JP2946661B2 - 高弾性ポリウレタンフォームの製造法 - Google Patents

高弾性ポリウレタンフォームの製造法

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ポリオールとポリイソシアネートを、触
媒、発泡剤、整泡剤の存在下に反応させ、高弾性ポリウ
レタンフォームを製造する方法に関する。
更に詳しくはポリエーテルポリオール又はポリエーテ
ルポリオールおよびポリマーポリオールとの混合体とジ
フェニルメタンジイソシアネート及び/又はその誘導体
を使用し、高弾性軟質ポリウレタンフォームを製造する
方法に関する。
[従来の技術] 高弾性ポリウレタンフォームは、自動車用シートクッ
ションを始め、車両、家具、寝具など多くの製品に広く
利用されている。
従来、高弾性ポリウレタンフォームの製造には、イソ
シアネート原料として、トルエンジイソシアネート(以
下、TDIと略記する。)やTDIとジフェニルメタンジイソ
シアネート(以下、MDIと略記する。)との混合物が利
用されてきた。しかしながら、TDIは蒸気圧や毒性が高
く、臭気が激しいため作業環境を悪化させるという問題
がある。またTDIは原料ポリオールとの反応性が低いた
め、生産性が低くまた設備費が嵩むなどの問題があっ
た。
TDIが抱える前記のような問題点を改善するため、MDI
及び/又はその誘導体を使用した高弾性ポリウレタンフ
ォームを製造する方法が、特開昭53−51299号、特開昭5
7−109820号、特開昭62−112616号に提案されている。M
DI及び/又はその誘導体をベースとして製造されたフォ
ームは、一般にオールMDI高弾性ポリウレタンフォーム
と呼ばれ、優れたフォーム物性が得られること、毒性が
低いことから製造ラインに於ける良好な作業環境の支持
が容易であること、生産速度が速く生産性が高いことな
ど優れた特徴を有する。
しかし、オールMDI高弾性ポリウレタン処方は、シス
テム液の流れ性およびフォームの泡流動性が極めて悪
く、フォームを低密度化しにくいという致命的欠点があ
る。それ故、発泡剤として、ハロゲン化炭化水素、例え
ばトリクロロモノフルオロメタン(以下、CFC−11と略
記する。)をポリオールに対して、5〜15重量部使用す
ることにより、液の流れ性、泡流動性を確保してフォー
ム密度の低下が図られている。しかしながら、現状でも
更に、オールMDI高弾性ポリウレタン処方を改良して、
より低密度化するための製造技術の開発が望まれてい
る。
また、ハロゲン化炭化水素のうち、オゾン層を破壊す
る危険性のあるCFC−11のようなフロン化合物の使用量
の削減、更には使用の規制が、近年図られてきており、
オールMDI高弾性ポリウレタンフォームの製造におい
て、発泡剤としてのフロン化合物の使用量を削減し、代
わりに水の量を多く使用することは今日的で緊急かつ重
要な課題となっている。一方、オゾン層破壊の恐れのあ
るCFC−11のようなフロン化合物のいわゆる代替フロン
化合物、例えば、塩化メチレン、ジクロロトリフルオロ
エタンやジクロロモノフルオロエタン(以下、それぞれ
HCFC−123、HCFC−141bと略記する。)などが提案され
ている。しかし、これらの代替フロン化合物は、なおオ
ゾン層破壊の潜在的可能性が残されており、また従来使
用されてきたフロン化合物に比較して高価であり、経済
上の理由からも従来どおりのレベルで使用することは困
難である。従って、フロン化合物の使用量を削減し、代
わりに発泡剤としての水の量を多く使用する処方の開発
が強く望まれている。しかしながら、発泡剤として水の
量を多く使用するといくつかの技術的問題が生じてく
る。即ち、フォーム形成過程で、フォーム安定性が著し
く悪化し、フォーム陥没等の現象が起るなど、プロセス
レンジが狭く、フォーム物性も悪化し、フォームを低密
度化することが極めて難しくなる。さらに、フォームの
セル荒れ、ボイドが発生し易いなどフォーム成型性の悪
化が避けられない。
これまでオールMDI高弾性ポリウレタンフォームの触
媒としては、例えばトリエチレンジアミンをベース触媒
とし、助触媒としてビス(2−ジメチルアミノエチル)
エーテルやジメチルエタノールアミンのようなアミン触
媒が用いられてきた。しかしながら、これらのアミン触
媒システムでは、現状のフロン化合物を発泡剤とするフ
ォームをより低密度化することは出来ないし、さらに発
泡剤としてのフロン化合物を削減し、水の量を増したシ
ステムにおいて、低密度の実用性ある高弾性ポリウレタ
ンフォームを得ることは困難であった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、高弾性ポリウレタンフォーム製造におい
て、従来問題であったフォームの安定化、低密度化を達
成しうる製造方法、更には、発泡剤としてのフロン化合
物の削減を可能とする工業的に有用な高弾性ポリウレタ
ンフォームの製造方法を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、高弾性ポリウレタンフォームシステム
について触媒の観点から鋭意検討した結果、触媒として
特定の化学構造を有するアミン化合物を用いることによ
り、高弾性ポリウレタン処方においてフォームの低密度
化を達成できること、更にフロン化合物を削減し更に水
を増した処方において、発泡時のフォームの安定性、成
型性を改良し、低密度化フォームを製造できる新規な事
実を見い出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明はポリオールとポリイソシアネートを、
触媒、発泡剤、整泡剤の存在下反応させ、高弾性ポリウ
レタンフォームを製造する方法において、触媒として少
なくとも下記一般式で示されるイミダゾール化合物より
選ばれた1種以上を使用することを特徴とする高弾性ポ
リウレタンフォームの製造法に関する。
(式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基、ジメチルアミ
ノプロピル基、ベンジル基、ビニル基又は炭素数1〜3
のヒドロキシアルキル基を表し、R2は、水素、炭素数1
〜4のアルキル基、アリル基、ベンジル基又はフェニル
基を表し、R3及びR4は水素、炭素数1〜4のアルキル基
又はヒドロキシメチル基を表す。) [作用] 以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の触媒として、前記一般式で示されるイミダゾ
ール化合物が使用できる。
本発明のイミダゾール化合物としては、1−メチルイ
ミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、1,4−ジメチ
ルイミダゾール、1−メチル−2−エチルイミダゾー
ル、1,4−ジメチル−2−エチルイミダゾール、1−メ
チル−2−イソプロピルイミダゾール、1−メチル−2
−フェニルイミダゾール、1−ビニルイミダゾール、1
−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−(3−ジメ
チルアミノプロピル)イミダゾール、1−イソブチル−
2−メチルイミダゾール、1−n−ブチル−2−メチル
イミダゾールなどが例示できる。更に好ましくは、1−
メチルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、1
−(3−ジメチルアミノプロピル)イミダゾール、1−
イソブチル−2−メチルイミダゾール、1−n−ブチル
−2−メチルイミダゾールなどが挙げられる。また本発
明のアミン触媒は助触媒として他の第3級アミノ基を有
する化合物と併用することができる。他の第3級アミノ
基含有化合物としては、例えばトリエチルアミン、N,N
−ジメチルシクロヘキシルアミン、N,N,N′,N′−テト
ラメチルエチレンジアミン、N,N,N′,N′−テトラメチ
ルプロピレンジアミン、N,N,N′,N″,N″−ペンタメチ
ルジエチレントリアミン、N,N,N′,N″,N″−ペンタメ
チル−(3−アミノプロピル)エチレンジアミン、N,N,
N′,N″,N″−ペンタメチルジプロピレントリアミン、
N,N,N′,N′−テトラメチルグアニジン、1,3,5−トリス
(N,N−ジメチルアミノプロピル)ヘキサヒドロ−S−
トリアジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン
−7、トリエチレンジアミン、N,N,N′,N′,N″−ペン
タメチルジエチレントリアミン、N,N,N′,N′−テトラ
メチルヘキサメチレンジアミン、N−メチル−N′−
(2−ジメチルアミノ)エチルピペラジン、N,N′−ジ
メチルピペラジン、N−メチルモルホリン、N−エチル
モルホリン、N,N−ジメチルエタノールアミン、ジメチ
ルアミノエトキシエタノール、N,N,N′−トリメチルア
ミノエチルエタノールアミン、1,3−ビス(N,N−ジメチ
ルアミノ)−2−プロパノール、ビス(2−ジメチルア
ミノエチル)エーテル等が例示されるが、好ましくはト
リエチレンジアミン及び/又はビス(2−ジメチルアミ
ノエチル)エーテルである。
また、前記イミダゾール化合物の有機カルボン酸塩お
よび他の第3級アミンの有機カルボン酸塩や有機錫化合
物は本発明の触媒機能を失わない範囲で助触媒として適
宜使用できる。
本発明の触媒は、前述したようにイミダゾール化合物
単独もしくは他のアミン触媒と混合して調整されてよ
い。混合調整にあたっては、必要ならば溶媒として、ジ
プロピレングリコール、エチレングリコール、1,4−ブ
タンジオールおよび水等が使用できるが、溶媒の量は、
特に限定されるものではなく、好ましくは触媒の全量に
大して70%以下である。この様に製造された触媒は、ポ
リオールに添加して使用することができる。また、種々
のアミン触媒を別々にポリオールに添加しても差し支え
ない。
本発明のアミン触媒の使用量は、ポリオールを100重
量部としたとき、通常、0.02〜10重量部である。
本発明に使用されるポリオールは、公知のポリエーテ
ルポリオール、ポリエステルポリオール及び/又はポリ
マーポリオールであり、より好ましくはポリエーテルポ
リオール又はポリエーテルポリオール及びポリマーポリ
オールとの混合体である。ポリエーテルポリオールとし
ては、例えば、エチレングリコール、グリセリン、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの多価
アルコールにエチレンオキシドやプロピレンオキシドの
付加反応により、例えば、Polyurethane Handbook(Gu
nter Oertel著)第42ないし53頁および特開昭62−1126
16号に記載の方法により製造することができる。ポリマ
ーポリオールとしては、例えば、該ポリエーテルポリオ
ールとエチレン性不飽和単量体例えばブタジエン、アク
リロニトリル、スチレンなどをラジカル重合触媒の存在
下に反応させた、例えば、Polyurethane Handbook(Gu
nter Oertel著)第75ないし76頁に記載の重合体ポリオ
ールが挙げられる。
本発明に使用されるポリイソシアネートは、少なくと
もMDI及び/又はその誘導体を含み、その含量が50%以
上のとき、本発明の触媒効果が顕著に発現される。MDI
とその誘導体としては、MDIとその重合体のポリフェニ
ル−ポリメチレンジイソシアネートの混合体、および/
又は末端イソシアネート基をもつジフェニルメタンジイ
ソシアネート誘導体を挙げることができる。前者の混合
体としては、例えば特開昭53−51299号に記載されてい
るMDIとその誘導体であるポリフェニル−ポリメチレン
ポリイソシアネートの混合体を挙げることが出来る。後
者の末端イソシアネート基をもつジフェニルメタンジイ
ソシアネート誘導体としては、例えば、特開昭57−1098
20号、特開昭62−112616号に記載されているMDI、ポリ
フェニル−ポリメチレンポリイソシアネートおよび/又
はその混合体とポリエーテルジオールもしくはトリオー
ルを、必要に応じて触媒の存在下、常温もしくは高めた
温度で反応させることにより得られる公知の末端イソシ
アネートプレポリマーを挙げることが出来る。
本発明のイソシアネートインデックスは、特に限定さ
れるものではないが一般に70ないし120の範囲である。
本発明に使用される発泡剤としての水部数は、ポリオ
ール100重量部に対し3重量部以上、好ましくは3〜5
重量部である。
本発明において、必要であれば架橋剤もしくは鎖延長
剤を添加することが出来る。架橋剤もしくは鎖延長剤と
しては、低分子量の多価アルコール例えば、エチレング
リコール、1,4−ブタンジオール、グリセリン等、低分
子量のアミンポリオール例えばジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン等またはポリアミン例えば、エチレ
ンジアミン、キシリレンジアミン、メチレンビスオルソ
クロルアニリン、二級ジアミン類例えば脂肪族及び脂環
式二級ジアミン類、ポリオキシプロピレン二級ジアミン
類、芳香族二級ジアミン類などを挙げることができる。
また必要に応じて、界面活性剤として有機シリコン化
合物、着色剤、難熱剤、老化防止剤その他公知の添加剤
なども使用できる。これらの添加剤の種類、添加量は、
公知の形式と手順を逸脱しないならば通常使用される範
囲で十分使用することができる。
[発明の効果] 本発明によれば、これまで困難であったフロン化合物
を発泡剤とする高弾性ポリウレタンフォームの低密度化
を達成することが可能となった。更に、フロン化合物を
削減し水の量を増した処方において発泡時のフォームの
安定性、成型性を改善し、さらに低密度化を達成するこ
とが可能となった。
[実施例] 以下、実施例、比較例にもとづいて説明するが本発明
はこれら実施例のみに限定されるものではない。
実施例1〜4および比較例1〜7 オールMDI高弾性ポリウレタンフォームシステムの処
方は、次に示す配合を用いた。発泡剤としての水および
ハロゲン化炭化水素の量と触媒の種類を変化させ、所定
の発泡条件下に、フォーム発泡時のフォームの安定性、
フォームの成型性や物性は次に示す方法で測定した。結
果を表−1に示す。
1)ポリエーテルポリオール、 OH価=28mgKOH/g(テトラオールとトリオールとの混
合物、平均分子量7000、エチレンオキシド含量15%) 2)シリコーン界面活性剤 (トーレシリコーン社製、SRX−274C) 3)表中の触媒略号の説明 DMIZ;1,2−ジメチルイミダゾール NMIZ;1−メチルイミダゾール DMAPIZ;1−(3−ジメチルアミノプロピル)イミダゾー
ル IBIZ;1−イソブチル−2−メチルイミダゾール TEDA−L33;トリエチレンジアミン33%のジプロピレング
リコール溶液(東ソー株式会社製) TOYOCAT−MR;テトラメチルヘキサメチレンジアミン(東
ソー株式会社製) TOYOCAT−NP;4−メチル−1−(2−ジメチルアミノエ
チル)ピペラジン(東ソー株式会社製) 4)イソシアネート NCO濃度=25.0%、ジフェニルメ
タンジイソシアネートとその誘導体の混合体 b.発泡条件 原料液温度 20±1℃ 撹拌速度 6000rpm(5秒間) モールド アルミニウム製ボックス(寸法;25×2
5×25cm)に発泡 モールド温度 40℃ c.測定項目 以下の項目を測定。
・反応性 クリームタイム;フォーミングの開始時間(秒) ゲルタイム ;樹脂(糸引き)化時間(秒) ライズタイム ;フォームの発泡最大高さに達した時間
(秒) ・フォームの安定性の評価 ライズタイム後のフォームの陥没の大きさにより評価
した。
・フォームの発泡倍率 フォームの発泡最大高さをフォーム重量で除した値
(cm/g)この値が大きい程、水の発泡効果が高くフォー
ムの低密度化が可能。
・フォーム密度 フォームの中心部より20×20×10cmの大きさをもつ試
験片を取り密度を測定。
・成型性の評価 フォームのセル荒れやボイドの状態を観察し、5段階
にランク付けをした。
1:殆どなし 2:小さい 3:中程度 4:大きい 5:非常に大きい 表1および2から明らかな如く、発泡剤としてフロン
量を低減化し水量を増加した処方において、触媒として
イミダゾール化合物を使用することによって、フォーム
を安定化し密度が低く成型性に優れる成型フォームを製
造することができた。一方、比較例1〜7に見られるよ
うにトリエチレンジアミン等の従来の触媒では密度は高
く、また成型性においてもセル荒れが大きいフォームが
得られた。このことから、これらの触媒では水使用量を
高めることによりフロンを低減することは困難である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−95212(JP,A) 特開 昭54−128000(JP,A) 特開 昭63−90529(JP,A) 特開 昭60−84319(JP,A) 特開 昭52−4565(JP,A) 特開 平3−33120(JP,A) 特開 平2−47125(JP,A) 特開 昭44−84900(JP,A) 特開 昭59−213717(JP,A) 特開 昭62−220512(JP,A) 特開 平1−256511(JP,A) 特開 昭62−169816(JP,A) 特公 昭44−20759(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08G 18/00 - 18/87 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオールとポリイソシアネートを、触
    媒、発泡剤及び整泡剤の存在下に反応させ、ポリウレタ
    ンフォームを製造する方法において、ポリイソシアネー
    トとして、少なくともジフェニルメタンジイソシアネー
    ト及び又はその誘導体を含み、その含量が50%以上であ
    り、イソシアネートインデックスが70〜120であり、発
    泡剤が水であり、その量がポリオール100重量部に対し
    て3重量部以上であり、触媒として少なくとも下記一般
    (式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基、ジメチルアミ
    ノプロピル基、ベンジル基、ビニル基又は炭素数1〜3
    のヒドロキシルアルキル基を表し、R2は水素、、炭素数
    1〜4のアルキル基、アリル基、ベンジル基又はフェニ
    ル基を表し、R3及びR4はそれぞれ水素、炭素数1〜4の
    アルキル基又はヒドロキシメチル基を表す。) で示されるイミダゾール化合物より選ばれた少なくとも
    1種以上であることを特徴ととする高弾性ポリウレタン
    フォームの製造法。
  2. 【請求項2】ポリオールがポリエーテルポリオール又は
    ポリエーテルポリオール及びポリマーポリオールとの混
    合体である特許請求の範囲第(1)項に記載の製造法。
  3. 【請求項3】イミダゾール化合物として少なくとも、1
    −メチルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、
    1−(3−ジメチルアミノプロピル)イミダゾール、1
    −イソブチル−2−メチルイミダゾール、1−n−ブチ
    ル−2−メチルイミダゾールより選ばれた一種以上を使
    用することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記
    載の製造法。
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