JP2932827B2 - 合焦検出装置 - Google Patents
合焦検出装置Info
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- JP2932827B2 JP2932827B2 JP4110679A JP11067992A JP2932827B2 JP 2932827 B2 JP2932827 B2 JP 2932827B2 JP 4110679 A JP4110679 A JP 4110679A JP 11067992 A JP11067992 A JP 11067992A JP 2932827 B2 JP2932827 B2 JP 2932827B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真用カメラやビデオカ
メラ等に好適な合焦検出装置に関し、特に撮影レンズ
(対物レンズ)の射出瞳を複数の領域に分割し、各領域
を通過する光束を用いて複数の物体像を撮像手段面上に
形成し、該撮像手段で得られる画像情報の自己相関を求
めることにより、撮影レンズの合焦状態を検出するよう
にした合焦検出装置に関するものである。
メラ等に好適な合焦検出装置に関し、特に撮影レンズ
(対物レンズ)の射出瞳を複数の領域に分割し、各領域
を通過する光束を用いて複数の物体像を撮像手段面上に
形成し、該撮像手段で得られる画像情報の自己相関を求
めることにより、撮影レンズの合焦状態を検出するよう
にした合焦検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より対物レンズを通過した光束を利
用した比較的高精度な合焦検出精度を有した受光型の焦
点検出方式として、撮影レンズの瞳の異った複数の領域
を通過した光束に基づく複数の画像情報を利用した合焦
検出装置がある。このような合焦検出装置が、例えば米
国特許第4185191号で提案されている。
用した比較的高精度な合焦検出精度を有した受光型の焦
点検出方式として、撮影レンズの瞳の異った複数の領域
を通過した光束に基づく複数の画像情報を利用した合焦
検出装置がある。このような合焦検出装置が、例えば米
国特許第4185191号で提案されている。
【0003】図7〜図9は同号で提案されている合焦検
出装置、及びその一部の要部説明図である。
出装置、及びその一部の要部説明図である。
【0004】図7において1は撮影レンズ(対物レン
ズ)、5は挿脱可能のミラーである。通常の撮影時には
ミラー5は撮影光路外に退避している。このとき撮影レ
ンズ1を通過した光束に基づく物体像(画像情報)は撮
像手段2面上に形成される。
ズ)、5は挿脱可能のミラーである。通常の撮影時には
ミラー5は撮影光路外に退避している。このとき撮影レ
ンズ1を通過した光束に基づく物体像(画像情報)は撮
像手段2面上に形成される。
【0005】一方、合焦検出の際には図7で示すように
ミラー5が光路外より光路中に挿着される。そして撮影
レンズ1の瞳面上の異なった2つの領域(瞳領域)3,
4を通過した光束に基づく2つの物体像をミラー5で反
射させて合焦情報検出素子6に導光している。
ミラー5が光路外より光路中に挿着される。そして撮影
レンズ1の瞳面上の異なった2つの領域(瞳領域)3,
4を通過した光束に基づく2つの物体像をミラー5で反
射させて合焦情報検出素子6に導光している。
【0006】合焦情報検出素子6は図8、図9に示す構
成より成っている。図8は撮影レンズ1が合焦状態にあ
るとき、図9は撮影レンズ1が前ピン状態(受光素子が
ピント面よりも後方にあるとき)にあるときの光束の集
光状態を示している。
成より成っている。図8は撮影レンズ1が合焦状態にあ
るとき、図9は撮影レンズ1が前ピン状態(受光素子が
ピント面よりも後方にあるとき)にあるときの光束の集
光状態を示している。
【0007】図8、図9において、201は入射光束を
分離して結像させる複数の微小レンズ201a,201
b,・・・から成るレンズ部材、202は微小レンズを
通過した光束を受光する複数の受光素子より成る受光手
段である。
分離して結像させる複数の微小レンズ201a,201
b,・・・から成るレンズ部材、202は微小レンズを
通過した光束を受光する複数の受光素子より成る受光手
段である。
【0008】このうち受光素子1a,2a,3a,4
a,・・・は瞳領域4を通った光束204を受光してお
り、受光素子1b,2b,3b,4b,・・・は瞳領域
3を通った光束203を受光している。
a,・・・は瞳領域4を通った光束204を受光してお
り、受光素子1b,2b,3b,4b,・・・は瞳領域
3を通った光束203を受光している。
【0009】図8の合焦状態のときは被写体のある一部
分からの光束のうち瞳領域4を通った光束は受光素子2
aに結像し、被写体の同じ部分からの光束のうち瞳領域
3を通った光束は受光素子2bに結像する。
分からの光束のうち瞳領域4を通った光束は受光素子2
aに結像し、被写体の同じ部分からの光束のうち瞳領域
3を通った光束は受光素子2bに結像する。
【0010】同様に被写体の他の部分からの光束も同様
にして瞳領域3を通過した光束と瞳領域4を通った光束
は各々受光素子1aと1b、受光素子3aと3b、受光
素子4aと4bの隣り合った対をなす受光素子に各々結
像する。
にして瞳領域3を通過した光束と瞳領域4を通った光束
は各々受光素子1aと1b、受光素子3aと3b、受光
素子4aと4bの隣り合った対をなす受光素子に各々結
像する。
【0011】これに対して、図9の撮影レンズが前ピン
状態のときは受光素子2aに結像した光束204に対応
する光束203は、例えば受光素子203に結像する。
同様に他の部分の光束も対をなす受光素子と1つずつず
れた受光素子に結像する。
状態のときは受光素子2aに結像した光束204に対応
する光束203は、例えば受光素子203に結像する。
同様に他の部分の光束も対をなす受光素子と1つずつず
れた受光素子に結像する。
【0012】これより受光素子1a,2a,3a,4
a,・・・から成る受光素子群(a群)と受光素子1
b,2b,3b,4b,・・・から成る受光素子群(b
群)が受光した信号とを比較することにより撮影レンズ
1の合焦状態を検出している。
a,・・・から成る受光素子群(a群)と受光素子1
b,2b,3b,4b,・・・から成る受光素子群(b
群)が受光した信号とを比較することにより撮影レンズ
1の合焦状態を検出している。
【0013】更にa群とb群の出力信号の相互相関を計
算することによって撮影レンズ1のピントのずれ量とず
れ方向とを検出している。
算することによって撮影レンズ1のピントのずれ量とず
れ方向とを検出している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図7に示す従来の合焦
検出装置は (イ)撮像手段2と合焦情報検出素子6との間の相対的
な位置精度がある程度必要であるが、特に撮像手段2の
面積が小さい場合には、製造工程において高精度な位置
を出すことが困難である。
検出装置は (イ)撮像手段2と合焦情報検出素子6との間の相対的
な位置精度がある程度必要であるが、特に撮像手段2の
面積が小さい場合には、製造工程において高精度な位置
を出すことが困難である。
【0015】(ロ)撮像手段2と合焦情報検出素子6と
の位置関係が経時変化や温度変化などの影響を受けた場
合に、合焦検出精度が劣化する。
の位置関係が経時変化や温度変化などの影響を受けた場
合に、合焦検出精度が劣化する。
【0016】(ハ)撮影のための撮影光学系の他に合焦
検出のための検出手段(レンズ、受光素子等)が必要と
なるために装置全体が複雑化し、又コストが高くなる。
検出のための検出手段(レンズ、受光素子等)が必要と
なるために装置全体が複雑化し、又コストが高くなる。
【0017】(ニ)合焦情報検出手段6を撮像光学系の
光路外に設ける必要があるために、カメラの小型化に不
利である。
光路外に設ける必要があるために、カメラの小型化に不
利である。
【0018】(ホ)合焦位置を検出するためには、二つ
の受光素子群のデータをずらしながら、計算を行ない、
最大相関位置を見つける必要があるため、演算に時間が
かかる。
の受光素子群のデータをずらしながら、計算を行ない、
最大相関位置を見つける必要があるため、演算に時間が
かかる。
【0019】(ヘ)撮影レンズの他に光路を分割するレ
ンズを使用するため、測距系においてシェーディング
や、歪が発生し、検出精度が劣化する。等の問題点があ
った。
ンズを使用するため、測距系においてシェーディング
や、歪が発生し、検出精度が劣化する。等の問題点があ
った。
【0020】本発明は通常の画像情報を得る為の撮像手
段面上に撮影レンズの瞳の異った複数の領域を通過した
光束に基づく複数の物体像(画像)を形成し、このとき
撮像手段で得られる画像情報を利用することにより、特
別の合焦情報検出素子や光学系を用いずに装置全体の簡
素化を図りつつ、高精度な合焦検出が可能な合焦検出装
置の提供を目的とする。
段面上に撮影レンズの瞳の異った複数の領域を通過した
光束に基づく複数の物体像(画像)を形成し、このとき
撮像手段で得られる画像情報を利用することにより、特
別の合焦情報検出素子や光学系を用いずに装置全体の簡
素化を図りつつ、高精度な合焦検出が可能な合焦検出装
置の提供を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の合焦検出装置
は、撮影レンズの撮影に用いる撮像手段に至る光路中に
合焦状態を検出する際に遮光部材を挿入させて、該遮光
部材によって該撮影レンズの瞳の異なった少なくとも2
つの領域を通過した光束に基づく複数の画像情報を前記
撮像手段面上に同時に形成し、該撮像手段から得られる
画像情報の自己相関度を演算手段で求め、該演算手段で
得られる信号を用いて駆動手段により、該撮影レンズの
少なくとも一部のレンズ群を光軸上移動させて合焦を行
ったことを特徴としている。
は、撮影レンズの撮影に用いる撮像手段に至る光路中に
合焦状態を検出する際に遮光部材を挿入させて、該遮光
部材によって該撮影レンズの瞳の異なった少なくとも2
つの領域を通過した光束に基づく複数の画像情報を前記
撮像手段面上に同時に形成し、該撮像手段から得られる
画像情報の自己相関度を演算手段で求め、該演算手段で
得られる信号を用いて駆動手段により、該撮影レンズの
少なくとも一部のレンズ群を光軸上移動させて合焦を行
ったことを特徴としている。
【0022】特に本発明では、前記遮光部材は前記撮影
レンズを通過した光束をファインダー系に導光する反射
鏡より構成していることや、前記演算手段は画像情報の
自己相関の時間差τの零近傍の値から自己相関のピーク
位置を推定し、該ピーク位置が存在すると推定される範
囲内についてのみ自己相関の演算を行うようにしたこと
等を特徴としている。
レンズを通過した光束をファインダー系に導光する反射
鏡より構成していることや、前記演算手段は画像情報の
自己相関の時間差τの零近傍の値から自己相関のピーク
位置を推定し、該ピーク位置が存在すると推定される範
囲内についてのみ自己相関の演算を行うようにしたこと
等を特徴としている。
【0023】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部概略図であ
る。
る。
【0024】図中1は撮影レンズ、2撮像手段であり、
CCD等の撮像素子より成っている。同図では撮像手段
2が合焦位置にあるときを示している。
CCD等の撮像素子より成っている。同図では撮像手段
2が合焦位置にあるときを示している。
【0025】101は2つの開口を有した遮光部材であ
り、撮影光路中に挿脱可能に装着しており、光路中に配
置して撮影レンズ1の瞳(射出瞳)を2つの領域3,4
に分割している。(尚、遮光部材101は2つ以上の複
数の開口を有し、瞳を複数に分割して複数の画像情報を
得る場合もある。)102は撮影レンズ1が後ピン状態
にあるときの撮像手段2の位置を示し、103は撮影レ
ンズ1が前ピン状態にあるときの撮像手段2の位置を示
している。
り、撮影光路中に挿脱可能に装着しており、光路中に配
置して撮影レンズ1の瞳(射出瞳)を2つの領域3,4
に分割している。(尚、遮光部材101は2つ以上の複
数の開口を有し、瞳を複数に分割して複数の画像情報を
得る場合もある。)102は撮影レンズ1が後ピン状態
にあるときの撮像手段2の位置を示し、103は撮影レ
ンズ1が前ピン状態にあるときの撮像手段2の位置を示
している。
【0026】7は演算手段であり、撮像手段2で得られ
る2つの画像情報より自己相関を演算している。8は駆
動手段であり、演算手段7からの合焦信号に基づいて撮
影レンズ1の合焦レンズ(不図示)を光軸上移動させて
合焦を行っている。
る2つの画像情報より自己相関を演算している。8は駆
動手段であり、演算手段7からの合焦信号に基づいて撮
影レンズ1の合焦レンズ(不図示)を光軸上移動させて
合焦を行っている。
【0027】本実施例では撮影レンズ1が合焦状態にあ
るとき(撮像手段2が実線の位置にあるとき)、瞳領域
3を通過した光束と瞳領域4を通過した光束は撮像手段
2面上の同じ位置Pに結像する。
るとき(撮像手段2が実線の位置にあるとき)、瞳領域
3を通過した光束と瞳領域4を通過した光束は撮像手段
2面上の同じ位置Pに結像する。
【0028】撮像レンズ1が後ピン状態にあるとき(撮
像手段2が位置102にあるとき)瞳領域3を通過した
光束は撮像手段2の位置iに、瞳領域4を通過した光束
は撮像手段2の位置jにややボケた状態で結像する。
像手段2が位置102にあるとき)瞳領域3を通過した
光束は撮像手段2の位置iに、瞳領域4を通過した光束
は撮像手段2の位置jにややボケた状態で結像する。
【0029】撮影レンズ1が前ピン状態にあるとき(撮
像手段2が位置103にあるとき)、瞳領域3を通過し
た光束は撮像手段2の位置mに、瞳領域4を通過した光
束は撮像手段2の位置kにややボケた状態で結像する。
像手段2が位置103にあるとき)、瞳領域3を通過し
た光束は撮像手段2の位置mに、瞳領域4を通過した光
束は撮像手段2の位置kにややボケた状態で結像する。
【0030】本発明はこの撮像手段2面上に結像した物
体像(画像情報)に基づく信号の自己相関を演算手段7
で計算することにより、撮影レンズ1が合焦状態にある
か否か、さらに合焦状態にない場合には、ピントのずれ
量がどれだけあるかを推定している。
体像(画像情報)に基づく信号の自己相関を演算手段7
で計算することにより、撮影レンズ1が合焦状態にある
か否か、さらに合焦状態にない場合には、ピントのずれ
量がどれだけあるかを推定している。
【0031】即ち、撮像手段2面上に結像した物体像に
基づく信号は、時間軸tを変数とする電気信号として出
力される。この信号をx(t)とすると、自己相関C
(τ)は次の式で表わされる。
基づく信号は、時間軸tを変数とする電気信号として出
力される。この信号をx(t)とすると、自己相関C
(τ)は次の式で表わされる。
【0032】
【数1】 (1)式による計算結果をさらにC(0)で正規化する
ことにより、τ=0で最大値1をもつ自己相関係数C0
(τ)が得られる。
ことにより、τ=0で最大値1をもつ自己相関係数C0
(τ)が得られる。
【0033】図2、図3は演算手段7で演算される自己
相関係数の説明図である。
相関係数の説明図である。
【0034】図2、図3に示すように、自己相関係数C
0 (τ)はそれぞれa,b,cの三つのピークを持つ。
ここでaはτ=0の位置であり、常に最大の値をとる。
ピントがずれている状態では、このaの他に、ピントの
ずれ量に対応した位置にピークがあらわれる。aのピー
クを除く最大のピーク位置に対応するτを求めると、図
2においてはτbが、図3からはτcが求まる。
0 (τ)はそれぞれa,b,cの三つのピークを持つ。
ここでaはτ=0の位置であり、常に最大の値をとる。
ピントがずれている状態では、このaの他に、ピントの
ずれ量に対応した位置にピークがあらわれる。aのピー
クを除く最大のピーク位置に対応するτを求めると、図
2においてはτbが、図3からはτcが求まる。
【0035】τbおよびτcは図2、図3においてそれ
ぞれ、撮像手段2の転送時間τb,τcに対応する画素
間隔のところで強い相関を持つことを示しており、この
画素間隔が図1における撮像手段2面上の点i−j、あ
るいは点k−mの間隔に相当する。
ぞれ、撮像手段2の転送時間τb,τcに対応する画素
間隔のところで強い相関を持つことを示しており、この
画素間隔が図1における撮像手段2面上の点i−j、あ
るいは点k−mの間隔に相当する。
【0036】本実施例では、以上のようにして画像情報
の自己相関のピークを演算手段7で検出することによ
り、撮像手段2面上に結像した異なる瞳領域を通った光
束に基づく物体像の間隔を求めている。この間隔を撮影
レンズ1の焦点距離によって換算することにより、ピン
トのずれ量を求めている。
の自己相関のピークを演算手段7で検出することによ
り、撮像手段2面上に結像した異なる瞳領域を通った光
束に基づく物体像の間隔を求めている。この間隔を撮影
レンズ1の焦点距離によって換算することにより、ピン
トのずれ量を求めている。
【0037】そして、このときの演算手段7で求めたず
れ量に基づいて駆動手段8は撮影レンズ1の合焦レンズ
(不図示)を光軸上移動させて合焦操作を行っている。
れ量に基づいて駆動手段8は撮影レンズ1の合焦レンズ
(不図示)を光軸上移動させて合焦操作を行っている。
【0038】図4は本発明の実施例2の要部概略図であ
る。
る。
【0039】本実施例では撮影レンズ1の瞳を複数の領
域に分割する遮光部材として撮影レンズ1を通過した光
束をファインダー系に導光するミラー104を利用して
行っており、その他の構成は図1の実施例1と略同じで
ある。
域に分割する遮光部材として撮影レンズ1を通過した光
束をファインダー系に導光するミラー104を利用して
行っており、その他の構成は図1の実施例1と略同じで
ある。
【0040】本実施例では合焦情報検出時には遮光部材
104を撮影光路中に配置している。これにより撮影レ
ンズ1の瞳領域3と瞳領域4の2つの領域を通過した光
束に基づく2つの物体像を撮像手段2面上に形成してい
る。
104を撮影光路中に配置している。これにより撮影レ
ンズ1の瞳領域3と瞳領域4の2つの領域を通過した光
束に基づく2つの物体像を撮像手段2面上に形成してい
る。
【0041】又、撮影レンズ1からの光束のうちミラー
104で反射した光束はピント板108面上にファイン
ダー像を形成する。そしてピント板108面上のファイ
ンダー像をコンデンサーレンズ105とペンタプリズム
106とを介して接眼レンズ107で観察している。
104で反射した光束はピント板108面上にファイン
ダー像を形成する。そしてピント板108面上のファイ
ンダー像をコンデンサーレンズ105とペンタプリズム
106とを介して接眼レンズ107で観察している。
【0042】以上の構成により実施例1と同様にして合
焦状態を検出している。
焦状態を検出している。
【0043】一方、本実施例では撮影時には演算手段7
からの撮影レンズ1のピントのずれ量に関する信号に基
づいて駆動手段8により撮影レンズ1の合焦レンズを駆
動させると共にミラー104を撮影光路中から退避させ
ることにより撮影を行っている。
からの撮影レンズ1のピントのずれ量に関する信号に基
づいて駆動手段8により撮影レンズ1の合焦レンズを駆
動させると共にミラー104を撮影光路中から退避させ
ることにより撮影を行っている。
【0044】図5、図6は本発明の実施例3に係る演算
手段で求めた自己相関係数の説明図である。
手段で求めた自己相関係数の説明図である。
【0045】図5は撮影レンズ1のピントのずれ量が比
較的小さい場合に対応し、図6は撮影レンズ1のピント
のずれ量が比較的大きい場合に対応する。図5のピーク
bはτbの位置に、図6のピークeはτeの位置にあ
る。図6の方がピントのずれ量が大きいために、τb<
τeという関係になっている。ここでτが零に近いとこ
ろτdにおける、相関係数の値を比較してみると、図5
ではCd、図6ではCfとなり、Cd<Cfという関係
になる。
較的小さい場合に対応し、図6は撮影レンズ1のピント
のずれ量が比較的大きい場合に対応する。図5のピーク
bはτbの位置に、図6のピークeはτeの位置にあ
る。図6の方がピントのずれ量が大きいために、τb<
τeという関係になっている。ここでτが零に近いとこ
ろτdにおける、相関係数の値を比較してみると、図5
ではCd、図6ではCfとなり、Cd<Cfという関係
になる。
【0046】このようにピントのずれ量が大きくなると
画像がぼけてくるために、τが零に近いところでの相関
が大きくなってくる。このことから逆に、τが零に近い
ところで相関が小さくなっている場合は、ピントのずれ
量が少ないと言うことができる。(逆は成り立たな
い。)従ってτが零に近いところ、例えばτdにおける
相関値があるレベル以下であれば、τが大きいところに
ついては、相関の演算を行なう必要が無くなる。このた
め、本実施例ではτdにおける相関値に応じて相関演算
の範囲を定めて自己相関の演算を効果的に行っている。
画像がぼけてくるために、τが零に近いところでの相関
が大きくなってくる。このことから逆に、τが零に近い
ところで相関が小さくなっている場合は、ピントのずれ
量が少ないと言うことができる。(逆は成り立たな
い。)従ってτが零に近いところ、例えばτdにおける
相関値があるレベル以下であれば、τが大きいところに
ついては、相関の演算を行なう必要が無くなる。このた
め、本実施例ではτdにおける相関値に応じて相関演算
の範囲を定めて自己相関の演算を効果的に行っている。
【0047】次に(2)式に演算範囲τmaxとτdと
の関係を示す。
の関係を示す。
【0048】 τmax≦Co(τd)×K ・・・・・・・(2) (2)式においてKは撮影レンズの焦点距離、瞳径等に
よって定められる定数である。
よって定められる定数である。
【0049】次に本発明の実施例4、5の演算手段によ
る自己相関の求め方について、図5、図6を用いて説明
する。
る自己相関の求め方について、図5、図6を用いて説明
する。
【0050】実施例4、5では撮像手段2から画像情報
に基づく信号を検出するところまでは、前述の実施例
1、2と同じである。まず、実施例4について図5、図
6を用いて説明する。
に基づく信号を検出するところまでは、前述の実施例
1、2と同じである。まず、実施例4について図5、図
6を用いて説明する。
【0051】図5における自己相関のピークbと、図6
における自己相関のピークeを比較すると、bの方がピ
ークが鋭くなっている。これは、図6の方がぼけ量が大
きいために、ピーク位置eの近傍での相関が大きくなる
ためである。本実施例では、この性質を利用している。
における自己相関のピークeを比較すると、bの方がピ
ークが鋭くなっている。これは、図6の方がぼけ量が大
きいために、ピーク位置eの近傍での相関が大きくなる
ためである。本実施例では、この性質を利用している。
【0052】即ち、通常の自己相関の演算を行なう場合
は、時間軸のきざみ(τのピッチ)は一定にして計算を
行なう。しかし、図6から明らかなように、τが大きい
ところでは、相関の値の変化量も小さくなるため、τの
ピッチをあらくすることができる。
は、時間軸のきざみ(τのピッチ)は一定にして計算を
行なう。しかし、図6から明らかなように、τが大きい
ところでは、相関の値の変化量も小さくなるため、τの
ピッチをあらくすることができる。
【0053】本実施例では、例えば、以下に示すよう
に、時間軸のきざみtdを定めて、これにより自己相関
の演算量を大幅に減らして、効率の良い演算を行ってい
る。
に、時間軸のきざみtdを定めて、これにより自己相関
の演算量を大幅に減らして、効率の良い演算を行ってい
る。
【0054】td=k×τ ・・・・・・・(3) ここでkは撮影レンズのfナンバーなどによって定める
定数である。
定数である。
【0055】次に本発明の実施例5について図5、図6
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0056】一般にCCD等の撮像手段からの出力信号
における画像信号は、隣接画素間の相関が強いため、τ
が小さい所ではピークの検出が困難になる場合がある。
における画像信号は、隣接画素間の相関が強いため、τ
が小さい所ではピークの検出が困難になる場合がある。
【0057】そこで本実施例は、この問題を解決するた
めに、τが比較的小さい範囲では、元信号に高域通過型
のフィルターを通してから自己相関の演算をするように
構成している。
めに、τが比較的小さい範囲では、元信号に高域通過型
のフィルターを通してから自己相関の演算をするように
構成している。
【0058】本実施例における高域通過フィルターは、
例えば(4)式、あるいは(5)式に示すようなもので
ある。
例えば(4)式、あるいは(5)式に示すようなもので
ある。
【0059】 y(t)=x(t+Δt)−x(t) ・・・・・・・・・・・(4) y(t)=x(t)−〔x(t+Δt)+x(t−Δt)〕/2 ・・(5) ここでy(t)はフィルターを通った後の信号を表わ
す。
す。
【0060】尚、本実施例においては先の実施例4で用
いた性質、つまりτが大きいところではピーク近傍の相
関が大きくなるという性質を利用することにより、τの
値に応じてフィルターの特性を切り替えるように構成す
れば、ピーク検出の精度はさらに向上するので好まし
い。
いた性質、つまりτが大きいところではピーク近傍の相
関が大きくなるという性質を利用することにより、τの
値に応じてフィルターの特性を切り替えるように構成す
れば、ピーク検出の精度はさらに向上するので好まし
い。
【0061】(4)式、(5)式は時間的に連続したア
ナログ信号として、表現してあるが、A/D変換した後
のディジタルデータに対して、ディジタルフィルターを
かけてもよい。
ナログ信号として、表現してあるが、A/D変換した後
のディジタルデータに対して、ディジタルフィルターを
かけてもよい。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、通常の撮影に用いる撮
像手段を合焦情報検出手段として使用しているために、
合焦情報検出手段と撮影系との位置精度に関する問題が
原理的に発生しない。また、合焦情報検出のための新た
な光学系や受光素子を必要としない為、装置全体が簡素
化され、又コストを安くし小型化することが可能とな
る。
像手段を合焦情報検出手段として使用しているために、
合焦情報検出手段と撮影系との位置精度に関する問題が
原理的に発生しない。また、合焦情報検出のための新た
な光学系や受光素子を必要としない為、装置全体が簡素
化され、又コストを安くし小型化することが可能とな
る。
【0063】本発明において、撮影レンズの異なる瞳領
域の光を取り出すために、二つ又は複数の開口部をもっ
た遮光部材を撮影光路内に挿脱可能に設けることによ
り、自己相関の演算結果におけるピーク位置の検出が容
易となり、検出精度を上げることができる。
域の光を取り出すために、二つ又は複数の開口部をもっ
た遮光部材を撮影光路内に挿脱可能に設けることによ
り、自己相関の演算結果におけるピーク位置の検出が容
易となり、検出精度を上げることができる。
【0064】さらに上記遮光部材をファインダー系に光
束を分離するための鏡と兼用すれば、合焦検出のためだ
けの部材を無くすことができる。
束を分離するための鏡と兼用すれば、合焦検出のためだ
けの部材を無くすことができる。
【0065】又、自己相関の計算において時間差τの零
近傍の値から、相関のピーク位置を推定することによ
り、演算量を減らすと共に推定精度を上げることが可能
となる。等の特長を有した合焦検出装置を達成すること
ができる。
近傍の値から、相関のピーク位置を推定することによ
り、演算量を減らすと共に推定精度を上げることが可能
となる。等の特長を有した合焦検出装置を達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の要部概略図
【図2】本発明の実施例1に係る自己相関係数の説明図
【図3】本発明の実施例1に係る自己相関係数の説明図
【図4】本発明の実施例2の要部概略図
【図5】本発明の実施例3、4、5に係る自己相関係数
の説明図
の説明図
【図6】本発明の実施例3、4、5に係る自己相関係数
の説明図
の説明図
【図7】従来の合焦検出装置の要部説明図
【図8】図7の一部分の説明図
【図9】図7の一部分の説明図
1 撮影レンズ 2 撮像手段 3,4 瞳領域 7 演算手段 8 駆動手段 101,104 遮光部材
Claims (3)
- 【請求項1】 撮影レンズの撮影に用いる撮像手段に至
る光路中に合焦状態を検出する際に遮光部材を挿入させ
て、該遮光部材によって該撮影レンズの瞳の異なった少
なくとも2つの領域を通過した光束に基づく複数の画像
情報を前記撮像手段面上に同時に形成し、該撮像手段か
ら得られる画像情報の自己相関度を演算手段で求め、該
演算手段で得られる信号を用いて駆動手段により、該撮
影レンズの少なくとも一部のレンズ群を光軸上移動させ
て合焦を行ったことを特徴とする合焦検出装置。 - 【請求項2】 前記遮光部材は前記撮影レンズを通過し
た光束をファインダー系に導光する反射鏡より構成して
いることを特徴とする請求項1の合焦検出装置。 - 【請求項3】 前記演算手段は画像情報の自己相関の時
間差τの零近傍の値から自己相関のピーク位置を推定
し、該ピーク位置が存在すると推定される範囲内につい
てのみ自己相関の演算を行うようにしたことを特徴とす
る請求項1の合焦検出装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4110679A JP2932827B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 合焦検出装置 |
| US08/406,792 US5485209A (en) | 1992-04-03 | 1995-03-20 | Pupil divisional type focusing position detection apparatus for electronic cameras |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4110679A JP2932827B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 合焦検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05281462A JPH05281462A (ja) | 1993-10-29 |
| JP2932827B2 true JP2932827B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=14541712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4110679A Expired - Fee Related JP2932827B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 合焦検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2932827B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP4110679A patent/JP2932827B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05281462A (ja) | 1993-10-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |