JP2952399B2 - プリンタおよび印字濃度調整方法 - Google Patents

プリンタおよび印字濃度調整方法

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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J9/00Hammer-impression mechanisms
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体上の印字
濃度を調整可能なプリンタおよびその印字濃度調整方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】1台のプリンタに複数の印字ヘッドを備
え、1つの印字行を複数領域に分割して、各ヘッドが各
領域を同時に印字するように構成されたマルチヘッドプ
リンタが開発されている。これによって印字のスループ
ットの向上が図られる。
【0003】ところで、一般的なワイヤドット式印字ヘ
ッドは、コイルに通電する時間(以下「励磁時間」とい
う)によってインパクト力が変化するため、励磁時間を
適切に調整することによってインパクト力の最適化を図
る技術が必要となる。
【0004】しかし、個々の印字ヘッドは、同じ励磁時
間で駆動したとしても、部品の製造誤差などの理由でイ
ンパクト力にばらつきが生ずる。
【0005】図10は、印字ヘッドのインパクト力のば
らつきを示すグラフである。ここでは、1ロット(10
00個)単位の分布を示している。通常の印字ヘッドの
インパクト力は、平均値Xを中心として左右対称に分布
する基準正規分布に従ってばらつきが発生する。一方、
部品精度が偏ったAロットの印字ヘッドでは、たとえば
目標値Xより小さくなる方向にシフトした平均値Xaを
中心とする分布を示す。このように印字ヘッドの部品精
度や組立精度などによって、インパクト力はロット毎に
異なる分布を示す。
【0006】また、同じインパクト力を有する印字ヘッ
ドであっても、プリンタ本体に取付けるときの組立誤差
によってもインパクト力の変動が生ずる。
【0007】こうしたインパクト力の個体ばらつきは、
記録媒体上の印字濃度のばらつきとなって現れる。特
に、マルチヘッドプリンタにおいて各印字ヘッド間でイ
ンパクト力が相違すると、印字領域ごとに印字濃度が変
動するため、印字品質への影響が顕著に出てしまう。
【0008】マルチヘッドプリンタにおける印字濃度変
動を解消するため、印字ヘッドの特性を予め選別してお
いて、インパクト力が近い印字ヘッド同士を1台のプリ
ンタに搭載することが考えられる。しかし、多数の印字
ヘッドの中から最適な組合せを選別するのは大変な労力
を要し、コスト増を招く。したがって、無選別の印字ヘ
ッドをプリンタに取付けた後、調整作業段階で印字ヘッ
ド間のばらつきを補正することが望ましい。こうした方
法には、印字ヘッドの励磁時間を可変にして、印字ヘッ
ドのインパクト力がそれぞれ均等になるように調整する
手法がある。
【0009】たとえば特開昭60−240473号公報
では、まず各印字ヘッドに関して1つの標準励磁時間を
初期設定し、印字テスト等を行う。印字サンプルに印字
濃度変動が生じた場合は、何れか一方の印字ヘッドの印
字濃度に合致するように、他方の印字ヘッドの励磁時間
を増減させて印字濃度を調整する方法が開示されてい
る。こうした方法によれば、印字ヘッドの製造段階でイ
ンパクト力の特性を選別する必要が無くなるため、プリ
ンタの製造コスト低減が可能になる。
【0010】しかし、印字へッドの交換などで印字濃度
差を再調整する必要がある場合、一般の使用者に任せる
には下記のような問題が想定される。
【0011】1)各印字ヘッドの励磁時間の設定値の組
合せを1つずつ変えて印字テストを行い、再び励磁時間
の設定値の組合せを1つずつ変えて印字テストを行い、
こうした励磁時間の調整操作と印字テストを繰り返し実
施する必要がある。そのため、調整に時間がかかり、多
大な労力と大量の印字サンプルが必要になる。特に、図
10に示したようにインパクト力が広範囲で分布してい
て、一方は低インパクト、他方は高インパクトの印字ヘ
ッドが組合された場合、両者の差が大きいため濃度調整
がなかなか収束しない。
【0012】2)こうした調整作業によって各印字ヘッ
ド間の印字濃度差が補正されたとしても、印字ヘッドが
最適条件に調整されるとは限らない。一般の使用者が判
断する対象項目は印字サンプルの印字濃度だけであり、
各印字ヘッドが最適なインパクト力に調整されているか
否かは判断できない。たとえば、複数の印字ヘッドのう
ち印字濃度の濃い方に一致させると、今まで低濃度だっ
た印字ヘッドに過大なエネルギーが供給されることにな
り、電源容量が不足したり、騒音の増加を招くおそれが
ある。さらに、インクリボンの基布を損傷したり、メカ
動作不良、ヘッド寿命の劣化を引き起こす場合もある。
【0013】逆に、複数の印字ヘッドのうち印字濃度の
低い方に一致させると、記録媒体が1枚紙では濃度が適
正であっても、感圧紙などを重ねた複数枚の重ね打ちで
は、インパクト力が不足して適切な印字濃度が出ない場
合がある。
【0014】このように複数の印字ヘッドの印字濃度差
を解消する場合、各々の励磁時間を相対的にかつ絶対的
に調整する必要があるが、従来の方法では非常に煩雑で
熟練を要する調整作業にならざるを得ない。
【0015】特開平2−178059号公報では、調整
で設定した励磁時間が許容範囲であるか否かを判定し
て、もし許容範囲外であれば設定値を無効にすることに
よって調整ミスの防止を図っている。
【0016】この方法では、励磁時間を過大または過小
に設定できないため、一般使用者の調整ミスによる事故
を未然に防止できるが、それでも印字濃度差が解消でき
ない場合には許容範囲を再調整する必要がある。結局、
上述と同様な問題がある。
【0017】また、特開平6−979号公報では、複数
の印字ヘッド間の印字濃淡調整を行う場合、プリンタに
設置されたマークセンサによって各印字ヘッドの印字濃
度を計測して、この測定結果からマイクロプロセッサが
最適な励磁時間を印字ヘッドごとに算出して、自動的に
調整している。
【0018】この方法では、印字調整に人手が不要にな
るが、プリンタ機能とは別に高価なマークセンサが必要
になり、コスト増加を招く。また、印字濃度調整がいっ
たん完了すると、次の印字濃度調整作業はそんなに頻繁
に行うものでない。結局、使用頻度が少ない専用部品を
始めから搭載しており、資源の無駄と言える。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の調整
方法では、各印字ヘッドの励磁時間を1つずつ再設定し
ながら印字テストを繰り返す必要があり、調整作業に多
大な労力を要する。また、マークセンサを用いて自動調
整する方法も、製品コスト増を招く。
【0020】本発明の目的は、印字ヘッドの印字濃度を
簡単に迅速に調整でき、しかも最適なインパクト力に設
定することができるプリンタおよび印字濃度調整方法を
提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の印字ヘ
ッドから成り、記録媒体に印字を行なう印字手段と、印
字ヘッドの通電時間を個別に設定するための通電時間設
定手段と、印字ヘッドへの供給電力の合計がほぼ一定と
なるように印字ヘッドごとに設定された通電時間の和を
一定に保持しつつ、各印字ヘッドの通電時間を段階的に
変化させた印字濃度パターンを複数発生させるための印
字濃度パターン発生手段とを備え、該印字濃度パターン
に基づいて記録媒体に印字を行なうことを特徴とするプ
リンタである。本発明に従えば、プリンタ自体で設定可
能な印字濃度をパターン化して記録媒体に印字している
ため、適正な印字濃度が出ているか否かが一目瞭然で判
別することができる。作業者は、所望の印字濃度が出て
いるパターンを選択し、該パターンに対応する濃度値に
設定すれば、濃度調整作業は一度に完了してしまう。こ
うして印字濃度調整を簡単かつ迅速に行うことができ
る。また、複数の印字ヘッドを用いて1印字行の分割印
字または複数行の同時印字を行う、いわゆるマルチヘッ
ドプリンタにおいて、各印字ヘッド間の印字濃度差を解
消する印字濃度調整を簡単かつ迅速に行うことができ
る。また、印字濃度パターンの印字を行っている最中
に、どのような印字濃度パターンであっても印字ヘッド
への供給電力の合計がほぼ一定になる。したがって、全
ての印字ヘッドが高濃度印字を行う場合と比べて、電源
容量は小さくて済み、コスト低減が可能になる。
【0022】また本発明は、複数の印字ヘッドへの供給
電力の合計がほぼ一定となるように印字ヘッドの通電時
間の和を一定に保持しつつ、各印字ヘッドの通電時間を
段階的に変化させた印字濃度パターンを複数発生させ、
該印字濃度パターンに基づいて記録媒体に印字を行なっ
て、所望の印字濃度が現れたパターンを選択して調整を
行なうことを特徴とする印字濃度調整方法である。本発
明に従えば、上述と同様に、プリンタ自体で設定可能な
印字濃度をパターン化して記録媒体に印字しているた
め、適正な印字濃度が出ているか否かが一目瞭然で判別
できる。作業者は、所望の印字濃度が出ているパターン
を選択し、該パターンに対応する濃度値に設定すれば、
濃度調整作業は一度に完了する。また、複数の印字ヘッ
ドを用いて1印字行の分割印字または複数行の同時印字
を行う、いわゆるマルチヘッドプリンタにおいて、各印
字ヘッド間の印字濃度差を解消する印字濃度調整を簡単
かつ迅速に行うことができる。また、印字濃度パターン
の印字を行っている最中に、どのような印字濃度パター
ンであっても印字ヘッドへの供給電力の合計がほぼ一定
になる。したがって、全ての印字ヘッドが高濃度印字を
行う場合と比べて、電源容量は小さくて済み、コスト低
減が可能になる。
【0023】また本発明は、前記印字濃度パターンは所
定濃度基準値を基準として、高濃度側および低濃度側に
一定間隔に形成することを特徴とする。本発明に従え
ば、印字濃度パターンとして所定濃度基準値を基準に高
濃度側および低濃度側に一定間隔に形成することによっ
て、印字濃度が段階的に変化するため、作業者は適正な
印字濃度が出ているか否かが一目瞭然で判別できる。
【0024】また本発明は、前記印字ヘッドは印字ワイ
ヤと駆動コイルから成るワイヤドット式印字ヘッドであ
ることを特徴とする。本発明に従えば、印字ヘッドの部
品精度や組立精度、プリンタ本体への取付け誤差に起因
してインパクト力の変動が生じた場合であっても、各印
字ヘッド間の印字濃度差を簡単かつ迅速に解消できる。
【0025】
【0026】また本発明は、所定濃度基準値は任意に調
整可能であることを特徴とする。 本発明に従えば、所定濃度基準値を基準として、高濃度
側および低濃度側に一定間隔で設定可能な印字濃度パタ
ーンを印字している。そのため、この濃度基準値を任意
に調整することによって、印字濃度パターンの濃度範囲
を調整できる。したがって、印字ヘッド間の相対濃度調
整だけでなく、印字全体の絶対濃度調整が可能になる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
機械的構成を示す平面図である。プリンタは、用紙の幅
方向に沿って往復移動するキャリッジ1と、キャリッジ
1を駆動するドライブシャフト2と、キャリッジ1の上
に搭載された2つの印字ヘッド(左ヘッド3および右ヘ
ッド4)と、用紙を案内するプラテン7と、用紙搬送の
駆動源であるPF(ペーパーフィード)モータ8などで
構成される。プラテン7と印字ヘッド3、4との間には
インクリボン6が挿入されており、インクリボン6を収
納したリボンカセット5が着脱し易いように上面に装填
されている。
【0028】こうしたマルチヘッド方式のプリンタにお
いて、左ヘッド3は用紙の左半分の領域を印字し、右ヘ
ッド4は用紙の右半分の領域を印字するため、キャリッ
ジ1の移動量は用紙の幅の半分程度の距離で足りる。し
かも、左ヘッド3および右ヘッド4は別個の印字信号に
よって独立かつ同時に印字できるため、印字ヘッド1個
のプリンタと比べて印字時間を半分程度に短縮化でき
る。なお、キャリッジ1に3つ以上の印字ヘッドを搭載
してもよく、その場合には印字ヘッドの個数分だけ高速
化が可能になる。
【0029】図2は、本発明の実施の一形態の電気的構
成を示す回路図である。プリンタは、CPU(中央処理
装置)およびゲートアレイから成り、全体の動作を制御
するための制御部20と、プログラムやデータを記憶し
たROM(リードオンリメモリ)21と、プログラムや
データを記憶し、書換え可能なRAM(ランダムアクセ
スメモリ)22と、書換え可能で不揮発性であるEEP
ROM(ElectricallyErasable Programmable ROM)2
3と、用紙送りを指示するためのスイッチA24と、ホ
スト装置のオンラインを切換えるスイッチB25と、プ
リンタ機構を駆動する駆動部30などで構成されてい
る。
【0030】制御部20には、左ヘッド3の励磁時間を
設定するタイマーA28と、右ヘッド4の励磁時間を設
定するタイマーB29などが組み込まれている。ワイヤ
ドット式の印字ヘッドにおいて、印字濃度は印字ヘッド
の励磁時間で決定されるため、印字濃度を濃くしたい場
合にはタイマー設定値を大きくし、逆に印字濃度を薄く
したい場合にはタイマー設定値を小さくする。
【0031】図3から図8は、本発明に係る動作を示す
フローチャートである。まず図3において、プリンタの
電源が投入されると、ステップa1で励磁幅(励磁時
間)に関するEEPROM23の初期化ルーチンを実行
する。
【0032】図5は、EEPROM23の初期化ルーチ
ンを示すフローチャートである。ステップb1からスタ
ートして、ステップb2でEEPROM23から初期設
定フラグを読み出して、ステップb3で初期設定フラグ
を判定する。何も初期設定していない場合には初期設定
フラグはオフであり、次のステップb4へ進んで、励磁
時間の基準値TrefをROM21に記憶された数値3
05(μsec)に初期設定してEEPROM23に書
き込む。ステップb5、b6では、左ヘッド3の励磁時
間TLおよび右ヘッド4の励磁時間TRをそれぞれ基準
値Trefと同じ値に初期設定してEEPROM23に
書き込む。ステップb7では、初期設定終了を記憶する
ため初期設定フラグをオンにして、EEPROM23に
書き込んで、ルーチンを終了する。
【0033】一方、ステップb4〜b7が一度実行され
ている場合は、ステップb3で初期設定フラグはオンと
判定され、ステップb8へ進む。ステップb8〜b10
において、励磁時間の基準値Tref、左ヘッド3の励
磁時間TLおよび右ヘッド4の励磁時間TRをEEPR
OM23から読み出して終了する。なお、基準値Tre
fの記憶場所はRAM22に確保され、励磁時間TLは
タイマーA28に、励磁時間TRはタイマーB29にそ
れぞれ格納される。
【0034】図3に戻って、次のステップa2において
電源投入時にスイッチB25が押されているか否かを判
定し、押されていなければステップa3へ進んで、通常
の印字動作における待機状態になる。スイッチB25が
押されていれば、通常の自己印字、すなわち数字やアス
キー文字、記号等のテスト印字を実行する。
【0035】また、電源投入時にスイッチA24および
スイッチB25の両方が押されていると、ステップa5
からa6へ進んで印字濃度調整モードに移行して、「印
字濃度調整モード」という文字を印字し、次にステップ
a7において印字濃度調整用の全サンプル印字を実行す
る。このときの印字サンプルの例を図9(a)に示して
いる。
【0036】図6は、ステップa7の印字濃度全サンプ
ル印字のルーチンを示すフローチャートである。ステッ
プc1、c2でタイマーA28およびタイマーB29に
格納された励磁時間TL、TRを一時退避させるために
変数TL’、TR’に転送しておく。次にステップc3
で変数n=1に設定し、ステップc4で励磁時間TL=
基準値Tref+((6−n)×10)に書換えて、ス
テップc5で励磁時間TR=基準値Tref−((6−
n)×10)に書換える。たとえばn=1のときは、T
L=305+5×10=355、TR=305−5×1
0=255となる。
【0037】次にステップc6では、印字データとして
印字ヘッドの全ピン分、たとえば8ピン分のベタ印字パ
ターンを生成して、印字バッファに1行分のデータをセ
ットする。ステップc7では、印字バッファにセットさ
れたベタ印字データに基づいて印字実行する。このと
き、1行のうち左半分領域は左ヘッド3が励磁時間TL
を用いて印字し、右半分領域は右ヘッド4が励磁時間T
Rを用いて印字する。たとえばn=1のとき、左半分領
域は励磁時間TL=355(μsec)、右半分領域は
励磁時間TR=255(μsec)でそれぞれ印字され
るため、左側の印字濃度が濃く出て、右側の印字濃度が
薄く出ることになる。
【0038】次にステップc8でnを1つ増加させて、
ステップc9でnが12になるまでステップc4〜c8
のループを繰り返す。こうして図9(a)に示すよう
に、1行の左半分領域は高濃度から低濃度へ段階的に変
化し、右半分領域は低濃度から高濃度へ段階的に変化す
る印字濃度パターンが記録された印字サンプルが得られ
る。下記の(表1)は、図9(a)の印字濃度パターン
対応する左右の励磁時間を一覧表示している。
【0039】
【表1】
【0040】n=6では、励磁時間TL、TRともに3
05(μsec)で印字しているため、左ヘッド3およ
び右ヘッド4のインパクト力が同等であれば、同じ印字
濃度が得られる。
【0041】こうした印字濃度パターンにおいて、左ヘ
ッドおよび右ヘッドの励磁時間の和が一定になるように
印字を行うことが好ましく、印字ヘッドへの供給電力の
合計が何時でもほぼ一定になる。したがって、全ての印
字ヘッドが高濃度印字を行う場合と比べて、電源容量は
小さくて済みコスト増加を回避できる。
【0042】もし左ヘッド3および右ヘッド4のインパ
クト力に差があると、左半分および右半分の印字濃度差
が無い印字行が、中央(n=6)から上または下にシフ
トして表れる。ここで使用者は、何番目の印字行で左右
の濃度差が無くなったかを観察しておいて、濃度調整操
作に移る。
【0043】次にステップc10、c11において、ス
テップc1、c2で一時退避した励磁時間TL、TRを
タイマーA28およびタイマーB29に戻して終了す
る。
【0044】図3から図4に続いて、ステップa8で変
数K=1とおいて、ステップa9〜a12においてスイ
ッチB25およびスイッチA24のうち、どのスイッチ
がどのような順番で押されたかを判定している。
【0045】スイッチB25のみが押された場合には、
ステップa13へ移行してK=12か否かを判定し、ス
テップa14でKを1つ増加させ、ステップa9に戻る
ループに入る。このループは、スイッチA24の押され
た回数をKの値として格納するルーチンであり、K=1
2になるとステップa15で警告ブザーを鳴らして変数
Kが最大値12に設定されたことを使用者に告知する。
このようなループにおいて、使用者は図9(a)に示す
印字濃度パターンを観察して、左右の濃度差が無いと判
定した印字行の順番をKの値としてセットする。
【0046】ステップa9〜a12で、スイッチA24
のみが押された場合には、ステップa16へ移行して、
上述のループで設定されたKが1か否かを判定し、K=
1のままであればステップa20へジャンプして「設定
完了」の文字を用紙に印字してステップa21で通常の
プリンタの待機状態に戻る。
【0047】K≠1であれば、ステップa17、a18
へ進んで、タイマーA28にセットされた励磁時間TL
を基準値Tref+((6−K)×10)に書換え、タ
イマーB29にセットされた励磁時間TRを基準値Tr
ef−((6−K)×10)に書換えて、TL、TRに
それぞれ対応するEEPROM23の記憶内容も書換え
る。こうして左ヘッド3と右ヘッド4の励磁時間を独立
に設定することによって、左右の印字濃度差を一致させ
ることができる。
【0048】実際に印字濃度差が解消されたかを確認す
るため、次にステップa19で新しい励磁時間TL、T
Rに基づいて1行だけテスト印字を実行し、図9(b)
に示すような印字サンプルを作成する。
【0049】図7は、ステップa19のルーチンを示す
フローチャートである。ステップd1、d2において、
図6のステップc6、c7と同様に、印字ヘッドの8ピ
ン分のベタ印字パターンを生成してベタ印字を実行す
る。このときも同様に、1行のうち左半分領域は左ヘッ
ド3が励磁時間TLを用いて印字し、右半分領域は右ヘ
ッド4が励磁時間TRを用いて印字する。たとえば上か
ら第7番目の印字行で濃度差が無いと判断した場合に
は、K=7をセットしており、このとき励磁時間TL=
315、励磁時間TR=295に基づいてテスト印字が
行われ、図9(b)のように左右の印字濃度差が解消さ
れていることを確認する。その後、ステップa20で
「設定完了」の文字を印字し、ステップa21で終了し
て通常の待機状態に戻る。
【0050】一方、ステップa9〜a12で、スイッチ
A24が押された状態でスイッチB25が押された場合
には、ステップa22、a23へ移行して左右の励磁時
間TL、TRを基準値TrefにリセットしてEEPR
OM23の記憶内容を書換える。このルーチンでは、励
磁時間TL、TRを初期設定に戻している。次にステッ
プa19へ進んで1行だけのテスト印字を実行し、設定
内容を再確認する。
【0051】さらに、ステップa9〜a12で、スイッ
チB25が押された状態でスイッチA24が押された場
合には、基準値Trefの設定モードであるステップa
24へ進む。
【0052】図8は、基準値Trefの設定モードであ
るステップa24のルーチンを示すフローチャートであ
る。ステップe1において変数R=0にセットして、ス
イッチA、Bの判定に移る。ステップe2〜e4におい
て、スイッチA24のみが押された場合、ステップe5
でのR=5か否かの判定、ステップe6でのRのインク
リメント、およびステップe7での警告ブザーから成る
ループに入って、スイッチA24の押された回数だけ変
数Rに加算する。
【0053】ステップe2〜e4において、スイッチB
25のみが押された場合、同様に、ステップe8でのR
=−5か否かの判定、ステップe9でのRのデクリメン
ト、およびステップe10での警告ブザーから成るルー
プに入って、スイッチB25の押された回数だけ変数R
を引算する。
【0054】ステップe2〜e4において、スイッチB
25が押された状態でスイッチA24が押された場合、
ステップe11〜e13において基準値Trefを30
5+(R×10)の値に書換え、タイマーA28にセッ
トされた励磁時間TLを新しい基準値Trefに書換え
て、タイマーB29にセットされた励磁時間TRを新し
い基準値Trefに書換えて、Tref、TLおよびT
Rにそれぞれ対応するEEPROM23の記憶内容も書
換えて終了する。
【0055】こうして左ヘッド3および右ヘッド4の励
磁時間を調整する場合に絶対濃度の基準となる濃度基準
値を任意に設定することができる。これによって印字濃
度パターンの濃度範囲を調整でき、印字ヘッド間の相対
濃度調整だけでなく、印字サンプル全体の絶対濃度調整
が可能になる。
【0056】以上の説明において、印字濃度パターンを
規定する励磁時間を10μsec間隔で変化させる例を
示したが、1μsecや20μsec、その他の間隔で
も構わず、各印字行は不等間隔でも構わない。
【0057】また、励磁時間の上限や下限は印字ヘッド
の特性によって決定すべきであり、上記説明に限定され
ない。
【0058】また、ワイヤドット方式の印字ヘッドを例
にとって説明したが、その他にサーマルヘッドやインク
ジェット方式の印字ヘッドでも本発明は適用可能であ
る。
【0059】また、マルチヘッドプリンタとして左右2
つの印字ヘッドを使用する例を示したが、3つ以上の印
字ヘッドを搭載したものでも本発明は適用可能である。
【0060】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、プ
リンタ自体で設定可能な印字濃度をパターン化して記録
媒体に印字しているため、適正な印字濃度が出ているか
否かが一目瞭然で判別することができる。作業者は、所
望の印字濃度が出ているパターンを選択し、該パターン
に対応する濃度値に設定すれば、濃度調整作業は一度に
完了してしまう。こうして印字濃度調整を簡単かつ迅速
に行うことができる。
【0061】また、印字濃度パターンを規定する濃度基
準値を任意に調整することによって、印字濃度パターン
の濃度範囲を調整できる。したがって、印字ヘッド間の
相対濃度調整だけでなく、印字全体の絶対濃度調整が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の機械的構成を示す平面
図である。
【図2】本発明の実施の一形態の電気的構成を示す回路
図である。
【図3】本発明に係る動作を示すメインのフローチャー
トである。
【図4】本発明に係る動作を示すメインのフローチャー
トである。
【図5】EEPROM23の初期化ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図6】ステップa7の印字濃度全サンプル印字のルー
チンを示すフローチャートである。
【図7】ステップa19のルーチンを示すフローチャー
トである。
【図8】基準値Trefの設定モードであるステップa
24のルーチンを示すフローチャートである。
【図9】図9(a)は印字濃度パターンの全サンプル印
字の例を示し、図9(b)は調整後のサンプル印字の例
を示す。
【図10】印字ヘッドのインパクト力のばらつきを示す
グラフである。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 ドライブシャフト 3 左ヘッド 4 右ヘッド 5 リボンカセット 6 インクリボン 7 プラテン 8 PFモータ 20 制御部 21 ROM 22 RAM 23 EEPROM 24 スイッチA 25 スイッチB 28 タイマーA 29 タイマーB
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−191057(JP,A) 特開 昭60−240473(JP,A) 特開 平6−237352(JP,A) 特開 平6−27779(JP,A) 特開 昭59−199271(JP,A) 特開 昭61−229576(JP,A) 特開 昭50−98740(JP,A) 特開 平8−226997(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/30 B41J 3/54 B41J 29/46 B41J 2/36

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の印字ヘッドから成り、記録媒体に
    印字を行なう印字手段と、 印字ヘッドの通電時間を個別に設定するための通電時間
    設定手段と、 印字ヘッドへの供給電力の合計がほぼ一定となるように
    印字ヘッドごとに設定された通電時間の和を一定に保持
    しつつ、各印字ヘッドの通電時間を段階的に変化させた
    印字濃度パターンを複数発生させるための印字濃度パタ
    ーン発生手段とを備え、 該印字濃度パターンに基づいて記録媒体に印字を行なう
    ことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 複数の印字ヘッドへの供給電力の合計が
    ほぼ一定となるように印字ヘッドの通電時間の和を一定
    に保持しつつ、各印字ヘッドの通電時間を段階的に変化
    させた印字濃度パターンを複数発生させ、該印字濃度パ
    ターンに基づいて記録媒体に印字を行なって、所望の印
    字濃度が現れたパターンを選択して調整を行なうことを
    特徴とする印字濃度調整方法。
  3. 【請求項3】 前記印字濃度パターンは所定濃度基準値
    を基準として、高濃度側および低濃度側に一定間隔に形
    成することを特徴とする請求項2記載の印字濃度調整方
    法。
  4. 【請求項4】 前記印字ヘッドは印字ワイヤと駆動コイ
    ルから成るワイヤドット式印字ヘッドであることを特徴
    とする請求項2記載の印字濃度調整方法。
  5. 【請求項5】 所定濃度基準値は任意に調整可能である
    ことを特徴とする請求項3記載の印字濃度調整方法。
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