JP2955924B2 - ピックアップ装置 - Google Patents

ピックアップ装置

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JP2955924B2 JP8304111A JP30411196A JP2955924B2 JP 2955924 B2 JP2955924 B2 JP 2955924B2 JP 8304111 A JP8304111 A JP 8304111A JP 30411196 A JP30411196 A JP 30411196A JP 2955924 B2 JP2955924 B2 JP 2955924B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピックアップ装置
に関し、さらに詳細には、取り付け高さの調整を容易に
行うことができるようにしたピックアップ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ギターなどの弦楽器の高周波成
分を含む弦振動から各弦毎に実時間でピッチを抽出する
ために、弦振動を各弦毎に検出する装置としてのピック
アップ装置が知られている。
【0003】こうしたピックアップ装置を取り付け可能
な現在市販されている各種ギターは、それぞれの機種の
相違により、ギター・ボディーの表面から弦までの高さ
(弦高)に関しては約8.5mm〜24mmとばらつき
が顕著であり、またギター・ネックの指板の曲面の違い
による弦のアールに関しても約180R〜400Rとば
らつきが大きかった。
【0004】ところで、ピックアップ装置をギターに取
り付ける際には、当該ピックアップ装置と弦との間のク
リアランス(間隔)を、当該ピックアップ装置に定めら
れた適正値に保持する必要があるため、取り付け高さの
調整をしながらギター・ボディーの所定位置にピックア
ップ装置を取り付ける必要があった。
【0005】図13には、従来のピックアップ装置の取
り付け構造が示されている。即ち、従来のピックアップ
装置100は、基板の両端部にタッピング・ビス102
を挿通するための貫通孔100aを形成している。こう
したピックアップ装置100をギター・ボディー104
上に位置決めして、タッピング・ビス102により固定
することになる。その際に、ピックアップ装置100と
弦(1弦106a〜6弦106f)とのクリアランスを
調整するためのスペーサー108(タッピング・ビス1
02を挿通するための貫通孔108aが形成されてい
る。)を、ピックアップ装置100とギター・ボディー
104との間に介挿し、ピックアップ装置100と1弦
106a〜6弦106fとの間のクリアランスを適正値
に保持するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のピックアップ装置にあっては、ピックアップ装
置と弦との間のクリアランスを調整するためのスペーサ
ーを別部品として用意することが必要となり、しかもこ
うしたスペーサーをギターの機種に応じて種々用意して
おかなければならないため、サイズの異なるスペーサー
を種々製造するための製造コストの上昇(部品種類の増
加による製造コストの上昇)を招来するとともに、スペ
ーサーのための部品管理が煩雑化するという問題点があ
った。
【0007】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ピックアップ装置と弦との間のクリアランスを
調整するための別部品を削減し、構成部品の一元化を図
ることにより部品種類を削減して製造コストを低減させ
るとともに、部品管理の煩雑化を解消したピックアップ
装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるピックアップ装置は、弦楽器の胴部
に配設され、弦の振動を電気信号に変換するためのピッ
クアップ装置において、ケースの少なくとも一方の端部
に第一のヒンジ部を介して配設された第一の延長基板
と、上記第一の延長基板の端部に第二のヒンジ部を介し
て配設されるとともに、弦楽器の胴部に固定可能な第二
の延長基板とを有し、上記第一のヒンジ部と上記第二の
ヒンジ部との屈曲角度を調節することにより、弦との間
のクリアランスを調節できるようにしたものである。
【0009】本発明によれば、ピックアップ装置と弦と
の間のクリアランスの調整を、第一のヒンジ部と第二の
ヒンジ部との屈曲角度を調節することにより、容易に行
うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明に
よるピックアップ装置を詳細に説明する。なお、図13
に示した構成と同一あるいは相当する構成は、図13と
同一の符号を付して示すことにより詳細な説明は省略す
る。
【0011】図1は、本発明によるピックアップ装置の
第一の実施の形態を示し、図1(a)は平面図であり、
図1(b)は正面図であり、図1(c)は後述するヒン
ジ部を屈曲させた状態の正面図である。
【0012】このピックアップ装置10は、アルミニウ
ムなどにより形成されたトップ・ケース12a(図4)
とプラスチックなどにより形成されたボトム・ケース1
2b(図4)とより構成されるケース12を備えてい
る。ボトム・ケース12bの両端部12b1、12b2
は、第一ヒンジ部14を介して第一延長基板16が配設
されている。さらに、第一延長基板16には、第二ヒン
ジ部18を介して第二延長基板20が配設されている。
また、第一延長基板16および第二延長基板20には、
タッピング・ビス102を挿通するための貫通孔16
a、20aがそれぞれ穿設されている。
【0013】図2には、第一ヒンジ部14、第一延長基
板16、第二ヒンジ部18および第二延長基板20の拡
大図が示されており、図2(a)は平面図であり、図2
(b)は正面断面図であり、図2(c)は第一ヒンジ部
14および第二ヒンジ部18を屈曲させた状態の正面断
面図である。なお、図2(b)および図2(c)におい
て、斜線を付されて示された部材はポリプロピレンなど
の樹脂で形成されていることを示し、ドットを付されて
示された部材はアルミニウムなどの金属で形成されてい
ることを示している。
【0014】即ち、第一ヒンジ部14、第一延長基板1
6、第二ヒンジ部18および第二延長基板20は、ポリ
プロピレンなどの樹脂とアルミニウムなどの金属とを組
み合わせて構成されており、樹脂により屈曲可能な可撓
性を与えるとともに、金属により屈曲状態を保持する強
度を与えることができるようになされている。
【0015】図3には、ギター・ボディー104にピッ
クアップ装置10を取り付けた状態における、ピックア
ップ装置10の内部構成断面説明図が示されており、ま
た図4には、ピックアップ装置10の分解斜視図が示さ
れている。
【0016】このピックアップ装置10は、トップ・ケ
ース12aとボトム・ケース12bとより構成されるケ
ース12内に、ポリエステル樹脂または、ポリイミド樹
脂などにより形成されて可撓性を有したピックアップ基
板22と、1弦106a〜6弦106fにそれぞれ対応
してピックアップ基板22に取り付けられ、1弦106
a〜6弦106fの振動をそれぞれ独立して検出可能な
ピックアップ・コイル24a〜24fと、ピックアップ
・コイル24a〜24fから引き出されたワイヤを後述
する、所謂、ギター用シンセサイザーの制御装置50へ
接続するためのケーブル26と、トップ・ケース12a
のケーブル貫通孔12c内に挿通されて外部へ導出され
たケーブル26をトップ・ケース12aとの間で保持す
るためのコード・ホルダー28と、コード・ホルダー2
8をトップ・ケース12aに固定するためのネジ30と
を備えている。
【0017】トップ・ケース12aとボトム・ケース1
2bとは、1弦106a〜6弦106fのアールに沿っ
た形状に形成されており、これらトップ・ケース12a
とボトム・ケース12bとの間に、ピックアップ基板2
2およびピックアップ基板22に取り付けたピックアッ
プ・コイル24a〜24fが挟み込まれている。即ち、
ピックアップ基板22の可撓性によって、ピックアップ
基板22がトップ・ケース12aおよびボトム・ケース
12bのアールに沿って変形可能であるため、その結
果、ピックアップ基板22に取り付けられたピックアッ
プ・コイル24a〜24fも、トップ・ケース12aお
よびボトム・ケース12bのアールに沿って配置され
る。
【0018】ピックアップ基板22とピックアップ・コ
イル24a〜24fとの接続は、ワイヤを巻き付けられ
た下方へ突出したピン32をピックアップ基板22の孔
22aに立てて、ハンダ付けすることにより行われる。
【0019】なお、ボトム・ケース12bには貫通孔3
4が穿設されており、ピックアップ基板22へピックア
ップ・コイル24a〜24fを固定した後にケース12
内に組み付けた状態で、テスターにより結線の状態を判
定できる。
【0020】図5(a)にはピックアップ・コイル24
a〜24fの斜視図が示され、図5(b)にはその分解
斜視図が示されている。
【0021】このピックアップ・コイル24a〜24f
は、マグネット36と、マグネット36の両側に付着す
る一対のヨーク(鉄芯)38と、ワイヤを約300〜4
00回巻き付けるとともにヨーク38の外側にかぶさる
ようにしてヨーク38にそれぞれ通された一対のボビン
40とより構成されている。ピン32は、ボビン40の
下端から下方へ突設されている。
【0022】上記のようにして構成されたピックアップ
装置10は、例えば、図6に示されるようにケーブル2
6を介して、ギターの弦の振動に基づいて楽音を生成す
る、所謂、ギター用シンセサイザーの制御装置50と接
続されて、ギター用シンセサイザーの構成部品として使
用される。なお、制御装置50はギター用ジャック52
を備えていて、コード54を介してギターのジャック5
6から、ギター本体のピックアップ装置からの電気信号
も入力可能とされている。
【0023】さらに、図7に示すように制御装置50に
は、コネクター58を介して音源60が接続されてい
て、音源60により制御装置50の制御に応じた楽音が
生成される。
【0024】図8はピックアップ装置10を取り付けた
状態の制御装置50の平面図を示しているが、制御装置
50には操作子として、コネクター58を介して接続さ
れた音源60の音量を制御するボリューム・スイッチ6
2と、音源60への出力を切り換える切り換えスイッチ
64と、音源60のパラメータ(例えば、音色番号な
ど。)の数値を増減させて変化させるためのアップ・ス
イッチ(数値を増加させるスイッチ)66およびダウン
・スイッチ(数値を減少させるスイッチ)68とが配設
されている。
【0025】上記した切り換えスイッチ64の操作によ
り、ギター用ジャック52から入力した電気信号を出力
するか(GUITAR)、ピックアップ装置から入力さ
れた電気信号を出力するか(SYNTH)、ギター用ジ
ャック52から入力した電気信号とピックアップ装置か
ら入力された電気信号との両方を出力するか(MIX)
を、随時切り換えることができる。
【0026】即ち、切り換えスイッチ64がGUITA
Rに切り換えられているときは、コネクター58へはギ
ター用ジャック52から入力された電気信号が出力さ
れ、ピックアップ装置10から入力された電気信号は出
力されない。
【0027】また、切り換えスイッチ64がSYNTH
に切り換えられているときは、コネクター58へはピッ
クアップ装置10から入力された電気信号が出力され、
ギター用ジャック52から入力された電気信号は出力さ
れない。
【0028】さらに、切り換えスイッチ64がMIX端
子74(図8に示す状態)に接続されているときは、コ
ネクター58へはピックアップ装置10から入力された
電気信号とギター用ジャック52から入力された電気信
号との双方が出力される。
【0029】以上の構成において、ピックアップ装置1
0をギター・ボディー104へ取り付ける場合には、弦
高の高低に応じて第一ヒンジ部14および第二ヒンジ部
18の屈曲角度を適宜調節することにより、スペーサー
などの別部品を用いることなく、1弦106a〜6弦1
06fとの間のクリアランスを適正値に保持して取り付
けることができる。
【0030】ギター・ボディー104へピックアップ装
置10を取り付けた状態を模式的に示した図9を参照し
ながら説明すると、弦高が低い場合には、第一ヒンジ部
14および第二ヒンジ部18の屈曲角度αが大となるよ
うに取り付ければよく(図9(a))、弦高が高くなる
につれて、第一ヒンジ部14および第二ヒンジ部18の
屈曲角度αが徐々に小さくなるように取り付ければよい
(図9(b))。
【0031】また、ギター・ボディー104にアールが
ある場合でも、図10に示すように、そのアールに追従
させて取り付けることができる。
【0032】図11には、本発明によるピックアップ装
置の第二の実施の形態が示されている。この図11に示
すピックアップ装置200は、ボトム・ケース12bの
下面にビス202により板バネ204を取り付け、この
板バネ204の弾発力によってギター・ボディー104
から所定の高さを維持するようにして、1弦106a〜
6弦106fとの間のクリアランスを適正値に保持して
いる点で、上記した第一の実施の形態と異なるものであ
る。
【0033】従って、第一の実施の形態によるピックア
ップ装置10によれば、所定の強度を有するようにする
ために、第一ヒンジ部14、第一延長基板16、第二ヒ
ンジ部18および第二延長基板20を樹脂と金属との組
み合わせで形成したが、このピックアップ装置200で
は所定の強度が板バネ204の弾発力で与えられるの
で、第一ヒンジ部14、第一延長基板16、第二ヒンジ
部18および第二延長基板20を樹脂による一体成形で
構成することができるようになり、製造工程を簡素化す
ることができ、製造コストも低減することができる。
【0034】また、図12には、本発明によるピックア
ップ装置の第三の実施の形態が示されている。この図1
2に示すピックアップ装置300は、ケース12の一方
の端部にのみ第一ヒンジ部14、第一延長基板16、第
二ヒンジ部18および第二延長基板20を形成し、ケー
ス12の他方の端部はタッピング・ビス102により固
定している点で、上記した第一の実施の形態と異なるも
のである。
【0035】この第三の実施の形態によるピックアップ
装置300においては、ケース12の片側のスペーサー
を排除できるので、ピックアップ装置300の別部品と
して管理する必要のあるスペーサーの個数が減少し、そ
の管理が容易になる。
【0036】さらに、上記した実施の形態においては、
第一ヒンジ部14、第一延長基板16、第二ヒンジ部1
8および第二延長基板20は、樹脂と金属とを組み合わ
せて構成されていて、所望の可撓性と強度とを合わせ持
つ構造とされているため、外形寸法を大型化せずに、所
望の強度を維持しながら確実にギター・ボディー104
に取り付けることができる。
【0037】さらにまた、上記した実施の形態において
は、ピックアップ・コイル24a〜24fは一般の電子
部品と同様に、ピックアップ基板22に対してピン32
をワイヤとともにハンダ付けする構造とされているた
め、ピックアップ・コイル24a〜24fの組み付けが
容易になるとともに、ピックアップ・コイル24a〜2
4fから外部にワイヤを引き出す必要もないため、外部
からの応力に対してワイヤの断線の発生を抑止すること
ができるため、ピックアップ装置10の信頼性の向上を
図ることができる。
【0038】また、従来はピックアップ基板に孔を穿設
して、その孔の中にピックアップ・コイルを挿入するよ
うにしていたが、本実施の形態においてはそのような必
要がないため、ピックアップ基板22にピックアップ・
コイル24a〜24fを挿入するための孔を開ける必要
はなくなり、ピックアップ基板22のサイズを小さくす
ることができ、ピックアップ装置10全体の小型化を図
ることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0040】弦楽器の胴部に配設され、弦の振動を電気
信号に変換するためのピックアップ装置において、ケー
スの少なくとも一方の端部に第一のヒンジ部を介して配
設された第一の延長基板と、第一の延長基板の端部に第
二のヒンジ部を介して配設されるとともに、弦楽器の胴
部に固定可能な第二の延長基板とを有し、第一のヒンジ
部と第二のヒンジ部との屈曲角度を調節することによ
り、弦との間のクリアランスを調節できるようにしたた
め、ピックアップ装置と弦との間のクリアランスの調整
を、第一のヒンジ部と第二のヒンジ部の屈曲角度を調節
することにより、容易に行うことができる。
【0041】従って、本発明によれば、ピックアップ装
置と弦との間のクリアランスを調整するための別部品を
削減し、構成部品の一元化を図ることにより部品種類を
削減して製造コストを低減させることができ、また部品
種類の削減により部品管理を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるピックアップ装置の第一の実施の
形態を示し、図1(a)は平面図であり、図1(b)は
正面図であり、図1(c)はヒンジ部を屈曲させた状態
の正面図である。
【図2】図1に示すピックアップ装置の要部拡大図であ
り、図2(a)は平面図であり、図2(b)は正面断面
図であり、図2(c)はヒンジ部を屈曲させた状態の正
面断面図である。
【図3】ギター・ボディーにピックアップ装置を取り付
けた状態における、ピックアップ装置の内部構成断面説
明図である。
【図4】ピックアップ装置の分解斜視図である。
【図5】ピックアップ・コイルを示し、図5(a)は斜
視図であり、図5(b)は分解斜視図である。
【図6】ピックアップ装置をギター用シンセサイザーの
構成部品として用いた状態を示す説明図である。
【図7】ギター用シンセサイザーの制御装置と音源とを
示す説明図である。
【図8】ピックアップ装置を取り付けた状態の制御装置
の平面図である。
【図9】ギター・ボディーへピックアップ装置を取り付
けた状態を模式的に示した説明図であり、図9(a)は
弦高が低い場合を示し、図9(b)は弦高が高い場合を
示す。
【図10】表面にアールがあるギター・ボディーへピッ
クアップ装置を取り付けた状態を模式的に示した説明図
である。
【図11】本発明によるピックアップ装置の第二の実施
の形態を示す正面図である。
【図12】本発明によるピックアップ装置の第三の実施
の形態を示す正面図である。
【図13】従来のピックアップ装置の取り付け構造を示
す断面説明図である。
【符号の説明】
10、100、200、300 ピックアップ装置 12 ケース 14 第一ヒンジ部 16 第一延長基板 16a 貫通孔 18 第二ヒンジ部 20 第二延長基板 20 貫通孔 102 タッピング・ビス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弦楽器の胴部に配設され、弦の振動を電
    気信号に変換するためのピックアップ装置において、 ケースの少なくとも一方の端部に第一のヒンジ部を介し
    て配設された第一の延長基板と、 前記第一の延長基板の端部に第二のヒンジ部を介して配
    設されるとともに、弦楽器の胴部に固定可能な第二の延
    長基板とを有し、前記第一のヒンジ部と前記第二のヒン
    ジ部との屈曲角度を調節することにより、弦との間のク
    リアランスを調節できることを特徴とするピックアップ
    装置。
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