JP2954403B2 - 強制貫流ボイラ - Google Patents
強制貫流ボイラInfo
- Publication number
- JP2954403B2 JP2954403B2 JP22549591A JP22549591A JP2954403B2 JP 2954403 B2 JP2954403 B2 JP 2954403B2 JP 22549591 A JP22549591 A JP 22549591A JP 22549591 A JP22549591 A JP 22549591A JP 2954403 B2 JP2954403 B2 JP 2954403B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- boiler
- forced
- forced once
- combustion gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は強制貫流ボイラ、特に鉛
直かつ内外二重円筒状に排列された蒸発管により炉壁が
構成され、その炉室の上部中央にバーナが設けられる形
式の強制貫流ボイラに関する。
直かつ内外二重円筒状に排列された蒸発管により炉壁が
構成され、その炉室の上部中央にバーナが設けられる形
式の強制貫流ボイラに関する。
【０００２】
【従来の技術】上記の如き強制貫流ボイラは広く利用さ
れている、然しながらこの強制貫流ボイラの熱効率を向
上させようとすると燃焼排ガス中にＮＯx が多量に発生
するようになるという問題がある。
れている、然しながらこの強制貫流ボイラの熱効率を向
上させようとすると燃焼排ガス中にＮＯx が多量に発生
するようになるという問題がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の問題点
を解決するためなされたものであり、その目的とすると
ころは熱効率を低下させることなくＮＯx の発生を抑制
することのできる強制貫流ボイラを提供することにあ
る。
を解決するためなされたものであり、その目的とすると
ころは熱効率を低下させることなくＮＯx の発生を抑制
することのできる強制貫流ボイラを提供することにあ
る。
【０００４】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは先に空気
過剰の燃焼出ガスと燃料過剰の燃料ガスとを並列に噴射
し燃焼させる形式の非対称燃焼バーナを提案した。この
バーナを使用すると、熱効率を低下させることなく、Ｎ
Ｏx の発生を抑制し得るものである。 上記の本発明の
目的は、この非対称燃焼バーナを合理的に強制貫流ボイ
ラに取り付けることによって達成される。
過剰の燃焼出ガスと燃料過剰の燃料ガスとを並列に噴射
し燃焼させる形式の非対称燃焼バーナを提案した。この
バーナを使用すると、熱効率を低下させることなく、Ｎ
Ｏx の発生を抑制し得るものである。 上記の本発明の
目的は、この非対称燃焼バーナを合理的に強制貫流ボイ
ラに取り付けることによって達成される。
【０００５】上記の非対称燃焼バーナはＮＯx の発生を
抑制できるものであるが、これを単に強制貫流ボイラに
従来用いられているバーナに変えて取り付けても、その
取り付け方法によっては排ガス中のＮＯx が減少せず、
却って炭化水素の量が増大する場合がある。然しながら
この非対称燃焼バーナの空気過剰の燃焼ガスによる火炎
が強制貫流ボイラの内外二重の蒸発管の間に燃焼ガスを
導入するスリット側に形成されるようバーナを取り付け
れば、燃焼排ガス中に生ガスが洩れることがなく、ＮＯ
x の発生を抑制することを得るものである。
抑制できるものであるが、これを単に強制貫流ボイラに
従来用いられているバーナに変えて取り付けても、その
取り付け方法によっては排ガス中のＮＯx が減少せず、
却って炭化水素の量が増大する場合がある。然しながら
この非対称燃焼バーナの空気過剰の燃焼ガスによる火炎
が強制貫流ボイラの内外二重の蒸発管の間に燃焼ガスを
導入するスリット側に形成されるようバーナを取り付け
れば、燃焼排ガス中に生ガスが洩れることがなく、ＮＯ
x の発生を抑制することを得るものである。
【０００６】
【発明を実施するための最良の態様】以下、図面を参照
して本発明の構成を具体的に説明する。図面は本発明に
係る強制貫流ボイラの構造を示す横断面図である。而し
て、図中、１は強制貫流ボイラ、２はその耐火壁、３及
び４はそれぞれ内側及び外側の炉壁を構成するよう鉛直
かつ円筒状に排列された蒸発管、５は内側の蒸発管の一
部に設けられたスリット、６は煙道である。
して本発明の構成を具体的に説明する。図面は本発明に
係る強制貫流ボイラの構造を示す横断面図である。而し
て、図中、１は強制貫流ボイラ、２はその耐火壁、３及
び４はそれぞれ内側及び外側の炉壁を構成するよう鉛直
かつ円筒状に排列された蒸発管、５は内側の蒸発管の一
部に設けられたスリット、６は煙道である。
【０００７】図面には示されていないが、この強制貫流
ボイラの炉室の上部中央には、先に説明した非対称燃焼
バーナが設けられており、このため炉内には燃料過剰な
燃焼ガスによる火炎７と空気過剰の燃焼ガスによる火炎
８が形成されている。而して、本発明においてはこの空
気過剰の火炎８をスリット５と対抗するようにバーナを
取り付けるものである。
ボイラの炉室の上部中央には、先に説明した非対称燃焼
バーナが設けられており、このため炉内には燃料過剰な
燃焼ガスによる火炎７と空気過剰の燃焼ガスによる火炎
８が形成されている。而して、本発明においてはこの空
気過剰の火炎８をスリット５と対抗するようにバーナを
取り付けるものである。
【０００８】このように構成すると内外二重の円筒状に
排列された蒸発管の間に導入される燃焼ガスはＮＯx 及
び炭化水素が極めて少なくなり、そのガスは内外二重の
蒸発管を通って煙道６に排出される。而してこの非対称
燃焼バーナの熱効率は極めて高く従来公知のバーナに匹
敵するものである。本発明は叙上の如く構成されるので
本発明によるときはボイラの熱効率を損なうことなくＮ
Ｏx の発生を抑制し得るものである。
排列された蒸発管の間に導入される燃焼ガスはＮＯx 及
び炭化水素が極めて少なくなり、そのガスは内外二重の
蒸発管を通って煙道６に排出される。而してこの非対称
燃焼バーナの熱効率は極めて高く従来公知のバーナに匹
敵するものである。本発明は叙上の如く構成されるので
本発明によるときはボイラの熱効率を損なうことなくＮ
Ｏx の発生を抑制し得るものである。
【図１】本発明に係る強制貫流ボイラの構造を示す横断
面図である。
面図である。
1 ・・・・・強制貫流ボイラ ２・・・・・耐火壁 ３、４・・・蒸発管 ５・・・・・スリット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−97407（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−47107（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−105206（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−151004（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F22B 21/06 F22B 31/00
Claims (1)
- 【請求項１】 炉壁が、鉛直かつ内外二重円筒状に排列
された蒸発管により構成され、その炉室の上部中央にバ
ーナが設けられる形式の強制貫流ボイラに於いて、 バーナが、空気過剰の燃焼ガスと、燃料過剰の燃焼ガス
を並列に噴射する非対称燃焼バーナであり、 その空気過剰の燃焼ガスによる火炎が、内外二重の蒸発
管の間に燃焼ガスを導入するスリット側に形成されるよ
うバーナが取り付けられた、上記の強制貫流バーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22549591A JP2954403B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 強制貫流ボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22549591A JP2954403B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 強制貫流ボイラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560302A JPH0560302A (ja) | 1993-03-09 |
| JP2954403B2 true JP2954403B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=16830217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22549591A Expired - Fee Related JP2954403B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 強制貫流ボイラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2954403B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP22549591A patent/JP2954403B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0560302A (ja) | 1993-03-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1037290C (zh) | 降低氧化氮和一氧化碳排放浓度的燃烧方法和设备 | |
| US6446580B2 (en) | Fossil fuel-fired continuous-flow steam generator | |
| JP2954403B2 (ja) | 強制貫流ボイラ | |
| JP3096749B2 (ja) | バーナ | |
| JP2000055302A (ja) | ボイラ | |
| US4031860A (en) | Arrangement for reducing the nox content of fluid gases | |
| JP2010261647A (ja) | ボイラ | |
| JP2928152B2 (ja) | 水管群とバーナを近接させた低ＮＯｘボイラ | |
| KR0136614B1 (ko) | 폐열 회수버어너 | |
| JP2850052B2 (ja) | Ｕｆ型ボイラ | |
| JP3368887B2 (ja) | 低ＮＯｘおよび低ＣＯ燃焼方法 | |
| JP2583273Y2 (ja) | 角型多管式貫流ボイラ | |
| JPS6316006B2 (ja) | ||
| JPH028202B2 (ja) | ||
| JP3049939B2 (ja) | 燃焼装置 | |
| JP3384975B2 (ja) | 水管ボイラー | |
| JPH0275803A (ja) | 炉筒水管ボイラ | |
| JPH03260501A (ja) | モジユラー型ボイラ | |
| CN112325278A (zh) | 一种烟道结构及循环流化床锅炉 | |
| JP2507407Y2 (ja) | 角型多管式貫流ボイラ― | |
| JP2824619B2 (ja) | 角型多管式貫流ボイラー | |
| JPH0337081B2 (ja) | ||
| JP3007822B2 (ja) | 多管式貫流ボイラの缶体構造 | |
| JPH06147432A (ja) | 燃焼装置 | |
| JP3772922B2 (ja) | 貫流ボイラ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |