JP2952532B2 - 照度計算方式 - Google Patents

照度計算方式

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JP2952532B2 JP26865891A JP26865891A JP2952532B2 JP 2952532 B2 JP2952532 B2 JP 2952532B2 JP 26865891 A JP26865891 A JP 26865891A JP 26865891 A JP26865891 A JP 26865891A JP 2952532 B2 JP2952532 B2 JP 2952532B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、拡散反射特性と鏡面反
射特性を合わせ持つ物体が面光源で照明される条件の下
での電子計算機を用いた画像生成のための照度計算方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の物体の反射特性は拡散反射成分と
鏡面反射成分に分けて記述できる。拡散反射成分につい
ては、完全拡散光源で照らされた場合の反射強度を解析
的に計算する方法が公知であり、例えば中前栄八郎著、
(電子情報通信学会編)、ニューメディア技術シリー
ズ、コンピュータグラフィックス、第1版,昭和62年
1月30日発行、オーム社、第144頁〜第145頁に
記載の如く、完全拡散光源よりの光線を所定の数式を用
いて計算している。鏡面反射成分は、鏡のような完全鏡
面反射特性を有する物体の照度は、例えば公知のサンプ
リングにより面光源を点光源の集合で近似して照度計算
を行なっている。
【0003】面光源による照度の鏡面反射成分を解析的
に求める照度計算方式が本願と、同一出願人による特許
出願(特願平3−69446)がある。すなわち、光源
は多角形の完全拡散面光源とし、鏡面反射率が視線の正
反射方向と光源方向とのなす角度で定まる反射モデルを
用いる。注視点を原点、視線の正反射方向をZ軸とする
極座標変換を行なう。単位球(原点を中心とする半径1
の球)面上に光源を投影し、これを積分領域とする。z
=1の点を用い積分領域を球面上の三角形に分割した後
積分し、照度を計算するものとし、照度計算方式を、完
全拡散面を有する多角形光源で照明された三次元物体の
表面上の照度を計算する照度計算方式であって、前記多
角形光源を前記三次元物体の表面に所定の距離をおいて
対向して配設すると共に電子計算機への入力手段を形成
し(1)前記多角形光源の頂点座標と前記物体の表面の
明るさと視点の位置と視線方向の視線ベクトルEの正反
射方向の正反射方向ベクトルErと多角形光源方向の光
源ベクトルLpのなす角で定義される鏡面反射特性とよ
りなるパラメータを前記電子計算機に入力し、(2)注
視点Pを原点とし、正反射方向をZ軸として極座標変換
を行い、(3)多角形光源を原点の注視点Pを中心とす
る単位球面上に投影し、(4)該投影された領域を球面
上の三角形に分割し、(5)該分割された三角形領域の
なかにおいて、視線方向に反射される光線の強度を積分
して該物体の表面上の照度を求めるよう構成したもので
ある。
【0004】鏡面反射率が視線の正反射方向と光源方向
とのなす角度で定まる関数を反射モデルとして用い、該
関数は回転対称であるので、対称軸をZ軸に選ぶと、極
座標系での被積分関数がZ軸からの角度のみの関数とな
り、簡略化され、これにより、鏡面反射強度を解析的に
求めることができるので、サンプリングにともなう問題
が解決されるのである。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】しかし、前記拡散反
射成分について、完全拡散光源で照らされた場合の反射
強度を解析的に計算する方法においては、サンプリング
に起因するモアレパターン即ちサンプリング周期と物体
本来の模様との相乗作用により発生する疑似的な模様発
生の問題が生じ、また正確な近似には多数のサンプリン
グ点を必要とするため、計算時間が増大するという欠点
がある。
【0006】また、面光源による照度の鏡面反射成分を
解析的に求める照度計算においても、照度計算に要する
時間は長大であり、その理由を図面と共に説明する。
【0007】図2は鏡面反射の説明図である。図2にお
いて、10は多角形光源(完全拡散光源S)、11は光
源の面方線方向、12は多角形光源と注視点Pを結ぶ方
向、13は多角形光源と注視点Pとの距離、14は放射
される光線の単位面積あたりの強度を与える定数
(I)、15は光源の面方線方向と多角形光源・注視
点Pを結ぶ方向とのなす角、16は光源の頂点、20は
三次元物の表面、21は正反射方向、22は多角形光源
方向、23は物体の表面の面方線方向、24は視線方
向、25は注視点P、26は視点、27は正反射方向と
多角形光源方向とのなす角(θ)である。
【0008】図2を用いて前記の発明の原理を説明す
る。
【0009】完全拡散光源Sの放射特性は式(1)で記
述される。ここでIo は反射される光線の単位面積あた
りの強度を与える定数、φは光源の面法線と光源と注視
点Pを結ぶベクトルのなす角度である。
【0010】
【数1】
【0011】光源の頂点を表からみて時計回りにVi
(i=1,m)で定義する。鏡面反射率が視点方向Eの
正反射方向Erと光源方向Lpのなす角度θを用いてG
(θ)で表せる場合、Pで反射して視点に到達する光線
の強度Isは式(2)で与えられる。
【0012】
【数2】
【0013】このままでは積分が困難なため、Pが原
点、ErがZ軸となるように極座標変換を行う。つぎ
に、図3に示すように、ViをPを中心とする半径1の
球(これを単位球と呼ぶ)上に投影してWiを求める。
Wiで囲まれた領域をΩと名付ける。極座標変換により
dSは式(3)で記述されるので、式(2)は式(4)
で置き換えられる。
【0014】
【数3】
【0015】
【数4】
【0016】積分を簡略化するため、Z軸と単位球との
交点(z=1の点)Wzを用いてΩを単位球面上の三角
形WzWiWi+1に分解する。WzWiWi+1をΔ
iとおく。関数Fiを点Pから見てWz,Wi,Wi+
1が時計回りの時1、反時計回りの時−1となる符号関
数と定義すると、Ωは式(5)で記述できる。
【0017】
【数5】
【0018】したがって、
【0019】
【数6】
【0020】ただし、
【0021】
【数7】
【0022】式(7)の被積分関数はθのみの関数であ
るので、式(7)は、初めにθで積分し、次にφで積分
することで求められる。φに関する直接積分ができない
ときはフーリエ近似,チェビシェフ近似などの公知の手
法を用いて多項式で近似する。
【0023】次に前記特許(特願平3−69466)の
実施例について詳細に説明し、該発明の弱点を述べる。
【0024】正反射方向21のErとの角度の関数とな
る鏡面反射の一例として、正規化したPhongのモデ
ルを用いる。
【0025】式(7)のG(θ)は式(8)で与えられ
る。ここでRsは0から1までの定数である。
【0026】
【数8】
【0027】このばあい、式(7)は式(9)となる。
【0028】
【数9】
【0029】式(9)をさらに簡略化するため、Z軸回
りに座標系を回転する。図4に示すように、WiとWi
+1を通る大円(原点を中心とする単位球上の円)をΓ
w、WiとWzを通る大円をΓA、Wi+1とWzを通
る大円をΓB、と記す。ΓAとΓBがxy面と交わる点
をTA、TBとし、TAとTBを通る大円をΓxyと記
す。ΓWとΓxyの交点をUyと定義する。点Pを通
り、ベクトルPWzとPUyと直交する直線と単位球と
の交点をUxで定義する。P,Wz,Uxで定義される
平面ΣとΓWとの交点をRとおく。PWzとPRの角度
をなすα,PUxとPTA,PTBのなす角度をそれぞ
れβA,βBで定義する。式9はθで代数積分が可能で
あり、式(10)のように変形される。式(10)は多
項式近似で積分できる。
【0030】
【数10】 前記発明、特願平3−69446では、式(10)の近
似多項式を計算して照度を求めていたため、長大な計算
時間を要した。
【0031】前記の通り該多項式近似による積分は計算
時間が長大となる欠点がある。計算時間を短縮するため
に、積分の多項式近似の次数を低くした場合は、十分な
近似精度が得られず、照度計算結果をもとに生成される
画像の写実性を著しく損なう欠点がある。
【0032】本発明は、同一出願人による特許(特願平
3−69446)における技術の欠点を解消し、照度計
算に必要な積分を高精度かつ高速に実行する方式を提供
するものである。
【0033】
【課題を解決するための手段】積分変数φの積分区間を
格納したインデックステーブルと、該インデックステー
ブルで指定された積分区間の照度を格納した照度テーブ
ルを用意するものとし、本発明を請求項1において、完
全拡散面を有する多角形光源10で照明された三次元物
体の表面20上の照度を計算する照度計算方式であっ
て、前記多角形光源10を前記三次元物体の表面20に
所定の距離13をおいて対向して配設すると共に電子計
算機への入力手段を形成し、 (1)前記多角形光源10の頂点座標と前記物体の表面
20の明るさと視点26の位置と注視点P25の位置と
視線方向24の視線ベクトルEの正反射方向21の正反
射方向ベクトルErと多角形光源方向22の光源ベクト
ルLpのなす角27で定義される鏡面反射特性とよりな
るパラメータを前記電子計算機に入力し、 (2)注視点P25を原点とし、正反射方向21をZ軸
として極座標変換を行い、 (3)多角形光源10を原点の注視点P25を中心とす
る単位球面上に投影し、 (4)該投影された領域を球面上の三角形に分割し、 (5)該分割された三角形領域のなかにおいて、視線方
向24に反射される光源の強度を該分割された三角形領
域を定義するパラメータα及びβを引数とするインデッ
クステーブルとそれにつながる照度テーブルの参照によ
り積分計算して該物体の表面上の照度を求めることを特
徴とする照度計算方式を構成した。
【0034】
【作用】照度計算式(7)中の積分は単位球面上での積
分であるので、積分変数φは有限である。変数φの定義
域を有限値の定義域に分割し、各定義域での積分値を近
似多項式より求めて、照度テーブルに格納しておく。実
際の照度計算の際には、該テーブルを参照するだけでよ
く、近似多項式を毎回計算する必要がない分、積分が高
速である。
【0035】変数の定義域を均等に分割する通常のテー
ブル参照方式では積分の精度が低下するので、インデッ
クステーブルを用意して、近似精度向上をはかる。近似
誤差が最小となるように、変数の定義域を分割する。具
体的には、被積分関数の変化に応じて、被積分関数の変
化の大きい区間を細かく、変化の小さい区間を粗く分割
し、定義域の分割値をインデックステーブルに格納す
る。
【0036】積分の実行は、インデックステーブルをバ
イナリサーチで検索し、与えられた積分区間に対応する
照度テーブルのエントリーを求めた後、照度テーブルを
参照して行う。
【0037】
【実施例】本発明の一実施例を図面と共に説明する。図
1は本発明の一実施例装置のブロック図、図2は鏡面反
射の説明図、図3は単位球面への投影説明図、図4は三
角領域の積分説明図、図5は本発明の一実施例の動作の
フローチャート、図6は区方的線型近似とインデックス
テーブルの説明図である。
【0038】本発明の一実施例装置は、図1に示す如
く、極座標変換部1と球面投影部2と積分領域分割部3
と積分実行部4とインデックステーブル7と照度テーブ
ル8とから構成され、パラメータ入力5が極座標変換部
1に入力されて積分実行部4から鏡面反射の照度6が出
力されるもので、光源10、注視点P25等パラメータ
の関連は図2〜図4に示され、図5(a),(b)に動
作のフローチャートが示され、図6に区分的線型近似と
インデックステーブルの説明図が示されている。
【0039】本発明の主眼は、次式(11)に示す関数
を導入することにより、積分の簡略化をはかるととも
に、該積分計算をテーブル参照方式により高速化するこ
とである。
【0040】
【数11】 式(11)は多項式近似で積分できる。式(11)によ
り式(10)は次式(12)となる。
【数12】 したがって、式(10)の計算は、2変数α,βをエン
トリーとする2次元テーブルT(α,β)を用意して、
これを参照すればただちに求めることができる。
【0041】しかしながら、nが大きい場合、式(1
1)第2項の被積分関数は、α=0近傍での変化が大き
く、αが0から離れるに従って急速に0に近付く、αを
等間隔に分割した照度テーブルでは、α=0近傍での近
似精度が低くなる。そこで、被積分関数の変化に応じて
αを区分的に線型近似して近似精度の向上をはかる。具
体的には、φ=0を代入して得られる関数
【数13】 を、図6に例示するように、近似誤差が最小になるよう
に、αに関して区分的に線型近似する。その際、第j番
目の区分点αjをインデックステーブル61に格納して
おく。実際の照度計算では、先ず、インデックステーブ
ルを探索して、与えられたαがどの区分に入るかを求め
る。例えば、αが区分〔αj−1,αj〕、βが区分
〔βk−1,βk〕に存在する場合には、テーブルTの
エントリーの4近傍の値T(j−1,k−1),T(j
−1,k),T(j,k−1),T(j,k)を読み出
した後、これらの値を加重平均して、最終的に求めるJ
(α,β)の値とする。
【0042】前記の通り、本発明の一実施例装置のブロ
ック図を図1に示す。極座標変換部1で視線方向の正反
射方向をZ軸、注視点を原点とする極座標変換を行う。
球面投影部2で多角形面光源を原点を中心とし半径1の
単位円上に投影する。積分領域分割部3で投影された光
源の領域をz=1の点を用いて球面上の三角形に分割す
る。積分実行部4でインデックステーブル7を介して照
度テーブル8を参照して各々の分割された領域の積分を
行い合計を求める。パラメータ入力5は視点の位置、注
視点の位置、光源の頂点座標、注視点の反射特性の入力
パラメータで、鏡面反射の強度6から出力される。本実
施例の動作を図5(a)(b)のフローで示す。以下の
説明で用いられる記号は図2,3,4で与えられる。
【0043】(開始) (極座標変換) 1−1 注視点Pから視点に向かう単位ベクトルEを求
める(図1) 1−2 Eの鏡面反射Erを求める 1−3 Pを原点,ErをZ軸として光源Sを極座標変
換する (球面投影) 2−1 面光源の頂点を表からみて時計回りにV1,V
2,...Vmと定義する。mは頂点の数を表す 2−2 各Viについて、単位円(Pを中心とする半径
1の円)とPからViに向かう半直線との交点を求め、
Wiと定義する (積分域の分割) 3−1 単位円とZ軸との交点(Z軸上でz=1の点)
をWzと記す 3−2 Wm+1=Wiと定義する 3−3 1からmまでのiの値について、Wz,Wi,
Wi+1を頂点とする球面上の三角形Δiを求める 3−4 各Δiで、係数Fiを求める。Fiは Fi= 1:Wz,Wi,Wi+1がPから見て時計回
り −1:その他 で定義される。
【0044】(積分の実行) 4−1 Is=0;鏡面反射強度の初期化,i=1;ル
ープ変数の初期化 4−2 Δiごとに図3のα,βA,βBを求める 4−3 インデックステーブルを探索してαの区分jを
求める 4−4 βAの区分kAを求める 4−5 デーブルTのエントリーの4近傍の値 T(j-1,kA-1),T(j-1,kA),T(j,kA-1),T(j,kA) を読み出す 4−6 上記4つのTの値を加重平均して、J(α,β
A)の値を求める 4−7 βAと同様に、βBの区分kBを求める 4−8 テーブルTのエントリーの4近傍の値 T(j-1,kB-1),T(j-1,kB),T(j,kB-1),T(j,kB) を読み出す 4−9 上記4つのTの値を加重平均して、J(α,β
B)の値を求める 4−10 式12より照度を求める。求められた値をI
siとする 4−11 Is=Is+Fi×Isi,i=i+1 4−12 iがm以下ならば4−2に戻る (結果の出力) 5−1 鏡面反射強度Isを出力 (終了)
【0045】
【発明の効果】請求項1の本発明は、面光源で照射され
た一般的な鏡面反射特性を持つ物体の照度をサンプリン
グすることなく高速に求めることができる。日常用いる
光源は多くの場合大きさを持つ面光源である。また、物
体は一般に拡散反射特性と鏡面反射特性を合わせ持つ。
本発明と従来の完全拡散反射物体の輝度計算手法(文献
1)と組み合わせることで、一般的な照明・物体条件で
の画像生成が可能となった。本発明は写実的な画像を生
成する上で有力な手段であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置のブロック図
【図2】鏡面反射の説明図
【図3】単位球面への投影説明図
【図4】三角領域の積分説明図
【図5】本発明の一実施例の動作のフローチャート
【図6】区分的線型近似とインデックステーブルの説明
【符号の説明】
1 極座標変換部 2 球面投影部 3 積分領域分割部 4 積分実行部 5 パラメータ入力 6 鏡面反射の照度 7 インデックステーブル 8 照度テーブル 10 多角形光源(完全拡散光源S) 11 光源の面方線方向 12 多角形光源と注視点Pを結ぶ方向 13 多角形光源10と注視点Pとの距離 14 放射される光線の単位面積あたりの強度を与え
る定数(I0 ) 15 光源の面方線方向11と多角形光源,注視点P
を結ぶ方向12とのなす角(φ) 16 光源の頂点(V1 〜V4 ) 20 三次元物体の表面 21 正反射方向 22 多角形光源方向 23 物体の表面の面方線方向 24 視線方向 25 注視点P 26 視点 27 正反射方向21と多角形光源方向22とのなす
角(θ) 61 インデックステーブル 62 区分点

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 完全拡散面を有する多角形光源(10)
    で照明された三次元物体の表面(20)上の照度を計算
    する照度計算方式であって、 前記多角形光源(10)を前記三次元物体の表面(2
    0)に所定の距離(13)をおいて対向して配設すると
    共に電子計算機への入力手段を形成し、 (1)前記多角形光源(10)の頂点座標と前記物体の
    表面(20)の明るさと視点(26)の位置と注視点P
    (25)の位置と視線方向(24)の視線ベクトルEの
    正反射方向(21)の正反射方向ベクトルErと多角形
    光源方向(22)の光源ベクトルLpのなす角(27)
    で定義される鏡面反射特性とよりなるパラメータを前記
    電子計算機に入力し、 (2)注視点P(25)を原点とし、正反射方向(2
    1)をZ軸として極座標変換を行い、 (3)多角形光源(10)を原点の注視点P(25)を
    中心とする単位球面上に投影し、 (4)該投影された領域を球面上の三角形に分割し、 (5)該分割された三角形領域のなかにおいて、視線方
    向(24)に反射される光源の強度を該分割された三角
    形領域を定義するパラメータα及びβを引数とするイン
    デックステーブルとそれにつながる照度テーブルの参照
    により積分計算して該物体の表面上の照度を求めること
    を特徴とする照度計算方式。
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