JP2946856B2 - 自動車のエアサスペンション - Google Patents
自動車のエアサスペンションInfo
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
ョンに関し、乗心地の向上を図ったものである。
あって、その両者を結合させることと、路面からの衝撃
を吸収して乗心地を良くする役目をもっている。サスペ
ンションの主役をなすものは、スプリングと、その振動
を適当におさえるショックアブソーバの2つである。
たものをエアサスペンションと称している。通常は、乗
員数や荷物などの積載条件にかかわらず車高を一定に保
つように、エアスプリングへの圧縮空気の給排を自動的
に制御している。一方、ショックアブソーバの中には、
減衰力が可変できるものがあり、マニュアルスイッチを
切替えることにより、例えば市街地では減衰力を弱めソ
フトにして乗心地を良くし、ダートやカーブの多い山道
では減衰力を強めハードにして走行安定性を向上させて
いる。
は、乗員の数や荷物の量の変化によってバネ上重量が大
きく変化する。良好な乗心地を得るためには、バネ上重
量が軽いときにショックアブソーバの減衰力を弱め、バ
ネ上重量が重いときにショックアブソーバの減衰力を強
める必要がある。しかし従来ではショックアブソーバの
ソフトとハードの切替は手動で行なっており、面倒であ
った。
量に応じてショックアブソーバの減衰力を自動的に調整
することのできる自動車のエアサスペンションを提供す
ることを目的とする。
明の構成は、エアスプリングと、減衰力を可変にできる
ショックアブソーバと、車高を検出するハイトセンサを
有し、ハイトセンサで検出した車高がほぼ一定となるよ
うにエアスプリングへの圧縮空気の供給を制御する自動
車のエアサスペンションにおいて、エアスプリング内の
圧縮空気の圧力を検出する圧力センサと、この圧力セン
サで検出された検出圧力が、設定値を越えるときにはシ
ョックアブソーバを強め側減衰力に制御し、前記検出圧
力が設定値よりも小さいときにはショックアブソーバを
弱め側減衰力に制御するとともに、前記強め側減衰力及
び前記弱め側減衰力の減衰力レベルを変更するスイッチ
手段を有するコントロール部と、を備えたことを特徴と
する。
気圧を高くして車高を一定に保つ。このようにエアスプ
リングの空気圧が高くなったら、ショックアブソーバを
ハード側に自動的に切り替える。バネ上重量が軽いとき
にはエアスプリングの空気圧を低くして車高を一定に保
つ。このようにエアスプリングの空気圧が低くなった
ら、ショックアブソーバをソフト側に自動的に切り替え
る。
説明する。図1は本発明を適用した小型バスのリヤエア
サスペンションの構成を示し、図2はこのリヤエアサス
ペンションのエアー系及び信号系を示す。なお図2にお
いて、エア配管は実線で示し、信号線は点線で示してい
る。
ョンの構成・動作を説明する。左右のエアスプリング1
R,1L及びショックアブソーバ2R,2Lは、高剛性
なフレーム3とリーフスプリング4で支持された車軸と
の間に備えられている。ショックアブソーバ2R,2L
は減衰力が3段階、つまりソフト(減衰力小)、ミドル
(減衰力中)、ハード(減衰力大)に切り換えることが
できる。
空気は、エアドライヤ6、チェックバルブ7を通してリ
ザーブタンク8に送られて溜められる。エアスイッチ9
はリザーブタンク8内の空気圧を検出しており、検出信
号がコントロールユニット10へ送られる。そして、リ
ザーブタンク8内の空気圧が一定値以下のときにエアコ
ンプレッサ5が作動するとともに、リザーブタンク8内
の空気圧が一定値を越えたらエアコンプレッサ5が停止
するよう、コントロールユニット10が制御をする。な
お、リザーブタンク8内の空気圧が過大になったときに
は、セーフティバルブ11が開放してタンク内空気圧を
減少させるようにしている。また、エアドライヤ6に
は、エアドライヤ6から圧縮空気を大気に排気させるこ
とにより水分を排出し、乾燥させるときに利用される3
ウェイ型のマグネットバルブ12が備えられている。
態になると、リザーブタンク8内の圧縮空気が、サージ
タンク15R,15L及びエアスプリング1R,1Lに
送られる。エアスプリング1R,1L内の空気圧はエア
スイッチ16にて検出され、この検出信号がコントロー
ルユニット10へ送られる。
この検出信号がコントロールユニット10へ送られる。
更にコントロールユニット10にはマニュアルスイッチ
18が接続されている。
ト10を中心とする制御動作を説明する。ハイトセンサ
17の検出信号を基に車高を検出する。車高が低いとき
には、マグネットバルブ13,14を共に連通状態にし
て、エアスプリング1R,1Lにエア供給をしてエアス
プリング1R,1Lを伸ばす(ステップ1,2)。車高
が高いときには、マグネットバルブ13を大気開放状態
にするとともにマグネットバルブ12を連通状態にし
て、エアスプリング1R,1Lのエアを抜いてエアスプ
リング1R,1Lを縮める(ステップ3,4)。車高が
設定高であるときには、マグネットバルブ14を閉状態
にしてエアスプリング1R,1Lに対するエアの給排を
やめ、そのときの車高を保持する。
空気圧が設定値以下になるとONになり、リザーブタン
ク内空気圧が設定値を越えるとOFFになる。そこでエ
アスイッチ9がONになったときにエアコンプレッサ5
を作動させ(ステップ5,6)、エアスイッチ9がOF
Fになったらコンプレッサ5を停止させる(ステップ
5,7)。
R,1L内の空気圧が設定値を越えるとONとなり、設
定値以下になるとOFFとなる。コントローラ10はエ
アスプリング1R,1Lの空気圧の状態に応じてショッ
クアブソーバ2R,2Lの減衰力を可変にする。
圧が高いときには、ショックアブソーバ2R,2Lをハ
ード又はミドルにし、エアスプリング1R,1Lの空気
圧が低いときにはショックアブソーバ2R,2Lをソフ
ト又はミドルにする。 (i)つまり、エアスプリング1R,1Lの空気圧が高
くエアスイッチ16がONになったときには、マニュア
ルスイッチ18がONであればハード(減衰力大)とし
マニュアルスイッチ18がOFFであればミドル(減衰
力中)とする(ステップ8,9,10,11)。 (ii)また、エアスプリング1R,1Lの空気圧が低く
エアスイッチ16がOFFになったときには、マニュア
ルスイッチ18がONであればミドル(減衰力中)とし
マニュアルスイッチ18がOFFであればソフト(減衰
力小)とする(ステップ8,12,11,13)。
くバネ上重量が重くエアスプリング1R,1Lの空気圧
が高いときには、ショックアブソーバ2R,2Lがハー
ド側に自動的に切り替えられる。乗員や荷重が少くバネ
上重量が軽くエアスプリング1R,1Lの空気圧が低い
ときには、ショックアブソーバ2R,2Lがソフト側に
自動的に切り替えられる。このため優れた乗心地と操縦
安定性が得られる。
うに本発明によれば、エアスプリングの空気圧に応じて
ショックアブソーバの減衰力が自動的に制御されるた
め、運転者の操作が無くても優れた乗心地と操縦安定性
を得ることができる。
る。
明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 エアスプリングと、減衰力を可変にでき
るショックアブソーバと、車高を検出するハイトセンサ
を有し、ハイトセンサで検出した車高がほぼ一定となる
ようにエアスプリングへの圧縮空気の供給を制御する自
動車のエアサスペンションにおいて、 エアスプリング内の圧縮空気の圧力を検出する圧力セン
サと、 この圧力センサで検出された検出圧力が、設定値を越え
るときにはショックアブソーバを強め側減衰力に制御
し、前記検出圧力が設定値よりも小さいときにはショッ
クアブソーバを弱め側減衰力に制御するとともに、前記
強め側減衰力及び前記弱め側減衰力の減衰力レベルを変
更するスイッチ手段を有するコントロール部と、 を備えたことを特徴とする自動車のエアサスペンショ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20513791A JP2946856B2 (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 自動車のエアサスペンション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20513791A JP2946856B2 (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 自動車のエアサスペンション |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0550827A JPH0550827A (ja) | 1993-03-02 |
JP2946856B2 true JP2946856B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=16502041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20513791A Expired - Fee Related JP2946856B2 (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 自動車のエアサスペンション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2946856B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US9884533B2 (en) * | 2013-02-28 | 2018-02-06 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Autonomous control damper |
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US9879748B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-01-30 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Two position valve with face seal and pressure relief port |
US10588233B2 (en) | 2017-06-06 | 2020-03-10 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Damper with printed circuit board carrier |
US10479160B2 (en) | 2017-06-06 | 2019-11-19 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Damper with printed circuit board carrier |
JP7136021B2 (ja) | 2019-06-28 | 2022-09-13 | トヨタ自動車株式会社 | 電動車両 |
-
1991
- 1991-08-15 JP JP20513791A patent/JP2946856B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0550827A (ja) | 1993-03-02 |
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