JPH10308754A - Atmスイッチ - Google Patents

Atmスイッチ

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JPH10308754A
JPH10308754A JP6785698A JP6785698A JPH10308754A JP H10308754 A JPH10308754 A JP H10308754A JP 6785698 A JP6785698 A JP 6785698A JP 6785698 A JP6785698 A JP 6785698A JP H10308754 A JPH10308754 A JP H10308754A
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Shoki Shimizu
昭喜 清水
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 入力したセルをバッファメモリ1に書き
込む際に、その書き込みアドレスを品質クラス毎に分け
て別々のクラス別キューC1〜C3に保持する。セル読
み出しの際は、品質クラスの高いクラス別キューから順
にアドレスを取り出してセルを送出する。輻輳したとき
は、品質クラスの低いクラス別キューのアドレスを取り
出し、品質クラスの高いセルの書き込みに利用する。 【効果】 品質クラスを考慮して、セルの遅延量に対す
る優先処理要求と廃棄率に対する優先処理要求の両方を
満たすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広帯域ISDN
(統合ディジタル通信網)におけるATM(非同期転送
モード)伝送に用いるATMスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】広帯域ISDNにおけるATM伝送網で
は、多重化された様々なコネクションに対しそれぞれ任
意のサービスクラスを設定することができる。このサー
ビスクラスはQoS(Quality of Service)と呼んでい
る。優先度の高いコネクションに対しては高い品質の通
信を保証し、優先度の低いコネクションに対してはセル
の部分廃棄等による調整を行う。こうしたサービス毎に
異なるQoSをATM網で保証するためには、要求する
QoSを考慮に入れたATMスイッチのスイッチ制御が
必要になる。このため、従来、例えば品質クラス毎に最
低限の送出セル数を提示することによって、各コネクシ
ョンの品質を保証する方法が提案されている(文献名:
1チップATMスイッチにおけるマルチQoSクラス制
御 1996年 電子情報通信学会総合大会講演論文集
B−580)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
品質クラス毎にコネクションの品質を保証するために、
品質クラス毎に最低限の送出セル数を定義する場合に、
クラス毎に適切な設定値を決定することは必ずしも容易
でない。また、コネクションの品質クラスを定めるパラ
メータには伝送遅延量とともにセル損失率が存在する。
ところが、この両者を考慮した品質制御は従来の技術で
は容易でないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉入力ポートから入力したセルを書き込んでバ
ッファリングするバッファメモリと、入力したセルの品
質クラスを識別するセル識別部と、このセル識別部によ
り識別されたセルの品質クラス毎に、上記バッファメモ
リに書き込まれたセルの書き込みアドレスを別々に保持
する複数のクラス別キューと、品質クラスの高いクラス
別キューに保持されたセル書き込みアドレスを優先的に
参照して上記バッファメモリからセルを読み出して出力
するように読み出し制御部を制御するスケジューラを備
えたことを特徴とするATMスイッチ。
【0005】〈構成2〉入力ポートから入力したセルを
書き込んでバッファリングするバッファメモリと、入力
したセルの廃棄に対する品質クラスを識別するセル識別
部と、このセル識別部により識別されたセルの品質クラ
ス毎に、上記バッファメモリに書き込まれたセルの書き
込みアドレスを別々に保持する複数のクラス別キュー
と、輻輳が発生して、新たに入力した品質クラスの高い
セルを書き込むべき領域が上記バッファメモリ内に不足
した時、品質クラスの低いクラス別キューに保持された
書き込みアドレスを廃棄して、新たに入力したセルの書
き込みアドレスとするように書き込み制御部を制御する
スケジューラを備えたことを特徴とするATMスイッ
チ。
【0006】〈構成3〉構成1に記載のATMスイッチ
において、スケジューラは、品質クラスを判断するため
のパラメータが複数ある場合に、パラメータ毎にクラス
別キューの優先順位を別々に設定することを特徴とする
ATMスイッチ。
【0007】〈構成4〉入力ポートから入力したセルを
書き込んでバッファリングするバッファメモリと、入力
したセルの品質クラスを識別するセル識別部と、このセ
ル識別部により識別されたセルの品質クラス毎に、上記
バッファメモリに書き込まれたセルの書き込みアドレス
を別々に保持する複数のクラス別キューと、品質クラス
の同等な複数のクラス別キューに保持されたセル書き込
みアドレスを、順に公平に参照して、上記バッファメモ
リからセルを読み出して出力するように読み出し制御部
を制御するサブスケジューラと、全てのサブスケジュー
ラのうちから、品質クラスの最も高い空でないクラス別
キューのアドレスを参照している、サブスケジューラを
選択して、これを起動するメインスケジューラを備えた
ことを特徴とするATMスイッチ。
【0008】〈構成5〉構成4に記載のATMスイッチ
において、品質クラスの高い複数のクラス別キューのア
ドレスを参照しているサブスケジューラがあるとき、メ
インスケジューラは、当該サブスケジューラの制御する
複数のクラス別キューの全てが空になった場合に限り、
品質クラスのより低い複数のクラス別キューのアドレス
を参照している、別のサブスケジューラを起動すること
を特徴とするATMスイッチ。
【0009】〈構成6〉入力ポートから入力したセルを
書き込んでバッファリングするバッファメモリと、入力
したセルの品質クラスを識別するセル識別部と、このセ
ル識別部により識別されたセルの品質クラス毎に、上記
バッファメモリに書き込まれたセルの書き込みアドレス
を別々に保持する複数のクラス別キューと、品質クラス
の高いクラス別キューに保持されたセル書き込みアドレ
スを優先的に参照して上記バッファメモリからセルを読
み出して出力するように読み出し制御部を制御するスケ
ジューラとを備え、上記複数のクラス別キューは、セル
損失に対する要求水準の高いセルの書き込みアドレスを
保持するものほど、許容最大キュー長を長く設定される
ことを特徴とするATMスイッチ。
【0010】〈構成7〉入力ポートから入力したセルを
書き込んでバッファリングするバッファメモリと、入力
したセルの品質クラスを識別するセル識別部と、このセ
ル識別部により識別されたセルの品質クラス毎に、上記
バッファメモリに書き込まれたセルの書き込みアドレス
を別々に保持する複数のクラス別キューと、セル遅延に
対する要求水準の高いセルの書き込みアドレスを保持す
るクラス別キューに保持されたアドレスを優先的に参照
して、上記バッファメモリからセルを読み出して出力す
るように読み出し制御部を制御するスケジューラとを備
え、上記複数のクラス別キューに含まれる第1のクラス
別キューと第2のクラス別キューとを比較したとき、こ
の第1のクラス別キューに比較して第2のクラス別キュ
ーが、セル遅延に対する要求水準が低くてセル廃棄に対
する要求水準が高く、かつ、第2のクラス別キューが、
最大キュー長近くまでアドレスを保持した準輻輳状態に
あるとき、上記スケジューラは、上記第1のクラス別キ
ューの保持するアドレスを参照するタイミングで、上記
第2のクラス別キューの保持するアドレスを参照して、
第1のクラス別キューの保持するアドレスを廃棄すると
ともに、第2のクラス別キューの保持するアドレスによ
り、上記バッファメモリからセルを読み出して出力する
ように読み出し制御部を制御することを特徴とするAT
Mスイッチ。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、具体例1によるATMスイッチの
具体例を示すブロック図である。この装置は、受信した
セルを格納するバッファメモリ1と、多重部2、分離部
3、出力ポートキュー4A,4B、書き込み制御部5、
読み出し制御部6、セル識別部7及び空アドレスキュー
8とから構成されている。バッファメモリ1には、AT
Mセルがバッファリングされ、所定の順に読み出され
る。WDはセルが書き込まれる入力端子で、RDはセル
が読み出される出力端子である。WAは書き込みアドレ
ス入力端子、RAは読み出しアドレス入力端子である。
【0012】多重部2は、2つの入力ポートG0,G1
から入力したセルを時分割多重する部分である。なお、
この例では、入力ポートと出力ポートの数が、それぞれ
2個のものを説明する。しかしながら、このポート数は
任意に設定して差し支えない。分離部3はバッファメモ
リ1から多重化出力されたセルを出力ポートE0,E1
へ振り分ける部分である。出力ポートキュー4Aと4B
とは同一の構造であるが、ここでは出力ポートキュー4
Aのみを具体的に詳細に図示している。即ち、出力ポー
トキュー4Aには、後で説明する機能を持つクラス別キ
ューC1,C2,C3と、スケジューラ11とが設けら
れている。
【0013】このクラス別キューC1,C2,C3は、
バッファメモリ1に書き込まれるセルの品質クラスに応
じて設定されたアドレス保持用の記憶装置である。例え
ば、ここではクラス別キューC1とクラス別キューC2
に、遅延に対する品質クラスの高いセルの書き込みアド
レスを保持する。クラス別キューC3には遅延に対する
品質クラスの低いセルの書き込みアドレスを保持する。
また、クラス別キューC1とクラス別キューC3に、セ
ル損失に対する品質クラスの高いセルの書き込みアドレ
スを保持する。クラス別キューC2にはセル損失に対す
る品質クラスの低いセルの書き込みアドレスを保持す
る。クラス別キューは、クラスの種類や段階数に応じ
て、任意の数だけ設けられる。これらのクラス別キュー
C1,C2,C3はいずれもFIFO(先入れ先出しメ
モリ)等により構成される。
【0014】書き込み制御部5は、多重部2から出力さ
れたセルをバッファメモリ1に書き込む際の書き込み制
御を行う部分である。即ち、書き込み制御部5からバッ
ファメモリ1に供給される書き込みアドレスにセルが書
き込まれる。そのセルの品質クラスはセル識別部7によ
って識別される。書き込み制御部5は、この識別の結
果、例えば遅延に対する品質クラスの高いセルを書き込
むための書き込みアドレスを、クラス別キューC1やC
2に保持させる。一方、遅延に対する品質クラスの低い
セルを書き込むための書き込みアドレスを、残りのクラ
ス別キューC3に保持させる。
【0015】読み出し制御部6は、スケジューラ11か
ら取り出されたアドレスをバッファメモリ1に供給し
て、そのアドレスに書き込まれたセルを読み出す制御を
行う部分である。なお、セルが読み出されると、そのア
ドレスは空になることから、空アドレスキュー8にその
アドレスを供給する。空アドレスキュー8は、次の書き
込み制御に使用されるべき空アドレスを保持しておくメ
モリである。
【0016】書き込み制御部5は、この空アドレスキュ
ー8からアドレスの供給を受けてセルの書き込みを制御
する。なお、セルの入力量が増加し、いわゆる輻輳を発
生した場合には、空アドレスキュー8に次にセルを書き
込むべきアドレスが存在しなくなる。このときこの発明
では、スケジューラ11がセル損失に対する品質クラス
の最も低いクラス別キュー13からアドレスを取り出し
て、これを書き込み制御部5に供給するよう動作する。
これによって、セル損失に対する品質クラスの低いコネ
クションのセルが一部廃棄され、セル損失に対する品質
クラスの高いセルの書き込み制御に使用される。
【0017】なお、輻輳の発生していない通常の場合
は、スケジューラ11はまず遅延に対する品質クラスの
高いクラス別キューC1やC2から優先的にアドレスを
取り出して読み出し制御部6に供給する。そして、クラ
ス別キューC1やC2に保持されたアドレスがなくなっ
た場合には、クラス別キューC3に保持されたアドレス
を読み出すというように制御を行う。以上が具体例1に
よるATMスイッチの概略構成である。
【0018】次に、セルの品質クラス例について説明す
る。図2に、セルの品質クラスの説明図を示す。この具
体例では、例えば品質クラスを、図に示すように、クラ
スK1,K2,K3という3種類に設定する。このと
き、例えばクラスK1は、遅延に対する要求水準が高
く、セル損失に対する要求水準も高いものとする。ま
た、クラスK2は、遅延に対する要求水準は高いが、セ
ル損失に対する要求水準は低いものとする。更に、クラ
スK3は、遅延に対する要求水準は低いが、セル損失に
対する要求水準は高いとする。
【0019】クラスK1の例としてはリアルタイム映像
等が挙げられる。また、クラスK2の例としてはリアル
タイム音声等が挙げられる。また、クラスK3の例とし
ては分配型映像等を挙げることができる。図1に示した
セル識別部7は、多重化されたセル流のセルヘッダに記
された識別情報からこうした品質クラスを認識する。
【0020】図3に、具体例1のATMスイッチの動作
説明図を示す。図に示すように、バッファメモリ1には
入力ポートから入力したセル15が次々に書き込まれ
る。その品質クラスは、例えばこの図に示すように、K
1,K2,K3の3種類とする。このとき、例えば品質
クラスK1の書き込みアドレス16は、クラス別キュー
C1に保持される。また、品質クラスK2の書き込みア
ドレス16は、クラス別キューC2に保持される。品質
クラスK3の書き込みアドレス16は、クラス別キュー
C3に保持される。
【0021】図1に示したスケジューラ11によれば、
輻輳が発生していないときは遅延に対する要求水準をパ
ラメータとした優先読み出しを行う。即ち、この場合の
優先度を、例えばクラス別キューC1,C2,C3の順
とする。従って、まず、クラス別キューC1の保持する
書き込みアドレスを全て取り出すようにセルを読み出
し、次にクラス別キューC2の保持する書き込みアドレ
スを読み出す。クラス別キューC3に保持された書き込
みアドレスは最後に読み出される。従って、遅延に対す
る要求水準の高いクラスK1,K2のセルが優先的に早
期に読み出されることになる。品質クラスK1,K2の
どちらがより優先度が高いかによってこの順番は変更し
て差し支えない。
【0022】次に、輻輳が発生した場合を考える。輻輳
時には、空アドレスが不足するから、バッファメモリ1
に書き込まれたいずれかのセルを廃棄しなければならな
い。品質クラスK2のセルはセル損失に対する要求水準
が最も低い。従って、輻輳が発生した場合には、品質ク
ラスがK1のセルが入力すると、クラス別キューC2の
保持する書き込みアドレスを1つ取り出し、そのアドレ
スを新たに入力したセルの書き込みアドレスに割り当て
る。これによって、既にバッファメモリ1に書き込まれ
た該当する品質クラスK2のセルが廃棄されることにな
る。
【0023】以下、具体例1のATMスイッチの動作を
フローチャートを用いて具体的に説明する。まず、図4
に、平常時のセル書き込み動作フローチャートを示す。
まず、ステップS1において例えば図1の入力ポートG
0から多重部2を介してセルが入力すると、セル識別部
7は、そのセルヘッダの識別を行う(ステップS2)。
これによって、そのセルの品質クラスが判断される。こ
の品質クラスは書き込み制御部5に入力し、書き込み制
御部5は空アドレスキュー8から空アドレスを受け入れ
てバッファメモリ1に供給し、そのセルを書き込む(ス
テップS3)。更に、その書き込みアドレスを該当する
品質クラスのクラス別キューへ保持させる(ステップS
4)。例えば、品質クラスがK1ならば、クラス別キュ
ーC1にその書き込みアドレスを保持させる。
【0024】図5には、平常時のセル読み出し動作フロ
ーチャートを示す。まず、ステップS1において、図1
に示したスケジューラ11は遅延に対する要求水準に着
目し、品質クラスの最も高いクラス別キューC1を指定
する(ステップS1)。そして、そのクラス別キューC
1から、保持しているセルの書き込みアドレスを1つ取
り出す(ステップS2)。これが読み出し制御部6に供
給され、バッファメモリ1から該当するアドレスのセル
が読み出される。このセルは分離部3通じて、例えば出
力ポートE0に出力される。なお、この読み出しアドレ
スは空アドレスキュー8に書き込まれ、新たなセルの書
き込みに使用される。
【0025】一方、ステップS2でこれまで書き込みア
ドレスの取り出しに使用されたクラス別キューC1が空
と判断されると、ステップS2からステップS5に進
む。そして、品質クラスの1ランク下のクラス別キュー
を指定する。遅延に対する要求水準については、クラス
別キューC2が次に指定される。ステップS6では、該
当するクラスがないかどうかを判断する。該当するクラ
スがあればステップS2に戻る。即ち、クラス別キュー
C2が存在するためステップS2に戻り、再びそこに保
持された書き込みアドレスがあればステップS3,ステ
ップS4の処理を繰り返す。そして、クラス別キューC
1,C2に保持された書き込みアドレスがなくなると、
クラス別キューC3に保持された書き込みアドレスを取
り出してセルの読み出しに使用する。こうして、遅延に
対する要求水準の高いセルが優先的に読み出される。
【0026】図6には、輻輳発生時のセル書き込み動作
フローチャートを示す。まず、ステップS1において、
例えば入力ポートG0からセルが入力すると、セル識別
部7はそのセルヘッダを識別する(ステップS2)。そ
して、入力セルよりセル損失に対する品質クラスの低い
クラス別キューを調べる(ステップS3)。例えば、品
質クラスがK1のセルが入力した場合に、品質クラスK
2のクラス別キューC2に書き込みアドレスが保持され
ているかどうかを判断する。ステップS4において、書
き込みアドレスが保持されていると判断すると、ステッ
プS5に進み、その書き込みアドレスを1個取り出す。
そして、新たなセルをバッファメモリ1の該当するアド
レスに書き込む(ステップS6)。そして、その書き込
みアドレスはクラス別キューC1に保持させる(ステッ
プS7)。
【0027】これによって、品質クラスがK2のセルが
1つ廃棄され、品質クラスK1のセルがバッファメモリ
に新たに書き込まれ、セル損失に対する要求水準の高い
ものを優先的に保持する。こうしてバッファメモリがセ
ルデータによって一時的にいっぱいになり、これ以上セ
ルの書き込みが不可能な輻輳が発生したとき、品質クラ
スのより高いものを救済できる。
【0028】〈具体例1の効果〉以上のように、具体例
1においては、複数のクラス別キューを設け、ここに品
質クラスの異なるセルの書き込みアドレスを保持し、輻
輳が発生しない平常時には遅延に対する要求水準に着目
した優先制御を行い、輻輳発生時にはセル損失に対する
要求水準に着目した優先制御を行って、セル損失とセル
遅延という両者を考慮した品質制御が可能になる。な
お、上記のようなクラス別キューを何種類設けるかは品
質クラスのパラメータの種類や優先度のランクに応じて
任意に設定することができる。
【0029】また、上記スケジューラは任意のパラメー
タに着目して、書き込まれたアドレスの優先取り出し制
御を行うことができ、1つのパラメータにのみ着目して
取り出す方法も2つ以上のパラメータに着目してこれら
の組み合わせから優先度を判断して書き込みアドレスを
取り出す方法も可能である。
【0030】〈具体例2〉図7は、具体例2によるAT
Mスイッチを示すブロック図である。この装置の基本構
成は、図1に示した具体例1の装置と同様である。この
例では、4つのクラス別キューC1,C2,C3,C4
と、1つのメインスケジューラ21及び2つのサブスケ
ジューラ22、23が設けられている。この点が具体例
1と異なっている。各クラス別キューC1,C2,C
3,C4の構成や機能は、具体例1のものと変わらな
い。具体例2では、次のような品質クラスのセルを扱う
ものとする。
【0031】図8に、具体例2の装置で処理をするセル
品質クラスの説明図を示す。この具体例では、例えば品
質クラスを、図に示すように、クラスK1,K2,K
3,K4という4種類に設定する。このとき、例えばク
ラスK1は、遅延に対する要求水準が高く、セル損失に
対する要求水準も高いものとする。また、クラスK2
は、遅延に対する要求水準は高いが、セル損失に対する
要求水準は低いものとする。更に、クラスK3は、遅延
に対する要求水準は低いが、セル損失に対する要求水準
は高いとする。また、クラスK4は、遅延に対する要求
水準もセル損失に対する要求水準も低いとする。
【0032】クラスK1の例としてはリアルタイム映像
等が挙げられる。また、クラスK2の例としてはリアル
タイム音声等が挙げられる。また、クラスK3の例とし
ては分配型映像等を挙げることができる。さらに、クラ
スK4の例としてはデータファイルの転送等が挙げられ
る。
【0033】図7に示したクラス別キューC1は、クラ
スK1のセルに対するアドレスを保持し、クラス別キュ
ーC2はクラスK2のセルに対するアドレスを保持す
る。また、クラス別キューC3は、クラスK3に対する
アドレスを保持し、クラス別キューC4はクラスK4に
対するアドレスを保持する。
【0034】図7に示すように、サブスケジューラ22
は、クラス別キューC1とクラス別キューC2のアドレ
ス取り出しを制御するよう構成されている。また、サブ
スケジューラ23は、クラス別キューC3とクラス別キ
ューC4のアドレス取り出しを制御するよう構成されて
いる。メインスケジューラ21は、クラス別キューC1
〜C4のうちのいずれかにアドレスが書き込まれている
場合に、セルの品質クラスを考慮して、サブスケジュー
ラ22やサブスケジューラ23を選択的に駆動する制御
を行う。
【0035】図9には、このメインスケジューラ21の
動作フローチャートを示す。まず、ステップS1におい
て、メインスケジューラ21は、クラス別キューC1,
C2が共に空かどうかを判断する。少なくともいずれか
一方にセルのアドレスが保持されていれば、ステップS
2に進み、サブスケジューラ22を起動する。サブスケ
ジューラ22はこれに呼応して該当するセルのアドレス
取り出しを制御する。
【0036】一方、ステップS1において、クラス別キ
ューC1,C2のいずれにもアドレスが保持されていな
いと判断されると、ステップS3に進み、クラス別キュ
ーC3,C4が共に空かどうかを判断する。共に空であ
れば全てのクラス別キューが空であるから、再びS1に
戻り、クラス別キューC1,C2へのアドレス保持を監
視する。一方、クラス別キューC3,C4のいずれかに
アドレスが保持されていれば、ステップS4に進み、メ
インスケジューラ21はサブスケジューラ23を起動す
る。これによって、品質クラスのより高いセルのアドレ
スをキューから取り出して、参照し、読み出し制御部6
を制御するようにする。
【0037】このように、メインスケジューラ21は、
例えば図8に示す品質クラスを考慮して、遅延に対する
要求水準の高いものに対するアドレスを優先的に取り出
すようにサブスケジューラ22,23を選択して起動す
る機能を持つ。
【0038】一方、各サブスケジューラ22,23は、
次のように動作する。図10には、サブスケジューラの
動作フローチャートを示す。この図は、サブスケジュー
ラ22の動作を示したものである。なお、サブスケジュ
ーラ23は、クラス別キューC3,C4を対象にして、
サブスケジューラ22と全く同様の動作をする。このた
め、サブスケジューラ23の制御対象であるクラス別キ
ューについて、図10の中で(C3)、(C4)と表示
し、重複する説明は省略する。
【0039】まず、ステップS1において、サブスケジ
ューラ22は、制御対象となるクラス別キューC1,C
2のうちのいずれか一方、例えばクラス別キューC1に
ついて空かどうかの判断をする。空でなければステップ
S2に進み、クラス別キューC1の保持しているアドレ
スを取り出す。そして、ステップS3で、このアドレス
を参照し、バッファメモリから該当するセルを読み出
す。もし、ステップS1において、クラス別キューC1
が空だと判断されると、ステップS4に直接進む。
【0040】ステップS4では、クラス別キューC2が
空かどうかを判断する。ここで、クラス別キューC2が
空でなければステップS5に進み、クラス別キューC2
の保持しているアドレスを取り出す。そして、ステップ
S6に進んで、このアドレスを参照し、バッファメモリ
から該当するセルを読み出す。ステップS4で、クラス
別キューC2が空だと判断すると、そのままステップS
1に戻る。
【0041】この図に示すように、サブスケジューラ2
2は、クラス別キューC1とクラス別キューC2を制御
し、いずれにもアドレスが保持されている場合には、ク
ラス別キューC1とクラス別キューC2とを交互に選択
して、アドレスの取り出しを制御する。これは、図8に
示した遅延に対する要求水準に着目した場合に、クラス
別キューC1とクラス別キューC2とは同等だからであ
る。なお、同等というのはほぼ近ければよく、必ずしも
厳密に等しい場合だけに限定しなくてよい。こうして、
交互取り出しによって、その公平を図っている。
【0042】このように、サブスケジューラは、例えば
遅延に対する要求水準が同等の品質クラスのセルに対す
るアドレスを保持するクラス別キューが複数ある場合
に、これらをまとめて管理し、公平にアドレスの取り出
し制御を行う役割を持つ。上記の例では、遅延に対する
要求水準に着目して、サブスケジューラを設定した。ま
た、遅延に対する要求水準に着目して、いずれかのサブ
スケジューラを選択して起動するようにメインスケジュ
ーラを動作させた。しかしながら、セル損失に対する要
求水準に着目して、メインスケジューラやサブスケジュ
ーラを動作させるようにしてもよい。
【0043】このように、遅延やセル損失等、品質クラ
スを判断するためのパラメータが複数ある場合に、いず
れかのパラメータに着目してクラス別キューの優先順位
を判別し、スケジューラの制御条件等を設定することが
できる。これは、具体例1の場合と同様である。
【0044】図9と図10の制御は、遅延に対する要求
水準に着目した優先制御を説明した。一方、セル損失に
対する要求水準を満たす品質制御は次のようにして実現
できる。図11には、セル損失に対する品質制御方法の
説明図を示す。ここでは、セル損失に対する要求水準の
高い品質クラスK1,K3のセルアドレスを保持する、
クラス別キューC1とクラス別キューC3について、そ
の最大キュー長を他のクラス別キューC2,C4のもの
より大きく設定している。最大キュー長というのは、ア
ドレスを保持することのできる最大数のことである。
【0045】図1や図7に示したように、有限サイズの
バッファメモリ1を各ポートの各クラス間で、共通に使
用してセルを格納する。従って、クラス別キューの保持
できるアドレスにそれぞれ制限を設けないと、特定のキ
ューに属するセルによってバッファメモリ1が専有さ
れ、他のキューに属するセルを格納する余地が無くな
り、品質を保証できなくなる恐れがある。そこで、セル
損失に対する要求品質の低いクラス別キューC2やC4
の最大キュー長を、他のクラス別キューC1やC3に比
べて小さく設定することによって、要求品質の高いクラ
スのセルを保護することができる。
【0046】次に、クラス別キューC3が、準輻輳状態
になった場合の制御について説明する。ここで、準輻輳
状態とは、クラス別キューC3からのアドレス取り出し
に較べて書き込み頻度が高い状態が相当程度の時間継続
し、キュー長が最大値近傍まで延びた状態を言う。この
状態が継続すると、間もなくクラス別キューC3が溢れ
てしまう。例えば、クラス別キューC3のキュー長が最
大値の90%を超過した場合に、準輻輳状態が発生した
と判断するようにする。
【0047】こうした状態で、上記のようなセル遅延に
対する品質クラスに着目した制御を行うと、例えばクラ
ス別キューC1やクラス別キューC2にアドレスが保持
されている限り、クラス別キューC3のアドレス取り出
しが行われない。その結果、セル廃棄に対して要求品質
の高いクラス別キューC3のアドレスに格納されるセル
が廃棄されてしまう恐れがある。これを回避するために
次のような制御を行う。
【0048】まず、クラス別キューC3の準輻輳状態を
検出したとき、クラス別キューC2のアドレスを取り出
すタイミングでクラス別キューC2とクラス別キューC
3とから同時にアドレスを取り出す。このとき、図1に
示す読み出し制御部6は、クラス別キューC3から取り
出したアドレスデータを選択して、バッファメモリ1の
読み出しアドレスとして参照する。
【0049】一方、クラス別キューC2から取り出され
たアドレスは、そのまま廃棄する。クラス別キューC2
は、セル廃棄に対してクラス別キューC3よりも要求水
準が低いから廃棄によって発生する問題は少ない。ま
た、クラス別キューC2に保持された最も古いアドレス
を取り出して廃棄すれば、クラス別キューC2のセル遅
延に対する要求水準については通常の制御の場合と同一
の品質が確保できる。
【0050】このような制御を行うことによって、クラ
ス別キューC3に空き領域を確保することが可能にな
り、クラス別キューC3のセル廃棄を抑制することがで
きる。
【0051】〈具体例2の効果〉以上のように、具体例
2においても具体例1と同様に、複数のクラス別キュー
を設け、ここに品質クラスの異なるセルの書き込みアド
レスを保持し、輻輳が発生しない平常時には遅延に対す
る要求水準に着目した優先制御を行い、輻輳発生時には
セル損失に対する要求水準に着目した優先制御を行っ
て、セル損失とセル遅延という両者を考慮した品質制御
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1によるATMスイッチの具体例を示す
ブロック図である。
【図2】セルの品質クラスの説明図である。
【図3】具体例1のATMスイッチの動作説明図であ
る。
【図4】平常時のセル書き込み動作フローチャートであ
る。
【図5】平常時のセル読み出し動作フローチャートであ
る。
【図6】輻輳発生時のセル書き込み動作フローチャート
である。
【図7】具体例2によるATMスイッチのブロック図で
ある。
【図8】セル品質クラスの説明図である。
【図9】メインスケジューラの動作フローチャートであ
る。
【図10】サブスケジューラの動作フローチャートであ
る。
【図11】セル損失に対する品質制御方法の説明図であ
る。
【図12】輻輳状態の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 バッファメモリ 2 多重部 3 分離部 4A,4B 出力ポートキュー 5 書き込み制御部 6 読み出し制御部 7 セル識別部 8 空アドレスキュー 11 スケジューラ C1,C2,C3 クラス別キュー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ポートから入力したセルを書き込ん
    でバッファリングするバッファメモリと、 入力したセルの品質クラスを識別するセル識別部と、 このセル識別部により識別されたセルの品質クラス毎
    に、前記バッファメモリに書き込まれたセルの書き込み
    アドレスを別々に保持する複数のクラス別キューと、 品質クラスの高いクラス別キューに保持されたセル書き
    込みアドレスを優先的に参照して前記バッファメモリか
    らセルを読み出して出力するように読み出し制御部を制
    御するスケジューラを備えたことを特徴とするATMス
    イッチ。
  2. 【請求項2】 入力ポートから入力したセルを書き込ん
    でバッファリングするバッファメモリと、 入力したセルの廃棄に対する品質クラスを識別するセル
    識別部と、 このセル識別部により識別されたセルの品質クラス毎
    に、前記バッファメモリに書き込まれたセルの書き込み
    アドレスを別々に保持する複数のクラス別キューと、 輻輳が発生して、新たに入力した品質クラスの高いセル
    を書き込むべき領域が前記バッファメモリ内に不足した
    時、 品質クラスの低いクラス別キューに保持された書き込み
    アドレスを廃棄して、新たに入力したセルの書き込みア
    ドレスとするように書き込み制御部を制御するスケジュ
    ーラを備えたことを特徴とするATMスイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のATMスイッチにおい
    て、 スケジューラは、品質クラスを判断するためのパラメー
    タが複数ある場合に、パラメータ毎にクラス別キューの
    優先順位を別々に設定することを特徴とするATMスイ
    ッチ。
  4. 【請求項4】 入力ポートから入力したセルを書き込ん
    でバッファリングするバッファメモリと、 入力したセルの品質クラスを識別するセル識別部と、 このセル識別部により識別されたセルの品質クラス毎
    に、前記バッファメモリに書き込まれたセルの書き込み
    アドレスを別々に保持する複数のクラス別キューと、 品質クラスの同等な複数のクラス別キューに保持された
    セル書き込みアドレスを、順に公平に参照して、前記バ
    ッファメモリからセルを読み出して出力するように読み
    出し制御部を制御するサブスケジューラと、 全てのサブスケジューラのうちから、品質クラスの最も
    高い空でないクラス別キューのアドレスを参照してい
    る、サブスケジューラを選択して、これを起動するメイ
    ンスケジューラを備えたことを特徴とするATMスイッ
    チ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のATMスイッチにおい
    て、 品質クラスの高い複数のクラス別キューのアドレスを参
    照しているサブスケジューラがあるとき、 メインスケジューラは、 当該サブスケジューラの制御する複数のクラス別キュー
    の全てが空になった場合に限り、 品質クラスのより低い複数のクラス別キューのアドレス
    を参照している、別のサブスケジューラを起動すること
    を特徴とするATMスイッチ。
  6. 【請求項6】 入力ポートから入力したセルを書き込ん
    でバッファリングするバッファメモリと、 入力したセルの品質クラスを識別するセル識別部と、 このセル識別部により識別されたセルの品質クラス毎
    に、前記バッファメモリに書き込まれたセルの書き込み
    アドレスを別々に保持する複数のクラス別キューと、 品質クラスの高いクラス別キューに保持されたセル書き
    込みアドレスを優先的に参照して前記バッファメモリか
    らセルを読み出して出力するように読み出し制御部を制
    御するスケジューラとを備え、 前記複数のクラス別キューは、 セル損失に対する要求水準の高いセルの書き込みアドレ
    スを保持するものほど、許容最大キュー長を長く設定さ
    れることを特徴とするATMスイッチ。
  7. 【請求項7】 入力ポートから入力したセルを書き込ん
    でバッファリングするバッファメモリと、 入力したセルの品質クラスを識別するセル識別部と、 このセル識別部により識別されたセルの品質クラス毎
    に、前記バッファメモリに書き込まれたセルの書き込み
    アドレスを別々に保持する複数のクラス別キューと、 セル遅延に対する要求水準の高いセルの書き込みアドレ
    スを保持するクラス別キューに保持されたアドレスを優
    先的に参照して、前記バッファメモリからセルを読み出
    して出力するように読み出し制御部を制御するスケジュ
    ーラとを備え、 前記複数のクラス別キューに含まれる第1のクラス別キ
    ューと第2のクラス別キューとを比較したとき、 この第1のクラス別キューに比較して第2のクラス別キ
    ューが、セル遅延に対する要求水準が低くてセル廃棄に
    対する要求水準が高く、 かつ、第2のクラス別キューが、最大キュー長近くまで
    アドレスを保持した準輻輳状態にあるとき、 前記スケジューラは、 前記第1のクラス別キューの保持するアドレスを参照す
    るタイミングで、前記第2のクラス別キューの保持する
    アドレスを参照して、第1のクラス別キューの保持する
    アドレスを廃棄するとともに、第2のクラス別キューの
    保持するアドレスにより、前記バッファメモリからセル
    を読み出して出力するように読み出し制御部を制御する
    ことを特徴とするATMスイッチ。
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