JP2953442B2 - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JP2953442B2
JP2953442B2 JP20724297A JP20724297A JP2953442B2 JP 2953442 B2 JP2953442 B2 JP 2953442B2 JP 20724297 A JP20724297 A JP 20724297A JP 20724297 A JP20724297 A JP 20724297A JP 2953442 B2 JP2953442 B2 JP 2953442B2
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばDVD(デ
ジタルビデオディスク、デジタルバーサタイルディス
ク)オーディオディスクを再生する光ディスク再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図22、図23はDVDビデオディスク
の規格書に記載されている参考プレーヤの構成を示して
いる。図22においてDVDビデオディスクから取り出
された信号は、復調/ECC部1によりEFM復調され
た後に誤り訂正され、トラックバッファ2を介してデマ
ルチプレクサ(DEMUX)10に転送されるととも
に、DSI(データ・サーチ・インフォメーション)バ
ッファ3とシステムバッファ4に転送される。デマルチ
プレクサ10はトラックバッファ2から転送されたスト
リーム信号からビデオ(V)パック、サブピクチャ(S
P)、オーディオ(A)パック及びナビゲーション(N
v)パック内のPCI(プレゼンテーション・コントロ
ール・インフォメーション)の各データストリームを分
離する。DSIバッファ3に転送されたDSIはDSI
デコーダ5とDSIデコーダバッファ6によりデコード
される。
【0003】このプレーヤは、図23に示すようにデマ
ルチプレクサ10により分離されたビデオパック、サブ
ピクチャ、オーディオパック及びPCIの各データスト
リームをバッファリングするための入力バッファとして
ビデオバッファ11、サブピクチャバッファ21、オー
ディオバッファ31及びPCIバッファ41を有する。
ビデオバッファ11の容量はMPEG−2ビデオの場合
には8kバイト+224kバイトであり、MPEG−1
ビデオの場合には46kバイトである。また、サブピク
チャバッファ21の容量は52kバイト、オーディオバ
ッファ31の容量は4kバイト、PCIバッファ41の
容量は980×3バイトである。
【0004】ビデオ処理段は上記のビデオバッファ11
と、ビデオデコーダ12と、ビデオデコーダバッファ1
3と、リオーダバッファ14と、切り替え部15とレタ
ーボックスコンバータ16と合成器17を有する。サブ
ピクチャ処理段は上記のサブピクチャバッファ21と、
サブピクチャデコーダ22と、サブピクチャデコーダバ
ッファ23を有し、サブピクチャデコーダ22によりデ
コードされたサブピクチャ信号が合成器17に印加され
る。オーディオ処理段は上記のオーディオバッファ31
と、オーディオデコーダ32と、オーディオデコーダバ
ッファ33を有し、PCI処理段は上記のPCIバッフ
ァ41と、PCIデコーダ42と、PCIデコーダバッ
ファ43と、HLI(ハイライト・インフォメーショ
ン)バッファ44と、HLIデコーダ45と、HLIデ
コーダバッファ46を有する。
【0005】ここで、DVDビデオ規格に基づいてDV
Dビデオディスクに記録されるオーディオ信号は、1チ
ャネル(モノラル)、2チャネル(ステレオ)、3〜8
チャネルのマルチチャネルが可能とされている。また、
各チャネルのサンプリング周波数は48kHz、96k
Hzが可能であり、量子化ビット数は16、20、24
が可能とされているが、DVDビデオプレーヤによるオ
ーディオ信号の処理速度は最大6.144Mbps (=サ
ンプリング周波数×量子化ビット数×チャネル数)とさ
れている。
【0006】ところで、DVD−ビデオではビデオ信号
が主、オーディオ信号が従として記録されるので、次の
ような問題点がある。 (1)オーディオ信号がビデオ信号と一体化されてお
り、オーディオ信号の記録容量が少ない。 (2)オーディオ信号の時間を管理することができな
い。 (3)曲名などの簡単な文字情報を取り出すことができ
ない。
【0007】また、ビデオに比べて、オーディオのユー
ザは使い方の層が幅広いので、CDのようにTOC(テ
ーブルオブコンテンツ)の領域を設けることにより簡易
な再生方法が求められる。しかしながら、DVD−ビデ
オでは、ナビゲーションコントロールパック(CONT
パック)と複数のビデオ(V)パック及びオーディオ
(A)パックによりビデオコンテンツブロックユニット
を構成してV、Aパックの再生などをCONTパックに
より制御するので、オーディオ信号を主として記録しよ
うとしてもユーザにとって簡易に再生することができ
ず、使い勝手が悪いという問題点がある。
【0008】また、DVD−ビデオでは、時間管理をビ
デオフレーム単位でのみ行うので、オーディオ信号を主
として記録しようとしても、ビデオに比べてオーディオ
信号は連続性が重要であるので実時間の管理が困難であ
るという問題点がある。
【0009】そこで、オーディオ信号を主として記録す
る場合にユーザにとって簡易に再生することができて使
い勝手がよく、また、実時間の管理を簡単にするため
に、オーディオデータを含むパックに対してオーディオ
データを管理する情報を含むコントロールパックを設け
たDVDオーディオディスクが考えられる。このような
DVDオーディオディスクによれば、DVDがCDより
高密度な光ディスクであるので、長時間のオーディオ信
号をハイサンプリング周波数、ハイ量子化ビット数で記
録することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DVD
ビデオプレーヤによるオーディオ信号の処理速度は最大
6.144Mpbsとされているので、DVDビデオ規
格より多いチャネル数、高いサンプリング周波数及び多
い量子化ビット数で記録すると、DVDビデオプレーヤ
ではオーディオ信号を処理することができないという問
題点がある。すなわち、例えばサンプリング周波数を高
くすると量子化ビット数を多くすることができず、逆に
量子化ビット数を多くするとサンプリング周波数を高く
することができない。
【0011】図20はステレオ2chのみ(マルチchな
し)、ステレオ2ch+6ch、ステレオ2ch+8ch、6ch
のみ(ステレオ2chなし)、8chのみ(ステレオ2chな
し)をサンプリング周波数fs=48kHz,96kH
z,192kHz、量子化ビット数=16,20,24
でA/D変換した場合の伝送レート(処理速度Mpbs )
を示している。ステレオ2chのみの場合には、fs=4
8kHz,96kHzであれば量子化ビット数=24で
も処理速度が6.144Mpbs未満になるので、処理
可能であるが、fs=192kHzになると量子化ビッ
ト数=16であっても処理速度が6.144Mpbsと
なる。また、8chのみの場合にも、fs=48kHz、
量子化ビット数=16であっても処理速度が6.144
Mpbsとなる。すなわち、×印で示す信号は図22、
図23に示すようなDVDビデオプレーヤにより処理す
ることができない。
【0012】本発明は上記問題点に鑑み、DVDビデオ
規格より多いチャネル数、高いサンプリング周波数及び
多い量子化ビット数でオーディオ信号を記録しても処理
することができる光ディスク再生装置を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、光ディスクから取り出されたオーディオパ
ックを第1、第2の入力バッファにより交互にバッファ
リングするようにしたものである。すなわち本発明によ
れば、1チャネル以上のアナログオーディオ信号をA/
D変換したオーディオデータを含むオーディオパック
と、前記オーディオデータを再生するための制御データ
を含む制御パックが記録された光ディスクを再生する光
ディスク再生装置であって、前記光ディスクから取り出
されたオーディオパックを交互にバッファリングする第
1、第2の入力バッファ手段と、前記光ディスクから取
り出された制御パックから制御データをデコードする制
御データデコード手段と、前記制御データデコード手段
によりデコードされた制御データに基づいて、前記第
1、第2の入力バッファ手段により交互にバッファリン
グされたオーディオパックからオーディオデータをデコ
ードするオーディオデータデコード手段と、前記オーデ
ィオデータデコード手段によりデコードされたオーディ
オデータをアナログオーディオ信号に変換するD/A変
換手段とを、有する光ディスク再生装置が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1はDVD−ビデオのフォーマ
ットと、本発明に係るDVD−オーディオのフォーマッ
トの一実施形態を示す説明図、図2は図1のオーディオ
マネージャ(AMG)のフォーマットを詳しく示す説明
図、図3は図1のオーディオアルバムセット(AAS)
のフォーマットを詳しく示す説明図、図4は図2のオー
ディオマネージャインフォメーション(AMGI)のフ
ォーマットを詳しく示す説明図、図5は図4のオーディ
オアルバムセット・アトリビュートテーブル(AAS−
ATRT)のフォーマットを詳しく示す説明図、図6は
図5のオーディオアルバムセット・アトリビュートデー
タ(AAS−ATR)のフォーマットを詳しく示す説明
図、図7は図3のオーディオアルバムセットインフォメ
ーション(AASI)のフォーマットを詳しく示す説明
図、図8は図7のオーディオアルバムセットインフォメ
ーション・マネージメントテーブル(AASI−MA
T)のフォーマットを詳しく示す説明図、図9は図8の
オーディオアルバムセットメニュー・オーディオストリ
ーム・アトリビュートデータ(AASM−AST−AT
R)を詳しく示す説明図、図10は図8のオーディオア
ルバムセット・オーディオストリーム・アトリビュート
テーブル(AAS−AST−ATRT)のフォーマット
を詳しく示す説明図、図11は図10の各オーディオス
トリームのアトリビュートデータ(AAS−AST−A
TR)を詳しく示す説明図である。また、図12は図1
のオーディオコンテンツブロックユニット(ACBU)
を示す説明図、図13は図12のオーディオパックとビ
デオパックのフォーマットを詳しく示す説明図、図14
は図12のオーディオコントロール(A−CONT)パ
ックのフォーマットを詳しく示す説明図、図15は図1
2のオーディオキャラクタディスプレイ(ACD)エリ
アのフォーマットを詳しく示す説明図、図16は図15
のネームスペース情報により表示される例を示す説明
図、図17は図14のオーディオサーチデータ(AS
D)エリアのフォーマットを詳しく示す説明図、図18
は図12のオーディオコンテンツブロックユニットの変
形例を示す説明図である。図19は本発明に係る光ディ
スク再生装置の一実施形態の要部を示すブロック図、図
20はチャネル数、サンプリング周波数及び量子化ビッ
ト数に応じた処理速度を示す説明図、図21はチャネル
数、量子化ビット数及びサンプリング周波数に応じた処
理速度の他の例を示す説明図である。
【0015】ここで、この説明のDVD−オーディオデ
ィスクには、CD世代からDVD−オーディオ世代に移
行する際の過渡期に対応するように、オーディオ信号と
してステレオ用2チャネルと5/6/8チャネルのマル
チチャネルの両方の信号が記録される。また、この過渡
期が経過した時には5/6/8チャネルのマルチチャネ
ル信号のみが記録されるようになると考えられる。
【0016】図1(a)、(b)はそれぞれDVD−ビ
デオ、DVD−オーディオの各フォーマットを示し、D
VD−オーディオのフォーマットはエリアの名称が異な
るがDVD−ビデオと互換性を有する。まず、大別して
DVD−ビデオのフォーマットは先頭のビデオマネージ
ャ(VMG)と、それに続く複数のビデオタイトルセッ
ト(VTS)の各エリアにより構成され、他方、DVD
−オーディオのフォーマットはこれに対応して図2に詳
しく示すオーディオマネージャ(AMG)と、図3に詳
しく示すようにAMGに続く複数のオーディオアルバム
セット(AAS)の各エリアにより構成されている。
【0017】VTSの各々は先頭のVTSインフォメー
ション(VTSI)と、それに続く1以上のビデオコン
テンツブロックセット(VCBS)と最後のVTSIに
より構成され、他方、AASの各々はこれに対応して先
頭のAASインフォメーション(AASI)と、それに
続く1以上のオーディオコンテンツブロックセット(A
CBS)と最後のAASIにより構成されている。AA
SIには、ACBS内の各曲の演奏時間が実時間でセッ
トされる。
【0018】VCBSの各々は複数のVCBにより構成
され、他方、ACBSの各々は複数のACBにより構成
されている。VCBの各々はビデオの1タイトル(Ti
tle)分であり、ACBの各々はこれに対応してオー
ディオの1アルバム(Album)分である。VCBの
各々(1タイトル)は複数のチャプタ(Chapte
r)により構成され、他方、ACBの各々(1アルバ
ム)はこれに対応して複数のトラック(Track)に
より構成されている。チャプタはパートオブタイトル
(PTT)を含み、トラックはパートオブアルバム(P
TA)を含む。
【0019】チャプタの各々は複数のセル(CELL)
により構成され、他方、トラックの各々はこれに対応し
て複数のインデックス(Index)により構成されて
いる。セルの各々は複数のVCBユニット(VCBU)
により構成され、他方、インデックスの各々はこれに対
応して複数のACBユニット(ACBU)により構成さ
れている。VCBユニットとACBユニットの各々は、
複数のパックにより構成され、1パックは2048バイ
トで構成されている。
【0020】VCBユニットの各々は、先頭のコントロ
ールパック(以下、CONTパック)と、それに続く複
数のビデオ(V)パック、オーディオ(A)パック及び
サブピクチャ(SP)パックにより構成され、他方、A
CBユニットの各々は、これに対応して先頭のオーディ
オコントロールパック(以下、A−CONTパック)
と、それに続く複数のAパックとVパックにより構成さ
れている。
【0021】CONTパックには後続のVパックを制御
する情報が配置され、A−CONTパックにはCDのT
OC情報のように後続のAパックのオーディオ信号を管
理するための情報が配置される。Aパックにはオーディ
オデータが配置され、Vパックにはビデオデータの他、
オーディオデータ以外の例えばクローズドキャプション
(CC)データが配置される。
【0022】AMG(オーディオマネージャ)は図2に
示すように、 ・図4に詳しく示すオーディオマネージャインフォメー
ション(AMGI)と、 ・AMGメニュー用のオーディオコンテンツブロックセ
ット(AMGM−ACBS)と、 ・バックアップ用のAMGIを有する。AMGM−AC
BSはコントロール情報として ・プレゼンテーションコントロールインフォメーション
(PCI)と、 ・データサーチインフォメーション(DSI)を有す
る。
【0023】AAS(オーディオアルバムセット)は図
3に示すように、 ・図7に詳しく示すオーディオアルバムセットインフォ
メーション(AASI)と、 ・AASメニュー用のオーディオコンテンツブロックセ
ット(AASM−ACBS)と、 ・AASアルバム用のオーディオコンテンツブロックセ
ット(AASA−ACBS)と、 ・バックアップ用のAASI を有する。AASM−ACBSとAASA−ACBSは
共に、前述(図2)したPCIとDSIを有する。
【0024】AMGI(オーディオマネージャインフォ
メーション)は図4に詳しく示すように、 ・AMGIのマネージメントテーブル(AMGI−MA
T)と、 ・アルバムのサーチポインタテーブル(A−SRPT)
と、 ・オーディオマネージャメニューPGCIユニットテー
ブル(AMGM−PGCI−UT)と、 ・ペアレンタルマネージメントインフォメーションテー
ブル(PTL−MAIT)と、 ・図5に詳しくオーディオアルバムセット・アトリビュ
ートテーブル(AAS−ATRT)と、 ・テキストデータマネージャ(TXTDT−MG)と、 ・オーディオマネージャメニューセル(インデックス)
アドレステーブル(AMGM−C−ADT)と、 ・オーディオマネージャメニュー・オーディオコンテン
ツブロックユニット・アドレスレスマップ(AMGM−
ACBU−ADMAP)を有する。
【0025】AAS−ATRT(オーディオアルバムセ
ット・アトリビュートテーブル)は図5に詳しく示すよ
うに、 ・オーディオアルバムセットアトリビュートテーブルイ
ンフォメーション(AAS−ATRTI)と、 ・複数(n)個のAASの各々のオーディオアルバムセ
ットアトリビュートサーチポインタ(AAS−ATR−
SRP#1〜#n)と、 ・図6に詳しく示すような複数(n)個のAASの各々
のオーディオアルバムセット・アトリビュートデータ
(AAS−ATR−#1〜#n)を有する。
【0026】オーディオアルバムセット・アトリビュー
トデータ(AAS−ATR−#1〜#n)の各々は、図
6に詳しく示すように ・AAS−ATR−EA(エンドアドレス)と、 ・AAS−CAT(カテゴリー)と、 ・AAS−ATRI(インフォメーション) を有する。
【0027】図3に示すAASI(AASインフォメー
ション)は図7に詳しく示すように、 ・図8に詳しく示すオーディオアルバムセットインフォ
メーション・マネージメントテーブル(AASI−MA
T)と、 ・オーディオアルバムセット・パートオブアルバム・サ
ーチポインタテーブル(AAS−PTA−SRPT)
と、 ・オーディオアルバムセット・プログラムチェーンイン
フォメーションテーブル(AAS−PGCIT)と、 ・オーディオアルバムセットメニュー・PGCI・ユニ
ットテーブル(AASM−PGCI−UT)と、 ・オーディオアルバムセット・タイムマップテーブル
(AAS−TMAPT)と、 ・オーディオアルバムセットメニュー・セル・アドレス
テーブル(AASM−C−ADT)と、 ・オーディオアルバムセットメニュー・オーディオコン
テンツオブジェクトユニット・アドレスマップ(AAS
M−ACBU−ADMAP)と、 ・オーディオアルバムセット・セル・アドレステーブル
(AAS−C−ADT)と、 ・オーディオアルバムセット・オーディオコンテンツオ
ブジェクトユニット・アドレスマップ(AAS−ACB
U−ADMAP)を有する。
【0028】図7に示すAASI−MAT(オーディオ
アルバムセットインフォメーション ・マネージメントテーブル)は図8に詳しく示すよう
に、 ・AAS−ID(識別子)と、 ・AAS−EA(エンドアドレス)と、 ・AASI−EAと、 ・VERN(DVDオーディオスペックのバージョン番
号)と、 ・AAS−CAT(カテゴリー)と、 ・AASI−MAT−EAと、 ・AASM−ACBS−SA(スタートアドレス)と、 ・AASA−ACBS−SAと、 ・AAS−PTA−SRPT−SAと、 ・AAS−PGCIT−SAと、 ・AASM−PGCI−UT−SAと、 ・AAS−TMAP−SAと、 ・AASM−C−ADT−SAと、 ・AASM−ACBU−ADMAP−SAと、 ・図9に詳しく示すようなAASM−AST−ATR
(AASMのオーディオストリーム・アトリビュート)
と、 ・AAS−AST−Ns(AASのオーディオストリー
ムの数)と、 ・図10に詳しく示すようなAAS−AST−ATRT
(AASのオーディオストリーム・アトリビュートテー
ブル)を有する。
【0029】AASM−AST−ATRは図9に詳しく
示すように8バイト(ビットb63〜b0)により構成
され、このディスクに記録されている符号化オーディオ
信号の属性として次のようなデータ(1)〜(4)が配
置される(他のビットは保留)。 (1)オーディオ符号化モード(3ビットb63〜b6
1) 000b:ドルビーAC−3 010b:MPEG−1又はMPEG−2(拡張ビット
ストリーム無し) 011b:MPEG−2(拡張ビットストリーム有り) 100b:リニヤPCMオーディオ 101b:リニヤPCMオーディオ(2ch+5ch、2ch
+6ch、2ch+8chを含む。)
【0030】(2)量子化/DRC(ダイナミックレン
ジコントロール)情報(2ビットb55、b54) ・オーディオ符号化モードが「000b」の場合には
「11b」 ・オーディオ符号化モードが「010b」又は「011
b」の場合、 00b:MPEGオーディオストリーム内にダイナミッ
クレンジコントロールデータが存在しない 01b:MPEGオーディオストリーム内にダイナミッ
クレンジコントロールデータが存在する 10b,11b:保留 ・オーディオ符号化モードが「100b」、「101
b」の場合、ステレオ2chに対して 00b:16ビット 01b:20ビット 10b:24ビット 11b:保留
【0031】(3)サンプリング周波数fs(2ビット
b53、b52) ステレオ2chに対して 00b:48kHz 01b:96kHz 10b:192kHz (4)オーディオチャネル数(3ビットb50〜b4
8) 000b:1ch(モノラル) 001b:2ch(ステレオ) 010b:3ch 011b:4ch 100b:(ステレオ2ch+5ch) 101b:(ステレオ2ch+6ch) 110b:7ch 111b:(ステレオ2ch+8ch)
【0032】図10に示すAAS−AST−ATRT
(AASのオーディオストリーム・アトリビュートテー
ブル)は図11に詳しく示すように、オーディオストリ
ーム#0〜#7毎のAAS−AST−ATRを有し、A
AS−AST−ATRの各々は8バイトで構成されてい
る(合計64バイト)。
【0033】1つのオーディオストリームのAAS−A
ST−ATRは図11に示すように、図9に示すオーデ
ィオアルバムセットメニュー・オーディオストリーム・
アトリビュートデータ(AASM−AST−ATR)と
同様な8バイト(ビットb63〜b0)で構成され、上
記属性データ(1)〜(4)の他に、(5)マルチチャ
ネル・イクステンション(ME)(1ビットb60)
と、(6)オーディオタイプ(2ビットb59、b5
8)と、(7)オーディオアプリケーションモード(2
ビットb57、b56)と、(8)そのストリーム(A
ST)の間引き情報(2ビットb47、b46)と、
(9)低周波効果チャネル(LFE)1chのみの間引き
情報(2ビットb45、b44)の各データを有する。
そして、このDVDオーディオディスクの(7)オーデ
ィオアプリケーションモードには、 11b:2ch+サラウンドモード が記録され、また、(8)そのストリームの間引き情報
と、(9)LFE1chのみの間引き情報には共に、帯域
情報として 00b:フル(1/1) 01b:ハーフ(1/2) 10b:クオータ(1/4) が記録される。
【0034】ただし、このAASM−AST−ATRに
おける(4)オーディオチャネル数は、オーディオスト
リーム#0では必ず2chとなり、また、オーディオスト
リーム#1はフロントの3chを含む。すなわち、例えば
1つのアルバムのオーディオ信号を2+6chで記録する
場合、2chのステレオ信号をオーディオストリーム#0
に割り当て、6chの内、3chのフロント信号をオーディ
オストリーム#1に割り当て、2chのリヤ信号とLFE
1ch信号をオーディオストリーム#2に割り当てる。そ
して、図4に示すオーディオマネージャインフォメーシ
ョン・マネージメントテーブル(AMGI−MAT)と
図7に示すオーディオアルバムセットインフォメーショ
ン・マネージメントテーブル(AASI−MAT)には
共に、ストリーム#0〜#2の利用データとして「3」
が記録される。
【0035】また、この2+6chのアナログオーディオ
信号を例えば次のようなサンプリング周波数fsでサン
プリングし、次のような量子化ビット数で量子化して記
録する場合、 ステレオ2ch :48kHz、20ビット フロント3ch :96kHz、16ビット リヤ2ch、LFE1ch:48kHz、16ビット(間引
きなし) 図9に示すオーディオアルバムセットメニュー・オーデ
ィオストリーム・アトリビュートデータ(AASM−A
ST−ATR)にはステレオ2chの属性として (1)オーディオ符号化モード 101b:リニヤPCMオーディオ(2ch+5ch、2ch
+6ch、2ch+8chを含む。) (2)量子化/DRC 01b:20ビット (3)サンプリング周波数fs 00b:48kHz (4)オーディオチャネル数 101b:(ステレオ2ch+6ch) が記録される。
【0036】また、オーディオストリーム#0のAAS
−AST−ATRには (1)オーディオ符号化モード 101b:リニヤPCMオーディオ(2ch+5ch、2ch
+6ch、2ch+8chを含む。) (2)量子化/DRC 01b:20ビット (3)サンプリング周波数fs 00b:48kHz (4)オーディオチャネル数 001b:2ch(ステレオ) (7)オーディオアプリケーションモード 11b:2ch+サラウンドモード (8)そのストリームの間引き情報 00b:フル(1/1) (9)LFE1chのみの間引き情報 00b:フル(1/1) が記録される。
【0037】また、オーディオストリーム#1のAAS
−AST−ATRには (1)オーディオ符号化モード 101b:リニヤPCMオーディオ(2ch+5ch、2ch
+6ch、2ch+8chを含む。) (2)量子化/DRC 00b:16ビット (3)サンプリング周波数fs 01b:96kHz (4)オーディオチャネル数 010b:3ch (7)オーディオアプリケーションモード 11b:2ch+サラウンドモード (8)そのストリームの間引き情報 00b:フル(1/1) (9)LFE1chのみの間引き情報 00b:フル(1/1) が記録される。
【0038】また、オーディオストリーム#2のAAS
−AST−ATRには (1)オーディオ符号化モード 101b:リニヤPCMオーディオ(2ch+5ch、2ch
+6ch、2ch+8chを含む。) (2)量子化/DRC 00b:16ビット (3)サンプリング周波数fs 00b:48kHz (4)オーディオチャネル数 010b:3ch (7)オーディオアプリケーションモード 11b:2ch+サラウンドモード (8)そのストリームの間引き情報 00b:フル(1/1) (9)LFE1chのみの間引き情報 00b:フル(1/1) が記録される。
【0039】次に、オーディオストリームが記録される
Aパックとその制御パックについて説明する。図12に
示すようにVCBユニットは0.4〜1.0秒分の任意
の数のパックにより構成され、ACBユニットは0.5
〜1.0秒分の任意の数のパックにより構成されてい
る。また、DVD−オーディオのACBユニットにおけ
るA−CONTパックは、DVD−ビデオのVCBユニ
ットにおける第3パックに配置される。
【0040】A−CONTパックは基本的にオーディオ
時間の0.5秒単位に配置され、インデックスの切れ目
では0.5〜1.0秒の範囲で完結するように配置され
る。また、オーディオの時間(GOF:Group of Audio
Frame単位)はA−CONTパックにより示され、その
データ位置はオーディオフレームナンバと、ファースト
アクセスユニットポインタとフレームヘッダの数により
決まる。また、A−CONTパック直前のAパックは、
オーディオ時間の0.5秒単位でパディングすることを
強制しない。
【0041】隣接するAパックは、オーディオ信号がお
互いに関連するように配置され、例えばステレオの場合
にはLチャネルパックとRチャネルパックが隣接して配
置され、また、5/6/8チャネルのマルチチャネルの
場合にも同様に隣接して配置される。Vパックはオーデ
ィオ信号の再生時に映像を表示する場合にそのAパック
に隣接して配置される。AパックとVパックは、図13
に示すように2034バイトのユーザデータ(Aデー
タ、Vデータ)に対して4バイトのパックスタート情報
と、6バイトのSCR(System Clock Reference:シス
テム時刻基準参照値)情報と、3バイトMux rate情報と
1バイトのスタッフィングの合計14バイトのパックヘ
ッダが付加されて構成されている(1パック=合計20
48バイト)。この場合、タイムスタンプであるSCR
情報を、ACBユニット内の先頭パックでは「1」とし
て同一アルバム内で連続とすることにより同一アルバム
内のAパックの時間を管理することができる。
【0042】これに対し、A−CONTパックは図14
に示すように、14バイトのパックヘッダと、24バイ
トのシステムヘッダと、1003バイトのACD(オー
ディオキャラクタディスプレイ)パケットと、1007
バイトのASD(オーディオサーチデータ)パケットに
より構成されている。また、ACDパケットは6バイト
のパケットヘッダと、1バイトのサブストリームID
と、図15に詳しく示すような636バイトのACD
(オーディオキャラクタディスプレイ)情報と、360
バイトの保留エリアにより構成されている。ASDパケ
ットは同じく6バイトのパケットヘッダ及び1バイトの
サブストリームIDと、図17に詳しく示すような10
00バイトのASD(オーディオサーチデータ)により
構成されている。
【0043】636バイトのACD情報エリアは、図1
5に詳しく示すように48バイトのジェネラル情報エリ
アと、93バイトのネームスペースエリアと、各々93
バイトの2つのフリースペースエリアと、15バイトの
データポインタエリアと、294バイトのオーディオ再
生制御情報エリアにより構成されている。ネームスペー
スエリアには例えば図16に示すような楽曲名を表示す
るためのデータが配置される。
【0044】48バイトのジェネラル情報は、例えば1
6バイトのサービスレベル情報と、12バイトの言語コ
ード情報と、6バイトの文字セットコード情報と、6バ
イトの表示アイテム情報と、2バイトの「前のACD情
報との相違」情報と、6バイトの保留情報により構成さ
れる。16バイトのサービスレベル情報は、表示サイ
ズ、表示の種類、オーディオ/ビデオ/SPの区別、ス
トリームなどを示し、また、文字はマンダトリー、ビッ
トマップはオプションである。6バイトの文字セットコ
ード情報はビデオファイルと同様に文字「1」「2」の
言語をそれぞれ2バイトで示し、1ファイル中最大8言
語分を示す。英語はマンダトリーである。
【0045】6バイトの文字セットコード情報は、言語
コードに対応した文字コードを最大15個持つことが可
能であり、文字「1」「2」の言語の有無と種類を1バ
イトで示す。コード例を以下に示す。 1.ISO646 2.ISO8859−1 3.MS−JIS 6バイトの表示アイテム情報は、図15に示すフリース
ペース「1」「2」、データポインタの有無、IDを示
す。ネームスペースはマンダトリーであり、アルバムネ
ーム、ミュージックネーム、アーティストネームは必ず
記述する。
【0046】294バイトのオーディオ再生制御情報エ
リアの内容は任意であり、例えば各々25バイトの10
種類分のオーディオ再生制御情報エリア(250バイ
ト)と44バイトの保留エリアにより構成される。1種
類分のオーディオ再生制御情報エリアには20バイトの
グラフィックイコライザ情報と、3バイトのレベルバラ
ンス情報と2バイトの残響付加情報が配置され、この情
報はユーザにより選択されてオーディオ信号の音質が制
御される。これらのオーディオ再生制御情報は、Aパッ
クに配置されている楽曲をユーザが再生する場合に例え
ばその楽曲のジャンル(クラシック、ジャズ、ロック、
BGM)に応じて、また、同一ジャンルであってもその
楽曲の演奏状態、録音状態、雰囲気などに応じて再生時
の音質が最も良くなるようにいわゆるプロのミキサが推
奨するデータである。
【0047】1000バイトのASD(オーディオサー
チデータ)は、図17に詳しく示すように16バイトの
ジェネラル情報と、8バイトの現在の番号情報と、16
バイトの現在時刻情報と、8バイトのアルバムセットサ
ーチ情報と、8バイトのアルバムサーチ情報と、404
バイトのトラックサーチ情報と、408バイトのインデ
ックスサーチ情報と、80バイトのハイライトサーチ情
報と、52バイトの保留エリアにより構成されている。
【0048】8バイトの現在の番号情報は、アルバムセ
ットの現在のアルバム番号(2バイト:BCD)と、ア
ルバムセットの現在のトラック番号(2バイト:BC
D)と、トラックの現在のインデックス番号(2バイ
ト:BCD)と保留領域(2バイト)により構成されて
いる。16バイトの現在時刻情報は、トラックのプレイ
バック時間(4バイト:BCD)と、トラックの残りの
プレイバック時間(4バイト:BCD)と、アルバムの
絶対時間(4バイト:BCD)とアルバムの残りの絶対
時間(4バイト:BCD)により構成されている。
【0049】8バイトのアルバムセットサーチ情報は、
アルバムセットの最初のセクタ番号(4バイト)と、ア
ルバムセットの最後のセクタ番号(4バイト)により構
成されている。8バイトのアルバムサーチ情報は、アル
バムの最初のセクタ番号(4バイト)と、アルバムの最
後のセクタ番号(4バイト)により構成されている。4
04バイトのトラックサーチ情報は、アルバムのトラッ
ク及びセクタ番号(4バイト×99)と、アルバムの最
初のトラック番号(4バイト)とアルバムの最後のトラ
ック番号(4バイト)により構成されている。
【0050】408バイトのインデックスサーチ情報
は、トラックのインデックス及びセクタ番号(4バイト
×100)と、トラックの最初のインデックス番号(4
バイト)とトラックの最後のインデックス番号(4バイ
ト)により構成されている。80バイトのハイライトサ
ーチ情報は、トラックのインセクタ番号(4バイト×1
0)とトラックのアウトセクタ番号(4バイト×10)
により構成されている。
【0051】このようなフォーマットによれば、複数の
Aパックの先頭に、CDのTOC情報のように後続のA
パックのオーディオ信号を管理するためのA−CONT
パックが配置されるので、オーディオデータはビデオデ
ータなどとは一体化されず、記録容量を多くすることが
できる。また、A−CONTパックによりオーディオ時
間を管理することができ、また、A−CONTパックに
よりオーディオデータに関する曲名などの簡単な文字情
報を取り出すことができる。
【0052】また、A−CONTパック内にタイトル、
スタートアドレス、演奏時間などのTOC情報を配置す
るので、オーディオ再生中であってもユーザの操作に応
じた情報をA−CONTパックから取り出して再生を開
始することができる。また、オーディオマネージャイン
フォメーション(AMGI)とオーディオアルバムセッ
トインフォメーション(AASI)内にTOC情報を配
置することにより、必要なTOC情報を再生器内のメモ
リに記憶させて、ユーザの操作に応じた情報をメモリか
ら即座に読み出して再生を開始することができる。ま
た、DVD−ビデオにおけるプログラムチェーンインフ
ォメーション(PGCI)のような大きな容量の情報を
記憶する必要がないので、ディスクを効率的に管理する
ことができる。
【0053】さらに、 1.コンテンツ内に画像(V)データがない場合、 (1)アルバム、曲、インデックスの3階層に対するサ
ーチ、ランダムアクセスが可能になる。 (2)GOF(オーディオフレーム)単位の頭出し、タ
イムサーチ、ランダムアクセスが可能になる。 (3)アルバム、曲、インデックスの時間を実時間で管
理することができる。
【0054】また、 2.コンテンツ内に画像(V)データがある場合、オー
ディオデータに関しては、上記(1)〜(3)の他に、 (4)アルバム、曲中の現在時間、残り時間を実時間で
表示、管理することができる。ビデオデータに関して
は、 (1)タイトル、PTT、セルの3階層に対するサー
チ、ランダムアクセスが可能になる。 (2)ビデオフレーム単位の頭出し、タイムサーチ、ラ
ンダムアクセスが可能になる。 (3)タイトル、PTT、セルの時間を実時間で管理す
ることができる。 (4)PTT又はタイトル中の現在時間、残り時間をビ
デオフレーム単位時間で表示、管理することができる。
【0055】なお、図1(b)のACBUは、A−CO
NTパックと図示省略のCONTパックを含んでいる
が、図18に示すようにVパックとCONTパックは含
まないように構成してもよい。この場合にはビデオ信号
は記録されないが、オーディオ信号の記録容量が割り増
しになる特徴があり、ディスクサイズを小型化すること
ができ、また、再生機能を簡略化することができるので
ポータブル用の再生装置に適するものを提供することが
できる。
【0056】次に、図19を参照して本発明に係る光デ
ィスク再生装置の一実施形態を説明する。図19は一例
としてVパックとSPパックは含まず、AパックとA−
CONTパックとCONTパックを含むACBUが記録
されたDVDオーディオディスクを再生する装置を示し
ている。また、一例としてフロント3チャネルがfs=
96kHzでサンプリングされ、リヤ2チャネル及びL
FE1チャネルがfs=48kHzでサンプリングされ
ているディスクを再生する装置を示している。
【0057】デマルチプレクサ(DEMUX)10は図
23に示すトラックバッファ2からのディスク再生信号
をAパックと、A−CONTパックとCONTパック内
に含まれているPCIに分離する。この装置はAパック
とA−CONTパックとPCIをそれぞれバッファリン
グするための入力バッファとしてオーディオバッファ3
1−1、31−2と、A−CONTバッファ51とPC
Iバッファ41を有する。オーディオバッファ31−
1、31−2の各々の容量は4kバイトであり、この容
量のAパックが交互に入力する。
【0058】オーディオデコーダ32及びオーディオデ
コーダバッファ33は、A−CONTデコーダ52によ
りデコードされたA−CONTパック内の情報に基づい
て、オーディオバッファ31−1、31−2により交互
にバッファリングされたAパック内のオーディオストリ
ーム信号(=ユーザデータ)をfs=96kHzのフロ
ント3チャネルとfs=48kHzのリヤ2チャネル及
びLFE1チャネルの各オーディオPCM信号にデコー
ドする。フロント3チャネルの各オーディオPCM信号
はD/A変換器34−1により、また、リヤ2チャネル
及びLFE1チャネルの各オーディオPCM信号D/A
変換器34−2によりアナログ信号に変換される。
【0059】この再生装置はまた、A−CONTパック
の処理系として上記のA−CONTバッファ51と、A
−CONTデコーダ52と、A−CONTデコーダバッ
ファ53と、オーディオHLIバッファ54と、オーデ
ィオHLIデコーダ55と、オーディオHLIデコーダ
バッファ56を有し、また、PCI処理系として上記の
PCIバッファ41と、PCIデコーダ42と、PCI
デコーダバッファ43と、HLI(ハイライト・インフ
ォメーション)バッファ44と、HLIデコーダ45
と、HLIデコーダバッファ46を有する。
【0060】このような構成によれば、各々の容量が4
kバイトのオーディオバッファ31−1、31−2を有
するので、9.8Mbpsの速度で処理することがで
き、図20に示すように×印で示すチャネル数、サンプ
リング周波数、量子化ビット数でA/D変換したオーデ
ィオ信号をディスクに記録しても、これを処理して再生
することができる。
【0061】また、図21は2ch+6chであって6chが
フロント3chとリヤ2ch+LFE1chの場合と、2ch+
5chであって5chがフロント3chとリヤ2chの場合と、
6chのみであって6chがフロント3chとリヤ2ch+LF
E1chの場合の各処理速度を示し、このようにディスク
に記録しても、これを処理して再生することができる。
また、各チャネルのサンプリング周波数fsと量子化ビ
ット数を選択し、また、各チャネルのサンプリング周波
数fsを共通にしてもリヤ2ch+LFE1chや、LFE
1chのみの帯域を狭くして圧縮して録音すれば1枚のデ
ィスクに1時間前後を録音することができる。なお、圧
縮して録音されている場合にはプレーヤ側でリヤ2ch+
LFE1chやLFE1chのみの間引きデータに基づいて
補間、伸長した後に元のサンプリング周波数fsでD/
A変換することができる。
【0062】図22は第2の実施形態としてDVDビデ
オディスクの再生装置を示し、図23に対応している。
なお、図23に示す従来例における構成部材と同一のも
のには同一の参照符号を付して詳細な説明を省略する。
この再生装置では、ビデオバッファ11の容量に余裕が
ある場合に、ビデオバッファ11と1系統のオーディオ
バッファ31によりAパックを交互にバッファリングす
るように構成されている。このような構成によれば、
9.6Mpbsまでのオーディオ信号をDVDビデオデ
ィスクに記録してもこれを処理して再生することができ
る。なお、上記マルチチャネルのデジタル音声信号の実
施例を説明するにあたり、リニヤPCMであるものとし
ているが、これに限るものではなく、オーディオ符号化
モードがドルビーAC−3、MPEG−1又はMPEG
−2であってもよい。これらの場合には、たとえばサン
プリング周波数と量子化ビット数がフロントch以外は標
準とされ、フロントchについてはAASM−AST−A
TR(図9)の量子化/DRC情報及びサンプリング周
波数fsを採用するようにして、異なるサンプリング周
波数と量子化ビット数を選択するようにできる。これに
よって、幅広いユーザに対応した光ディスク再生装置を
提供することができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
ディスクから取り出されたオーディオパックを第1、第
2の入力バッファにより交互にバッファリングするよう
にしたので、DVDビデオ規格より多いチャネル数、高
いサンプリング周波数及び多い量子化ビット数でオーデ
ィオ信号を記録しても処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVD−ビデオのフォーマットと、本発明に係
るDVD−オーディオのフォーマットの一実施形態を示
す説明図である。
【図2】図1のオーディオマネージャ(AMG)のフォ
ーマットを詳しく示す説明図である。
【図3】図1のオーディオアルバムセット(AAS)の
フォーマットを詳しく示す説明図である。
【図4】図2のオーディオマネージャインフォメーショ
ン(AMGI)のフォーマットを詳しく示す説明図であ
る。
【図5】図4のオーディオアルバムセット・アトリビュ
ートテーブル(AAS−ATRT)のフォーマットを詳
しく示す説明図である。
【図6】図5のオーディオアルバムセット・アトリビュ
ートデータ(AAS−ATR)のフォーマットを詳しく
示す説明図である。
【図7】図3のオーディオアルバムセットインフォメー
ション(AASI)のフォーマットを詳しく示す説明図
である。
【図8】図7のオーディオアルバムセットインフォメー
ション・マネージメントテーブル(AASI−MAT)
のフォーマットを詳しく示す説明図である。
【図9】図8のオーディオアルバムセットメニュー・オ
ーディオストリーム・アトリビュートデータ(AASM
−AST−ATR)を詳しく示す説明図である。
【図10】図8のオーディオアルバムセット・オーディ
オストリーム・アトリビュートテーブル(AAS−AS
T−ATRT)のフォーマットを詳しく示す説明図であ
る。
【図11】図10の各オーディオストリームのアトリビ
ュートデータ(AAS−AST−ATR)を詳しく示す
説明図である。
【図12】図1のオーディオコンテンツブロックユニッ
ト(ACBU)を示す説明図である。
【図13】図12のオーディオパックとビデオパックの
フォーマットを詳しく示す説明図である。
【図14】図12のオーディオコントロール(A−CO
NT)パックのフォーマットを詳しく示す説明図であ
る。
【図15】図12のオーディオキャラクタディスプレイ
(ACD)エリアのフォーマットを詳しく示す説明図で
ある。
【図16】図15のネームスペース情報により表示され
る例を示す説明図である。
【図17】図14のオーディオサーチデータ(ASD)
エリアのフォーマットを詳しく示す説明図である。
【図18】図12のオーディオコンテンツブロックユニ
ットの変形例を示す説明図である。
【図19】本発明に係る光ディスク再生装置の一実施形
態の要部を示すブロック図である。
【図20】チャネル数、サンプリング周波数及び量子化
ビット数に応じた処理速度を示す説明図である。
【図21】チャネル数、量子化ビット数及びサンプリン
グ周波数に応じた処理速度の他の例を示す説明図であ
る。
【図22】本発明に係る光ディスク再生装置の第2の実
施形態の要部を示すブロック図である。
【図23】従来例としてDVDビデオディスクの再生装
置を示すブロック図である。
【図24】DVDビデオディスクの再生装置の要部を示
すブロック図である。
【符号の説明】
31−1,31−2 オーディオバッファ(第1、第2
の入力バッファ手段) 32 オーディオデコーダ(オーディオデコーダバッフ
ァ33と共にオーディオデータデコード手段を構成す
る) 33 オーディオデコーダバッファ 34−1,34−2 D/A変換器(D/A変換手段) 52 A−CONTデコーダ(A−CONTデコーダバ
ッファ53と共に制御データデコード手段を構成する) 53 A−CONTデコーダバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−320927(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1チャネル以上のアナログオーディオ信
    号をA/D変換したオーディオデータを含むオーディオ
    パックと、前記オーディオデータを再生するための制御
    データを含む制御パックが記録された光ディスクを再生
    する光ディスク再生装置であって、 前記光ディスクから取り出されたオーディオパックを交
    互にバッファリングする第1、第2の入力バッファ手段
    と、 前記光ディスクから取り出された制御パックから制御デ
    ータをデコードする制御データデコード手段と、 前記制御データデコード手段によりデコードされた制御
    データに基づいて、前記第1、第2の入力バッファ手段
    により交互にバッファリングされたオーディオパックか
    らオーディオデータをデコードするオーディオデータデ
    コード手段と、 前記オーディオデータデコード手段によりデコードされ
    たオーディオデータをアナログオーディオ信号に変換す
    るD/A変換手段とを、 有する光ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2の入力バッファ手段の各
    々が4kバイトの容量を有することを特徴とする請求項
    1記載の光ディスク再生装置。
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