JP2953067B2 - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JP2953067B2
JP2953067B2 JP2416833A JP41683390A JP2953067B2 JP 2953067 B2 JP2953067 B2 JP 2953067B2 JP 2416833 A JP2416833 A JP 2416833A JP 41683390 A JP41683390 A JP 41683390A JP 2953067 B2 JP2953067 B2 JP 2953067B2
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film
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邦夫 河村
修二 泉
浩幸 岡田
勝章 千ケ崎
道広 岩田
完房 辻
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Minolta Co Ltd
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  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0010】
【産業上の利用分野】本発明はカメラシステムに関する
ものであり、より特定的には未使用状態のフィルムカ−
トリッジと使用済みのフィルムカ−トリッジの装着に関
し異なる形態を現出するようにしたカメラシステムに関
する。
【0020】
【従来の技術】特開平2-114248号には新タイプのフィル
ムカ−トリッジを用いたカメラシステムが記載されてい
る。その新タイプのフィルムカ−トリッジは旧来のフィ
ルムカ−トリッジと相違してフィルムが全てフィルムカ
−トリッジ本体内に入っており、カメラへのフィルム装
着はモ−タによってフォ−ク及びこれに噛合するスプ−
ルを回動することにより自動的に行なわれる。従って、
フィルムカ−トリッジは外観的には未使用状態であるの
か使用済状態であるのか判別し難い。従って、使用済状
態のフィルムカ−トリッジをカメラに装着して写真を撮
るという可能性があり、その場合はフィルムに二重露光
を行なうことになってしまう。
【0030】これを避けるためフィルムカ−トリッジに
使用済状態と未使用状態とで異なる表示を行なうように
することが提案されている。しかし、使用者がそれを知
らなかった場合等では、やはり二重露光を行なう危険性
がある。従ってフィルムカ−トリッジが使用済みのとき
と、未使用のときとでスプ−ルの回転位相位置を異なる
ように設定しておくことにより使用済みの場合はカメラ
ボディ側のフォ−クと噛合しない(フォ−クは初期位置
が常に所定の回転位相位置、即ち未使用のフィルムカ−
トリッジのスプ−ルと対応する位置にあるものとする)
ようにすることも提案されている。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合にも使用者は無理に使用済みのフィルムカ−トリッジ
をカメラボディのフィルムカ−トリッジ収容室へ押し込
んで関連機構や部品を破損する虞があった。また、その
ような破損を防止するためには予めフォ−ク等の部品を
強度の強いものとしておく必要があった。しかし、これ
はコスト的な負担を強いられることになる。
【0050】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、使用済みのフィルムカ−トリッジであっても
カメラボディのフィルムカ−トリッジ収容部に挿入でき
るが、写真を撮ることはできないようにしたカメラシス
テムを提供することを目的とする。
【0060】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、フィルムカ−トリッジのスプ−ルがフィル
ムカ−トリッジ本体に対しフィルム未使用状態とフィル
ム使用済み状態とで異なる回転位相位置に設定されるカ
メラシステムにおいて、前記フィルムカ−トリッジは前
記スプ−ルの2つの回転位相位置に関し互いに異なる形
状部分を具備しており、一方カメラボディのフィルムカ
−トリッジ収容部はイジェクト部材と、前記フィルムカ
−トリッジの異なる形状部分により応動が制御されるこ
とによってフィルムカ−トリッジの使用状態を検知する
検知部材と、前記検知部材が未使用のフィルムカ−トリ
ッジであることを検知したときは前記イジェクト部材を
ロックし使用済みのフィルムカ−トリッジであることを
検知したときは前記イジェクト部材をロックしないよう
に動作するイジェクトロック部材と、を備えた構成とな
っている。
【0070】また、その場合、前記ロック部材は前記収
納部の蓋が閉じられると前記ロックを解除するように構
成される。
【0080】
【作用】このような構成によると使用済みのフィルムカ
−トリッジは収納部へ入れることはできるが、イジェク
ト部材にロックがかからないので、手を離すと、すぐに
外へ出てしまい収納部に収納保持しておくことができな
い。これに対し未使用のフィルムカ−トリッジを挿入し
た場合はイジェクト部材に対しロックがかかることにな
るので、フィルムカ−トリッジは手を離しても収納部か
ら露出しない。
【0090】尚、前記ロック部材を前記収納部の蓋が閉
じられたとき前記ロックを解除するように構成すると、
未使用フィルムカ−トリッジの場合、蓋を閉じることに
よりイジェクタのロックが外れるが、蓋によって収納部
内部にフィルムカ−トリッジが保持され、蓋を開けると
フィルムカ−トリッジが自動的にイジェクトされる。
【0100】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1において、フィルムカ−トリッジを収容す
るカメラボディ1の収容部2の中央には図2に示すフィ
ルムカ−トリッジ3に対応した収容室4が形成されてい
る。フィルムカ−トリッジ3はスプ−ルを内蔵する円柱
状部5とフィルムの出し入れを行なう突出部分6とから
なっており、その円柱状部5の一部には平面部7と周面
部8に跨る窓9が形成されており、この窓9にスプ−ル
10が露出するようになっている。スプ−ル10は図5に示
すようにテ−パ部11を有しており、未使用状態のフィル
ムカ−トリッジでは、このテ−パ部11が前記窓9に位置
し、露出する。これに対し、使用済状態のフィルムカ−
トリッジの場合はテ−パ部11以外の部分が窓9に位置す
る。尚、このような設定は未使用状態のフィルムカ−ト
リッジではフィルムカ−トリッジの製造段階で行なわ
れ、使用済状態のフィルムカ−トリッジの場合はカメラ
ボディの機構又は制御によって行なわれる。例えば、使
用済状態についてはフィルムが全て使用された状態での
フォ−ク及びこれに噛合するスプ−ル10のスプライン12
の回転位相位置を前記テ−パ部11が窓に一致しないよう
にすることにより設定する。
【0110】図3は窓9にテ−パ部11が位置している未
使用状態のフィルムカ−トリッジを示しており、一方図
4は窓9にテ−パ部11以外の部分が位置している使用済
状態のフィルムカ−トリッジを示している。
【0120】次に、図6乃至図9はカメラボディ1側の
構造を示しており、フィルムカ−トリッジ収容部2には
収容室4の1つの壁面に突出したガイドピン12、13によ
って上下移動がガイドされるイジェクタ14が設けられて
おり、このイジェクタ14は長孔15を介して前記ガイドピ
ン12、13に嵌まり、バネ16によって常時上方へ付勢され
ている。このイジェクタ14は図10に示すように下端に載
置部17が設けられていて、該載置部17にフィルムカ−ト
リッジ3が載置される。イジェクタ14は更に載置部17と
は直角の方向に停止リブ18を有しており、この停止リブ
18にはロック部材19が係合しうるようになっている。ロ
ック部材19は支点20を中心に回動自在となっていて、常
時はバネ21によって図の反時計方向に回動付勢されてい
る。ロック部材19に設けられた突部22には検知レバ−23
の突片24が上方から当接するようになっている。このた
め、ロック部材19はバネ21により反時計方向の回転力を
受けているが、突部22と突片24が当接していることによ
り回転できず、図6の如き平衡状態に保持される。検知
レバ−23は第2のバネ25によって上方に付勢されている
ものの、図6の位置よりは上方に移動しないように移動
制限されている。検知レバ−23の下端はL字状に曲折
し、その水平部26に検知ピン27が設けられている。検知
ピン27はカ−トリッジ3の上記窓9に対向する。
【0130】次に、イジェクタ14及びロック部材19の動
作について説明する。まず、収容室4が空の状態のとき
は蓋28を開けたとき図6の如き状態となる。この状態
で、未使用のフィルムカ−トリッジ3を挿入すると、イ
ジェクタ14は下方へ下がり、イジェクタ14の停止リブ18
にロック部材19が係合し、図7の如き状態となる。この
状態で蓋28を閉じると、検知レバ−23が蓋28により押さ
れて下方へ下がるため検知レバ−23の突片24によりロッ
ク部材19は時計方向に回動し、イジェクタ14の停止リブ
18との係合が外れる。蓋28はカメラボディ1に対し別途
ロックされるので、カ−トリッジ3は蓋28により下方に
向け押圧され、イジェクタ14は図8の状態を保持してい
る。ここで、もし蓋28を開けると、イジェクタ14はバネ
16の付勢力によって上方へ移動し、カ−トリッジ3は収
容室4から外部へ露出していく。
【0140】次に、使用済みのフィルムカ−トリッジ3
を収容室4へ挿入したときはフィルムカ−トリッジ3の
窓9に位置するスプ−ル11がテ−パ部11以外の部分であ
るため、その部分により図9に示すように検知ピン27が
下方へ押圧され検知レバ−23が下方へ下がった状態とな
る。このためロック部材19はイジェクタ14をロックでき
ず、従って蓋28を閉じる前にフィルムカ−トリッジ3は
外へ出てしまう。これにより使用済みのフィルムに二重
露光してしまう虞を払拭できるとともにフィルムカ−ト
リッジ3が使用済みであることを知ることができる。
【0150】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、使用済み
のフィルムカ−トリッジは収納部へ入れることはできる
が、イジェクト部材にロックがかからないので、手を離
すと、すぐに外へ出てしまい収納部に収納保持しておく
ことができない。従って、使用済みのフィルムに二重露
光を行なってしまうという危険性を払拭できるととも
に、収納部への挿入は可能であるので、使用済みのフィ
ルムカ−トリッジを無理に収納部へ押し込んで収納部内
部の機構を破損するといった問題を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカメラボディの一部の斜視図。
【図2】 本発明のフィルムカ−トリッジの斜視図。
【図3】 フィルム未使用状態の前記フィルムカ−トリ
ッジの要部拡大図。
【図4】 フィルム使用済み状態の前記フィルムカ−ト
リッジの要部拡大図。
【図5】 フィルムカ−トリッジのスプ−ルを示す斜視
図。
【図6】 カメラボディのフィルムカ−トリッジ収容部
の断面図。
【図7】 未使用状態のフィルムカ−トリッジを入れた
収容部の断面図。
【図8】 図7の状態で蓋を閉じた場合の収容部の断面
図。
【図9】 使用済みのフィルムカ−トリッジを入れた収
容部の断面図。
【図10】イジェクタの斜視図。
【符号の説明】
1 カメラボディ 2 フィルムカ−トリッジ収容部 3 フィルムカ−トリッジ 10 スプ−ル 11 スプ−ルのテ−パ部 14 イジェクタ 19 ロック部材 26 検知ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千ケ崎 勝章 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大 阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 岩田 道広 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大 阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 辻 完房 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大 阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−267933(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 17/00 G03B 17/02 G03B 17/28 G03B 17/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムカ−トリッジのスプ−ルがフィル
    ムカ−トリッジ本体に対しフィルム未使用状態とフィル
    ム使用済み状態とで異なる回転位相位置に設定されるカ
    メラシステムにおいて、前記フィルムカ−トリッジは前
    記スプ−ルの2つの回転位相位置に関し互いに異なる形
    状部分を具備しており、一方カメラボディのフィルムカ
    −トリッジ収容部はイジェクト部材と、前記フィルムカ
    −トリッジの上記異なる形状部分により応動が制御され
    ることによってフィルムカ−トリッジの使用状態を検知
    する検知部材と、前記検知部材が未使用のフィルムカ−
    トリッジであることを検知したときは前記イジェクト部
    材をロックし使用済みのフィルムカ−トリッジであるこ
    とを検知したときは前記イジェクト部材をロックしない
    ように動作するイジェクトロック部材と、を備えている
    ことを特徴とするカメラシステム。
  2. 【請求項2】前記ロック部材は前記収納部の蓋が閉じら
    れると前記ロックを解除することを特徴とする請求項1
    に記載のカメラシステム。
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US08/157,283 US5382992A (en) 1990-11-30 1993-11-26 Film cartridge accommodating device which prevents previously used cartridges from being employed in a camera or the like

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JPH04232936A JPH04232936A (ja) 1992-08-21
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