JP2935438B2 - 織機用ドビー - Google Patents
織機用ドビーInfo
- Publication number
- JP2935438B2 JP2935438B2 JP2241368A JP24136890A JP2935438B2 JP 2935438 B2 JP2935438 B2 JP 2935438B2 JP 2241368 A JP2241368 A JP 2241368A JP 24136890 A JP24136890 A JP 24136890A JP 2935438 B2 JP2935438 B2 JP 2935438B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dobby
- diaphragm
- lever
- double
- loom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
- D03C1/00—Dobbies
- D03C1/14—Features common to dobbies of different types
- D03C1/16—Arrangements of dobby in relation to loom
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
- D03C1/00—Dobbies
- D03C1/06—Double-lift dobbies, i.e. dobbies in which separate draw-knives or equivalent operate on alternate picks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Looms (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は織機用ドビー、特に複動揺動レバーを備えた
型のドビーに関する。
型のドビーに関する。
(従来の技術) ハッタスレイ(HATTERSLEY)システムによるドビーは
織物機器工業において周知である。これらのドビーにお
いて、織機のヘルド枠の各々は各端が枢支された牽引フ
ックの形の結合部材を備えている複動揺動レバを支持す
るジャックレバに接続されていることが公知である。各
牽引フックは、プログラムを備えかつ読み取り及び伝達
要素と協働する作動機構から成る選択システムに組み込
まれた織成プログラムから受けた制御を行うために揺動
レバ及び対応するヘルド枠を変位させるようにされた往
復運動をする剛固なナイフによって形成された牽引部材
によって選択的に作動される。このシステムは牽引ナイ
フと協働するか又はこれとの作用を回避するように垂直
に変位される牽引フック上に作用する。
織物機器工業において周知である。これらのドビーにお
いて、織機のヘルド枠の各々は各端が枢支された牽引フ
ックの形の結合部材を備えている複動揺動レバを支持す
るジャックレバに接続されていることが公知である。各
牽引フックは、プログラムを備えかつ読み取り及び伝達
要素と協働する作動機構から成る選択システムに組み込
まれた織成プログラムから受けた制御を行うために揺動
レバ及び対応するヘルド枠を変位させるようにされた往
復運動をする剛固なナイフによって形成された牽引部材
によって選択的に作動される。このシステムは牽引ナイ
フと協働するか又はこれとの作用を回避するように垂直
に変位される牽引フック上に作用する。
選択システムを各複動揺動レバの端に枢支された連結
部材上には最早作用させず、牽引部材上に作用させるこ
とによって従来の型式のハッタスレイドビーの大きさの
減少が提案された。この点に関してシュトイブリー社に
よって1968年3月1日に出願されたフランス特許J56723
7号が参照され、これは一般的な構成が第1図に図式的
に示されている改良されたドビーに関する。
部材上には最早作用させず、牽引部材上に作用させるこ
とによって従来の型式のハッタスレイドビーの大きさの
減少が提案された。この点に関してシュトイブリー社に
よって1968年3月1日に出願されたフランス特許J56723
7号が参照され、これは一般的な構成が第1図に図式的
に示されている改良されたドビーに関する。
この図中、符号1は織機のヘルド枠の1つを示し、こ
のヘルド枠はこれを下降させるように作用するスプリン
グ2と協働する。ヘルド枠1はジャックレバ4にワイヤ
3によって接続され、ジャックレバは5で固定枠に枢支
されかつ複動揺動レバー6を揺動可能に支持する。複動
揺動レバ6の端は、端で枢支されたアームによって構成
された連結部材7を備え、そのアームは牽引部材9と協
働するための凹凸部材8を備えている。ドビーの複動揺
動レバ6と協働する2つの牽引部材9は、図式的に示さ
れた1つの中心軸11上に固定されかつ振動運動によって
作動される2つの振動板10によって支持されている。各
凹凸部材8の後部分はこのクロスピースの平らな表面上
に接触し、ドビーの枠に固定されたクロスピース12に形
成された抜取部中に係入するように形成されている。
のヘルド枠はこれを下降させるように作用するスプリン
グ2と協働する。ヘルド枠1はジャックレバ4にワイヤ
3によって接続され、ジャックレバは5で固定枠に枢支
されかつ複動揺動レバー6を揺動可能に支持する。複動
揺動レバ6の端は、端で枢支されたアームによって構成
された連結部材7を備え、そのアームは牽引部材9と協
働するための凹凸部材8を備えている。ドビーの複動揺
動レバ6と協働する2つの牽引部材9は、図式的に示さ
れた1つの中心軸11上に固定されかつ振動運動によって
作動される2つの振動板10によって支持されている。各
凹凸部材8の後部分はこのクロスピースの平らな表面上
に接触し、ドビーの枠に固定されたクロスピース12に形
成された抜取部中に係入するように形成されている。
上記のフランス特許明細書中に開示された実施例にお
いて各牽引部材9は、各複動揺動レバ6のレベルで連結
部材7の凹凸部材8を受けるように選択された支承表面
9bにおいてアキシャル方向に運動可能なスライディング
ブロック9aから成る。スライディングブロック9aがプロ
グラム化される選択システムによって制御される場合、
連結部材7は牽引部材9と協働する。
いて各牽引部材9は、各複動揺動レバ6のレベルで連結
部材7の凹凸部材8を受けるように選択された支承表面
9bにおいてアキシャル方向に運動可能なスライディング
ブロック9aから成る。スライディングブロック9aがプロ
グラム化される選択システムによって制御される場合、
連結部材7は牽引部材9と協働する。
牽引部材9の1つが相応する牽引部材7と協働するよ
うに枢支され、一方向かい合う凹凸部材8は2つの固定
されたクロスピース12の1つに接し、振動板10の振動は
揺動してヘルド枠1をスプリング2の力に抗して持上げ
る複動揺動レバ6の牽引を保証する。
うに枢支され、一方向かい合う凹凸部材8は2つの固定
されたクロスピース12の1つに接し、振動板10の振動は
揺動してヘルド枠1をスプリング2の力に抗して持上げ
る複動揺動レバ6の牽引を保証する。
複動揺動レバ6を備えたこの型のドビーの原理的な欠
点は、製造されるべき織物の織成を行わせる牽引部材9
を制御するための選択システムの複雑さにある。各スラ
イディングブロック9aと伝達装置とが協働し、伝達装置
は湾曲レバ14と協働するプッシャ13から成り、2つの湾
曲レバ14は往復運動するナイフ17と協働し又はこれから
回避するように読み取り針16によって垂直に変位される
ロッド15によって制御される。針端は所望の織物に対応
するデザイン又はプログラムのパンチカード18によって
支持されている。
点は、製造されるべき織物の織成を行わせる牽引部材9
を制御するための選択システムの複雑さにある。各スラ
イディングブロック9aと伝達装置とが協働し、伝達装置
は湾曲レバ14と協働するプッシャ13から成り、2つの湾
曲レバ14は往復運動するナイフ17と協働し又はこれから
回避するように読み取り針16によって垂直に変位される
ロッド15によって制御される。針端は所望の織物に対応
するデザイン又はプログラムのパンチカード18によって
支持されている。
そのようなシステムは、高速度運動に寄与せずかつ失
敗のリスクが比較的高いものと解される。構造の複雑さ
はドビーのコストを増大させる。更に湾曲レバ14と協働
するスプリング19が連結部材7の凹凸部材8からスライ
ディングブロック9aを係脱させようとすることが認めら
れ、そして不意の係脱を回避するために、構成を複雑に
する弾性ロッキングフィンガ9cが設けられなければなら
ない。結局振動板10(軸11)の振動運動とナイフ17の振
動運動との間の不利な同期が織成における欠陥又は機構
における欠点を生じさせる。
敗のリスクが比較的高いものと解される。構造の複雑さ
はドビーのコストを増大させる。更に湾曲レバ14と協働
するスプリング19が連結部材7の凹凸部材8からスライ
ディングブロック9aを係脱させようとすることが認めら
れ、そして不意の係脱を回避するために、構成を複雑に
する弾性ロッキングフィンガ9cが設けられなければなら
ない。結局振動板10(軸11)の振動運動とナイフ17の振
動運動との間の不利な同期が織成における欠陥又は機構
における欠点を生じさせる。
(発明の課題) 本発明の主目的は、上記の欠点を除去した織機用複動
ドビーを創造することである。
ドビーを創造することである。
(課題を解決のための手段) 本発明の課題は、各複動揺動レバの各2つの端に枢支
された連結部材が読み取り及び伝達要素と協動するプロ
グラム化された作動機構から成る選択システムの制御の
下に振動装置によって作動される振動板により牽引部材
と協働するようにされている型の織機用複動ドビーにお
いて、読み取り及び伝達要素は固定されるように設けら
れた作動機構の出没可能な止めと順次協働するように該
振動板によって支持されていることによって解決され
る。
された連結部材が読み取り及び伝達要素と協動するプロ
グラム化された作動機構から成る選択システムの制御の
下に振動装置によって作動される振動板により牽引部材
と協働するようにされている型の織機用複動ドビーにお
いて、読み取り及び伝達要素は固定されるように設けら
れた作動機構の出没可能な止めと順次協働するように該
振動板によって支持されていることによって解決され
る。
(発明の効果) 本発明によれば固定されるべく備えられたプログラム
化される作動機構と関連して、各複動揺動レバの連結部
材と牽引部材の連結を制御する読み取り及び伝達要素が
振動板によって支持されている。
化される作動機構と関連して、各複動揺動レバの連結部
材と牽引部材の連結を制御する読み取り及び伝達要素が
振動板によって支持されている。
選択システムは該複動揺動レバの制御を保証するよう
な付勢力を有しないので、そのような構成は、選択シス
テムの構成をかなり簡単化するものと解される。事実牽
引力と同時にこの力を供給するドビーの全ての読み取り
及び伝達要素のための支持体を形成するのが振動板であ
る。
な付勢力を有しないので、そのような構成は、選択シス
テムの構成をかなり簡単化するものと解される。事実牽
引力と同時にこの力を供給するドビーの全ての読み取り
及び伝達要素のための支持体を形成するのが振動板であ
る。
この条件下で選択システムのプログラム化される作動
機構は、ピンを備えたホィールによって又はアキシャル
方向に往復変位するプッシャと協働する電磁石の単一ア
セッブリによって構成される。
機構は、ピンを備えたホィールによって又はアキシャル
方向に往復変位するプッシャと協働する電磁石の単一ア
セッブリによって構成される。
(実施例) 第2図中の符号4はジャックレバを示し、ジャックレ
バは、ワイヤ3によって織機のヘルド枠の1つに接続さ
れかつドビーの枠に枢支されている。第1図に示すよう
に各ジャックレバ4は、複動揺動レバ6を支持し、複動
揺動レバ6の端に該複動揺動レバ6を制御するための牽
引部材9と協働する牽引フック8を枢支することによっ
て形成された2つの連結部材7が取りつけられている。
バは、ワイヤ3によって織機のヘルド枠の1つに接続さ
れかつドビーの枠に枢支されている。第1図に示すよう
に各ジャックレバ4は、複動揺動レバ6を支持し、複動
揺動レバ6の端に該複動揺動レバ6を制御するための牽
引部材9と協働する牽引フック8を枢支することによっ
て形成された2つの連結部材7が取りつけられている。
第2図において、これらの牽引部材9は、1987年1月
9日に出願された本出願人のフランス国出願第8700297
号に記載された方法で、複動揺動レバ6の端にフック7
のノーズと各フックのピボット22との間に配置され、ピ
ン21上に回動可能に支承されたロック20によって構成さ
れている。ピンにドビーの相異なる複動揺動レバ6の全
てのロック20が振動板10によって支持されており、第2
図に示すように、相応するジャックレバ4と各複動揺動
レバ6との連結を保証するピボット23は、その上方位置
において、振動板10に対して振動運動を与える軸11と同
位置に重なる。
9日に出願された本出願人のフランス国出願第8700297
号に記載された方法で、複動揺動レバ6の端にフック7
のノーズと各フックのピボット22との間に配置され、ピ
ン21上に回動可能に支承されたロック20によって構成さ
れている。ピンにドビーの相異なる複動揺動レバ6の全
てのロック20が振動板10によって支持されており、第2
図に示すように、相応するジャックレバ4と各複動揺動
レバ6との連結を保証するピボット23は、その上方位置
において、振動板10に対して振動運動を与える軸11と同
位置に重なる。
ドビーのロック20の2つのアセンブリのためのピボッ
トを形成するピン21は有利に1986年5月20日の本出願人
のフランス国出願第8607354/2号により形成された案内
要素によって支持されている。
トを形成するピン21は有利に1986年5月20日の本出願人
のフランス国出願第8607354/2号により形成された案内
要素によって支持されている。
更に、フックの後端が正方形又は矩形断面の要素によ
って構成された固定されたクロスピース12に接触してい
ない場合に、振動板10は引き込みフック7の軌道を与え
る案内24を支持することが認められる。
って構成された固定されたクロスピース12に接触してい
ない場合に、振動板10は引き込みフック7の軌道を与え
る案内24を支持することが認められる。
各ロック20とスプリング26に抗して作用するようにさ
れた伝達要素又はタイロッド25が連結され、ばねは引き
込みフック7のノーズに該ロック20を突き当てて保持す
るように付勢する。2つの向かい合ったタイロッド25は
フィンガ28によって形成された読み取り要素に枢支され
るために中央案内27の内方で交差し、フィンガ28は湾曲
したプロフィルを有し、2つの軸29上に回動可能に支承
され、軸29はドビーの全ての複動揺動レバ6に共通して
かつその端は上記フランス国特許8607352/2599056号に
記載された方法で、上記の中央案内27と同様な方法で1
つの中心軸11に固定された2つの振動板10によって支承
されている。
れた伝達要素又はタイロッド25が連結され、ばねは引き
込みフック7のノーズに該ロック20を突き当てて保持す
るように付勢する。2つの向かい合ったタイロッド25は
フィンガ28によって形成された読み取り要素に枢支され
るために中央案内27の内方で交差し、フィンガ28は湾曲
したプロフィルを有し、2つの軸29上に回動可能に支承
され、軸29はドビーの全ての複動揺動レバ6に共通して
かつその端は上記フランス国特許8607352/2599056号に
記載された方法で、上記の中央案内27と同様な方法で1
つの中心軸11に固定された2つの振動板10によって支承
されている。
ドビーの選択システムは回転されるピン30aを備えた
ホィール30によって構成されかつその構成が織られる織
物の織成に相応するプログラム化された作動システムか
ら成る。
ホィール30によって構成されかつその構成が織られる織
物の織成に相応するプログラム化された作動システムか
ら成る。
ドビーの作用は次のように行われる。
振動板10の振動ストロークの各端で、複動揺動レバ6
の各々の2つの湾曲したフィンガ28の一方はピン30aを
備えたホィール30のレベルにその作動シャンクを位置さ
せる。その瞬間、ホィール30のピン30aと当接しない場
合フィンガ28は作動されず、従って相応したロック20は
その振動変位を継続する共役のドローフック7に係合さ
せたままに保持する。もしも反対にホィール30がピン30
aをフィンガ28のシャンクに当接させると、ピン29上に
枢支されたフィンガ28はタイロッド25上にアキシャル方
向牽引を作用させる(第2図における上部フィンガ28の
場合)。ロック20は戻しスプリング26に抗してピン21の
まわりで回動して戻され、その結果ドローフック7は係
脱されてこの場合振動板10によって駆動されない。
の各々の2つの湾曲したフィンガ28の一方はピン30aを
備えたホィール30のレベルにその作動シャンクを位置さ
せる。その瞬間、ホィール30のピン30aと当接しない場
合フィンガ28は作動されず、従って相応したロック20は
その振動変位を継続する共役のドローフック7に係合さ
せたままに保持する。もしも反対にホィール30がピン30
aをフィンガ28のシャンクに当接させると、ピン29上に
枢支されたフィンガ28はタイロッド25上にアキシャル方
向牽引を作用させる(第2図における上部フィンガ28の
場合)。ロック20は戻しスプリング26に抗してピン21の
まわりで回動して戻され、その結果ドローフック7は係
脱されてこの場合振動板10によって駆動されない。
上記のように、ピン30aを備えたホイール30の周期的
回転は、フィンガ28がピン30aの周縁と接触しない場合
にのみ行われるので、選択の力は駆動板10によって支持
されることが観察される。ピン30aは事実簡単な止めと
して作用する。
回転は、フィンガ28がピン30aの周縁と接触しない場合
にのみ行われるので、選択の力は駆動板10によって支持
されることが観察される。ピン30aは事実簡単な止めと
して作用する。
勿論かつシステムの実現性にもかかわらず、タイロッ
ド25に一定の弾性変形を与えるようにする安全スプリン
グ25aを各タイロッド25に備えることが有利である。
ド25に一定の弾性変形を与えるようにする安全スプリン
グ25aを各タイロッド25に備えることが有利である。
第3図に示す本発明の変形において、選択システムは
ドビーの複動揺動レバ6の数と等しい数の電磁石32を含
む1つの固定したケーシング31から成る。各電磁石32は
その自由端が有利に端部材35を被せられたアキシャル方
向変位を伴うプッシャ34に連結されて枢支されたブレー
ド33を制御する。電磁石32は電子ドビーの方法として知
られた方法で織成プログラムの実施のために選択的に制
御される。
ドビーの複動揺動レバ6の数と等しい数の電磁石32を含
む1つの固定したケーシング31から成る。各電磁石32は
その自由端が有利に端部材35を被せられたアキシャル方
向変位を伴うプッシャ34に連結されて枢支されたブレー
ド33を制御する。電磁石32は電子ドビーの方法として知
られた方法で織成プログラムの実施のために選択的に制
御される。
これらの条件の下に、電磁石32に給電された場合に36
のような戻しスプリングに抗してそのブレード33の牽引
がプッシャ34のアキシャル方向変位を作用し、プッシャ
34の端部材35は相応する複動揺動レバ6の枢支された2
つのフィンガ28の一方又は他方のストローク端の位置に
来、その結果該フィンガ28及びそのロック20は直面する
タイロッド25を介して制御される。他方、電磁石32が励
磁された場合、ブレード33及びプッシャ34は引込まれた
ままであり、その結果端部材35はフィンガ28の作動シャ
ンクの軌道上の位置には来ない。
のような戻しスプリングに抗してそのブレード33の牽引
がプッシャ34のアキシャル方向変位を作用し、プッシャ
34の端部材35は相応する複動揺動レバ6の枢支された2
つのフィンガ28の一方又は他方のストローク端の位置に
来、その結果該フィンガ28及びそのロック20は直面する
タイロッド25を介して制御される。他方、電磁石32が励
磁された場合、ブレード33及びプッシャ34は引込まれた
ままであり、その結果端部材35はフィンガ28の作動シャ
ンクの軌道上の位置には来ない。
ブレード33の牽引はプッシャ34が対抗力を受けない場
合に行われるので、電磁石32がドビーの制御を保証しな
ければならない力は最小でありかつ事実各戻しスプリン
グ36によって生じる対抗力に制限される。そのような力
はブレード33が電磁石32の極に対して押しつけられる場
合にのみ、即ち電磁石の最も高い運動エネルギーに相応
する吸着の場合にのみ行われる。
合に行われるので、電磁石32がドビーの制御を保証しな
ければならない力は最小でありかつ事実各戻しスプリン
グ36によって生じる対抗力に制限される。そのような力
はブレード33が電磁石32の極に対して押しつけられる場
合にのみ、即ち電磁石の最も高い運動エネルギーに相応
する吸着の場合にのみ行われる。
固定して取りつけられておりかつドビーの頂部及び底
部の牽引部材の制御を保証する選択システムは特に不織
作用のために逆に操作できる同期された型のドビーの製
造に使用される。
部の牽引部材の制御を保証する選択システムは特に不織
作用のために逆に操作できる同期された型のドビーの製
造に使用される。
第4図に示す実施例において、牽引部材9は駆動板10
上に固定されかつ小さい作動レバ38を備えたフック37に
よって構成され、小さい作動レバはフック37上に37aで
枢支されており、牽引部材9はタイロッド25に連結され
かつ戻しスプリング39の作用を受ける。各レバ38は各複
動揺動レバ6の2つのピン22の一方の上に枢支されたア
ーム40aの自由端によって支承された枢支ロック40によ
って構成される連結部材7の制御を保証する。スプリン
グ40bは相応する牽引フック37のノーズと係合する位置
に各ロック40の弾性的戻しを作用する。
上に固定されかつ小さい作動レバ38を備えたフック37に
よって構成され、小さい作動レバはフック37上に37aで
枢支されており、牽引部材9はタイロッド25に連結され
かつ戻しスプリング39の作用を受ける。各レバ38は各複
動揺動レバ6の2つのピン22の一方の上に枢支されたア
ーム40aの自由端によって支承された枢支ロック40によ
って構成される連結部材7の制御を保証する。スプリン
グ40bは相応する牽引フック37のノーズと係合する位置
に各ロック40の弾性的戻しを作用する。
他方では作用は第3図に関して記載されたものと同様
である。
である。
本発明は、圧縮を作用するロックによってではなく剪
断を作用する第1図に示すような型のスライディングブ
ロックにより又は撓みを作用する従来の枢支フックによ
って構成される運動可能な牽引部材9の場合に実施され
る。
断を作用する第1図に示すような型のスライディングブ
ロックにより又は撓みを作用する従来の枢支フックによ
って構成される運動可能な牽引部材9の場合に実施され
る。
第1図は従来の構成の揺動レバを備えたドビーの構成を
示す横断面図、第2図は本発明によるドビーの構成を示
す横断面図、第3図は変形された実施例を示す図であっ
て、選択システムは第2図に示すようにピンを備えたホ
ィールではなく、電磁石によって構成されているもの、
そして第4図は本発明の他の実施例を示す図である。 図中符号 6…複動揺動レバ 7…連結部材 9…牽引部材 10…振動板 11…振動板用軸 23…ジャックレバ用ピボット 28…フィンガ
示す横断面図、第2図は本発明によるドビーの構成を示
す横断面図、第3図は変形された実施例を示す図であっ
て、選択システムは第2図に示すようにピンを備えたホ
ィールではなく、電磁石によって構成されているもの、
そして第4図は本発明の他の実施例を示す図である。 図中符号 6…複動揺動レバ 7…連結部材 9…牽引部材 10…振動板 11…振動板用軸 23…ジャックレバ用ピボット 28…フィンガ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヤン‐ピエール・パージユ フランス国、フアベルゲ、リユ・ドウ・ ラ・フアイル ロイヒエ、47 (56)参考文献 特開 昭60−17138(JP,A) 特開 昭58−4842(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D03C 1/14
Claims (5)
- 【請求項1】各複動揺動レバ(6)の各2つの端に枢支
された連結部材(7)が読み取り及び伝達要素と協働す
るプログラム化された作動機構から成る選択システムの
制御の下に付設の振動装置によって作動される振動板
(10)によって牽引部材(9)と協働するようにされる
型式の織機用ドビーにおいて、 読み取り及び伝達要素は、固定されるように設けられた
作動機構の出没可能な止め(30a;34)と順次協働するよ
うに振動板(10)によって支承されていることを特徴と
する織機用ドビー。 - 【請求項2】伝達要素が向かい合って交差するタイロッ
ド(25)によって構成され、タイロッド(25)は、振動
板(10)の振動の軸線を通る牽引部材(9)の対称平面
のいずれかの側で該振動板(10)によって支承された運
動可能な2つのフィンガ(28)に該牽引部材(9)を接
続する請求項1記載の織機用ドビー。 - 【請求項3】選択システムの出没可能な止めが、回転ホ
ィール(30)のピン(30a)の1つによって構成されて
いる、請求項1記載の織機用ドビー。 - 【請求項4】選択システムの可動の止めが、電磁石(3
2)のブレード(33)に連結された往復変位運動を行う
プッシャ(34)の端部材(35)によって構成されてい
る、請求項1記載の織機用ドビー。 - 【請求項5】相応するジャックレバ(4)と各複動揺動
レバ(6)との連結を保証するピボット(23)は、その
上方位置において、振動板(10)に対して振動運動を与
える軸(11)と同位置に重なる、請求項1記載の織機用
ドビー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8912303 | 1989-09-14 | ||
FR8912303A FR2651803B1 (fr) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | Ratiere a double leve du type a balances tirees pour machines a tisser. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03227425A JPH03227425A (ja) | 1991-10-08 |
JP2935438B2 true JP2935438B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=9385656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2241368A Expired - Fee Related JP2935438B2 (ja) | 1989-09-14 | 1990-09-13 | 織機用ドビー |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5070911A (ja) |
EP (1) | EP0418177B1 (ja) |
JP (1) | JP2935438B2 (ja) |
KR (1) | KR0139102B1 (ja) |
DE (1) | DE69005401T2 (ja) |
ES (1) | ES2047891T3 (ja) |
FR (1) | FR2651803B1 (ja) |
RU (1) | RU1813130C (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2679263B1 (fr) * | 1991-07-15 | 1994-01-14 | Staubli Ets | Perfectionnements aux ratieres a double leve du type hattersley pour machines a tisser. |
JP3425983B2 (ja) * | 1992-12-25 | 2003-07-14 | 株式会社山田ドビー | ドビー |
EP0745712A1 (de) * | 1995-05-29 | 1996-12-04 | Stoffel & Sohn AG | Nockensteuerung für eine Hochleistungs-Federrückzug-Schaftmaschine |
DE19651190C1 (de) * | 1996-12-10 | 1998-06-10 | Mayer Textilmaschf | Elektromagnetisch arbeitende Jacquard-Steuervorrichtung |
FR2849451B1 (fr) * | 2002-12-26 | 2005-02-11 | Staubli Sa Ets | Ratiere et metier a tisser equipe d'une telle ratiere |
FR2884527B1 (fr) * | 2005-04-15 | 2007-07-13 | Staubli Faverges Sca | Mecanique d'armure a cames, methode d'assemblage d'une telle mecanique et metier a tisser comprenant une telle mecanique |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH470507A (de) * | 1967-03-03 | 1969-03-31 | Staeubli Geb & Co | Fachbildungsvorrichtung für Webstühle |
JPS6017859B2 (ja) * | 1980-02-07 | 1985-05-07 | 株式会社山田ドビ− | 消極複動ドビ−機 |
US4474221A (en) * | 1982-09-16 | 1984-10-02 | Yamada Dobby Co., Ltd. | Positive dobby machine |
FR2543172B1 (fr) * | 1983-03-22 | 1985-10-25 | Staubli Sa Ets | Perfectionnements aux ratieres a balances pour metiers a tisser |
FR2599056B1 (fr) * | 1986-05-20 | 1988-08-19 | Staubli Sa Ets | Perfectionnements aux mecaniques d'armure pour la formation de la foule sur les machines a tisser |
FR2609476B1 (fr) * | 1987-01-09 | 1990-12-07 | Staubli Sa Ets | Perfectionnements aux ratieres negatives du type a balances oscillantes |
JPS6414338A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-18 | Yamada Dobby Co Ltd | Control apparatus of dobby machine |
-
1989
- 1989-09-14 FR FR8912303A patent/FR2651803B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-09-11 US US07/580,477 patent/US5070911A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-09-13 KR KR1019900014417A patent/KR0139102B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1990-09-13 DE DE69005401T patent/DE69005401T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-09-13 ES ES90420403T patent/ES2047891T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-09-13 RU SU904831243A patent/RU1813130C/ru active
- 1990-09-13 EP EP90420403A patent/EP0418177B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1990-09-13 JP JP2241368A patent/JP2935438B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0418177B1 (fr) | 1993-12-22 |
ES2047891T3 (es) | 1994-03-01 |
US5070911A (en) | 1991-12-10 |
DE69005401D1 (de) | 1994-02-03 |
JPH03227425A (ja) | 1991-10-08 |
FR2651803B1 (fr) | 1991-11-08 |
KR910006532A (ko) | 1991-04-29 |
EP0418177A1 (fr) | 1991-03-20 |
RU1813130C (ru) | 1993-04-30 |
DE69005401T2 (de) | 1994-05-26 |
KR0139102B1 (ko) | 1998-05-15 |
FR2651803A1 (fr) | 1991-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4461325A (en) | Electromagnetic device for controlling dobbies and other weaving systems | |
JP2935438B2 (ja) | 織機用ドビー | |
US6938647B2 (en) | Rotating dobby for weaving loom and weaving loom equipped with such a dobby | |
US4182380A (en) | Dobbies for weaving looms | |
US4497346A (en) | Clutch arrangement for controlling a heddle of a weaving machine | |
US3207186A (en) | Control mechanism in dobbies for controlling the heald frames in a loom | |
EP0379703A1 (en) | Control mechanism for the selection of weft yarns in rapier looms | |
US4841750A (en) | Control member for threading tube lifters in crochet galloon looms | |
US4832087A (en) | Negative dobbies of the type incorporating swinging levers | |
US4187886A (en) | Dobby for the formation of the shed on looms | |
JPS6290347A (ja) | 織り込み織機用消極式ドビ− | |
JPH04263643A (ja) | 開口形成装置のフレームの往復運動の制御装置 | |
US4326562A (en) | Dobbies for forming the shed on weaving looms | |
US4557298A (en) | Dobbies incorporating double swinging levers for weaving looms | |
JPS6256246B2 (ja) | ||
US5031668A (en) | Jacquard weaving machine utilizing selectively reciprocatable control members | |
US3680601A (en) | Improvements in or relating to draw hooks of a dobby | |
US4412563A (en) | Multiposition dobby | |
US2438796A (en) | Positively operating dobby | |
US3884273A (en) | Dobby | |
US3459236A (en) | Dobby machines | |
US3703195A (en) | Heddle frame lift device | |
JPH0423012B2 (ja) | ||
US428584A (en) | hagaenmacher | |
JP2877927B2 (ja) | 織機用ドビーにおける振動バランサのための連結装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |