JP2954468B2 - 多重中継装置及び多重中継装置用制御信号監視装置及び多重中継装置用多重化フォーマット変換装置 - Google Patents

多重中継装置及び多重中継装置用制御信号監視装置及び多重中継装置用多重化フォーマット変換装置

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JP2954468B2
JP2954468B2 JP28502393A JP28502393A JP2954468B2 JP 2954468 B2 JP2954468 B2 JP 2954468B2 JP 28502393 A JP28502393 A JP 28502393A JP 28502393 A JP28502393 A JP 28502393A JP 2954468 B2 JP2954468 B2 JP 2954468B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の端末相互間で多
重通信を行うための多重中継装置に関し、特に、高速デ
ィジタル回線の利用効率を向上させる多重中継装置を提
供するものである。
【0002】
【従来の技術】1970年代中頃には、多重中継装置を
介し複数の端末相互間で多重通信を行うためのネットワ
ークアーキテクチャが、各メーカ内で独自に開発され、
各自独立した通信ネットワーク内での通信が行われてい
た。
【0003】その後、通信ネットワーク相互間を接続可
能にするためネットワークアーキテクチャを国際的に標
準化しようとする要請が高まり、ISO(Internationa
l Organization for Standardization:国際標準化機
構)が1977年に設けられ、OSI(Open Systems I
nterconnection:開放型システム間相互接続)の制定に
着手した。一方、CCITT(International Telegrap
h and Telephone Consultative Committee:国際電信電
話諮問委員会)は公衆データ通信網の機能高度化の立場
からOSIに準拠したプロトコルの制定に取り組んでお
り、各社とも自社アーキテクチャにOSIを積極的に取
り入れた。
【0004】また、国内では、前記CCITTの勧告と
の整合を図りながら、TTC(Telecommunication Tech
nology Committee:電信電話技術委員会)において、I
SDN(Integrated Services Digital Network :サー
ビス総合ディジタル網)、共通線信号方式、TDM(Ti
me Division Multiplexer :時分割多重化装置)などの
標準化が進められた。
【0005】この結果、近年、国際的に標準化されたネ
ットワークアーキテクチャによる通信ネットワーク相互
間を接続することが可能となった。さらに、1985年
4月の電気通信の自由化に伴って公衆通信網を提供する
複数の通信自業者が登場し、複数通信ネットワーク間の
端末相互間による多重通信が広く行われるようになっ
た。
【0006】前記標準化されたネットワークアーキテク
チャよる通信ネットワークの一例を図6に示す。図6の
多重中継装置51aと多重中継装置51bとは、前記C
CITT等の勧告により標準化された回線インタフェー
ス52aと52bとを介し高速ディジタル回線53によ
り接続される。この回線インタフェース52a、52b
は内部バス56a、56bを介し端末インタフェース5
4a及び54b、54c及び54dが接続される。この
端末インタフェース54に接続される端末は、前記CC
ITTによるV24、X21、V35等で規定されてお
り、端末インタフェース54aに端末回線57a〜57
cを介し自端末55a〜55cを接続し、端末インタフ
ェース54cに端末回線58a〜58cを介し相手端末
59a〜59cを接続し、この複数の自端末55a〜5
5cと相手端末59a〜59cとの相互間で多重通信が
可能である。
【0007】前記多重中継装置51aは高速ディジタル
回線53を介して相手端末59と自端末55との相互間
で通信信号及び制御信号の多重通信を行う。前記多重中
継装置51aの内部を図7に示し、前記多重通信の際の
前記端末回線57、58の制御線及び制御信号における
制御の説明を行う。
【0008】図7において前記多重中継装置51aは、
入力端子に端末回線57を介し複数の自端末55が接続
され、出力端子に高速ディジタル回線53を介し前記複
数の自端末55と多重通信を行う複数の相手端末59が
接続される送信装置61と、入力端子に前記高速ディジ
タル回線53を介し前記複数の相手端末59が接続さ
れ、出力端子に前記端末回線57を介し前記複数の自端
末55が接続される受信装置62と、前記送信装置61
及び前記受信装置62を制御する制御装置63とを含
む。
【0009】前記送信装置61は、抜取制御信号格納R
AM71と抜取回路72とを備え、内部バス56を介
し、自端末55から送出されるシリアルの通信信号より
制御信号を抽出し、制御信号より発呼信号の検出し、前
記発呼信号を送信した自端末55の端末番号及びこの自
端末55と通信を開始する相手端末の識別等の処理を行
う。この処理後、前記抜取制御信号格納RAM71に格
納されたデータを介し前記抜取回路72により抜取信号
を抜取り、この抜取られた制御信号を高速ディジタル回
線53aに送出する。
【0010】前記受信装置62は挿入制御信号格納RA
M73と挿入回路74とを備え、高速ディジタル回線5
3bから送出されるシリアルの通信信号より制御信号を
抽出し、制御信号より発呼信号等の端末相互間の通信に
必要な制御信号(以下、発呼信号等と呼ぶ)を検出し、
前記発呼信号等を送信した相手端末の識別及びこの相手
端末と通信を開始する自端末の識別等の処理を行う。こ
の処理後、前記挿入制御信号格納RAM73に格納され
たデータを介し前記挿入回路74により制御信号に挿入
し、この挿入された制御信号を内部バス56を介し前記
相手端末と通信を開始する自端末に送出する。
【0011】前記制御装置63は前記発呼信号等を送出
している自端末55又は相手端末59を識別し、この発
呼信号等を送出した端末と通信を開始する端末を監視す
る端末制御信号監視装置75と、この発呼信号等により
通信を開始する各相手端末59毎の抜取制御信号、挿入
制御信号及び制御線制御信号等の制御信号を格納する制
御信号格納回路76とを備える。
【0012】前記端末制御信号監視装置75により内部
バス56を介し発呼信号等を検出の際は、通信開始予定
の相手端末59の抜取制御信号を制御信号格納回路76
より読み出し、前記抜取制御信号格納RAM71に送信
する。この抜取制御信号により、前記抜取回路72にお
いて高速ディジタル回線53aに送出する必要の無い制
御信号を抜取り、また回線終端装置64で回線の終端状
態の制御を行う。
【0013】または、前記発呼状態監視装置75により
高速ディジタル回線53bを介し発呼信号等を検出の
際、通信開始予定の相手端末の挿入制御信号を制御信号
格納回路76より読み出し前記挿入制御信号格納RAM
73に送出する。この抜取制御信号により、前記挿入回
路74において内部バス56に送出する必要の有る制御
信号を挿入し、また回線終端装置64で回線の終端状態
の制御を行う。
【0014】以上のように通信を開始する端末を常に監
視し、その端末毎に制御信号及の制御を行う。また、通
信を終了した場合は、前記発呼状態監視装置75の通信
を終了した端末に対応する発呼信号等を通信終了状態と
する。これによって、回線の終端状態は、回線終端装置
64によって通信終了状態とされる。
【0015】次に図8にCITT等の勧告のインタフェ
ース規定により接続された通信システムの具体例を示
し、図7の説明中に用いられた抜取制御信号、挿入制御
信号、高速ディジタル回線53に送出する必要の無い制
御信号、内部バス56に送出する必要の有る制御信号、
制御線の接続状態等の説明を行う。
【0016】図8はTDM81a、81b相互間を高速
ディジタル回線53により接続し、前記TDM81a、
81bに端末回線57、58内の制御線82a、82b
を接続する通信システムである。前記TDM81相互間
及び前記TDM81と制御線82との相互間はCITT
等の勧告によるインタフェース規定の規格に従い接続さ
れており、前記制御線82の具体的な制御線の一部を示
す。ただし、ここで制御線82の各制御線の名称と各制
御線から送出する制御信号は同一記号を付している。
【0017】図8の通信システムにおいて制御線82に
接続される端末は、ER(Equipment Data Terminal Re
ady :端末装置レディ)信号により端末のデータ受信状
態をDR(Data Set Reday:データセットレディ) 信号
により確認する必要が無く、かつ、データ送信前にRS
(Request to Send:送信要求) 信号を送信し、CS(Cle
ar to Send:送信可) 信号により送信開始状態を確認す
る必要も無い規格で通信を行うものとする。このため前
記TDM81において、制御線ER、DR及び制御線R
S、CSを短絡させ、かつTDM81a、81bのRS
制御線とCD(Carrier Detector :キャリア検出)制御
線とを一対一に接続する。
【0018】この図8の通信システムの規格において
は、ER、RS信号は前記高速ディジタル回線53aに
送信する必要の無い制御信号であり、抜取回路72で抜
取られる制御信号である。また、このER、RS信号は
前記内部バス56に送出する必要の有る制御信号であ
り、挿入回路74において前記ER、RS信号が受信さ
れなくても、前記ER、RS信号に対応するDR、CS
信号の挿入処理が行われる。また、前記回線終端装置6
4においては、各端末回線57、58を介し制御線ER
とDR、及び制御線RSとCSが短絡され、かつ高速デ
ィジタル回線53を介し制御線RSとCDとが接続され
回線の終端接続が行なわれる。
【0019】以上のように図6〜8に示す多重化端末装
置において、多重化端末装置を接続する高速ディジタル
回線に送出する制御信号を可能な限り少なくすることに
より、通信帯域の制御信号の占有帯域を減少させ、かつ
通信データの占有率を向上させて高速ディジタル回線の
利用効率を向上させている。また、前記高速ディジタル
回線上の制御線として使用する回線の本数を減少(図8
の例では、ER、DR、CS信号線を減少させる)させ
ることが可能であり、この減少させた制御線として使用
する回線を通信用回線として利用し、高速ディジタル回
線の利用効率を向上させられる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、高速デ
ィジタル回線で接続された多重中継装置の各々に接続さ
れた端末相互間で多重通信を行う場合、高速ディジタル
回線に送出する制御信号を減少させることにより通信デ
ータ送信用の占有帯域を減少させ、帯域の有効利用が図
られていた。また、制御信号を送信するのに使用される
回線を減少させ、なるべく多くの回線を他の通信の回線
として使用することにより、高速ディジタル回線の利用
効率を向上させることは、近年の利用端末の増加、及び
通信情報量の急激な増加に対応するために非常に重要な
技術である。
【0021】しかし、従来の多重中継装置においては、
複数端末の発呼検出等は各端末毎に順次行うため、通信
開始までの処理時間が長時間となる。このため通信デー
タを高速ディジタル回線上に伝送するまでの準備時間又
は、高速ディジタル回線上から通信データを受信後、制
御信号を処理するまでの準備時間が長時間となり、前記
高速ディジタル回線により通信を開始するまでの準備時
間が長時間となるため前記高速ディジタル回線の利用効
率の向上が困難であった。
【0022】また、この多重中継装置を介し複数の端末
相互間で多重通信を行う通信ネットワークは、CCIT
T等の勧告によるインタフェース規定(配線構成、フレ
ーム構成、伝送路符号、Dチャンネルアクセス制御、フ
レーム同期、電気特性及び給電条件等)に基づいて、標
準化がなされるのが一般的である。前記通信ネットワー
クの設計時は、前記インタフェース規定の各項目毎に規
定された規格を各通信ネットワークの仕様に合わせて選
択するため、通信ネットワーク毎にインタフェース規定
の各規格が異なるのが普通である。
【0023】このため、前記通信ネットワーク同士を接
続するには、通信ネットワークのインタフェースの規格
の共通化を行う必要がある。この規格の共通化は、お互
いの通信ネットワーク内の通信に障害を生じないよう
に、お互いの通信ネットワークのインタフェース規定の
各項目において、お互いの通信ネットワークの規格が重
なるように接続する必要がある。このため通信ネットワ
ーク同士を接続するインタフェース規定の各項目におい
て、各通信ネットワークのインタフェースの特性をハー
ドウエア的にオーバスペックぎみとする必要があり、装
置が高価なもになりやすい。また、ソフトウエアにおい
ても通信ネットワーク相互間を接続するため、新たに標
準化を行う必要があり、膨大なソフトウエアを必要と
し、ソフトウエアの作成に要する人件費が膨大となる。
【0024】また、前記ソフトウエアが膨大なため、ソ
フトウエアの処理速度が遅くなり、通信データを高速デ
ィジタル回線上に伝送するまでの準備時間又は、高速デ
ィジタル回線上から受信後、制御信号を処理するまでの
準備時間が長時間となり、前記高速ディジタル回線によ
り通信を開始するまでの準備時間が長時間となるため前
記高速ディジタル回線の利用効率の向上は十分行われて
いない。
【0025】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、簡易なハードウエア及びソフトウ
エアにより高速ディジタル回線の利用効率を向上させる
多重中継装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】第一の本発明は、複数の
端末からの出力信号を多重化して中継する多重中継装置
において用いられる制御信号監視装置であって、複数ビ
ットを単位として読書きを行う記憶手段と、前記複数の
端末が出力した制御信号のうち、同一種類の制御信号を
前記記憶手段の同一のアドレスに書込む書込手段と、前
記記憶手段より、前記書込まれた同一種類の制御信号を
一度に読出すことによって、前記複数の同一種類の制御
信号を一度に監視する制御信号監視回路とを有する多重
中継装置用制御信号監視装置である。
【0027】第二の本発明は、多重化フォーマットの等
しい第一の複数の端末と、前記第一の複数の端末とは多
重化フォーマットの異なる第二の複数の端末との端末相
互間の通信信号を多重化して中継する多重中継装置にお
いて用いられる多重化フォーマット変換装置であって、
前記第一の複数の端末からの送信データの伝送と同一の
順番で前記送信データを格納し、前記第二の複数の端末
の多重化フォーマットの伝送順番で読み出す送信メモリ
と、前記第二の複数の端末からの受信データの伝送と同
一の順番で前記受信データを格納し、前記第一の複数の
端末の多重化フォーマットの伝送順番で読み出す受信メ
モリとを有する多重中継装置用多重化フォーマット変換
装置である。
【0028】第三の本発明は、第一及び第二の複数端末
相互間で多重化して中継する多重中継装置において、複
数ビットを単位として読書きを行う記憶手段と、前記第
一又は第二の複数の端末が出力した制御信号のうち、同
一種類の制御信号を前記記憶手段の同一のアドレスに書
込む書込手段と、前記記憶手段より、前記書込まれた同
一種類の制御信号を一度に読出すことによって、前記複
数の同一種類の制御信号を一度に監視する制御信号監視
回路と、前記第一の複数の端末からの送信データの伝送
と同一の順番で前記送信データを格納し、前記第二の複
数の端末の多重化フォーマットの伝送順番で読み出す送
信メモリと、前記第二の複数の端末からの受信データの
伝送と同一の順番で前記受信データを格納し、前記第一
の複数の端末の多重化フォーマットの伝送順番で読み出
す受信メモリとを有する多重中継装置である。
【0029】更に、第四の本発明は、上記第二の本発明
の多重中継装置用多重化フォーマット変換装置におい
て、前記送信メモリ及び前記受信メモリは、ダブルバッ
ファメモリを備えることを特徴とする多重中継装置用多
重化フォーマット変換装置である。
【0030】そして、第五の本発明は、上記第三の本発
明の多重中継装置において、前記送信メモリ及び前記受
信メモリは、ダブルバッファメモリを備えることを特徴
とする多重中継装置である。
【0031】
【作用】本発明において、簡易なハードウエア及びソフ
トウエアにより制御信号監視回路により複数の端末の制
御信号を同時に監視可能である。
【0032】そして、多重化フォーマットの異なる端末
相互間において多重化フォーマットを適合するように変
換可能である。
【0033】更に、第四及び第五の本発明においては、
送信メモリおよび受信メモリとしてダブルバッファメモ
リを使用したので、読み出しと書き込みとを同時に行う
ことが可能である。
【0034】
【実施例】実施例1.以下、図を用いて本発明の実施例
を説明する。図1は本発明に係る多重中継装置のブロッ
ク図である。図1の多重中継装置は、入力端子に端末回
線57を介し複数の自端末55が接続され、出力端子に
高速ディジタル回線53を介し前記複数の自端末55と
多重通信を行う複数の相手端末59が接続される送信装
置21と、入力端子に前記高速ディジタル回線53を介
し前記複数の相手端末59が接続され、出力端子に前記
端末回線57を介し前記複数の自端末55が接続される
受信装置22と、前記送信装置21及び前記受信装置2
2を制御する制御装置23と、前記送信装置21及び受
信装置22を制御する制御装置23とを有する。前記送
信装置21は、各自端末55毎に送出されるシリアルの
送信制御信号をシリアル/パラレル変換する送信シリア
ル/パラレル回路11と、前記送信シリアル/パラレル
回路11により得られた送信パラレル制御信号を制御種
類毎に、それぞれ対応するアドレスを生成する送信アド
レス生成回路と、前記送信アドレス生成回路の各アドレ
ス内のデータの各ビットを前記各自端末毎に対応させる
送信ビット列変換回路13と、前記送信ビット列変換回
路13により変換された制御信号を格納する送信制御信
号格納RAM14と、高速ディジタル回線53aに送出
する必要の無い制御信号を抜取るための抜取指示信号を
格納する抜取制御信号格納RAM71と、前記制御信号
から前記送出する必要の無い制御信号を抜取る抜取回路
72とを備える。
【0035】前記受信装置22は、前記高速ディジタル
回線より受信する時分割多重化されたシリアルの受信制
御信号をシリアル/パラレル変換する受信シリアル/パ
ラレル回路15と、前記受信シリアル/パラレル回路1
5により得られた受信パラレル制御信号を制御種類毎
に、それぞれ対応するアドレスを生成する受信アドレス
生成回路と、前記受信アドレス生成回路の各アドレス内
のデータの各ビットを前記各自端末毎に対応させる受信
ビット列変換回路16と、前記受信ビット列変換回路1
6により変換された制御信号を格納する受信制御信号格
納RAM17と、内部バス10に送出する必要がある制
御信号を挿入するための挿入指示信号を格納する挿入制
御信号格納RAM73と、前記制御信号に前記送出する
必要の有る制御信号を挿入する挿入回路74とを備え
る。
【0036】前記制御装置23は、前記送信制御信号格
納RAM14及び受信制御信号格納RAM17を監視す
ることにより、複数台の自端末55及び相手端末59の
発呼信号等を同時に並列的に監視する並列端末信号監視
装置18と、前記抜取回路72及び挿入回路74に送出
する指示信号を格納する制御信号格納回路76とを備え
る。
【0037】ここで、前記送信アドレス生成回路及び受
信アドレス生成回路は、タイムスロットアドレス格納R
AM12により、各端末から送出されるタイムスロット
毎のデータより各端末を識別し、その端末の制御信号の
種類を前記送信アドレス及び受信アドレスに対応させる
ことにより実現している。尚、送信アドレス生成回路及
び受信アドレス生成回路とは、図1には省略されており
図示されていない。
【0038】また、図1は前記送信パラレル信号及び受
信パラレル信号を1ワード(8ビット)単位で処理する
例を示し、前記内部バス10は8本並列のデータバスが
設けられている。また、前記抜取回路72及び挿入回路
74内部でパラレル信号を同時処理する構成とすること
も可能であるが、図1においては、前記抜取回路72及
び挿入回路74は従来例と同様とし、抜取回路72及び
挿入回路74の入力側にパラレル/シリアル回路19
a、19bを設けパラレル制御信号をシリアル信号に変
換している。また、端末インタフェースカード54内は
8ビット並列処理を行っているため、挿入回路74の出
力信号をパラレル信号とするためのシリアル/パラレル
回路20を設けている。また、自端末55にシリアル信
号を送出するため、前記自端末55の入力側にパラレル
/シリアル回路19cを設けている。
【0039】次に動作について説明を行う。前記送信装
置21は、自端末55から送出されるシリアルの通信信
号から制御信号を抽出し、タイムスロットアドレス格納
RAM12により前記制御信号の制御種類毎に各アドレ
スを生成し、かつ前記制御信号を送信シリアル/パラレ
ル回路11に入力し、パラレル制御信号とし、このパラ
レル制御信号を送信ビット列変換回路13により前記制
御種類毎のアドレス内の各ビットを前記自端末55毎に
対応させ、送信制御信号格納RAM14に格納する。
【0040】前記受信装置22は、高速ディジタル回線
53bから送出されるシリアルの通信信号より制御信号
を抽出し、タイムスロットアドレス格納RAM12によ
り前記制御信号を制御種類毎に各アドレスを生成し、か
つ前記制御信号を受信シリアル/パラレル回路15によ
りパラレル制御信号とし、このパラレル制御信号を受信
ビット列変換回路16により前記制御種類毎のアドレス
内の各ビットを前記自端末55毎に対応させ、受信制御
信号格納RAM17に格納する。
【0041】前記制御装置23は、前記送信制御信号格
納RAM14及び受信制御信号格納RAM17のデータ
の変化を監視することにより、8台の自端末55及び相
手端末59の発呼信号等を同時に検出する。
【0042】前記複数端末の発呼信号等を同時に検出
後、通信を開始する端末を常に監視し、その端末毎に制
御信号の抜取り、挿入等の制御及び回線終端の制御を行
う。また、通信を終了した場合は、前記並列端末信号監
視装置18の通信を終了した端末に対応する発呼信号等
を終話状態とし、回線の終端状態は回線終端装置64に
よって終了状態とされる。
【0043】本発明において特徴的な送信制御信号格納
RAM14は、内部バス10上のパラレル制御信号を送
信ビット列変換回路13と送信制御信号格納RAM14
とにより変換されたデータが格納される。この内部バス
10上のパラレルデータ及び送信制御信号格納RAM1
4内のデータの一例を図2に示す。図2において多重中
継装置に接続された自端末55の端末番号をA1〜A8
とし、自端末55から送出されるデータの一例としてデ
マンド制御信号[C/I、RS/CD、ER/DR]及
び通信データ[U0 〜U7 ]を示す。
【0044】図2(a)は内部バス10上のタイムスロ
ット毎の各ビットの制御信号であり、タイムスロットは
TS0から始まり、前記各ビットにBIT0〜BIT7
の番号を付すものとする。
【0045】また、図2(b)に送信制御信号格納RA
M14内の各アドレス毎の制御信号を示す。この図2
(b)の送信制御信号格納RAM14の各アドレス内の
BIT0〜BIT7を、各々前記端末番号A1〜A8に
対応させ、前記各自端末55のデマンド制御信号をアド
レス0に格納するように構成する。また、アドレス1は
データを省略しているが、A1〜A8の端末以外のデマ
ンド制御信号、又は、他の制御信号等を格納するものと
する。また、アドレス2は、各自端末55の通信データ
U0 が格納されているものとする。
【0046】次に図2(a)の内部バス10のパラレル
制御信号から図2(b)の送信制御信号格納RAM14
内のデータに変換する動作の説明を行う。前記端末番号
A1〜A8の各端末からのデマンド制御信号とタイムス
ロット番号とをタイムスロットアドレス格納RAMによ
り対応付ける。また、デマンド制御信号のBIT番号
は、多重中継装置と前記端末との接続状態により固定さ
れる。このため、スロット番号により端末番号とBIT
番号が明らかであるため、送信ビット列変換回路によ
り、端末から制御信号が送出される毎に、送信制御信号
格納RAM14のアドレス0の端末番号に対応するBI
T番号に制御信号が格納可能である。この送信制御信号
格納RAM14のアドレス0の必要なビットのみのデー
タの書き換えはリード/モデファイ/ライト処理により
行う。デマンド制御信号以外の信号も全く同様のことが
実行可能である。
【0047】前記送信制御信号格納RAM14と同様
に、本発明において特徴的な構成である受信制御信号格
納RAM17には、高速ディジタル回線53a上の制御
信号を受信ビット列変換回路16と受信制御信号格納R
AM17とにより変換されたデータが格納される。この
高速ディジタル回線53a上のパラレルデータと受信制
御信号格納RAM17のデータとの関係は、前記図2に
示した内部バス10上のパラレルデータ及び送信制御信
号格納RAM14内のデータの一例と同様のデ−タ配列
となる。
【0048】以上のように送信制御信号格納RAM1
4、又は受信制御信号格納RAM17のアドレス0を監
視することにより、自端末55又は相手端末59の8台
の端末のデマンド制御信号を同時に監視可能であり、他
の制御信号及び通信データも8台の端末を同時に監視及
び制御をすることが可能である。このため、自端末から
高速ディジタル回線に送出するまでの時間を短時間と
し、かつ、相手端末から高速ディジタル回線を介して受
信した制御信号の処理を迅速に行うため、通信開始まで
の時間を短時間とし、高速ディジタル回線の利用効率を
向上させることが可能である。
【0049】ここで、送信制御信号格納RAM14、及
び受信制御信号格納RAM17が本発明における記憶手
段であり、タイムスロットアドレス格納RAM12によ
り前記記憶手段のアドレスを設定し、かつ、送信ビット
列変換回路13、及び受信ビット列変換回路16により
前記アドレス内のビット番号と端末番号とを対応させて
前記記憶手段に書込む書込手段であり、並列端末信号監
視装置18が制御信号監視回路である。
【0050】実施例2.以下、図を用いて本発明の実施
例を説明する。図3は本発明に係る多重中継装置のブロ
ック図であり、従来の多重中継装置の図7に付加する部
分の構成を示す。
【0051】図3の多重中継装置に接続される自端末と
相手端末とは通信ネットワークが異なり、前記自端末は
自ネットワークに属し、前記相手端末は他ネットワーク
に属し、前記自ネットワークと他ネットワークとのイン
タフェース規定は多重化フォーマットが異なるものとす
る。本実施例に係る多重中継装置においては、この多重
化フォーマットが異なる自ネットワークと他ネットワー
クとのインタフェース部の通信時の接続を迅速とし、通
信ネットワーク相互間のインタフェースにおいて高速デ
ィジタル回線の利用効率を低下させず接続を可能とする
ものである。
【0052】図3は入力端子に端末回線57を介し複数
の自端末55が接続され、出力端子に高速ディジタル回
線53を介し前記複数の自端末55と多重通信を行う複
数の相手端末59が接続される送信装置31と、入力端
子に前記高速ディジタル回線53を介し前記複数の相手
端末59が接続され、出力端子に前記端末回線57を介
し前記複数の自端末55が接続される受信装置32とを
備える。
【0053】前記送信装置31は、前記自端末55より
送出される多重化データの送信順番どおりに送信データ
にアドレス付けを行う送信アドレス格納回路と、前記自
端末55と通信を行う相手端末59の多重化データの順
番に合わせて前記送信データのアドレスの順番を変換す
る送信アドレス変換回路と、前記送信アドレス格納回路
のアドレスに従い前記送信データを格納し、かつ前記送
信アドレス変換回路のアドレスに従い前記送信データを
読み出す送信ダブルバッファメモリ36とを有する。
【0054】前記受信装置32は、前記相手端末59よ
り受信される受信データの受信順番どおりに受信データ
にアドレス付けを行う受信アドレス格納回路と、前記相
手端末と通信を行う自端末の多重化データの順番に合わ
せて前記受信データのアドレスの順番を変換する受信ア
ドレス変換回路と、前記受信アドレス格納回路のアドレ
スに従い前記受信データを格納し、かつ前記受信アドレ
ス変換回路のアドレスに従い前記受信データを読み出す
受信ダブルバッファメモリ37とを有する。
【0055】ここで、前記送信アドレス格納回路及び受
信アドレス格納回路は、タイムスロットアドレス格納R
AM34よりアドレスを読み出すことにより実現し、前
記送信アドレス変換回路及び受信アドレス変換回路は、
タイムスロット変換アドレス格納RAM35よりアドレ
スを読み出すことにより実現している。
【0056】このタイムスロット変換アドレス格納RA
M35は、前記自ネットワークと他ネットワークと多重
化フォーマットにより変換規則が定まり、前記自ネット
ワークと他ネットワークとの接続工事の際に条件を設定
し、その固定の条件に従い多重化フォーマットは、前記
自ネットワークと他ネットワークとにおいて適合するよ
うに変換される。
【0057】図4は自ネットワークの多重化フォーマッ
トと他ネットワークの多重化フォーマットの一例を示
す。自ネットワークのデータブロックは図4(a)から
図4(b)のように変換後、他ネットワークに伝送さ
れ、かつ、他ネットワークのデータブロックは、図4
(b)から図4(a)に変換後、自ネットワークに伝送
されるものである。
【0058】ここで、データブロック:[dataA] 、
[dataB] 、[dataC] 、[dataD]は、例えば、フレ
ーム内の[フラグ] 、[アドレス部] 、[フォーマット
識別情報部] 、[情報部] 又は、シーケンス内の[局指
定コード] 、[出力指定コード] 、[識別コード] [終
了コード] 等であり、予めタイムスロット変換アドレス
格納RAM35に相手端末毎の多重フォーマットの変換
アドレスを登録しておくことにより実現する。
【0059】次に図3、4を用いて動作の説明を行う。
ただし、前記[dataA] 、[dataB] 、[dataC] 、
[dataD] の各々は、[data1A、2A] 、[data1
B、2B] 、[data1C、2C] 、[data1D、2D]
の各々と同一種類のデータであり、1フレームの情報容
量、フレーム内の各データブロックの始点、フレーム周
期等の多重フォーマットの変換する際に必要する最低条
件だけ予め規格化しておくものとする。
【0060】図3、4において自端末よりデータブッロ
ク:[data1A] 、[data1B] 、[data1C] 、[da
ta1D] が左記の順番で送信装置31に送出される。前
記送信装置31において、前記データブッロクの伝送順
番に従いタイムスロットアドレス格納RAM34により
アドレス付けを行い、送信ダブルバッファメモリ36に
格納し、かつタイムスロット変換アドレス格納RAM3
5において、アドレス変換データのアドレスを前記相手
端末の多重化フォーマットに合わせてデータブッロクの
順番を変換して読み出しを行う。この読み出し時にデー
タブッロク:[data1B] 、[data1C] 、[data1
A] 、[data1D] は左記の通り変換されている。この
変換後のデータブッロクを高速ディジタル回線53aに
送出する。この変換後のデータブッロクは、前記相手端
末の多重化フォーマットの順番であるため、前記相手端
末においてデータを正常受信可能である。
【0061】また、高速ディジタル回線53bを介しデ
ータブロック:[data2B] 、[data2C] 、[data2
A] 、[data2D] が左記の順番で前記相手端末から受
信装置32に送出される。前記受信装置32において、
このデータブッロクの伝送順番に従いタイムスロットア
ドレス格納RAM34によりアドレス付けを行い、受信
ダブルバッファメモリ37に格納する。次に、タイムス
ロット変換アドレス格納RAM35において、アドレス
変換データのアドレスを前記相手端末の多重化フォーマ
ットに合わせてデータブッロクの順番を変換して読み出
しを行う。この変換後のデータブッロク:[data2A]
、[data2B] 、[data2C] 、[data2D] は左記
の通りとする。この変換後のデータブロックを内部バス
56に送出する。このデータブッロクは、前記自端末の
多重化フォーマットの順番であるため、前記自端末にお
いてデータを正常受信可能であリ正常通信が可能であ
る。
【0062】図5に前記自ネットワークと他ネットワー
クの接続例を示す。図5(a)は自ネットワークと他ネ
ットワークのブロック図であり、図5(b)は、自ネッ
トワークと他ネットワークの接続における制御線の接続
ブロック図である。
【0063】図5(a)の高速ディジタル回線53を介
し接続されるTDM1とTDM2とは自ネットワークに
属し、前記TDM1に端末Bが接続されている。また、
高速ディジタル回線53を介しループ状に接続されたT
DM3、TD4、TDM5は他ネットワークに属し、前
記TDM4に端末Aが接続され、前記TDM5に端末C
が接続される。
【0064】図5(b)の自ネットワークの制御線の接
続は従来例の図8と同一であり、他ネットワークの制御
線ER、DR、RS、CS、CDは各々の端末相互間に
接続されているものとする。この自ネットワークと他ネ
ットワークとのインタフェースであるTDM2とTDM
3との接続工事の際、制御線RSとCDとを各々接続さ
せる。このTDM2において、上記で説明した自端末と
相手端末との多重フォーマットを整合させるように通信
データの伝送順番を変更する構成を持たせることによ
り、前記自ネットワークと他ネットワークとの通信を実
現可能である。
【0065】以上のように、多重化フォーマットの異な
る前記自ネットワークと他ネットワークとは、通信ネッ
トワーク相互間の接続部のインタフェース規定の各規格
を変更することなく、TDM2において相手端末の多重
フォーマットに合わせて通信データの伝送順番を変更す
ることだけで通信の実現を可能とする。このため、従来
の多重中継装置のように、インタフェース規定の各規格
を通信ネットワーク相互間で共通化することにより、通
信ネットワーク相互間の通信接続処理に長時間必要とす
ることも無く迅速に通信を開始できるため効率的に高速
ディジタル回線を利用可能である。また、前記TDM2
を介し、更に別の他ネットワークと接続する場合も、ネ
ットワーク同士のインタフェースのTDM内の前記タイ
ムスロット変換アドレス格納RAM35に変換データを
登録するだけで容易に接続可能である。
【0066】なお、本実施例2で説明した構成に、上記
実施例1で説明した構成を加えることにより、発呼信号
等の処理を複数端末同時に行い、かつ、自ネットワーク
と他ネットワークを迅速に接続させ、より高速ディジタ
ル回線の利用効率を向上させる多重中継装置の実現を可
能とする。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において、
簡易なハードウエア及びソフトウエアにより複数の端末
の制御信号を同時に監視が可能なため、通信開始までの
処理時間を迅速とし、通信の待時間を減少させ通信回線
の利用効率の向上を可能とする多重中継装置の提供を可
能とする。
【0068】または、簡易なハードウエア及びソフトウ
エアにより多重化フォーマットの異なる端末相互間の多
重化フォーマットを適合するように変換が可能なため、
多重化フォーマットの異なる通信ネットワーク同士の接
続処理を迅速に行い、通信開始までの待時間を減少させ
通信回線の利用効率の向上を可能とする多重中継装置の
提供を可能とする。
【0069】特に、送信メモリ、受信メモリにダブルバ
ッファメモリを使用したので、迅速なフォーマットの変
換が行えるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る多重中継装置のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施例1に係る内部バスのパラレル制
御とその変換後のビットマップである。
【図3】本発明の実施例2に係る多重中継装置のブロッ
ク図である。
【図4】本発明の実施例2に係る自ネットワークと他ネ
ットワークの多重化フォマットの一例のブロック図であ
る。
【図5】本発明の実施例2に係る通信ネットワークのブ
ロック図である。
【図6】従来の通信ネットワークのブロック図である。
【図7】従来の多重中継装置のブロック図である。
【図8】従来の通信ネットワークの回線終端のブロック
図である。
【符号の説明】
11 送信シリアル/パラレル回路 12 タイムスロットアドレス格納RAM 13 送信ビット列変換回路 14 送信制御信号格納RAM 15 受信シリアル/パラレル回路 16 受信ビット列変換回路 17 受信制御信号格納RAM 18 並列端末信号監視装置 34 タイムスロットアドレス格納RAM 35 タイムスロット変換アドレス格納RAM 36 送信ダブルバッファメモリ 37 受信ダブルバッファメモリ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末からの出力信号を多重化して
    中継する多重中継装置において用いられる制御信号監視
    装置であって、 複数ビットを単位として読書きを行う記憶手段と、 前記複数の端末が出力した制御信号のうち、同一種類の
    制御信号を前記記憶手段の同一のアドレスに書込む書込
    手段と、 前記記憶手段より、前記書込まれた同一種類の制御信号
    を一度に読出すことによって、前記複数の同一種類の制
    御信号を一度に監視する制御信号監視回路と、 を有することを特徴とする多重中継装置用制御信号監視
    装置。
  2. 【請求項2】 多重化フォーマットの等しい第一の複数
    の端末と、前記第一の複数の端末とは多重化フォーマッ
    トの異なる第二の複数の端末との端末相互間の通信信号
    を多重化して中継する多重中継装置において用いられる
    多重化フォーマット変換装置であって、 前記第一の複数の端末からの送信データの伝送と同一の
    順番で前記送信データを格納し、前記第二の複数の端末
    の多重化フォーマットの伝送順番で読み出す送信メモリ
    と、 前記第二の複数の端末からの受信データの伝送と同一の
    順番で前記受信データを格納し、前記第一の複数の端末
    の多重化フォーマットの伝送順番で読み出す受信メモリ
    と、 を有することを特徴とする多重中継装置用多重化フォー
    マット変換装置。
  3. 【請求項3】 第一及び第二の複数端末相互間で多重化
    して中継する多重中継装置において、 複数ビットを単
    位として読書きを行う記憶手段と、 前記第一又は第二の複数の端末が出力した制御信号のう
    ち、同一種類の制御信号を前記記憶手段の同一のアドレ
    スに書込む書込手段と、 前記記憶手段より、前記書込まれた同一種類の制御信号
    を一度に読出すことによって、前記複数の同一種類の制
    御信号を一度に監視する制御信号監視回路と、 前記第一の複数の端末からの送信データの伝送と同一の
    順番で前記送信データを格納し、前記第二の複数の端末
    の多重化フォーマットの伝送順番で読み出す送信メモリ
    と、 前記第二の複数の端末からの受信データの伝送と同一の
    順番で前記受信データを格納し、前記第一の複数の端末
    の多重化フォーマットの伝送順番で読み出す受信メモリ
    と、 を有することを特徴とする多重中継装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の多重中継装置用多重化フ
    ォーマット変換装置において、 前記送信メモリ及び前記受信メモリは、ダブルバッファ
    メモリを備えることを特徴とする多重中継装置用多重化
    フォーマット変換装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の多重中継装置において、 前記送信メモリ及び前記受信メモリは、ダブルバッファ
    メモリを備えることを特徴とする多重中継装置。
JP28502393A 1993-11-15 1993-11-15 多重中継装置及び多重中継装置用制御信号監視装置及び多重中継装置用多重化フォーマット変換装置 Expired - Lifetime JP2954468B2 (ja)

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