JP2932439B2 - プログラミング方式 - Google Patents

プログラミング方式

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JP2932439B2 JP19318289A JP19318289A JP2932439B2 JP 2932439 B2 JP2932439 B2 JP 2932439B2 JP 19318289 A JP19318289 A JP 19318289A JP 19318289 A JP19318289 A JP 19318289A JP 2932439 B2 JP2932439 B2 JP 2932439B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄鋼プラント、産電システム、FAシステム
等の製造現場に設置されるプラント制御装置(CRTを備
え、各種制御機能、データ監視機能を有する小型の計算
機)のソフトウェアのプログラミング装置に関する。
〔従来の技術〕
従来は計算機のプログラムを記述する手段として、多
くの場合にBASIC言語をはじめとするテキスト形の言語
が使用されてきた。
一方、プラント制御の分野ではシーケンスコントロー
ラのラダー言語や、シーケンシャル・ファンクション・
チャート(=SFC、雑誌「オートメーション」1987年7
月号参照)と呼ばれる図式記述が使用されている。
またデータを記述する手段としてマルチプラン(米国
マイクロソフト社商品名)のような作表ソフトが使用さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
テキスト形言語の欠点はプログラムの各行の関連が一
目で分からないところである。記述されているプログラ
ムを順次読まないと、そのプログラムが全体としてどん
な機能をもっているかを理解することができない。
また、シーケンスコントローラのラダー言語やSFCと
いった図式記述の例は、シーケンス処理手順の記述を簡
易化するものであるが、その図式表現をデータ処理には
活用できない。
プラントの総合的な制御や生産管理を行う場合、大量
のデータを如何に整理し、処理するかという問題も重要
である。表はデータを一覧する場合やデータを検索する
場合に都合のよいデータ表現の方法である。上述のマル
チプランなどは広く用いられている便利なソフトウェア
・ツールであるが、プラント制御に対応できるような十
分はデータ処理機能を有するものではない。
したがって、本発明は、プログラムが動作するための
パララメータ等を図表の形で整理し、プログラムの機能
そのものを図表によって標準化することにより、その図
表化されたデータを効率良く処理できる方式を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、演算、理論判断、ファイル処理等のプログ
ラムを全て2次元の図面で表現し、データを2次元の表
で表現し、しかも図面から表の内容を容易に処理できる
ようにするものである。
そのために、第1図の概念ブロック図に示すように、 ソフトウェアの機能単位を、入出力端子を持つ図で表
現された図形である素子と、その素子が内包する詳細情
報は素子に付随する表で定義した端子表とを保有する素
子型ソースファイルと、 前記複数の素子をCRTスクリーン上の任意の位置に配
置し、ある素子の出力端子と別の素子の入力端子を結線
することによって信号やデータの流れを表現することに
よりプログラムを2次元的に構成した図面を保有する図
面ソースファイルと、 前記素子型ソースファイルから素子メニューを表示画
面に表示する手段と、 表示された素子メニューの中から任意の素子を選択す
る手段と、 選択された前記素子およびその素子の前記素子型端子
表を前記素子型ソースファイルから呼び出して素子図形
と素子端子表を表示画面上に表示する手段と、 前記表示を行う際にその図形および素子端子表を前記
図面ソースファイルにもコピーする手段と、 その表示された素子型端子表の空欄に固有の値を記入
することにより、各素子機能を表現することにより図面
を作成する手段と、 前記素子の入出力端子間を結合する線を、信号が流れ
る線は細い線とするとともに数値または文字が流れる線
は太い線とする手段とを備え、 作成した図面を前記図面ソースファイルに格納してい
くことにより、プログラミングするようにしたことを特
徴とするものとする。
なお、図面ソースファイルの内容は、マシンコードに
変換されて図面オブジェクトファイルに格納された後、
OSにより実行されることになる。
具体的には、以下に定義する、「素子」、「図面」、
「表」、「端子表」、「クミ」を使用したプログラミン
グするものである。
ソフトウェアの機能単位を入出力端子を持つ図で表現
する。これを「素子」と呼ぶ。
このような複数の素子をCRTスクリーン上の任意の位
置に配置し、ある素子の出力端子と別の素子の入力端子
を結線することによって信号やデータの流れを表現し、
プログラムを2次元的に構成する。これを「図面」と呼
ぶ。
素子が内包する詳細情報は素子に付随する表で定義す
る。これを「端子表」と呼ぶ。
図面の中の素子と結線以外の所には文字や図形による
コメントを書き入れる。数値の文字はCRTスクリーン上
で2次元に配列し、そのデータの集まりを一つの単位と
して取扱う。これを「表」と呼ぶ。
表の小間の中には数値や文字の他に、他の表や図面を
示す記号を書き込む。また、これらの情報を読み書きし
たり検索するための素子がある。いくつかの素子を組み
合わせて新しい機能を持つ素子を作ることができる。こ
れを「クミ」と呼ぶ。クミはプログラムを標準化するた
めの一つの手段である。
〔作用〕
上記の手段によって、図面内の各素子間の関連が一目
で概観でき、プログラムの意味を視覚的に把握すること
ができる。また、図面の中の文字や図形のコメントによ
り、図面はこのまま分かり易いドキュメントとして使用
することもできる。つまり図面は設計書、プログラム、
保守説明書の3つの機能を兼ねている。
表の小間の中に種々の情報を書き込むことができ、こ
れを容易に読み出せる素子があることは、ソフトウェア
の構成を標準化するための重要な手段を提供する。
例えば、表によって関連する図面、表、制御パラメー
タ等を定義し、それらを読み出して処理する標準的な図
面を作成することにより、広範囲のソフトウェア構成の
標準化を可能にする。
〔実施例〕
以下、本発明の具体的実施例を説明する。
第2図は素子の表現の例と素子の端子表の例である。
第2図(a)を参照すると、素子の表現は、素子の範囲
を示す長方形1、素子を識別するための記号2、素子が
その外部から信号やデータを入力するための入力端子
3、4、入力端子から入力した信号やデータを素子が処
理した結果を出力するための出力端子5、端子に動作許
可を与える信号を入力するためのs端子6、素子が動作
を完了したことを外部に知らせる信号を出力するための
c端子7、素子が図面の中に複数個ある場合に素子の実
行順序を指定するための番号8、素子が外からデータを
入力することなく素子の内部から発生するデータ(固有
値と呼ぶ)9で、構成される。素子の入出力端子は素子
毎に数や機能が異なるが、s端子とc端子は全ての素子
が共通に持っている。
素子の端子表10は第1図(b)に示すように4列n行
(n=1〜)で構成される。端子表の1行は一つの端子
に対応している。第1列は端子記号で、素子の表現にお
ける信号a、b、oと同じ記号が表示される。第2列は
端子属性で、その端子に入出力される情報が信号か、数
値か、文字か、あるいは固有値かを示す記号が表示され
る。第3列は端子値で、その端子に入力が行われず固有
値が定義されている場合にデータが表示される。第4列
は端子の機能を説明するための文字が表示される。
第3図は素子の入出力端子を結線した例である。
第3図を参照すると、結線14は素子A11のo1端子から
出力された信号を素子B12のi1端子に入力する。結線15
は素子A11の2o端子から出力された数値を素子B12のi2端
子と素子C13のi1端子に入力する。
第3図のように、素子の入出力端子間の結合は線で表
現され、信号が流れる線は細い線で表現され、数値また
は文字が流れる線は太い線で表現される。この線の太さ
の違いにより線上をどのような情報が流れているかを容
易に識別することができる。
第4図は素子のs端子とc端子の働きを説明するため
の例である。素子16はレジスタ(MW1000)からデータを
読み出す。素子17はs端子が結線されていないから無条
件で動作し、a端子から入力された数値とb端子で指定
された数値(固有値)を比較し、a端子から入力した数
値のほうがb端子で指定された数値より大きい場合に、
t端子からオン信号を出力し、f端子からオフ信号を出
力する。ここで素子17のt端子がオン、f端子がオフで
あったと仮定すると、次のようになる。素子17のt端子
から出力されたオン信号は素子18のs端子に入力され
る。素子17のf端子から出力されたオフ信号は素子20の
s端子に入力される。素子18はs端子にオン信号が入力
されるから動作し、a端子から入力された数値にb端子
で指定された数値(固有値)を加え、結果をo端子から
出力し、c端子からオン信号を出力する。素子18のc端
子から出力されたオン信号は素子19のs端子に入力され
る。素子19はs端子にオン信号が入力されるから動作
し、素子18のo端子から出力された数値をレジスタ(MW
1001)に格納する。素子20はs端子にオフ信号が入力さ
れるから動作しない。従って素子20のc端子もオン信号
を出力しない。素子20のc端子から出力されたオフ信号
は素子21のs端子に入力される。素子21はs端子にオフ
信号が入力されるから動作しない。
素子17から素子21は各素子の実行順番に従って、素子
17→素子18→素子19→素子20→素子21の順番で動作の機
会を与えられるが、素子20と素子21はそれぞれのs端子
にオフ信号が入力されるために動作しない、上記のよう
にs端子とc端子は素子間で動作可能条件信号を伝える
働きをしている。
第5図はクミの例である。クミは既存の素子を組み合
わせて新しく作った素子である。クミの表現は素子と同
様である。第5図(a)を参照すると、クミの表現は、
クミの範囲を示す長方形22、クミを識別するための記号
23、クミがその外部から信号やデータを入力するための
入力端子24、25、26、入力端子から入力した信号やデー
タをクミが処理した結果を出力するための出力端子27、
クミに動作許可を与える信号を入力するためのs端子2
8、クミが動作を完了したことを外部に知らせる信号を
出力するためのc端子29、素子やクミが図面の中に複数
個ある場合にクミの実行順序を指定するための番号30
で、構成される。クミの入出力端子はクミ毎に数や機能
が異なるが、s端子とc端子は全てのクミが共通に持っ
ている。
素子は素子の内部の動作手続きを見ることはできない
が、クミはクミの内部の動作手続きを作成し、また見る
ことができる。クミの動作手続きは図面として作成され
る。第5図の例ではクミの動作手続きは、乗算素子32、
加算素子33、入力端子24から入力したデータを図面31の
中で読み出すためのT端子34、入力端子25から入力した
データを図面31の中で読み出すためのT端子35、入力端
子26から入力したデータを図面31の中で読み出すための
T端子36、図面の中で発生したデータを出力端子27から
出力するためのT端子37、で構成されている。
クミも端子表を持ち、素子同様の形をしている。クミ
の端子表38は第5図に示すように、4列n行(n=1
〜)で構成される。端子表の1行は一つの端子に対応し
ている。第1列は端子記号で、クミの表現における記号
i1、i2、k、oと同じ記号が表示される。第2列は端子
属性で、その端子に入出力される情報が信号か、数値
か、文字か、あるいは固有値かを示す記号が表示され
る。第3列は端子値で、その端子に入力が行われず固有
値が定義されている場合にデータが表示される。第4列
は端子の機能を説明するための文字が表示される。クミ
を一旦作成すると、クミの動作手続き図面に立ち入らな
くても、素子と同様にクミの表現とクミの端子表のみで
プログラミングをすることができる。
第6図は図面の例である。第6図は板状の製品の実績
データをコントローラから受信してCRTスクリーンに表
で表示し、またその製品の形状を長方形(形が変化する
可変図形)で表示する例である。第6図を参照すると、
図面45が動作すると、CRTスクリーンに画面39が表示さ
れる。表55は実績データを保存するための表である。
画面39の中の表40は、図面45の中の素子53が表55を表
示したものである。画面39の中の長方形41は図面45の中
の素子54が表示したものである。素子53と素子54は動作
した結果CRTスクリーンに表や変化する図形を表示する
ために可変表示素子と呼ぶ。画面39の中の文字42、文字
43長方形44は一旦表示されると変化しないために固定表
示素子と呼ぶ。固定表示素子の素子表現は図面の中には
表示されない。可変表示素子の素子表現は素子53や素子
54のように図面の中に表示される。
次に図面45の中の各素子の機能を説明する。
RCV素子48はコントローラのレジスタからデータを受
信する。素子の中の2001〜2003の数字はコントローラの
レジスタ番号で、それらの番号の右側から受信したデー
タを出力する。各レジスタには、2001に製品番号、2002
に長さ、2003に幅がそれぞれ格納されている。
NOT素子49とAND素子50はRCV素子48の伝送完了と伝送
異常をチェックするために置かれてる。伝送が完了すれ
ばRCV素子48のc端子がオンとなり、伝送異常が発生し
ていればf端子がオンとなる。NOT素子49はf端子の信
号を反転する。AND素子50のo端子は伝送が完了し、正
常終了していればオンとなる。
x素子51はRCV素子48の出力端子から長さと幅をそれ
ぞれa端子とb端子に入力し、長さと幅の積(=面積)
をo端子から出力する。
TRW素子52は受信したデータを表55の1行に書き込
む。t端子から表55の信号(TBL01)を入力し、r端子
から行番号(=製品番号)を入力し、c端子でデータを
書き込む先頭の行番号(=1列)を指定する。素子の中
の0〜3の数字は表55の1列目からの相対列番号を示し
ている。表55の第1列には製品番号が格納され、、第2
列には長さ、第3列には幅、第4列には面積が格納され
る。なお、表55の第1行58は見出し行で表のデータには
含まれない。
TDSP素子53は表55を画面に表示する。表示する表の記
号をt端子から入力する。
RECT素子54は板の形状を長方形表示する。長方形の中
は塗りつぶされている。長方形の左上のすみはX座標30
0ドット、Y座標400ドットに固定されている。板の長さ
をxd端子から入力し、幅をyd端子から入力して表示す
る。lbとpbは色などの表示属性を指定する属性番号を入
力する端子である。
配線が繁雑になる場合は中継端子を置く。AND素子50
のo端子はTRW素子52のs端子と直結していると同時
に、中継端子J:1を経由して×素子51のs端子にも接続
されている。
B:TBL01、N:300、S:onは定数発生である。:の右側の
文字は定数の属性を示している。TBL01は表55の信号で
あり、300は整数、ONはオン信号を意味する。
素子はRCV素子48→NOT素子49→AND素子50→×素子51
→TRW素子52→TDSP素子53→RECT素子54の順番で動作す
る。また×素子51以降の素子はRCV素子の受信動作が正
常終了した場合のみ動作する。
素子や線以外の所には文字や図形によるコメントを自
由に書き入れることができる。このような図面をこのま
ま印刷することによって、わかり易いドキュメントとな
る。
図面にも端子表が付随している。また図面は内部的に
は一つのタスクとして動作する。図面の端子表46で実行
優先レベル(タスクレベル)や実行周期を設定する。図
面の端子表46に0でない実行周期を設定しておくと、そ
の図面が起動されたあとはシーケンスコントローラのよ
うに一定周期で動作する。
表にも端子表が付随している。表の端子表56には表の
データ部分の行数と列数、表の見出し部分の行数と列数
などが設定される。
第7図は表の内容を読み出す例である。第7図(a)
を参照すると、表59の2行2列の小間には他の表61の記
号(TBL03)が格納されている。表61の2行2列の小間
には数値100が格納されている。この場合、TRD素子63
は、第7図に示すように、t端子から表59の記号を入力
し、r端子から読み出すべき表59の行番号(=2)を入
力し、c端子から読み出すべき表59の列番号(=2)を
入力し、o端子から表59の2行2列の小間のデータ(表
61の記号)を出力する。次にTRD端子64はt端子にTRD素
子63のo端子から出力された表61の記号を入力し、r端
子から読み出すべき表61の行番号(=2)行番号を入力
し、c端子から読み出すべき表61の列番号(=2)列番
号を入力し、o端子から表61の2行2列の数値100を出
力する。
上記のように表の小間の中に他の表の記号を書き込む
ことによって表の階層構成など、複雑な表システムも構
成することができる。
さて、本方法により、実際にプログラミングしていく
ようすを第8図(a)〜(d)に示して説明する。
まず、ADD、SUBの文字が素子型ソースファイルから素
子メニューとして画面に表示されているものとする。
(1)マウスで、素子メニューの中のADDの文字にカー
ソルを移動し、マウスのAスイッチ(実行スイッチ)を
押す。
(2)図面内のADD素子を複製したい位置にカーソルを
移動し、マウスのAスイッチを押す。
(3)ADD素子が複製され、ADD素子の端子表が表示され
る。その中に固有値を書き込む。
素子型ソースファイルの中のADD素子型端子表が図面
ソースファイルの中にコピーされ、キー入力された固有
値は複製された端子表の中に格納される。
(4)マウスで、素子メニューの中のSUBの文字にカー
ソルを移動し、マウスのAスイッチを押す。以上が第8
図(a)である。
(5)図面内のSUB素子を複製したい位置にカーソルを
移動し、マウスのAスイッチを押す。
(6)SUB素子が複製され、SUB素子の端子表が表示され
る。その中に固有値を書き込む。
素子型ソースファイルの中のSUB素子型端子表が図面
ソースファイルの中にコピーされ、キー入力された固有
値は複製された端子表の中に格納される。
素子の複製端子表は図面ソースファイルの中では複製
された順番で格納される。
(7)編集メニューの中の結線の文字にカーソルを移動
し、マウスのAスイッチを押す。
(8)ADD素子の出力端子の記号oにカーソルを移動
し、マウスのAスイッチを押す。以上が第8図(b)で
ある。
(9)SBU素子の入力端子の記号aにカーソルを移動
し、マウスのAスイッチを押す。
(10)ADD素子のo端子とSUB素子のa端子の間に線が表
示され、両端子間が結線される。
結線情報は複製端子表の中に格納される。また入力端
子側(この例ではSUB端子のa端子)に格納される。結
線情報とは結線されてデータを出力している相手の素子
と、その出力端子の位置である。
(11)編集メニューの実行順の文字にカーソルを移動
し、マウスのAスイッチを押す。
(12)カーソルをADD素子の右肩に移動し、マウスのA
スイッチを押したあと、実行順番をキー入力する。以上
が第8図(c)である。
(13)カーソルをSUB素子の右肩に移動し、マウスのA
スイッチを押したあと、実行順番をキー入力する。
素子が複製された順番は人工される順番ではない。実
行順番は、このように別に設定するのである。
(14)編集メニューの中のコンパイルの文字にカーソル
を移動し、マウスのAスイッチを押す。
コンパイラは図面ソースファイルをコンパイルし、図
面オブジェクトファイルに変換する。図面オブジェクト
ファイルの図面ソースファイルとは別に生成される。図
面オブジェクトファイルの内容はマシンコードである。
コンパイラは変更後、図面ソースファイルと図面オブジ
ェクトファイルをハードディスクに格納する。図面オブ
ジェクトファイルはOSによって実行される。以上が第8
図(d)である。
本発明はこのようにしてプログラミングしていくので
ある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、ソフトウェアの機能単
位をビジュアルに表現する素子と、いくつかの素子を組
み合わせることによって新しく作られた素子であるクミ
と、素子やクミの表現を補うための素子表と、複数の素
子やクミとそれらの入出力端子間を結ぶ線によって構成
される図面と、小間の中に種々のデータを格納すること
ができる表による柔軟なデータ構成により、ソフトウェ
アを視覚に訴える形にし、ソフトウェアの標準化をし易
い仕組みを提供することができる。この結果ソフトウェ
アの生産性、信頼性、保守性の向上を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概念ブロック図、第2図は素子の表現
例と素子の端子表の例を示す図、第3図は素子の入出力
端子間の結線の例を示す図、第4図は素子のs端子とc
端子の作用を説明する図面、第5図はクミの表現、クミ
の動作手続き図面、クミの端子表の例を示す図、第6図
は簡単なアプリケーションを想定して図面と表の機能を
説明した図、第7図は表の内容を読み出す場合の例を示
す図、第8図は本発明のプログラミングの様子を示す図
である。 1……素子の範囲、2……素子記号 3……入力端子、1、4……入力端子2 5……出力端子、6……s端子 7……c端子、8……実行順番 9……素子の固有値、10……素子の端子表 11……素子A、12……素子B 13……素子C、14……信号線 15……データ線、16……データ読み出し素子 17……数値比較素子、18……加算素子 19……データ格納素子、20……減算素子 21……データ格納素子、22……クミの範囲 23……クミ記号、24……データ1入力端子 25……データ2入力端子、26……係数入力端子 27……演算結果出力端子、28……s端子 29……c端子、30……実行順番 31……クミの動作手続き図面、32……乗算素子 33……加算素子、34……データ1入力T端子 35……データ2入力T端子 36……係数入力T端子 37……演算結果出力端子、38……クミの端子表 39……画面、40……表(TBL01)の表示 41……四角形(可変図形)の表示 42……文字(固定図形)の表示 43……文字(固定図形)の表示 44……四角形(固定図形)の表示 45……図面、46……図面の端子表 47……図面記号、48……データ受信素子 49……NOT素子、50……AND素子 51……乗算素子、52……表書き込み素子 53……表表示素子、54……四角形表示素子 55……表、56……表の端子表 57……表記号、58……表の見出し行 59……表TBL02、60……他の表の記号 61……表TBL03、62データ 63……表読み出し素子 64……表読み出し素子 65……表記号発生、66……行番号発生 67……列番号発生、68……行番号発生 69……行番号発生 70……読み出されたデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 15/00 - 15/02 G05B 19/05 G06F 9/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソフトウェアの機能単位を、入出力端子を
    持つ図で表現された図形である素子と、その素子が内包
    する詳細情報は素子に付随する表で定義した端子表とを
    保有する素子型ソースファイルと、 前記複数の素子をCRTスクリーン上の任意の位置に配置
    し、ある素子の出力端子と別の素子の入力端子を結線す
    ることによって信号やデータの流れを表現することによ
    りプログラムを2次元的に構成した図面を保有する図面
    ソースファイルと、 前記素子型ソースファイルから素子メニューを表示画面
    に表示する手段と、 表示された素子メニューの中から任意の素子を選択する
    手段と、 選択された前記素子およびその素子の前記素子型端子表
    を前記素子型ソースファイルから呼び出して素子図形と
    素子端子表を表示画面上に表示する手段と、 前記表示を行う際にその図形および素子端子表を前記図
    面ソースファイルにもコピーする手段と、 その表示された素子型端子表の空欄に固有の値を記入す
    ることにより、各素子機能を表現することにより図面を
    作成する手段と、 前記素子の入出力端子間を結合する線を、信号が流れる
    線は細い線とするとともに数値または文字が流れる線は
    太い線とする手段とを備え、 作成した図面を前記図面ソースファイルに格納していく
    ことにより、プログラミングするようにしたことを特徴
    とするプログラミング装置。
  2. 【請求項2】前記図面中の前記素子間の配線の途中に中
    継端子に設けられるようにした請求項1記載のプログラ
    ミング装置。
  3. 【請求項3】前記図面ソースファイルの内容を機構語に
    変換して記憶する図面オブジェクトファイルを備えたこ
    とを特徴する請求項1記載のプログラミング装置。
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