JP2943707B2 - バーチャルパスシェーピング装置 - Google Patents

バーチャルパスシェーピング装置

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JP2943707B2
JP2943707B2 JP20302096A JP20302096A JP2943707B2 JP 2943707 B2 JP2943707 B2 JP 2943707B2 JP 20302096 A JP20302096 A JP 20302096A JP 20302096 A JP20302096 A JP 20302096A JP 2943707 B2 JP2943707 B2 JP 2943707B2
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純徳 吉川
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(非同期転
送モード)スイッチにおいて、バーチャルパスにおける
セル転送遅延のゆらぎを吸収するバーチャルパスシェー
ピング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術として、例えば特開平
7−212367号公報には、ATM転送方式でのセル
間隔を所定のセル間隔に再生するバーチャルパスシェー
ピング装置において、シェーピングによって生ずるバー
チャルチャネルのセル遅延ゆらぎを減少させ、セル遅延
ゆらぎによって生ずるバーチャルパス帯域損失を抑制し
て網資源の効率的使用を可能とするバーチャルパスシェ
ーピング装置を提供することを目的として、到着する相
異なる優先度を有するバーチャルチャネルのセルは、バ
ーチャルチャネル識別子が識別されてその優先度ごとに
設けられたバッファに蓄積され、シェーピング制御部は
それぞれの優先度ごとのバッファに蓄積されたセルの優
先度に対応した最大連続出力数あるいは最大待ちセル数
でバーチャルパス上にセルを出力してセル間隔を再生す
るように制御する構成が提案されている。
【0003】すなわち、この従来技術においては、ある
バーチャルパス(「VP」という)行きの多くのバーチ
ャルチャネル(「VC」という)に、複数の優先度をつ
けて優先度毎に配備されたバッファに到着セルを蓄積
し、同時に、優先度毎に設定された連続セル数と待ちセ
ル数に応じて、優先度の高いものから優先的に蓄積セル
を読み出して出力する制御をしている。
【0004】また、別の従来技術として、特開平7−2
50074号公報には、固定速度サービスと可変速度サ
ービスとが存在するATM転送方式でセル間隔を所定の
セル間隔に再生してセル転送遅延ゆらぎを吸収するバー
チャルパスシェーピング装置において、バーチャルパス
シェーピング装置内でのセルの待ち時間を小さくし、通
信品質を向上させるバーチャルパスシェーピング装置を
提供することを目的として、固定速度サービスのVCと
可変速度サービスのVCを同一バーチャルチャネルパス
にしてシェーピングを行い、到着セルをいずれかのサー
ビス対応のバッファに蓄積し、同時に、可変速度サービ
スのセル出力を優先して出力し、その可変速度サービス
のセル出力の間に固定サービスのセル出力を制御する、
ようにした構成が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術は下記記載の問題点を有している。
【0006】第1の問題点は、同じ優先度のバッファに
蓄積される複数のVCがひと固まりでシェーピングされ
てしまうので、セルが到着した時点のセル転送遅延のゆ
らぎがそのまま転送されてしまう、ということである。
【0007】第2の問題点は、各バッファに優先度をつ
けているので、異なる優先度のバッファに同一の優先度
を与えることができず、セル遅延転送のゆらぎをバッフ
ァ間にまたがって均等に配分することができない、とい
うことである。
【0008】従って、本発明は、上記問題点を解消すべ
くなされたものであって、その目的は、VP中の個々の
VCに及ぶセル転送遅延のゆらぎを抑制することのでき
るバーチャルパスシェーピング装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、複数のバーチャルチャネルを交換するA
TMスイッチでセル間隔を所定のセル間隔に再生して転
送遅延のゆらぎを吸収するバーチャルパスシェーピング
装置において、前記ATMスイッチからの到着セルを蓄
積するバッファをバーチャルチャネル毎に複数備えると
ともに、所定のセル間隔で送出要求を生成するリクエス
を前記バファに対応させてバーチャルチャネル毎に複
数備えさらに、該リクエスタから要求されたセル時刻
を蓄積するFIFOキューをバーチャルチャネル毎に複
備え、前記複数のFIFOキューからの時刻情報と前
記バッファの蓄積状況に応じて、次のセル時刻に送出す
るバーチャルチャネルを決定するアービタであって、要
求時刻の最も古いバーチャルチャネルから順に、また、
同じ要求時刻のものは回転優先制御による調停により選
ばれた、バーチャルチャネルに送出許可を与えるアービ
タを備え、バーチャルパス上で各バーチャルチャネルの
セル間隔を所定のセル間隔で再生させる、ことを特徴と
したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態、つ
づいて本発明の実施の形態を更に具体例を以て説明する
実施例を以下に順に説明する。
【0011】本発明に係るバーチャルパスシェーピング
装置は、その好ましい実施の形態において、VC毎にバ
ッファ(図1の2)とリクエスタ(図1の3)とを配備
するとともに、セル時刻を読み出せる時計(図1の5)
を用いて、リクエスタから要求されたセル時刻を蓄積す
るVC毎のFIFO(ファーストイン・ファーストアウ
ト)キュー(図1の4)を備え、セル時刻が1番古いV
Cから順に、また同じセル時刻のものは回転優先制御に
よる調停により選ばれたVCから順に、送出許可を与え
るアービタ(図1の6)を、具備してなるものである。
【0012】かかる構成により、本発明の実施の形態に
おいては、到着セルをVC単位に与えられたバッファに
蓄積することができ、このため、VC毎にセル転送遅延
のゆらぎを抑制することができるという作用効果を奏す
る。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して以下に説
明する。図1は、本発明の一実施例に係るバーチャルパ
スシェーピング装置の構成を示す図である。
【0014】図1を参照すると、本発明の一実施例に係
るバーチャルパスシェーピング装置1は、VC分離部
7、複数のバッファ2、時計5、複数のリクエスタ3、
複数のFIFO(先入れ先出し型メモリ)4、及びアー
ビタ(調停回路)6を備えて構成されている。このバー
チャルパスシェーピング装置1は、複数のVCが存在す
るATMスイッチの出力側に用いられる。
【0015】ATMスイッチからの到着セルは、VC分
離部7でVC毎に分離され、VC毎に配備されたバッフ
ァ2に蓄積される。このVC毎のバッファ2に対応して
VC毎のリクエスタ3が備えられ、所定のセル間隔で送
出要求を生成し、その時のセル時刻を時計5から読みと
ってFIFO4に蓄積する。
【0016】アービタ6は、FIFO4からの時刻情報
と、バッファ2からの蓄積状況に応じて、次のセル時刻
に送出するVCを決定する。
【0017】図2は、本発明の一実施例のバーチャルパ
スシェーピング装置の構成において、アービタ6が、次
のセル時刻に送出するVCを決定する時の処理動作を説
明するためのフローチャートである。
【0018】図2を参照して、アービタ6による調停開
始時において、mはFIFO検索開始時のFIFO番号
が設定され、一番最近に送出したまたは送出中のFIF
Oの番号が設定されている。また、tは現在の時刻を格
納する時刻パラメータである。なお、変数iはFIFO
4の番号(#1〜#n)を示すパラメータ、xは送出候
補のFIFO番号を格納する変数、fは送出候補があっ
たか否かを示すフラグである。初期設定として、FIF
O番号iとしてm、送出候補xとしてm、送出候補があ
ったか否かを示すフラグがリセットされる(ステップS
2)。
【0019】次に、セル時刻毎に各FIFO4のキュー
(「FIFOキュー」という)の先頭に蓄積されている
時刻をモニターして、1番古い要求を取り出すという処
理が行われる。
【0020】すなわち、FIFO番号を示す変数iをデ
クリメントして、FIFO検索開始時のFIFO番号
(=m)の隣に移し(ステップS3)、FIFO番号i
の先頭に蓄積されている時刻が現在時刻tより古いか否
かを判定し(ステップS4)、古い場合には、該FIF
O番号iに対応するバッファiにセルが蓄積されている
か否かを判定し(ステップS5)、セルが蓄積されてい
ない場合には、FIFO番号iのFIFOの先頭の要求
を廃棄し(ステップS7)、次に古い時刻の要求を取り
出すことを繰り返す。
【0021】一方、ステップS5の判定において、セル
がバッファiに蓄積されている場合には、送出候補をバ
ッファiとし(x=i)、現在時刻のパラメータtにF
IFO番号iのFIFOの先頭の時刻を設定し(t=F
IFO iの時刻)、フラグfを“1”とする(ステッ
プS6)。
【0022】ステップS3のFIFO番号iの更新処理
(i=i−1)から、ステップS4のFIFO番号iの
FIFOの先頭要素の時刻と現在時刻との比較、ステッ
プS5のFIFO番号対応のバッファにおけるセルの蓄
積状態の判定処理を、FIFO番号iが循環してmに戻
るまで繰り返し(ステップS8の判定)、n個のFIF
Oについての処理終了後、フラグfを判定し(ステップ
S9)、フラグfが“1”の場合、次のセル時刻にバッ
ファxからセルを送出し(ステップS10)、FIFO
番号xのFIFO4の要求(先頭)を取り出して廃棄す
る(ステップS11)。
【0023】一方、ステップS9において、フラグfが
“0”、すなわち全てのFIFOキューに要求が無い場
合には、次のセル時刻にセルを送出しない(ステップS
12)。
【0024】このように、古い時刻の要求が複数ある場
合は、前にセル送出を行ったFIFOキューから古い番
方向に、また同じ要求時刻のものについては、回転優先
方式(ラウンドロビン)で要求を取り出す。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同じVP行きの到着セルをVC単位に与えられたバッフ
ァに蓄積するので、所定のセル間隔で再生することがで
き、セル転送遅延のゆらぎを抑制することができる、と
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバーチャルパスシェーピング装置の一
実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のバーチャルパスシェーピング装置の一
実施例の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 バーチャルパスシェーピング装置 2 バッファ 3 リクエスタ 4 FIFOキュー 5 時計 6 アービタ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のバーチャルチャネルを交換するAT
    Mスイッチでセル間隔を所定のセル間隔に再生して転送
    遅延のゆらぎを吸収するバーチャルパスシェーピング装
    置において、前記ATMスイッチからの到着セルを蓄積するバッファ
    バーチャルチャネル毎に複数備えるとともに、所定の
    セル間隔で送出要求を生成するリクエスタを前記バッフ
    ァに対応させてバーチャルチャネル毎に複数備えさらに、 該リクエスタから要求されたセル時刻を蓄積す
    るFIFOキューをバーチャルチャネル毎に複数備え、前記複数のFIFOキューからの時刻情報と前記バッフ
    ァの蓄積状況に応じて、次のセル時刻に送出するバーチ
    ャルチャネルを決定するアービタであって 、要求時刻の
    最も古いバーチャルチャネルから順に、また、同じ要求
    時刻のものは回転優先制御による調停により選ばれた、
    バーチャルチャネルに送出許可を与えるアービタを備
    、 バーチャルパス上で各バーチャルチャネルのセル間隔を
    所定のセル間隔で再生させる、 ことを特徴とするバーチャルパスシェーピング装置。
JP20302096A 1996-07-12 1996-07-12 バーチャルパスシェーピング装置 Expired - Lifetime JP2943707B2 (ja)

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