JP2945857B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2945857B2
JP2945857B2 JP22136295A JP22136295A JP2945857B2 JP 2945857 B2 JP2945857 B2 JP 2945857B2 JP 22136295 A JP22136295 A JP 22136295A JP 22136295 A JP22136295 A JP 22136295A JP 2945857 B2 JP2945857 B2 JP 2945857B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録媒体、特に昇華性フ
ィルム、熱溶融フィルム等の記録媒体にレ−ザビ−ム光
により記録を行なう画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のレ−ザビ−ムを利用した画
像記録装置について、図12を用いて説明する。図12
は、従来のレ−ザビ−ムを利用した画像記録装置の概略
を示した斜視図である。図12において、1は記録ヘッ
ド、2は表面に記録媒体を装着する回転ドラム、3はフ
ィルム等の記録媒体、4は記録ヘッド1を回転ドラム2
に沿って走査させるリニアモータである。5は図示しな
いモータドライバからの指示により駆動するDCモー
タ、6はDCモータの回転軸に取付けられたモータギヤ
から回転を受けて回転するギヤ、7はギヤに固定された
スクリューネジ、8は記録ヘッドに固定されたアームで
あり、アーム8の一端には穴が設けられ、その穴にスク
リューネジ7が入り込み、記録ヘッド1が回転するよう
になっている。
【0003】以上のように構成された画像記録装置の記
録動作について説明する。即ち、記録ヘッド1内部には
レ−ザビ−ムダイオ−ド(以下LDという)が複数個用
意され、これにより複数のスポット光を同時に得ること
ができる。これらのLDが出力するレ−ザビ−ムをコリ
メ−タレンズ、対物レンズ等を介してドラム2の表面に
取り付けられた記録媒体3へ集光して記録用のレ−ザビ
−ムスポット光を形成し、そのレ−ザビ−ムスポット光
をリニアモ−タ4によって記録媒体3を走査すると共
に、LDの出力を画信号に応じて制御することにより、
記録媒体3への記録を行なっていた。
【0004】また、記録ヘッド1内で複数のLDは直線
状に配列されているので、記録ヘッド1の傾斜角を変え
れば、解像度が変更されることになる。即ち、DCモー
タ5が図示しないモータドライバから指示を受けて所定
時間駆動してギヤ6を回転させる。ギヤ6の回転に基づ
いてスクリューネジ7が所定量回転し、アーム8を上下
に移動させる。アーム8は記録ヘッド1に固定されてい
るので、記録ヘッド1は前記モータドライバの指示に応
じて所定角度だけ回転することになる。
【0005】従来のレ−ザビ−ムを利用した画像記録装
置は、図12に示すように記録ヘッド1内部に設けられ
た複数のスポット光を同時に得るために設けられたレ−
ザビ−ムダイオ−ド(以下LDという)を複数個用意
し、これらのLDが出力するレ−ザビ−ムをコリメ−タ
レンズ、対物レンズ等を介してドラム2の表面に取り付
けられたフィルム等の記録媒体3へ集光して記録用のレ
−ザビ−ムスポット光を形成し、そのレ−ザビ−ムスポ
ット光をリニアモ−タ4によって記録媒体3を走査する
と共に、LDの出力を画信号に応じて制御することによ
り、記録媒体3への記録を行なっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像記録装置においては1個の記録ヘッドにより記録媒
体を走査する構成であるため、高速かつ鮮明な画像を記
録することためには限界があった。
【0007】すなわち、良好な解像度で高速記録を可能
にするための手法として、レ−ザビ−ムのパワ−をあげ
て記録時間を短縮させる方法が考えられる。しかしなが
ら、この種の画像記録装置に用いられるマルチモ−ドレ
−ザではレ−ザビ−ムのパワ−を例えば500mWにした
場合、発光点の幅は50μm以上に形成されてしまう。
このような幅のレ−ザビ−ムでは記録媒体に形成される
スポット光の大きさとして不適当であり、また、微小な
スポットを得ようとするためにはと集光系レンズの構成
が複雑になってしまうという問題がある。
【0008】また、単純に複数個の記録ヘッドを用いた
所謂マルチヘッド方式の画像記録装置により高速記録を
行なうことが考えられる。しかし、1枚の記録媒体に対
しての複数の記録ヘッドを略同時に駆動していくため、
各ヘッド間の機構的なばらつき等の影響により、記録媒
体上の画像のつなぎ目で連続性が保つのが困難であり、
そのために、非常に複雑かつ大型の補正装置を必要と
し、実質的に上述の問題を解決するものは存在していな
かった。
【0009】本発明は上記従来の課題に鑑みて為された
ものであり、複数個の記録ヘッドを用いたマルチヘッド
方式の画像記録装置により記録時間の短縮することがで
き、かつ、簡易な構成にて、良好な画像を記録すること
が可能な画像記録装置を提供することを目的とする。
【0010】本発明は、上述の目的を達成するため、
求項1記載の発明は、円筒ドラムに装着された記録媒体
にマルチビームスポット光により画像の記録を行う複数
の記録ヘッドと、これらの記録ヘッドを前記円筒ドラム
の長手方向への移動に伴って前記複数の記録ヘッドにつ
いて前記マルチビームスポット光の位置を検出する検出
手段と、前記検出手段からの出力に基づき前記円筒ドラ
ムの回転方向に対しての補正を記録開始タイミングを補
正することにより行う補正手段とを備えたものである。
【0011】
【0012】
【0013】請求項1記載の構成により、本発明は記録
媒体に画像の記録を行う際に、複数ヘッドのビームスポ
ット光の位置を検出し、各記録ヘッドのビームスポット
光照射位置に関する誤差を補正するものであって、特に
円筒ドラムの回転方向に対してのビームスポット光の位
置のずれを記録開始タイミングを補正することで行うも
のである。
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例による画像記録装置に
ついて図面を用いて説明する。図1は本発明の画像記録
装置の概略構成図、図2は同装置における全体構成を示
すブロック図である。これらの図において、1は記録す
る画像に応じてレ−ザビ−ムスポット光を照射する記録
ヘッド(図中の1a〜1dはNO.1〜NO.4の記録
ヘッドに対応している)である。そして、各記録ヘッド
1a〜1dは、それぞれ記録媒体上において分割された
記録領域が予め定められている。また、各記録ヘッド1
a〜1dは、分割された記録領域においてそれぞれ独立
して移動可能に制御される。記録ヘッド1のLDアレイ
は、従来例と同様に複数のビ−ムスポット光が1列に配
列されている。また、その配列の傾斜角を変更すること
で複数の線密度に対応した解像度変更を可能としてお
り、解像度変更用のモ−タとセンサとを備えている。2
は記録媒体3が保持されるドラムであり、記録媒体3
は、例えば、昇華性フィルムあるいは熱溶融フィルムが
用いられる。4は記録ヘッド1を移動可能に保持するキ
ャリッジであり、リニアモ−タ5等を用いて記録画像の
副走査方向に移動させる。なお、本実施例ではリニアモ
−タを挙げたがボ−ルねじ等の構成によっても実現でき
る。6はリニアモ−タ5の移動方向に沿って配設された
リニアスケ−ルである。7はリニアスケ−ル6上に目盛
られた絶対位置としての位置情報を読取るセンサであ
る。8はドラム2を主走査方向に所定の速度で回転させ
るモ−タである。9は主走査方向(以下Y方向と呼ぶ)
と副走査方向(以下X方向と呼ぶ)を略同時に検出可能
なPSD検出器である。本実施例ではY方向の出力のみ
が得られる1次元の検出素子を用いているが、リニアス
ケ−ル6上に目盛られた位置情報に基づいてX方向の出
力を得るようにしている。また、PSD検出器9として
2次元の検出素子を用いてX方向およびY方向の出力を
得るようにしてもよい。10は記録ヘッド1から照射さ
れるLDスポット光のパワ−値をモニタするためのモニ
タ検出器でありフォトダイオ−ド等から構成される。
【0017】ここで、PSD検出器9は、図5の原理説
明図に示されるようにLDスポット光の照射位置に応じ
てスリット抵抗体の分圧抵抗値が変化し、その両端の電
極に電荷として出力されるものであり、いわゆる光電変
換素子の一種である。
【0018】PSD検出器9を用いたPSD検出回路の
具体的構成としては、図4に示すようなものが用いられ
る。すなわち、PSD検出素子9の両端の電極に接続さ
れた電流−電圧変換回路(以下I−V変換回路と呼ぶ)
41と、これら2つのI−V変換回路41から差出力を
得るための比較回路42および和出力を得るための比較
回路43から構成され、差出力値S1および和出力値S
2がそれぞれ出力されるようになっている。例えば、P
SD検出素子9の中央に光が照射されれば、両端から出
力される電荷量はほぼ等しくなるので、差出力S1は0
Vに近くなり、一方、PSD検出素子9の一端に光が照
射されれば、差出力S1は+若しくは−方向に増加する
ことになる。従って、この差出力S1によってビームス
ポット光のY方向の照射位置を検出できる。但し、PS
D検出素子9の中央に光が照射された場合は、差出力S
1は0Vとなるので、光が照射されていない状態と同様
となり検知が不可能となる。そこで、和出力S2をも得
ることによって光があたっているか否かを判別できるこ
とになる。これによって、PSD検出素子9に光が照射
された状態でのビームスポット光のY方向の照射位置を
検出できる。さらに、和出力S2によって光の照射間隔
を判別できることから、1個の記録ヘッドが照射するビ
ーム全体の中央位置をも検出できる。
【0019】次に、図3のブロック図において、21は
記録ヘッド1に対応して設けられたレ−ザアレイドライ
バである。具体的には、図3の要部ブロック図に示すよ
うに、画信号(PIX)とレ−ザ光(LD)とを入力す
るセレクタ31、制御部29からのコントロ−ル信号に
基づいてアナログ電圧を発生するDAC(Digital Analo
g converter)回路32、DAC回路32からの出力に従
って記録ヘッド1のレ−ザアレイへの駆動電流を制御す
るACC(Auto Current Control )回路33から構成
される。22は記録ヘッド1に設けられたLDアレイの
傾斜角を変更する解像度変更モ−タのドライバであり、
記録ヘッド1対して共通の傾斜角を与えるように制御さ
れる。なお、傾斜角を変更は従来と同様に行われる。2
3はモニタ検出器10に接続され、LDアレイから出力
されるレ−ザビ−ムスポット光のパワ−値を得るための
モニタ検出回路である。このモニタ検出回路23は、具
体的には、図3の要部ブロック図に示すように、記録ヘ
ッド1からのビ−ムスポット光の光量に応じて光電変換
部34により電流値としてI−V変換回路35に出力さ
れ、ADC(Analog Digital converter)を介して制御部
29へ出力される。24はPSD検出素子9に接続され
るPSD検出回路であり、一般的に上述の図4に示され
るよう回路が用いられ、ADC回路37を介して制御部
29へ出力される。25は走査制御部であり、走査制御
部25はセンサ7によりリニアスケ−ル6の絶対値スケ
−ルを読取って得られる出力パルスを所定のパルス数に
逓倍するリニアスケ−ル逓倍回路26、リニアスケ−ル
逓倍回路26からの出力パルスを入力してリニアモ−タ
5の制御を行なうリニアモ−タ制御回路27、これらリ
ニアモ−タ制御回路27からの指令に基づきリニアモ−
タ5を駆動するリニアモ−タドライバ28から構成され
ている。29は各種ドライバ回路、検出回路、メモリ回
路等の全体制御を行なう制御部であり、これら制御部2
9は、後述するLDスポット光のセンタ位置の検出に基
づきLDスポット光の円筒ドラム2への照射位置を補正
する機能を有している。また、制御部29は、記録ヘッ
ド1で分割する記録範囲に対応した記録開始位置への移
動制御機能、並びに、解像度を変更する場合の各記録ヘ
ッドにおけるLDアレイの傾斜角を変更する制御機能等
を備えている。
【0020】以上の構成による画像記録装置について図
6乃至図10を用いて以下その動作を説明する。
【0021】図6(a),(b)は、PSD検出器9に
よる位置検出のための出力を示す波形図であり、横軸は
時間(t)、縦軸は差出力および和出力(V)を表わし
ている。また、図6(b)において、ビーム1とは1個
の記録ヘッド内部で始端に配置されたLDを指し、ビー
ム2とは前記記録ヘッド内部で終端に配置されたLDを
指す。図7はPSD検出器9による位置検出の動作フロ
−図である。ここでは、2つのビ−ムスポット光がPS
D検出回路9により検出される場合の出力波形を示して
おり、X方向およびY方向の両方向におけるビ−ムスポ
ット光のセンタ位置に対応した出力成分が得られように
なっている。図8は記録開始時における初期時の絶対位
置検出の動作フロ−図であり、各記録ヘッド1について
初期絶対番地が検出される。図9は記録開始からの記録
ヘッド1の遷移状態を表わしたものであり、記録開始指
示が与えられてから2枚目の記録が終了されるまでの状
態が示されている。図10は記録ヘッド1が所定の線密
度(本実施例では10個の発光点)で記録する場合の実
際の記録例が示されている。
【0022】まず、図6および図7を用いて、PSD検
出器9によるビ−ムスポット光のセンタ位置検出の動作
を説明する。
【0023】図7において、まずリニアモ−タ5により
記録ヘッド1をPSD検出開始位置に移動させる(ST
1)。次いで、記録ヘッド1のレ−ザビ−ムアレイを発
光させ(ST2)、リニアモ−タ5により記録ヘッド1
を低速で動かす(ST3)。ここで、ビ−ムスポット光
がPSD検出器9ので検出されたか否かを判別し、検出
された場合には、リニアスケ−ル6からの情報に基づい
て図示しないパルスカウンタにより、レ−ザビ−ムアレ
イのX方向のセンタ位置を判定する(ST4)。一方、
PSD検出器9からの差出力値S1をA−D変換してL
DアレイのY方向のセンタ位置を判定する(ST5)。
【0024】このST4およびST5をさらに、図6
(a),(b)を用いて説明すると、LDアレイのビ−
ム1がPSD検出器9のスリットにさしかかったとき、
X11,X12の時点で所定の和出力値が得られると同
時に差出力値Y1が得られる。また同様にビ−ム2がP
SD検出器9のスリットにさしかかったとき、X21,
X22の時点で所定の和出力値が得られると同時に差出
力値Y2が得られる。ST4のX方向の位置を判定にあ
たっては、X11,X12,X21,X22の位置情報
をリニアスケ−ルから読取り、ビ−ム1およびビ−ム2
のX座標であるX1,X2[X1=(X11−X12)
/2,X2=(X21−X22)/2]を求める。これ
によって、各記録ヘッドの中央位置を判別できる。ST
5のY方向の位置判定にあたっては、ビ−ム1およびビ
−ム2のY座標は差出力値Y1,Y2により求める。な
お、このX1とX2によりビ−ム1およびビ−ム2のX
方向の距離が測ることができ、また、Y1とY2により
ビ−ム1およびビ−ム2のY方向の距離が測ることがで
きる。このように、記録ヘッドのY方向の位置を検出す
ると、その検出結果を制御部29内のレジスタに格納
し、他の記録ヘッドについても図9に示すように同様の
位置検出処理を繰り返す。各記録ヘッド1a〜1dの位
置がぞれぞれ検出されると、制御部29が各記録ヘッド
1a〜1dの位置を比較して、いずれかの記録ヘッドを
基準にして位置を合せる制御を行う。具体的には、物理
的に記録ヘッドの位置を移動させるのではなく、レーザ
光の出力タイミングをずらすことによって、Y方向の位
置ずれを補正している。また、記録ヘッドのX方向の位
置を検出すると、その検出結果を制御部29内のレジス
タに格納し、全記録ヘッドについて図10に示すように
同様の位置検出処理を繰り返す。制御部29は解像度変
更モータドライバ22に対して各記録ヘッド1a〜1d
をリニアスケールの絶対番地からどれだけずらすかにつ
いての指示を出して、X方向の位置ずれを補正してい
る。
【0025】さらに、Y方向およびX方向の位置ずれを
補正すると、この補正処理により各記録ヘッド1a〜1
d間に解像度のずれが生ずるので、解像度変更モータド
ライバ22は前記指示に基づいてモータを駆動させて従
来と同様に機構的に記録ヘッドを傾斜角を変更して、各
記録ヘッド1a〜1d間の解像度を補正する。
【0026】次に、初期時の絶対位置検出動作を図8に
したがって説明する。まず、リニアモ−タ5を一定方向
へ所定の速度で動かし(ST6)、リニアスケ−ル6上
の1個目の絶対番地参照マ−クがあったかを判別し、あ
ると判別された場合にはパルスカウンタを”0”にセッ
トしカウントアップを開始する(ST7)。次に、リニ
アスケ−ル6上の2個目の絶対番地参照マ−クがあった
かを判別し、あると判別された場合、そのときのパルス
カウンタ値によりキャリッジ4の現在の位置を判定する
(ST8)。その後、現在のカウンタ値に基づいてキャ
リッジ4を予め定まった定位置まで移動させる(ST
9)とともにパルスカウンタをリセットする(ST1
0)。なお、この初期時の絶対位置検出動作はリニアモ
−タ5を最低でも20mm動かすことにより、2個の絶対
番地参照マ−クを検出することが可能である。
【0027】次に、図11は記録ヘッドのうち端部の記
録ヘッドが破損した場合の画像記録装置を示す図であ
り、例えば、1d(NO.4ヘッド)がLDアレイのパ
ワ−値あるいは機構的に他の記録ヘッドに追従できない
等により記録ヘッドが破損したと判定された場合には、
リニアスケ−ル6の左端の破損ヘッド格納スペ−ス11
に退避させ、1a(NO.1ヘッド)〜1c(NO.3
ヘッド)で、ドラム2の全記録領域をカバ−するように
制御部29により制御される。
【0028】また、1a(NO.1ヘッド)が破損した
場合には、リニアスケ−ル6の右端に破損ヘッド格納ス
ペ−ス11を設け1a(NO.1ヘッド)を退避させ、
1b(NO.2ヘッド)〜1d(NO.4ヘッド)で、
ドラム2の全記録領域をカバ−するように制御部29に
より制御される。
【0029】なお、図11は記録ヘッドのうち端部の記
録ヘッドが破損した場合を示したが端部以外の記録ヘッ
ドが破損した場合には、格納スペ−ス11に退避させる
ことなく、破損した記録ヘッドのドライバ駆動をオフに
した状態でドラム2の全記録領域を正常な記録ヘッドで
走査するようにすればよい。
【0030】なお、上記実施例では4つの記録ヘッドを
用いた画像記録装置を例に示したがこれに限定されるも
のでなく、4つ以上あるいは以下の複数の記録ヘッドを
用いた構成であれば良いことは言うまでもない。また、
ビ−ムスポット光の数も本実施例に限定されるものでな
く、アレイ状の発光点を有するものであれば良い。
【0031】以上、本実施例によれば、PSD検出器9
に対するLDアレイの発光点位置をダイレクトに検出す
ることにより、そのセンタ位置検出時にはリニアスケ−
ル値を読取ることでX方向の検出ができ、さらに、PS
D検出回路からの差出力値読取ることでY方向の検出も
可能となる。
【0032】また、本発明によれば、複数の記録ヘッド
を備えた記録装置であっても、X,Y両方向の検出機構
を全てのヘッドで兼用させる単一構成とすることが可能
となる。
【0033】また、本実施例によれば、複数の記録ヘッ
ドによる記録時に解像度変更を行なう場合であっても、
各記録ヘッドに対してLDスポット光を1個ずつ検出で
きるため、解像度変更に伴う各記録ヘッドの傾斜角の度
合も自動的に検出することができる。
【0034】以上の発明から明らかなように、本発明に
よれば記録媒体に画像の記録を行う際に複数の記録ヘッ
ドのビームスポット光の位置が検出され、記録ヘッドの
ビームスポット光のY方向の照射位置に関する誤差を記
録開始タイミングを調節して補正するので1枚の記録画
像における連続性を保ちつつ高速記録が可能となる。
【0035】
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録装置の概略構成図
【図2】本発明の画像記録装置の全体構成を示すブロッ
ク図
【図3】本発明の画像記録装置の要部回路構成を示すブ
ロック図
【図4】PSD検出回路の回路構成図
【図5】PSD検出回路による位置検出の原理を示す説
明図
【図6】PSD検出回路による位置検出のための出力を
示す波形図
【図7】PSD検出回路による位置検出の動作フロ−図
【図8】PSD検出回路による位置検出に基づく記録ヘ
ッドの制御フロ−図
【図9】本発明の画像記録装置の記録ヘッドの遷移状態
を示す図
【図10】本発明の画像記録装置の記録ヘッドによる記
録例を示す図
【図11】記録ヘッド破損時の画像記録装置を示す図
【図12】従来の画像記録装置の概略構成図
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 ドラム 3 記録媒体 4 キャリッジ 5 リニアモ−タ 6 リニアスケ−ル 8 モ−タ 9 PSD検出器 10 パワ−モニタ検出器 11 マイクロレンズアレイ 29 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/32 B41J 3/54 B41J 2/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒ドラムに装着された記録媒体にマル
    チビームスポット光により画像の記録を行う複数の記録
    ヘッドと、これらの記録ヘッドを前記円筒ドラムの長手
    方向への移動に伴って前記複数の記録ヘッドについて
    記マルチビームスポット光の位置を検出する検出手段
    と、前記検出手段からの出力に基づき前記円筒ドラムの
    回転方向に対しての補正を記録開始タイミングを補正す
    ることにより行う補正手段とを具備する画像記録装置。
JP22136295A 1995-08-30 1995-08-30 画像記録装置 Expired - Fee Related JP2945857B2 (ja)

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