JP2953239B2 - 映像信号再生装置 - Google Patents

映像信号再生装置

Info

Publication number
JP2953239B2
JP2953239B2 JP5031208A JP3120893A JP2953239B2 JP 2953239 B2 JP2953239 B2 JP 2953239B2 JP 5031208 A JP5031208 A JP 5031208A JP 3120893 A JP3120893 A JP 3120893A JP 2953239 B2 JP2953239 B2 JP 2953239B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase
color
circuit
reproduced
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5031208A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06225336A (ja
Inventor
浩 竹下
典夫 生方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP5031208A priority Critical patent/JP2953239B2/ja
Publication of JPH06225336A publication Critical patent/JPH06225336A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2953239B2 publication Critical patent/JP2953239B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、再生された低域
変換色信号の時間軸変動を補正する際のメモリの追い越
し現象を抑制するいわゆるメモリジャンプの際、時間軸
変動が補正された低域変換色信号のカラーローテーショ
ン位相の連続性が乱れ再生色信号に色ずれが発生するこ
とを防止するため、メモリジャンプの発生があると正規
のカラーバースト位相とのずれ分だけ当該カラーローテ
ーション位相をシフトして強制的に正規のローテーショ
ン位相に戻すことにより、再生色信号におけるカラーロ
ーテーション位相を正規のものとし、再生色信号におけ
る色ずれ発生を防止可能な映像信号再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のVTRにおいては、図22に図示
する如く、磁気テープTを回転ドラムXに略180度巻
き付け、磁気テープTTを走行方向TT1に沿って走行
させると共に回転ドラムXを回転方向X1の方向で回転
させ、回転ドラムX上に180度対向するよう形成され
た相異なるアジマス角を有する第1,第2の磁気ヘッド
H1,H2を選択的に用いて再生している。
【0003】そして、通常の磁気テープ走行速度より高
速で磁気テープTTを走行させる特殊再生時において
は、回転ドラムX上に180度対向するよう形成された
相異なるアジマス角を有する第3,第4の磁気ヘッドH
3,H4を用いて再生する。
【0004】ここで、第3,第4の磁気ヘッドH3,H
4は、第1,第2の磁気ヘッドH1,H2と略1水平期
間(以下、「H」と略す。)離れて夫々形成されてお
り、第1,第4の磁気ヘッドH1,H4のアジマス角は
夫々一致し、第2,第3の磁気ヘッドH2,H3のアジ
マス角は夫々一致している。
【0005】図23を用いて、従来のVTRについて詳
述するに、第1,第3の磁気ヘッドH1,H3により再
生された信号が図示せぬプリアンプにて所定の振幅に夫
々増幅された後、スイッチ回路1とFMレベル検出回路
2とに供給される。そして、このFMレベル検出回路2
にて両信号の振幅の大小を検出して2値化して得たFM
レベル検出回路出力信号2aをラッチ回路10に供給す
る。
【0006】このラッチ回路10の動作を図24を参照
しつつ説明するに、先ず、同期分離回路9にて同図
(A)に図示する再生輝度信号7aより同期分離して得
た同図(B)に図示する水平同期信号9aがラッチ回路
10のクロック信号として入力され、この立ち上がりエ
ッジで同図(C)に図示するFMレベル検出回路出力信
号2aをラッチして同図(D)に図示するラッチ回路出
力信号10aを得ている。
【0007】そして、ラッチ回路出力信号10aが図2
3に図示するスイッチ回路1に供給され、スイッチ回路
1にて、ラッチ回路出力信号10aがハイレベルの期間
は第1の磁気ヘッドH1より再生された信号を、ローレ
ベルの期間は第3の磁気ヘッドH3より再生された信号
を切り換え出力してスイッチ回路出力信号1aを得てい
る。
【0008】このようにして、再生された信号の切り換
えタインミングを水平ブランキング期間内に設定するこ
とができるので、再生された信号の切り換えにより生ず
るFM変調信号の不連続性に起因するノイズを、視覚上
問題とならない水平ブランキング期間内に発生させるこ
とができる。
【0009】そして、スイッチ回路出力信号1aを、低
域変換されている色信号を周波数分離するローパスフィ
ルタ3とFM変調されている輝度信号を周波数分離する
ハイパスフィルタ4を介して得た信号を、色信号再生系
5と輝度信号再生系7とに夫々供給する。そして、色信
号再生系5は入力信号を記録時に低域変換する際に施し
た1H毎90度の位相回転を元に戻すローテーション復
元を上記した同期信号9aを用いて行うと共に高域変換
して得た再生色信号5aを第1の時間軸補正回路6(T
BC1)に供給する。一方、輝度信号再生系7は入力信
号にFM復調等を施して得た再生輝度信号7aを同期分
離回路9と第2の時間軸補正回路8(TBC2)とに供
給する。
【0010】そして、第1,第2の時間軸補正回路6,
8は水平同期信号9aを用いて再生色信号5a,再生輝
度信号7aに時間軸補正を施して夫々得た出力色信号6
aと出力輝度信号8aとを、図示せぬ伝送路に供給する
と共に加算回路11に供給し、両信号を加算して得た出
力映像信号11aを図示せぬ伝送路に供給する。
【0011】ここで、上記した第1,2の時間軸補正回
路6,8は、再生色信号5a及び再生輝度信号7aに夫
々同期した書き込みクロック信号を用いて内蔵する夫々
のメモリに再生色信号5a及び輝度信号7aを夫々書き
込み、固定の読み出しクロック信号を用いて夫々のメモ
リより再生色信号5a及び再生輝度信号7aを読み出す
ことにより、再生色信号5a及び再生輝度信号7aのジ
ッタを除去する。そして、このメモリの構成は書き込み
タイミングと読み出しタイミングとが時間的に最も離れ
るいわゆるリング形式で構成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】(1) 磁気ヘッドの
切り換えタイミングにおける第1,第3の磁気ヘッドH
1,H3より再生された信号の位相は一致しないため、
再生輝度信号7aの水平周波数が急激に変化してスキュ
ーが生ずる。このため、第2の時間軸補正回路8でこれ
を補正したとしても、磁気ヘッドの切り換え直後のライ
ンにスキューが残存した出力輝度信号8aとなる問題点
があり、また、再生色信号5aにおいては、上記したロ
ーテーション補正の順序が不連続となるため、いわゆる
APC回路にて位相を引き込むまでの時間がかかり、磁
気ヘッドの切り換え直後のラインで色が乱れるという問
題点があった。
【0013】ここで、特に、出力色信号6aの問題点に
ついて図25を用いて説明するに、同図(A)はラッチ
回路出力信号10aであり、同図(B)は理想的な磁気
ヘッドの切り換えにより得られた再生低域変換色信号3
aのローテーションを表しており、図示する如く、ラッ
チ回路出力信号10aがローレベルの期間は順次位相が
遅れるよう位相シフトが行われ、一方、ハイレベルの期
間は順次位相が進むよう位相シフトが行われ、結果とし
て位相の連続性が保たれている。
【0014】しかしながら、実際には位相の連続性は維
持されるとは限られず、同図(C)に図示する如くタイ
ミングP1,P2で位相の不連続が生ずることがある。
【0015】このような位相の不連続性に起因する問題
点を同図(D)に図示する従来のカラーローテーション
プロセスBBを用いて説明するに、この回路は、その主
要部は、4相位相発生回路63とスイッチ回路64と周
波数変換回路65と2Bitカウンタ回路66とにより
なる。
【0016】そして、この周波数変換回路65は再生低
域変換信号3aを高域に変換するためスイッチ回路出力
信号64aと乗算して得た高域変換信号bb(3.58
MHz)を出力するが、これが第2の位相比較回路91
に供給され、ここで安定した発振源である水晶発振回路
92より供給される信号と位相を比較すると共に図示せ
ぬ電圧制御発振回路にて発振されたいわゆるローカル信
号(4.2MHz)を4相位相発生回路63にフィード
バックすることにより、安定した高域変換信号bbを得
るためのAPCループを形成している。
【0017】また、高域変換信号bbは第1の位相比較
回路90にも供給され、ここで水晶発振回路92より供
給される信号と位相比較を行い、上記したカラーローテ
ーションの位相の不連続性がある場合は強制的に位相を
復元すべく制御信号を2Bitカウンタ回路66に供給
し、ここで上記制御信号と水平同期信号9aとラッチ回
路出力信号10aとに基づいて第1〜第4の局発信号S
0〜S3をスイッチ回路64で選択している。このよう
に、従来の技術においてはフィードバックループを構成
してカラーローテーションの位相の不連続性を補正して
いた。
【0018】しかしながら、この構成では高域変換信号
bbが出力されて始めて位相の不連続性が検出されるた
め、高域変換信号bbは完全なものでなく位相の不連続
性が残存したものとなっていた。これにより磁気ヘッド
の切り換え直後のラインの色が乱れるといった問題があ
った。 (2) さらに、上記した第1及び第2の時間軸補正回
路6,8を構成するメモリは書き込みタイミングと読み
出しタイミングとが時間的に最も離れるいわゆるリング
形式で構成されているため、書き込みクロック信号の周
波数が読み出しクロック信号の周波数より高い場合、書
き込みタイミングが読み出しタイミングを追い越す虞が
ある。
【0019】読み出しクロック信号の周波数が書き込み
クロック信号の周波数より高い場合、読み出しタイミン
グが書き込みタイミングを追い越す虞がある。この際、
メモリの読み書きが逆転するが、以下、前者を第1のメ
モリ追い越し、後者を第2のメモリ追い越しといい、両
者を総称してメモリ追い越しということとする。
【0020】これを図26を用いて詳述するに、同図
(A)は通常の書き込みタイミングと読み出しタイミン
グとの関係を図示したものであり、書き込みタイミング
Wと読み出しタイミングRとは時間的に最も離れた位置
にある。尚、書き込みクロック信号はジッターを有する
信号であるため、書き込みタイミングWはWWの期間中
を変動するものとなるが、読み出しタイミングRと時間
的に十分離れているため問題はない。
【0021】一方、同図(B)は書き込みタイミングが
読み出しタイミングを追い越す様子を図示したものであ
り(第1のメモリ追い越し)、書き込みクロック信号の
周波数が読み出しクロック信号の周波数より高いため、
次第に書き込みタイミングW1が読み出しタイミングR
1に接近し、最終的には図示する如く書き込みタイミン
グW2が読み出しタイミングR2を追い越すこととな
る。その結果、いまだ読み出されていないメモリ領域に
再生映像信号を書き込むため、上記メモリ領域に相当す
る再生映像信号が欠落し、1フィールド期間中の水平ラ
イン数が減少する。
【0022】また、同図(C)は読み出しタイミングが
書き込みタイミングを追い越す様子を図示したものであ
り(第2のメモリ追い越し)、読み出しクロック信号の
周波数が書き込みクロック信号の周波数より高いため、
次第に読み出しタイミングR3が書き込みタイミングW
3に接近し、最終的には図示する如く読み出しタイミン
グR4が書き込みタイミングW4を追い越すこととな
る。その結果、既に読み出しを終えたメモリ領域を再び
読み出すこととなるので、1フィールド期間中の水平ラ
イン数が増加する。
【0023】このようにして、1フィールド期間中の水
平ライン数の増減が生ずると、図27に図示する如くい
わゆる「Vがた」が発生する。即ち、メモリ追い越しが
発生した時から次の垂直同期信号までの期間、TV画面
上での垂直同期が乱れ、著しい画質の劣化を招来する。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は下記する構成の映像信号再生装置を提供す
る。
【0025】映像信号に係る色信号を低域変換すると共
に水平走査期間毎に位相ローテーションさせた低域変換
色信号と該映像信号に係る輝度信号とが周波数多重して
記録される磁気記録媒体より該映像信号を再生する映像
信号再生装置であり、時間軸変動を除去した再生低域変
換色信号を出力する時間軸補正手段と、該時間軸補正手
段の書き込み読み出しタイミングを制御すると共に、メ
モリジャンプを行う際のメモリジャンプ信号を出力する
制御手段と、該制御手段からのメモリジャンプ信号に基
づき位相補正信号を出力する位相補正手段と、該時間軸
補正手段からの再生低域変換色信号が入力され、該位相
補正手段からの位相補正信号に基づき記録時の該色信号
の位相を復元すると共に高域変換を施して、再生色信号
を得る再生手段とを少なくとも備え、メモリジャンプ発
生の際、該再生手段は、該位相補正手段からの該位相補
正信号に基づき強制的に位相シフトをすることにより、
記録時の該色信号の位相を復元することを特徴とする映
像信号再生装置。更に、再生輝度信号に係る水平同期信
号の位相と該再生低域変換色信号に係るカラーバースト
信号の位相との位相差を検出して得た位相差信号を出力
する位相差検出手段を備え、該位相補正手段は、該制御
手段からのメモリジャンプ信号と該位相差検出手段から
の位相差信号とに基づき該位相補正信号を出力すること
を特徴とする映像信号再生装置。
【0026】
【実施例】図1は本発明になる映像信号再生装置の一実
施例要部を説明するブロック図、図2は本発明になる映
像信号再生装置の一実施例全体ブロック図、図3はVT
Rの再生系の主要部を説明するブロック図、図4は第2
の時間軸補正回路8の動作を説明するタイミングチャー
ト、図5,6は遅延回路12の遅延時間Tを説明するタ
イミングチャート、図7は色信号系5の主要部を説明す
るブロック図、図8はバースト位相検出回路AAを説明
するブロック図、図9はバースト位相検出回路AAを説
明するタイミングチャート、図10はカラートーテンシ
ョンプロセスBBを説明するブロック図、図11は2ビ
ットBitカウンタ回路66の動作を説明するタイミン
グチャート、図12は時間軸補正回路によるAPCエラ
ーの改善を説明するタイミングチャート、図13は櫛形
フィルタを説明するブロック図、図14はTBCの主要
部を説明するブロック図、図15は通常の動作における
TBCのタイミングチャート、図16はジャンプ制御回
路の動作を説明する図、図17はメモリジャンプが発生
する際のTBCのタイミングチャート、図18は他のメ
モリジャンプ手段の主要部を説明するブロック図、図1
9は同期信号発生回路の主要部を説明するブロック図、
図20は通常の同期信号発生回路のタイミングチャー
ト、図21はメモリジャンプが発生する際の同期信号発
生回路のタイミングチャートである。上述したものと同
一構成部分には同一符号を付しその説明を省略する。
【0027】以下、説明の順序として、(1)「磁気ヘ
ッドの切り換えタイミングによる再生色信号のカラーロ
ーテーションの不連続性の補正」、(2)「メモリジャ
ンプによる再生色信号のVガタ補正」、(3)「メモリ
ジャンプによる再生色信号のカラーローテーションの不
連続性の補正」の順で行うことにする。 (1)「磁気ヘッドの切り換えタイミングによる再生色
信号のカラーローテーションの不連続性の補正」につい
て ここで、図3の構成は前述した図23の構成に遅延回路
12を新たに設けたものに等しいものであり、従来は水
平同期信号9aを直接ラッチ回路10のクロック信号入
力に供給していたものを、遅延回路12(DL)を介す
ることにより水平同期信号9aに所定の遅延時間Tを施
した後、ラッチ回路10のクロック信号入力に供給して
いる。
【0028】これにより、再生輝度信号7aのスキュー
を、第2の時間軸補正回路8により改善することができ
る。図4を用いてこの理由を説明する。
【0029】同図(A),(B)は磁気ヘッドの切り換
えがなかったとした場合の第1,第3の磁気ヘッドに係
る再生輝度信号7aを夫々図示したものである。そし
て、磁気ヘッドの切り換えタイミングが遅延するため、
図示するタイミング“A”,“B”より遅延回路12の
遅延時間Tだけ遅延したタイミング“α”,“β”で磁
気ヘッドの切り換えが夫々行われる。このため、第1の
磁気ヘッドH1から第3の磁気ヘッドH2に切り換えた
場合は、同図(C)に図示する再生輝度信号7aを、逆
に第3の磁気ヘッドH3から第1の磁気ヘッドH1に切
り換えた場合は、同図(D)に図示する再生輝度信号7
aを得ることができる。
【0030】そして、これらの信号に時間軸補正を施す
第2の時間軸補正回路8の動作を同図(E)を用いて説
明するに、同図(E)中の再生輝度信号7aを第2の時
間軸補正回路8中の第1〜第7のメモリセルM1〜M7
に1H毎に順次、水平同期信号9aの立ち下がりエッジ
から所定の期間再生輝度信号7aのジッターに追従した
クロック信号で書き込み、安定な周波数を有するクロッ
ク信号で読み出して同図(F)に図示する出力輝度信号
8aを得ている。
【0031】このようにして、遅延回路12を用いてラ
ッチ回路出力信号10aを遅延時間Tだけ遅延せしめて
磁気ヘッドの切り換えを行ったので、スキューの改善さ
れた出力輝度信号8aを得ることができる。ここで、遅
延時間Tは、両磁気ヘッド間で生ずるスキューをτとす
ると、1H−τを越えない最大値であることが望まし
い。
【0032】その理由を図5,6を用いて説明するに、
図5に図示する如く、遅延時間Tが1H−τを越えた場
合であって、同図(A)に図示する切り換え前の信号よ
り同図(B)に図示する切り換え後の信号が進んでいる
場合には、同図(C)に図示するように、再生輝度信号
7aの水平同期信号の前ぶちが欠けてしまうといった不
都合が生じる。一方、図6に図示する如く、遅延時間T
が1H−τに比較して少なすぎる場合には、同図(A)
より同図(B)に切り換えると、同図(C)に図示する
ように磁気ヘッドの切り換えが画面の中央部に現れてし
まうといった不都合が生じるからである。そこで、遅延
時間Tは、1H−τを越えない最大値に設定している。
【0033】上記した実施例は遅延時間Tを適当に設定
することによりスキューを改善することができたが、遅
延時間Tの設定は両磁気ヘッド間で生ずるスキュー時間
τを決めることが容易ではないため、時には磁気ヘッド
の切り換えが画面の中央部に現れてしまう(以下、「画
面内スイッチング」という。)といった不都合が生ず
る。そこで、ここでは詳述しないが、第2の時間軸補正
回路8を構成するメモリセルの書き込み読み出し制御を
改良して画面内スイッチングノイズを除去することも可
能である。
【0034】上述したのは輝度信号系に係る改良につい
て説明したが、ここでは、磁気ヘッドの切り換えに伴う
カラーローテーションを補正するため、色信号系5を以
下のように改良するものであり、これを図7〜図13を
用いて説明する。
【0035】図7に図示する色信号系5の主要部におい
て、バースト位相検出回路AAは磁気ヘッドの切り換え
に伴うカラーローテーションの不連続性を検出するため
のものであって、ラッチ回路出力信号10aにより供給
される磁気ヘッドの切り換えタイミングの前後において
再生低域変換色信号3a中のバースト信号の位相差を検
出するものである。即ち、バースト位相検出回路AAに
は1H遅延回路61(1HDL)を通過する前後の再生
低域変換色信号3aが供給され、これらの位相差を検出
して第1,第2のカラーローテーション補正信号aa
1,aa2をカラーローテーションプロセスBBに夫々
供給し、カラーローテーションの補正を行っている。
【0036】先ず、バースト位相検出回路AAについ
て、そのブロック図である図8をタイミングチャートで
ある図9を用いて詳述することとする。629KHzを
キャリア周波数とする図9(B)に図示する再生低域変
換色信号3aが、AD変換回路50を介して同図(C)
に図示する信号として、低域成分を除去するフィルタ回
路51に供給される。
【0037】このフィルタ回路51はキャリア周波数の
1/2波長の遅延時間を有する第1の遅延回路511(1
/2λ DL)と第1の減算回路512とによりなり、入力信
号からこれを第1の遅延回路511を介して得た同図
(D)に図示する信号を、減算して得た同図(E)に図
示する減算回路出力信号51aを2値化回路52に供給
する。そして、この2値化回路52にて減算回路出力信
号51aの符号ビットを抽出して2値化した同図(F)
に図示する2値化信号52aを微分回路53に供給し、
ここで2値化信号52aの立ち上がりエッジに同期した
同図(G)に図示する微分信号53aを得ている。
【0038】そして、微分信号53aは、バーストゲー
トパルス発生回路55にて同図(A)に図示する水平同
期信号3aに基づいて得た同図(H)に図示するバース
トゲートパルス55aによりゲート回路54でゲートさ
れ、同図(I)に図示する位相情報信号54aを得てい
る。
【0039】水平同期信号9aの立ち下がりエッジから
位相情報信号54aの立ち上がりエッジまでの時間は、
結局、再生低域変換色信号3aに係るバースト信号の位
相情報を表していることになる。従って、係る時間を1
H毎に計測すればバースト信号の位相を求めることがで
き、更に、1H前後でこの位相を比較することによりロ
ーテーションの連続性を判別できることとなる。かかる
役割を担うのが以下の構成である。
【0040】便宜上、再び同図(J)に図示した位相情
報信号54aが第1のラッチ回路F1にクロック信号と
して供給され、ここで、水平同期信号9aの立ち下がり
エッジにてクリアされると共にカウントを開始するカウ
ンタ回路56のカウントデータを上記位相情報信号54
aでラッチして得た同図(K)に図示する出力データを
第2のラッチ回路F2に供給する。
【0041】そして、この第2のラッチ回路F2は、上
記出力データを、タイミングパルス発生回路57にて水
平同期信号9aより生成した位相情報信号54aの立ち
上がりより略一定時間遅延している同図(L)に図示す
るタイミングパルス57aでラッチして得た同図(M)
に図示する第2の出力データF2aを第3のラッチ回路
F3に供給し、同様にタイミングパルス57aでラッチ
して同図(N)に図示する第3の出力データF3aを得
ている。尚、同図(N),(M)中、D0〜D2は第0
〜第2番目のラインにおけるバースト信号の位相を夫々
表すデータである。
【0042】そして、第2の減算回路58にて、第2の
出力データF2aより第3の出力データF3aを減算し
て得た同図(O)に図示する位相差データ58aを4相
判別回路59に供給し、位相差データ58aに基づいて
現在のローテーションを判別して得た判別データをロー
テーション補正信号発生回路60に供給して90度,1
80度進ませる指令信号である第1,第2のローテーシ
ョン補正信号aa1,aa2とを夫々得ている。
【0043】次に、この第1,第2のローテーション補
正信号aa1,aa2が供給されるカラーローテーショ
ンプロセスBBについて、図10,図11を用いて説明
するに、従来のカラーローテーションプロセスBBと相
違するのは第1の位相比較回路90を用いたフィードバ
ックループがない点である。そして、その主要部は、4
相位相発生回路63とスイッチ回路64と周波数変換回
路65と2Bitカウンタ回路66とによりなりる。
尚、APCループについては従来の技術と同一であるた
めその説明を省略する。
【0044】そして、この周波数変換回路65は再生低
域変換信号3aを高域に変換するためスイッチ回路出力
信号64aと乗算して得た高域変換信号bbを出力する
が、スイッチ回路出力信号64aがローテーション補正
が考慮された信号を選択している。
【0045】即ち、4相位相発生回路63は高域変換の
ために用いるいわゆるローカル周波数である4.2MH
zの周波数を有し、位相が90度毎にシフトされている
第1〜第4の局発信号S0〜S3をスイッチ回路64に
供給し、ここで、2ビットBitカウンタ回路66より
供給される4ビットで表される選択データ信号66aを
用いて第1〜第4の局発信号S0〜S3を選択してスイ
ッチ回路出力信号64aを得ている。
【0046】さてここで、2ビットBitカウンタ回路
66の動作を図11を用いて説明するに、同図(A)に
図示する水平同期信号9aをクロック信号としてカウン
トするが、同図(G),(H)に図示する90度,18
0度進ませる指令信号である第1,第2のローテーショ
ン補正信号aa1,aa2のハイレベルが入力するとカ
ウント値を通常の値よりも“1”,“2”だけ夫々加算
又は減算する。そして、この2ビットBitカウンタ回
路66を加算又は減算動作させることを決定するのが同
図(I)に図示するラッチ回路出力信号10aである。
即ち、これがローレベルである期間は加算動作し、一
方、ハイレベルである期間は減算動作となる。このよう
にして得た2ビットBitカウンタ回路66のカウント
値である選択データを同図(B)に、また、夫々の選択
データ信号66aをLSBより順に同図(C)〜(F)
に図示する。
【0047】ここで、同図中に図示するタイミングt1
〜t3について具体的に説明するに、先ず、タイミング
t1においては、ラッチ回路出力信号10aはローレベ
ルであるので動作は加算状態であり、第1のローテーシ
ョン補正信号aa1がハイレベルとなっているので、選
択データは通常であれば“0”から“1”に変化すると
ころが“0”から“2”に変化している。また、タイミ
ングt2においては、ラッチ回路出力信号10aはロー
レベルであるので、動作は加算状態であり、第2のロー
テーション補正信号aa2がハイレベルとなっているの
で、選択データは通常であれば“0”から“1”に変化
するところが“0”から“3”の変化となっている。更
に、タイミングt3においては、ラッチ回路出力信号1
0aはハイレベルであるので動作は減算状態であり、第
1,第2のローテーション補正信号aa1,aa2が共
にハイレベルとなっているので、選択データは通常であ
れば“3”から“2”に変化するところが更に“3”減
算するため“3”から“3”の変化となっている。
【0048】このようにして、ローテーションの補正が
1H毎にできるため、特殊再生時においても色の再現性
が改善される。
【0049】また、磁気ヘッドの切り換えによるローテ
ーションの不連続性により、カラーローテーションプロ
セスBB中の高域変換に用いる周知のAPCループの引
き込み時間が長時間化するといった問題を解決する手段
について図12を用いて説明する。
【0050】同図(A)〜(D)は理想的な再生低域変
換色信号3aを理解を容易にするため再生輝度信号7a
と共にライン順に図示したものであり、再生低域変換色
信号3a中のバースト信号の位相は90度毎に位相が遅
れている。
【0051】しかしながら、スキューがあると同図
(E)に図示する如く再生輝度信号7aと共に再生低域
変換色信号3aにもスキューが発生するため、APCル
ープが誤動作する。
【0052】そこで、これを解決した色信号再生系5の
主要部について同図(F)を用いて説明する。ここで図
7と相違するのは可変遅延回路93と第3の時間軸補正
回路94が新たに追加された構成であり、他の構成は同
一であるため同一の符号を付しその説明を省略する。
【0053】再生低域変換色信号3aは水平同期信号9
aに基づいて時間軸補正を第3の時間軸補正回路94に
てスキューが除去された後、カラーローテーションプロ
セスBBに供給され、所定の処理が施され、高域変換信
号bbを得ている。尚、第3の時間軸補正回路94は第
2の時間軸補正回路8と同一の構成となっている。
【0054】そして、第3の時間軸補正回路94で時間
軸補正を施す際に遅延時間が生ずる。このため、第1,
第2のカラーローテーション補正信号aa1,aa2も
遅延する必要があり、この役割を担うのが可変遅延回路
93である。しかるに可変遅延回路93の遅延時間は自
動的に第3の時間軸補正回路94と略同一となるよう第
3の時間軸補正回路94より供給される遅延データ93
bにより制御されている。尚、第3の時間軸補正回路9
4は高域変換される前に時間軸補正を施すことによりA
PCループの動作を安定化するものであるから、第3の
時間軸補正回路94を同図(F)中のEEの場所に介挿
して、時間軸補正を再生低域変換色信号3aに施した
後、1H遅延回路61とバースト位相検出回路AAとに
供給しても良いことは勿論であり、係る場合は可変遅延
回路93が不要となり、構成を簡易にできる。
【0055】このようにして、スキューが除去された再
生低域変換信号を用いてカラーローテーションの補正を
行えるため、APCループの動作を乱すことなく良好な
高域変換信号bbを得ることができる。
【0056】上述した実施例においては、磁気ヘッドの
切り換えに伴うカラーローテーションの不連続性をバー
スト信号の位相を検出することにより補正していた。し
かし、このバースト信号は低域変換されている信号であ
るため、アジマスロスによるクロストーク妨害の低減が
望めないため、位相検出の誤差が増加するおそれがあ
る。そこで、下記するように、低域変換されているバー
スト信号に櫛形フィルタを施し位相検出の精度を向上す
るように構成することも可能である。
【0057】即ち、図13を用いて説明するに、この櫛
形フィルタは第2の遅延回路68(1H± 1/4λ DL)と加
算回路69とにより構成されている。そして、第2の遅
延回路68の遅延時間はバースト信号の正逆位相シフト
に対応させるべくラッチ回路出力信号10aにより制御
され、これがローレベルの際は遅延時間を1H−1/4
λに、ハイレベルの際は1H+1/4λに設定するの
で、入力信号とこれに第2の遅延回路68を介して得た
信号との位相が一致し、これらを加算回路69にて加算
して出力信号を得るため、クロストーク成分に対して有
効な信号成分を強調した出力信号を得ることができる。
【0058】そして、上記した櫛形フィルタを図8中、
AD変換回路50とフィルタ回路51との間に介挿する
か、あるいは、フィルタ回路51と2値化回路との間に
介挿することによりクロストーク妨害を低減することが
でき、精度良くバースト信号の位相を検出することがで
きる。 (2)「メモリジャンプによる再生色信号のVガタ補
正」について さて、下記するのは、読み出しタイミングと書き込みタ
イミングとが接近しメモリ追い越しが発生する確率が高
い場合に、現在読み出されている再生映像信号と相関性
のある再生映像信号が格納されているメモリ領域を読み
出すため、読み出しタイミングを変更するメモリジャン
プを行うものである。更に、メモリジャンプを垂直同期
信号の手前で発生させることによりVがたを改善すると
共に、メモリジャンプの発生情報を同期信号発生回路1
0(SSG)に供給し、水平ライン数の増減に合わせて
同期信号を発生せしめるものである。以下、詳述する。
【0059】図14において、再生映像信号5aがA/
D変換を施すA/D変換器100を介して1水平ライン
分の容量を持つ第1〜第4のメモリ102〜105(A
〜D)にそれぞれ供給される。そして、リング形式で構
成されている第1〜第4のメモリ102〜105は、メ
モリ制御回路106によって制御され、再生映像信号5
aより分離された水平同期信号106aからメモリ制御
回路106中の図示せぬPLL回路にて生成された書き
込みクロック信号WCKを用いて再生映像信号5aが書
き込まれ、メモリ制御回路106中の図示せぬ読み出し
クロック発生回路より供給される読み出しクロック信号
RCKを用いて読み出される。
【0060】そして、この読み出された信号がD/A変
換を施すD/A変換器108を介して同期信号置換回路
111の一方の入力に供給される。また、この他方の入
力には水平同期信号発生回路110から同期信号110
aが供給され、ここで、D/A変換器108からの出力
信号108aに係る同期信号を同期信号110aに置換
して得た出力映像信号111aを図示せぬ伝送路に供給
する。尚、後述するメモリジャンプ手段107はメモリ
ジャンプを垂直同期信号の手前で発生させる役割を担う
ものである。また、論理和回路109は後述する同期信
号発生回路110中の後述する水平カウンタ回路201
にリセット信号を供給する役割を担うものである。
【0061】ここで、通常の動作を図15に図示するタ
イミングチャートを用いて説明するに、同図(A),
(C),(E),(G)は第1〜第4のメモリ102〜
105に供給されるライトイネーブル信号AWE〜DW
Eであって、これらの信号がハイレベルの期間中、第1
〜第4のメモリ102〜105が夫々書き込み可能とな
る。また、同図(B),(D),(F),(H)はライ
トリセット信号AWR〜DWRであって、ライトイネー
ブル信号AWE〜DWEの立ち上がりエッジに同期して
夫々立ち上がり、短期間ハイレベルを維持した後ローレ
ベルとなる信号で、その立ち上がりエッジで第1〜第4
のメモリ2〜5の書き込みアドレスが初期状態にリセッ
トされる。このようにして、第1のメモリ102から第
4のメモリ105まで順次書き込みを行い、これを繰り
返すよう構成されている。
【0062】一方、同図(I),(K),(M),
(O)は第1〜第4のメモリ102〜105に供給され
るリードイネーブル信号ARE〜DREであって、これ
らの信号がハイレベルの期間中、第1〜第4のメモリ1
02〜105が夫々読み出し可能となる。また、同図
(J),(L),(N),(P)はリードリセット信号
ARR〜DRRであって、リードイネーブル信号ARE
〜DREの立ち上がりエッジに同期して夫々立ち上が
り、短期間ハイレベルを維持した後ローレベルとなる信
号で、その立ち上がりエッジで第1〜第4のメモリ10
2〜105の読み出しアドレスが初期状態にリセットさ
れる。このようにして、第1のメモリ102から第4の
メモリ105まで順次読み出しを行い、これを繰り返す
よう構成されている。
【0063】そして、書き込みと読み出しとの関係は、
例えば、同図(A),(M)に図示する如く、第1のメ
モリ102の書き込み開始タイミングと第3のメモリ1
04の読み出し開始タイミングとが一致しており、メモ
リ2個分の容量に相当する時間だけ読み書きのタイミン
グに余裕がある。
【0064】しかし、前述したメモリジャンプが発生し
た場合、Vがたが発生する。そこで、垂直同期信号の手
前でメモリジャンプを発生し易くするのがメモリジャン
プ手段107である。
【0065】このメモリジャンプ手段107について説
明するに、第1,第2のカウンタ回路171,172に
て、書き込み,読み出しクロック信号WCK,RCKを
カウントして得た書き込み,読み出しアドレスWA,R
Aを夫々判別回路173に供給する。そして、判別回路
173にて書き込みアドレスWAから読み出しアドレス
RAを減算して得た判別信号173aをジャンプ制御回
路174に供給する。このジャンプ制御回路174に
て、判別信号173aと垂直同期信号174cの関係か
ら第1,第2のメモリジャンプを行うか否かを決定す
る。
【0066】かかる決定動作について図16を用いて説
明するに、斜線を施した部分がメモリジャンプを行う部
分であり、同図中“V”の期間は垂直同期信号の期間で
あり、“Y”の期間はTV画面上見えない絵柄期間であ
り、“X”はその他の絵柄期間である。そして、同図中
“JA”の領域は、書き込みアドレスWAが読み出しア
ドレスRAより大きく且つ両者が接近しており、第1の
メモリ追い越しが発生する可能性が高い領域であるの
で、強制的に読み出しタイミングをずらすよう第1のメ
モリジャンプ制御信号174aを出力する。また、同図
中“JB”の領域は、読み出しアドレスWAが書き込み
アドレスRAより大きく且つ両者が接近しており、第2
のメモリ追い越しが発生する可能性が高い領域であるの
で、強制的に読み出しタイミングをずらすよう第2のメ
モリジャンプ制御信号174bを出力する。そして、図
示する如く、“Y”の期間中にメモリジャンプを発生さ
せる閾値を大きくし、メモリジャンプを発生する可能性
を高めているのは、この期間中にVがたが発生したとし
てもTV画面上になんら影響を与えないからである。ま
た、期間V中に閾値を大きくしなかったのは、この期間
中にメモリジャンプが発生すると垂直同期信号が乱れる
ため、TVの種類によっては垂直同期が乱れる可能性が
あるからである。尚、垂直ブランキング期間の終了で垂
直同期をとるTVを対象とする場合は、期間V中で上記
閾値を大きくしても良いことは勿論である。
【0067】そして、第1,第2のメモリジャンプ制御
信号174a,174bはメモリ制御回路106に供給
され、ここでメモリジャンプが実行される。第1,第2
のメモリジャンプ制御信号173a,174aが有効な
場合について図17,18を用いて説明するに、両図中
(A)〜(D)はライトイネーブル信号AWE〜DWE
であり、また、両図中(E)〜(H)はリードイネーブ
ル信号ARE〜DREである。
【0068】書き込みタイミングが読み出しタイミング
を追い越す可能性が高い場合は、図17に図示する如
く、ライトイネーブル信号AWEの立ち下がりエッジか
らリードイネーブル信号AREの立ち下がりエッジまで
の時間T1が接近する。この際、書き込みアドレスと読
み出しアドレスとが接近し、これがメモリジャンプ手段
107で検出され、第1のメモリジャンプ制御信号17
3aが有効となり、同図(F)に図示する如くリードイ
ネーブル信号BREがハイレベルの期間が通常の2倍と
なり、繰り返して第2のメモリ3を読み出している。従
って、水平ライン数が「1」増加する。このメモリジャ
ンプをAジャンプと呼ぶこととする。
【0069】一方、読み出しタイミングが書き込みタイ
ミングを追い越す可能性が高い場合は、図18に図示す
る如く、リードイネーブル信号AREの立ち下がりエッ
ジからライトイネーブル信号BWEの立ち上りエッジま
での時間T2が接近する。この際、書き込みアドレスと
読み出しアドレスとが接近し、これがメモリジャンプ手
段7で検出され、第2のメモリジャンプ制御信号174
aが有効となり、同図(F),(G),(H)に図示す
る如くリードイネーブル信号CREがハイレベルの期間
が1回とばされる。即ち、第2のメモリ103を読み出
した後、第3のメモリ104を読み出すこと無く第4の
メモリ5を読み出している。従って、水平ライン数が
「1」減少する。このメモリジャンプをBジャンプと呼
ぶこととする。
【0070】このようにして、メモリジャンプが行われ
るが、垂直同期信号の手前の期間Yで検出の閾値を大き
くするので、VがたをTV画面上見えなくすることがで
きる。
【0071】上述したようにA,Bジャンプによって、
第1〜第4のメモリ102〜105より読み出されるラ
イン数が増減する。一方、TBCで同期信号の置換を行
う場合、水平ライン数が増減すると、読み出された信号
と置換する垂直同期信号との位相が一致しない。そこ
で、メモリジャンプに対応して同期信号発生回路110
から出力される同期信号110aの水平ライン数を増減
させることとした。以下、同期信号発生回路110の構
成について図8及びをそのタイミングチャートである図
20,21を用いて詳述する。
【0072】図19,20において、図示せぬメモリ制
御回路106より供給される読み出しクロック信号RC
Kが水平カウンタ回路201に供給され、これを時間基
準信号として得た図20(A),(B),(C)に図示
する等価パルス信号ES、水平同期信号HS、垂直同期
信号VSを選択回路202に夫々供給する。尚、この水
平カウンタ回路201は論理和回路出力信号109aに
よってリセットされるため、第1〜第4のメモリ回路1
02〜105より出力される信号の水平ライン数の増減
に応じて、等価パルス信号ES、水平同期信号HS、垂
直同期信号VSを増減せしめて生成することができる。
【0073】また、上記等価パルス信号ESは垂直クロ
ック信号発生回路203(VCG)に供給され、後述す
る水平ライン数の増減に応じて有効なパルス数を増減し
て得た垂直クロック信号203aを、D/A変換出力信
号108aから分離成形された垂直基準信号VREFが
供給される垂直タウンタ回路204に供給する。
【0074】そして、垂直タウンタ回路204は垂直基
準信号VREFによって初期状態にリセットされ、垂直
クロック信号203aをカウントして得た同図(D),
(E),(F)に図示する第1〜第3の選択制御信号2
04a〜204cを選択回路202に供給する。この選
択回路202は第1〜第3の選択制御信号204a〜2
04cが夫々ハイレベルの期間、等価パルス信号ES、
水平同期信号HS、垂直同期信号VSを夫々選択して得
た同図(G)に図示する同期信号110aを図示せぬ同
期信号置換回路111に供給している。
【0075】更に、図21を用いて詳述するに、同図
(A),(B)は、通常の状態での垂直クロック信号2
03aと垂直カウンタ回路204のカウント値を図示し
たものであり、同図(C),(D)はAジャンプを行っ
た場合のそれらを、同図(E),(F)はBジャンプを
行った場合のそれらを図示したものである。即ち、第1
のメモリジャンプ制御信号174aが有効な場合は、同
図(C)に図示する如くパルスP1が削除され、これに
対応して同図(D)に図示する如く垂直カウンタ回路2
04のカウント値も増加しない。また、第2のメモリジ
ャンプ制御信号175aが有効な場合は、同図(E)に
図示する如くパルスP2が付加され、これに対応して同
図(F)に図示する如く垂直カウンタ回路204のカウ
ント値が「1」増加して「4」となる。
【0076】そして、これらのカウント値に基づいて生
成された第1〜第3の選択制御信号204a〜204c
を用い選択回路202にて等価パルス信号ES、水平同
期信号HS、垂直同期信号VSを選択出力するため、水
平ライン数の増減に応じた同期信号110aを得ること
ができる。上述した実施例においては書き込みアドレス
と読み出しアドレスとの差に基づいてメモリジャンプを
発生せしめていたが、これは書き込みタイミングと読み
出しタイミングとの時間差と等価であるから、この時間
差に基づいてメモリジャンプを発生せしめても良いこと
は勿論である。
【0077】また,上述した実施例においては垂直同期
信号前の所定の期間中にメモリジャンプを発生せしめる
ようメモリ制御回路106で閾値を大きくしていたが、
全期間中一定の閾値として、メモリジャンプを発生させ
ても良くも、係る場合においても水平走査ライン単位で
メモリジャンプが発生するので、第1〜第4のメモリ1
02〜105より読み出された信号は連続したものとな
る。 (3)「メモリジャンプによる再生色信号のカラーロー
テーションの不連続性の補正」について さて、前述した図3に示した色信号再生系の構成を一部
変更し、後述する図1,図2に示す構成の再生系を有す
るVTRがある。このVTRは、特に、再生された低域
変換色信号の時間軸変動を補正する際のメモリの追い越
し現象を抑制するいわゆるメモリジャンプの際、時間軸
変動が補正された低域変換色信号のカラーローテーショ
ン位相の連続性が乱れ再生色信号に色ずれが発生するこ
とを防止するため、メモリジャンプの発生があると正規
のカラーバースト位相とのずれ分だけ当該カラーローテ
ーション位相をシフトして強制的に正規のローテーショ
ン位相に戻すことにより、再生色信号におけるカラーロ
ーテーション位相を正規のものとし、再生色信号におけ
る色ずれ発生の防止しを可能とするものである。
【0078】即ち、図3に示すローパスフィルタ3が色
信号再生系5を介して第1の時間軸補正回路6に接続さ
れている接続状態を変更し、図1,図2に夫々示すよう
に,ローパスフィルタ3をブロックDDに直接接続した
ものである。このブロックDDは、図1に示すように、
プリアンプDD1,メモリコントロールDD2,カラー
ローテーション補正信号発生器DD3,カラーバースト
位相差検出器DD4,色信号再生系5,第1の時間軸補
正回路6から構成される。色信号再生系5はカラーロー
テーション部AAAを有している。
【0079】この構成において、メモリジャンプが生じ
ると、第1の時間軸補正回路(TBC1)6から出力さ
れる低域変換色信号の水平ラインは不連続となり、この
結果、色信号再生系5から出力される再生色信号におけ
るカラー信号の位相ローテーションは連続性が保てなく
なり、再生色信号には色ずれが生じる。
【0080】そこで、メモリジャンプ発生の有無にかか
わらず、常時、色相ずれがない再生色信号を得るため
に、下記する構成が用いられる。
【0081】このVTRは再生映像信号に係わる低域変
換色信号の時間軸変動及び位相ローテーションの不連続
性を共に除去した再生色信号を出力する映像信号再生装
置であり、時間軸変動を除去した再生低域変換色信号を
出力する第1の時間軸補正回路6(時間軸補正手段)、
再生低域変換色信号を相補的に高域変換すると共に所定
の位相ローテーションを有する再生色信号を出力するカ
ラーローテーション部AAA(位相ローテーション手
段)を有する色信号再生系5(再生手段)と、第1の時
間軸補正回路6の書き込み読み出しタイミングを制御す
ると共に、メモリジャンプを行って得たメモリジャンプ
信号を出力するメモリコントロールDD2(制御手段)
と、再生輝度信号の水平同期信号の位相と低域変換色信
号のカラーバースト信号の位相との位相差を検出して得
た位相差信号を出力するカラーバースト位相差検出器D
D4(位相差検出手段)と、メモリジャンプ発生の際、
所定の位相ローテーションに応じた位相ローテーション
信号と位相差信号とに基づいて、当該位相ローテーショ
ンと所定の位相ローテーションとのずれを除去する位相
ローテーション補正信号を前記位相ローテーション手段
に出力するカラーローテーション補正信号発生器DD3
(位相ローテーション補正手段)とを有する。
【0082】さて、ローパスフィルタ3の出力が点aa
を介して供給されるブロックDD内のプリアンプDD1
に接続される第1の時間軸補正回路6においてメモリジ
ャンプが発生した場合、色信号再生系5から出力される
再生色信号のライン数は1H増加、あるいは、1H減少
する。このラインの増減はメモリジャンプの方向により
前述したように規定される(Aジャンプは1H増加,B
ジャンプは1H減少)。
【0083】同期分離回路9から供給される水平同期信
号9aは点eeを介してメモリコントロールDD2,カ
ラーバースト位相差検出器DD4,色信号再生系5に夫
々供給される。
【0084】メモリコントロールDD2は第1の時間軸
補正回路6で行われるプリアンプDD1からの低域変換
色信号のメモリへの書き込みタイミング、このメモリか
らの読み出しタイミングを夫々制御する制御信号を第1
の時間軸補正回路6に出力し、また、メモリジャンプが
発生するとメモリジャンプが発生した旨のメモリジャン
プ信号をカラーローテーション補正信号発生器DD3に
出力する。カラーローテーション補正信号発生器DD3
にプリアンプDD1から供給されるカラーローテーショ
ン制御信号はその位相によってカラーローテーションの
方向が規定されている。
【0085】カラーバースト位相差検出器DD4は同期
分離回路9から供給される水平同期信号9aの位相とプ
リアンプDD1から供給される低域変換色信号のカラー
バースト信号の位相との位相差を検出して得たカラーバ
ースト位相検出信号をカラーローテーション補正信号発
生器DD3に出力する。
【0086】カラーローテーション補正信号発生器DD
3は、プリアンプDD1からのカラーローテーション制
御信号及びカラーバースト位相検出器DD4からのカラ
ーバースト位相検出信号に基づいて生成されたカラーロ
ーテーション補正信号をカラーローテーション部AAA
に出力する。
【0087】カラーローテーション部AAAはこのカラ
ーローテーション補正信号に基づいて第1の時間軸補正
回路6から供給され色信号再生系5にて元の色信号に変
換された再生色信号の位相ローテーション補正を行うこ
とができる。
【0088】メモリジャンプが発生すると、メモリコン
トロールDD2はメモリジャンプ信号をカラーローテー
ション補正信号発生器DD3に出力する。カラーローテ
ーション補正信号発生器DD3は、プリアンプDD1か
らのカラーローテーション制御信号により定まっている
カラーローテーションの方向を元にして、メモリジャン
プ信号におけるメモリジャンプの方向(Aジャンプは1
H増加,Bジャンプは1H減少)とのローテーションの
方向ずれを求めたカラーローテーション補正信号をカラ
ーローテーション部AAAに出力する。
【0089】また、磁気ヘッドの切り換えタイミングに
おける第1,第3の磁気ヘッドH1,H3より再生され
た信号の位相が一致しないことによるカラーローテーシ
ョンのずれと、上記のメモリジャンプによるカラーロー
テーションのずれとが同時に発生した場合、カラーロー
テーション補正信号発生器DD3は、プリアンプDD1
からのカラーローテーション制御信号により定まってい
るカラーローテーションの方向を元にして、メモリジャ
ンプ信号におけるメモリジャンプの方向、及び、カラー
バースト位相検出器DD4からのカラーバースト位相検
出信号との複合したカラーローテーションのずれを求め
たカラーローテーション補正信号をカラーローテーショ
ン部AAAに出力すればよい。
【0090】メモリジャンプが発生しない場合、カラー
ローテーション補正信号発生器DD3は、カラーローテ
ーション部AAAにカラーローテーション補正信号を出
力しない。
【0091】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、映像信号
に係る色信号を低域変換すると共に水平走査期間毎に位
相ローテーションさせた低域変換色信号と該映像信号に
係る輝度信号とが周波数多重して記録される磁気記録媒
体より該映像信号を再生する映像信号再生装置であり、
時間軸変動を除去した再生低域変換色信号を出力する時
間軸補正手段と、該時間軸補正手段の書き込み読み出し
タイミングを制御すると共に、メモリジャンプを行う際
のメモリジャンプ信号を出力する制御手段と、該制御手
段からのメモリジャンプ信号に基づき位相補正信号を出
力する位相補正手段と、該時間軸補正手段からの再生低
域変換色信号が入力され、該位相補正手段からの位相補
正信号に基づき記録時の該色信号の位相を復元すると共
に高域変換を施して、再生色信号を得る再生手段とを少
なくとも備え、メモリジャンプ発生の際、該再生手段
は、該位相補正手段からの該位相補正信号に基づき強制
的に位相シフトをすることにより、記録時の該色信号の
位相を復元するため、メモリジャンプの発生により生じ
る位相ローテーションの不連続性による再生色信号の色
ずれを未然に防止することができる。 また、請求項2に
係る発明によれば、メモリジャンプの発生により生じる
位相ローテーションのずれと、磁気ヘッドの切り換えに
よる位相ローテーションの変化とが同時に発生した場合
でも適切に色ずれを防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる映像信号再生装置の一実施例要部
を説明するブロック図である。
【図2】本発明になる映像信号再生装置の一実施例全体
ブロック図である。
【図3】VTRの再生系の主要部を説明するブロック図
である。
【図4】第2の時間軸補正回路8の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【図5】遅延回路12の遅延時間Tを説明するタイミン
グチャートである。
【図6】遅延回路12の遅延時間Tを説明するタイミン
グチャートである。
【図7】色信号系5の主要部を説明するブロック図であ
る。
【図8】バースト位相検出回路AAを説明するブロック
図である。
【図9】バースト位相検出回路AAを説明するタイミン
グチャートである。
【図10】カラーローテーションプロセスBBを説明す
るためのブロック図である。
【図11】2ビットBitカウンタ回路66の動作を説
明するタイミングチャートである。
【図12】時間軸補正回路によるAPCエラーの改善を
説明するタイミングチャートである。
【図13】櫛形フィルタを説明するブロック図である。
【図14】TBCの主要部を説明するブロック図であ
る。
【図15】通常の動作におけるTBCのタイミングチャ
ートである。
【図16】ジャンプ制御回路の動作を説明する図であ
る。
【図17】メモリジャンプが発生する際のTBCのタイ
ミングチャートである。
【図18】他のメモリジャンプ手段の主要部を説明する
ブロック図である。
【図19】同期信号発生回路の主要部を説明するブロッ
ク図である。
【図20】通常の同期信号発生回路のタイミングチャー
トである。
【図21】メモリジャンプが発生する際の同期信号発生
回路のタイミングチャートである。
【図22】特殊再生時のテープパターンを説明する概念
図である。
【図23】従来の映像信号磁気再生装置のブロック図で
ある。
【図24】水平ブランキング期間内のヘッド切り換えを
説明するタイミングチャートである。
【図25】再生色信号5aの問題点を説明する概念図で
ある。
【図26】バースト位相検出回路AAを説明するブロッ
ク図である。
【図27】バースト位相検出回路AAを説明するタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
3a 再生低域変換色信号 5 色信号再生系(再生手段) 6 第1の時間軸補正回路(TBC1,時間軸補正手
段) AA バースト位相検出回路(位相検出手段) AAA カラーローテーション部(位相ローテーション
手段) bb 高域変換信号 BB カラーローテーションプロセス(再生色信号処理
手段) DD2 メモリコントロール(制御手段)( DD3 カラーローテーション補正信号発生器(位相ロ
ーテーション補正手段) DD4 カラーバースト位相検出器(位相差検出手段) H1 第1の磁気ヘッド H3 第3の磁気ヘッド(第2の磁気ヘッド) TT 磁気記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 9/79 - 9/898

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号に係る色信号を低域変換すると共
    に水平走査期間毎に位相ローテーションさせた低域変換
    色信号と該映像信号に係る輝度信号とが周波数多重して
    記録される磁気記録媒体より該映像信号を再生する映像
    信号再生装置であり、 時間軸変動を除去した再生低域変換色信号を出力する時
    間軸補正手段と、 該時間軸補正手段の書き込み読み出しタイミングを制御
    すると共に、メモリジャンプを行う際のメモリジャンプ
    信号を出力する制御手段と、 該制御手段からのメモリジャンプ信号に基づき位相補正
    信号を出力する位相補正手段と、 該時間軸補正手段からの再生低域変換色信号が入力さ
    れ、該位相補正手段からの位相補正信号に基づき記録時
    の該色信号の位相を復元すると共に高域変換を施して、
    再生色信号を得る再生手段とを少なくとも備え、 メモリジャンプ発生の際、該再生手段は、該位相補正手
    段からの該位相補正信号に基づき強制的に位相シフトを
    することにより、記録時の該色信号の位相を復元するこ
    とを特徴とする映像信号再生装置。
  2. 【請求項2】再生輝度信号に係る水平同期信号の位相と
    該再生低域変換色信号に係るカラーバースト信号の位相
    との位相差を検出して得た位相差信号を出力する位相差
    検出手段を備え、 該位相補正手段は、該制御手段からのメモリジャンプ信
    号と該位相差検出手段からの位相差信号とに基づき該位
    相補正信号を出力することを特徴とする請求項1記載の
    映像信号再生装置。
JP5031208A 1993-01-27 1993-01-27 映像信号再生装置 Expired - Lifetime JP2953239B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5031208A JP2953239B2 (ja) 1993-01-27 1993-01-27 映像信号再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5031208A JP2953239B2 (ja) 1993-01-27 1993-01-27 映像信号再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06225336A JPH06225336A (ja) 1994-08-12
JP2953239B2 true JP2953239B2 (ja) 1999-09-27

Family

ID=12325016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5031208A Expired - Lifetime JP2953239B2 (ja) 1993-01-27 1993-01-27 映像信号再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2953239B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06225336A (ja) 1994-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2674416B2 (ja) 映像信号磁気再生装置
EP0473417B1 (en) Digital signal reproducing apparatus
JPH05258403A (ja) 複数セグメント記録におけるトラッキング制御装置
JP2953239B2 (ja) 映像信号再生装置
EP0439246B1 (en) Magnetic recording/reproducing apparatus
JP2882433B2 (ja) 映像信号時間軸補正回路
JPH09182029A (ja) ジッタ低減回路
JP2734278B2 (ja) 映像信号磁気再生装置
US5381238A (en) Helical scan type playback apparatus for video data recorded on magnetic tape
JPS59177713A (ja) 複数のヘツドで記録されたデイジタル信号の再生装置
JPS61174886A (ja) 時間軸補正装置
JP2675441B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3043636B2 (ja) Sd−vcrのフレームパルス発生装置
JP3305851B2 (ja) 信号再生装置
JPH0232834B2 (ja)
JPS6267785A (ja) 情報記録再生装置
JP2832902B2 (ja) ビデオ信号再生装置
JPH0546756B2 (ja)
EP0459018B1 (en) Video disk player
JPH01305785A (ja) ジッタ補正装置
JPS6354077A (ja) ビデオデイスクプレ−ヤ
JPH0666104B2 (ja) 時間軸補正装置
JPH03184485A (ja) 再生信号処理回路
JPS6148280A (ja) デ−タ再生装置
JPH09284721A (ja) 磁気再生装置