JP2941398B2 - 放送受信システム - Google Patents
放送受信システムInfo
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- JP
- Japan
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- identification information
- contractor
- broadcast
- portable electronic
- descrambling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
ステムに関する。
は、契約者以外の者による視聴を確実に防止する必要が
ある。このため、放送供給側では映像信号および音声信
号をスクランブル処理して送信するようにし、契約者の
受信装置側では、割り合てられたIDコードを放送電波に
重畳されて来る契約情報中のIDコードとの一致により得
られる契約情報に基づいて映像信号および音声信号をデ
スクランブル処理することで、視聴できるようにするも
のと考えられる。したがって、非契約者は、デスクラン
ブル処理に必要な契約情報を放送電波から得ることがで
きず、番組の視聴が不可能となるのである。
対して割り合てられるべきであるが、実際には契約者の
所有する受信装置に対して割り合てられることになると
予想される。このため、契約者であってもIDコードが割
り合てられた自分の受信装置が無ければ、契約した番組
を視聴できないことになる。具体的には、例えばある契
約者が他の契約者宅で自分の契約した内容の番組を視聴
したい場合など、他の契約者宅にある受信装置では視聴
できず、自分の受信装置を持ち込む必要があるといった
事態が生じる。
ては、自分あるいは他人の受信装置に関係なく受信装置
があれば契約者による番組の視聴ができるようにした放
送受信システムを提供することにある。
は、契約者の所有する携帯可能電子機器を受信装置に接
続することによりスクランブルされた放送信号の受信を
可能にするシステムであって、前記携帯可能電子機器
は、前記契約者の第1の識別情報を記憶すると共に出力
する識別情報記憶手段と、前記契約者に係る契約情報に
基づいてデスクランブル処理に必要な制御信号を出力す
る動作制御手段とを有し、前記受信装置は、前記識別情
報記憶手段から前記第1の識別情報が入力される識別情
報入力手段と、この識別情報入力手段に入力された前記
第1の識別情報と前記放送信号に含まれる第2の識別情
報とを比較して一致した場合にこの第2の識別情報に対
応するデスクランブル処理に必要な契約情報を前記動作
制御手段へ供給する供給手段と、前記スクランブルされ
た放送信号を前記制御信号に応じてデスクランブルする
デスクランブル手段とを有することを要旨とする。
えばICカード等の携帯可能電子機器の実用化に着目して
なされたもので、契約者の所要する携帯可能電子機器を
受信装置に接続すると、受信装置が予め携帯可能電子機
器に記憶されている契約者の識別情報と衛星放送に含ま
れる契約情報との比較により得たデスクランブル処理に
必要な契約情報に基づいて、携帯可能電子機器が受信装
置に設けられているデスクランブル手段を動作制御する
ことで、契約した番組の視聴を実現するようにしてい
る。
構成を示す図である。同図において、1は携帯可能電子
機器を構成するICカード、3は受信装置である。
れているIDメモリ5と、衛星放送のデスクランブル処理
に必要な契約情報を記憶する契約情報メモリ7と、ICカ
ード1全体の動作を制御すると共に少なくとも後述する
受信装置3におけるデスクランブル部9の動作を制御す
る機能を有するマイコン11とを有する構成である。
5からIDコードを読み取るID読取部13と、読み取ったID
コードを記憶するID記憶メモリ15と、読み取ったIDコー
ドと放送電波に含まれる契約情報との比較結果に基づい
てICカード1の契約情報メモリ7にデスクランブル処理
に必要な契約情報を記憶させるID比較部17と、衛星放送
信号をデスクランブル処理するデスクランブル部9とを
有する構成である。
いれば、ICカード1の所有者識別のために予め設定され
ているIDコードを用いて事前に契約が行なわれているも
のとする。
契約した番組を視聴するべく受信装置3(自分のものあ
るいは他人のものを問わない)にICカード1を接続する
と、受信装置3のID読取部13は、IDメモリ5からIDコー
ドを読み取ってID記憶メモリ15に記憶させる。ID比較部
17は、放送供給側から送られて来る契約情報に含まれて
いる契約者のIDコードをID記憶メモリ15に記憶されてい
るIDコードと比較し、両者が一致している場合には、正
当な受信契約者と判断してデスクランブル処理に必要な
契約情報をICカード1の契約情報メモリ7に記憶させ
る。したがって、IDコードが一致しない場合には、正当
な受信契約者と判断されず、デスクランブルに必要な契
約情報が記憶されず、番組を視聴することができない。
報に基づき、デスクランブル部9に対しデスクランブル
処理するか否か等の所定の制御を行うことで、契約した
番組の視聴を可能とする。
ードのみを所有していれば契約した番組の視聴が可能に
なるので、例えばある契約者が他の契約者宅で、自分が
契約した番組を視聴したい時など、ICカードのみを持ち
込み、他の契約者が所有している受信装置に接続するだ
けで視聴できることになり、汎用性が向上する。加え
て、マイコンがICカード内にあることで、ICカード非装
着時には、システムが動作しないので、高いセキュリテ
ィ性を保持することができる。
者に貸与する等してもよいし、あるいは近い将来には、
ICカードが各個人レベルで普及することが予想されるこ
とから、契約者が所有しているICカードを利用してもよ
い。すなわち、いずれの場合であっても、番組視聴のた
めのIDコードとしては、受信装置ではなく、契約者に対
して割り合てられることになるので前述した如き不具合
はないのである。
ドを用いた場合について説明したが、これに限定されな
いことはもちろんである。
る携帯可能電子機器を受信装置に接続すると、受信装置
が予め携帯可能電子機器に記憶されている契約者の識別
情報と衛星放送に含まれる契約情報との比較により得た
デスクランブル処理に必要な契約情報に基づいて、携帯
可能電子機器が受信装置に設けられているデスクランブ
ル手段を動作制御することで、契約した番組の視聴を実
現するようにしたので、自分あるいは他人の受信装置に
関係なく受信装置があれば契約者による番組を視聴をす
ることができる。
Claims (3)
- 【請求項1】契約者の所有する携帯可能電子機器を受信
装置に接続することによりスクランブルされた放送信号
の受信を可能にする受信システムであって、 前記携帯可能電子機器は、 前記契約者の第1の識別情報を記憶すると共に出力する
識別情報記憶手段と、 前記契約者に係る契約情報に基づいてデスクランブル処
理に必要な制御信号を出力する動作制御手段とを有し、 前記受信装置は、 前記識別情報記憶手段から前記第1の識別情報が入力さ
れる識別情報入力手段と、 この識別情報入力手段に入力された前記第1の識別情報
と放送に含まれる第2の識別情報とを比較して一致した
場合にこの第2の識別情報に対応するデスクランブル処
理に必要な契約情報を前記動作制御手段へ供給する供給
手段と、 前記スクランブルされた放送信号を前記動作制御手段か
らの制御信号に応じてデスクランブルするデスクランブ
ル手段と を有することを特徴とする放送受信システム。 - 【請求項2】前記第1の識別情報は携帯可能電子機器の
所有者を識別するためのコードであることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の放送受信システム。 - 【請求項3】前記携帯可能電子機器はICカードであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の放送受信シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25883890A JP2941398B2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 放送受信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25883890A JP2941398B2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 放送受信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04138735A JPH04138735A (ja) | 1992-05-13 |
JP2941398B2 true JP2941398B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=17325730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25883890A Expired - Lifetime JP2941398B2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 放送受信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2941398B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE38529E1 (en) | 1994-06-24 | 2004-06-08 | Sony Corporation | Scramble/descramble method and apparatus for data broadcasting |
JP3153738B2 (ja) * | 1995-07-07 | 2001-04-09 | 株式会社東芝 | デスクランブラ装置 |
-
1990
- 1990-09-29 JP JP25883890A patent/JP2941398B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04138735A (ja) | 1992-05-13 |
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