JP2956449B2 - 集積回路の冷却構造 - Google Patents

集積回路の冷却構造

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JP2956449B2
JP2956449B2 JP5279373A JP27937393A JP2956449B2 JP 2956449 B2 JP2956449 B2 JP 2956449B2 JP 5279373 A JP5279373 A JP 5279373A JP 27937393 A JP27937393 A JP 27937393A JP 2956449 B2 JP2956449 B2 JP 2956449B2
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伸也 赤松
眞二 峰
英樹 瀬口
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    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路の冷却構造に
関し、特に循環する液体冷媒に集積回路から発生した熱
を伝導させて冷却を行う集積回路の冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】はじめに、この種の冷却構造に共通する
構造を説明する。この種の冷却構造では、集積回路と液
体冷媒の間に熱伝導体が設けられる。熱伝導体は、直接
もしくは良熱伝導性の部材を介して集積回路と接触す
る。集積回路から発生した熱は、熱伝導体を介して、液
体冷媒に伝導する。液体冷媒に伝導した熱は外部へ除去
される。
【0003】上述の構造では、集積回路と液体冷媒の間
の熱抵抗を小さくすることにより、冷却効率を高めるこ
とができる。そして、集積回路と液体冷媒の間の熱抵抗
は、熱伝導体と集積回路とを密着させ、両者の接触面積
を大きくすることによって、小さくすることができる。
【0004】一方、熱伝導体と集積回路との密着性は、
集積回路の高さのばらつきや、集積回路の傾きによって
阻害される。集積回路の高さが低い場合、熱伝導体と集
積回路の間に隙間ができてしまう。また、集積回路の上
面に傾きがある場合、熱伝導体は集積回路の上面の一部
分にしか接触しない。以下では、集積回路の高さのばら
つきと集積回路の傾きとを接触阻害要因という。接触阻
害要因は、複数の集積回路に複数の熱伝導体を接触させ
る場合に、特に問題になる。対応する集積回路の高さお
よび傾きに応じて、各々の熱伝導体の高さおよび傾きを
調節しなくてはならないからである。
【0005】上述の接触阻害要因を解消して、熱伝導体
と集積回路とを密着させる集積回路の冷却構造の従来技
術の例が、米国特許公報5023695号に記載されて
いる。
【0006】同公報第1図を参照すると、第1の従来技
術は、配線基板102上に実装された集積回路101
と、集積回路101との接触部分が球面状に形成されて
いるピストン104と、ピストン104を収容する冷却
板106と、ピストン104を集積回路に押しつけるバ
ネ105と、冷媒109とを含む。この従来技術の熱伝
導体は、ピストン104と冷却板106の2つの部材で
構成される。集積回路から発生した熱は、ピストン10
4および冷却板106を介して、冷媒109に伝導す
る。ピストン104は、バネ105によって集積回路1
01に押しつけられる。このため、集積回路の高さに関
わりなく、ピストン104は集積回路101に接触す
る。また、ピストン104の先端が球面状であるため、
集積回路101の傾きに関わらず、ピストン104と集
積回路101の接触面積は、ほぼ一定に保たれる。
【0007】同公報第2図を参照すると、第2の従来技
術では、プリント基板202上にチップ201が実装さ
れる。チップ201上には、伝熱板203が設けられ
る。伝熱板203上には、可変形性の伝熱体204が設
けられる。可変形性の伝熱体204上には、伝熱板20
5が設けられる。伝熱板205は、ベローズ207によ
って保持される。ベローズ7は、薄い金属で形成された
可撓性を有する部材である。チップ201から発生した
熱は、伝熱板203、可変形性の伝熱体204および伝
熱板205を通って冷媒に達する。この従来技術の熱伝
導体は、伝熱板205である。ベローズ207は上下方
向に伸縮する、このため、チップ201に高さに関わら
ず、伝熱板205は可撓性の伝熱体204に接触する。
さらに、チップ201の傾斜に応じて伝熱板205も傾
く。このため、チップ201が傾いているときでも、伝
熱板205の全面と可変形性の伝熱体204とが接触す
る。
【0008】しかしながら、上述の第1および第2の従
来技術では、以下のような問題が有る。
【0009】第1の従来技術では、熱伝導体が、ピスト
ン104と冷却板106とに分割されている。ピストン
104と冷却板106の間には、熱を伝導させるため
に、ヘリウムガス100が充満されている。しかしなが
ら、ヘリウムガス100の熱伝達係数は、ピストン10
4および冷却板106の熱伝達係数に比べて小さい。し
たがって、熱伝導体の熱抵抗は高くなってしまう。
【0010】さらに、第1の従来技術では、集積回路1
01とピストン104の接触面が球面状に形成されてい
る。したがって、集積回路101とピストン104の接
触面積が小さい。このため、第1の従来技術では、集積
回路101とピストン104の間の熱抵抗が高くなって
しまう。
【0011】第2の従来技術では、ベローズ207が用
いられている。ベローズ207は薄い金属である。した
がって、水などを液体冷媒として使用した場合、ベロー
ズ207が腐食して穴があくことがある。あいた穴から
は流失した液体冷媒は、プリント基板202上の電子部
品の障害を引き起こす。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
第1および第2の従来技術では、以下のような問題が有
る。
【0013】第1の従来技術では、熱伝導体が、ピスト
ン104と冷却板106とに分割されている。ピストン
104と冷却板106の間には、熱を伝導させるため
に、ヘリウムガス100が充満されている。しかしなが
ら、ヘリウムガス100の熱伝達係数は、ピストン10
4および冷却板106の熱伝達係数に比べて小さい。し
たがって、熱伝導体の熱抵抗は高くなってしまう。
【0014】さらに、第1の従来技術では、集積回路1
01とピストン104の接触面が球面状に形成されてい
る。したがって、集積回路101とピストン104の接
触面積が小さい。このため、第1の従来技術では、集積
回路101とピストン104の間の熱抵抗が高くなって
しまう。
【0015】第2の従来技術では、ベローズ207が用
いられている。ベローズ207は薄い金属である。した
がって、水などを液体冷媒として使用した場合、ベロー
ズ207が腐食して穴があくことがある。あいた穴から
は流失した液体冷媒は、プリント基板202上の電子部
品の障害を引き起こす。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の課題に鑑み、本発
明の目的は、冷却効率と信頼性とがともに高い集積回路
の冷却構造を提供することを目的とする。このために、
本発明による集積回路の冷却装置では、熱伝導体が弾性
体により保持される。
【0017】さらに詳細には、1つの好適な実施態様に
おいて、本発明による集積回路の冷却装置は、配線基板
と、この配線基板上に搭載された集積回路と、前記配線
基板上に設置されたコールドプレートと、このコールド
プレートに取り付けられた円筒状部材と、円筒状の部分
とこの円筒状の部分の先端を封鎖する平板状の部分とを
含み前記円筒状の部分が前記円筒状部材に挿入され前記
平板状の部分が前記集積回路に接する熱伝導体と、前記
円筒状部材と前記熱伝導体の間に注入され前記熱伝導体
を保持する弾性体と、前記コールドプレート内に設けら
れ前記熱伝導体内に冷媒を供給する冷媒流路とを含む。
【0018】また、もう一つの好適な実施態様におい
て、本発明による集積回路の冷却構造は、配線基板と、
この配線基板上に搭載された集積回路と、前記配線基板
上に設置されたコールドプレートと、このコールドプレ
ート内部に設けられた冷媒流路と、前記コールドプレー
トに設けられた前記冷媒流路まで達する穴と、この穴に
挿入され前記集積回路に接する熱伝導体と、前記熱伝導
体を前記コールドプレートに保持する弾性体とを含む。
【0019】
【実施例】図1を参照すると、本発明の集積回路の冷却
構造では、複数の集積回路を搭載した配線基板1上に支
持部材7が固定される。支持部材7上には、コールドプ
レート5が固定される。配線基板1にはコネクタ10が
取り付けられている。マザーボード8にはコネクタ9が
取り付けられている。コネクタ10をコネクタ9に挿入
することにより、配線基板1とマザーボード8との電気
的な接続が行われる。以上の全体的構成は、以下説明す
る全ての実施例に共通したものである。ただし、図1の
構成は本発明の集積回路の冷却構造の全体構造の主要な
特徴を示したものにすぎない。したがって、実際の適用
される際には、適用される装置に応じて、図1の全体構
造は様々に変形される。 〔第1の実施例〕図2を参照すると、本発明の第1の実
施例は、配線基板1、集積回路2、熱伝導体3、シリコ
ンゲル4、コールドプレート5、コンパウンド6、支持
部材7、冷媒流路11、ノズル14、Oリング21、円
筒状部材22、冷媒入口23および冷媒出口24とを含
む。 コールドプレート5には、複数の円筒状部材22
が取り付けられている。円筒状部材22とコールドプレ
ート5との取り付け部分には、溝が形成される。この溝
にはOリング21がはめ込まれる。Oリング21は、円
筒状部材22内部から冷媒が漏れるのを防止する。円筒
状部材22は、各々の集積回路2に1つづつ設けられて
いる。円筒状部材22は、対応する集積回路2の真上に
取り付けられている。
【0020】円筒状部材22には、熱伝導体3が挿入さ
れている。熱伝導体3は、一方の先端が封鎖された円筒
状の部材である。熱伝導体3の直径は、円筒状部材22
の直径よりも小さい。熱伝導体3の先端を封鎖する部分
は、平板状である。熱伝導体3は、以下の3つの条件を
満たす材料から構成される。3つの条件とは、良好な熱
伝導性、優れた耐水性、および後述するシリコンゲル4
との良好な接着性である。これらの条件を全て満たす材
料の一例は、銅である。熱伝導体3は、冷媒の圧力およ
び腐食に十分耐えられる強度に形成される。熱伝導体3
の強度は、その肉厚を厚くすることによって高めること
ができる。熱伝導体3は、閉鎖された先端が集積回路2
と向かい合うように、円筒状部材22に挿入される。
【0021】円筒状部材22と熱伝導体3の間にはシリ
コンゲル4が注入されている。シリコンゲル4は、円筒
状部材22と熱伝導体3とを接着している。シリコンゲ
ル4によって接着された円筒状部材22および熱伝導体
3は、コップ状の容器を構成する。シリコンゲル4は弾
性を有する。シリコンゲル4の弾性によって、熱伝導体
3は、上下方向に弾性的に動くことができる。また、シ
リコンゲル4の弾性によって、熱伝導体3は、弾性的に
傾くこともできる。これらの熱伝導体3の移動は、外力
によって引き起こされる。この外力が取り除かれると、
シリコンゲル4の弾性によって、熱伝導体3は元の位置
に戻る。熱伝導体3が移動できる範囲は、シリコンゲル
4の材質およびシリコンゲル4の厚さを選択することに
よって調節できる。
【0022】円筒状部材22と熱伝導体3の接着部材と
してシリコンゲル4が選択される理由は、シリコンゲル
4の化学的安定性、優れた弾性による。そして、これら
シリコンゲル4の特性は、空気中ばかりでなく水中でも
有効である。
【0023】本願発明で使用されるシリコンゲル4の材
質は、以下の3つの条件を満たすものが好ましい。この
3つの条件とは、ずれ応力に対する優れた耐性、広範囲
の使用可能温度および優れた耐水性、である。シリコン
ゲル4の使用可能温度は、−50℃〜200℃であるこ
とが好ましい。
【0024】コールドプレート5は、冷媒入口23、冷
媒出口24および冷媒流路11を有する。冷媒流路11
には、冷媒流路11に接続されたノズル14が取り付け
られる。ノズル14は、各々の熱伝導体3の内部に設け
られる。ノズル14は、冷媒を熱伝導体3の平板部分に
向けて噴出する。
【0025】冷媒流路11は、以下のような工程で形成
される。まず、平板状部材5aに溝が形成される。この
溝は冷媒流路11の水平部分となる。次に平板状部材5
bに穴が形成される。この穴は、冷媒流路11の垂直部
分になる。最後に平板状部材5aと平板状部材5bとが
一体化される。
【0026】配線基板1上には複数の集積回路2が搭載
される。集積回路2は、放熱面が上方を向くように取り
付けられている。各々の集積回路2の上には、コンパウ
ンド6が付着されている。コンパウンド6は、シリコン
オイル等の基材に、フィラーを混入した可撓性の物質で
ある。フィラーは、金属酸化物や窒化ホウ素等の絶縁性
の熱伝導性材料である。混入されたフィラーにより、コ
ンパウンド6は高い熱伝導性を有する。具体的には、基
材としてエポキシ系樹脂を用い、これに銀をフィラーと
して混入したコンパウンド6が、伝熱性および経済性の
両面から好適である。
【0027】配線基板1上には支持部材7が固定されて
いる。
【0028】支持部材7上には、円筒状部材22および
熱伝導体3が取り付けられたコールドプレート5が固定
される。このとき、熱伝導体3の平坦部分が、対応する
集積回路2に押しつけられる。集積回路2の高さおよび
傾きに対応して、熱伝導体3が動く。この結果、集積回
路2の上面と熱伝導体3の平板部分とが密着する。同時
に、集積回路2と熱伝導体3の間のコンパウンド6が薄
く押しつぶされる。コンパウンド6が集積回路2の上面
と熱伝導体3の平板部との間の隙間を完全に充填する。
これによって、集積回路2と熱伝導体3との密着性がさ
らに高められる。すなわち、シリコンゲル4およびコン
パウンド6の変形によって、集積回路2の接触阻害要因
が解消される。
【0029】第1の実施例の冷却構造が稼働されると
き、冷却された冷媒が冷媒入口23から冷媒流路11に
送り込まれる。冷媒は、ノズル14を通って熱伝導体3
の平板部分に向けて噴出される。噴出された冷媒は、熱
伝導体3の平板部分に衝突する。一方、集積回路2から
発生した熱は、コンパウンド6および熱伝導体3の平板
部分を介して、熱伝導体3内の冷媒に吸収される。熱を
吸収した冷媒は、再び冷媒流路11の中に流入する。冷
媒流路11の中に流入した冷媒は、隣接する熱伝導体3
内に再び噴出される。全ての熱伝導体3を通過した冷媒
は、冷媒出口24から外部に排出される。
【0030】また、補修時には、熱伝導体3を円筒状部
材22から引き抜くこともできる。熱伝導体3を引き抜
くことにより、熱伝導体3の異物を取り除くことができ
る。補修終了後は、熱伝導体3を円筒状部材22に再び
挿入する。挿入後は、熱伝導体3と円筒状部材22の間
にシリコンゲル4を注入する。
【0031】第1の実施例では、熱伝導体3が単一の部
材で構成される。このため、熱伝導体3の熱伝導性が高
い。また、第1の実施例では、熱伝導体3の平板部分が
集積回路2と接触するので、熱伝導体3と集積回路2と
の接触面積は大きい。さらに、第1の実施例では、熱伝
導体3が十分な強度を有するで、熱伝導体3が破損する
危険性が極めて少ない。 〔第2の実施例〕図3を参照すると、本発明の第2の実
施例は、熱伝導体3、シリコンゲル4、コールドプレー
ト5および冷媒流路11を有する。各部材の材質は第1
の場合と同じである。
【0032】コールドプレート5の下部には、円形の穴
が形成される。この穴の周囲にフランジ12が形成され
る。この穴には、円柱状の熱伝導体3が挿入される。フ
ランジ12とシリコンゲル4の間には、シリコンゲル4
が注入される。シリコンゲル4は、熱伝導体3とフラン
ジ12を接着する。熱伝導体3は、シリコンゲル4の弾
性によって、弾性的に動くことができる。
【0033】図4を参照すると、配線基板1上にコール
ドプレート5が固定される。このとき、配線基板1上に
搭載された集積回路2に熱伝導体3が押しつけられる。
集積回路2の高さおよび傾きに対応して、熱伝導体3が
動く。この結果、集積回路2の上面と熱伝導体3の平板
部分とが密着する。同時に、集積回路2と熱伝導体3の
間のコンパウンド6が薄く押しつぶされる。コンパウン
ド6が集積回路2の上面と熱伝導体3の平板部との間の
隙間を完全に充填する。これによって、集積回路2と熱
伝導体3との密着性がさらに高められる。すなわち、シ
リコンゲル4およびコンパウンド6の変形によって、集
積回路2の接触阻害要因が解消される。
【0034】第2の実施例では、第1の実施例よりも簡
素な構成で、第1の実施例と同等の冷却効率および信頼
性を得ることができる。 〔第3の実施例〕図5を参照すると、本発明の第3の実
施例は、配線基板1、集積回路2、熱伝導体3、シリコ
ンゲル4、コールドプレート5、コンパウンド6を含
む。
【0035】第2の実施例と同様、コールドプレート5
には穴が設けられる。この穴には熱伝導体3が挿入され
る。熱伝導体3は、円柱状の部材である。熱伝導体3の
側面にはフランジ12が設けられている。
【0036】フランジ12とコールドプレート5の間に
はシリコンゲル4が注入されている。熱伝導体3とコー
ルドプレート5はシリコンゲル4により接着される。シ
リコンゲル4が弾性を有するので、熱伝導体3は動くこ
とができる。
【0037】第1および第2の実施例におけるシリコン
ゲル4の変形は、主に、ずれ応力により生じる。これに
対して、第3の実施例におけるシリコンゲル4の変形
は、主に法線応力によって生じる。このため、第3の実
施例では、シリコンゲル4の接着面の信頼性が高い。 〔第4の実施例〕図6を参照すると、本発明の第4の実
施例の構成は、熱伝導体3の形状の相違以外は、図4に
示された第2の実施例の構成と同様である。
【0038】本実施例の熱伝導体3の上には、フィン1
3が設けられる。フィン13と冷媒の流れる方向とが平
行になるように、熱伝導体3を設置すると、冷媒の流通
が妨害されない。
【0039】フィン13は、大きな表面積を有する。こ
のため、熱伝導体3の熱は、効率よく冷媒に伝導する。
したがって、第4の実施例では、第2の実施例の冷却能
力をさらに高めることができる。 〔第5の実施例〕図7を参照すると、本発明の第5の実
施例の構成は、熱伝導体3の形状の相違以外は、図5に
示された第3の実施例の構成と同じである。
【0040】本実施例の熱伝導体3の上には、フィン1
3が設けられる。フィン13と冷媒の流れる方向とが平
行になるように、熱伝導体3を設置すると、冷媒の流通
が妨害されない。
【0041】フィン13は、大きな表面積を有する。こ
のため、熱伝導体3の熱は、効率よく冷媒に伝導する。
したがって、第5の実施例では、第3の実施例の冷却能
力をさらに高めることができる。 〔第6の実施例〕図8を参照すると、本発明の第6の実
施例の構成は、冷媒流路11の形状の相違以外は、図4
に示された第2の実施例の構成と同じである。
【0042】第6の実施例の冷媒流路11は、冷媒流路
11aおよび冷媒流路11bという2つの冷媒流路から
形成されている。冷媒流路11aと冷媒流路11bとを
隔てる壁には、穴が設けられる。この穴にはノズル14
が取り付けられる。
【0043】冷媒流路11を流れる冷媒は、ノズル14
を通って、熱伝導体3に向けて噴出される。噴出された
冷媒は、熱伝導体3に衝突する。熱伝導体3に衝突した
冷媒は、熱伝導体3の熱を効率よく吸収する。
【0044】本実施例では、冷媒を熱伝導体3に衝突さ
せて熱伝導体3の冷却を行うので、第2の実施例の冷却
効率をさらに高めることができる。 〔第7の実施例〕図9を参照すると、本発明の第7の実
施例の構成は、冷媒流路11の形状の相違以外は、図5
に示された第3の実施例の構成と同じである。
【0045】第6の実施例の冷媒流路11は、冷媒流路
11aおよび冷媒流路11bという2つの冷媒流路から
形成されている。冷媒流路11aと冷媒流路11bとを
隔てる壁には、穴が設けられる。この穴にはノズル14
が取り付けられる。
【0046】冷媒流路11を流れる冷媒は、ノズル14
を通って、熱伝導体3に向けて噴出される。噴出された
冷媒は、熱伝導体3に衝突する。熱伝導体3に衝突した
冷媒は、熱伝導体3の熱を効率よく吸収する。
【0047】本実施例では、冷媒を熱伝導体3に衝突さ
せて熱伝導体3の冷却を行うので、第3の実施例の冷却
効率をさらに高めることができる。 〔第8の実施例〕図10を参照すると、本発明の第8の
実施例では、コールドプレート5の上面と下面の両方に
熱伝導体3が取り付けられる。コールドプレート5の、
上部と下部には、1つづつ、穴が設けられている。
【0048】コールドプレート5の下面には、配線基板
1a、集積回路2a、熱伝導体3a、シリコンゲル4
a、コンパウンド6aおよびフランジ12aが設けられ
る。これらの部材は第2の実施例の、配線基板1、集積
回路2、熱伝導体3、シリコンゲル4、コンパウンド6
およびフランジ12に、それぞれ対応する。配線基板1
a、集積回路2a、熱伝導体3a、シリコンゲル4a、
コンパウンド6aおよびフランジ12aは、第2の実施
例と同様に組み立てられる。
【0049】コールドプレート5の上面には、配線基板
1b、集積回路2b、熱伝導体3b、シリコンゲル4
b、コンパウンド6bおよびフランジ12bが設けられ
る。これらの部材は第2の実施例の、配線基板1、集積
回路2、熱伝導体3、シリコンゲル4、コンパウンド6
およびフランジ12に、それぞれ対応する。配線基板1
b、集積回路2b、熱伝導体3b、シリコンゲル4b、
コンパウンド6bおよびフランジ12bも、第2の実施
例と同様に組み立てられる。
【0050】本実施例では、1つのコールドプレート5
の両面で、集積回路を冷却することができる。このた
め、配線基板1の実装密度を高めることができる。本実
施例の主要な特徴は、コールドプレート5の両面に冷却
構造を設ける点にある。したがって、第2の実施例の構
造の代わりに第3〜第7の実施例の構造を、コールドプ
レート5の両面に設けても良い。さらに、コールドプレ
ート5の上部に設けられる構造と、下部に設けられる構
造が異なっても構わない。 〔第9の実施例〕図11を参照すると、本発明の第9の
実施例の構造は、熱伝導体3の形状の相違以外は、図8
に示された第6の実施例の構造と同じである。
【0051】本実施例の熱伝導体3には、ざぐり穴20
が設けられている。熱伝導体3は、ざぐり穴20がノズ
ル14と向かい合うように、フランジ12に挿入されて
いる。ざぐり穴20が設けられているために、集積回路
2と冷媒との距離は、第6の実施例の場合よりも短い。
ノズル14から噴出された冷媒は、ざぐり穴20の底面
に衝突する。衝突した冷媒は、熱伝導体3の熱を吸収す
る。
【0052】本実施例では、ざぐり穴20によって、集
積回路2と冷媒との距離が第6の実施例の場合よりも短
くなった。このため、第6の実施例の冷却効率をさらに
高めることができる。〔第10の実施例〕図12を参照
すると、本発明の第10の実施例の構造は、冷媒流路1
1の構造の相違以外は、第1の実施例の構造と同じであ
る。
【0053】第6の実施例の冷媒流路11は、冷媒流路
11aおよび冷媒流路11bという2つの冷媒流路から
形成されている。コールドプレート5の下部には穴が設
けられる。この穴には円筒状部材22が取り付けられ
る。また、冷媒流路11aと冷媒流路11bとを隔てる
壁にも、穴が設けられる。この穴にはノズル14が取り
付けられる。ノズル14は、コールドプレート5の穴を
突き抜けて、円筒状部材22内部に達する。
【0054】冷媒流路11を流れる冷媒は、ノズル14
を通って、熱伝導体3に向けて噴出される。噴出された
冷媒は、熱伝導体3に衝突する。熱伝導体3に衝突した
冷媒は、熱伝導体3の熱を効率よく吸収する。熱を吸収
した冷媒は、冷媒流路11bを通って除去される。
【0055】本実施例の構造では、熱伝導体3の熱を吸
収した冷媒が、再び他の熱伝導体3に供給されることが
ない。このため、第1の実施例の冷却効率をさらに高め
ることができる。また、全ての熱伝導体3に同じ温度の
冷媒が供給されるので、各集積回路2を均一に冷却する
ことができる。 〔第11の実施例〕図13を参照すると、本発明の第1
1の実施例の構造は、熱伝導体3の直径が、円筒状部材
22の直径よりも大きいこと以外は、第10の実施例の
構造と同じである。
【0056】本実施例では、熱伝導体3の直径は、円筒
状部材22の直径よりも大きい。このため、円筒状部材
22は熱伝導体3内に挿入される。熱伝導体3と円筒状
部材22の間にはシリコンゲル4が注入される。 〔第12の実施例〕図14を参照すると、本発明の第1
2の実施例の構造は、熱伝導体3の先端の形状の相違以
外は、第10の実施例の構造と同じである。
【0057】本実施例の熱伝導体3の先端部分は、他の
部分よりも大きくなっている。熱伝導体3の先端部分
は、集積回路2を十分に覆うことができる大きさに形成
される。このため、小さな直径の円筒状部材22を用い
ても、集積回路2の全面を冷却できる。小さな直径の円
筒状部材22が使用できるため、一定面積の中に、第1
0の実施例の場合よりも多くの円筒状部材22を設ける
ことができる。このため、本実施例の構成は、集積回路
2が高密度に集積された場合に有効である。 〔第13の実施例〕図15を参照すると、本発明の第1
3の実施例の構造は、円筒状部材22および熱伝導体3
の形状の相違以外は、第10の実施例の構造と同じであ
る。
【0058】本実施例の円筒状部材22は、円錐状に形
成されている。つまり、円筒状部材22の直径は、コー
ルドプレート5から離れるほど大きくなる。熱伝導体3
も、円錐状に形成されている。円筒状部材22および熱
伝導体3が円錐状であるため、円筒状部材22のコール
ドプレート5付近の直径が小さくとも、熱伝導体3の平
板部は集積回路2を覆うのに十分な面積を有する。
【0059】本実施例も、第12の実施例と同様に、集
積回路2が高密度に実装された場合に有効である。本実
施例の本質的特徴は、円筒状部材22と、熱伝導体3を
円錐状に形成した点にある。したがって、本実施例の円
筒状部材22および熱伝導体3の形状を、図13に示さ
れた第11の実施例の構造に適用することもできる。
【0060】〔第14の実施例〕 図1を参照すると、本発明の第14の実施例の構造
は、円筒状部材22および熱伝導体3の形状の相違以外
は、第10の実施例の構造と同じである。
【0061】本実施例の円筒状部材22の下部には、フ
ランジ12bが設けられている。同様に、熱伝導体3の
上部には、フランジ12aが設けられている。フランジ
12aとフランジ12bの間には、シリコンゲル4が注
入されている。円筒状部材22と熱伝導体3とは、シリ
コンゲル4によって接着されている。
【0062】本実施例では、シリコンゲル4の変形は、
主に法線応力によって引き起こされる。このため、第3
の実施例と同様、シリコンゲル4の接着面の信頼性が高
い。
【0063】上述のように本発明では、熱伝導体3が単
一の部材で構成される。このため、熱伝導体3の熱伝導
性が高い。また、熱伝導体3の平板部分が集積回路2と
接触するので、熱伝導体3と集積回路2との接触面積は
大きい。そして、熱伝導体3が十分な強度を有するで、
熱伝導体3が破損する危険性が極めて少ない。
【0064】本発明は、様々に変形して実施することが
できる。例えば、上述の実施例では、熱伝導体3がシリ
コンゲル4で保持される。しかしながら、熱伝導体3を
保持する部材は、シリコンゲル4と同等の特性を満たす
弾性体で有れば、どのようなものでも構わない。また、
上述の各実施例では、熱伝導体3の形状を円筒または円
柱としたが、本発明の適用範囲はこれに限定されるもの
ではない。例えば、熱伝導体3の形状が四角形の筒およ
び四角柱であっても構わない。さらに、各実施例の主要
な特徴を相互に組み合わせても良い。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明では、熱伝導体を弾
性体で保持するようにした。このため、本発明は、以下
の効果を達成することができる。
【0066】第1に、本発明では、熱伝導体が単体の部
材で構成されため、熱伝導体の熱伝導性が高い。このた
め、高い冷却効率を達成することができる。
【0067】第2に、本発明では、熱伝導体の集積回路
との当接部分が平面状であるため、熱伝導体と集積回路
との接触面積が大きい。このため、高い冷却効率を達成
することができる。
【0068】第3に、本発明では、熱伝導体が十分な強
度を有するため、熱伝導体が破損する危険性が極めて少
ない。このため、高い信頼性を達成することができる。
【0069】すなわち、本発明によれば、高い冷却効率
と高い信頼性とを、同時に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第14の実施例の斜視図。
【図2】本発明の第1の実施例の構造を示す図。
【図3】本発明の第2の実施例の構造を示す図。
【図4】本発明の第2の実施例を集積回路2上に実装し
た場合の構造を示す図。
【図5】本発明の第3の実施例の構造を示す図。
【図6】本発明の第4の実施例の構造を示す図。
【図7】本発明の第5の実施例の構造を示す図。
【図8】本発明の第6の実施例の構造を示す図。
【図9】本発明の第7の実施例の構造を示す図。
【図10】本発明の第8の実施例の構造を示す図。
【図11】本発明の第9の実施例の構造を示す図。
【図12】本発明の第10の実施例の構造を示す図。
【図13】本発明の第11の実施例の構造を示す図。
【図14】本発明の第12の実施例の構造を示す図。
【図15】本発明の第13の実施例の構造を示す図。
【図16】本発明の第14の実施例の構造を示す図。
【符号の説明】
1、1aおよび1b 配線基板 2、2aおよび2b 集積回路 3、3aおよび3b 熱伝導体 4、4aおよび4b シリコンゲル 5および25 コ−ルドプレ−ト 6、6aおよび6b コンパウンド 7 支持部材 8 マザ−ボ−ド 9および10 コネクタ 11、11aおよび11b 流路 12 フランジ 13 フィン 14 ノズル 20 ざぐり穴 21 Oリング 22 円筒状部材 23 入口 24 出口 25 穴 26 冷媒

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板と、 この配線基板上に搭載された集積回路と、 前記配線基板上に設置されたコールドプレートと、 このコールドプレートに取り付けられた円筒状部材と、 円筒状の部分とこの円筒状の部分の先端を封鎖する平板
    状の部分とを含み前記円筒状の部分が前記円筒状部材に
    挿入され前記平板状の部分が前記集積回路に接する熱伝
    導体と、 前記円筒状部材と前記熱伝導体の間に注入され前記熱伝
    導体を保持するシリコンゲルと、 前記コールドプレート内に設けられ前記熱伝導体内に冷
    媒を供給する冷媒流路とを含むことを特徴とする集積回
    路の冷却構造。
  2. 【請求項2】 配線基板と、 この配線基板上に搭載された集積回路と、 前記配線基板上に設置されたコールドプレートと、 このコールドプレート内部に設けられた冷媒流路と、 前記コールドプレートに設けられた前記冷媒流路まで達
    する穴と、 この穴に挿入され前記集積回路に接する熱伝導体と、 前記熱伝導体を前記コールドプレートに保持するシリコ
    ンゲルとを含むことを特徴とする集積回路の冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記穴の周囲に設けられたフランジを含
    み、前記シリコンゲルが前記フランジと前記熱伝導体の
    間に注入されることを特徴とする請求項2記載の集積回
    路の冷却構造。
  4. 【請求項4】 前記熱伝導体の周囲に設けられたフラン
    ジを含み、前記シリコンゲルが前記コールドプレートと
    前記フランジとの間に注入されることを特徴とする請求
    項2記載の集積回路の冷却構造。
  5. 【請求項5】 前記熱伝導体の上にフィンが設けられた
    ことを特徴とする請求項3記載の集積回路の冷却構造。
  6. 【請求項6】 前記熱伝導体の上にフィンが設けられた
    ことを特徴とする請求項4記載の集積回路の冷却構造。
  7. 【請求項7】 前記冷媒流路が、前記穴が設けられる第
    1の冷媒流路と、第2の冷媒流路とを含み、前記第2の
    冷媒流路には冷媒を前記熱伝導体に向けて噴出するノズ
    ルが取り付けられることを特徴とする請求項3記載の集
    積回路の冷却構造。
  8. 【請求項8】 前記冷媒流路が、前記穴が設けられる第
    1の冷媒流路と、第2の冷媒流路とを含み、前記第2の
    冷媒流路には冷媒を前記熱伝導体に向けて噴出するノズ
    ルが取り付けられることを特徴とする請求項4記載の集
    積回路の冷却構造。
  9. 【請求項9】 前記熱伝導体が前記冷媒流路に向かい合
    う面にざぐり穴を有することを特徴とする請求項2記載
    の集積回路の冷却構造。
  10. 【請求項10】 配線基板と、 この配線基板上に搭載された集積回路と、 前記配線基板上に設置されたコールドプレートと、 このコールドプレート内に設けられた第1の冷媒流路
    と、 前記コールドプレート内に設けられた第2の冷媒流路
    と、 前記コールドプレートに設けられ前記第2の冷媒流路に
    達する穴と、 この穴に取り付けられた円筒状部材と、 円筒状の部分とこの円筒状の部分の先端を封鎖する平板
    状の部分とを含み前記円筒状の部分が前記円筒状部材に
    挿入され前記平板状の部分が前記集積回路に接する熱伝
    導体と、 前記円筒状部材と前記熱伝導体の間に注入され前記熱伝
    導体を保持するシリコンゲルと、 前記第1の冷媒流路内の冷媒を前記熱伝導体内に噴出す
    るノズルとを含むことを特徴とする集積回路の冷却構
    造。
  11. 【請求項11】 配線基板と、 この配線基板上に搭載された集積回路と、 前記配線基板上に設置されたコールドプレートと、 このコールドプレート内に設けられた第1の冷媒流路
    と、 前記コールドプレート内に設けられた第2の冷媒流路
    と、 前記コールドプレートに設けられ前記第2の冷媒流路に
    達する穴と、 この穴に取り付けられた円筒状部材と、 円筒状の部分とこの円筒状の部分の先端を封鎖する平板
    状の部分とを含み前記円筒状の部分に前記円筒状部材が
    挿入され前記平板状の部分が前記集積回路に接する熱伝
    導体と、 前記円筒状部材と前記熱伝導体の間に注入され前記熱伝
    導体を保持するシリコンゲルと、 前記第1の冷媒流路内の冷媒を前記熱伝導体内に噴出す
    るノズルとを含むことを特徴とする集積回路の冷却構
    造。
  12. 【請求項12】 前記熱伝導体の先端部分が他の部分に
    比べて大きいことを特徴とする請求項1、請求項10お
    よび請求項11記載の集積回路の冷却構造。
  13. 【請求項13】 前記熱伝導体の直径が前記コールドプ
    レートから離れるにつれて大きくなるとともに、前記円
    筒状部材の直径が前記コールドプレートから離れるにつ
    れて大きくなることを特徴とする請求項1、請求項10
    および請求項11記載の集積回路の冷却構造。
  14. 【請求項14】 配線基板と、 この配線基板上に搭載された集積回路と、 前記配線基板上に設置されたコールドプレートと、 このコールドプレート内に設けられた冷媒流路と、 前記コールドプレートに設けられた前記冷媒流路に達す
    る穴と、 この穴に取り付けられ先端の周囲に第1のフランジを有
    する円筒状部材と、 円筒状の部分とこの円筒状の部分の一方の先端を封鎖す
    る平板状の部分と前記円筒状の部分の先端の周囲に設け
    られた第2のフランジとを含み前記平板状の部分が前記
    集積回路と接する熱伝導体と、 前記第1のフランジと前記第2のフランジの間に注入さ
    れ前記熱伝導体を保持するシリコンゲルと、 前記前記第1の冷媒流路内の冷媒を前記熱伝導体内に噴
    出するノズルとを含むことを特徴とする集積回路の冷却
    構造。
  15. 【請求項15】 前記熱伝導体と前記集積回路の間にコ
    ンパウンドが介在する請求項1ないし請求項11および
    請求項14記載の集積回路の冷却構造。
  16. 【請求項16】 前記コールドプレートの前記熱伝導体
    が設けられる面とは反対の面に請求項1ないし請求項1
    記載の集積回路の冷却構造が設けられることを特徴等
    する請求項1ないし請求項1記載の集積回路の冷却構
    造。
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