JP2936665B2 - 情報流通システム - Google Patents

情報流通システム

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JP2936665B2
JP2936665B2 JP19732190A JP19732190A JP2936665B2 JP 2936665 B2 JP2936665 B2 JP 2936665B2 JP 19732190 A JP19732190 A JP 19732190A JP 19732190 A JP19732190 A JP 19732190A JP 2936665 B2 JP2936665 B2 JP 2936665B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子的媒体による情報の送受信を行う情報
流通システムに関する。
従来の技術 これまでの電子的媒体を用いた情報流通システムで
は、情報の送受信の形態として、情報源である送信者が
主導となって情報を受信者に渡す形態か、あるいは膨大
なデータベースを受信者主導で検索する形態かの二通り
がほとんどであった。前者の形態では、情報源である送
信者自らが情報を誰に流せば良いかということを正確に
意識する必要があるため、送信者に強い負担がかかり、
逆に、後者の形態では情報検索の精度を上げるための負
担が受信者に強くかかっていた。
前者の例として、一般に行われている電子メールシス
テムを、後者の例として電子掲示板システムを説明す
る。
まず電子メールシステムとは、送信者が記述したデー
タであるところのメッセージに付けた宛名であるところ
の電子メールアドレスを解析して、受信者となるべき人
の所有するメッセージの格納装置までメッセージを送る
システムである。この時、送信者が正しい電子メールア
ドレスを付けた場合にのみ、メッセージは指定された受
信者のものまで正しく運ばれる。
一方、後者の電子掲示板システムは、情報源である送
信者が、利用者が共有している電子掲示板上に、或る階
層やグループ分けによる分類に応じて、メッセージを書
き込み、それを利用者全員が共通にアクセスして情報を
受信するシステムである。このとき、電子掲示板上の分
類は送信者主導で行われるが、情報の受信自体はその分
類を基に受信者主導で行われる。
発明が解決しようとする課題 しかし、上述した前者の電子メールアドレスの記述は
厳格になされるものであって、不正な電子メールアドレ
スを冠したり、あるいは目的とする受信者でない他人の
電子メールアドレスを冠した場合には、送信者の目的は
果せられない。したがって、送信者にとっては、受信者
の電子メールアドレスが分からない場合、あるいは、そ
もそも受信者を電子メールアドレスでないもので指定し
たい場合には電子メールシステムによって有効にメッセ
ージを運ぶことはできない。逆に、受信者にとっては、
自身の電子メールアドレスが知られていない場合には情
報を手に入れることが不可能となる。
一方後者の電子掲示板システムにおける分類方法は一
面的であり、必ずしも受信者にとって望ましいものでは
なく、また、送信者にとっても最適なものではない。送
信者にとっての問題点としては、送信者はその情報の有
意義性をシステムの機能として記述することはできない
ため、複数のレベルの受信者を設定することができない
こと、即ち、特にその情報を受信してほしいとか、参考
程度に受信してほしいとかいった設定が行えないことと
がある。受信者にとっての問題点としては、受信者自身
で検索を行わない限り情報を得ることができないこと
と、受信者は送信者がどのような設定を行うかを十分に
予測しなくてはならないということがある。更に、送信
者と受信者の双方にとっての問題点として、メッセージ
の多面的な分類が行えないため、情報の分類の精度をあ
げることができないということがある。
上記の二例の示すように、従来の技術による情報流通
システムでは、送信者と受信者との間の情報の流通は画
一的に、また煩雑な指定のもとに行われており、必要な
情報を得るための労力が、送信者受信者ともに大きすぎ
たため、その結果、十分満足な情報流通が行われなかっ
た。
このように従来の情報流通システムにおいては、利用
者が情報を送受信する際に利用者の電子メールアドレス
を利用するかまたは一面的に分類された情報群を利用す
るかの二つの方法しか存在せず、送信者受信者ともに適
切な情報のやりとりを実現するために多くの労力を強い
られるという課題を有していた。
本発明は上記課題に鑑み、情報の送信者受信者が共
に、より少ない労力で適切に情報の送受信を行うことを
可能とする情報流通システムを提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の情報流通システム
は、第一に、第1の情報提供者の持つオリジナル情報を
記憶する共有情報記憶手段と、第1の情報提供者が前記
共有情報記憶手段にオリジナル情報を記憶させる共有情
報格納手段と、前記オリジナル情報の特徴情報をオリジ
ナル情報との対応関係とともに記憶する評価情報記憶手
段と、前記共有情報記憶手段に記憶されているオリジナ
ル情報をその特徴に基づいて分類する第1の規則及びシ
ステム利用者をその特徴に基づいて分類する第2の規則
とを記憶するシステム利用者ごとの個人情報記憶手段
と、第1の情報提供者が前記共有情報記憶手段にオリジ
ナル情報を記憶させると同時にシステム利用者の所有す
る前記第1、第2の規則を利用して自ら生成した当該オ
リジナル情報の第1の特徴情報及びシステムが第1の情
報提供者の所有する前記第1、第2の規則を利用して生
成した当該オリジナル情報の第2の特徴情報を前記評価
情報記憶手段に記憶させる第1の評価情報格納手段と、
第2の情報利用者がシステム利用者の所有する前記第
1、第2の規則を参照して前記評価情報記憶手段に記憶
されている前記第1、第2の特徴情報を抽出する第1の
情報抽出手段とを有するものである。
また、本発明は、第二に、第1の情報提供者の持つオ
リジナル情報を記憶する共有情報記憶手段と、第1の情
報提供者が前記共有情報記憶手段にオリジナル情報を記
憶させる共有情報格納手段と、前記オリジナル情報の特
徴情報をオリジナル情報との対応関係とともに記憶する
評価情報記憶手段と、前記共有情報記憶手段に記憶され
ているオリジナル情報をその特徴に基づいて分類する第
1の規則及びシステム利用者をその特徴に基づいて分類
する第2の規則とを記憶するシステム利用者ごとの個人
情報記憶手段と、第1の情報提供者が前記共有情報記憶
手段にオリジナル情報を記憶させた後に第3の評価情報
提供者が新たに当該オリジナル情報に対してシステム利
用者の所有する前記第1、第2の規則を利用して自ら生
成した当該オリジナル情報の第3の特徴情報を前記評価
情報記憶手段に記憶させる第2の評価情報格納手段と、
第2の情報利用者がシステム利用者の所有する前記第
1、第2の規則を参照して前記第3の特徴情報を抽出す
る第2の情報抽出手段とを有するものである。
作用 本発明は上記各手段を用いて、送受信すべき本来の情
報に対して、システムの利用者が所有する情報の分類規
則と他の利用者の分類規則をその情報の送受信の際に用
いることによって、情報の送信者と受信者との間に適切
な情報流通を実現することができる。
実 施 例 以下、図面を用いて電子メールシステムと電子掲示板
システムとを融合した情報流通システムを実現する場合
に関する本発明の実施例を説明する。
本実施例は、第1図に示されるように、利用者の間で
共通に利用される5つの装置と、利用者の人数分の装置
とで構成される情報流通システムである。ここでは簡単
のために、利用者を5人であるとし、それぞれの利用者
にA,B,C,D,Eという名前を付ける。
第1図において、1は共有情報記憶装置で、本来送受
信の対象となる情報、すなわち利用者の評価を含まない
オリジナル情報を記憶するデータベースである。これ
は、一般の電子メールシステムや電子掲示板システムに
おけるスプールと同様のものである。
2は評価情報記憶装置で、共有情報記憶装置1に記憶
されているオリジナル情報に対して付加される分類情報
や評価情報を、オリジナル情報と関連付けて記憶するデ
ータベースである。分類情報や評価情報は、次に述べる
個人情報記憶装置に記憶されている利用者ごとの個人情
報に基づいて利用者が生成し、オリジナル情報と関連付
けながら、この評価情報記憶装置2に記憶させる。
31から35はそれぞれ利用者AからEの保持する個人情
報を記憶する個人情報記憶装置である。各々の利用者
は、オリジナル情報を分類する規則と、他の利用者を分
類する規則を個人情報として保持しており、それらを利
用することによってオリジナル情報に対する分類情報や
評価情報を生成する。
4は評価情報記憶装置2に記憶されているオリジナル
情報に対する分類情報や評価情報と、個人情報記憶装置
31から35に記憶されている個人情報とを比較してオリジ
ナル情報の特徴を抽出する特徴抽出装置である。
5は特徴抽出装置4の出力であるオリジナル情報の特
徴と、利用者の個人情報記憶装置に記憶されている分類
規則を基に、オリジナル情報の格納方法を変更したり、
オリジナル情報がその特徴を持つ情報であるということ
を利用者本人や他の利用者に通知したり、また、オリジ
ナル情報のプロテクションを変更したりといった様々な
動作を実行する分類実行装置である。
6はこれらの装置を利用するための、利用者に開放さ
れている入出力装置である。利用者はこの装置をインタ
ーフェースとして、共有情報記憶装置1に情報を記憶さ
せたり、評価情報記憶装置2に分類情報や評価情報を記
憶させたり、また、個人情報の更新や参照、個人情報を
用いての情報の分類や受けとりなどを行う。
なお、以降、共有情報記憶装置1にオリジナル情報を
記憶させることをオリジナル情報の送信、評価情報記憶
装置2に、オリジナル情報と関連付けて分類情報や評価
情報を記憶させることを評価情報の送信と呼ぶ。また、
個人情報を利用して情報を分類したり、受けとったりす
ることを情報の受信と呼ぶ。
さて、上記構成において、各利用者A,B,C,D,Eの間に
次のような関係があると仮定して話を進める。A,B,C,D,
Eともにある会社の社員であるとする。Aは非常に多忙
な人物であり、共有情報記憶装置1に日々送信される全
ての情報に眼を通すのは困難なのであるが、実際には情
報収拾を行って経営のために役立てたいと考えている。
Bは経営面に於いては優れた人物であり、Aに強く信頼
されている。CはBの直属の部下である。DとBとは面
識はないが、互いにその存在は分かっており、情報交換
を行っている。EはA,B,C,Dのいずれの人物とも面識が
ない。各々の利用者は、その会社の経営に関して有用な
情報を多く持っており、折りにふれ自分達の持っている
情報を共有情報記憶装置1に送信したり、また、既に共
有情報記憶装置1に記憶されている情報をチェックして
は、付加情報を評価情報記憶装置2に送信したりしてい
る。
第2図は、各々の利用者A,B,C,D,Eがそれぞれ持つ個
人情報記憶装置31から35の内容の例のうちの一部を示す
ものである。なお、第2図において、〔人の分類〕とは
各々の利用者が他の利用者をどのように特徴付けている
かを示すものである。例えば、第2図(b)の利用者B
の〔人の分類〕における“C:部下(B)”とは、“Cは
Bの部下である”ことを示す、利用者B自身によって記
述された分類である。
また、〔情報の分類〕とは各々の利用者が共有情報記
憶装置1に記憶されているオリジナル情報の特徴を評価
情報記憶装置2に記憶されている評価情報によって分類
し、また、そのオリジナル情報をどのように利用者が処
理するか、といったことを記述した規則である。例え
ば、第2図(a)の利用者Aの〔情報の分類〕における
(分類規則1)は、“推薦:推薦者「B」から受信者
「業務(経営)」にとって評価「重要な情報」”という
表現によって特徴付けられるオリジナル情報を受信し
て、“Bからの経営に関する重要な情報”という分類項
目を付けて保存し、また、そのようなオリジナル情報を
受信したことをAに通知せよ、という規則を示す。
また、第2図の〔情報の分類〕における分類規則の記
述方法をBNF(Backus Normal Form、バッカス記法)で
示す。
ここで、<プログラム>とは、利用者が受信した情報
を自由にカスタマイズすることを目的として加えられて
いるものである。実際には、分類(<分類項目>)や、
通知(<利用者>)なども<プログラム>の一例であ
る。
また<評価情報フィールド>には、一般に電子メール
や電子掲示板でヘッダー情報として利用されているもの
や、また、新たに拡張したものを用いる。第2図におい
ては、“推薦”、“発信者”などのフィールドが用いら
れている。<評価情報の内容>には、そのフィールドに
記述されている内容の特徴を限定するための表現を記述
する。
この例において、“推薦”フィールドは、“推薦者”
が“受信者”に対して評価内容“評価”でもって推薦す
る、という内容を表現するために用いる。また“発信
者”フィールドは、その評価情報の“発信者”を示す。
さて、“推薦”フィールドの内容の特徴を限定するた
めの表現において、“推薦者「」”、“受信者「」”で
囲われたものは利用者の特徴を限定するための表現であ
る。ここには、直接その利用者の名前を記述するか、ま
たは、他の利用者の〔人の分類〕に記述されている表現
を借用する形で記述する。以下、例をあげて説明する。
利用者Aの記述している分類規則81において、“推薦
者「B」”と表現されているのは利用者Bを直接推薦者
として限定しているという意味の表現である。
同じ分類規則81において“受信者「業務(経営)」”
と表現されているのは、業務(経営)”という分類項目
でもって自分自身を分類しているような利用者を受信者
として限定するための表現である。第2図においては、
利用者A、利用者Bが、A,B自身を“業務(経営)”と
いう分類項目で分類しているため、この表現で限定され
ている利用者はこの2名である。
また、利用者Aの記述している分類規則82に於ける、
“部下(B)@B"という表現は、利用者Bの〔人の分
類〕において、“部下(B)”という分類項目でもって
分類されているような利用者を限定するための表現であ
る。“@”記号によって、誰の持つ〔人の分類〕を使用
するかを指定するのである。“部下(B)@B"という記
述は、利用者Aが利用者Bの〔人の分類〕を借用した記
述となっている。“@”記号は“X@Y@Z"のように幾
つも並べて用いることが可能であり、この表現は“X@
(Y@Z)”という等価である。この場合には、「『表
現“Z"という分類項目によって分類される利用者の持つ
〔人の分類〕に於ける』表現“Y"という分類項目によっ
て分類される利用者の持つ〔人の分類〕に於ける」表現
“X"という分類項目によって分類される利用者を限定す
るために用いる。この表現を用いることにより直接面識
の無い利用者を限定することが可能となるのである。
さて、第3図から第5図は、個人情報記憶装置31から
35が第2図のような内容を部分として持つ場合に、各々
の利用者が行う情報流通の様子を示したものである。以
下、順に説明する。
第3図(a)は利用者Eが共有情報記憶装置1に対し
て、経営に関して利用者Eの持つオリジナル情報を送信
する場合を説明するものである。利用者Eは入出力装置
6を用いて自身の持つオリジナル情報71を共有情報記憶
装置1に記憶させることができる。このとき、利用者E
がその情報の発信者であるという情報、即ち“発信者:
E"という評価情報72は自動的に付加され、評価情報記憶
装置2に、オリジナル情報との対応が付くように記憶さ
れる。
第3図(b)は、利用者Eがオリジナル情報71を送信
した結果、それに伴って付加された評価情報72の特徴が
第2図(c)に示すような利用者Cの持つ情報の分類の
ための分類規則83の前半に記述されている評価情報の特
徴と合致する様子を示し、さらに、第3図(c)は、分
類規則83の後半に記述された分類がオリジナル情報71に
対して実際に行われる様子を示す。利用者Eの〔人の分
類〕において利用者EがE自身を“関心事項(経営)”
という分類項目によって分類しているという情報73を特
徴抽出装置4は参照し、その結果オリジナル情報71の特
徴である評価情報72を“発信者:「関心事項(経
営)」”と解釈して良いことを検出する。利用者Cは分
類規則83に評価情報の特徴として“発信者:「関心事項
(経営)」”と記述しており、利用者Eの送信したオリ
ジナル情報71の特徴であるところの評価情報72の記述と
合致する(第3図(b))。その結果、分類規則83の後
半に記述された“分類(経営に関する情報)&通知
(C)”という操作をオリジナル情報71に対して分類実
行装置5が実行する(第3図(c))。
これにより、利用者Cは直接面識の無い利用者Eに送
信されたオリジナル情報71を、受信することが可能とな
る。
第4図(a)は利用者Eの送信したオリジナル情報71
を受信した利用者Cが、このオリジナル情報71に対して
評価情報74を送信する場合を説明するものである。利用
者Cはこの情報71が経営業務にとって重要な情報である
と判断したため、その評価として「経営を業務とする者
にとって、重要な情報である」という推薦を行った。実
際には、利用者Cは入出力装置6を用いて評価情報記憶
装置2に対して、先ほど得たオリジナル情報71に対する
評価情報として“推薦:推薦者「C」から受信者「業務
(経営)」にとって評価「重要な情報」”を送信し、こ
の評価情報74がオリジナル情報71と対応していることが
評価情報記憶装置2に記憶される。
第4図(b)は、利用者Cが評価情報74を送信した結
果、この評価情報74の特徴が利用者Aの持つ分類規則82
の前半に記述されている評価情報の特徴とする合致する
様子を示し、さらに、第4図(c)は、分類規則82の後
半に記述された分類が実際に行われる様子を示す。ま
ず、利用者Bの〔人の分類〕において利用者Cは“部下
(B)”という分類項目によって分類されている。即
ち、利用者Aにとって、利用者Cは“部下(B)@B"と
いう分類項目によって分類されているのと等価であると
いう情報75が、特徴抽出装置4に与えられるので、その
結果として、オリジナル情報71の特徴である評価情報74
を“部下(B)@B"であるような推薦者が推薦したもの
である解釈して良いことが特徴抽出装置4に於いて検出
される。また、同時に、受信者の特徴は“業務(経
営)”であり、評価として“重要な情報”であることも
検出される。これらの特徴は利用者Aの持つ分類規則82
の前半の記述と合致する(第4図(b))。その結果、
分類規則82の後半に記述された“分類(Bからの経営に
関する重要な情報)&通知(A)”という分類と通知を
分類実行装置5が実行する(第4図(c))。
これにより、利用者Aは直接面識の無い利用者Eに送
信されたオリジナル情報71を、やはり直接面識の無い利
用者Cに推薦されたため、受信することが可能となる。
第5図は、利用者Aが経営に関するある事実について
の情報提供を求めるために、依頼を行う場合を説明する
ものである。依頼を行う場合にも、前記の二つのケース
と同様に、依頼内容を示すオリジナル情報76を共有情報
記憶装置1に送信する。
利用者Aは利用者Bを強く信頼しているため、依頼内
容を示すオリジナル情報76を直接利用者B宛てに送信し
ても良いのだが、利用者Bが多忙であることが分かって
おり、また、すぐに情報提供をしてほしい場合には、利
用者Bだけに依頼するのは得策ではない。しかし、他の
どのような人物に依頼するのが良いのかが利用者Aには
分らないこともある。このような場合に、利用者Aは利
用者Bの持つ個人情報のうちの〔人の分類〕に記述され
ている情報77を参照・利用して、利用者Bが信頼してい
る人物に依頼を行うことができる。
実際には、利用者Aは利用者Bの持つ個人情報のうち
の第2図(b)に示すような〔人の分類〕に記述されて
いる情報77を借用する形で、依頼内容を示すオリジナル
情報76に対して、“依頼先:B,信頼できる(経営)@B"
のような評価情報78を評価情報記憶装置2に同時に送信
する。これにより、利用者Bが“信頼できる(経営)”
という分類項目によって分類している利用者C,Dをも利
用者Aは依頼先とすることができる。
逆に、利用者C,Dは自分達がどのような理由で利用者
Aから依頼を受けたか(この場合には、利用者Bの〔人
の分類〕が参照・利用されていること)を示す評価情報
78が分かるため、利用者Aと面識が無い場合にも、利用
者Aからの依頼76に対して応答しやすい。これは先に示
した第4図の場合と同様に実現できる。
このように、互いに面識が無い相手との情報交換を行
う際に、共通の知人(この場合には利用者B)の持つ個
人情報を参照・利用することによって、情報交換の幅が
広がることになる。
発明の効果 以上のような本発明の情報流通システムにおいて、送
受信すべき本来の情報に対して、利用者達の持つ情報の
分類のための情報と他者の分類のための情報を利用して
分類情報・評価情報を付加し、また、その特徴を抽出し
て利用する機構を備えることにより、情報の送信者受信
者が共に、より少ない労力で適切に情報の送受信を行う
ことを可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における情報流通システムの
ブロック結線図、第2図は同システムにおける個人情報
記憶装置に記憶されている各々の利用者A〜Eの持つ個
人情報の一部を示す概念図、第3図(a)〜(c)、第
4図(a)〜(c)、第5図は本実施例における各装置
の動作を情報の流れを用いて示した図である。 1……共有情報記憶装置、2……評価情報記憶装置、31
〜35……個人情報記憶装置、4……特徴抽出装置、5…
…分類実行装置、6……入出力装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 晃 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 11/20 101 B G06F 15/40 500

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の情報提供者の持つオリジナル情報を
    記憶する共有情報記憶手段と、第1の情報提供者が前記
    共有情報記憶手段にオリジナル情報を記憶させる共有情
    報格納手段と、前記オリジナル情報の特徴情報をオリジ
    ナル情報との対応関係とともに記憶する評価情報記憶手
    段と、前記共有情報記憶手段に記憶されているオリジナ
    ル情報をその特徴に基づいて分類する第1の規則及びシ
    ステム利用者をその特徴に基づいて分類する第2の規則
    とを記憶するシステム利用者ごとの個人情報記憶手段
    と、第1の情報提供者が前記共有情報記憶手段にオリジ
    ナル情報を記憶させると同時にシステム利用者の所有す
    る前記第1、第2の規則を利用して自ら生成した当該オ
    リジナル情報の第1の特徴情報及びシステムが第1の情
    報提供者の所有する前記第1、第2の規則を利用して生
    成した当該オリジナル情報の第2の特徴情報を前記評価
    情報記憶手段に記憶させる第1の評価情報格納手段と、
    第2の情報利用者がシステム利用者の所有する前記第
    1、第2の規則を参照して前記評価情報記憶手段に記憶
    されている前記第1、第2の特徴情報を抽出する第1の
    情報抽出手段とを具備する情報流通システム。
  2. 【請求項2】第1の情報提供者の持つオリジナル情報を
    記憶する共有情報記憶手段と、第1の情報提供者が前記
    共有情報記憶手段にオリジナル情報を記憶させる共有情
    報格納手段と、前記オリジナル情報の特徴情報をオリジ
    ナル情報との対応関係とともに記憶する評価情報記憶手
    段と、前記共有情報記憶手段に記憶されているオリジナ
    ル情報をその特徴に基づいて分類する第1の規則及びシ
    ステム利用者をその特徴に基づいて分類する第2の規則
    とを記憶するシステム利用者ごとの個人情報記憶手段
    と、第1の情報提供者が前記共有情報記憶手段にオリジ
    ナル情報を記憶させた後に第3の評価情報提供者が新た
    に当該オリジナル情報に対してシステム利用者の所有す
    る前記第1、第2の規則を利用して自ら生成した当該オ
    リジナル情報の第3の特徴情報を前記評価情報記憶手段
    に記憶させる第2の評価情報格納手段と、第2の情報利
    用者がシステム利用者の所有する前記第1、第2の規則
    を参照して前記第3の特徴情報を抽出する第2の情報抽
    出手段とを具備する情報流通システム。
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