JP2001507529A

JP2001507529A - 有料テレビジョン・システムにおけるスマート・カード連鎖

Info

Publication number: JP2001507529A
Application number: JP53330997A
Authority: JP
Inventors: ツリア，ヨーゼフ
Original assignee: News Datacom Ltd
Current assignee: News Datacom Ltd
Priority date: 1996-03-18
Filing date: 1997-01-23
Publication date: 2001-06-05
Also published as: DE69703074D1; DE69703074T2; EP0826288A1; EP0826288B1; WO1997035430A1; ATE196398T1; AU1317597A; US6405369B1; ES2151240T3

Abstract

(57)【要約】有料テレビジョン・ネットワークと、この有料テレビジョン・ネットワークを通じて有料テレビジョン伝送を受信し、ネットワークに結合したテレビジョンに有料テレビジョン伝送を表示する加入者ユニットと、を含む有料テレビジョン・システム。加入者ユニットは、少なくとも２つの有料テレビジョン・デコーダを含み、第１デコーダが第１カード・リーダを含み、第２デコーダが第２カード・リーダを含む。また、システムは、第１カード・リーダの第１スロット内に挿入したときに、第１デコーダにおいて有料テレビジョン伝送のデコーディングを活性化する第１スマート・カードと、第２カード・リーダの第２スロット内に挿入したときに、第２デコーダにおいて有料テレビジョン伝送のデコーディングを活性化する第２スマート・カードとを含む。第２スマート・カードは、所定の規準にしたがって不活性化し、第１スマート・カードを第１カード・リーダから除去した後第１カード・リーダの第１スロット内に挿入したときに再活性化する。

Description

【発明の詳細な説明】有料テレビジョン・システムにおけるスマート・カード連鎖発明の分野本発明は、一般的に有料テレビジョン・システムに関し、更に特定すれば、有料テレビジョン伝送へのアクセスを制御するシステムに関するものである。発明の背景今日、多くの有料テレビジョン・システムは、集積回路(IC)を含むクレジット・カード・サイズのカードである、「スマート・カード」を採用している。典型的に、スマート・カードは、テレビジョン伝送へのアクセスを可能にするために用いられている。このような場合、加入者は、ケーブル・テレビジョン・デコーダのスロット内にスマート・カードを挿入し、テレビジョン伝送へのアクセスを可能にする。通常、１枚のスマート・カードには１台のテレビジョン(TV)セットを関連付けてあり、加入者は加入料金の支払い時に１枚のスマート・カードを受け取る。また、加入者は、自分の家の中で別のＴＶセットで使うための追加のスマート・カードを、割引価格で購入することも可能である。このような場合、加入者が多くのカードを購入し、そしてその殆どを、通常価格よりは安いが、加入者がそれらに支払った価格よりは高く、他人に売ろうとする可能性がある。これは、テレビジョン伝送システムの経営者に多大な損失を被らせるおそれがある。 1995年１月20日に出願された、"Secure Access Systems"と題し、本願と同じ譲受人に譲渡された、Doron Handelman et al.による同時継続中の米国特許出願第08/375,995号、および1995年10月２日に出願された対応の欧州出願第95115554 .8号において、２枚のスマート・カードを用い、これらをデコーダに挿入するようにした、親制御システム(parental control system)についての記述がある。主カードであるそれらのカードの一方をデコーダに挿入した場合、非制限の番組にのみアクセスが可能となる。両方のカードをデコーダに挿入すると、非制限番組だけでなく制限された番組にもアクセスが可能となる。発明の摘要本発明は、複数の有料テレビジョン・デコーダを配置した場所における、有料テレビジョン伝送へのアクセスを制御するシステムおよび方法を提供しようとするものである。したがって、本発明の好適実施例により提供する有料テレビジョン・システムは、有料テレビジョン・ネットワークと、該有料テレビジョン・ネットワークを通じて有料テレビジョン伝送を受信し、結合してあるテレビジョンに前記有料テレビジョン伝送を表示する加入者ユニットであって、少なくとも２つの有料テレビジョン・デコーダを含み、第１デコーダが第１カード・リーダを含み、第２デコーダが第２カード・リーダを含む前記の加入者ユニットと、前記第１カード・リーダの第１スロット内に挿入したとき、前記第１デコーダにおいて前記有料テレビジョン伝送のデコーディングを活性化するように動作する第１スマート・カードと、前記第２カード・リーダの第２スロット内に挿入したとき、前記第２デコーダにおいて前記有料テレビジョン伝送のデコーディングを活性化するように動作する第２スマート・カードと、から成り、前記第２スマート・カードは、所定の規準にしたがって不活性化し、そして前記第１スマート・カードを前記第１カード・リーダから除去した後に、前記第１カード・リーダの前記第１スロット内に挿入したときに再活性化することを特徴とする。好ましくは、前記所定の規準は、所定の時刻および所定の日の内少なくとも１つを含む。本発明の好適実施例によれば、前記所定の規準は、所定の日を含み、前記第１スマート・カードは第１不活性化日において不活性化するように動作可能であり、前記第２スマート・カードは第２不活性化日において不活性化するように動作可能であり、この場合、前記第１不活性化日は前記第２不活性化日よりも遅い。好ましくは、前記第１スマート・カードおよび前記第２スマート・カードの内少なくとも１つは、有料テレビジョン伝送を記録するためのビデオ・カセット・レコーダへのアクセスを制御するためにも動作可能である。更に、本発明の好適実施例によれば、前記第２スマート・カードは、再活性化時に、前記第２不活性化日よりも遅い新不活性化日を受ける。この新不活性化日は、前記第１デコーダ、前記第１スマート・カード、および有料テレビジョン・ヘッドエンドの内の１つが供給する。好ましくは、前記新不活性化日は、現行のシステム時刻に時間増量を加算することによって発生し、前記新不活性化日の計算は、前記第１デコーダ、前記第１スマート・カード、および前記有料テレビジョン・ヘッドエンドの内の１つが実行する。本発明の好適実施例によれば、前記第２スマート・カードの再活性化は、連鎖データの送信を含み、該連鎖データは、前記第２スマート・カードの妥当性検査、識別、検証、および認証の内少なくとも１つを行うように動作可能なサイン、キー、およびシードの内の１つの送信を含む。また、連鎖データは、時間増量のデジタル表現も含み、これを現行のシステム時刻に関連付けて不活性化日を供給する。本発明の好適実施例では、サイン、キー、およびシード内の前記１つは、前記第１スマート・カードおよび前記第２スマート・カードに対して同一である。更に、本発明の好適実施例によれば、前記所定の規準は所定の日を含み、前記第２スマート・カードは、前記所定の日の１日の任意の時刻に不活性化するように動作可能である。本発明の好適実施例では、前記第１スマート・カードおよび前記第２スマート・カードは相互に交換可能である。また、本発明の好適実施例により提供する有料テレビジョン・デコーダは、第１スマート・カードを読むためのスマート・カード・スロットを含むスマート・カード・リーダと、前記スマート・カード・リーダに結合してあり、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の１つを格納するように動作可能なデコーダ・メモリと、前記デコーダ・メモリに結合してあり、前記第１スマート・カード、有料テレビジョン・ヘッドエンド、および前記デコーダ・メモリの内１つから受信したデータに基づいて、不活性化存続期限を計算するように動作可能なデコーダ・プロセッサと、から成り、第２スマート・カードを前記スマート・カード・スロット内に挿入して前記スマート・カード・リーダを通じて読み出すとき、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つと、前記第２スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の対応する１つとの間の一致に応答して、前記デコーダ・プロセッサが、前記不活性化日を前記第２スマート・カードに供給するように動作可能であることを特徴とする。本発明の別の好適実施例により提供する有料テレビジョン・システムは、第１スマート・カードを読むためのスマート・カード・スロットを含むスマート・カード・リーダと、前記スマート・カード・リーダに結合したデコーダ・メモリであって、第２スマート・カードの不活性化日と、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の１つとを格納し、前記スマート・カード・リーダの前記スマート・カード・スロット内に前記第２スマート・カードを挿入したとき、前記第２スマート・カードが送信する第１命令に応答して、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つを前記第２スマート・カードに供給し、前記第２スマート・カードが送信する第２命令に応答して、前記不活性化日を前記第２スマート・カードに供給する、ように動作可能な前記のデコーダ・メモリと、から成る。好ましくは、前記第２命令は、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つと、前記第２スマート・カードを識別するサイン、キー、シードの内の対応する１つとの間の一致に応答して送信する。また、本発明の好適実施例により提供する、選択した番組を受信する権利を各々付与された複数の加入者に対し有料テレビジョン番組を伝送する有料テレビジョン・システムにおいて用いるための有料テレビジョン・アクセス制御方法は、有料テレビジョン伝送をデコードするため第１スマート・カードによって活性化される第１デコーダと、有料テレビジョン伝送をデコードする第２スマート・カードによって活性化される第２デコーダとを用意するステップと、所定の規準にしたがって前記第２スマート・カードを不活性化するステップと、前記第１スマート・カードを前記第１デコーダの第１カード・リーダから除去するステップと、前記第１デコーダの前記第１カード・リーダに前記第２スマート・カードを挿入することによって、前記第２スマート・カードを再活性化するステップと、から成る。好ましくは、前記所定の規準は、所定の時刻および所定の日の少なくとも１つを含む。更に、本発明の好適実施例によれば、前記所定の規準は、所定の日を含み、前記方法は、前記第１スマート・カードを第１不活性化日に不活性化するステップと、前記第２スマート・カードを第２不活性化日に不活性化するステップとを備え、この場合、前記第１不活性化日は前記第２不活性化日よりも遅い。好ましくは、前記方法は、再活性化時に、前記第２スマート・カードに新不活性化日を供給するステップも含む。この供給するステップは、時間増量を現行のシステム時刻に加算するステップを含む。また、本発明の好適実施例により提供する有料テレビジョン・アクセス制御方法は、有料テレビジョン・デコーダにおいて、第１スマート・カードを読むためのスマート・カード・スロットを含むスマート・カード・リーダと、前記スマート・カード・リーダに結合してあり、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の１つを格納するように動作可能なデコーダ・メモリとを設けるステップと、前記第１スマート・カード、有料テレビジョン・ヘッドエンド、および前記デコーダ・メモリの内１つから受信したデータに基づいて、不活性化存続期限を計算するように動作可能なデコーダ・プロセッサを、前記デコーダ・メモリに結合するステップと、前記スマート・カードの前記スマート・カード・スロット内に第２スマート・カードを挿入するステップと、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つと、前記第２スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の対応する１つとの間の一致に応答して、前記不活性化日を前記第２スマート・カードに供給するステップと、から成る。本発明の別の好適実施例により提供する有料テレビジョン・アクセス制御方法は、有料テレビジョン・デコーダにおいて、第１スマート・カードを読むためのスマート・カード・スロットを含むスマート・カード・リーダと、前記スマート・カード・リーダに結合したデコーダ・メモリとを設けるステップと、第２スマート・カードの不活性化日と、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の１つとを、前記デコーダ・メモリに格納するステップと、前記スマート・カード・リーダの前記スマート・カード・スロット内に前記第２スマート・カードを挿入するステップと、前記第２スマート・カードが送信する第１命令に応答して、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つを、前記第２スマート・カードに供給するステップと、前記第２スマート・カードが発生する第２命令に応答して、前記不活性化日を前記第２スマート・カードに送信するステップと、から成る。更に、本発明の他の好適実施例により提供する有料テレビジョン・アクセス制御方法は、デコーダ・メモリとスマート・カード・リーダとを含むデコーダを設けるステップと、前記スマート・カード・リーダに第１スマート・カードを挿入するステップと、前記第１スマート・カードから前記デコーダ・メモリに対し、第２スマート・カードを活性化する連鎖データを転送するステップと、前記スマート・カード・リーダから前記第１スマート・カードを除去するステップと、前記スマート・カード・リーダに前記第２スマート・カードを挿入するステップと、前記デコーダ・メモリから前記第２スマート・カードに対し、前記連鎖データを送信するステップと、前記連鎖データに、前記第２スマート・カードを活性化させるステップと、から成る。図面の簡単な説明本発明は、図面に関連付けた以下の詳細な説明から、より完全な理解および評価が得られる。第１図は、加入者の住居に設置し、本発明の好適実施例にしたがって構成し動作する有料テレビジョン・システムの一部の一般化した図である。第２Ａ図および第２Ｂ図は合わさって、本発明の好適実施例による第１図のシステムの好適な作動方法を示すフローチャートを構成する。実施例の詳細な説明これより、本発明の好適実施例にしたがって構成し動作する有料テレビジョン・システムの一部の一般化した図である第１図を参照する。本明細書および請求の範囲全体にわたって、「有料テレビジョン」という用語は、一方向および双方向のケーブル・テレビジョン、ならびに衛星テレビジョン、ＣＡＴＶ、および一般的な有料テレビジョンを含む広い意味で使用するものとする。有料テレビジョン・システムでは、有料テレビジョン番組は、有料テレビジョン・ネットワークを通じて複数の加入者ユニットに送信する。典型的に、加入者の中には、２台以上のデコーダを購入して、テレビジョン・セットがある加入者の住居の各部屋にそれらを設置している場合がある。デコーダは、有料テレビジョンの伝送をデコードするように動作し、その各々はスマート・カードで活性化させる。本明細書および請求の範囲全体にわたって、「デコード」という用語は、その全ての語形において、単純なデスクランブリングまたはデコーディングから暗号解読に至るまでの範囲を含む、データ・デコーディングの全形態に及ぶ広い意味で用いることとする。本明細書および請求の範囲全体にわたって、本発明の目的のために、「活性化」という用語は、その全ての語形において、およびスマート・カードとの関連において、情報のデコーディング、デスクランブリングおよび暗号解読を含むことができるアクセス制御機能の実行を、スマート・カードに可能にさせること、を含むものとして用いる。「不活性化」という用語は、その全ての語形において、およびスマート・カードとの関連において、スマート・カードにアクセス制御機能の実行を禁止することを含むものとして用いる。本発明の好適実施例では、加入者ユニットは、テレビジョン・セット１２に結合したデコーダ１０と、テレビジョン・セット１６に結合したデコーダ１４とを含む。デコーダ１０およびテレビジョン１２は、好ましくは、加入者住居の部屋Ａに配置し、デコーダ１４およびテレビジョン１６は加入者住居の部屋Ｂに配置してある。デコーダ１０および１４は、各々、有料テレビジョン・ネットワークからの有料テレビジョン伝送を受信するように動作する。好ましくは、デコーダ１０は、スマート・カード１８をデコーダ１０のスマート・カード・スロット２０に挿入することによって活性化し、デコーダ１４は、スマート・カード２２をデコーダ１４のスマート・カード・スロット２４に挿入することによって活性化する。スマート・カード１８および２２の各々は、当技術では公知のように、プロセッサ（図示せず）およびメモリ（図示せず）を含む。スマート・カード１８および２２は、有料テレビジョン・ネットワークを通じて送信しまた対応するデコーダ１０および１４で受信する情報を用いて、有料テレビジョン伝送をデコードするのに用いるデコーディングまたは暗号解読のキーを生成する。その目的のために、スマート・カード１８および２２は、当技術では周知のように、スマート・カード・プロセッサの各々が処理するアルゴリズムを実行する。スマート・カード１８および２２は、それぞれ、デコーダ１０および１４の一部を形成するスマート・カード・リーダ（図示せず）を介して、対応するデコーダ１０および１４と通信を行う。スマート・カード１８および２２は、対応するスロット２０および２４に挿入すると、それぞれのスマート・カード・リーダに電気的に接続する。好ましくは、デコーダ１０は、デコーダ・プロセッサ２６と、デコーダ・プロセッサ２６に結合したデコーダ・メモリ２８とを含む。デコーダ１４は、デコーダ・プロセッサ３０と、デコーダ・プロセッサ３０に結合したデコーダ・メモリ３２とを含む。デコーダ１０および１４の一部を形成するスマート・カード・リーダ（図示せず）は、デコーダ・プロセッサ２６および３０にそれぞれ結合している。本発明の好適実施例では、スマート・カード・リーダは、有料テレビジョン・ネットワークからデコーダ１０および１４に受信した情報を、スマート・カード１８および２２に供給することができ、またスマート・カード１８および２２から読み出した情報をデコーダ１０および１４に供給することができる。スマート・カード１８と２２との間で伝達する情報には、キーを生成するのに利用するデータ、権利付与(entitlement)、クロック・データ、およびカードの無効のようなメッセージを含めることができる。スマート・カード１８および２２の一方が無効となった場合、対応するスマート・カード・プロセッサが生成したキーは有料テレビジョン伝送をデコードせず、したがって有料テレビジョン伝送へのアクセスは拒否される。あるいはまた、有料テレビジョン伝送へのアクセスを防止するその他の適切な任意の手段を用いてもよい。例えば、対応するスマート・カード・プロセッサがキーを生成しないようにしてもよいし、また、対応するスマート・カード・プロセッサはキーを生成するが、その生成したキーを以降の処理のために伝達しないようにしてもよい。典型的に、スマート・カードは、有料テレビジョン販売業者から購入する。購入時に、販売業者は、典型的に、スマート・カードを活性化機械（図示せず）に通して、活性化アルゴリズムを加えることにより、スマート・カードを活性化させる。本発明の好適実施例では、カードは、カードを無効にする所定の規準が発生するまで、活性のままである。通常、スマート・カードの購入には、有料ＴＶサービスへの加入が伴っている。加入者が２枚以上のスマート・カードを購入する場合、通常、２回目の加入に対する支払いは、１回目の加入よりも少ない。一般的に、スマート・カードは特定のデコーダに一意に関連付けてある訳ではない。したがって、有効なスマート・カードは、それに適合する形式のデコーダであればどれでも活性化することができる。このような場合、加入者が数枚のスマート・カードを割引価格で購入し、それらを他人に、割引価格よりは高いが通常価格よりは安い価格で売る、という可能性がある。本発明のシステムおよび方法は、このような事態を防止するために用いることができる。次に、第２図Ａおよび第２図Ｂを参照する。これらは、合わさって、第１図のシステムの好適な動作方法を示すフローチャートを形成する。本発明の好適実施例によれば、活性な第１スマート・カードおよび第２スマート・カードは、所定の規準にしたがって不活性化することができる。好ましくは、この所定の規準は、所定の日および／または所定の時刻を含むことができる。しかしながら、プレミアム番組(premium program)の購入数、または購入に支払った金額のような、他の規準を採用してもよい。この所定の規準が所定の日規準を含む場合、第１スマート・カードは所定の第１不活性化日を含み、第２スマート・カードは所定の第２不活性化日を含んでもよい。各不活性化日は、第１図を参照して述べた活性化機械のような機械（図示せず）にスマート・カードを通すことによって、対応するスマート・カード内のメモリ・ゾーンに格納することができる。前述の機械は、典型的に、ソフトウエアのアルゴリズムで制御するもので、不活性化日に関係するデータを、第１および第２スマート・カード内の対応するメモリ・ゾーンに焼き付けることが好ましい。理解されるように、第１および第２スマート・カードのメモリは、ＥＥＰＲＯＭ型（電子的消去可能プログラム可能リード・オンリ・メモリ）のものとすればよい。本発明の別の好適実施例では、上述の不活性化日は、有料テレビジョン・ネットワークを通じて、第１スマート・カードおよび第２スマート・カードに伝達してもよい。好ましくは、不活性化日は、月または日に関して維持する。第１不活性化日と第２不活性化日とは互いに異なってもよいし、購入時または製造時に決定してもよい。通常、上述の不活性化日の内最も早いものが経過するまで、第１および第２スマート・カードを結合したそれぞれの第１デコーダおよび第２デコーダにおいてテレビジョン番組をデコードする。第２不活性化日が第１不活性化日よりも早いと仮定すると、第２スマート・カードが先に不活性化する。第２スマート・カードの不活性化が生じるのは、好ましくは、現行のシステム日付が第２不活性化日と一致したかまたは超過したかである。この一致は、現行のシステム日付と、第２スマート・カード内に格納した不活性化日との比較によって発見することができる。このような比較は、典型的に、第１図を参照して先に述べたような、第２スマート・カードの一部を形成するプロセッサにおいて行う。本発明の別の好適実施例では、第２スマート・カードの一部を形成するプロセッサが、現在のシステム日付と、有料テレビジョン・ネットワークを通じて受信した不活性化日とを比較してもよい。現行システム日付と第２不活性化日との間で一致が見られた場合、または現行システム日付が第２不活性化日を越えた場合、第２スマート・カードは好ましくはメッセージを発生し、第２デコーダを結合したＴＶ上にこのメッセージを表示する。このメッセージは、典型的には、第２スマート・カードを不活性化すること、および番組の内容(programming material)をデコードしないことを示す。尚、理解されるように、第１スマート・カードは活性のままであり、第１デコーダでは番組の内容をデコードする。第２スマート・カードを再活性化するためには、加入者は、好ましくは、第１デコーダ内の第１スマート・カード・リーダの第１スロットから第１スマート・カードを取り出し、それを第２スマート・カードと置き換える。本発明の好適実施例では、第１スマート・カードは、これが第１スロット内に挿入されると、連鎖データ(chaining data)を第１デコーダに転送するように動作する。連鎖データとは、第２スマート・カードを再活性化するために用いるものであり、第２スマート・カードを第１スロットに挿入したときに、これを第２スマート・カードに転送する。あるいは、第１デコーダをプログラムして、権利付与時に第２スマート・カードの再活性化に必要なデータを含ませるようにしてもよい。権利付与時とは、第１および第２デコーダを購入するときとすることができる。更にまた、第１デコーダは複数のスマート・カード・スロットを含むものとし、第１スマート・カードを第１スロット内に挿入している間、第２スマート・カードを空いているスロット内に挿入し、連鎖データを第１カードから第２カードに転送するようにしてもよい。連鎖データは、サイン、キー、またはシード(seed)を含み、第２スマート・カードの妥当性検査(validate)、識別、検証(verify)、および認証の内少なくとも１つを行うために用いることができる。好ましくは、連鎖データは時間増量(tim e increment)のデジタル表現も含み、これを用いて不活性化日を計算するということも可能である。時間増量は、典型的に、月および日で指定する。サインは、第１図のデコーダ・プロセッサ２６のような、第１デコーダの一部を形成するデコーダ・プロセッサにおいて、有効性についてチェックおよび比較を行う。あるいは、第２スマート・カードの一部を形成するプロセッサが、第１デコーダから受信したサインの有効性をチェックするように動作させてもよい。有効性を見出した場合、即ち、第１スマート・カードおよび第２スマート・カードのサインが互いに一致した場合、第１デコーダのデコーダ・プロセッサは、現行のシステム日付に時間増分を加算して、新たな不活性化日を発生する。好ましくは、この新不活性化日は、第２スマート・カード内の別のメモリ・ゾーンに格納する。あるいは、有料テレビジョン・ネットワークを通じて、新不活性化日を有料テレビジョン・ヘッドエンド（図示せず）に伝達し、有料テレビジョン・ヘッドエンドはその後この新不活性化日を用いて、新不活性化日を経過したときに、第２スマート・カードを不活性化する、ということも可能である。理解されるように、第１デコーダのデコーダ・プロセッサではなく、第１スマート・カードの一部を形成するプロセッサが、第２スマート・カードの新不活性化日を計算するように動作可能としてもよい。このような場合、第１スマート・カードの一部を形成するプロセッサ、および第２スマート・カードの一部を形成するプロセッサは、第１カード・リーダを通じて、第１図のデコーダ・メモリ２８のような、第１デコーダの一部を形成するデコーダ・メモリと通信を行うようにすればよい。デコーダ・メモリは、好ましくは、第１スマート・カードの一部を形成するプロセッサから、第２スマート・カードの新不活性化日を含むデータ、ならびに第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の１つを受け取って、格納し、第２スマート・カードが第１デコーダの第１スロット内に挿入されたとき、第２スマート・カードが送信する第１命令に応答して、第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つを第２スマート・カードに供給し、第２スマート・カードが送信する第２命令に応答して、新不活性化日を第２スマート・カードに供給する、ように動作可能である。好ましくは、第２スマート・カードは、第１スマート・カードおよび第２スマート・カードのサインが互いに一致したときにのみ、第２命令をデコーダ・メモリに送信する。デコーダ・メモリから受信した新不活性化日は、第２スマート・カードに格納する。本発明の別の実施例では、新不活性化日は、有料テレビジョン・システムのヘッドエンドに配置したヘッドエンド・プロセッサにおいて計算し、そして第１スマート・カードではなくヘッドエンドが、この新不活性化日をデコーダ・メモリに供給するようにする。新不活性化日を第２スマート・カードに格納した後、第１デコーダのデコーダ・プロセッサは、第２スマート・カードを再活性化する命令を、第２スマート・カードに供給する。あるいは、第１デコーダのデコーダ・プロセッサが、新不活性化日を第２スマート・カードに格納したことをヘッドエンドに通知し、そしてヘッドエンドは、第２スマート・カードを再活性化する命令を送信する。第２スマート・カードを再活性化した後、これを第１デコーダの第１スロットから取り出し、第２デコーダに挿入すればよい。第２スマート・カードは再活性化しているので、有料テレビジョンの番組をデコードできる。理解されるように、新不活性化日を計算するには、様々なアルゴリズムを適用可能である。このようなアルゴリズムは、多数の時間増量を現行システム日付に加算すること、一定数の時間をその時間増量に加算し、一日の内で選択した任意の時刻において不活性化を実現するようにすること、を含むことができる。本発明の好適実施例では、時間増量は、第１デコーダのデコーダ・プロセッサによって変更するか、あるいは製造者または有料テレビジョン販売業者がプログラムするものとすることができる。好ましくは、様々な時間増量をデコーダ・メモリに格納しておき、第１デコーダのデコーダ・プロセッサによって制御するようにすればよい。理解されるように、第１および第２スマート・カードは権利付与時に互いにリンクすることが好ましく、このようにして第１スマート・カードが第２スマート・カードのサインを認識し、また逆に第２スマート・カードが第１スマート・カードのサインを認識する。スマート・カードではなく、デコーダが連鎖データを供給する場合、第１および第２デコーダは権利付与時に互いにリンクすることが好ましく、そして第１および第２スマート・カードは、それぞれのデコーダに最初に挿入したときに、第１および第２デコーダからそれぞれ連鎖データを受け取るようにする。新不活性化日は、第１スマート・カードの不活性化日よりも遅くしてもよい。このような場合、第１スマート・カードの不活性化日が経過して、第１スマート・カードが不活性化されたとき、第２スマート・カードが第１スマート・カードを再活性化するようにできる。上述の手順は、多数回しかも長期間にわたって繰り返すことができる連鎖手順である。このような手順では、各スマート・カードは、それにリンクしてあるカードを何枚でも再活性化することができる。上述のようにヘッドエンドとの通信を必要とする場合、カードの再活性化は、１秒未満または数秒未満の内に行うことも可能である。本発明の好適実施例では、２枚のカード、即ち、第１スマート・カードおよび第２スマート・カードは、相互に交換可能であり、したがって連鎖手順は、第２スマート・カードの不活性化ではなく、第１スマート・カードの不活性化によって開始することもできる。また、理解されるように、第１デコーダおよび第２デコーダも相互に交換可能である。本発明の別の好適実施例では、第１スマート・カードは、この第１スマート・カードが再活性化される前に、第２スマート・カードを２回、３回、またはそれ以上再活性化することもできる。時間増量は、２枚の連鎖させたカードが同時に不活性化しないように計算するとよい。このような原則を保てば、連鎖カードの内活性のカードは常に、不活性化された連鎖カードを再活性化するようにすることができる。上述の連鎖手順は、第１および第２スマート・カード、ならびに加入者が販売業者から購入した第１および第２スマート・カードに連鎖する全てのカードを加入者自身の住居に保持して、特定の時間周期で物理的にそれらカードを連鎖しようという非常に強い動機を与える。これによって、加入者がそれらカードの内の１枚以上のカードを他人に売ることは、不可能ではないにしても、困難となる。本発明の好適実施例では、第１および第２スマート・カードを用いて、ＶＣＲ（ビデオ・カセット・レコーダ）へのアクセスを制御することにより、テレビジョン番組の録画の許可または禁止を行うことも可能である。このような場合、それらカードの内１枚を不活性化すれば、テレビジョン番組はデコーディングされず、ＶＣＲは理解できない素材(non-intelligible material)しか録画できないことになる。本発明の別の好適実施例では、加入者は、例えば、リモート・コントロール（図示せず）内のキーを押し、彼が選択した番組を見ている間不活性化を防止することによって、不活性化日が過ぎたカードの不活性化を数時間延期させることも可能である。このような場合、第１デコーダのデコーダ・プロセッサ、または第２スマート・カードの一部を形成するプロセッサが、１時間のような、一定の時間増量を、経過した第２不活性化日に加算すればよい。また、理解されるように、不活性化日は、月および日だけでなく、時間単位で指定することもでき、１日の内通常テレビジョンを見ない深夜またはその他の時間帯に不活性化が発生するような選択も可能である。好ましくは、カードの再活性化のための連鎖データは、不活性化時間が経過する前には転送しない。こうすれば、加入者が、第２スマート・カードが不活性化する前に第２スマート・カードを第１スロットに挿入しても、再活性化は起こらない。典型的に、カードの製造から加入者へのカードの販売までには時間的な遅れがある。不活性化日は製造時に予め選択する可能性があるので、このような時間的遅れのために、カードを購入する前に、カードの不活性化が起こる場合もある。このような場合、カードを購入するときに、現在のシステム時刻に基づいて新不活性化日を計算すればよく、異なる時間増量を各カードに適用すればよい。理解されるように、明確化のために別個の実施例に関連して本発明の様々な特徴について説明してきたが、これらを単一の実施例に組み合わせての提供も可能である。逆に、簡略化のために単一の実施例に関連して説明した本発明の様々な特徴は、別個に提供したり、あるいは任意の適切な二次的なサブコンビネーションとして提供することも可能である。また、当業者には理解されるように、本発明は、これまで特定的に示しかつ説明したものに限定されるものではない。むしろ、本発明の範囲は、以下に続く請求の範囲によってのみ定められるものである。

【手続補正書】【提出日】平成１０年１０月３０日（１９９８．１０．３０）【補正内容】（１）特許請求の範囲の記載を以下の通りに補正します。『１．有料テレビジョン・システムであって、有料テレビジョン・ネットワークと、該有料テレビジョン・ネットワークを通じて有料テレビジョン伝送を受信し、前記ネットワークに結合したテレビジョンに前記有料テレビジョン伝送を表示する加入者ユニットであって、少なくとも２つの有料テレビジョン・デコーダを含み、第１デコーダが第１カード・リーダを含み、第２デコーダが第２カード・リーダを含む、前記の加入者ユニットと、前記第１カード・リーダの第１スロット内に挿入したとき、前記第１デコーダにおいて前記有料テレビジョン伝送のデコーディングを活性化するよう動作する第１スマート・カードと、前記第２カード・リーダの第２スロット内に挿入したとき、前記第２デコーダにおいて前記有料テレビジョン伝送のデコーディングを活性化するよう動作する第２スマート・カードと、から成り、前記第２スマート・カードは所定の規準にしたがって不活性化し、そして前記第１カード・リーダに挿入したときに再活性化すること、を特徴とする有料テレビジョン・システム。２．請求項１記載のシステムにおいて、前記第１デコーダは少なくとも１つの追加カード・リーダを含み、前記第２スマート・カードは、前記追加カード・リーダに挿入したときに再活性化すること、を特徴とするシステム。３．請求項１〜２のいずれかに記載のシステムにおいて、前記所定の規準は、所定の時刻および所定の日の内少なくとも１つを含むこと、を特徴とするシステム。４．請求項１〜２のいずれかに記載のシステムにおいて、前記所定の規準は、所定の日を含み、前記第１スマート・カードは第１不活性化日において不活性化し、前記第２スマート・カードは第２不活性化日において不活性化し、前記第１不活性化日は前記第２不活性化日よりも遅いこと、を特徴とするシステム。５．請求項１〜２のいずれかに記載のシステムにおいて、前記第１スマート・カードおよび前記第２スマート・カードの内少なくとも１つは、有料テレビジョン伝送を記録するためのビデオ・カセット・レコーダへのアクセスを制御するためにも動作可能であること、を特徴とするシステム。６．請求項４記載のシステムにおいて、前記第２スマート・カードは、再活性化時に、前記第２不活性化日よりも遅い新不活性化日を受けること、を特徴とするシステム。７．請求項６記載のシステムにおいて、前記新不活性化日は、前記第１デコーダ、前記第１スマート・カード、および有料テレビジョン・ヘッドエンドの内の１つが供給すること、を特徴とするシステム。８．請求項７記載のシステムにおいて、前記新不活性化日は、現行のシステム時刻に時間増量を加算することによって発生し、前記新不活性化日の計算は、前記第１デコーダ、前記第１スマート・カード、および前記有料テレビジョン・ヘッドエンドの内の１つが実行すること、を特徴とするシステム。９．請求項１〜２のいずれかに記載のシステムにおいて、前記第２スマート・カードの再活性化は、連鎖データの送信を含み、該連鎖データは、前記第２スマート・カードの妥当性検査、識別、検証、および認証の内少なくとも１つを行うために用いるサイン、キー、およびシードの内の１つを含むこと、を特徴とするシステム。１０．請求項９記載のシステムにおいて、前記連鎖データは、更に、時間増量のデジタル表現を含み、これを現行のシステム時刻に関連付けて不活性化日を供給すること、を特徴とするシステム。１１．請求項９記載のシステムにおいて、サイン、キー、およびシード内の前記１つは、前記第１スマート・カードおよび前記第２スマート・カードに対して同一であること、を特徴とするシステム。１２．請求項１〜２のいずれかに記載のシステムにおいて、前記所定の規準は所定の日を含み、前記第２スマート・カードは、前記所定の日の内１日の任意の時刻に不活性化すること、を特徴とするシステム。１３．請求項１〜２のいずれかに記載のシステムにおいて、前記第１スマート・カードおよび前記第２スマート・カードは相互に交換可能であること、を特徴とするシステム。１４．有料テレビジョン・デコーダであって、第１スマート・カードを読むためのスマート・カード・スロットを含むスマート・カード・リーダと、前記スマート・カード・リーダに結合してあり、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の１つを格納するように動作可能なデコーダ・メモリと、前記デコーダ・メモリに結合してあり、前記第１スマート・カード、有料テレビジョン・ヘッドエンド、および前記デコーダ・メモリの内１つから受信したデータに基づいて、不活性化日を計算するように動作可能なデコーダ・プロセッサと、から成り、第２スマート・カードを前記スマート・カード・スロット内に挿入して、前記スマート・カード・リーダを通じて読み出すとき、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つと、前記第２スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の対応する１つとの間の一致に応答して、前記デコーダ・プロセッサが、前記不活性化日を前記第２スマート・カードに供給するように動作可能であること、を特徴とする有料テレビジョン・システム。１５．有料テレビジョン・デコーダであって、第１スマート・カードを読むためのスマート・カード・スロットを含むスマート・カード・リーダと、前記スマート・カード・リーダに結合したデコーダ・メモリであって、第２スマート・カードの不活性化日と、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の１つとを格納し、前記スマート・カード・リーダの前記スマート・カード・スロット内に前記第２スマート・カードを挿入したとき、前記第２スマート・カードが送信する第１命令に応答して、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つを前記第２スマート・カードに供給し、前記第２スマート・カードが送信する第２命令に応答して、前記不活性化日を前記第２スマート・カードに供給する、ように動作可能な前記のデコーダ・メモリと、から成る有料テレビジョン・デコーダ。１６．請求項１５記載のデコーダであって、前記第２命令は、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つと、前記第２スマート・カードを識別するサイン、キー、シードの内の対応する１つとの間の一致に応答して送信すること、を特徴とするデコーダ。１７．選択した番組を受信する権利を各々付与された複数の加入者に対し有料テレビジョン番組を伝送する有料テレビジョン・システムにおいて、有料テレビジョン伝送をデコードするため第１スマート・カードによって活性化される第１デコーダと、有料テレビジョン伝送をデコードするため第２スマート・カードによって活性化される第２デコーダと、を用意するステップと、所定の規準にしたがって前記第２スマート・カードを不活性化するステップと、前記第１デコーダに前記第２スマート・カードを挿入することによって、前記第２スマート・カードを再活性化するステップと、から成る有料テレビジョン・アクセス制御方法。１８．請求項１７記載の方法において、前記第１デコーダは、第１カード・リーダおよび第２カード・リーダを含み、更に、前記第１スマート・カードを前記第１カード・リーダに挿入するステップを含み、前記の第２スマート・カードを前記第１デコーダに挿入するステップは、前記第２スマート・カードを前記第２カード・リーダに挿入するステップを含むこと、を特徴とする方法。１９．請求項１７〜１８のいずれかに記載の方法において、前記所定の規準は、所定の時刻および所定の日の内少なくとも１つを含むこと、を特徴とする方法。２０．請求項１７〜１８のいずれかに記載の方法において、前記所定の規準は、所定の日を含み、前記方法は、前記第１スマート・カードを第１不活性化日に不活性化するステップと、前記第２スマート・カードを第２不活性化日に不活性化するステップとを備え、前記第１不活性化日は前記第２不活性化日よりも遅いこと、を特徴とする方法。２１．請求項１７〜１８のいずれかに記載の方法において、再活性化時に、前記第２スマート・カードに新不活性化日を供給するステップを含むこと、を特徴とする方法。２２．請求項２１記載の方法において、前記供給するステップは、時間増量を現行のシステム時刻に加算するステップを含むこと、を特徴とする方法。２３．有料テレビジョン・アクセス制御方法であって、有料テレビジョン・デコーダにおいて、第１スマート・カードを読むためのスマート・カード・スロットを含むスマート・カード・リーダと、前記スマート・カード・リーダに結合してあり、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の１つを格納するように動作可能なデコーダ・メモリと、を設けるステップと、前記第１スマート・カード、有料テレビジョン・ヘッドエンド、および前記デコーダ・メモリの内１つから受信したデータに基づいて、不活性化日を計算するように動作可能なデコーダ・プロセッサを、前記デコーダ・メモリに結合するステップと、前記スマート・カード・リーダの前記スマート・カード・スロット内に第２スマート・カードを挿入するステップと、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つと、前記第２スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の対応する１つとの間の一致に応答して、前記不活性化日を前記第２スマート・カードに供給するステップと、から成る有料テレビジョン・アクセス制御方法。２４．有料テレビジョン・アクセス制御方法であって、有料テレビジョン・デコーダにおいて、第１スマート・カードを読むためのスマート・カード・スロットを含むスマート・カード・リーダと、前記スマート・カード・リーダに結合したデコーダ・メモリと、を設けるステップと、第２スマート・カードの不活性化日と、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の１つとを、前記デコーダ・メモリに格納するステップと、前記スマート・カード・リーダの前記スマート・カード・スロット内に前記第２スマート・カードを挿入するステップと、前記第２スマート・カードが送信する第１命令に応答して、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つを、前記第２スマート・カードに供給するステップと、前記第２スマート・カードが発生する第２命令に応答して、前記不活性化日を前記第２スマート・カードに送信するステップと、から成る有料テレビジョン・アクセス制御方法。２５．有料テレビジョン・アクセス制御方法であって、デコーダ・メモリとスマート・カード・リーダとを含むデコーダを設けるステップと、前記スマート・カード・リーダに第１スマート・カードを挿入するステップと、前記第１スマート・カードから前記デコーダ・メモリに対し、第２スマート・カードを活性化する連鎖データを転送するステップと、前記スマート・カード・リーダから前記第１スマート・カードを除去するステップと、前記スマート・カード・リーダに前記第２スマート・カードを挿入するステップと、前記デコーダ・メモリから前記第２スマート・カードに対し、前記連鎖データを送信するステップと、前記連鎖データに、前記第２スマート・カードを活性化させるステップと、から成る有料テレビジョン・アクセス制御方法。２６．請求項１または請求項２のいずれかに記載のシステムにおいて、前記所定の規準は、前記第２スマート・カードの不活性化の前にプレミアム番組を購入した回数を含むこと、を特徴とするシステム。２７．請求項１７〜１８のいずれかに記載の方法において、前記所定の規準は、前記第２スマート・カードの不活性化の前にプレミアム番組を購入した回数を含むこと、を特徴とする方法。２８．請求項８記載のシステムにおいて、前記新不活性化日の計算は、一定の時間数を前記時間増量に加算することを含み、１日の内の選択した時刻に不活性化を実現するようにすること、を特徴とするシステム。２９．請求項２２記載の方法において、前記供給するステップは、所定の一定時間数を前記時間増量に加算するステップを含むこと、を特徴とする方法。３０．請求項８記載のシステムにおいて、前記時間増量は変更可能であること、を特徴とするシステム。３１．請求項２２記載の方法において、前記時間増量は変更可能であること、を特徴とする方法。３２．請求項２２記載の方法であって、リモート・コントロールのキーを操作することによって、前記第２スマート・カードの不活性化を所定の時間延期するステップを備えていること、を特徴とする方法。３３．請求項８記載のシステムにおいて、前記時間増量は、時間、日、および月の内少なくとも１つを単位として指定すること、を特徴とするシステム。３４．複数のスマート・カードと共に用いるための連鎖方法であって、スマート・カード・リーダを各々含む複数のデコーダを設けるステップと、各スマート・カード・リーダ内にスマート・カードを挿入するステップと、少なくとも１つのデコーダを活性化した状態で維持しつつ、所定の規準にしたがって前記複数のデコーダの内の少なくともいくつかを不活性化するステップと、前記１つの活性化状態にあるデコーダと関連するスマート・カード・リーダから前記１つの活性化状態にあるデコーダと関連するスマート・カードを除去するステップと、前記複数のデコーダの内の前記いくつかと関連するスマート・カードを、前記複数のデコーダの内の前記いくつかと関連する対応するスマート・カード・リーダから除去するステップと、前記１つの活性化状態にあるデコーダと関連する前記スマート・カード・リーダ内に、前記複数のデコーダの内の前記いくつかと関連する前記スマート・カードの各々を別々に挿入するステップと、および前記１つの活性化状態にあるデコーダと関連する前記スマート・カード・リーダ内への挿入時に、前記複数のデコーダの内の前記いくつかと関連する前記スマート・カードの内の少なくとも１つを活性化するステップと、から成る連鎖方法。３５．請求項３４記載の連鎖方法において、各スマート・カード・リーダ内にスマート・カードを挿入する前記のステップは、各スマート・カードから各対応するスマート・カード・リーダに連鎖データを転送するステップを備えており、また前記活性化するステップは、前記１つの活性化状態にあるデコーダから、前記複数のデコーダの内の前記いくつかと関連する前記スマート・カードの各々に、第１連鎖データを別々に送信するステップと、および前記複数のデコーダの内の前記いくつかと関連する前記スマート・カードの各々を、前記第１連鎖データに、別々に活性化させるステップと、から成ること、を特徴とする連鎖方法。』

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims

【特許請求の範囲】１．有料テレビジョン・システムであって、有料テレビジョン・ネットワークと、該有料テレビジョン・ネットワークを通じて有料テレビジョン伝送を受信し、前記ネットワークに結合したテレビジョンに前記有料テレビジョン伝送を表示する加入者ユニットであって、少なくとも２つの有料テレビジョン・デコーダを含み、第１デコーダが第１カード・リーダを含み、第２デコーダが第２カード・リーダを含む、前記の加入者ユニットと、前記第１カード・リーダの第１スロット内に挿入したとき、前記第１デコーダにおいて前記有料テレビジョン伝送のデコーディングを活性化するよう動作する第１スマート・カードと、前記第２カード・リーダの第２スロット内に挿入したとき、前記第２デコーダにおいて前記有料テレビジョン伝送のデコーディングを活性化するよう動作する第２スマート・カードと、から成り、前記第２スマート・カードは、所定の規準にしたがって不活性化し、前記第１スマート・カードを前記第１カード・リーダから除去した後に、前記第１カード・リーダの前記第１スロット内に挿入したときに再活性化すること、を特徴とする有料テレビジョン・システム。２．有料テレビジョン・システムであって、有料テレビジョン・ネットワークと、該有料テレビジョン・ネットワークを通じて有料テレビジョン伝送を受信し、前記ネットワークに結合したテレビジョンに前記有料テレビジョン伝送を表示する加入者ユニットであって、少なくとも２つの有料テレビジョン・デコーダを含み、第１デコーダが第１カード・リーダと少なくとも１つの追加のカード・リーダとを含み、第２デコーダが第２カード・リーダを含む、前記の加入者ユニットと、前記第１カード・リーダの第１スロット内に挿入したとき、前記第１デコーダにおいて前記有料テレビジョン伝送のデコーディングを活性化するよう動作する第１スマート・カードと、前記第２カード・リーダの第２スロット内に挿入したとき、前記第２デコーダにおいて前記有料テレビジョン伝送のデコーディングを活性化するよう動作する第２スマート・カードと、から成り、前記第２スマート・カードは、所定の規準にしたがって不活性化し、そして前記追加カード・リーダの追加スロット内に挿入したときに再活性化すること、を特徴とする有料テレビジョン・システム。３．請求項１または請求項２のいずれかに記載のシステムにおいて、前記所定の規準は、所定の時刻および所定の日の内少なくとも１つを含むこと、を特徴とするシステム。４．請求項１または請求項２のいずれかに記載のシステムにおいて、前記所定の規準は、所定の日を含み、前記第１スマート・カードは第１不活性化日において不活性化し、前記第２スマート・カードは第２不活性化日において不活性化し、前記第１不活性化日は前記第２不活性化日よりも遅いこと、を特徴とするシステム。５．請求項１または請求項２のいずれかに記載のシステムにおいて、前記第１スマート・カードおよび前記第２スマート・カードの内少なくとも１つは、有料テレビジョン伝送を記録するためのビデオ・カセット・レコーダへのアクセスを制御するためにも動作可能であること、を特徴とするシステム。６．請求項４記載のシステムにおいて、前記第２スマート・カードは、再活性化時に、前記第２不活性化日よりも遅い新不活性化日を受けること、を特徴とするシステム。７．請求項６記載のシステムにおいて、前記新不活性化日は、前記第１デコーダ、前記第１スマート・カード、および有料テレビジョン・ヘッドエンドの内の１つが供給すること、を特徴とするシステム。８．請求項７記載のシステムにおいて、前記新不活性化日は、現行のシステム時刻に時間増量を加算することによって発生し、前記新不活性化日の計算は、前記第１デコーダ、前記第１スマート・カード、および前記有料テレビジョン・ヘッドエンドの内の１つが実行すること、を特徴とするシステム。９．請求項１または請求項２のいずれかに記載のシステムにおいて、前記第２スマート・カードの再活性化は、連鎖データの送信を含み、該連鎖データは、前記第２スマート・カードの妥当性検査、識別、検証、および認証の内少なくとも１つを行うために用いるサイン、キー、およびシードの内の１つを含むこと、を特徴とするシステム。１０．請求項９記載のシステムにおいて、前記連鎖データは、更に、時間増量のデジタル表現を含み、これを現行のシステム時刻に関連付けて不活性化日を供給すること、を特徴とするシステム。１１．請求項９記載のシステムにおいて、サイン、キー、およびシード内の前記１つは、前記第１スマート・カードおよび前記第２スマート・カードに対して同一であること、を特徴とするシステム。１２．請求項１または請求項２のいずれかに記載のシステムにおいて、前記所定の規準は所定の日を含み、前記第２スマート・カードは、前記所定の日の内の１日の任意の時刻に不活性化すること、を特徴とするシステム。１３．請求項１または請求項２のいずれかに記載のシステムにおいて、前記第１スマート・カードおよび前記第２スマート・カードは相互に交換可能であること、を特徴とするシステム。１４．有料テレビジョン・デコーダであって、第１スマート・カードを読むためのスマート・カード・スロットを含むスマート・カード・リーダと、前記スマート・カード・リーダに結合してあり、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の１つを格納するように動作可能なデコーダ・メモリと、前記デコーダ・メモリに結合してあり、前記第１スマート・カード、有料テレビジョン・ヘッドエンド、および前記デコーダ・メモリの内１つから受信したデータに基づいて、不活性化日を計算するように動作可能なデコーダ・プロセッサと、から成り、第２スマート・カードを前記スマート・カード・スロット内に挿入して、前記スマート・カード・リーダを通じて読み出すとき、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つと、前記第２スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の対応する１つとの間の一致に応答して、前記デコーダ・プロセッサが、前記不活性化日を前記第２スマート・カードに供給するように動作可能であること、を特徴とする有料テレビジョン・システム。１５．有料テレビジョン・デコーダであって、第１スマート・カードを読むためのスマート・カード・スロットを含むスマート・カード・リーダと、前記スマート・カード・リーダに結合したデコーダ・メモリであって、第２スマート・カードの不活性化日と、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の１つとを格納し、前記スマート・カード・リーダの前記スマート・カード・スロット内に前記第２スマート・カードを挿入したとき、前記第２スマート・カードが送信する第１命令に応答して、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つを前記第２スマート・カードに供給し、前記第２スマート・カードが送信する第２命令に応答して、前記不活性化日を前記第２スマート・カードに供給する、ように動作可能な前記のデコーダ・メモリと、から成る有料テレビジョン・デコーダ。１６．請求項１５記載のデコーダであって、前記第２命令は、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つと、前記第２スマート・カードを識別するサイン、キー、シードの内の対応する１つとの間の一致に応答して送信すること、を特徴とするデコーダ。１７．選択した番組を受信する権利を各々付与された複数の加入者に対し有料テレビジョン番組を伝送する有料テレビジョン・システムにおいて、有料テレビジョン伝送をデコードするため第１スマート・カードによって活性化される第１デコーダと、有料テレビジョン伝送をデコードするため第２スマート・カードによって活性化される第２デコーダと、を用意するステップと、所定の規準にしたがって前記第２スマート・カードを不活性化するステップと、前記第１スマート・カードを前記第１デコーダの第１カード・リーダから除去するステップと、前記第１デコーダの前記第１カード・リーダに前記第２スマート・カードを挿入することによって、前記第２スマート・カードを再活性化するステップと、から成る有料テレビジョン・アクセス制御方法。１８．選択した番組を受信する権利を各々付与された複数の加入者に対し有料テレビジョン番組を伝送する有料テレビジョン・システムにおいて、有料テレビジョン伝送をデコードするため第１スマート・カードによって活性化される第１デコーダであって、第１カード・リーダと第２カード・リーダとを含む前記の第１デコーダと、有料テレビジョン伝送をデコードするため第２スマート・カードによって活性化される第２デコーダと、を用意するステップと、所定の規準にしたがって前記第２スマート・カードを不活性化するステップと、前記第１カード・リーダに前記第１スマート・カードを挿入するステップと、前記第２カード・リーダに前記第２スマート・カードを挿入することによって、前記第２スマート・カードを再活性化するステップと、から成る有料テレビジョン・アクセス制御方法。１９．請求項１７または請求項１８のいずれかに記載の方法において、前記所定の規準は、所定の時刻および所定の日の内少なくとも１つを含むこと、を特徴とする方法。２０．請求項１７または請求項１８のいずれかに記載の方法において、前記所定の規準は、所定の日を含み、前記方法は、前記第１スマート・カードを第１不活性化日に不活性化するステップと、前記第２スマート・カードを第２不活性化日に不活性化するステップとを備え、前記第１不活性化日は前記第２不活性化日よりも遅いこと、を特徴とする方法。２１．請求項１７または請求項１８のいずれかに記載の方法において、再活性化時に、前記第２スマート・カードに新不活性化日を供給するステップを含むこと、を特徴とする方法。２２．請求項２１記載の方法において、前記供給するステップは、時間増量を現行のシステム時刻に加算するステップを含むこと、を特徴とする方法。２３．有料テレビジョン・アクセス制御方法であって、有料テレビジョン・デコーダにおいて、第１スマート・カードを読むためのスマート・カード・スロットを含むスマート・カード・リーダと、前記スマート・カード・リーダに結合してあり、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の１つを格納するように動作可能なデコーダ・メモリと、を設けるステップと、前記第１スマート・カード、有料テレビジョン・ヘッドエンド、および前記デコーダ・メモリの内１つから受信したデータに基づいて、不活性化日を計算するように動作可能なデコーダ・プロセッサを、前記デコーダ・メモリに結合するステップと、前記スマート・カード・リーダの前記スマート・カード・スロット内に第２スマート・カードを挿入するステップと、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つと、前記第２スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の対応する１つとの間の一致に応答して、前記不活性化日を前記第２スマート・カードに供給するステップと、から成ること、を特徴とする有料テレビジョン・アクセス制御方法。２４．有料テレビジョン・アクセス制御方法であって、有料テレビジョン・デコーダにおいて、第１スマート・カードを読むためのスマート・カード・スロットを含むスマート・カード・リーダと、前記スマート・カード・リーダに結合したデコーダ・メモリとを設けるステップと、第２スマート・カードの不活性化日と、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の１つとを、前記デコーダ・メモリに格納するステップと、前記スマート・カード・リーダの前記スマート・カード・スロット内に前記第２スマート・カードを挿入するステップと、前記第２スマート・カードが送信する第１命令に応答して、前記第１スマート・カードを識別するサイン、キー、およびシードの内の前記１つを、前記第２スマート・カードに供給するステップと、前記第２スマート・カードが発生する第２命令に応答して、前記不活性化日を前記第２スマート・カードに送信するステップと、から成る有料テレビジョン・アクセス制御方法。２５．有料テレビジョン・アクセス制御方法であって、デコーダ・メモリとスマート・カード・リーダとを含むデコーダを設けるステップと、前記スマート・カード・リーダに第１スマート・カードを挿入するステップと、前記第１スマート・カードから前記デコーダ・メモリに対し、第２スマート・カードを活性化する連鎖データを転送するステップと、前記スマート・カード・リーダから前記第１スマート・カードを除去するステップと、前記スマート・カード・リーダに前記第２スマート・カードを挿入するステップと、前記デコーダ・メモリから前記第２スマート・カードに対し、前記連鎖データを送信するステップと、前記連鎖データに、前記第２スマート・カードを活性化させるステップと、から成る有料テレビジョン・アクセス制御方法。