JP2956126B2 - 食品醗酵用トレー - Google Patents
食品醗酵用トレーInfo
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- JP2956126B2 JP2956126B2 JP2125412A JP12541290A JP2956126B2 JP 2956126 B2 JP2956126 B2 JP 2956126B2 JP 2125412 A JP2125412 A JP 2125412A JP 12541290 A JP12541290 A JP 12541290A JP 2956126 B2 JP2956126 B2 JP 2956126B2
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- tray
- food fermentation
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- side walls
- conveyor
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は納豆、ヨーグルト等の生産工程で醗酵、冷却
を一度に多量に同一ライン上で処理するための自動コン
ベアーに適した食品醗酵用トレーに関する。
を一度に多量に同一ライン上で処理するための自動コン
ベアーに適した食品醗酵用トレーに関する。
従来、このような生産工程にはプラスチックコンテナ
ー、金属製棚等を使用し、入手により製品の入れ変え作
業を行なうか、コンテナー等に中間製品を自動ケーシン
グし醗酵室に台車等で移動するか又は醗酵と冷却を同室
で温度、湿度のコントロールをすることによって実施し
ているかのどちらかの方法が取られていた。
ー、金属製棚等を使用し、入手により製品の入れ変え作
業を行なうか、コンテナー等に中間製品を自動ケーシン
グし醗酵室に台車等で移動するか又は醗酵と冷却を同室
で温度、湿度のコントロールをすることによって実施し
ているかのどちらかの方法が取られていた。
これらの場合、人件費、燃費がかさむという問題点が
あった。又、従前の容器等は底壁が単に平面状か格子状
に形成されているため、製品容器を自動出し入れするた
めのフォークコンベアーが入る構造になっていない。
あった。又、従前の容器等は底壁が単に平面状か格子状
に形成されているため、製品容器を自動出し入れするた
めのフォークコンベアーが入る構造になっていない。
本発明は自動機により製品の出し入れを可能にし、か
つ自動ライン上で移送しながら温度差のことなる生産工
程を一貫して使用するのに適した醗酵用トレーを提供す
ることを目的とする。
つ自動ライン上で移送しながら温度差のことなる生産工
程を一貫して使用するのに適した醗酵用トレーを提供す
ることを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係る食品醗酵用ト
レーは、底壁(1)と一対の対向する側壁(2)
(2′)と後壁(3)と開放した前面(4)とを有し、
底壁(1)上面には上記対向する側壁(2)(2′)と
平行で一定間隔に設けられた突出リブ(5)と、底壁
(1)の前端部中央及び後壁(3)中央部に上下に貫通
して設けた位置決め用ガイド穴(6)(6′)とを有し
ていることを特徴とする。
レーは、底壁(1)と一対の対向する側壁(2)
(2′)と後壁(3)と開放した前面(4)とを有し、
底壁(1)上面には上記対向する側壁(2)(2′)と
平行で一定間隔に設けられた突出リブ(5)と、底壁
(1)の前端部中央及び後壁(3)中央部に上下に貫通
して設けた位置決め用ガイド穴(6)(6′)とを有し
ていることを特徴とする。
上記底壁(1)の構造は、突出リブ(5)の上に醗酵
させようとする食品の入った製品容器を自動コンベアで
載置し、または醗酵した食品の入った製品容器を同様に
して自動コンベアにより取り出すため好適なものであ
る。すなわち製品容器を出し入れする指状自動コンベア
が突出リブ(5)と突出リブ(5)の間に入ることので
きる構造となっている。
させようとする食品の入った製品容器を自動コンベアで
載置し、または醗酵した食品の入った製品容器を同様に
して自動コンベアにより取り出すため好適なものであ
る。すなわち製品容器を出し入れする指状自動コンベア
が突出リブ(5)と突出リブ(5)の間に入ることので
きる構造となっている。
又、ライン上に本発明トレーを多段に積み、該トレー
に製品容器を自動コンベアにより自動的に出し入れを確
実にするため位置決め用ガイド穴(6)(6′)を設け
てある。
に製品容器を自動コンベアにより自動的に出し入れを確
実にするため位置決め用ガイド穴(6)(6′)を設け
てある。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示すトレーの斜視図、第
2図は第1図のI−I線に沿った断面図、第3図は第1
図のII−II線に沿った断面図である。
2図は第1図のI−I線に沿った断面図、第3図は第1
図のII−II線に沿った断面図である。
上記実施例に示すトレーは、第1図乃至第3図に示す
如く、底壁(1)と対向する側壁(2)(2′)と後壁
(3)と開放した前面(4)とを有し、底壁(1)は第
2図及び第3図で分るように縦横に交叉して設けたリブ
(12)と(13)によって形成されており、リブ(13)の
上面に接続されかつ横切って突出リブ(5)が一定の間
隔をおいて側壁(2)(2′)に平行に設けられてい
る。
如く、底壁(1)と対向する側壁(2)(2′)と後壁
(3)と開放した前面(4)とを有し、底壁(1)は第
2図及び第3図で分るように縦横に交叉して設けたリブ
(12)と(13)によって形成されており、リブ(13)の
上面に接続されかつ横切って突出リブ(5)が一定の間
隔をおいて側壁(2)(2′)に平行に設けられてい
る。
隣り合う突出リブ(5)の間には、第4図に示す如き
指状のベルトコンベア(16)が入ることが必要であり、
その為トレーの前面(4)には側壁はなく開放されてお
り、かつ底壁(1)の端部はベルトコンベア(16)が入
り易いように前下りの斜面(8)となっている。
指状のベルトコンベア(16)が入ることが必要であり、
その為トレーの前面(4)には側壁はなく開放されてお
り、かつ底壁(1)の端部はベルトコンベア(16)が入
り易いように前下りの斜面(8)となっている。
なお、第4図はコンベアの側面図であり、指状のコン
ベア(16)は複数並設されており、その後部は水平とな
っておりコロ(17)により支持され突出リブ(5)の上
方に位置している。
ベア(16)は複数並設されており、その後部は水平とな
っておりコロ(17)により支持され突出リブ(5)の上
方に位置している。
本実施例のトレーは長手方向が短手方向の1.5倍の長
さであるため、中央に側壁(2)(2′)と平行な補強
壁(7)が設けられている。
さであるため、中央に側壁(2)(2′)と平行な補強
壁(7)が設けられている。
又、後壁(3)側には開口(9)が設けられ、突出リ
ブ(5)の間を進入した指状のコンベアの先端部が通り
抜けられるようになっている。それは突出リブ(5)の
上に載置された製品用容器をもれなく取り出すことが出
来るようにするためである。
ブ(5)の間を進入した指状のコンベアの先端部が通り
抜けられるようになっている。それは突出リブ(5)の
上に載置された製品用容器をもれなく取り出すことが出
来るようにするためである。
更に、本発明トレーが合成樹脂製であり、醗酵、冷却
工程における温度差による熱膨張、熱収縮等によるトレ
ーの変形、歪みを防止するため金属製パイプ(15)によ
り補強してある。この金属製パイプ(15)は底壁(1)
のリブ(12)に開口(14)を金型の押し切り成形により
形成し、該開口に側面より挿入してセットする。このよ
うにトレー本体と補強用金属パイプは固定されていない
ため、合成樹脂と金属の熱膨張率、熱収縮率が相違して
いても相互に滑りを生じ熱変形による破損は生じない。
工程における温度差による熱膨張、熱収縮等によるトレ
ーの変形、歪みを防止するため金属製パイプ(15)によ
り補強してある。この金属製パイプ(15)は底壁(1)
のリブ(12)に開口(14)を金型の押し切り成形により
形成し、該開口に側面より挿入してセットする。このよ
うにトレー本体と補強用金属パイプは固定されていない
ため、合成樹脂と金属の熱膨張率、熱収縮率が相違して
いても相互に滑りを生じ熱変形による破損は生じない。
更には、本発明トレーは第5図に示す如く、枠(20)
と枠に固定された位置決めパイプ(30)によって多段に
積み重ねて使用するが、多段に積み重ねたトレーに製品
容器を一定サイズの自動コンベアにより自動的に出し入
れすることが必要であり、その為にはトレーの熱による
変形によって生ずる各寸法の誤差を最小限にとどめるた
め、トレーを位置決めするためのガイド穴(6)
(6′)はトレーの中央部に設けた補強壁(7)の前端
部と後端部に設けてある。
と枠に固定された位置決めパイプ(30)によって多段に
積み重ねて使用するが、多段に積み重ねたトレーに製品
容器を一定サイズの自動コンベアにより自動的に出し入
れすることが必要であり、その為にはトレーの熱による
変形によって生ずる各寸法の誤差を最小限にとどめるた
め、トレーを位置決めするためのガイド穴(6)
(6′)はトレーの中央部に設けた補強壁(7)の前端
部と後端部に設けてある。
また、熱変形による前後の寸法の狂いを吸収するため
一方のガイド穴(6′)を長穴としてある。
一方のガイド穴(6′)を長穴としてある。
更には、側壁(2)(2′)の内側と中央リブ(7)
の両サイドに指状コンベアーの側部に設けたコロ(17)
を案内支持する平滑な案内面(10)を設けコンベアーの
移動をスムーズに作動させる。
の両サイドに指状コンベアーの側部に設けたコロ(17)
を案内支持する平滑な案内面(10)を設けコンベアーの
移動をスムーズに作動させる。
本発明のトレーは自動コンベアシステムに適合するこ
とができ、食品の醗酵作業効率を極めて向上させること
ができ、コストの低減に役立つ。
とができ、食品の醗酵作業効率を極めて向上させること
ができ、コストの低減に役立つ。
又、トレーを合成樹脂製としたため高温多湿の醗酵室
内でも長期間に亘って使用できる。
内でも長期間に亘って使用できる。
第1図は本発明トレーの斜視図、第2図は第1図のI−
I線に沿った部分断面図、第3図は第1図のII−II線に
沿った部分断面図、第4図は指状ベルトコンベアの1部
を示す側面図、第5図は本発明トレーを多段に積み重ね
る方法を示す説明図である。 1…底壁、2,2′…側壁、3…後壁、4…突出リブ、6,
6′…ガイド穴、7…補強壁、8…斜面、9…開口、15
…金属パイプ。
I線に沿った部分断面図、第3図は第1図のII−II線に
沿った部分断面図、第4図は指状ベルトコンベアの1部
を示す側面図、第5図は本発明トレーを多段に積み重ね
る方法を示す説明図である。 1…底壁、2,2′…側壁、3…後壁、4…突出リブ、6,
6′…ガイド穴、7…補強壁、8…斜面、9…開口、15
…金属パイプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/20 A23C 9/123
Claims (5)
- 【請求項1】底壁(1)と一対の対向する側壁(2)
(2′)と後壁(3)と開放した前面(4)とを有し、
底壁(1)上面には上記対向する側壁(2)(2′)と
平行で一定間隔の突出リブ(5)を設けるとともに底壁
(1)の前端部中央及び後壁(3)中央部に上下に貫通
する位置決め用ガイド穴(6)(6′)を設けたことを
特徴とする食品醗酵用トレー。 - 【請求項2】位置決め用ガイド穴(6)(6′)間に補
強用リブ(7)を設けた請求項1記載の食品醗酵用トレ
ー。 - 【請求項3】開放した前面(4)側の底壁(1)端部
(8)が前下りに傾斜し、後壁(3)下部には突出リブ
(5)間に挿入されるフォーク状コンベアの先端部が突
き抜ける開口(9)を有する請求項1記載の食品醗酵用
トレー。 - 【請求項4】一対の対向する側壁(2)(2′)の内側
にフォーク状コンベアの側部を案内支持する平滑な案内
面(10)を有する請求項1記載の食品醗酵用トレー。 - 【請求項5】全体が合成樹脂製で一対の対向する側壁間
に補強用金属パイプ(15)を貫通させてなる請求項1記
載の食品醗酵用トレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2125412A JP2956126B2 (ja) | 1990-05-17 | 1990-05-17 | 食品醗酵用トレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2125412A JP2956126B2 (ja) | 1990-05-17 | 1990-05-17 | 食品醗酵用トレー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0423962A JPH0423962A (ja) | 1992-01-28 |
JP2956126B2 true JP2956126B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=14909469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2125412A Expired - Fee Related JP2956126B2 (ja) | 1990-05-17 | 1990-05-17 | 食品醗酵用トレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2956126B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101954799B1 (ko) * | 2018-07-10 | 2019-03-06 | 이주철 | 부품 운반용 트레이 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI779226B (zh) * | 2019-07-31 | 2022-10-01 | 抱樸科技股份有限公司 | 用於被動元件之表面處理製程的治具 |
-
1990
- 1990-05-17 JP JP2125412A patent/JP2956126B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101954799B1 (ko) * | 2018-07-10 | 2019-03-06 | 이주철 | 부품 운반용 트레이 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0423962A (ja) | 1992-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723 Year of fee payment: 9 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090723 Year of fee payment: 10 |
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