JP2935142B2 - 筒状編布地用カレンダーにおける改良型ストレッチャー - Google Patents

筒状編布地用カレンダーにおける改良型ストレッチャー

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JP2935142B2 JP8515895A JP51589596A JP2935142B2 JP 2935142 B2 JP2935142 B2 JP 2935142B2 JP 8515895 A JP8515895 A JP 8515895A JP 51589596 A JP51589596 A JP 51589596A JP 2935142 B2 JP2935142 B2 JP 2935142B2
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    • D—TEXTILES; PAPER
    • D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06C—FINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
    • D06C5/00—Shaping or stretching of tubular fabrics upon cores or internal frames

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の主題は筒状編布地用ストレッチャーに関する
もので，更に詳細には筒状編布地の処理に使用するカレ
ンダー若しくは他の機械に適用されるストレッチャーに
関するものである。
周知の如く，筒状編布地の仕上げ作動中，その仕上げ
作動を促進する意味からその筒状編布地を広げて拡張す
るストレッチャーが使用される。従って，通常は仕上げ
の最終段階にあるカレンダー処理では均質にされた蒸気
処理の達成と所望の値に対しての筒状編布地の高さ調節
を図る意味からストレッチャーを使用することが必要で
ある。
公知のストレッチャー又は拡張器には例えばパンタグ
ラフ装置又は入れ子式管といった両方のストレッチャー
・アームの間に設置される手段が提供してある。これら
のストレッチャーはその筒状編布地の高さが異なるのに
併せて２種類以上の寸法で提供されている。これらの状
況下においては高さ範囲を変える目的からこれらのスト
レッチャー同志を交換する必要があり，結果的に新しい
ストレッチャーの取り付けのため機械を停止させて筒状
編布地部分の編み込みを停止して再度編み込みを実施し
なければならないという欠点がある。
本発明は，これらの点を改善する目的で先行技術のス
トレッチャーに適用されるものであり，特に，本発明の
所有権者の名前が出願人がなっている欧州特許第026788
0号を参照する。この特許は反対方向に水平に移動する
２個のストレッチャー・アームを含み，各アームにプー
リーが装備され，それによりそのプーリーの少なくとも
一方のプーリーは筒状編布地部分を支承している駆動ホ
イール及び各ストレッチャー・アーム上で空転する或る
形状のリングを支持している駆動ホイール用の支持体と
一体になっている支持装置と接触し且つ駆動ホイールと
接触状態になって前記支持体をストレッチャー・アーム
と一体構造にするようにした筒状編布地用のストレッチ
ャーに関するものである。
本発明の主たる目的と技術上の問題は，布地を支承し
ている際の駆動の均一性，ストレッチャー・アームの中
心合わせとワーク角度の調節が改善されるようにした筒
状編布地用のカレンダーにおけるストレッチャーを提供
することにあり，このストレッチャーはストレッチャー
・アームの運動に対して高い駆動上の容易性を以てアー
ムが走行する実際上可撓性の無い棒を備えるのに十分な
程度に頑丈になっている。
本発明の諸特徴，諸利点及び前述した技術上の問題の
解決策については単なる例示の目的で示され且つ添付の
図面に限定的な目的では示されていない本発明のストレ
ッチャーの好適ではあるが排他的ではない実施態様の以
下の詳細な説明から明らかとなろう。
図１はストレッチャーの正面図である。
図２は図１のII−II線におけるストレッチャーの部分
水平断面図の拡大図である。
図３はストレッチャーの詳細部分の図である。
図面を参照すると，前述したカレンダーは図面に示さ
れていないカレンダー制御装置と駆動機構を含むスタン
ド1,2で構成されている。これらのスタンドは公知のベ
ーパライザー３を支持し，このベーパライザー内に筒状
布地４が本発明に依るストレッチャーを通過した後に導
入される。
前記ストレッチャーはストレッチャー・アーム５及び
６で構成され，これらのストレッチャー・アームは以後
説明する支持装置で支持される。スタンド1,2に締め付
けられた案内棒７は各ストレッチャー・アーム5,6に対
して相対的に２個の支持体８を支承し，支持体８は溝付
き棒10で駆動される且つ上方駆動ホイール11Aを駆動す
る傘歯車セット９を支承している。
適切な寸法である単独の案内棒７は当該棒が実際上撓
むことが無いようこのストレッチャーに対して良好な強
度をもたらすのに役立つ。
ネジ付きブッシュ12,13が支持体８と一体構造になっ
ており，前記ブッシュはそれぞれ励起軸16に設置された
向きが反対のネジ14,15と係合している。溝付き棒10と
励起軸16はスタンド1,2内に在る非図示の公知の手段に
依り駆動される。励起軸16の回転時に，向きが反対のネ
ジ14,15はブッシュ12,13,支持体8,従ってストレッチャ
ー・アーム5,6を反対方向に移動させる。
上方駆動ホイール11Aはチェーン，歯付きベルト又は
同様の装置等，非図示の手段に依り同様の下方駆動ホイ
ール11Bに接続されている。
図１及び図２に明瞭に示されている如く，ストレッチ
ャー・アーム5,6は適切な形状にされた空転リング17を
支承しており，これらのリングは駆動ホイール11A,11B
の凸状部分11′と接触している。これらのホイールは設
置部18を支承し，これらの設置部18は角度付き軸21を備
えた複数対の支持ロール19,20で構成された前述の支持
装置を支持する。前記支持ロール19,20はその周縁部分
を空転リング17の円形輪郭部17′と係合し，かくしてこ
れらを平行状態に整合させることでストレッチャー・ア
ーム5,6を支持する。この平行整合状態は各ストレッチ
ャー・アーム5,6に対して２つ存在している角度付き軸
線の支持ロール19,20のセットの支援で保たれており，
かくして各セットは駆動ホイール11A,11Bと係合し，励
起軸16の両側に設置される。筒状布地４はストレッチャ
ー・アーム5,6上で空転するプーリー23の線の上に巻か
れたベルト22に依り支承され且つ上方駆動ホイール11A
及び11Bの形状面及び空転リング17の面に沿って支承さ
れる。
図２及び図３で明瞭に理解される如く，本発明の主た
る特徴に依れば，両方の支持ロール19は上方駆動ホイー
ル11A,下方駆動ホイール11B上に且つ空転プーリー25上
で巻かれる弾力的ベルト24により共に接続されることか
らモーター駆動される。
同様に，支持ロール20は弾力的ベルト24′に依り上方
駆動ホイール11A,下方駆動ホイール11Bを駆動するよう
接続されているので，モーター駆動される。
前記自動化（モーター駆動化）は布地の搬送を有利に
改善する。従って，上方駆動ホイール11Aと下方駆動ホ
イール11Bの凸状部分11′はストレッチャー・アーム5,6
の良好な中心合わせを実施すると共に，その作動角度を
改善する。
特に，設置部18はストレッチャー・アーム５及び６の
調節用のフォーク・ブラケット26で構成されている。
支持ロール19,20の速度は装置の作動が適切になり，
布地が破けないよう各支持体上の上方駆動ホイール11A
又は下方駆動ホイール11Bの速度に関連して慎重に選択
しなければならない。
作動は以下の如く行われる。通常，多数の通常部片か
ら成る共に編み合わされた筒状布地４が図１及び図２に
示される如く底部から支持ロール19,20と空転リング17
の間並びに空転リング17と各アームの上方駆動ホイール
11A,下方駆動ホイール11Bの間に導入され，次に，その
布地は空転リング17と係合している上方駆動ホイール11
A,下方駆動ホイール11B及びストレッチャー・アーム５
及び６上に設置されたプーリー23を回転させることに依
り矢印Ａの方向で上方へ搬送され，これらのホイールと
プーリーは所定位置に保持され且つ角度付き軸21を有す
る前述の支持ロール19,20のセットで支持されている。
筒状布地の高さを高くするため励起軸が非図示の駆動手
段に依り回転され，結果的にネジ14,15がストレッチャ
ー・アーム５及び６をその所望の筒状布地の高さに対応
する設定された位置へ移動させる。最低の高さは図１に
点線で示されたアーム５′及び６′の位置に対応する。
筒状編布地の更に高い高さが望まれる場合は，ストレ
ッチャー・アーム５及び６が相互に離れるように移動し
て図１の実線で示された如く最大距離に到達するよう反
対方向に回転される。
明らかな如く，ストレッチャーはそのストレッチャー
を変えずに，即ち、機械を停止させずに，即ち筒状布地
をストレッチャーから外さずに最低距離から最大距離迄
任意の位置を採ることが出来る。
更に，先に述べた如く，本発明のお蔭で布地の搬送，
ストレッチャー・アームの中心合わせ，作動角度の調節
及びストレッチャーの強度が改善されると共にアームが
上を走行する棒が実際上撓まない状態となり，ストレッ
チャーはその制御が容易である。
以下に特許請求した如く，本発明の範囲を逸脱せずに
本発明の実施態様上の詳細に対して実際的な又は適用上
の改変をなすことが出来る。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】筒状編布地用のカレンダーにおけるストレ
    ッチャーであって，実質的に垂直であり且つ反対方向に
    水平に移動する２個のストレッチャー・アーム（5,6）
    を含み，各アームが筒状編布地（４）を支承しているベ
    ルト（22）に接続されたプーリー（23）及び２個の支持
    装置を装備し、各支持装置が一対の支持ロール（19,2
    0）と，各ストレッチャー・アーム（5,6）上で空転し且
    つ回転駆動ホイール（11A,11B）と接触している或る形
    状のリング（17）とを含み，角度付き軸（21）を有する
    支持ロール（19,20）の周方向にて或る形状にされた外
    面が或る形状のリング（17）の表面と係合し，筒状編布
    地が前記支持ロール（19,20）の前記周方向に或る形状
    にされた表面と前記或る形状にされたリング（17）の或
    る形状にされた表面の間に支承されており，支持ロール
    （19,20）がそれ自体の駆動手段を通じて駆動されるこ
    とを特徴とするストレッチャー。
  2. 【請求項２】弾力的駆動ベルト（24）が前記支持ロール
    （19）をその駆動ホイール（11A,11B）の回転のため当
    該ホイールに接続し，第２の弾力的駆動ベルト（24′）
    が前記支持ロール（20）を前記駆動ホイール（11A,11
    B）に接続することを特徴とする請求項１に記載のスト
    レッチャー。
  3. 【請求項３】駆動ホイール（11A,11B）が凸状周縁面を
    有し，両ホイールが或る形状のリング（17）の凹状外面
    と接触していることを特徴とする請求項１及び２に記載
    のストレッチャー。
  4. 【請求項４】支持ロール（19,20）がアーム（5,6）の作
    動角度の調節のためフォーク・ブラケット（26）から成
    る設置部（18）で支承されていることを特徴とする前記
    各請求項に記載のストレッチャー。
  5. 【請求項５】単独の交差棒たる案内棒（７）が前記交差
    棒（７）に沿って移動するのに適切な２個のストレッチ
    ャー・アーム（5,6）を支承していることを特徴とする
    前記各請求項に記載のストレッチャー。
  6. 【請求項６】２個のストレッチャー・アーム（5,6）を
    移動させる励起軸（16）の両側に２個の支持装置（19,2
    0）が設置されること及び駆動ホイール（11A,11B）が共
    に機械的に接続され，かくして駆動ホイール（11A）が
    単一の回転溝付き棒（10）に依り駆動されることを特徴
    とする前記各請求項に記載のストレッチャー。
JP8515895A 1994-11-09 1995-11-07 筒状編布地用カレンダーにおける改良型ストレッチャー Expired - Fee Related JP2935142B2 (ja)

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