JP2948410B2 - 耐高温腐食性アモルファス合金 - Google Patents

耐高温腐食性アモルファス合金

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温の硫化雰囲気およ
び酸化雰囲気に共に耐える耐高温腐食性に優れ、化学プ
ラントをはじめ産業および民生上の種々の分野に利用可
能な新しいアモルファス合金に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者らは、これまで、高温の濃厚な
酸中など結晶質合金では耐え得えない激しい腐食性環境
において、高耐食性を示す各種アモルファス合金を見い
だしてきた。これらのアモルファス合金は、金属−半金
属合金および金属−金属合金に大別される。金属−半金
属は、Fe、Co、Niなどの鉄族元素とアモルファス
化に必要な10−25原子%程度のP、C、B、Siな
どの半金属元素からなり、水溶液中における高耐食性
は、Crを添加することによって実現されている。これ
に対し、金属−金属系合金は、Fe、Co、Ni、Al
などの元素とTa、Nb、Zr、TiなどIVa族およびV
a族のバルブメタルとからなるものである。この場合、
水溶液中における耐食性はアモルファス合金を構成する
バルブメタルによるものであって、なかでも、Va族のT
aあるいはNbを含む合金の耐食性がきわめて高い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高温の酸化気体環境
において、最も安定な酸化物スケールを形成する合金元
素は、アルミニウムであり、ついでクロムであるため、
これらを含む合金が耐高温酸化性合金として用いられて
きた。しかし、これらの元素の高温硫化に対する耐食性
は高くない。一方、高温の硫化性環境において優れた保
護性を備えた硫化物スケールを形成する合金元素は、モ
リブデン、タングステン、ニオブ、タンタルなどであ
る。しかし、耐硫化性の高い元素は酸化性環境では、モ
リブデン、タングステンのように酸化物が昇華したり、
ニオブ、タンタルのように金属よりはるかに大きな体積
の酸化物が昇華したり、ニオブ、タンタルのように金属
よりはるかに大きな体積の酸化物が生じて割れて保護能
力がないため、硫化性と酸化性が共存する高温気体の環
境で用い得る金属材料は見いだされていない。
【0004】しかし、実際の高温腐食環境では、硫黄と
酸素の分圧は大きく変動する。従って、高温の硫化性お
よび酸化性環境にともに耐える金属材料の出現は切望さ
れている。
【0005】本発明は単相固溶体を形成するアモルファ
ス合金の特性とスパッター法によるアモルファス化が合
金化に溶融を必要としないことを活用して、低沸点の耐
酸化性金属と高融点の耐硫化性金属からなる耐高温腐食
性アモルファス合金を提供するものである。
【0006】
【問題を解決するための手段】通常、合金は固体状態で
は結晶化しているが合金組成を限定して溶融状態から超
急冷凝固させたり、所定のターゲットを用いてスパッタ
ーデポジットさせるなど、固体形成の過程で原子配列に
長周期的規則性を形成させない方法を適用すると、結晶
構造を持たず、液体に類似したアモルファス構造が得ら
れ、このような合金をアモルファス合金という。アモル
ファス合金は、過飽和固溶体の均一な単相合金であっ
て、従来の実用金属に比べて著しく高い強度を保有し、
かつ組成に応じて異常に高い耐食性をはじめ種々の特性
を示す。
【0007】本発明者らは、新しいアモルファス合金を
創製し、その性質に関する研究を広く行った結果、合金
生成過程で溶融を必要としないスパッター法を用いるこ
とによって、低融点金属と高融点金属とのアモルファス
合金を製作し得ることを見いだし、Ti,Zr,Nb,
Ta,Mo,WなどのIVa族、Va族元素とCu,Alな
どのIb族およびIIIb族とからなるアモルファス合金を作
製することに成功した。これらの1部は、特願昭62−
103296号、特願昭63−51567号、特願昭6
3−51568号および特願昭63−260020号と
して出願した。これらの研究をさらに継続し、周期律表
における近接族間の元素からなる高耐食金属−金属系ア
モルファス合金の作製を試みた結果、IVa族元素のT
i,ZrとVIa族元素のCrとからなるアモルファス合
金およびVa族元素のTa,NbとVIa族元素のCrと
からなるアモルファス合金の作製に成功し、さきに特願
平3−138575号および特願平3−267542号
として、それぞれ出願した。本発明者らは、さらにこれ
らの研究を継続し、合金生成条件などを検討した結果、
低融点軽元素であるAlとCrからなる高耐食アモルフ
ァスアルミニウム合金およびこれにさらに耐食性を向上
させる種々の元素を含むアモルファスアルミニウム合金
の作製に成功し、特願平4−29362および特願平4
−29365として出願した。
【0008】本発明者らは、さらにこのようにして作製
した合金の特性を研究した結果、これまで実現しなかっ
た高温における酸化と硫化の両方に耐える耐高温腐食性
アモルファス合金を見いだし、本発明を達成した。
【0009】本発明は、特許請求の範囲第1項ないし第
6項に示す6の発明からなるものであるが、次の表1に
本発明の構成元素および含有率を示す。
【0010】
【表1】
【0011】 (*1)Mo,Wの少なくとも1種 (*2)Ta,Nbの少なくとも1種 (*3)Zr,Tiの少なくとも1種 (*4)Fe,Co,Ni,Cuの少なくとも1種 (*5)実質的残部 (*6)Mo,Wの少なくとも1種50原子%以下とT
a,Nbの少なくとも1種との合計 (*7)Mo,Wの少なくとも1種7−50原子%とZ
r,Tiの少なくとも1種との合計 (*8)Nb,Taの少なくとも1種7原子%以上とZ
r,Tiの少なくとも1種との合計 (*9)Mo,Wの少なくとも1種50原子%以下とT
a,Nbの少なくとも1種との合計で7原子%以上とT
i,Zrの少なくとも1種との合計 スパッター法はアモルファス合金を作る一つの方法であ
って、作製しようとするアモルファス合金と平均組成が
等しいが単相ではない複数の結晶相からなるターゲット
を焼結や溶融によって作製して用いたり、作製しようと
するアモルファス合金の主成分からなる金属板に合金化
しようとする元素を載せたり埋め込んだりしたものを用
いたりしてアモルファス合金は作られる。
【0012】本発明は、この方法を活用ならびに改良し
たものであって以下の通りである。Al−Mo合金ター
ゲットを溶融法などで作製することは容易ではないが、
Al板にMo塊を載せたり埋め込んだりしたターゲット
を用いるスパッター法によって、高耐高温腐食性を備え
たアモルファスAl−Mo合金を得ることができる。こ
の場合、生成するアモルファス合金に場所による不均一
性の発生を避けるために、例えば図1に示すように、ス
パッター装置チャンバー6内で複数のサブストレイト2
をチャンバーの中心軸1の回りに回転させる公転と共に
サブスレトレイト自体も自転させることが望ましい。更
に、生成するアモルファス合金の組成を広い範囲で変化
させることが望ましい。更に、生成するアモルファス合
金の組成を広い範囲で変化させるために、例えば図2に
示すように、一つのターゲット4はMo板とし、もう一
つのターゲット5はAl板として、これら2つのターゲ
ットを互いに傾斜させて2つのターゲットの垂線の交わ
る付近にサブストレイト2を置くように設置し、これら
2つのターゲットを2つの電源で出力を互いに制御しな
がら同時に作動させる。この方法によって、生成するア
モルファス合金中の合金元素の濃度を自由に代えたり、
更にこのバリエーションとしてAl板にTa、Nb、T
i、Zr、Fe、Co、Ni、Cu、MoおよびWを埋
め込んだターゲットを用いるなどいろいろなターゲット
と方法を組み合わせることによって、種々の高耐高温腐
食アモルファス合金が得られる。2つのターゲットを用
いる方法においては、均一なアモルファス合金を作成す
るために特にサブストレイトの公転と自転が必要であ
る。
【0013】スパッター法で作成した本発明の組成の合
金は、前記各元素が均一に固溶した単相のアモルファス
合金である。均一固溶体である本発明のアモルファス合
金には、きわめて均一で高耐食性を保証する保護皮膜が
形成される。環境の硫化性と酸化性が変化するような環
境で金属材料を使用するためには、安定な硫化物あるい
は酸化物皮膜を形成する能力を金属材料に付与する必要
がある。これは、有効元素を必要量含む合金を作ること
によって実現される。しかし結晶質金属の場合、多種多
量の合金元素を添加すると、しばしば化学的性質の異な
る多相構造となり、高耐高温腐食性を保証する保護皮膜
が均一には生成せず、所定の耐食性が実現し得ないこと
がある。また、化学的不均一性の発生はむしろ耐食性に
有害である。
【0014】これに対し、本発明のアモルファス合金は
均一固溶体であり、安定な保護皮膜を形成させ得る所要
量の有効元素を均一に含むものであるため、このような
アモルファス合金には、均一な保護皮膜が生じ、十分に
高い耐食性を発揮する。すなわち、激しい腐食性環境に
耐える金属材料が備えるべき条件は、それぞれの腐食環
境に応じた安定な保護皮膜が材料に均一に生じる高い保
護皮膜形成能力を持つことである。これは、本発明の合
金組成で実現され、また合金がアモルファス構造を有す
ることは、複雑な組成の合金を単相固溶体として作成す
ることを可能にし、均一な保護皮膜形成を保証するもの
である。
【0015】次に、本発明における各成分組成を限定す
る理由を述べる。
【0016】Alは酸化性雰囲気において安定な保護ス
ケールを形成する元素であるため、本発明において、合
金の実質的残部として、25原子%以上含まなければな
らない。耐硫化性は、Mo,W,Ta,Nbとの合金化
によって保証される。したがって、本発明の合金は、M
o,W,TaおよびNbの少なくとも1種を含まなけれ
ばならない。
【0017】Mo,W,Ta,Nb,Ti,ZrはAl
と共存するとアモルファス構造を形成する元素である。
この場合、MoおよびWは多すぎても少なすぎてもアモ
ルファス構造にならないため、Fe,Co,Ni,Cu
の少なくとも1種を添加する本発明の第項において、
MoおよびWの少なくとも1種を7原子%以上50原子
%未満とする必要がある。同様に、Fe,Co,Ni,
Cuの少なくとも1種を添加する本発明の第項におい
て、TaおよびNbの少なくとも1種を7原子%以上7
5原子%未満とする必要がある。また、Fe,Co,N
i,Cuの少なくとも1種を添加する本発明の第項に
おいて、アモルファス化のためには、MoおよびWの少
なくとも1種を50原子%以下とし、MoおよびWの少
なくとも1種とTaおよびNbの少なくとも1種との合
計を7原子%以上75原子%未満とする必要がある。
【0018】これらのAl−高融点金属合金において
は、Mo,W,Ta,Nbの一部をTi,Zrで置換す
ることが可能である。しかし、高い耐硫化性を保証する
ためには、Mo,W,Ta,Nbの少なくとも1種を7
原子%以上含まなければならない。これが本発明の第
項、第項においてMoおよびWの少なくとも1種を7
原子%以上とし、第項、第項においてTaおよびN
bの少なくとも1種を7原子%以上とし、第項、第
項においてMoおよびWの少なくとも1種とTaおよび
Nbの少なくとも1種の合計を7原子%以上とする理由
である。
【0019】これに対し、Ti,Zrのアモルファス化
に及ぼす作用は、Ta,Nbの作用と変わらない。した
がって、Fe,Co,Ni,Cuの少なくとも1種を添
加する本発明の第項において、Ta,Nbの少なくと
も1種とTi,Zrの少なくとも1種との合計を75原
子%未満とする必要がある。
【0020】Fe,Co,Ni,Cuの少なくとも1種
を添加する本発明の第項においては、アモルファス構
造の形成のために、Mo,Wの少なくとも1種を50原
子%以下とし、Mo,Wの少なくとも1種とTi,Zr
の少なくとも1種との合計を75原子%未満とする必要
がある。
【0021】Fe,Co,Ni,Cuの少なくとも1種
を添加する本発明の第項においては、Mo,Wの少な
くとも1種を50原子%以下とし、Mo,Wの少なくと
も1種とTa,Nbの少なくとも1種とTi,Zrの少
なくとも1種との合計を75原子%未満とする必要があ
る。
【0022】一方、高融点金属の一部をFe,Co,N
i,Cuの少なくとも1種で置換することもできる。し
かし、これらの元素の多量添加は、耐硫化性を低下させ
るので、本発明の第項、第項、第項、第項、第
項、第項においてFe,Co,Ni,Cuから選ば
れる1種以上の元素は、20原子%以下としなければな
らない。
【0023】本発明の合金は、スパッター法で作られ
る。通常、スパッター法には、焼結あるいは合金化した
多相からなるターゲットが用いられる。しかし、本発明
の合金のように、低沸点のAlと高融点金属の合金を溶
融を含む通常の方法で作成するとはきわめて困難であ
る。これに対し、本発明者らはさきに、アモルファス合
金を構成する元素の板上に、合金化用の元素の小片を載
せたターゲットを用いることによって、アモルファス合
金が得られることを見いだしている。
【0024】
【実施例】次に本発明を実施例によって説明する。
【0025】実施例1 図1の装置を用い、種々の組合せのターゲットを取り付
けステンレス鋼および石英板のサブストレイトにスパッ
ターデボジションを行った。X線回折の結果、生じた合
金はアモルファスであることが確認され、またX線マイ
クロアナライザーを用いた分析によって求められた組成
は表2および表3の通りである。これらの合金は、いず
れもきわめて高い耐高温腐食性を備えていることが判明
した。
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明のアモルフ
ァス合金は、スパッター法で容易に作製されるAlおよ
び高融点金属を必須元素として含むアモルファス合金で
あって、Alには酸化性環境で保護性の優れた酸化物ス
ケールを形成し、高融点金属は硫化性環境で保護性の優
れた硫化物スケールを形成し、耐高温腐食性がきわめて
高い合金である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明アモルファス合金を作製するスパッター
装置の一例を示す概略図である。
【図2】本発明アモルファス合金を作製するスパッター
装置の一例を示す概略図である。 1 サブストレイトの公転軸 2 自転するサブストレイト 3,4,5 ターゲット 6 スパッターチャンバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエレフスキー マレック ポーランド クラクフ ファファリー ウーリッツァ2−6 (56)参考文献 特開 平1−225737(JP,A) 特開 平2−107750(JP,A) 特開 平1−25934(JP,A) 特開 平3−271347(JP,A) 特開 平5−222495(JP,A) 特開 平5−105996(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C22C 45/08,45/10 C22C 21/00 - 21/18 C22C 27/00 - 27/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MoおよびWの群から選ばれる少なくと
    も1種の元素を7原子%以上50原子%未満含み、F
    e,Co,NiおよびCuの群から選ばれる少なくとも
    1種の元素を20原子%以下含み、残部は実質的にAl
    からなる耐高温腐食性アモルファス合金。
  2. 【請求項2】 TaおよびNbの群から選ばれる少なく
    とも1種の元素を7原子%以上75原子%未満含み、F
    e,Co,NiおよびCuの群から選ばれる少なくとも
    1種の元素を20原子%以下含み、残部は実質的に25
    原子%以上のAlからなる耐高温腐食性アモルファス合
    金。
  3. 【請求項3】 MoおよびWの群から選ばれる少なくと
    も1種の元素を50原子%以下と、TaおよびNbの群
    から選ばれる少なくとも1種の元素との合計で75原子
    %未満含み、Fe,Co,NiおよびCuの群から選ば
    れる少なくとも1種の元素を20原子%以下含み、残部
    は実質的に25原子%以上のAlからなる耐高温腐食性
    アモルファス合金。
  4. 【請求項4】 MoおよびWの群から選ばれる少なくと
    も1種の元素を7〜50原子%と、TiおよびZrの群
    から選ばれる少なくとも1種の元素との合計で75原子
    %未満含み、Fe,Co,NiおよびCuの群から選ば
    れる少なくとも1種の元素を20原子%以下含み、残部
    は実質的に25原子%以上のAlからなる耐高温腐食性
    アモルファス合金。
  5. 【請求項5】 TaおよびNbの群から選ばれる少なく
    とも1種の元素を7原子%以上と、TiおよびZrの群
    から選ばれる少なくとも1種の元素との合計で75原子
    %未満含み、Fe,Co,NiおよびCuの群から選ば
    れる少なくとも1種の元素を20原子%以下含み、残部
    は実質的に25原子%以上のAlからなる耐高温腐食性
    アモルファス合金。
  6. 【請求項6】 MoおよびWの群から選ばれる少なくと
    も1種の元素を50原子%以下と、TaおよびNbの群
    から選ばれる少なくとも1種の元素を7原子%以上と、
    TiおよびZrの群から選ばれる少なくとも1種の元素
    との合計で75原子%未満含み、Fe,Co,Niおよ
    びCuの群から選ばれる少なくとも1種の元素を20原
    子%以下含み、残部は実質的に25原子%以上のAlか
    らなる耐高温腐食性アモルファス合金。
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