JP2933609B1 - 無線基地局装置及びその送信電力制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
無線基地局装置及びその送信電力制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体Info
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- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Transmitters (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 無線基地局装置の無線部における初期値と所
望値との誤差を小さくし、初期値が所望値に収束するま
での時間を短くすることが可能な送信電力制御方法を提
供する。 【解決手段】 無線基地局装置の無線部1の非運用中
に、切替器17は電力設定器20からテーブル信号が入
力されると、増幅器12を動作状態にするとともに、ス
イッチ14で終端器15側を選択して無線部1を閉塞状
態とする。電力設定器20は送信電力指定情報を出力
し、演算器18は送信電力指定情報を基に指定された送
信電力レベルを収束させるよう動作し、収束時の“所望
値−制御電圧”を順次サンプル保持する。演算器18は
サンプル保持した内容を書込器18aによって制御電圧
テーブル18bに書込んでその内容を更新する。
望値との誤差を小さくし、初期値が所望値に収束するま
での時間を短くすることが可能な送信電力制御方法を提
供する。 【解決手段】 無線基地局装置の無線部1の非運用中
に、切替器17は電力設定器20からテーブル信号が入
力されると、増幅器12を動作状態にするとともに、ス
イッチ14で終端器15側を選択して無線部1を閉塞状
態とする。電力設定器20は送信電力指定情報を出力
し、演算器18は送信電力指定情報を基に指定された送
信電力レベルを収束させるよう動作し、収束時の“所望
値−制御電圧”を順次サンプル保持する。演算器18は
サンプル保持した内容を書込器18aによって制御電圧
テーブル18bに書込んでその内容を更新する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線基地局装置及び
その送信電力制御方法並びにその制御プログラムを記録
した記録媒体に関し、特に無線基地局装置から無線端末
装置への送信電力を所望の送信電力とするための制御方
法に関する。
その送信電力制御方法並びにその制御プログラムを記録
した記録媒体に関し、特に無線基地局装置から無線端末
装置への送信電力を所望の送信電力とするための制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、送信電力制御方法においては、図
5に示すように、無線基地局装置の無線部2が図示せぬ
上位装置から指定された所望の送信電力を出力するため
に送信電力制御を行っている。この送信電力制御につい
て図7を参照して説明する。
5に示すように、無線基地局装置の無線部2が図示せぬ
上位装置から指定された所望の送信電力を出力するため
に送信電力制御を行っている。この送信電力制御につい
て図7を参照して説明する。
【0003】無線部2の運用中、演算器21は上位装置
からの送信電力制御指定情報が入力されると(図7ステ
ップS21)、予め設定された制御電圧(以下、VCO
NTとする)テーブル21aを読出し(図7ステップS
22)、所望の送信電力に相応すると思われるVCON
Tを選んでVCONT情報を出力する(図5ステップS
23)。ここで、VCONTテーブル21aには図6
(a)に示すようなVCONTと送信電力との関係が保
持されている。
からの送信電力制御指定情報が入力されると(図7ステ
ップS21)、予め設定された制御電圧(以下、VCO
NTとする)テーブル21aを読出し(図7ステップS
22)、所望の送信電力に相応すると思われるVCON
Tを選んでVCONT情報を出力する(図5ステップS
23)。ここで、VCONTテーブル21aには図6
(a)に示すようなVCONTと送信電力との関係が保
持されている。
【0004】制御器22は演算器21からのVCONT
情報を入力し、そのVCONT情報を直流電圧に変換出
力して可変減衰器11を制御する。増幅器12は可変減
衰器11から入力した送信波を増幅して出力する。
情報を入力し、そのVCONT情報を直流電圧に変換出
力して可変減衰器11を制御する。増幅器12は可変減
衰器11から入力した送信波を増幅して出力する。
【0005】検波器16は送信波の一部を分配器13で
分配入力し、相応する検波電圧(以下、VDETとす
る)を演算器21に出力する。演算器21は予め設定さ
れたVDETテーブル21bを読出し、所望の送信電力
に相応するVDETと検波器16から入力したVDET
とを比較する(図7ステップS24〜S27)。ここ
で、VDETテーブル21bには図6(b)に示すよう
なVDETと送信電力との関係が保持されている。
分配入力し、相応する検波電圧(以下、VDETとす
る)を演算器21に出力する。演算器21は予め設定さ
れたVDETテーブル21bを読出し、所望の送信電力
に相応するVDETと検波器16から入力したVDET
とを比較する(図7ステップS24〜S27)。ここ
で、VDETテーブル21bには図6(b)に示すよう
なVDETと送信電力との関係が保持されている。
【0006】仮に、検波器16から入力したVDETの
方が期待されたVDETの値よりも大きい場合には送信
電力が所望値よりも大きいと見なせるため、演算器21
は送信電力が小さくなるように前回よりもVCONTの
値を小さくして出力する(図7ステップS29)。逆
に、検波器16から入力したVDETの方が小さい場合
には送信電力が所望値よりも小さいと見なせるため、演
算器21はVCONTの値を大きくして出力する(図7
ステップS28)。以上の制御動作を繰返し行うこと
で、送信電力を所望値に収束させている。尚、検波器1
6から入力したVDETと期待されたVDETの値とが
等しい場合には演算器21はVCONTの値を変えずに
出力する(図7ステップS30)。
方が期待されたVDETの値よりも大きい場合には送信
電力が所望値よりも大きいと見なせるため、演算器21
は送信電力が小さくなるように前回よりもVCONTの
値を小さくして出力する(図7ステップS29)。逆
に、検波器16から入力したVDETの方が小さい場合
には送信電力が所望値よりも小さいと見なせるため、演
算器21はVCONTの値を大きくして出力する(図7
ステップS28)。以上の制御動作を繰返し行うこと
で、送信電力を所望値に収束させている。尚、検波器1
6から入力したVDETと期待されたVDETの値とが
等しい場合には演算器21はVCONTの値を変えずに
出力する(図7ステップS30)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の送信電
力制御方法では、送信電力制御ループにおいて、演算器
から出力する“第1回目のVCONT”によって無線部
から出力される“第1回目の送信電力値”を初期値とす
る。その場合、初期値はVCONTテーブルに依存して
いる。
力制御方法では、送信電力制御ループにおいて、演算器
から出力する“第1回目のVCONT”によって無線部
から出力される“第1回目の送信電力値”を初期値とす
る。その場合、初期値はVCONTテーブルに依存して
いる。
【0008】上記の無線部では固定のVCONTテーブ
ルを使用しているため、送信電力制御ループ内の素子の
利得が経時変化すると、図8(b)に示すように、初期
値と所望の電力との誤差が生じて、誤差が大きい場合は
規格に外れる懸念があるという問題がある。
ルを使用しているため、送信電力制御ループ内の素子の
利得が経時変化すると、図8(b)に示すように、初期
値と所望の電力との誤差が生じて、誤差が大きい場合は
規格に外れる懸念があるという問題がある。
【0009】例えば、ディジタル方式自動車電話システ
ム標準規格[RCR(Research & Deve
lopment Center for Radio
System)スタンダード27F]によれば、無線基
地局装置における送信電力の瞬時電力の上限は所望平均
電力+4dBである。よって、送信電力制御ループ内の
利得が所望平均電力よりも4dB以上高く変動していた
とすると、初期値は規格外となり、システムに違反する
ことになる。
ム標準規格[RCR(Research & Deve
lopment Center for Radio
System)スタンダード27F]によれば、無線基
地局装置における送信電力の瞬時電力の上限は所望平均
電力+4dBである。よって、送信電力制御ループ内の
利得が所望平均電力よりも4dB以上高く変動していた
とすると、初期値は規格外となり、システムに違反する
ことになる。
【0010】また、上記の問題による初期値のずれが大
きくなるにしたがって、図8(c)に示すように、電力
レベルが収束するまでの遅延時間が長くなり、システム
のバランスに影響を及ぼす懸念があるという問題があ
る。
きくなるにしたがって、図8(c)に示すように、電力
レベルが収束するまでの遅延時間が長くなり、システム
のバランスに影響を及ぼす懸念があるという問題があ
る。
【0011】例えば、自動車電話システムでは端末機か
らの送信波(上り電波)を無線基地局装置が受信し、上
り電力レベルを把握する。また、無線基地局装置からの
送信波(下り電波)を端末機が受信し、下り電力レベル
を把握するとともに、その値を無線基地局装置に報告す
る。無線基地局装置は端末機との相互の受信レベルを安
定させるために、装置内の無線部の送信電力制御を行う
とともに、端末機に対して送信電力制御指定を行う。電
力レベルが収束せずに不安定であると、電力レベルの把
握に影響をきたして送信電力指定も不安定になり、その
間の上り電波と下り電波とのバランスに影響を及ぼす可
能性がある。
らの送信波(上り電波)を無線基地局装置が受信し、上
り電力レベルを把握する。また、無線基地局装置からの
送信波(下り電波)を端末機が受信し、下り電力レベル
を把握するとともに、その値を無線基地局装置に報告す
る。無線基地局装置は端末機との相互の受信レベルを安
定させるために、装置内の無線部の送信電力制御を行う
とともに、端末機に対して送信電力制御指定を行う。電
力レベルが収束せずに不安定であると、電力レベルの把
握に影響をきたして送信電力指定も不安定になり、その
間の上り電波と下り電波とのバランスに影響を及ぼす可
能性がある。
【0012】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、無線部における初期値と所望値との誤差を小さく
することができ、初期値が所望値に収束するまでの時間
を短くすることができる無線基地局装置及びその送信電
力制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒
体を提供することにある。
消し、無線部における初期値と所望値との誤差を小さく
することができ、初期値が所望値に収束するまでの時間
を短くすることができる無線基地局装置及びその送信電
力制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒
体を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による無線基地局
装置は、予め設定された制御電圧と送信電力との関係を
保持する制御電圧テーブルを用いて、無線端末装置への
送信電力を所望値に収束するための送信電力制御ループ
を行う無線基地局装置であって、自装置からの送信波を
自装置内で終端して閉塞状態とする閉塞手段と、自装置
の運用中に前記送信波を送信電力として通過出力させか
つ自装置の非運用中に前記送信波を前記閉塞手段に送出
して自装置を前記閉塞状態とするスイッチ手段と、前記
閉塞状態とした後に送信電力指定情報を出力する電力設
定手段と、前記送信電力指定情報に対応する送信電力と
するための制御電圧を検出する検出手段と、前記検出手
段で検出された制御電圧で前記制御電圧テーブルを更新
する更新手段とを備えている。
装置は、予め設定された制御電圧と送信電力との関係を
保持する制御電圧テーブルを用いて、無線端末装置への
送信電力を所望値に収束するための送信電力制御ループ
を行う無線基地局装置であって、自装置からの送信波を
自装置内で終端して閉塞状態とする閉塞手段と、自装置
の運用中に前記送信波を送信電力として通過出力させか
つ自装置の非運用中に前記送信波を前記閉塞手段に送出
して自装置を前記閉塞状態とするスイッチ手段と、前記
閉塞状態とした後に送信電力指定情報を出力する電力設
定手段と、前記送信電力指定情報に対応する送信電力と
するための制御電圧を検出する検出手段と、前記検出手
段で検出された制御電圧で前記制御電圧テーブルを更新
する更新手段とを備えている。
【0014】本発明による無線基地局装置の送信電力制
御方法は、予め設定された制御電圧と送信電力との関係
を保持する制御電圧テーブルを用いて、無線端末装置へ
の送信電力を所望値に収束するための送信電力制御ルー
プを行う無線基地局装置の送信電力制御方法であって、
自装置の運用中に自装置からの送信波を送信電力として
通過出力させかつ自装置の非運用中に前記送信波を自装
置内で終端して閉塞状態とするステップと、前記閉塞状
態とした後に送信電力指定情報を出力するステップと、
前記送信電力指定情報に対応する送信電力とするための
制御電圧を検出するステップと、検出された制御電圧で
前記制御電圧テーブルを更新するステップとを備えてい
る。
御方法は、予め設定された制御電圧と送信電力との関係
を保持する制御電圧テーブルを用いて、無線端末装置へ
の送信電力を所望値に収束するための送信電力制御ルー
プを行う無線基地局装置の送信電力制御方法であって、
自装置の運用中に自装置からの送信波を送信電力として
通過出力させかつ自装置の非運用中に前記送信波を自装
置内で終端して閉塞状態とするステップと、前記閉塞状
態とした後に送信電力指定情報を出力するステップと、
前記送信電力指定情報に対応する送信電力とするための
制御電圧を検出するステップと、検出された制御電圧で
前記制御電圧テーブルを更新するステップとを備えてい
る。
【0015】本発明による送信電力制御プログラムを記
録した記録媒体は、予め設定された制御電圧と送信電力
との関係を保持する制御電圧テーブルを用いて、無線端
末装置への送信電力を所望値に収束するための送信電力
制御ループをコンピュータに行わせるための送信電力制
御プログラムを記録した記録媒体であって、前記送信電
力制御プログラムは前記コンピュータに、自装置の運用
中に自装置からの送信波を送信電力として通過出力させ
かつ自装置の非運用中に前記送信波を自装置内で終端し
て閉塞状態とさせ、前記閉塞状態とした後に送信電力指
定情報を出力させ、前記送信電力指定情報に対応する送
信電力とするための制御電圧を検出させ、検出された制
御電圧で前記制御電圧テーブルを更新させている。
録した記録媒体は、予め設定された制御電圧と送信電力
との関係を保持する制御電圧テーブルを用いて、無線端
末装置への送信電力を所望値に収束するための送信電力
制御ループをコンピュータに行わせるための送信電力制
御プログラムを記録した記録媒体であって、前記送信電
力制御プログラムは前記コンピュータに、自装置の運用
中に自装置からの送信波を送信電力として通過出力させ
かつ自装置の非運用中に前記送信波を自装置内で終端し
て閉塞状態とさせ、前記閉塞状態とした後に送信電力指
定情報を出力させ、前記送信電力指定情報に対応する送
信電力とするための制御電圧を検出させ、検出された制
御電圧で前記制御電圧テーブルを更新させている。
【0016】すなわち、本発明の送信電力制御方法は、
無線基地局装置の無線部が送信電力制御に使用する制御
電圧(VCONT)テーブルを非運用中に更新し、送信
電力制御ループ内の利得の経時変化等に影響を受ける送
信電力が収束する前段階の値(初期値)の精度を向上さ
せ、かつ収束時間を短縮する。
無線基地局装置の無線部が送信電力制御に使用する制御
電圧(VCONT)テーブルを非運用中に更新し、送信
電力制御ループ内の利得の経時変化等に影響を受ける送
信電力が収束する前段階の値(初期値)の精度を向上さ
せ、かつ収束時間を短縮する。
【0017】より具体的には、無線基地局装置の無線部
が非運用中に、切替器が電力設定器からのテーブル信号
(テーブル更新開始)を入力すると、増幅器切替信号
(増幅器オン)及びスイッチ切替信号(終端器選択)を
出力する。増幅器は増幅器切替信号が入力されると動作
状態となり、入力した送信波を増幅して出力する。
が非運用中に、切替器が電力設定器からのテーブル信号
(テーブル更新開始)を入力すると、増幅器切替信号
(増幅器オン)及びスイッチ切替信号(終端器選択)を
出力する。増幅器は増幅器切替信号が入力されると動作
状態となり、入力した送信波を増幅して出力する。
【0018】スイッチはスイッチ切替信号が入力される
と終端器側を選択し、送信波を終端器にて終端して無線
部を閉塞状態とする。電力設定器は所望の送信電力(所
望値)を指定する。
と終端器側を選択し、送信波を終端器にて終端して無線
部を閉塞状態とする。電力設定器は所望の送信電力(所
望値)を指定する。
【0019】演算器は予め設定された制御電圧(以下、
VCONTとする)テーブルを読出し、所望値に相応す
ると思われるVCONTを出力する。また、演算器は予
め設定された検波電圧(以下、VDETとする)テーブ
ルを読出し、所望値に相応するVDETにて待機する。
VCONTとする)テーブルを読出し、所望値に相応す
ると思われるVCONTを出力する。また、演算器は予
め設定された検波電圧(以下、VDETとする)テーブ
ルを読出し、所望値に相応するVDETにて待機する。
【0020】演算器はVDETと検波器から入力される
検波電圧とを比較し、検波電圧が期待するVDETに等
しくなるまでVCONTを上下させてゆき、検波電圧を
収束させる。
検波電圧とを比較し、検波電圧が期待するVDETに等
しくなるまでVCONTを上下させてゆき、検波電圧を
収束させる。
【0021】演算器は書込器を持ち、いくつかの“所望
値−VCONT”(この場合のVCONTは収束時に検
出されたもの)をサンプルし、VCONTテーブルを更
新することによって、より初期値の精度の良いVCON
Tテーブルを作成することができる。
値−VCONT”(この場合のVCONTは収束時に検
出されたもの)をサンプルし、VCONTテーブルを更
新することによって、より初期値の精度の良いVCON
Tテーブルを作成することができる。
【0022】したがって、無線部が非運用中(定期的)
にVCONTテーブルを更新することで、無線部におけ
る初期値と所望値との誤差を小さくすることが可能とな
り、初期値が所望値に収束するまでの時間を短くするこ
とが可能となる。
にVCONTテーブルを更新することで、無線部におけ
る初期値と所望値との誤差を小さくすることが可能とな
り、初期値が所望値に収束するまでの時間を短くするこ
とが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る無線基地局装置の無線部の構成を示すブロック図であ
る。図において、無線基地局装置の無線部1は可変減衰
器11と、増幅器12と、分配器13と、スイッチ14
と、終端器15と、検波器16と、切替器17と、演算
器18と、制御器19と、電力設定器20とを備えてい
る。
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る無線基地局装置の無線部の構成を示すブロック図であ
る。図において、無線基地局装置の無線部1は可変減衰
器11と、増幅器12と、分配器13と、スイッチ14
と、終端器15と、検波器16と、切替器17と、演算
器18と、制御器19と、電力設定器20とを備えてい
る。
【0024】無線部1は上記の構成において送信電力制
御ループを構成している。無線部1における送信波の流
れは入力端子1aから入力されると、可変減衰器11に
て減衰出力され、増幅器12にて増幅出力され、分配器
13にて第1の送信波及び第2の送信波に分配出力され
る。
御ループを構成している。無線部1における送信波の流
れは入力端子1aから入力されると、可変減衰器11に
て減衰出力され、増幅器12にて増幅出力され、分配器
13にて第1の送信波及び第2の送信波に分配出力され
る。
【0025】第1の送信波はスイッチ14に入力され
る。スイッチ14は無線部1の運用中、分配器13から
の送信波の出力先として出力端子1b側を選択し、送信
電力として通過出力させる。一方、スイッチ14は無線
部1の非運用中、切替器17からスイッチ切替信号(終
端器選択)が入力されると、分配器13からの送信波の
出力先として終端器15側を選択し、送信波を終端器1
5で終端して無線部1を閉塞状態とする。
る。スイッチ14は無線部1の運用中、分配器13から
の送信波の出力先として出力端子1b側を選択し、送信
電力として通過出力させる。一方、スイッチ14は無線
部1の非運用中、切替器17からスイッチ切替信号(終
端器選択)が入力されると、分配器13からの送信波の
出力先として終端器15側を選択し、送信波を終端器1
5で終端して無線部1を閉塞状態とする。
【0026】第2の送信波は検波器16に入力され、送
信電力値に相応する検波電圧を出力する。演算器18は
予め設定された電圧制御(以下、VCONTとする)テ
ーブル18b及び検波電圧(以下、VDETとする)テ
ーブル18cを具備し、無線部1の運用中に上位装置
(図示せず)から、また無線部1の非運用中に電力設定
器20から夫々送信電力制御指定情報を入力して送信電
力を収束させるための処理を行う。
信電力値に相応する検波電圧を出力する。演算器18は
予め設定された電圧制御(以下、VCONTとする)テ
ーブル18b及び検波電圧(以下、VDETとする)テ
ーブル18cを具備し、無線部1の運用中に上位装置
(図示せず)から、また無線部1の非運用中に電力設定
器20から夫々送信電力制御指定情報を入力して送信電
力を収束させるための処理を行う。
【0027】演算器18はさらに書込器18aを具備し
ており、無線部1の非運用中に測定した新しい内容をV
CONTテーブル18bを書込む。制御器19は演算器
18からVCONT(HEX)情報を直流電圧に変換出
力して可変減衰器11を制御する。
ており、無線部1の非運用中に測定した新しい内容をV
CONTテーブル18bを書込む。制御器19は演算器
18からVCONT(HEX)情報を直流電圧に変換出
力して可変減衰器11を制御する。
【0028】ここで、上述した演算器18のVCONT
テーブル18b及びVDETテーブル18cには従来例
と同様に、図6(a)に示すようなVCONTと送信電
力との関係及び図6(b)に示すようなVDETと送信
電力との関係が保持されている。
テーブル18b及びVDETテーブル18cには従来例
と同様に、図6(a)に示すようなVCONTと送信電
力との関係及び図6(b)に示すようなVDETと送信
電力との関係が保持されている。
【0029】図2は本発明の一実施例による送信電力制
御の処理動作を示すフローチャートである。これら図1
と図2と図6とを参照して本発明の一実施例による無線
基地局装置の無線部1の動作について説明する。尚、図
2に示す処理動作は、無線部1内の各部を制御する制御
部(図示せず)が制御メモリ(図示せず)内のプログラ
ムを実行することで実現され、制御メモリとしてはフロ
ッピディスクやROM(リードオンリメモリ)等を使用
することが可能である。
御の処理動作を示すフローチャートである。これら図1
と図2と図6とを参照して本発明の一実施例による無線
基地局装置の無線部1の動作について説明する。尚、図
2に示す処理動作は、無線部1内の各部を制御する制御
部(図示せず)が制御メモリ(図示せず)内のプログラ
ムを実行することで実現され、制御メモリとしてはフロ
ッピディスクやROM(リードオンリメモリ)等を使用
することが可能である。
【0030】無線部1は運用中に送信電力制御を行う。
その場合、スイッチ14は分配器13からの送信波の出
力先として出力端子1b側を選択し、送信波を外部へ出
力する。演算器18には上位装置から所望の送信電力
(所望値)制御指定情報が入力されるので、図6(a)
に示すようなVCONTテーブル18bを読出し、制御
器19に所望値に相当すると思われるVCONT情報を
出力する。制御器19は演算器18からのVCONT情
報を直流電圧に変換して可変減衰器11を制御する。
その場合、スイッチ14は分配器13からの送信波の出
力先として出力端子1b側を選択し、送信波を外部へ出
力する。演算器18には上位装置から所望の送信電力
(所望値)制御指定情報が入力されるので、図6(a)
に示すようなVCONTテーブル18bを読出し、制御
器19に所望値に相当すると思われるVCONT情報を
出力する。制御器19は演算器18からのVCONT情
報を直流電圧に変換して可変減衰器11を制御する。
【0031】また、演算器18は図6(b)に示すよう
なVDETテーブル18cを読出し、所望値に相応する
VDETにて待機し、VDETと検波器16から入力し
た検波電圧とを比較する。
なVDETテーブル18cを読出し、所望値に相応する
VDETにて待機し、VDETと検波器16から入力し
た検波電圧とを比較する。
【0032】仮に、期待されたVDETの値よりも入力
した検波電圧の方が大きい場合には無線部1の送信電力
が所望値よりも大きいと見なせるため、演算器18は送
信電力が小さくなるように、前回よりもVCONTの値
を小さくして出力する。逆に、入力した検波電圧の方が
小さい場合には送信電力が所望値よりも小さいと見なせ
るため、演算器18はVCONTの値を大きくして出力
する。無線部1における送信電力制御ループで上述した
制御動作を繰返し行うことによって、無線部1の送信電
力は所望値に収束される。
した検波電圧の方が大きい場合には無線部1の送信電力
が所望値よりも大きいと見なせるため、演算器18は送
信電力が小さくなるように、前回よりもVCONTの値
を小さくして出力する。逆に、入力した検波電圧の方が
小さい場合には送信電力が所望値よりも小さいと見なせ
るため、演算器18はVCONTの値を大きくして出力
する。無線部1における送信電力制御ループで上述した
制御動作を繰返し行うことによって、無線部1の送信電
力は所望値に収束される。
【0033】無線部1はその非運用中(定期的)にVC
ONTテーブル18bの更新を行う。その場合、切替器
17は電力設定器20からテーブル信号(テーブル更新
開始)が入力されると、増幅器切替信号(増幅器オン)
及びスイッチ切替信号(終端器選択)を出力する。増幅
器12は切替器17から増幅器切替信号が入力されるこ
とで動作状態となり、可変減衰器11から入力した送信
波を増幅出力する。
ONTテーブル18bの更新を行う。その場合、切替器
17は電力設定器20からテーブル信号(テーブル更新
開始)が入力されると、増幅器切替信号(増幅器オン)
及びスイッチ切替信号(終端器選択)を出力する。増幅
器12は切替器17から増幅器切替信号が入力されるこ
とで動作状態となり、可変減衰器11から入力した送信
波を増幅出力する。
【0034】スイッチ14は切替器17からスイッチ切
替信号が入力されると、分配器13からの送信波の出力
先として終端器15側を選択し、送信波を終端器15で
終端して無線部1を閉塞状態とする(図2ステップS
1)。
替信号が入力されると、分配器13からの送信波の出力
先として終端器15側を選択し、送信波を終端器15で
終端して無線部1を閉塞状態とする(図2ステップS
1)。
【0035】無線部1の送信出力制御ループで使用する
VCONTテーブル18bの送信電力所望値のダイナミ
ックレンジを、例えば−10dBmから+30dBmま
での40dBとする。電力設定器20はVCONTテー
ブル18bの内容を更新することができる(描ける)よ
うに、演算器18に対して所望値を順々に指定してい
き、“所望値−VCONT”をサンプルする。特に、無
線部1の運用時における上位装置からの送信電力指定が
ステップ単位、例えば0dBm,4dBm,8dBm,
12dBm,16dBm,20dBmであれば、これら
のポイントでの“所望値−VCONT”をもれなくサン
プルする。
VCONTテーブル18bの送信電力所望値のダイナミ
ックレンジを、例えば−10dBmから+30dBmま
での40dBとする。電力設定器20はVCONTテー
ブル18bの内容を更新することができる(描ける)よ
うに、演算器18に対して所望値を順々に指定してい
き、“所望値−VCONT”をサンプルする。特に、無
線部1の運用時における上位装置からの送信電力指定が
ステップ単位、例えば0dBm,4dBm,8dBm,
12dBm,16dBm,20dBmであれば、これら
のポイントでの“所望値−VCONT”をもれなくサン
プルする。
【0036】電力設定器20はまず所望値としてダイナ
ミックレンジの下限値−10dBmを指定する(図2ス
テップS2)。演算器18は現在のVCONTテーブル
18bの内容を読出し(図2ステップS3)、−10d
Bmに相応すると思われるVCONT、例えば+2VH
EXを出力する傍ら(図2ステップS4)、VDETテ
ーブル18cを読出し、−10dBmに相当するVDE
T、例えば+1Vにて待機する(図2ステップS5,S
6)。制御器19は演算器18から入力した+2VHE
Xを、可変減衰器11が動作する直流電圧+2Vに変換
出力する。
ミックレンジの下限値−10dBmを指定する(図2ス
テップS2)。演算器18は現在のVCONTテーブル
18bの内容を読出し(図2ステップS3)、−10d
Bmに相応すると思われるVCONT、例えば+2VH
EXを出力する傍ら(図2ステップS4)、VDETテ
ーブル18cを読出し、−10dBmに相当するVDE
T、例えば+1Vにて待機する(図2ステップS5,S
6)。制御器19は演算器18から入力した+2VHE
Xを、可変減衰器11が動作する直流電圧+2Vに変換
出力する。
【0037】可変減衰器11は制御器19から直流電圧
+2Vが入力されると、入力端子1aから入力される送
信波を減衰出力する。可変減衰器11から出力される送
信波は増幅器12にて増幅出力され、さらに分配器13
にて第1の送信波と第2の送信波とに分配出力される。
+2Vが入力されると、入力端子1aから入力される送
信波を減衰出力する。可変減衰器11から出力される送
信波は増幅器12にて増幅出力され、さらに分配器13
にて第1の送信波と第2の送信波とに分配出力される。
【0038】検波器16は第2の送信波を入力し、その
第2の送信波を相応する検波電圧に変換して出力する。
この値に相応する送信電力の値が無線部1の運用時にお
ける初期値である。
第2の送信波を相応する検波電圧に変換して出力する。
この値に相応する送信電力の値が無線部1の運用時にお
ける初期値である。
【0039】演算器18は期待値+1Vと、実際に検波
器16から入力された検波電圧とを比較する(図2ステ
ップS7,S8)。このとき、送信出力制御ループの利
得が現在のVCONTテーブル18bを作成した時と同
じであれば、演算器18が入力する検波電圧は+1Vに
等しい。しかしながら、経時変化等の要因によって送信
出力制御ループの利得が変動すると、検波器16での検
波電圧に誤差が生じ、誤差が大きいほど初期値の所望値
に対する誤差も大きくなる。検波電圧は利得が高く変動
していれば大きくなり、利得が低く変動していれば小さ
くなる。
器16から入力された検波電圧とを比較する(図2ステ
ップS7,S8)。このとき、送信出力制御ループの利
得が現在のVCONTテーブル18bを作成した時と同
じであれば、演算器18が入力する検波電圧は+1Vに
等しい。しかしながら、経時変化等の要因によって送信
出力制御ループの利得が変動すると、検波器16での検
波電圧に誤差が生じ、誤差が大きいほど初期値の所望値
に対する誤差も大きくなる。検波電圧は利得が高く変動
していれば大きくなり、利得が低く変動していれば小さ
くなる。
【0040】例えば、利得が高く変動し、検波電圧が+
1.2Vであったとすると、演算器18は現在のVCO
NTテーブル18bから検波電圧が低くなる方向、例え
ば+1.95VHEXと、今度はVCONTを僅かに下
げて出力する(図2ステップS10)。これによって、
演算器18が検波器16から入力する検波電圧が+1.
1Vに変化したする。この値+1.1Vは演算器18が
期待値+1Vよりまだ高いので、演算器18は検波器1
6から入力する検波電圧が+1Vに等しくなるまでVC
ONTを下げ、検波器16から入力する検波電圧を所望
値に収束させる(図2ステップS7,S8,S10)。
1.2Vであったとすると、演算器18は現在のVCO
NTテーブル18bから検波電圧が低くなる方向、例え
ば+1.95VHEXと、今度はVCONTを僅かに下
げて出力する(図2ステップS10)。これによって、
演算器18が検波器16から入力する検波電圧が+1.
1Vに変化したする。この値+1.1Vは演算器18が
期待値+1Vよりまだ高いので、演算器18は検波器1
6から入力する検波電圧が+1Vに等しくなるまでVC
ONTを下げ、検波器16から入力する検波電圧を所望
値に収束させる(図2ステップS7,S8,S10)。
【0041】逆に、利得が低く変動したとすると、演算
器18は現在のVCONTテーブル18bから検波電圧
が低くなる方向、VCONTを僅かに上げて出力する
(図2ステップS9)。演算器18は検波器16から入
力する検波電圧が+1Vに等しくなるまでVCONTを
上げ、検波器16から入力する検波電圧を所望値に収束
させる(図2ステップS7〜S9)。
器18は現在のVCONTテーブル18bから検波電圧
が低くなる方向、VCONTを僅かに上げて出力する
(図2ステップS9)。演算器18は検波器16から入
力する検波電圧が+1Vに等しくなるまでVCONTを
上げ、検波器16から入力する検波電圧を所望値に収束
させる(図2ステップS7〜S9)。
【0042】演算器18は書込器18aを具備してお
り、この“−10dBm−VCONT”をサンプル保持
する(図2ステップS11)。仮に、VCONTが+
1.9Vで収束したとすると、“(−10dBm)−
(+1.9V)”がサンプル保持されることになる。
り、この“−10dBm−VCONT”をサンプル保持
する(図2ステップS11)。仮に、VCONTが+
1.9Vで収束したとすると、“(−10dBm)−
(+1.9V)”がサンプル保持されることになる。
【0043】電力設定器20は以下順に所望値として、
例えば−8dBm,−6dBm,−4dBm,…,+2
8dBm,+30dBmとダイナミックレンジの上限値
まで指定し、各々の所望値に相応したVDETに待機し
てVCONTを収束させていく(図2ステップS2〜S
12)。演算器18は各々の“所望値−VCONT”
(この場合のVCONTは収束時に検出されたもの)を
サンプル保持すると、それらの値を書込器18aによっ
てVCONTテーブル18bに書込んで更新する(図2
ステップS13)。このようにして、いくつかの“所望
値−VCONT”をサンプル保持し、VCONTテーブ
ル18bを更新することで、より初期値の精度の良いV
CONTテーブルを作成することができる。
例えば−8dBm,−6dBm,−4dBm,…,+2
8dBm,+30dBmとダイナミックレンジの上限値
まで指定し、各々の所望値に相応したVDETに待機し
てVCONTを収束させていく(図2ステップS2〜S
12)。演算器18は各々の“所望値−VCONT”
(この場合のVCONTは収束時に検出されたもの)を
サンプル保持すると、それらの値を書込器18aによっ
てVCONTテーブル18bに書込んで更新する(図2
ステップS13)。このようにして、いくつかの“所望
値−VCONT”をサンプル保持し、VCONTテーブ
ル18bを更新することで、より初期値の精度の良いV
CONTテーブルを作成することができる。
【0044】更新が終了すると、切替器17は電力設定
器20からテーブル信号(テーブル更新完了)を入力
し、増幅器切替信号(増幅器オフ)及びスイッチ切替信
号(出力端子選択)を出力する。増幅器12は切替器1
7から増幅器切替信号が入力されると非動作状態とな
り、スイッチ14は切替器17から切替信号が入力され
ると、分配器13からの送信波の出力先として出力端子
1b側を選択し、無線部1の閉塞状態を解除する(図2
ステップS14)。
器20からテーブル信号(テーブル更新完了)を入力
し、増幅器切替信号(増幅器オフ)及びスイッチ切替信
号(出力端子選択)を出力する。増幅器12は切替器1
7から増幅器切替信号が入力されると非動作状態とな
り、スイッチ14は切替器17から切替信号が入力され
ると、分配器13からの送信波の出力先として出力端子
1b側を選択し、無線部1の閉塞状態を解除する(図2
ステップS14)。
【0045】図3は本発明の他の実施例による無線基地
局装置の無線部の構成を示すブロック図である。図にお
いて、本発明の他の実施例は電力設定器20内に温度セ
ンサ20aを設けた以外は、図1に示す本発明の一実施
例と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符
号を付してある。また、それら同一構成要素の動作は本
発明の一実施例と同様である。
局装置の無線部の構成を示すブロック図である。図にお
いて、本発明の他の実施例は電力設定器20内に温度セ
ンサ20aを設けた以外は、図1に示す本発明の一実施
例と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符
号を付してある。また、それら同一構成要素の動作は本
発明の一実施例と同様である。
【0046】本発明の他の実施例では電力設定器20内
の温度センサ20aで装置内の温度を検出し、その検出
温度に応じてVCONTテーブル18bの更新時の条件
を加える。例えば、無線部1内の環境温度が+20℃〜
+30℃の範囲内である時のみ、VCONTテーブル1
8bの更新を行い、その範囲外においては無線部1が非
運用中であっても更新を行わないようにしている。
の温度センサ20aで装置内の温度を検出し、その検出
温度に応じてVCONTテーブル18bの更新時の条件
を加える。例えば、無線部1内の環境温度が+20℃〜
+30℃の範囲内である時のみ、VCONTテーブル1
8bの更新を行い、その範囲外においては無線部1が非
運用中であっても更新を行わないようにしている。
【0047】すなわち、電力設定器20は無線部1の非
運用中に温度センサ20aで+20℃〜+30℃の範囲
内の温度が検出されると、上述した送信電力指定情報を
出力するよう動作し、温度センサ20aで+20℃〜+
30℃の範囲外の温度が検出されると、無線部1が非運
用中であっても、テーブル信号としてテーブル更新完了
状態を維持し続ける。
運用中に温度センサ20aで+20℃〜+30℃の範囲
内の温度が検出されると、上述した送信電力指定情報を
出力するよう動作し、温度センサ20aで+20℃〜+
30℃の範囲外の温度が検出されると、無線部1が非運
用中であっても、テーブル信号としてテーブル更新完了
状態を維持し続ける。
【0048】本発明の他の実施例では電力設定器20が
上記のように動作することで、無線部1における環境温
度の変化による検波電圧等のばらつき誤差を考慮するこ
とができ、VCONTテーブル18bの更新時と無線部
1の運用時との特性誤差を少なくすることができる。
上記のように動作することで、無線部1における環境温
度の変化による検波電圧等のばらつき誤差を考慮するこ
とができ、VCONTテーブル18bの更新時と無線部
1の運用時との特性誤差を少なくすることができる。
【0049】図4は本発明の別の実施例による無線基地
局装置の無線部の構成を示すブロック図である。図にお
いて、本発明の別の実施例は演算器18内に温度センサ
18dと温度別テーブル18e−i[i=…,m,(m
+1),…]とを設けた以外は、図1に示す本発明の一
実施例と同様の構成となっており、同一構成要素には同
一符号を付してある。また、それら同一構成要素の動作
は本発明の一実施例と同様である。
局装置の無線部の構成を示すブロック図である。図にお
いて、本発明の別の実施例は演算器18内に温度センサ
18dと温度別テーブル18e−i[i=…,m,(m
+1),…]とを設けた以外は、図1に示す本発明の一
実施例と同様の構成となっており、同一構成要素には同
一符号を付してある。また、それら同一構成要素の動作
は本発明の一実施例と同様である。
【0050】本発明の別の実施例では演算器18内に環
境温度専用にテーブルを持たせている。すなわち、演算
器18内には書込器18aと、温度センサ18dと、温
度別テーブル(例えば、“−20℃〜0℃用”,“0℃
〜+20℃用”,“+20℃〜+40℃用”,“+40
℃〜+60℃用”,……、図においては−20℃〜0℃
用テーブル18e−m及び0℃〜+20℃用テーブル1
8e−(m+1)を図示している)18e−iとが設け
られている。
境温度専用にテーブルを持たせている。すなわち、演算
器18内には書込器18aと、温度センサ18dと、温
度別テーブル(例えば、“−20℃〜0℃用”,“0℃
〜+20℃用”,“+20℃〜+40℃用”,“+40
℃〜+60℃用”,……、図においては−20℃〜0℃
用テーブル18e−m及び0℃〜+20℃用テーブル1
8e−(m+1)を図示している)18e−iとが設け
られている。
【0051】上記のように、演算器18内に環境温度毎
にテーブルを用意し、更新時の無線部1内の環境温度に
応じて専用テーブルのみを更新する。無線部1の運用時
においては、同様に、環境温度に応じて専用テーブルの
内容を読出して送信電力制御ループを実行する。
にテーブルを用意し、更新時の無線部1内の環境温度に
応じて専用テーブルのみを更新する。無線部1の運用時
においては、同様に、環境温度に応じて専用テーブルの
内容を読出して送信電力制御ループを実行する。
【0052】本発明の別の実施例では演算器18が上記
のように動作することで、無線部1における環境温度の
変化による検波電圧等のばらつき誤差を考慮することが
でき、VCONTテーブル18bの更新時と無線部1の
運用時との特性誤差を少なくすることができる。
のように動作することで、無線部1における環境温度の
変化による検波電圧等のばらつき誤差を考慮することが
でき、VCONTテーブル18bの更新時と無線部1の
運用時との特性誤差を少なくすることができる。
【0053】このように、無線基地局装置の無線部1が
非運用中(定期的)に、電力設定器20から順々に送信
電力指定情報を出力し、その送信電力指定情報毎の検出
結果(“所望値−VCONT”)をサンプル保持し、そ
のサンプル保持した内容でVCONTテーブル18bを
更新することによって、無線部1における初期値と所望
値との誤差を小さくすることができ、初期値が所望値に
収束するまでの時間を短くすることができる。
非運用中(定期的)に、電力設定器20から順々に送信
電力指定情報を出力し、その送信電力指定情報毎の検出
結果(“所望値−VCONT”)をサンプル保持し、そ
のサンプル保持した内容でVCONTテーブル18bを
更新することによって、無線部1における初期値と所望
値との誤差を小さくすることができ、初期値が所望値に
収束するまでの時間を短くすることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、予
め設定された制御電圧と送信電力との関係を保持する制
御電圧テーブルを用いて、無線端末装置への送信電力を
所望値に収束するための送信電力制御ループを行う無線
基地局装置において、自装置の非運用中に自装置からの
送信波を自装置内で終端して閉塞状態とし、閉塞状態と
した後に出力される送信電力指定情報に対応する送信電
力とするための制御電圧を検出し、その検出された制御
電圧で制御電圧テーブルを更新することによって、無線
部における初期値と所望値との誤差を小さくすることが
でき、初期値が所望値に収束するまでの時間を短くする
ことができるという効果がある。
め設定された制御電圧と送信電力との関係を保持する制
御電圧テーブルを用いて、無線端末装置への送信電力を
所望値に収束するための送信電力制御ループを行う無線
基地局装置において、自装置の非運用中に自装置からの
送信波を自装置内で終端して閉塞状態とし、閉塞状態と
した後に出力される送信電力指定情報に対応する送信電
力とするための制御電圧を検出し、その検出された制御
電圧で制御電圧テーブルを更新することによって、無線
部における初期値と所望値との誤差を小さくすることが
でき、初期値が所望値に収束するまでの時間を短くする
ことができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例による無線基地局装置の無線
部の構成を示すブロック図である。
部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による送信電力制御の処理動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施例による無線基地局装置の無
線部の構成を示すブロック図である。
線部の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の別の実施例による無線基地局装置の無
線部の構成を示すブロック図である。
線部の構成を示すブロック図である。
【図5】従来例による無線基地局装置の無線部の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図6】(a)は制御電圧テーブルの記憶すべき内容を
示す図、(b)は検波電圧テーブルの記憶すべき内容を
示す図である。
示す図、(b)は検波電圧テーブルの記憶すべき内容を
示す図である。
【図7】従来例による送信電力制御の処理動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図8】(a)は通常時の送信電力レベルの収束を示す
図、(b)は経年変化による制御電圧テーブル変動時の
送信電力レベルの収束を示す図、(c)は異常時の送信
電力レベルの収束を示す図である。
図、(b)は経年変化による制御電圧テーブル変動時の
送信電力レベルの収束を示す図、(c)は異常時の送信
電力レベルの収束を示す図である。
1 無線部 11 可変減衰器 12 増幅器 13 分配器 14 スイッチ 15 終端器 16 検波器 17 切替器 18 演算器 18a 書込器 18b 制御電圧テーブル 18c 検波電圧テーブル 18d,20a 温度センサ 18e−m −20℃〜0℃用テーブル 18e−(m+1) 0℃〜+20℃用テーブル 19 制御器 20 電力設定器
Claims (15)
- 【請求項1】 予め設定された制御電圧と送信電力との
関係を保持する制御電圧テーブルを用いて、無線端末装
置への送信電力を所望値に収束するための送信電力制御
ループを行う無線基地局装置であって、自装置からの送
信波を自装置内で終端して閉塞状態とする閉塞手段と、
自装置の運用中に前記送信波を送信電力として通過出力
させかつ自装置の非運用中に前記送信波を前記閉塞手段
に送出して自装置を前記閉塞状態とするスイッチ手段
と、前記閉塞状態とした後に送信電力指定情報を出力す
る電力設定手段と、前記送信電力指定情報に対応する送
信電力とするための制御電圧を検出する検出手段と、前
記検出手段で検出された制御電圧で前記制御電圧テーブ
ルを更新する更新手段とを有することを特徴とする無線
基地局装置。 - 【請求項2】 前記電力設定手段は、前記送信出力制御
ループで使用する複数の送信電力を順次指定するよう構
成したことを特徴とする請求項1記載の無線基地局装
置。 - 【請求項3】 前記更新手段は、前記送信電力指定情報
で指定された送信電力と前記検出手段の検出値との演算
結果で前記制御電圧テーブルを更新するよう構成したこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載の無線基地
局装置。 - 【請求項4】 前記電力設定手段は、自装置内の温度を
検出する温度センサを含み、前記温度センサで検出され
た温度に応じて前記送信電力指定情報の出力を行うよう
構成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいず
れか記載の無線基地局装置。 - 【請求項5】 前記制御電圧テーブルを予め設定された
自装置内の温度範囲毎に設け、前記制御電圧テーブルの
更新時の温度に対応する制御電圧テーブルを更新するよ
う構成したことを特徴とする請求項1から請求項4のい
ずれか記載の無線基地局装置。 - 【請求項6】 予め設定された制御電圧と送信電力との
関係を保持する制御電圧テーブルを用いて、無線端末装
置への送信電力を所望値に収束するための送信電力制御
ループを行う無線基地局装置の送信電力制御方法であっ
て、自装置の運用中に自装置からの送信波を送信電力と
して通過出力させかつ自装置の非運用 中に前記送信波を
自装置内で終端して閉塞状態とするステップと、前記閉
塞状態とした後に送信電力指定情報を出力するステップ
と、前記送信電力指定情報に対応する送信電力とするた
めの制御電圧を検出するステップと、検出された制御電
圧で前記制御電圧テーブルを更新するステップとを有す
ることを特徴とする送信電力制御方法。 - 【請求項7】 前記送信電力指定情報を出力するステッ
プは、前記送信出力制御ループで使用する複数の送信電
力を順次指定するようにしたことを特徴とする請求項6
記載の送信電力制御方法。 - 【請求項8】 前記制御電圧テーブルを更新するステッ
プは、前記送信電力指定情報で指定された送信電力と前
記検出手段の検出値との演算結果で前記制御電圧テーブ
ルを更新するようにしたことを特徴とする請求項6また
は請求項7記載の送信電力制御方法。 - 【請求項9】 前記送信電力指定情報を出力するステッ
プは、自装置内の温度を検出するステップと、検出され
た温度に応じて前記送信電力指定情報の出力を制御する
ステップとを含むことを特徴とする請求項6から請求項
8のいずれか記載の送信電力制御方法。 - 【請求項10】 前記制御電圧テーブルを予め設定され
た自装置内の温度範囲毎に設け、前記制御電圧テーブル
の更新時の温度に対応する制御電圧テーブルを更新する
ようにしたことを特徴とする請求項6から請求項9のい
ずれか記載の送信電力制御方法。 - 【請求項11】 予め設定された制御電圧と送信電力と
の関係を保持する制御電圧テーブルを用いて、無線端末
装置への送信電力を所望値に収束するための送信電力制
御ループをコンピュータに行わせるための送信電力制御
プログラムを記録した記録媒体であって、前記送信電力
制御プログラムは前記コンピュータに、自装置の運用中
に自装置からの送信波を送信電力として通過出力させか
つ自装置の非運用中に前記送信波を自装置内で終端して
閉塞状態とさせ、前記閉塞状態とした後に送信電力指定
情報を出力させ、前記送信電力指定情報に対応する送信
電力とするための制御電圧を検出させ、検出された制御
電圧で前記制御電圧テーブルを更新させることを特徴と
する送信電力制御プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項12】 前記送信電力制御プログラムは前記コ
ンピュータに、前記送信電力指定情報を出力させる際
に、前記送信出力制御ループで使用する複数の送信電力
を順次指定させることを特徴とする請求項11記載の送
信電力制御プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項13】 前記送信電力制御プログラムは前記コ
ンピュータに、前記制御電圧テーブルを更新させる際
に、前記送信電力指定情報で指定された送信電力と前記
検出手段の検出値との演算結果で前記制御電圧テーブル
を更新させることを特徴とする請求項11または請求項
12記載の送信電力制御プログラムを記録した記録媒
体。 - 【請求項14】 前記送信電力制御プログラムは前記コ
ンピュータに、前記送信電力指定情報を出力させる際
に、自装置内の温度を検出させ、検出された温度に応じ
て前記送信電力指定情報の出力を制御させることを特徴
とする請求項11から請求項13のいずれか記載の送信
電力制御プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項15】 前記制御電圧テーブルを予め設定され
た自装置内の温度範囲毎に設け、 前記送信電力制御プログラムは前記コンピュータに、前
記制御電圧テーブルの更新時の温度に対応する制御電圧
テーブルを更新させることを特徴とする請求項11から
請求項14のいずれか記載の送信電力制御プログラムを
記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10145312A JP2933609B1 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 無線基地局装置及びその送信電力制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10145312A JP2933609B1 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 無線基地局装置及びその送信電力制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JPH11340908A JPH11340908A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15382253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10145312A Expired - Fee Related JP2933609B1 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 無線基地局装置及びその送信電力制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2933609B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR20030051075A (ko) * | 2001-12-20 | 2003-06-25 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 기지국의 송신전력 제어 방법 |
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-
1998
- 1998-05-27 JP JP10145312A patent/JP2933609B1/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8204460B2 (en) | 2007-08-08 | 2012-06-19 | Qualcomm Incorporated | Method and system for precise transmit power adjustment in wireless communication systems |
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JPH11340908A (ja) | 1999-12-10 |
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