JP2955575B1 - コードレスエルゴメータの負荷制御装置 - Google Patents

コードレスエルゴメータの負荷制御装置

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Abstract

【要約】 【課題】 使用者に与える運動負荷を発生する発電機2
0と、この発電機20の出力電力を内部電子回路に供給
するために蓄積するバッテリーBATとを備えたコード
レスエルゴメータの負荷制御装置において、内部電子制
御回路の電力負担をなくし、エルゴメータの最小負荷を
機械損失による負荷のみにとどめる。 【解決手段】 発電機20の出力側に接続した整流器2
1の正、負出力母線P,N間に、発電機20の出力側に
流れる定電流ILを制御する定電流制御部Aと、前記バ
ッテリーBATの充電電流IBを制御する充電制御部B
から成る並列回路と電流検出用の抵抗Reとを直列に接
続する。さらに、運動負荷設定量に応じて流れる運動負
荷制御電流IPの大きさに基づいて、該電流IPが所定電
流以下のときは前記充電制御部Bのみを駆動させ、前記
電流IPが所定電流を超えたら定電流制御部Aおよび充
電制御部Bを駆動させる負荷制御部Cを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発電機を利用した、
例えば筋力鍛練用自転車のようなコードレスエルゴメー
タの負荷制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発電機を利用したエルゴメータは、運動
する人(使用者)がペダルを介して発電機を回し、この
発電機の出力電流が人に与えるトルクと比例関係にある
ことを利用した装置である。したがって発電機の出力電
流は可変抵抗素子によりその電流を加減し、結果として
人に与えるトルク即ち運動負荷を制御するように構成さ
れている。
【0003】このエルゴメータは、糖尿病や循環器系の
成人病患者の運動療法として用いられたり、スポーツク
ラブや一般家庭において筋力鍛練用として普及してい
る。ここで図3とともにエルゴメータの一例を説明す
る。
【0004】図3はエルゴメータ(筋力鍛練用自転車)
の側面を示しており、室内の床面F等に載置する一対の
脚部1,1aを前後端部に連結したベースフレーム2
に、カバー3で隠蔽されるフレーム3a,3b,3cが
略逆U字形に形成されるとともに、ガイドロッド4の下
端部が溶接等にて結合し、その上端部は何等の支持なく
所定高さに立設されている。
【0005】フレーム3a,3bにはハンドル用支柱5
が立設され、そのハンドル用支柱5の上端部には運動負
荷を設定したり、エルゴメータとしての各種表示を行う
パネル6が固定されるとともに、左右に延伸するハンド
ル7がロック部材7aで回転調節可能に取り付けられて
いる。
【0006】さらに、フレーム3aにはスプロケット又
はプーリ8,8aが回転可能に支持され、それらにチェ
ーン又はプーリベルト9を掛け回し、プーリ8aにて、
ブレーキ素子として用いられる発電機10を駆動可能に
する一方、プーリ8にはスプロケット12aが同軸で軸
着され、このスプロケット12aと、クランクペダル1
1のシャフトに軸着したスプロケット12とにはチェー
ンベルト9aを掛け回してある。
【0007】13は発電機10の出力電力をエルゴメー
タの内部電子回路に供給するために蓄積するバッテリ
ー、14はパネル6及び発電機10を制御する内部電子
回路を搭載した制御器である。
【0008】ガイドロッド4には、シートとしてのサド
ル15を装架するブラケット16に連結したシート軸杆
17が上下動可能に嵌合する。シート軸杆17の上端部
付近には、その外壁に摺接するローラ18を軸支したブ
ラケット3dがフレーム3b,3cに支持されている。
【0009】上記のように構成された装置において、使
用者は、パネル6の操作盤によって所望の運動負荷を設
定し(又は自動的に設定され)、サドル15にまたがっ
てクランクペダル11を漕ぐ。すると制御器14で制御
された発電ブレーキが所望の負荷を前記ペダル11に設
定するとともに発電機10が発電し、その発電電力はバ
ッテリー13および制御器14に供給される。そして前
記負荷にしたがってクランクペダル11を漕ぐ運動を繰
り返すと、使用者は所定の運動量を消化することができ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のコードレスエル
ゴメータの制御回路は、内部の電子制御回路の電力を賄
うため、人がペダルを漕ぐことにより得られる発電機の
出力電力を直接内部電子回路に供給している。この電子
回路の必要とする電力は常に発電機の負担となるため、
エルゴメータにおいて弱小体力者が使用する場合や微小
負荷設定に対応するとき等に、この内部電子回路を動作
するための電力が発電機の負担となり、結果的にこの発
電機の電力負担分がエルゴメータの最小負荷(例えば2
0W)を上昇してしまう結果となっていた。
【0011】また図3の装置においては、充電可能なバ
ッテリー13を搭載しているため、運動者がペダルを漕
がない時や、エルゴメータの最小負荷値に近い運動負荷
を設定している時に、このバッテリー13より制御器1
4内の制御電子回路に電力を供給している。
【0012】ところがバッテリー13は、発電機10の
出力側に常時接続しておき、発電機10の出力電力を充
電する構造になっているため、バッテリー13が充電を
必要としている時に最小負荷値に近い運動負荷を設定し
運動を行う場合は、バッテリー13の充電電力とエルゴ
メータの制御電子回路の供給電力を足しあわせた分の電
力が発電機10の負担となり、結果としてエルゴメータ
の最小負荷値の増加になってしまっていた。
【0013】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、内部電子制御回路の電力負担をなくし、エ
ルゴメータの最小負荷を機械損失による負荷のみにとど
めることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は、使用者
に与える運動負荷を発生する発電機と、この発電機の出
力電力を内部の電子回路に供給するために蓄積するバッ
テリーとを備えたコードレスエルゴメータの負荷制御装
置において、前記発電機の出力側に流れる運動負荷制御
電流を制御するための定電流制御部と、前記バッテリー
の充電電流を制御する充電制御部とを前記発電機に並列
接続し、前記定電流制御部と充電制御部の共通接続点と
発電機を結ぶ電路に流れ、且つ運動負荷設定量に応じて
流れる運動負荷制御電流の大きさに基づいて、前記定電
流制御部および充電制御部を制御する負荷制御部を設け
たことを特徴とし、また前記負荷制御部は、前記発電機
の動作時に、前記運動負荷制御電流が所定電流以下のと
きは前記充電制御部のみを駆動させ、前記運動負荷制御
電流が所定電流を超えたら定電流制御部および充電制御
部を駆動させることを特徴としている。
【0015】(2)上記手段において、運動負荷設定量
が小さく(例えば最小値20W)、運動負荷制御電流が
所定電流以下であるときは充電制御部のみが駆動され
る。このため定電流制御部に流れる電流は零となり、運
動負荷制御電流は充電制御部で制御される電流のみとな
る。
【0016】また運動負荷設定量が高く(例えば30W
以上)、運動負荷制御電流が所定電流を超えた場合は、
定電流制御部および充電制御部が駆動される。このため
運動負荷制御電流は、充電制御部で制御されていた前記
電流に、定電流制御部で制御される主回路の定電流が加
わった電流となり、大きな運動負荷を制御することがで
きる。
【0017】このように運動負荷設定量が小さい場合に
充電制御部のみを駆動制御することができるため、エル
ゴメータの実質最小出力負荷をエルゴメータの機械損失
のみにとどめることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら本発明の
一実施形態例を説明する。図1は本発明の一実施形態例
の原理図である。図1において、20は運動負荷を発生
するブレーキ素子として用いられる発電機であり、3相
交流発電機から成る。この発電機20は、本発明を例え
ば図3の筋力鍛練用自転車に適用した場合は発電機10
に相当する。
【0019】発電機20の出力側には、例えばダイオー
ドを3相ブリッジ接続して成る整流器21と平滑コンデ
ンサ22が並列に接続されている。整流器21の正、負
出力母線P、N間には、定電流制御部Aおよび充電制御
部Bを並列接続したものと、電流検出用の抵抗Reとが
直列に接続されている。Cは前記抵抗Reで検出され
た、発電機20の出力側に流れる(整流器21の正、負
出力母線P、N間に流れる)運動負荷制御電流IPに基
づいて前記定電流制御部Aおよび充電制御部Bを制御す
る負荷制御部である。
【0020】前記定電流制御部Aは、前記運動負荷制御
電流IPを制御するための定電流ILを制御するものであ
り、例えば後述するスイッチングレギュレータ又はチョ
ッパ用のトランジスタや、該トランジスタを制御する演
算増幅器で構成される。前記充電制御部Bは、該制御部
Bに接続されたバッテリーBATに充電する発電機20
の出力電流(整流器21の出力電流)を制御するもので
ある。
【0021】なおこのバッテリーBATに蓄積された電
力は図示しないエルゴメータの内部電子回路や、前記定
電流制御部A、充電制御部B、負荷制御部Cを構成する
各回路の電源として供給される。したがって本実施形態
例では、使用者がペダルを漕いで発電機20を回したと
きの発電電力をバッテリーBATに充電しながら、エル
ゴメータの内部電子回路および定電流制御部A、充電制
御部B、負荷制御部CにバッテリーBATの電力を供給
するので、商用電力を使用することなく、エルゴメータ
のコードレスを実現している。
【0022】前記負荷制御部Cは図示しないマイクロコ
ンピュータに接続されており、運動負荷設定値に応じた
制御指令を出すとともに、運動負荷制御電流IPが所定
電流以下のときは充電制御部Bのみを駆動させ、運動負
荷制御電流IPが所定電流を超えたら定電流制御部Aお
よび充電制御部Bを駆動させる。
【0023】ここで運動負荷制御電流IPは運動負荷が
大きいと大きくなる比例関係にある。そして定電流制御
部Aに流れる定電流をIL、バッテリー電流(バッテリ
ーBATの充電電流とバッテリーBATから図示しない
内部電子回路を通して流れた電流の和)をIBとする
と、設定運動負荷が所定値以上(例えば30W以上)の
場合は負荷制御部Cが定電流制御部Aおよび充電制御部
Bを駆動制御するため、IB≦IL、IP=IB+ILなる
関係となる。
【0024】また設定運動負荷がきわめて小さい時、運
動負荷制御電流IPは零又はこれに近い位の電流量とな
るため、定電流ILは零になるよう定電流制御部Aを介
して制御される。そして、運動負荷制御電流IP=0又
はその近傍の時は、定電流IL=0となり、IP=IB
なるように負荷制御部Cが制御する。これは設定運動負
荷がきわめて小さい時に運動負荷制御電流IPは運動負
荷を制御する主回路の定電流制御部Aよりの定電流IL
は不要となり、バッテリーの充電電流IBを負荷制御部
Cで制御することにより実現するものである。
【0025】次に本発明のより具体的な実施形態例を図
2とともに説明する。図2において、図1と同一部分は
同一符号をもって示している。整流器21の正、負出力
母線P,N間には、放熱器として作用するエネルギー消
費用の抵抗RL、図1の定電流制御部Aのスイッチング
レギュレータ(又はチョッパ)を構成するトランジスタ
1および電流検出用の抵抗Re1が順次直列に接続され
ている。
【0026】前記整流器21の負側出力母線Nには、運
動負荷を設定する電圧発生器Vref1の負極端が接続され
ている。この電圧発生器Vref1の正極端と負側出力母線
Nとの間には、直列接続された分圧抵抗R1,R2と直列
接続された分圧抵抗R3,R4とが並列に接続されてい
る。
【0027】前記分圧抵抗R3およびR4の共通接続点
は、図1の負荷制御部Cを構成する演算増幅器IC1
非反転入力端に接続されている。前記分圧抵抗R1およ
びR2の共通接続点は図1の定電流制御部Aを構成する
演算増幅器IC2の非反転入力端に接続されている。
【0028】前記演算増幅器IC1、IC2の反転入力端
は、前記トランジスタQ1および抵抗Re1の共通接続点
1に接続され、演算増幅器IC2の出力端はトランジス
タQ1のベースに接続されている。
【0029】前記整流器21の正側出力母線Pと前記共
通接続点P1の間には、図1の充電制御部Bのスイッチ
ングレギュレータ(又はチョッパ)を構成するトランジ
スタQ2、分圧抵抗R5,R6および電流検出用の抵抗R
e2が直列に接続されている。前記分圧抵抗R5,R6の直
列体にはバッテリーBATが並列に接続されている。前
記分圧抵抗R6と抵抗Re2の共通接続点は接地されてい
る。
【0030】前記分圧抵抗R5およびR6の共通接続点は
図1の充電制御部Bを構成する演算増幅器IC3の反転
入力端に接続され、該演算増幅器IC3の非反転入力端
と接地間には定電圧設定用の電圧発生器Vref2が接続さ
れている。
【0031】また演算増幅器IC3の非反転入力端と前
記共通接続点P1の間には分圧抵抗R 7,R8が直列に接
続されている。この分圧抵抗R7,R8の共通接続点は図
1の充電制御部Bを構成する演算増幅器IC4の非反転
入力端に接続され、該演算増幅器IC4の反転入力端は
接地されている。
【0032】前記演算増幅器IC1、IC3、IC4の各
出力端は、図示極性のダイオードD1、D3、D4および
制御母線CLを介して前記トランジスタQ2のベースに接
続されている。また前記制御母線CLと前記共通接続点
1の間には抵抗R9が接続されている。
【0033】前記電圧発生器Vref1は通常、マイクロコ
ンピュータ(図示省略)からの電圧指令値をD/A変換
した電圧を発生する。
【0034】前記演算増幅器IC2は、前記電圧発生器
ref1の電圧を抵抗R1,R2で分圧した、抵抗R2の端
子電圧と、運動負荷制御電流IPが流れることにより生
じる抵抗Re1の両端電圧との差分によって動作し、トラ
ンジスタQ1を制御して定電流となるようにしている。
【0035】前記演算増幅器IC1は、前記電圧発生器
ref1の電圧を抵抗R3,R4で分圧した、抵抗R4の端
子電圧と、運動負荷制御電流IPが流れることにより生
じる抵抗Re1の両端電圧との差分によって動作し、トラ
ンジスタQ2を制御する。
【0036】前記分圧抵抗R1〜R4の抵抗値は、演算増
幅器IC1の非反転入力端に加わる電圧が、演算増幅器
IC2の非反転入力端に加わる電圧より大きくなるよう
に設定されている。このため設定運動負荷がきわめて小
さく設定された(電圧発生器Vref1の電圧が小さい)場
合は、演算増幅器IC1がIC2よりも優先して動作する
ものである。
【0037】前記演算増幅器IC3は、バッテリーBA
Tの両端電圧を抵抗R5,R6で分圧した電圧と、定電圧
設定用の電圧発生器Vref2の設定電圧との差分によって
動作し、トランジスタQ2を制御してバッテリーBAT
の定電圧充電を制御している。
【0038】前記演算増幅器IC4は、定電圧設定用の
電圧発生器Vref2の設定電圧を抵抗R7,R8で分圧した
電圧と、バッテリー電流IBが流れることにより生じる
抵抗Re2の両端電圧との差分によって動作し、バッテリ
ーBATの最大充電電流を決定するように電流リミッタ
ーとして作用する。
【0039】尚前記演算増幅器IC1〜IC4およびエル
ゴメータを制御する他の電子回路(図示省略)は、各々
バッテリーBATの充電電力を制御電源として駆動する
ように構成されている。
【0040】上記のように構成された装置において、ま
ず、設定運動負荷がきわめて小さい場合に、運動者がペ
ダル(図示省略)を漕いで発電機20を回転させると、
分圧抵抗R1〜R4の設定値の関係から、演算増幅器IC
1がIC2よりも優先して動作する。このため定電源IL
は流れず、トランジスタQ2が制御されるためバッテリ
ー電流IBのみが運動負荷電流IPとして流れる。
【0041】次に設定運動負荷が大きくなって(約30
W以上)バッテリー電流IBだけでは運動負荷電流IP
まかないきれなくなると、演算増幅器IC2も動作し、
トランジスタQ1が制御されて定電流ILが流れはじめ
る。これにより運動負荷電流IPはIP=IB+ILとな
る。そして一般的な体力の運動者であればIL≧IBとな
っている(30W以上の運動をしている)。
【0042】このような運動実施中に発電機20により
発電されるエネルギーは抵抗RLによって消費される。
また前記運動実施中は、演算増幅器IC3、ダイオード
3、トランジスタQ2および抵抗R5で形成されるフィ
ードバック回路により、フィードバック制御が行われ、
バッテリーBATの定電圧充電が実現される。
【0043】このとき、バッテリー電流IBが最大充電
電流に到達するまでの期間は演算増幅器IC3の出力に
よりトランジスタQ2が制御されている。そしてバッテ
リー電流IBが増大し、抵抗Re2の端子電圧(演算増幅
器IC4の反転入力端子電圧)が、定電圧設定用の電圧
発生器Vref2の電圧を抵抗R7,R8で分圧した電圧(演
算増幅器IC4の非反転入力端子電圧)よりも大きくな
ると、演算増幅器IC4の出力は正から負に切り替わ
り、トランジスタQ2の制御は演算増幅器IC4によって
制限される。
【0044】尚前記スイッチングレギュレータ(又はチ
ョッパ)を構成するトランジスタQ1、Q2の代わりにF
ET(電界効果トランジスタ)を用いても同様の作用と
なる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、定電流制
御部、充電制御部、負荷制御部を設け、発電機の動作時
に、運動負荷制御電流が所定電流以下のときは前記充電
制御部のみを駆動させ、前記運動負荷制御電流が所定電
流を超えたら定電流制御部および充電制御部を駆動させ
るようにしたので、運動負荷設定量が小さい場合に充電
制御部のみを駆動制御することができるため、エルゴメ
ータの実質最小出力負荷をエルゴメータの機械損失のみ
にとどめることができる。
【0046】このためエネルギーの最小設定負荷値を現
行の値よりも大幅に下げることができる。これによって
高齢者や成人病患者等の弱小体力者が、微小負荷に設定
する場合にも充分に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例の原理図。
【図2】本発明の一実施形態例の具体的な回路図。
【図3】発電機を用いたエルゴメータの一例を示す側面
図。
【符号の説明】
6…パネル 10,20…発電機 11…クランクペダル 13,BAT…バッテリー 21…整流器 22…平滑コンデンサ A…定電流制御部 B…充電制御部 C…負荷制御部 IC1〜IC4…演算増幅器 R1〜R9、Re、Re1、Re2、RL…抵抗 Vref1、Vref2…電圧発生器 Q1、Q2…トランジスタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者に与える運動負荷を発生する発電
    機と、この発電機の出力電力を内部の電子回路に供給す
    るために蓄積するバッテリーとを備えたコードレスエル
    ゴメータの負荷制御装置において、 前記発電機の出力側に流れる運動負荷制御電流を制御す
    るための定電流制御部と、前記バッテリーの充電電流を
    制御する充電制御部とを前記発電機に並列接続し、 前記定電流制御部と充電制御部の共通接続点と発電機を
    結ぶ電路に流れ、且つ運動負荷設定量に応じて流れる運
    動負荷制御電流の大きさに基づいて、前記定電流制御部
    および充電制御部を制御する負荷制御部を設けたことを
    特徴とするコードレスエルゴメータの負荷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記負荷制御部は、前記発電機の動作時
    に、前記運動負荷制御電流が所定電流以下のときは前記
    充電制御部のみを駆動させ、前記運動負荷制御電流が所
    定電流を超えたら定電流制御部および充電制御部を駆動
    させることを特徴とする請求項1に記載のコードレスエ
    ルゴメータの負荷制御装置。
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