書き込み/読み出し手段、電源操作スイッチイ
ンターフェイス部22を介した図1の電源操作スイッチ
11の状態の読み出し手段、およびテレビジョン受像機
回路制御部のインターフェイス部18を介した図1のテ
レビジョン受像機回路部3の制御手段が格納されてい
る。
【0020】この部分の機能において、電源制御に拘る
部分のみを独立させる構成も可能であるが、システムの
複雑化を招いてしまうため、特にテレビジョン受像機の
制御部21の処理能力が不足してる場合でない限り、テ
レビジョン受像機の受信処理と統合することが望まし
い。
【0021】次に、内蔵情報処理装置部5の詳細な構成
について説明する。図3は、図1における内蔵情報処理
装置部5のうち、同実施の形態の説明に必要な部分の構
成を示すブロック図である。図3を参照すると、内蔵情
報処理装置部5は、内蔵情報処理装置制御部29におい
て、内蔵情報処理装置の読み出し専用メモリ23に格納
された内蔵情報処理装置の制御プログラム25が実行さ
れることによりその部分としての動作を行うようになっ
ている。内蔵情報処理装置の制御プログラム25にはテ
レビジョン受像機制御部との通信インターフェイス部2
7を介した図1のテレビジョン受像機回路制御部4との
データ送信/受信手段、内蔵情報処理装置の制御作業領
域26を含んだ内蔵情報処理装置読み書き両用メモリ
(揮発性)24に対するデータの書き込み/読み出し手
段、固定ディスク装置のインターフェイス部28を介し
て固定ディスク装置30に対するデータの書き込み/読
み出し手段と、これを用いた終了処理手段とファイル修
復手段、およびその他の本実施手段の説明で触れる以外
の情報処理装置としての動作を行う手段が格納されてい
る。
【0022】この部分の機能において、一部の手段を固
定ディスク装置30に格納しておき、必要に応じて内蔵
情報処理装置の制御作業領域26に転送して実行する構
成も可能であるが、その分起動時等に時間が掛かってし
まうため、「より簡便な通信環境を提供する。」という
装置本来の目的の観点からは、各種手段は極力制御プロ
グラム25に格納されている事が望ましい。
【0023】次に、本実施の形態の動作について、図を
参照して説明する。まず、正常系の説明をおこなうこと
とし、情報処理装置内蔵テレビジョン受像機1への電源
供給開始前の管埋フラグAおよびBの状態は、図4に示
す状態[1]であるとする。テレビジョン受像機の回路
制御部4は、情報処理装置内蔵テレビジョン受像機1へ
の電力の供給の開始によりステップS00から動作を開
始する。ステップS01において電源操作スイッチイン
タフェース部22を介した電源操作用のスイッチ11の
状態の読み出し手段により、電源操作用のスイッチ11
の状態を読み出し、その結果をステップS02において
判定する。電源操作用のスイッチ11がON側でなかっ
たならば(OFF側であったならば)、ステップS02
において「No」の判定がなされ、電源操作用のスイッ
チ11がOFF側である間、このステップS01とステ
ップS02が繰り返される。この繰り返しの期間中に、
使用者の操作により電源操作用のスイッチ11がON側
とされると、ステップS01においてこの状態が読み出
される。その結果、続くステップS02において「Ye
s」の判定がなされ、処理はステップS03に移行す
る。
【0024】ステップS03において、電源制御インタ
フェース部20を介したテレビジョン受像機回路部電源
リレー7への電源リレー制御手段によりテレビジョン受
像機回路部電源リレー7がONされ、テレビジョン受像
機回路部3への電源部6からの電力の供給がなされる。
続いて、ステップS04において管理フラグA15を含
んだテレビジョン受像機制御部不揮発性読み書き両用メ
モリ12に対する、データの読み出し手段により読み出
した管理フラグA15の内容を、管理フラグB17を含
んだテレビジョン受像機制御部揮発性読み書き両用メモ
リ14に対するデータの書き込み手段により管理フラグ
B17に書き込む。この時点で管理フラグA15および
管理フラグB17の状態は図4に示す状態[2]とな
る。そして、続くステップS05において管理フラグA
15を含んだテレビジョン受像機制御部不揮発性読み書
き両用メモリ12に対するデータの書き込み手段により
管理フラグA15に「NG」を書き込む事により、管理
フラグA15および管理フラグB17の状態は直ちに図
4に示す状態[5]となる。次にステップS06におい
て電源制御インタフェース部20を介した内蔵情報処理
装置部電源リレー8への電源リレー制御手段により、内
蔵情報処理装置部電源リレー8がONされることにより
内蔵情報処理装置部5への電源部6からの電力の供給が
なされる。この電源供給開始により内蔵情報処理装置部
5は、ステップS17から動作を開始する。
【0025】ステップS06において内蔵情報処理装置
部5の電源をONとすると、テレビジョン受像機回路制
御部4の処理はステップS07に移行する。ステップS
07において内蔵情報処理装置部との通信インタフェー
ス部19を介した内蔵情報処理装置部5との問のデータ
受信手段により受信したデータ(「命令」もしくは「問
い合わせ」)を読み出し、その結果をステップS08お
よびステップS09において判定する。受信データが
「前回の電源OFFは正常に行われたのか?」という旨
の「問い合わせ」ではなかったか、または受信データが
存在しなかったならばステップS08において「No」
の判定がなされ、ステップS09に移行する。また、受
信データが「情報処理装置部への電源をOFFせよ」と
いう旨の「命令」ではなかったか、または受信データが
存在しなかったならばステップS09において「No」
の判定がなされ、ステップS10に移行する。
【0026】次にステップS10において電源操作スイ
ッチインタフェース部22を介した電源操作用のスイッ
チ11の状態の読み出し手段により電源操作用のスイッ
チ11の状態を読み出し、その結果をステップS11に
おいて判定する。電源操作用のスイッチ11がOFF側
ではなかったならば(ON側であったならば)ステップ
S11において「No」の判定がなされ、ステップS0
7にもどる。「命令」の受信も「間い合わせ」の受信も
なく、また電源操作用のスイッチ11がON側である間
は、このステップS07、ステップS08、ステップS
09、ステップS10、およびステップS11が繰り返
される。
【0027】一方、テレビジョン受像機回路制御部4の
ステップ06の実行によってステップS17から動作を
開始した内蔵情報処理装置部5は、ステップS18にお
いてテレビジョン受像機制御部との通信インタフェース
部27を介したテレビジョン受像機回路制御部4へのデ
ータ送信手段により「前囲の電源OFFは正常に行われ
たのか?」という旨の「問い合わせ」を送信し、ステッ
プS19に移行する。ステップS19においてテレビジ
ョン受像機制御部との通信インタフェース部27を介し
たテレビジョン受像機回路倒御部4からのデータ受信手
段により受信したデータ(「通知」もしくは「応答」)
を読み出し、その結果をステップS20およびステップ
S21において判定する。
【0028】受信データが「前回の電源OFFは正常に
行われました」という旨の「応答」だった等の「前回の
電源OFFは正常には行われませんでした」という旨の
「応答」ではなかったか、または受信データが存在しな
かったならばステップS20において「No」の判定が
なされ、ステップS21に移行する。また、受信データ
が「テレビジョン受像機回路部への電源をOFFしまし
た」という旨の「通知」ではなかったか、または受信デ
ータが存在しなかったならばステップS21において
「No」の判定がなされ、ステップS19にもどる。
「通知」の受信も「応答」の受信もない問は、このステ
ップS19、ステップS20、およびステップS21が
繰り返される。
【0029】ここで少し説明をもどすと、テレビジョン
受像機回路制御部4においてステップS07、ステップ
S08、ステップS09、ステップS10、およびステ
ップS11が繰り返されている間に、これに先立ってス
テップS06が実行された結果として、内蔵情報処理装
置部5が起動し、ステップS17からの動作を開始する
わけである。そして、内蔵情報処理装置部5のステップ
S18においてテレビジョン受像機制御部との通信イン
タフェース部27を介したテレビジョン受像機回路制御
部4とのデータ送信手段により内蔵情報処理装置部5か
らテレビジョン受像機回路制御部4へ「前回の電源OF
Fは正常に行われたのか?」という旨の「間い合わせ」
が送られることとなる。これにより、テレビジョン受像
機回路制御部4ではステップS07においてこの「前回
の電源OFFは正常に行われたのか?」という旨の「問
い合わせ」が読み出されることとなり、その結果、ステ
ップS08において「Yes」の判定がなされ、処理は
ステップS12へと移行する。
【0030】ステップS12においては、内蔵情報処理
装置部との通信インタフェース部19を介した内蔵情報
処理装置部5との問のデータ送信手段により管理フラグ
B17の内容に応じた「応答」が送信される。この時点
ではステップS05においてのフラグ操作が過去最新の
フラグ操作となるので、このときの管理フラグ1A15
および管理フラグB17の状態は図4に示す状態[5]
が保持されている。よって、管理フラグB17はこの時
「OK」であるから、テレビジョン受像機回路制御部4
から内蔵情報処理装置部5に対し、「前回の電源OFF
は正常に行われました」という旨の応答が送られること
となる。
【0031】その後テレビジョン受像機回路制御部4の
処理はステップS07にもどり、「命令」の受信も「間
い合わせ」の受信もなく、また電源操作用のスイッチ1
1がON側であれば、ステップS07、ステップS0
8、ステップS09、ステップS10、およびステップ
S11の繰り返しが再開される。さて、このテレビジョ
ン受像機回路制御部4から内蔵情報処理装置部5に対し
て送られた「前回の電源OFPは正常に行われました」
という旨の「応答」は、内蔵情報処理装置部5におい
て、ステップS18が実行された結果として返送される
ものであるから、タイミングとしてはステップS19、
ステップS20、およびステップS21の繰り返しの問
に受信されることとなる。これにより、内蔵情報処理装
置部5ではステップS19においてこの「前回の電源O
FFは正常に行われました」という旨の「応答」が読み
出されることとなり、その結果、ステップS20におい
て「No」の判定がなされるので、処理はステップS2
2ではなくステップS21へと移行する。従って、「前
回の電源OFFが正常に行われた」場合には、修復処理
の実行は行われないこととなる。
【0032】以後、情報処理装置内蔵テレビジョン受像
機1としての動作中においては、テレビジョン受像機回
路制御部4ではステップS07、ステップS08、ステ
ップ13、S09、ステップS10、およびステップS
11の繰り返しが、また内蔵情報処理装置部5ではステ
ップS19、ステップS20、およびステップS21の
繰り返しが継続されることとなる。ここで、この繰り返
しの期間中に、使用者の操作により電源操作用のスイッ
チ11がOFF側とされると、テレビジョン受像機回路
制御部4の、ステップS10においてこの状態が読み出
される。その結果、統くステップS11において「Ye
s」の判定がなされ、処理はステップS15に移行す
る。
【0033】ステップS15においては電源制御インタ
フェース部20を介したテレビジョン受像機回路部電源
リレー7への電源リレー制御手段によりテレビジョン受
像機回路部電源リレー7がOFFされ、テレビジョン受
像機回路部3への電源部6からの電力の供給が断たれ
る。続いて「テレビジョン受像機回路部3への電源をO
FFした」ということで、ステップS16において内蔵
情報処理装置部との通信インタフェース部19を介した
内蔵情報処理装置部5との間のデータ送信手段により、
内蔵情報処理装置部5に対し、「テレビジョン受像機回
路部への電源をOFFしました」という旨の「通知」が
送られる。
【0034】その後テレビジョン受像機回路制御部4の
処理は再度ステップS07にもどり、ステップS07、
ステップS08、ステップS09、ステップS10、お
よびステップS11の繰り返しが再開される。一方、こ
の時内蔵情報処理装置部5においては、ステップS1
9、ステップS20、およびステップS21の繰り返さ
れている状態において、テレビジョン受像機回路制御部
4からの「テレビジョン受像機回路部への電源をOFF
しました」という旨の「通知」が受信される。よって、
内蔵情報処理装置部5ではステップS19においてこの
「テレビジョン受像機回路部への電源をOFFしまし
た」という旨の「通知」が読み出されることとなり、そ
の結果、ステップS20において「No」、ステップS
21において「Yes」の判定がなされ、処理はステッ
プS23へと移行する。
【0035】ステップS23においては、固定ディスク
装置インタフェース部28を介した固定ディスク装置3
0に対するデータの書き込み/読み出し手段を用いた終
了処理手段により、「オープン中のファイルを閉じる」
等の終了処理(内蔵情報処理装置部5への電源供給をO
FFにしても大丈夫な状態とするための処理)が実行さ
れる。終了処理の実行が完了したならば、次にステップ
S24においてテレビジョン受像機制御部との通信イン
タフェース部27を介したテレビジョン受像機回路制御
部4へのデータ送信手段により「情報処理装置部への電
源をOFFせよ」という旨の「命令」を送る。(すなわ
ち、自身への電源供給を断つことを指示する。)この
後、ステップS25へ移行し、内蔵情報処理装置部5の
動作を終了する。この時、この「情報処理装置部への電
源をOFFせよ」という旨の「命令」は、テレビジョン
受像l俵回路制御部4の、ステップS07、ステップS
08、ステップS09、ステップS10、およびステッ
プS11の繰り返しが行われている状態において受信さ
れ、これにより、テレビジョン受像機回路制御部4では
ステップS07においてこの「情報処理装置部への電源
をOFFせよ」という旨の「命令」が読み出されること
となり、その結果、ステップS08において「No」、
ステップS09において「Yes」の判定がなされ、処
理はステップS13へと移行する。
【0036】ステップS13において電源制御インタフ
ェース部20を介した内蔵情報処理装置部電源リレー8
への電源リレー制御手段により、内蔵情報処理装置部電
源リレー8がOFFされることにより内蔵情報処理装置
部5への電源部6からの電力の供給が断たれる。これに
より、ファイル破壊の危険の無い状態で内蔵情報処理装
置部5の電源をOFFすることができる。続いてテレビ
ジョン受像機回路制御部4は、ステップS14において
管理フラグA15を含んだテレビジョン受像機制御部不
揮発性読み書き両用メモリ12に対するデータの書き込
み手段により管理フラグA15に「OK」を書き込む事
により、管理フラグA15および管埋フラグB17の状
態は図4に示す状態[2]となる。
【0037】この後、テレビジョン受像機回路制御部4
の処理はステップS01にもどり電源操作用のスイッチ
11がOFF側である間、ステップS01とステップS
02が緋lミり返される。この状態は、情報処理装置内
蔵テレビジョン受像機1としては、いわゆる「スタンバ
イ状態」に相当し、ここで情報処理装置内蔵テレビジョ
ン受像機1への電力の供給が断たれると、管理フラグA
15および管理フラグB17の状態は図4に示す状態
[1]となり、最初の状態に戻ることとなる。
【0038】次に、利用中に電源供給が断たれる場合を
想定した異常系の説明を行う。まず正常系の説明時と同
様、初則状態を情報処理装置内蔵テレビジョン受像機1
への電源供給開始前の管理フラグA15および管理フラ
グB17の状態は図4に示す状態[1]であるとする。
情報処理装置内蔵テレビジョン受像機1への電源供給開
始以降、情報処理装置内蔵テレビジョン受像機1として
の動作中における、「テレビジョン受像機回路制御部4
ではステップS07、ステップS08、ステップS0
9、ステップS10、およびステップS11の繰り返し
が、また内蔵情報処理装置部5ではステップS19、ス
テップS20、およびステップS21の繰り返しが継続
される。」状態までの動作は前述の正常系と回一であ
る。このときの管理フラグA15および管理フラグB1
7の状態は、前述の正常系の説明で示したように、図4
に示す状態[5]が保持されていることとなる。この時
点で、情報処理装置内蔵テレビジョン受像機1への電源
供給が断たれると、内蔵情報処理装置部5においては、
終了処理を経ずに動作が停止してしまうため、ファイル
破壊が起きてしまう。このときの管埋フラグA15およ
び管理フラグB17の状態は、図4に示す状態[4]と
なる。
【0039】すなわち、ファイル破壊が起きた状態の情
報処理装置内蔵テレビジョン受像機1の、電源(再)供
給開始前の管理フラグA15および管理フラグB17の
状態は図4に示す状態[4]となる。ここで情報処理装
置内蔵テレビジョン受像機1への電源供給が再開され、
利用者により電源操作用のスイッチ11がONされる
と、テレビジョン受像機回路制御部4の、ステップS0
4において、管理フラグA15および管理フラグB17
の状態は、図4に示す状態[6]となり、ステップSo
5においてもやはり状態[6]のままとなる。そしてそ
の結果、ステップS12において「前回の電源OFFは
正常には行われませんでした」という旨の「応答」が行
われることとなる。これにより、内蔵情報処理装置部5
ではステップS19においてこの「前回の電源OFFは
正常には行われませんでした」という旨の「応答」が読
み出されることとなり、その結果、ステップS20にお
いて「Yes」の判定がなされるので、処理はステップ
S22へと移行する。
【0040】ステップS22においては、固定ディスク
装置インタフェース部28を介した固定ディスク装置3
0に対するデータの書き込み/読み出し手段を用いたフ
ァイル修復手段により、ファイル修復処理が実行され
る。この後、処理は再度ステップS19にもどり、再度
ステップS19、ステップS20、およびステップS2
1の繰り返しが継続されることとなる。以上より、「前
回の電源OFFが正常に行なわれなかった」場合には、
修復処理の実行が行われることとなる。
【0041】以降、情報処理装置内蔵テレビジョン受像
機1としての動作中における、「テレビジョン受像機回
路制御部4ではステップS07、ステップS08、ステ
ップS09、ステップS10、およびステップS11の
繰り返しが、また内蔵情報処理装置部5ではステップS
19、ステップS20、およびステップS21の操り返
しが継続される。」状態となり、これ以後、正常系の説
明で示した処理の流れに従った動作が行われたならば、
情報処理装置内蔵テレビジョン受像機1としての「スタ
ンバイ状態」において、情報処理装置内蔵テレビジョン
受像機1への電源供給が断たれた時点で管理フラグA1
5および管理フラグB17の状態は図4に示す状態
[1]となり、最初の状態に戻ることとなる。また、再
度動作中情報処理装置内蔵テレビジョン受像機1への電
源供給が断たれたならば、管理フラグA15および管埋
フラグB17の状態は図4に示す状態[4]となり、既
に述べた通り、電源再供給後の内蔵情報処理装置部5の
動作開始時に、ファイル修復処理が実行されることとな
る。
【0042】ここで、管理フラグA15および管理フラ
グB17という2種類の管理フラグを設ける理由を説明
する。まず、一つの管理フラグのみで動作を行わせる場
合を考えてみると、このフラグは、必ず不揮発性の読み
書き両用メモリ上に設ける必要がある。なぜならば、も
しこのフラグを揮発性の読み書き両用メモリ上に設けた
とすると、情報処理装置内蔵テレビジョン受像機1への
電源供給が断たれた場合、このフラグの内容は不定とな
り、管理情報が失われてしまうからである。
【0043】さて、一つの管理フラグを不揮発性読み書
き両用メモリ上に確保したとして、動作を検証してみ
る。前回、正常終了であった場合、この管理フラグは
「OK」となっているはずである。情報処理装置内蔵テ
レビジョン受像機1の動作開始後テレビジョン受像機回
路制御部4のステップS06から、内蔵情報処理装置部
5のステップS18が実行される事により、テレビジョ
ン受像機回路制御部4のステップS12に至る間は、ス
テップS12において、「前回の電源OFFが正常に行
なわれた」旨の「応答」するために、この管理フラグは
「OK」を保持している必要がある。しかしながら、内
蔵情報処理装置部5の起動中に電源供給が絶たれた場
合、次回「NG」を返さねばならないにも拘らず、フラ
グは「OK」が保持されてしまうこととなる。
【0044】不揮発性読み書き両用メモリ上と揮発性読
み書き両用メモリ上の各々に管理フラグを設け、内蔵情
報処理装置部5の起動に先立ち、不揮発性読み書き両用
メモリ上の管理フラグは不正な電源供給断に備え、応答
のための情報は、電源供給が断たれた場合にはその情報
が失われてしまう揮発性の読み書き両用メモリ上に設け
た管理フラグにて保持する形態とすることにより、この
不具合が回避できる。今まで説明してきた構成と動作を
行うことにより、内蔵情報処理装置部5のステップS1
7から、ステップS23の処理完了までの問に情報処理
装置内蔵テレビジョン受像機1への電源供給が断たれた
場合には、次回起動時に、テレビジョン受像機回路制御
部4のステップS12において、必ず「前回の電源OF
Fは正常には行われませんでした」という旨の「応答」
を行わせることが可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記の効果を得ることができる。第一の効果は、通常のテ
レビジョン受信機と同様に、使用者は機器の動作状態を
気にすることなくいつでも電源OFF操作を行うことが
できるということである。また、また電源OFF操作時
点で直ちにテレビの画面は消えるので、使用者の操作上
の違和感がない。その理由は、使用者の操作する電源ス
イッチ操作にて直接電源をOFFすることをせず、電源
スイッチがOFFされたことを検知してまず、テレビジ
ョン受像機回路部の電源のみをOFFし、所定の終了処
置が完了した時点で内蔵情報処理装置部の電源をOFF
するためである。第二の効果は、万一のファイル破壊に
対しての信頼性を確保することができるということであ
る。その理由は、ファイル破壊が起きた場合には、ファ
イル修復処理が実行されるためである。第三の効果は、
通常時の操作牲を良好に保つことができるという点であ
る。その理由は、万一のファイル破壊が起きた場合にの
み、ファイル修復処理は実行されるためである。第四の
効果は、ファイル装置として現状もっともコストパフォ
ーマンスに優れた、固定ディスク装置を採用できること
である。その理由は、画定ディスク装置を採用すること
で生じる不都合を、第一、第二、第三の効果で克服でき
るからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるテレビジョン受像機において、
実施の形態の説明に必要な部分の概略の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 図1におけるテレビジョン受像機回路制御部
4のうち、同実施の形態の説明に必要な部分の構成を示
すブロック図である。
【図3】 図1における内蔵情報処理装置部5のうち、
同実施の形態の説明に必要な部分のf構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 同実施の形態において、図2の管理フラグA
15と管理フラグB17とが取り得る、全ての状態の組
み合わせの一覧を示す表である。
【図5】 同実施の形態において、図2のテレビジョン
受像機制御プログラム16に従って実行されるテレビジ
ョン受像機制御部21の処理動作と、図3の情報処理装
置制御プログラム25に従って実行される内蔵情報処理
装置制御部29の処理動作とを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1:情報処理装置内蔵テレビジョン受像機 2:テレビジョン受像機機能部 3:テレビジョン受像機回路部(TV回路部) 4:テレビジョン受像機回路制御部(TV回路制御部) 5:内蔵情報処理装置部 6:電源部 7:テレビジョン受像機回路部電源リレー 8:内蔵情報処理装置部電源リレー 9:電源プラグ 10:電源コンセント 11:電源操作用のスイッチ 12:テレビジョン受像機制御部不揮発性読み書き両用
メモリ(読み書き両方メモリ) 13:テレビジョン受像機制御部読み出し専用メモリ
(読み出し専用メモリ) 14:テレビジョン受像機制御部揮発性読み書きメモリ
(読み書き両用メモリ) 15:管理フラグA 16:テレビジョン受像機制御プログラム 17:管理フラグB 18:テレビジョン受像機回路部制御インタフェース部 19:内蔵情報処理装置部との通信インタフェース部 20:電源制御インタフェース部 21:テレビジョン受像機制御部(TV制御部) 22:電源操作スイッチインタフェース部(スイッチイ
ンタフェース部) 23:内蔵情報処理装置部の読み出し専用メモリ 24:内蔵情報処理装置部の読み書き両用メモリ(揮発
性) 25:内蔵情報処理装置の制御プログラム 26:内蔵情報処理装置の作業領域 27:テレビジョン受像機制御部との通信インタフェー
ス部 28:固定ディスクインタフェース部 29:内蔵情報処理装置制御部 30:固定ディスク 31:テレビジョン受像機制御部の処理動作を示すフロ
ーチャート 32:内蔵情報処理装置制御部の処理動作を示すフロー
チャート

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン受像機と情報処理装置部と
    を備えた情報端末装置において、使用者により操作され
    る電源スイッチと、この電源スイッチの操作によって前
    記テレビジョン受像機の電源および情報処理装置部の電
    源をそれぞれONまたはOFFに切り換える制御手段と
    から構成されてなり、該制御手段は、前記電源スイッチ
    がOFFとされたことを検知した場合にまず前記テレビ
    ジョン受像機の電源をOFFとし、その後、所定の終了
    処理が完了した後に前記情報処理装置部の電源をOFF
    とすることを特徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記情報端末装置の動
    作中に電源が遮断されたことを検知する検知手段から前
    記電源の遮断の検知を示す信号が供給されたことを条件
    として、次回の電源供給の再開時に前記情報端末装置に
    ファイル修復処理を行うことを特徴とする請求項1に記
    載の情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、情報処理端末装置の動
    作状態についての情報がそれぞれ書き込まれる揮発性メ
    モリおよび不揮発性メモリ上の正常または異常を示す管
    理フラグであり、前記制御手段は、これら揮発性メモリ
    および不揮発性メモリ上の管理フラグを参照してその組
    み合わせによって前記終了処理の完了前の電源遮断の有
    無を検知することを特徴とする請求項2に記載の情報端
    末装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、情報処理端末装置の動
    作状態についての情報がそれぞれ書き込まれる揮発性メ
    モリおよび不揮発性メモリ上の正常または異常を示す管
    理フラグであり、前記制御手段は、前記電源スイッチが
    ONとなった場合に前記不揮発性メモリの記憶内容を前
    記揮発性メモリ内に複写し、不揮発性メモリに異常フラ
    グを立てた後に前記情報処理装置の電源をONとし、該
    情報処理装置を停止させるための終了処理が完了したこ
    とを条件として前記不揮発性メモリに正常フラグを立て
    るとともに、前記揮発性メモリに正常フラグもしくは異
    常フラグのいずれが立てられているかによって修復処理
    の要否を判断することを特徴とする請求項2に記載の情
    報端末装置。
  5. 【請求項5】 前記情報処理装置がファイル装置として
    固定ディスクを有することを特徴とする請求項1ないし
    4のいずれかに記載の情報端末装置。
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