JP2944065B2 - スイッチ付ジャック及びその製造方法 - Google Patents
スイッチ付ジャック及びその製造方法Info
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Description
オ機器などの各種電気製品に取付けて使用されるスイッ
チ付ジャック及びその製造方法にに関するものである。
16〜図20に示すように構成されていた。図16に示
すものは、第1端子としてのブレークターミナル12と
第2端子としてのチップ端子14をハウジング10の背
面側から順次組み込み、その固定部をハウジング10の
端子挿入孔に挿入固定することによって、その接触部1
2aと14aがハウジング10内で所定の接触圧(プリ
ロード)で接触するように構成されていた。
10内に挿抜するプラグ18を挿入し、チップ端子14
のバネ部を押圧して弾性変形させることによって、ブレ
ークターミナル12とチップ端子14の接触部12aと
14aを非接触とするように構成されていた。
4とブレークターミナル22を上面側からハウジング2
0内に順次組み込み、その固定部をハウジング20の端
子挿入孔に挿入固定してカバー25で閉塞することによ
って、その接触部24aと22aがハウジング20内で
所定の接触圧で接触するように構成されていた。
20内に挿抜するプラグ(図示省略)を挿入し、チップ
端子24のバネ部を押圧して弾性変形させることによっ
て、チップ端子24とブレークターミナル22の接触部
24aと22aを非接触とするように構成されていた。
は、まず図19に示すようにハウジング30の上面側か
らチップ端子34を挿入固定し、ついで、図20に示す
ようにプラグ38をプラグ挿入口36からハウジング3
0内に挿入し、チップ端子34のチップ接触部34bを
押圧して接触部34aをプラグ挿入口36から外側に変
位させ、ついでブレークターミナル32を上面側からハ
ウジング30内に組み込んで挿入固定し、プラグ38を
抜去することによってチップ端子34とブレークターミ
ナル32の接触部34aと32aを所定の接触圧で接触
させるように構成されていた。40はリング端子、42
はスリーブ端子である。
図16〜図20に示した従来のスイッチ付ジャックで
は、スイッチ部を構成するブレークターミナルとチップ
端子のうちの一方(例えば図16ではブレークターミナ
ル12)をハウジングに挿入して固定した後に、他方
(例えば図16ではチップ端子14)をハウジングに挿
入して固定しなければならないので、組立作業が煩雑に
なると共に、組立工数が多くなり、しかも必要とする個
品数が多くなるという問題点があった。
示したスイッチ付ジャックでは、図19及び図20にも
示すように、組立途中でプラグ38の挿入、抜去が必要
になるという問題点があった。すなわち、図18の
(b)に矢印で示すように、ブレークターミナル32と
チップ端子34をハウジング30の上面側から組み込む
ので、ブレークターミナル32とチップ端子34の一方
を組み込むと、そのままでは他方を組み込むことができ
ないからである。例えば、図19に示すように、チップ
端子34を先に組み込むと、その接触部34aがブレー
クターミナル32の組み込み位置にくるため、ブレーク
ターミナル32を組み込むことができないからである。
チ付ジャックでは、プラグ18の挿入方向と同一の水平
方向にチップ端子14が配置されているので、チップ端
子14の組み込み方向が水平方向に限定されてしまうと
いう問題点があった。また、上述の図17に示した従来
のスイッチ付ジャックでは、プラグの挿入方向と垂直な
方向にチップ端子24が挿入されるので、チップ端子2
4の形状が制限されるという問題点があった。
で、第1の目的は、組立作業を簡単にすることができる
とともに、組立工数を少なくすることのできるスイッチ
付ジャック及びその製造方法を提供することである。第
2の目的は、必要とする個品数を少なくすることのでき
るスイッチ付ジャック及びその製造方法を提供すること
である。第3の目的は、端子の形状の制限をそれ程受け
ずに、端子のハウジングへの組み込み方向の制限の少な
いスイッチ付ジャック及びその製造方法を提供すること
である。
イッチ付ジャックは、第1、第2端子をハウジングの端
子挿入孔に挿入固定することによって、前記ハウジング
内において前記第1、第2端子の接触部を所定の接触圧
で接触させ、前記ハウジング内に挿抜するプラグの挿入
で前記第1、第2端子の接触部を非接触とするようにし
たスイッチ付ジャックにおいて、前記ハウジングに、前
記第1、第2端子の前記端子挿入孔への挿入時に前記第
1端子を係止して変形させることによって、前記第1端
子の接触部を前記第2端子の接触部に所定の接触圧で接
触せしめる係止台座を形成してなることを特徴とするも
のである。
の製造方法は、プレス等による打抜きや折曲加工によっ
て連結片を介して一体に形成された第1、第2端子の成
形品を作成し、この成形品の第1、第2端子をハウジン
グの端子挿入孔に仮挿入し、前記成形品から第1、第2
端子を切り離すと同時に切り離した第1、第2端子を前
記ハウジングの端子挿入孔に挿入して固定し、前記仮挿
入時と挿入固定時の少なくとも一方において、前記ハウ
ジングの係止台座で前記第1端子を係止して変形させる
ことによって、前記第1端子の接触部を前記第2端子の
接触部に所定の接触圧で接触せしめてなることを特徴と
するものである。
の製造方法は、請求項2の発明において、パンチング治
具によって、成形品から第1、第2端子を切り離すと同
時に切り離した第1、第2端子をハウジングの端子挿入
孔に挿入固定してなることを特徴とするものである。
の製造方法は、個別に成形した第1、第2端子をハウジ
ングの端子挿入孔に同時に挿入して固定し、この挿入固
定時にハウジングの係止台座で前記第1端子を係止して
変形させることによって、前記第1端子の接触部を前記
第2端子の接触部に所定の接触圧で接触せしめてなるこ
とを特徴とするものである。
ジングの端子挿入孔に挿入固定される第1、第2端子の
うちの第1端子(例えばブレークターミナル)は、その
挿入時にハウジングの係止台座に係止して変形し、その
接触部が第2端子(例えばチップ端子)の接触部に所定
の接触圧で接触している(すなわち、スイッチオン状態
である)。そして、ハウジング内にプラグを挿入するこ
とによって(例えばプラグのチップでチップ端子のバネ
部又は接触部を押圧することによって)、第1端子と第
2端子(例えばチップ端子)の接触部を非接触とする
(すなわち、スイッチオフ状態である)。
方法は、まず、プレス等による打抜きや折曲加工によっ
て連結片で一体に連結された第1端子(例えばブレーク
ターミナル)と第2端子(例えばチップ端子)を有する
成形品を作成する。ついで、この成形品の第1、第2端
子をハウジングの端子挿入孔に仮挿入し、成形品から第
1、第2端子を切り離すと同時に切り離した第1、第2
端子をハウジングの端子挿入孔に挿入して固定する。こ
の仮挿入時と挿入固定時の少なくとも一方において、ハ
ウジングの係止台座で第1端子を係止して変形させ、第
1端子の接触部を第2端子の接触部に所定の接触圧で接
触せしめる(すなわちスイッチオン状態である)。
方法は、請求項2の発明において、成形品からの第1、
第2端子の切り離しと、この切り離した第1、第2端子
のハウジングの端子挿入孔への挿入固定とをパンチング
治具によって行う。
方法は、個別に成形した第1端子(例えばブレークター
ミナル)と第2端子(例えばチップ端子)をハウジング
の端子挿入孔に同時に挿入して固定する。この挿入固定
時にハウジングの係止台座で第1端子を係止して変形さ
せ、第1端子の接触部を第2端子の接触部に所定の接触
圧で接触せしめる(すなわちスイッチオン状態であ
る)。
その製造方法の一実施例を図1から図15までを用いて
説明する。図1〜図4はスイッチ付ジャックの外観を示
す正面図、平面図、右側面図、左側面図である。
に成形されたハウジングである。52、54、56、5
8は、前記ハウジング50に上面側から組み込まれた第
1、第2、第3、第4端子としてのブレークターミナ
ル、チップ端子、リング端子、スリーブ端子である。
示すように形成されている。すなわち、前記ハウジング
50の前面側にはプラグ挿入口60を開口したブッシン
グ62が一体に形成され、このブッシング62の外周の
一部には螺合用のねじ部64が形成されている。前記ハ
ウジング50の下面には位置決め突起65、65が一体
に突設されている。
が相違する第1、第2係止台座66、68(第1係止台
座66の上端面が第2係止台座68の上端面より低く形
成されている。)が一体に形成されるとともに、この第
1、第2係止台座66、68の両側に前記ブレークター
ミナル52、チップ端子54、リング端子56、スリー
ブ端子58を挿入固定するための端子挿入孔70、7
2、74、76の一側が開口している。前記端子挿入孔
70、72、74、76の他側は前記ハウジング50の
下面に貫通している。
ミナル52の接触部52aを収容する領域70aに連通
し、前記端子挿入孔72、74、76は、前記チップ端
子54、リング端子56、スリーブ端子58の接触部5
4a、56a、58aを移動可能に収容する領域72
a、74a、76aを具備している。
は、さらに、前記ブレークターミナル52、チップ端子
54、リング端子56、スリーブ端子58の本体部52
b〜58bを収容する領域70b〜76bと、抜け止め
52c〜58cを係止する領域70c〜76cと、脚部
52d〜58dを貫通する領域70d〜76dとを具備
している。
方法を、図9から図14までを併用して説明する。 (1)ブレークターミナル52、チップ端子54、リン
グ端子56及びスリーブ端子58を連結片81で一体に
形成した成形品82が、図9の(a)、(b)に示すよ
うにして形成される。
きと折曲加工によって、図9の(a)、(b)の右側に
示すような、連結片81及びキャリアー84によってブ
レークターミナル52、チップ端子54、リング端子5
6及びスリーブ端子58を一体に連結した中間成形品を
作成する。
子52、54の接触部52a、54a側の板バネ部52
f、54fは、本体部52b、54bに対する開き角度
が所定の角度(例えば鋭角の45度と鈍角の150度)
に形成され、組み込み完了時の角度(例えば90度と1
60度)より小さく形成されている。
8の接触部56a、58aは、本体部52b、54bの
一方の板面側(図の裏面側)に円弧状に膨出して形成さ
れている。また、ブレークターミナル52、チップ端子
54、リング端子56及びスリーブ端子58の抜け止め
52c〜58cは、本体部52b〜58bの他方の板面
側(図の表面側)に切り起こして形成されている。
子54、リング端子56及びスリーブ端子58の端部に
一体に形成された脚部52d〜58dは、2股状に形成
されている。
プ端子54の連結片81側には、第2係止台座68に係
止するための係止片部52e、54eが形成されてい
る。
8の連結片81側には、第2係止台座68に係止するた
めの係止片部56e、58eが形成され、これらの係止
片部56e、58eは本体部56b、58bの他方の板
面側(図の表面側)に切り起こして形成されている。
て逆U字型に折曲加工し、切断線wで切断することによ
って、図9の(a)、(b)の左側に示すような成形品
82を作成する。上述の図9(a)、(b)の右側にお
ける加工と左側における加工とは、キャリア84を矢印
方向へ移動させつつ連続して行われる。
品82を、図10及び図11に示すように、ハウジング
50の上面側(プラグの挿入方向と垂直な方向)から仮
挿入し、図11及び図12に示すようにキャリア84か
らブレークターミナル52、チップ端子54、リング端
子56及びスリーブ端子58を切り離して挿入固定する
ことによって、図13及び図14に示すように、ブレー
クターミナル52、チップ端子54、リング端子56及
びスリーブ端子58をハウジング50に組み込む。以
下、詳述する。
ウジング50の上面側から成形品82のブレークターミ
ナル52、チップ端子54、リング端子56及びスリー
ブ端子58の脚部52d〜58dと本体部52b〜58
bの一部をハウジング50の端子挿入孔の所定位置まで
仮挿入する。
及びパンチ用受台88からなるパンチング治具を用いて
成形品82を切断線x(図12に図示)で切断してブレ
ークターミナル52、チップ端子54、リング端子56
及びスリーブ端子58をキャリア84から切り離すと同
時に、これらの端子52〜58を対応した端子挿入孔7
0〜76に挿入し、抜け止め52c〜58cを係止領域
70c〜76cに係止して固定することによってジャッ
クの組立が完了する。
8からなるパンチング治具は固い金属で作られ、パンチ
86は受台88より大きい所定形状に形成され、その下
部に受台88と嵌合可能な大きさの凹部90が形成さ
れ、この凹部90の内側面と受台88の外側面を滑らか
に接触させながら、上下に手動又は自動で移動可能に構
成されている。
パンチ86及びパンチ用受台88によって、図11及び
図12に示すように、受台88の上に置かれた成形品8
2を剪断力によって切断線xで切断し、ブレークターミ
ナル52、チップ端子54、リング端子56及びスリー
ブ端子58を連結片81から切り離すことができる。
その下面によって切り離したブレークターミナル52、
チップ端子54、リング端子56及びスリーブ端子58
を対応する端子挿入孔70〜76に同時に圧入すること
ができる。
ミナル52及びチップ端子54の圧入によって、ブレー
クターミナル52の板バネ部52fは第1台座66に係
止して変形する。すなわち、図14に示すように、ブレ
ークターミナル52の板バネ部52fは一点鎖線で示す
挿入前の状態から実線で示す状態に変形する。
52fの変形によって、ブレークターミナル52の接触
部52aがチップ端子54の接触部54aを押圧して板
バネ部54fを弾性変形させる。すなわち、図14に示
すように、チップ端子54の板バネ部54fを一点鎖線
で示す挿入前の状態から実線で示す状態に弾性変形させ
て、その接触部54aを所定の接触圧(プリロード)で
ブレークターミナル52の接触部52aに接触せしめ
る。
ークターミナル52、チップ端子54、リング端子56
及びスリーブ端子58の圧入によって、ブレークターミ
ナル52、チップ端子54、リング端子56及びスリー
ブ端子58の接触部52a〜58a、本体部52b〜5
8bは、それぞれハウジング50の端子挿入孔70〜7
6の対応した収容領域70a〜76a、70b〜76b
に収容される。
端子54、リング端子56及びスリーブ端子58の抜け
止め52c〜58cはハウジング50の係止領域70c
〜76cに係止して固定され、脚部52d〜58dは対
応した貫通領域70d〜76dを貫通してハウジング5
0の下面に突出し、ブレークターミナル52、チップ端
子54、リング端子56及びスリーブ端子58の上端の
係止片部52e〜58eは第2係止台座68の上面に係
止する。
ッチ付ジャックの作用について、図15を併用して説明
する。プラグ92をジャックのプラグ挿入口60に挿入
する前においては、チップ端子54の接触部54aは、
図15の実戦で示す位置にあって、所定の接触圧でブレ
ークターミナル52の接触部52aに弾性接触している
(すなわち、プリロードによるスイッチオン状態であ
る。)。
入口60に挿入すると、プラグ92のチップ94がチッ
プ端子54の接触部54a及び板バネ部54fを外側に
押圧して弾性変形させる。このため、チップ端子54の
接触部54a及び板バネ部54fは、図15の一点鎖線
で示す位置に変位し、その接触部54aとブレークター
ミナル52の接触部52aを非接触状態とする(すなわ
ち、スイッチオフ状態である。)。同時に、プラグ92
のリング96、スリーブ98のそれぞれをジャックのリ
ング端子56の接触部56a、スリーブ端子58の接触
部58aに弾性接触させる。
1、第2端子をハウジングの端子挿入孔に挿入して固定
するときに、ハウジングの係止台座に第1端子を係止し
て変形させるようにしたが、本発明はこれに限るもので
なく、第1、第2端子を連結片で一体に成形した成形品
をハウジングに仮挿入する仮挿入時と、挿入固定時の少
なくとも一方において、ハウジングの係止台座に第1端
子を係止して変形させるものであればよい。
両方において、ハウジングの係止台座に第1端子を係止
して変形させ、第1端子の接触部を第2端子の接触部に
所定の接触圧で接触せしめるようにしてもよい。また
は、上述の仮挿入時において、ハウジングの係止台座に
第1端子を係止して変形させ、第1端子の接触部を第2
端子の接触部に所定の接触圧で接触せしめるようにして
もよい。
ップ端子、リング端子、スリーブ端子をそれぞれ第1、
第2、第3、第4端子とする3極のスイッチ付ジャック
に本発明を利用した場合について説明したが、本発明は
これに限るものでない。
ナル、チップ端子以外の端子としたスイッチ付ジャック
や、3極以外のスイッチ付ジャックなどについても利用
することができる。すなわち、プラグの非挿入時にはそ
の接触部が所定の接触圧で接触し、プラグの挿入時には
その接触部が非接触となるような第1、第2端子を有す
るスイッチ付ジャックに利用することができる。
て、成形品からの第1、第2端子の切り離しと、切り離
した第1、第2端子の端子挿入孔への挿入固定とを行う
ようにしたが、本発明はこれに限るものでなく、パンチ
ング治具以外の治具や道具を用いることによって、成形
品からの第1、第2端子の切り離しと、切り離した第
1、第2端子の端子挿入孔への挿入固定とを行うように
してもよい。
工によって連結片を介して一体に形成された第1、第2
端子を有する成形品を作成し、必要とする部品の個品数
を少なくするようにしたが、本発明はこれに限るもので
ない。
ハウジングの端子挿入孔に同時に挿入固定し、この挿入
固定時にハウジングの係止台座(例えば図14の第1係
止台座66)で第1端子を係止して変形させることによ
って、第1端子の接触部を第2端子の接触部に所定の接
触圧で接触せしめるようにしてもよい。
クは、ハウジングに係止台座を形成することによって、
第1、第2端子の端子挿入孔への挿入時に第1端子を係
止して変形させ、もって第1端子の接触部を第2端子の
接触部に所定の接触圧で接触せしめるようにしたので、
第1、第2端子をハウジングに同時に挿入固定させるこ
とができる。
定した後に他方を挿入固定していた従来例と比べて、組
立作業を簡単にすることができるとともに、組立工数を
少なくすることができる。
に配置される第2端子(例えばチップ端子)を、プラグ
挿入方向と垂直な方向からハウジングに組み込むような
スイッチ付ジャックの場合であっても、第1端子(例え
ばブレークターミナル)との同時挿入固定によって接触
部に容易に所定の接触圧(いわゆるプリロード)を与え
ることができる。このため、第2端子のハウジングへの
組み込み方向の制限を少なくすることができる。
の製造方法は、プレス等による打抜や折曲加工によって
連結片で一体に形成された第1、第2端子の成形品を作
成し、この成形品の第1、第2端子をハウジングの端子
挿入孔に仮挿入し、成形品から第1、第2端子を切り離
すと同時に切り離した第1、第2端子をハウジングの端
子挿入孔に挿入固定し、仮挿入時と挿入固定時の少なく
とも一方において、ハウジングの係止台座で第1端子を
係止して変形させることによって、第1端子の接触部を
第2端子の接触部に所定の接触圧で接触せしめるように
構成した。
同時に挿入固定することができるので、第1、第2端子
の一方を挿入固定した後に他方を挿入固定していた従来
例と比べて、組立作業を簡単にすることができるととも
に、組立工数を少なくすることができる。しかも、第
1、第2端子を1部品として扱うことができるので、別
部品として扱う従来例と比べて、必要とする個品数を少
なくすることができる。
に配置される第2端子(例えばチップ端子)を、プラグ
挿入方向と垂直な方向からハウジングに組み込むような
スイッチ付ジャックの場合であっても、第1端子(例え
ばブレークターミナル)との同時挿入固定によって接触
部に容易に所定の接触圧(いわゆるプリロード)を与え
ることができる。このため、第2端子のハウジングへの
組み込み方向の制限を少なくすることができる。
の製造方法は、請求項2の発明において、パンチング治
具によって、成形品から第1、第2端子を切り離すと同
時に切り離した第1、第2端子をハウジングの端子挿入
孔に挿入固定するようにしたので、成形品からの第1、
第2端子の切り離しと、切り離した第1、第2端子のハ
ウジングの端子挿入孔への挿入固定とを簡単にすること
ができる。
の製造方法は、個別に成形した第1、第2端子をハウジ
ングの端子挿入孔に同時に挿入して固定し、この挿入固
定時にハウジングの係止台座で第1端子を係止して変形
させることによって、第1端子の接触部を第2端子の接
触部に所定の接触圧で接触せしめるように構成した。
同時に挿入固定することができるので、第1、第2端子
の一方を挿入固定した後に他方を挿入固定していた従来
例と比べて、組立作業を簡単にすることができるととも
に、組立工数を少なくすることができる。
に配置される第2端子(例えばチップ端子)を、プラグ
挿入方向と垂直な方向からハウジングに組み込むような
スイッチ付ジャックの場合であっても、第1端子(例え
ばブレークターミナル)との同時挿入固定によって接触
部に容易に所定の接触圧(いわゆるプリロード)を与え
ることができる。このため、第2端子のハウジングへの
組み込み方向の制限を少なくすることができる。
示す正面図である。
る。
ハウジングの右側面図である。
断面図、(b)はB−B線断面図、(c)はC−C線断
面図、(d)はD−D線断面図である。
一実施例を説明するもので、(a)は第1、第2端子を
連結片で一体に成形した中間成形品及び成形品の平面
図、(b)は(a)の正面図である。
の一実施例を説明するもので、図9で成形した成形品を
ハウジングに挿入する直前状態を説明する説明図であ
る。
の一実施例を説明するもので、図10の状態から進行し
て成形品をハウジングに仮挿入し、パンチング治具を用
いて端子群を切り離し、切り離した端子群をハウジング
に圧入する直前状態を説明する説明図である。
の一実施例を説明するもので、図11における成形品の
切断位置(切断線)の説明図である。
の一実施例を説明するもので、図11のパンチング治具
によって端子群をハウジングに圧入固定した状態を示す
背面図である。
の一実施例を説明するもので、端子群をハウジングに挿
入固定する時における、第1端子(ブレークターミナ
ル)と第2端子(チップ端子)の変形状態を説明する説
明図である。
明する説明図である。
る説明図である。
る説明図である。
る説明図で、(a)は横断面図、(b)は背面図であ
る。
明するもので、ハウジングにチップ端子を組み込んだ状
態を示す断面図である。
明するもので、ハウジングにチップ端子を組み込んだ
後、プラグを挿入した状態を示す断面図である。
端子の一例)、54…チップ端子(第2端子の一例)、
56…リング端子、58…スリーブ端子、 52a〜
58a…端子52〜58の接触部、52b〜58b…端
子52〜58の本体部、52c〜58c…端子52〜5
8の抜け止め、52d〜58d…端子52〜58の脚
部、52e〜58e…端子52〜58の係止片部、52
f、54f…端子52、54の板バネ部、60…プラグ
挿入口、 66…第1係止台座、68…第2係止台座、
70〜76…端子挿入孔、70a〜76a…端子挿入
孔70〜76の接触部収納領域、70b〜76b…端子
挿入孔70〜76の本体部収納領域、70c〜76c…
端子挿入孔70〜76の係止領域、70d〜76d…端
子挿入孔70〜76の脚部貫通領域、81…連結片、
82…成形品、 86…パンチング治具のパンチ、88
…パンチング治具のパンチ受台、 90…パンチ86の
凹部、92…プラグ、 94…プラグ92のチップ、9
6…プラグ92のリング、 98…プラグ92のスリー
ブ、u、v…折曲線、 w…切断線。
Claims (4)
- 【請求項1】第1、第2端子をハウジングの端子挿入孔
に挿入固定することによって、前記ハウジング内におい
て前記第1、第2端子の接触部を所定の接触圧で接触さ
せ、前記ハウジング内に挿抜するプラグの挿入で前記第
1、第2端子の接触部を非接触とするようにしたスイッ
チ付ジャックにおいて、前記ハウジングに、前記第1、
第2端子の前記端子挿入孔への挿入時に前記第1端子を
係止して変形させることによって、前記第1端子の接触
部を前記第2端子の接触部に所定の接触圧で接触せしめ
る係止台座を形成してなることを特徴とするスイッチ付
きジャック。 - 【請求項2】打抜きや折曲加工によって連結片を介して
一体に形成された第1、第2端子の成形品を作成し、こ
の成形品の第1、第2端子をハウジングの端子挿入孔に
仮挿入し、前記成形品から第1、第2端子を切り離すと
同時に切り離した第1、第2端子を前記ハウジングの端
子挿入孔に挿入して固定し、前記仮挿入時と挿入固定時
の少なくとも一方において、前記ハウジングの係止台座
で前記第1端子を係止して変形させることによって、前
記第1端子の接触部を前記第2端子の接触部に所定の接
触圧で接触せしめてなることを特徴とするスイッチ付ジ
ャックの製造方法。 - 【請求項3】打抜きや折曲加工によって連結片を介して
一体に形成された第1、第2端子の成形品を作成し、こ
の成形品の第1、第2端子をハウジングの端子挿入孔に
仮挿入し、パンチング治具で前記成形品から第1、第2
端子を切り離すと同時に切り離した第1、第2端子を前
記ハウジングの端子挿入孔に挿入して固定し、前記仮挿
入時と挿入固定時の少なくとも一方において、前記ハウ
ジングの係止台座で前記第1端子を係止して変形させる
ことによって、前記第1端子の接触部を前記第2端子の
接触部に所定の接触圧で接触せしめてなることを特徴と
するスイッチ付ジャックの製造方法。 - 【請求項4】個別に成形した第1、第2端子をハウジン
グの端子挿入孔に同時に挿入して固定し、この挿入固定
時にハウジングの係止台座で前記第1端子を係止して変
形させることによって、前記第1端子の接触部を前記第
2端子の接触部に所定の接触圧で接触せしめてなること
を特徴とするスイッチ付ジャックの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10335994A JP2944065B2 (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | スイッチ付ジャック及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10335994A JP2944065B2 (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | スイッチ付ジャック及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07288159A JPH07288159A (ja) | 1995-10-31 |
JP2944065B2 true JP2944065B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=14351941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10335994A Expired - Lifetime JP2944065B2 (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | スイッチ付ジャック及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2944065B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19962437A1 (de) | 1999-12-22 | 2001-07-05 | Ims Connector Systems Gmbh | Buchsenteil, Steckerteil und elektrische Steckverbindung mit einem solchen Buchsenteil und/oder Steckerteil |
FR2831998A1 (fr) * | 2001-11-08 | 2003-05-09 | Framatome Connectors Int | Embase de connexion munie d'une bague de retention |
JP6673312B2 (ja) * | 2017-09-27 | 2020-03-25 | 株式会社村田製作所 | コネクタの製造方法 |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP10335994A patent/JP2944065B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07288159A (ja) | 1995-10-31 |
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