JP2937192B1 - Ccdイメージセンサ - Google Patents

Ccdイメージセンサ

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JP2937192B1 JP10171973A JP17197398A JP2937192B1 JP 2937192 B1 JP2937192 B1 JP 2937192B1 JP 10171973 A JP10171973 A JP 10171973A JP 17197398 A JP17197398 A JP 17197398A JP 2937192 B1 JP2937192 B1 JP 2937192B1
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Abstract

【要約】 【課題】 光信号を電気信号に変換して画像情報を得る
CCDイメージセンサにおいて、イメージセンサ全体を
小型化でき、センサ部の受光量をより正確にモニタでき
るようにする。 【解決手段】 バリアゲート24と、ストレージ22の
一部は、ストッパ28によって左右の領域が仕切られて
いる。ストッパ28に仕切られた領域のうち図面右側の
領域には、モニタ用領域29が形成されている。モニタ
用領域29は、FDAとして機能しており、流入した信
号電荷を電圧信号に変換してモニタ回路側に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光電変換した信号を
CCD転送することにより各画素から画像情報を得るC
CDイメージセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のCCDイメージセンサの概
念図である。ここでは、1ライン分の構成のみを示して
ある。従来のCCDイメージセンサ50は、主に、多数
の画素52がライン状に設けられるラインセンサ部51
と、ラインセンサ部51に照射される平均光量をモニタ
するモニタ受光部53と、モニタ回路54と、FDA
(Floating Diffusion Amplifier)55から構成されて
いる。各画素52は、被写体からの光を受光して光電変
換し、その信号電荷を蓄積し、CCDシフトレジスタ5
6がFDA55に転送する。
【0003】モニタ受光部53は、光電変換用の1つの
フォトダイオードからなり、ラインセンサ部51と平行
に、かつ近接して設けられている。モニタ受光部53
は、受光した光を光電変換し、その信号電荷をモニタ回
路54に送る。モニタ回路54は、モニタ受光部53か
らの信号電荷を蓄積して電圧信号に変換し、その積分値
が所定値となった場合に、すべての画素の積分動作終了
の信号を発生する。すなわち、受光される光が強い場合
には1回の画像読み取り時間が短く、暗い場合には長く
なる。積分動作が終了すると、信号電荷がCCDシフト
レジスタ56によってFDA55に転送される。FDA
55は、ラインセンサ部51で撮像された画像データを
電圧信号として出力する。
【0004】図8は従来のCCDイメージセンサの画素
の構成を示す図である。また、図9は従来のCCDイメ
ージセンサの全体構成図である。画素52は、フォトダ
イオード(PD)521で被写体からの光を受光し、光
電変換する。この光電変換された信号電荷は、バリアゲ
ート(BG)524が開放されることによりストレージ
(ST)522に一定時間蓄積される。蓄積された信号
電荷は、トランスファゲート(TG)525が開放され
ることにより、CCDシフトレジスタ56の一部である
CCDレジスタ523に移送される。移送された信号電
荷は、さらにCCDシフトレジスタ56によって端の画
素から順にFDA55に転送され、そこで電圧信号に変
換され、出力される。
【0005】信号電荷をストレージ522に一定時間蓄
積する動作、いわゆる積分動作と、この積分動作の前の
不要電荷の排出は、バリアゲート524、および図8に
示す積分クリアゲート(ICG)526の開閉で制御し
ている。具体的には、バリアゲート524に電圧1V
を、積分クリアゲート526に電圧5Vを印加すると、
バリアゲート524下と積分クリアゲート526下のポ
テンシャルが下がる。また、動作に関係なくストレージ
522には電圧3V、積分クリアゲートドレイン(IC
GD)527には電圧7Vが常に印加されており、その
下のポテンシャルが下がっている。これにより、画素内
にポテンシャルの勾配ができ、フォトダイオード521
からストレージ522に、さらにストレージ522から
積分クリアゲートドレイン527に信号電荷が流入しは
じめる。その後、フォトダイオード521のポテンシャ
ルはバリアゲート524下のポテンシャルに一致し、ス
トレージ522内の不要電荷はすべて排出される。これ
により、積分動作前のリセットが完了する。
【0006】次いで、積分動作を行う場合、積分クリア
ゲート526の印加電圧を0Vにする。これにより、ス
トレージ522から積分クリアゲートドレイン527へ
の電荷の流入は止まり、ストレージ522に信号電荷が
蓄積される。一定時間の積分動作後、モニタ回路54が
バリアゲート524の印加電圧を0Vとしてフォトダイ
オード521からの電荷の流入を止めることにより、積
分動作も終了する。
【0007】積分動作の終了後は、トランスファゲート
525への印加電圧が5Vとなり、ストレージ522内
の蓄積された信号電荷がCCDレジスタ523に移送さ
れる。CCDレジスタ523に移送された信号電荷は、
CCDシフトレジスタ56によってFDA55に転送さ
れる。
【0008】なお、トランスファゲート525および積
分クリアゲート526への印加電圧は、ラインセンサ部
51と別個に設けられた制御回路によって制御される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のCCD
イメージセンサ50は、図7などで示したように、ライ
ンセンサ部51の受光量をモニタするためにラインセン
サ部51とは別体のモニタ受光部53を用いていたの
で、光量を正確にモニタしているとは言えなかった。例
えば、ラインセンサ部51側には被写体からの光が照射
されているにもかかわらず、モニタ受光部53には照射
されないことがあり得る。この場合、モニタ回路54側
では光を検知できないので、積分データを得ることがで
きず、バリアゲート524をいつまでも閉じることがで
きない。このため、ラインセンサ部51の出力が飽和し
てしまうおそれがある。
【0010】また、ラインセンサ部51の特性とモニタ
受光部53の特性がずれていたり、電圧信号に変換する
部分の感度がラインセンサ部51側とモニタ回路54側
とで異なる場合には、それぞれの出力レベルがずれてし
まい、誤差の原因となるという問題がある。
【0011】さらに、モニタ受光部53が別体のため、
センサ全体のサイズも大きくなるという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、イ
メージセンサ全体を小型化でき、各画素の受光量をより
正確にモニタすることのできるCCDイメージセンサを
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、光電変換した信号をCCD転送すること
により各画素から画像情報を得るCCDイメージセンサ
において、受光した光を光電変換する受光部と、前記光
電変換された信号電荷を蓄積する蓄積部と、前記蓄積部
の一部に形成され、自身の領域に蓄積された前記信号電
荷をモニタ用出力信号として取り出すモニタ用領域と、
前記蓄積部のモニタ用領域以外の領域に蓄積された信号
電荷をデータ出力側に転送するCCDレジスタと、を有
する複数の画素と、前記各画素のモニタ用領域からのモ
ニタ用出力信号に基づいて、前記蓄積部における電荷の
蓄積時間を制御する蓄積時間制御手段と、を有すること
を特徴とするCCDイメージセンサが提供される。
【0013】このようなイメージセンサでは、各画素の
受光部が被写体からの光を受光して光電変換する。蓄積
部は、光電変換された信号電荷を蓄積する。CCDレジ
スタは、蓄積部のモニタ用領域以外の領域に蓄積された
信号電荷をデータ出力側に転送する。また、蓄積部の一
部に形成されたモニタ用領域は、自身の領域に蓄積され
た信号電荷をモニタ用出力信号として取り出す。このモ
ニタ用領域からのモニタ用出力信号に基づいて、蓄積時
間制御手段が電荷の蓄積時間を制御する。
【0014】これにより、各画素の受光部における受光
量を正確にモニタすることができる。また、蓄積部の一
部にモニタ用領域を設けたので、センサ部とモニタ部と
を一体にでき、イメージセンサ全体を小型化できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図2は本形態のCCDイメージセ
ンサの概略構成を示す図である。CCDイメージセンサ
10は、例えば距離測定などに用いられる1チップタイ
プのラインセンサである。ラインセンサ部10aには、
複数本のラインセンサ11が形成されている。各ライン
センサ11には、後述する構成の画素が多数個並列に形
成されている。
【0016】モニタ回路12は、各ラインセンサ11の
受光量をモニタし、信号電荷の積分時間を制御する。C
CD制御回路13は、蓄積された信号電荷の転送に関わ
る制御を行う。FDA14は、ラインセンサ11から転
送された信号電荷を電圧信号に変換して出力する。
【0017】なお、ここでは、便宜上、モニタ回路12
およびFDA14を1個ずつ示したが、実際には、両者
ともラインセンサ11毎に設けられている。次に、本形
態のラインセンサ11の構成要素である画素の具体的な
構成を説明する。
【0018】図1はラインセンサ11の構成要素である
画素の具体的な構成を示す図である。また、図3は図1
のX−X線に沿う断面図である。さらに、図4(A)は
図1のY−Y線に沿う断面図、図4(B)はZ−Z線に
沿う断面図である。画素20は、長さが数百μm、幅が
数十μm程度の素子であり、主に、フォトダイオード
(PD)21、ストレージ(ST)22、CCDレジス
タ23、バリアゲート(BG)24、トランスファゲー
ト(TG)25、積分クリアゲート(ICG)26、お
よび積分クリアゲートドレイン(ICGD)27から構
成されている。
【0019】画素20は、結晶シリコン基板にN- イオ
ンのドープ、例えばリン(P)イオンを150keVで
2.3〜2.5×1012/cm2 ドープすることにより
-層として形成されている。ストレージ22とモニタ
用領域29とを区切るストッパ28は、N- 層中にP+
イオンのドープ、例えばボロン(B)イオンを50ke
Vで2.0×1013/cm2 ドープすることにより形成
されている。これにより、ストレージ22とモニタ用領
域29の接合部分の空乏化が防がれる。
【0020】積分クリアゲートドレイン27は、N-
中にN+ イオンのドープ、例えばヒ素(As)イオンを
80keVで4.5×1016/cm2 ドープすることに
より形成されている。
【0021】ストッパ28と多少のスペースを空けて形
成されているモニタ用領域29は、積分クリアゲートド
レイン27と同様に、N- 層中にN+ イオンのドープが
なされることにより形成されている。ここで、モニタ用
領域29は、FDAとして機能している。
【0022】バリアゲート24、トランスファゲート2
5、および積分クリアゲート26は、それぞれN- 層表
面上に、図示されていない絶縁膜を介してリンドープ多
結晶ポリシリコンとして形成されている。
【0023】また、ストレージ22、CCDレジスタ2
3の表面には、図示されていない絶縁膜を介して、リン
ドープ多結晶ポリシリコンからなる電極E1,E2,E
3,E4,E5が形成されている。電極E1には、常に
一定の電圧が印加されている。
【0024】信号電荷のストレージ22への流入量とモ
ニタ用領域29への流入量との比は、ストッパ28を形
成する位置によって決まる。すなわち、ストッパ28の
位置によって、ストレージ22の面積とモニタ用領域2
9の面積が決まり、これにより信号電荷の流入量の比が
決まる。また、FDAの感度は、N+ イオンの注入領域
の面積で決まる。よって、センサ側のFDA14とモニ
タ用領域29の感度を、両者アプリケーションの信号電
荷の流量にあわせて設計すれば、センサ出力と同等のモ
ニタ出力を得ることができる。例えばストレージ22と
モニタ用領域29との信号電荷の流量比が10:1の場
合には、センサ側のFDA14とモニタ用領域29の感
度比を1:10にすれば、両者の出力が同じになる。
【0025】ストレージ22内とモニタ用領域29内の
不要電荷は、従来の構成と同じように積分動作前に積分
クリアゲートドレイン27に排出しなければならない。
このため、モニタ用領域29は、バリアゲート24およ
び積分クリアゲート26の両者に接するように形成され
ている。
【0026】次に、このような構成の画素20単体の動
作を説明する。フォトダイオード21は、被写体からの
光を受光すると、これを光電変換する。この光電変換さ
れた信号電荷は、バリアゲート24が開放されることに
より、ストレージ22に移動して一定時間蓄積される。
このとき、信号電荷の一部は、モニタ用領域29に移動
する。
【0027】ストレージ22に蓄積された信号電荷は、
CCD制御回路13によってトランスファゲート25が
開放されることによりCCDレジスタ23に移送され、
さらにCCDレジスタ23から、FDA14に転送さ
れ、そこで電圧信号に変換され、出力される。
【0028】信号電荷をストレージ22に一定時間蓄積
する動作、いわゆる積分動作と、この積分動作の前の不
要電荷の排出は、バリアゲート24、および積分クリア
ゲート26の開閉で制御している。具体的には、例えば
積分動作前には、バリアゲート24に電圧1Vを、積分
クリアゲート26に電圧5Vを印加する。また、動作に
関係なく、ストレージ22には電圧3V、積分クリアゲ
ートドレイン27には電圧7Vが常に印加されており、
その下のポテンシャルが下がっている。これにより、画
素内にポテンシャルの勾配ができ、フォトダイオード2
1からストレージ22およびモニタ用領域29に信号電
荷が流入する。
【0029】ストレージ22およびモニタ用領域29に
流入した信号電荷は、さらに積分クリアゲートドレイン
27に流入しはじめる。その後、フォトダイオード21
のポテンシャルは、バリアゲート24下のポテンシャル
に一致し、ストレージ22およびモニタ用領域29内の
不要電荷はすべて排出される。これにより、積分動作前
のリセットが完了する。
【0030】次いで、積分動作を行う場合、積分クリア
ゲート26の印加電圧を0Vにする。これにより、スト
レージ22から積分クリアゲートドレイン27への電荷
の流入は止まり、ストレージ22に信号電荷が蓄積され
る。
【0031】一方、モニタ用領域29に流入した信号電
荷は、そこで電圧信号に変換され、モニタ回路12に送
られる。モニタ回路12は、後述するように、モニタ用
領域29からの電圧信号を積分し、その積分値が所定値
以上となった場合に、バリアゲート24の印加電圧を0
Vとし、フォトダイオード21からの電荷の流入を止
め、これによりストレージ22の信号電荷の積分動作が
終了する。
【0032】ストレージ22の積分動作の終了後は、ト
ランスファゲート25への印加電圧が5Vとなり、スト
レージ22内の蓄積された信号電荷がCCDレジスタ2
3に移送される。CCDレジスタ23から信号電荷をF
DA14に転送する。
【0033】図5はラインセンサ11における各画素2
0間の接続構成を示す図である。ラインセンサ11で
は、図に示すように、互いに対称形に形成された画素2
0どうしが一対となって並列に複数組形成されている。
各画素20の間には、ストッパ34が形成されている。
各画素20のバリアゲート24、トランスファゲート2
5は、それぞれ1本のメタル配線31,32で接続され
ており、図2で示したCCD制御回路13と接続されて
いる。同様に、積分クリアゲート26および積分クリア
ゲートドレイン27も、図示されていないメタル配線に
より接続されている。
【0034】また、各モニタ用領域29は、コンタクト
31aを介して1本のメタル配線33で接続されてい
る。このメタル配線33は、モニタ回路12と接続され
ている。これにより、モニタ回路12へは、各画素20
のモニタ用領域29の出力レベルの平均値が送られる。
【0035】図6は本形態のモニタ回路12の構成例を
示す図である。モニタ回路12にはコンパレータ42が
設けられている。このコンパレータ42の一方の入力端
子42aには、コンデンサ41を介してメタル配線33
が接続されている。また、入力端子42aには、スイッ
チ43が接続されている。また、コンパレータ42の他
方の入力端子42bには、しきい値としてのAGC(Au
to Gain Control )レベルが印加されている。
【0036】積分開始時に、メタル配線33部分には例
えば7Vの電圧が印加されると同時に、スイッチ43が
閉じられて入力端子42aには3Vの電圧が印加され
る。したがって、コンデンサ41bには4Vの電位差が
ある。
【0037】そして、積分開始と同時にスイッチ43が
開かれるとともに、画素20の各フォトダイオード21
で受光した光量に応じて、各画素20のモニタ用領域2
9の出力電位が下がってくる。これにより、各モニタ用
領域29の平均出力電圧が現れるメタル配線33部分の
電位も7Vから徐々に低下し、これと同時に入力端子4
2aの電位も3Vから徐々に低下する。コンパレータ4
2は、この入力端子42aの電位が入力端子42bのA
GCレベル(例えば1V)以下となった時点で、積分終
了信号発生部44に指令信号を送る。
【0038】指令信号を受けた積分終了信号発生部44
は、各画素20のバリアゲート24を閉じるべく、積分
終了信号を発生する。これにより、各画素20の受光動
作が終了する。
【0039】このように、本形態では、ラインセンサ1
1の各画素20内にモニタ用領域29を形成して、画素
20のフォトダイオード21で受光した光に応じた電圧
信号を取得してモニタし、これに基づいて信号電荷の蓄
積時間(積分時間)を制御するようにしたので、検出位
置の誤差がなくなり、より正確なモニタが可能となる。
また、モニタ用の受光部を設ける必要がないので、チッ
プサイズを小さくできる。
【0040】あるいは、フォトダイオード21の受光面
積を多少大きくしても、従来と同じスペースまたは小さ
なスペースで実現できる。これにより、信号電荷量を多
くできるので、センサ出力のばらつきなどのノイズを低
減でき、S/N比を向上させることができる。例えば信
号電荷量が2倍になれば、センサ出力のばらつきは(1
/2)1/2 とすることができる。
【0041】さらに、本形態の構成では、モニタ用領域
29を設けることによりストレージ22の面積が小さく
なるが、ストレージ22の電荷蓄積容量は、面積だけで
なく印加電圧に応じて大きくできるので、面積が減少し
た分だけ印加電圧を上げれば、従来通りの電荷蓄積容量
を得ることができる。たとえ面積のほうを大きくしたと
しても、上述した理由から、センササイズの増加は非常
に小さい。
【0042】なお、本形態では、ラインセンサ11の各
画素20のモニタ用領域29を1本のメタル配線33で
接続する例を示したが、配線を別個にして、画素毎にモ
ニタするようにしてもよい。これにより、各画素の特性
に応じて積分時間をコントロールできるので、ダイナミ
ックレンジの広いイメージセンサが実現できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、各画素
の蓄積部の一部にモニタ用領域を形成し、モニタ用領域
に蓄積された信号電荷をモニタ用出力信号として取り出
して、電荷の蓄積時間を制御するようにしたので、位置
ずれによる誤差をなくせるため、各画素の受光部におけ
る受光量を正確にモニタすることができる。
【0044】また、蓄積部の一部にモニタ用領域を設け
たので、センサ部とモニタ部が一体にでき、イメージセ
ンサ全体を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラインセンサの構成要素である画素の具体的な
構成を示す図である。
【図2】本形態のCCDイメージセンサの概略構成を示
す図である。
【図3】図1のX−X線に沿う断面図である。
【図4】(A)は図1のY−Y線に沿う断面図、(B)
は図1のZ−Z線に沿う断面図である。
【図5】ラインセンサにおける各画素間の接続構成を示
す図である。
【図6】本形態のモニタ回路の構成例を示す図である。
【図7】従来のCCDイメージセンサの概念図である。
【図8】従来のCCDイメージセンサの画素の構成を示
す図である。
【図9】従来のCCDイメージセンサの全体構成図であ
る。
【符号の説明】
10 CCDイメージセンサ 10a ラインセンサ部 11 ラインセンサ 12 モニタ回路 13 CCD制御回路 14 FDA 20 画素 21 フォトダイオード 22 ストレージ 23 CCDレジスタ 24 バリアゲート 25 トランスファゲート 26 積分クリアゲート 27 積分クリアゲートドレイン 28 ストッパ 29 モニタ用領域

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換した信号をCCD転送すること
    により各画素から画像情報を得るCCDイメージセンサ
    において、 受光した光を光電変換する受光部と、前記光電変換され
    た信号電荷を蓄積する蓄積部と、前記蓄積部の一部に形
    成され、自身の領域に蓄積された前記信号電荷をモニタ
    用出力信号として取り出すモニタ用領域と、前記蓄積部
    のモニタ用領域以外の領域に蓄積された信号電荷をデー
    タ出力側に転送するCCDレジスタと、を有する複数の
    画素と、 前記各画素のモニタ用領域からのモニタ用出力信号に基
    づいて、前記蓄積部における電荷の蓄積時間を制御する
    蓄積時間制御手段と、 を有することを特徴とするCCDイメージセンサ。
  2. 【請求項2】 前記蓄積時間制御手段は、前記画素毎に
    前記蓄積時間の制御を行うことを特徴とする請求項1記
    載のCCDイメージセンサ。
  3. 【請求項3】 前記画素のモニタ用領域を1ライン毎に
    接続するライン接続手段を有するとともに、前記蓄積時
    間制御手段は、前記ライン上の画素の平均受光量をモニ
    タすることで前記蓄積時間を制御することを特徴とする
    請求項1記載のCCDイメージセンサ。
  4. 【請求項4】 前記モニタ用領域は、イオンドープによ
    り形成された空乏防止壁により前記蓄積部の他の領域と
    区切られていることを特徴とする請求項1記載のCCD
    イメージセンサ。
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