JP2935815B2 - 油冷式圧縮機の油分離器 - Google Patents

油冷式圧縮機の油分離器

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JP2935815B2 JP27118794A JP27118794A JP2935815B2 JP 2935815 B2 JP2935815 B2 JP 2935815B2 JP 27118794 A JP27118794 A JP 27118794A JP 27118794 A JP27118794 A JP 27118794A JP 2935815 B2 JP2935815 B2 JP 2935815B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば冷凍装置に用い
られる油冷式圧縮機の油分離器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図10,図11に示す油冷式圧縮
機の油分離器が公知である(特開平1−210011
号,特開昭60−184984号各公報)。図10に示
す油分離器の場合、円筒形胴体1内の軸方向の一方の側
と他方の側とを仕切る第1,第2デミスタ2,3と、胴
体1の一方の側の上部にガス入口接手4と、胴体1の他
方の側の下部にガス出口接手5とが設けてあり、ガス入
口接手4から胴体1内に流入したガスを鏡板6に衝突さ
せるようにしてある。
【0003】また、図11では、メインケーシング7を
高圧部と低圧部とに区画し、高圧部をメインケーシング
7の下部に設けるとともに、この高圧部に連通する油分
離器8をメインケーシング7に結合した油冷式スクリュ
圧縮機が開示されている。この圧縮機では、吐出ポート
9に連通する内部流路開口部10から上方に油分離器8
の内周面に向けて吐出するように形成してあり、吐出ガ
スはこの内周面に衝突した後、油分離エレメントにより
油分離され、吐出口11から図示しない吐出流路に送り
出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置の内、
図10に示す油分離器の場合、ガス入口接手4から流入
してきたガスは、直接、入口側鏡板6に衝突する。一
方、圧縮機がスクリュ圧縮機の場合、雄ロータの歯数に
より決まる基本周波数とその倍数の脈動を発生させ、そ
れが圧縮機から油分離器に至る吐出管内を伝わって、油
分離器内に進む。そして、それが鏡板6に衝突し、胴体
1の振動を惹起する結果、大きな騒音が発生するという
問題が生じる。
【0005】また、図11に示す油分離器の場合、圧縮
機から吐出されたガスは、直接、胴体、即ち油分離器8
の内周面に衝突するため、この胴体を振動させることに
なり、図10に示す油分離器の場合と同様な問題が生じ
る。本発明は、斯る従来の問題点を課題としてなされた
もので、騒音の低減を可能とした油冷式圧縮機の油分離
器を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1発明は、圧縮機からの油を伴った吐出ガスが流
入するガス流入部を有するとともに、この流入したガス
を、油分離エレメントを通過させた後、流出させるガス
流出部を有する容器と、上記ガス流入部の上記容器内側
の開口部を包囲するとともにガス出口を有するケーシン
グ、およびこの開口部に対して対向する位置に通気性、
耐熱性のある吸音材層を備えた消音部とを設けて形成し
た油冷式圧縮機の油分離器において、上記ケーシングの
内部空間のガスの流れ方向に沿った寸法をa,上記開口
部からこれに対して対向する内周面に向かう方向の距離
をb,上記両方向に直交する方向の距離をc,消音対象
の最低周波数の波長をλ0(m)とすると、上記ケーシ
ングを、 a>λ0/4 b>λ0/10 c>λ0/10 の関係が成立する大きさに形成した。
【0007】また、第2発明は、第1発明の構成に加え
て、上記ケーシングを上記容器の内周壁から離して形成
した。
【0008】さらに、第3発明は、第1発明或は第2発
明の構成に加えて、上記ガス出口を上記容器の下部に設
けて形成した。
【0009】さらに、第4発明は、圧縮機からの油を伴
った吐出ガスが流入するガス流入部を有するとともに、
この流入したガスを、油分離エレメントを通過させた
後、流出させるガス流出部を有する容器と、上記ガス流
入部の上記容器内側の開口部を包囲するとともにガス出
口を有するケーシング、およびこの開口部に対して対向
する位置に通気性、耐熱性のある吸音材層を備えた消音
部とを設けて形成した油冷式圧縮機の油分離器におい
て、上記吸音材層を断面L字形に形成するとともに、こ
のL字形の一方の端部に向き合う位置に上記ガス流入部
の開口部を、他方の端部に向き合う位置に上記ガス出口
を設けて形成した。
【0010】
【作用】上記発明のように構成することにより、圧縮機
から吐出され、油分離器内に流入してきたガスが直接容
器の内周面に衝突することはなくなる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。図1,2は、第1発明に係る油冷式圧縮機、
例えばスクリュ圧縮機の油分離器を示し、ガス流入部2
1およびガス流出部22を有する容器23と、この内部
に配置した消音部24とを備えている。ガス流入部21
には、図示しない圧縮機からの油を伴った吐出ガスが流
入する。そして、容器23の油分離エレメント25にて
吐出ガスは、油と分離され、ガス流出部22から出てゆ
き、分離された油は一旦下方の油溜まり部26に溜めら
れる。なお、この油溜まり部26の油は、油流出口27
から図示しない油供給路を経て、上記圧縮機のロータ
室、軸受,軸封部に供給され、循環使用される。
【0012】一方、消音部24には、ガス流入部21の
容器内側の開口部28を包囲するとともにガス出口29
を有するケーシング30と、およびこの開口部28に対
して対向する位置に通気性、耐熱性のある吸音材層31
とが設けてある。本実施例では、開口部28はケーシン
グ30の下部に位置し、ガス出口29はケーシング30
の上部に位置するように形成してある。また、吸音材層
31の材料としては、例えば繊維状のステンレス鋼群が
好適であるが、本発明はこれに限定するものではない。
なお、ケーシング30の下部には、この内部でガスから
分離した油が油溜まり部26に滴下するための図示しな
い油落とし孔が設けられている。
【0013】そして、斯る消音部24を設けることによ
り、ガス流入部21から容器23内に入ってきたガス
を、まず最初に、容器23の内周面ではなく、吸音材層
31に衝突させるようになっている。このガスの一部は
吸音材層31内を通過し、残りのガスは吸音材層31外
で、ケーシング30の内周面、および吸音材層31に衝
突を繰り返し、ガス出口29からケーシング30外に出
てゆく。このように、容器23内に流入してきたガスの
エネルギは、吸音材層31内を通過する間に、或は吸音
材層31外で衝突を繰り返す間に消音部24に吸収さ
れ、結果的に容器23外に放出される騒音は抑制され
る。
【0014】さらに、この第1発明に係る油分離器の場
合、図1,2に示すように、ケーシング30の内部空間
のガスの流れ方向に沿った寸法をa,開口部28からこ
れに対して対向する内周面に向かう方向の距離をb,上
記両方向に直交する方向の距離をc,消音対象の最低周
波数の波長をλ0(m)とすると、ケーシング30を、
a>λ0/4,b>λ0/10,c>λ0/10の関係
が成立する大きさに形成してある。なお、スクリュ圧縮
機の場合、雄ロータの回転数をn(rpm)、雄ロータ
の歯数をz、冷媒ガス中での音速をC(m/s)とする
とλ0=60C/(nz)(m)で表され、例えばn=
3600,z=4,C=170とすると、λ0=0.7
08(m)となり、a>177mm,b>71mm,c
>71mmとなる。
【0015】ケーシング30内の空間部は、吸音材層3
1とともに消音部24の重要な構成要素となっている。
もしも、この空間部がないと、圧損が大き過ぎて冷媒ガ
スが流れなくなる。また、副次的な効果として油を伴っ
た吐出ガスが吸音材と衝突して油と分離される。一般
に、消音器の消音特性は、消音器の容積と比例関係にあ
り、この容積を大きくすることにより消音性能を向上さ
せることができる。しかしながら、消音部24は油分離
器に内蔵させるため、現実的な処理として必要最小限の
寸法を上式のように定めている。
【0016】なお、上式のように定めた根拠は、以下の
通りである。ガス流入部21から流入したガスにより生
じた音の内、ケーシング30内の下方に伝播して、底面
で反射した音の位相と、直接上方に向かう音の位相とを
異ならせる必要がある。もしも、aの大きさをλ0/2
とすると、上記両位相が同一となり、音波の振幅を増大
するように作用することになる。これに対して、aの大
きさをλ0/4とすると、上記両位相が180゜、即ち
半波長だけずれて、音波同志が互いに打ち消し合うよう
に作用することになる。したがって、aの大きさをλ0
/4より大きくすることにより、上記両位相をずらすと
ともに、ガスがガス流入部21からガス出口29に至る
間に吸音材によるエネルギの吸収ができるだけ大きくな
るようにようにしてある。また、bおよびcの大きさに
ついては、テスト結果より、消音効果の大きいのはλ0
/10より大きい場合であることが確認されたことによ
る。
【0017】図3は、油冷式スクリュ圧縮機の油分離器
について行った周波数分析の結果を示し、実線による曲
線が消音部24を取り付けた油分離器の場合で、破線に
よる曲線が消音部24を取り付けない油分離器の場合を
示している。この図3より、騒音の最も支配的な周波数
500Hzの部分(騒音の2次のピーク部)で、かなり
騒音が低減されていることが分かる。
【0018】図4,5は、第2発明に係る油冷式圧縮機
の油分離器を示し、図1,2に示す油分離器とは、ケー
シング30を容器23の内周壁から離して設けた点を除
き、他は実質的に同一であり、互いに共通する部分につ
いては、同一番号を付して説明を省略する。このよう
に、ケーシング30を容器23の内周壁から離すことに
より、圧縮機からの吐出ガスによる振動が容器23に伝
わるのを少なくし、騒音をより一層低減するようになっ
ている。
【0019】図6,7は、第3発明に係る油冷式圧縮機
の油分離器を示し、図1,2に示す油分離器とは、ガス
流入部21とガス出口29の位置関係を上下逆にした点
を除き、他は実質的に同一であり、互いに共通する部分
については、同一番号を付して説明を省略する。この油
分離器の場合、騒音の低減については、図1,2に示す
油分離器とほぼ同じであるが、ガス出口29を下方に位
置させることによりガスと油との分離効率は向上する。
【0020】図8,9は、第4発明に係る油冷式圧縮機
の油分離器を示し、図1,2に示す油分離器とは、吸音
材層31を断面L字形とし、ケーシング30内の上部
で、吸音材層31の下方にガス出口29を設けた点を除
き、他は実質的に同一であり、互いに共通する部分につ
いては、同一番号を付して説明を省略する。この油分離
器の場合、吸音材層31を断面L字形とすることによ
り、ガスが流れる吸音材層31中の距離を長くすること
により、吸収するガスのエネルギの量を増大させ、より
一層、騒音を低減するようにしてある。
【0021】なお、図6〜図9では、容器23に直接ケ
ーシング30を取り付けた例を示したが、第3,4発明
はこれに限定するものでなく、容器23の内周壁から離
してケーシング30を設けたものであってもよい。ま
た、図4,5および図8,9では、ガス流入部21を下
方にガス出口29を上方に設けた例を示したが、第2,
第4発明はこれに限定するものでなく、ガス流入部21
とガス出口29の位置関係を上下逆にしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、第1発
明によれば、圧縮機からの油を伴った吐出ガスが流入す
るガス流入部を有するとともに、この流入したガスを、
油分離エレメントを通過させた後、流出させるガス流出
部を有する容器と、上記ガス流入部の上記容器内側の開
口部を包囲するとともにガス出口を有するケーシング、
およびこの開口部に対して対向する位置に通気性、耐熱
性のある吸音材層を備えた消音部とを設けて形成した油
冷式圧縮機の油分離器において、上記ケーシングの内部
空間のガスの流れ方向に沿った寸法をa,上記開口部か
らこれに対して対向する内周面に向かう方向の距離を
b,上記両方向に直交する方向の距離をc,消音対象の
最低周波数の波長をλ0(m)とすると、上記ケーシン
グを、 a>λ0/4 b>λ0/10 c>λ0/10 の関係が成立する大きさに形成してある。このため、圧
縮機から吐出され、油分離器内に流入してきたガスが直
接容器の内周面に衝突することはなくなり、消音部内の
吸音材層によりガスのエネルギが吸収されるとともに、
消音部内で発生した音波の内、ケーシングの内周面で反
射した音波と、直接ガス出口側に向かう音波とが、その
位相が重なり合うことなく、互いに弱め合うことによ
り、或は一定の寸法より吸音材層を大きくして、吸音材
層によるガスエネルギの吸収を増大させることにより、
騒音が低減されるという効果を奏する。
【0023】また、第2発明によれば、第1発明の構成
に加えて、上記ケーシングを上記容器の内周壁から離し
て形成してある。このため、第1発明による効果に加え
て、ケーシングの振動が容器に伝わるのが抑制され、さ
らに騒音が低減されるという効果を奏する。
【0024】さらに、第3発明によれば、第1発明或は
第2発明の構成に加えて、上記ガス出口を上記容器の下
部に設けて形成してある。このため、第1発明或は第2
発明による効果に加えて、消音部内でのガスと油の分離
が促進されるという効果を奏する。
【0025】さらに、第4発明によれば、圧縮機からの
油を伴った吐出ガスが流入するガス流入部を有するとと
もに、この流入したガスを、油分離エレメントを通過さ
せた後、流出させるガス流出部を有する容器と、上記ガ
ス流入部の上記容器内側の開口部を包囲するとともにガ
ス出口を有するケーシング、およびこの開口部に対して
対向する位置に通気性、耐熱性のある吸音材層を備えた
消音部とを設けて形成した油冷式圧縮機の油分離器にお
いて、上記吸音材層を断面L字形に形成するとともに、
このL字形の一方の端部に向き合う位置に上記ガス流入
部の開口部を、他方の端部に向き合う位置に上記ガス出
口を設けて形成してある。
【0026】このため、圧縮機から吐出され、油分離器
内に流入してきたガスが直接容器の内周面に衝突するこ
とはなくなり、消音部内の吸音材層によりガスのエネル
ギが吸収されるとともに、吸音材層中のガスの移動距離
が長くなり、吸収されるガスエネルギが増大することに
より、騒音が低減されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1発明に係る油冷式圧縮機の油分離器の断
面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図1,2に示す油分離器、および消音部を有
さない油分離器を油冷式圧縮機に適用して行った周波数
分析の結果を示す図である。
【図4】 第2発明に係る油冷式圧縮機の油分離器の断
面図である。
【図5】 図4のV−V線断面図である。
【図6】 第3発明に係る油冷式圧縮機の油分離器の断
面図である。
【図7】 図6のVII−VII線断面図である。
【図8】 第4発明に係る油冷式圧縮機の油分離器の断
面図である。
【図9】 図8のIX−IX線断面図である。
【図10】 従来の油冷式圧縮機の油分離器の断面図で
ある。
【図11】 従来の別の油冷式圧縮機の油分離器の断面
図である。
【符号の説明】
21 ガス流入部 22 ガス流出部 23 容器 24 消音部 25 油分離エレメント 28 開口部 29 ガス出口 30 ケーシング 31 吸音材層
フロントページの続き (72)発明者 森沢 ▲吉▼孝 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究 所内 (56)参考文献 実開 平3−129796(JP,U) 実開 昭52−80107(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04B 39/04 F04B 39/00 101 F04C 29/02 351 F04C 29/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機からの油を伴った吐出ガスが流入
    するガス流入部を有するとともに、この流入したガス
    を、油分離エレメントを通過させた後、流出させるガス
    流出部を有する容器と、上記ガス流入部の上記容器内側
    の開口部を包囲するとともにガス出口を有するケーシン
    グ、およびこの開口部に対して対向する位置に通気性、
    耐熱性のある吸音材層を備えた消音部とを設けて形成し
    た油冷式圧縮機の油分離器において、上記ケーシングの
    内部空間のガスの流れ方向に沿った寸法をa,上記開口
    部からこれに対して対向する内周面に向かう方向の距離
    をb,上記両方向に直交する方向の距離をc,消音対象
    の最低周波数の波長をλ0(m)とすると、上記ケーシ
    ングを、 a>λ0/4 b>λ0/10 c>λ0/10 の関係が成立する大きさに形成したことを特徴とする油
    冷式圧縮機の油分離器。
  2. 【請求項2】 上記ケーシングを上記容器の内周壁から
    離して形成したことを特徴とする請求項1に記載の油冷
    式圧縮機の油分離器。
  3. 【請求項3】 上記ガス出口を上記容器の下部に設けて
    形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の油
    冷式圧縮機の油分離器。
  4. 【請求項4】 圧縮機からの油を伴った吐出ガスが流入
    するガス流入部を有するとともに、この流入したガス
    を、油分離エレメントを通過させた後、流出させるガス
    流出部を有する容器と、上記ガス流入部の上記容器内側
    の開口部を包囲するとともにガス出口を有するケーシン
    グ、およびこの開口部に対して対向する位置に通気性、
    耐熱性のある吸音材層を備えた消音部とを設けて形成し
    た油冷式圧縮機の油分離器において、上記吸音材層を断
    面L字形に形成するとともに、このL字形の一方の端部
    に向き合う位置に上記ガス流入部の開口部を、他方の端
    部に向き合う位置に上記ガス出口を設けて形成したこと
    を特徴とする油冷式圧縮機の油分離器。
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