JP2940414B2 - 高圧流体用の開閉弁 - Google Patents

高圧流体用の開閉弁

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,圧力変動を伴う高圧流
体中において使用される開閉弁,特にネジ締結された弁
体を有する開閉弁に関する。
【0002】
【従来技術】圧力変動を伴う高圧流体中において使用さ
れる開閉弁としては,例えば後述する燃料噴射弁(図
2)に使用される開閉弁がある。この開閉弁は,弁開閉
用のロッドと,その先端に設けられた弁体と,その弁体
によって開閉される弁座とよりなる。そのロッドと弁体
との結合方法としては,種々の方法がある。しかしなが
ら,燃料噴射弁等に用いる開閉弁は,弁体と弁座との間
のクリアランスが,流量等を制御する上で非常に重要で
ある。
【0003】そのため,燃料噴射弁等に用いる開閉弁に
おいては,そのロッドと弁体との結合をネジ締結にて行
い,上記クリアランス設定を容易かつ高精度にすること
が必要である。また,ネジ締結された弁体においては,
弛みや,それによる脱落が発生しないことが絶対条件と
して要求される。
【0004】ところで,一般に用いられる従来のネジ部
の弛み防止方法あるいはその構造としては,例えば特開
平3−43491号公報,特開昭63−312506号
公報,特開平3−255210号公報に示されたものが
ある。
【0005】ネジ部を弛めるのに必要なトルクを弛みト
ルクとすると,前者の特開平3−43491号公報に示
されるネジ部は,メネジ部のネジ山角をオネジ部より大
きくすることにより締着時の面圧を均等にして,弛みト
ルク半径を大きくしようとするものである。また後者2
つの公報に示されるネジ部は,いずれもネジ山形状等に
は特に特徴を持たせず,オネジ部とメネジ部のネジ山間
のクリアランスの少なくとも一部に特定の樹脂等を挿入
して,弛みトルク強度を高くしようとするものである。
【0006】
【解決しようとする課題】しかしながら,弁体をロッド
に螺合した上記従来の高圧流体用の開閉弁においては,
次の問題がある。即ち,ネジ締結された弁体を高圧流体
中の圧力変動を受ける部分において使用する場合には,
ネジ部に強い圧縮応力が繰り返し作用する。また,弁開
閉時に弁座等へ当接する際の強い衝撃力がネジ部に作用
する(後述する実施例の図5,図8参照)。
【0007】そのため,このように高圧流体中で用いら
れるネジ締結式弁体においては,上記特許公報に示され
るごとき従来のねじ弛み防止手段は採用することができ
ない。即ち,従来の弛み止めねじ方式の弁体では,十分
な弛み止め機能を果たすことができない。
【0008】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので,圧力変動を伴う高圧流体中において使用し
ても,弁体の弛み発生を防止することができる,ネジ締
結された弁体を有する高圧流体用の開閉弁を提供しよう
とするものである。
【0009】
【課題の解決手段】本発明は,弁開閉用のロッドの先端
部に螺着した弁体と,該弁体によって開閉される弁座と
を有し,上記弁座は低圧通路と高圧通路との間にあり,
上記弁体は高圧通路側に位置しており,圧力変動を伴う
高圧流体中において使用する開閉弁であって,上記ロッ
ドは上記弁体を螺合するオネジ部を有し,上記弁体は上
記オネジ部に螺合するメネジ部を有し,上記オネジ部
は,その山頭部がトップロール状の鋭角形状を有し,ネ
ジ山の表面は多数のディンプルを有する粗表面であり,
かつ,上記オネジ部と上記メネジ部との間のクリアラン
スには,接着剤を充填,硬化してなることを特徴とする
高圧流体用の開閉弁にある。
【0010】本発明において最も注目すべきことは,上
記オネジ部のネジ山は,トップロール状の山頭部を有す
ると共に,その表面は多数のディンプルを有する粗表面
であることにある。そして,上記クリアランスには,接
着剤を充填,硬化してなることにある。
【0011】上記オネジ部のネジ山は,転造加工によ
り,そのダイス型への充填率が十分高くなるようにして
得られる。即ち,オネジ部の山頭部は,従来の山頭部
(図8の符号490参照)に比べ,頂点部の台形状上辺
部分が狭く,鋭角部分が長いトップロール状の鋭角形状
に形成されている(図1の符号440参照)。そのた
め,メネジ部と接触する有効径が従来よりも大きい。
【0012】また,ネジ山の表面に設ける上記ディンプ
ル(凹部)は,約1〜30μmの深さを有し,直径約1
0〜300μmのくぼみ状の形状を有することが好まし
い。深さが1μm未満では接着剤による接着効果が低
い。一方,30μmを越えるとネジ表面のむしれが発生
したり,ネジ外径が小さくなる等の問題を生じる。ま
た,ディンプルの直径が10μm未満では接着力が低
く,一方300μmを越える場合も前述同様にネジ表面
のむしれが発生したり,ネジ外径が小さくなる等の問題
を生じる。また,上記クリアランスに充填,硬化させる
接着剤としては,嫌気性接着剤,熱硬化型接着剤,常温
硬化型接着剤,マイクロカプセル型(コーティング型)
接着剤などがある。
【0013】また,上記オネジ部は硬度20〜40HR
Cであることが好ましい。これにより,強い応力が作用
しても変形量を少なくすることができ,弁体のネジ部の
弛み防止効果をさらに向上させることができる。
【0014】また,本発明の高圧流体用の弁体は,上記
高圧流体の圧力が,例えば後述する燃料噴射弁の高圧通
路側のように80MPa以上である場合に,特に顕著な
弛み防止効果を発揮することができる。また,上記弁体
は,袋ナット状(図4)であることが好ましい。これに
より,ロッドと弁体の結合部分への応力集中を防止する
ことができる。
【0015】次に,本発明の高圧流体用の開閉弁は,電
磁式燃料噴射弁(実施例参照)に適用することも可能で
ある。この場合,電磁式燃料噴射弁は,ハウジング内に
設けられた低圧通路と,高圧発生用のプランジャ室に連
通する高圧通路と,上記低圧通路と高圧通路との間に設
けられた弁座と,高圧通路側に配設され上記弁座を開閉
する弁体と,該弁体を電磁力により進退させるロッド
と,上記プランジャ室に連通して流体を噴射する噴射ノ
ズルとを有し,上記ロッドのオネジ部と弁体のメネジ部
とは,上記構造を有する。
【0016】
【作用および効果】本発明の高圧流体用の開閉弁におい
ては,ロッドに設けたオネジ部の山頭部が上記トップロ
ール状に形成されている。そのため,従来より,メネジ
部との接触面が外径方向に広くなる。それ故,オネジ部
とメネジ部との間においては,従来よりも弛みトルク強
度が高くなる。
【0017】また,オネジ部とメネジ部の間のクリアラ
ンスには,接着剤が充填,硬化されていると共に,オネ
ジ部のネジ山の表面には多数のディンプルが設けられて
いる。そのため,両ネジ部間のクリアランスが減少し,
外力による変形量も少なく,オネジ部と接着剤との接着
強度,及びオネジ部とメネジ部との接着強度は従来に比
べ高くなる。これらにより,本発明の高圧流体用の開閉
弁は,そのネジ部における弛みトルクを高くすることが
でき,外力が大きく変化しても十分な弛み止め能力を発
揮する。
【0018】したがって,本発明によれば,圧力変動を
伴う高圧流体中において使用しても,弁体の弛み発生を
防止することができる,ネジ締結された弁体を有する高
圧流体用の開閉弁を提供することができる。
【0019】
【実施例】本発明の実施例にかかる高圧流体用の開閉弁
につき,図1〜図8を用いて説明する。本例の高圧流体
用の開閉弁は,エンジン内へ燃料を噴射するための電磁
式燃料噴射弁に適用したものであり,図2〜図4に示す
ごとく,燃料噴射弁102の電磁開閉弁3に用いるもの
である。図3に示すように,上記電磁開閉弁3は,弁開
閉用のロッド42の先端部に螺着した弁体30と,該弁
体30によって開閉される弁座430とを有し,上記弁
座430は低圧通路23と高圧通路24との間にある。
上記弁体30は高圧通路24側に位置しており,圧力変
動を伴う高圧流体中において使用する開閉弁である。
【0020】上記ロッド42は,図1〜図4に示すごと
く,上記弁体30を螺合するオネジ部44を有し,上記
弁体30は上記オネジ部44に螺合するメネジ部45を
有する。上記オネジ部44は,図1に示すごとく,その
山頭部440がトップロール状の鋭角形状を有し,かつ
ネジ山の表面は多数のディンプルを有する粗表面(図
6)であり,かつ,上記オネジ部44と上記メネジ部4
5との間のクリアランスには,接着剤7を充填,硬化し
ている。
【0021】以下,これらにつき詳細に説明する。上記
ロッド42の先端部に設けられたオネジ部44は,転造
加工により加工されている。即ち,その山頭部440
は,図1に示すように,頂点部の台形状上辺部分442
が狭く,鋭角部分が長いトップロール状の鋭角形状に形
成されている。そのため,上記オネジ部44のネジ山4
49は,上記メネジ部45のネジ山452と接触する有
効径が従来(後述の図7)よりも実質的に大きい。
【0022】これに対して,従来のオネジ部49は,図
8に示すごとく,その山頭部490の台形状上辺部分4
92が広く,鋭角部分が短い鈍角形状を有している。即
ち,従来のオネジ部49の山頭部490は,先端が平た
く,トップロール状の鋭角形状を有していない。また,
オネジ部49のネジ山499とメネジ部45のネジ山4
52の間には,クリアランス79が形成されている。ま
た,本例における弁体30は,図2〜図4に示すごと
く,袋ナット状の形状を有し,その中央部に上記メネジ
部45を有する。
【0023】また,弁体30のネジサイズは,高圧流体
からの受圧面積をできる限り小さくするために,M3サ
イズを採用している。例えば80MPa以上の高圧流体
中において使用する場合には,弁体破損防止のために,
4M以下の受圧面積の小さいサイズにする必要がある。
また,耐圧強度を高めるために,ロッド42のオネジ部
44と弁体30のメネジ部45は,硬度が20〜40H
RCの高強度材料を用いている。
【0024】また上述したように,オネジ部44のネジ
山の表面は,図6に示すように多数のディンプル80を
有し,そのディンプル80は本例においては,約5〜2
0μmの深さを持つ直径約20〜100μmのくぼみ形
状をなしている。
【0025】なお,上記ディンプル80は,ドライホー
ニング処理方法により形成した。また,ディンプル80
を形成していない従来のオネジ部49の表面は,図7に
示すごとく,多数の加工線89を有するのみで,またそ
の凹みは,深さ1〜10μm,幅2〜10μmと小さ
い。また,上記接着剤7としては,嫌気性接着剤を用い
ている。
【0026】次に,上記燃料噴射弁102は,図5に示
すシステムに組み込まれている。そのシステムは,燃料
を蓄えた燃料タンク100と,その燃料を複数の燃料噴
射弁102に供給するためのサプライポンプ101と,
燃料の噴射量を制御するための燃料噴射制御ユニット1
04とよりなる。
【0027】上記燃料噴射弁102は,図2,図3に示
すように,ハウジング105と,それに配設した電磁開
閉弁3よりなる。そして,ハウジング105及び電磁開
閉弁3内には,サプライポンプ101から供給される燃
料が通る低圧通路21,22,23及び高圧通路23,
24,25,26が設けられ,該高圧通路26はプラン
ジャ室27に連通している。
【0028】プランジャ室27には,本体スプリング5
3を介してプランジャ52が嵌挿されている。そして,
プランジャ52は,その上面525をカムシャフト50
に当接させており,カムシャフト50の回転により摺動
可能に配設されている。そして,プランジャ室27は,
一定圧力下において燃料を噴射する噴射ノズル109に
連通している。
【0029】また,電磁開閉弁3は,図2,図3に示す
ごとく,ソレノイドコイル34を有するステータ33
と,上記低圧通路23及び高圧通路24と,上記弁座4
30とを有するシート43と,先端に弁体30を有し上
記シート43の内孔431内に摺動可能に配設されるロ
ッド42と,これらを収納するケーシング39よりな
る。
【0030】上記ロッド42の上端にはアーマチェア4
1が圧入固定され,さらにその上部にはスプリング座3
8が配設されている。そして,ロッド42は,ステータ
33の内孔331に配設され,上記スプリング座38に
当接しているスプリング38により開弁方向に付勢され
ている。
【0031】また,上記ステータ33とシート43との
間には,スペーサ40を介して間隙400が形成されて
おり,その中に上記アーマチェア41が摺動可能に位置
している。また,上記シート43の下端には,開弁時に
弁体30が当接するストッパ46が配設されている。な
お,上記ステータ33とケーシング39との間,及びケ
ーシング39とハウジング105との間には,気密性確
保のために,Oリング35,36が配設されている。
【0032】次に,本例における作用効果につき説明す
る。本例の燃料噴射弁102において,燃料を噴射する
際には,まず,図2に示すごとく,開弁状態においてサ
プライポンプ101(図5)からプランジャ室27に燃
料の供給を受ける。このとき,プランジャ52は上限位
置に位置している。
【0033】即ち,サプライポンプ101から供給され
る燃料は,図2に示した低圧通路21,22,23及び
高圧通路24,25,26を通過して,プランジャ室2
7に送られる。所定量の燃料供給を終えたところで,カ
ムシャフト50の回転に応じプランジャ52が徐々に下
降し,プランジャ室27の燃料を加圧しはじめる。
【0034】プランジャ室27において加圧された燃料
は,高圧通路26,25,24を通って逆流を始める
が,所定の噴射時期に上記電磁開閉弁3が作動して,弁
体30が弁座430に当接して閉弁状態になる。即ち,
弁体30は,ロッド42に加えられた上昇方向の電磁力
に加えて,流体の圧力によっても,強い衝撃力を伴って
シート43の弁座430に当接する。
【0035】この状態において,上記プランジャ52が
下降を続けてプランジャ室27を加圧することによっ
て,プランジャ室27及び高圧通路26,25,24の
流体は,80MPa以上の高圧力となる。そのため,弁
体30には,図4に矢印Lで示す高圧流体による圧力を
受けると共に,矢印Sで示す電磁力による弁座からの圧
力を受け,その周囲から強い圧縮応力を受ける。
【0036】そして,プランジャ室27の燃料は,所望
の圧力に達した時点で,スプリング281の付勢力に抗
して,弁棒28が上昇し,ノズル109より噴射され
る。その後,上記電磁開閉弁3は作動解除され,弁体3
0はスプリング37の付勢力により下降して開弁状態と
なり,高圧燃料は低圧通路21側へ溢流する。このと
き,弁体30の下面は,強い衝撃力を伴ってストッパ4
6に当接する。
【0037】このように,弁体30は,一連の燃料噴射
工程において,種々の外力を繰り返し受ける。即ち,閉
弁直後には,オネジ部44とメネジ部45をその軸方向
に引き離す方向(図5矢印A方向)に強い衝撃力を受け
ると共に,閉弁中は,80MPaを越える圧縮応力(図
5矢印C方向の応力)を受ける。
【0038】そして,開弁時には,オネジ部44とメネ
ジ部45をその軸方向に圧縮する方向(図5矢印B方
向)に強い衝撃力を受けると共に,開弁中は,低圧力雰
囲気となり,高い圧縮応力から開放される。また,開弁
時期には,弁体30の底面がストッパ46に強く当接
し,大きな当接力が加わる。
【0039】しかしながら,上記弁体30は,上述した
ような弛み止め構造を有するオネジ部44とメネジ部4
5により構成されているため,上記の種々の衝撃力,圧
縮応力,当接力等を受けても,弛みを発生させることも
なく,正常な開閉動作を続けることができる。したがっ
て本例によれば,ネジ締結式弁体30を有する開閉弁
を,圧力変動を伴う高圧流体中において使用しても,弁
体30の弛み発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかる弁体のオネジ部とメネジ部のネ
ジ山部断面図。
【図2】実施例にかかる燃料噴射弁の断面図。
【図3】実施例にかかる燃料噴射弁の電磁開閉弁の断面
図。
【図4】実施例にかかる弁体に作用する圧縮圧力の説明
図。
【図5】実施例にかかる燃料噴射システムを構成する説
明図。
【図6】実施例にかかるオネジ部のネジ山表面状態説明
図。
【図7】従来のオネジ部のネジ山表面状態説明図。
【図8】従来のオネジ部とメネジ部のネジ山部断面図。
【符号の説明】
102...燃料噴射弁, 21,22,23...低圧通路, 24,25,26...高圧通路, 27...プランジャ室, 3...電磁開閉弁, 34...ソレノイドコイル, 37...スプリング, 39...ハウジング, 42...ロッド, 43...シート, 44...オネジ部, 440...山頭部, 45...メネジ部, 50...カムシャフト, 52...プランジャ, 7...接着剤,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−167108(JP,A) 特開 平3−255210(JP,A) 特開 平5−186751(JP,A) 実開 昭64−39984(JP,U) 実開 昭55−54661(JP,U) 実開 昭61−58722(JP,U) 実開 昭62−28907(JP,U) 実開 昭62−40322(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 31/00 - 31/11 F16K 1/00 - 1/52 F16B 39/00 - 39/22 F02M 59/46

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁開閉用のロッドの先端部に螺着した弁
    体と,該弁体によって開閉される弁座とを有し,上記弁
    座は低圧通路と高圧通路との間にあり,上記弁体は高圧
    通路側に位置しており,圧力変動を伴う高圧流体中にお
    いて使用する開閉弁であって,上記ロッドは上記弁体を
    螺合するオネジ部を有し,上記弁体は上記オネジ部に螺
    合するメネジ部を有し,上記オネジ部は,その山頭部が
    トップロール状の鋭角形状を有し,ネジ山の表面は多数
    のディンプルを有する粗表面であり,かつ,上記オネジ
    部と上記メネジ部との間のクリアランスには,接着剤を
    充填,硬化してなることを特徴とする高圧流体用の開閉
    弁。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記オネジ部は硬度
    20〜40HRCであることを特徴とする高圧流体用の
    開閉弁。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記高圧流体
    の圧力は80MPa以上であることを特徴とする高圧流
    体用の開閉弁。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において,
    上記弁体は,袋ナット状であることを特徴とする高圧流
    体用の開閉弁。
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