JP2930628B2 - 像面安定化手段を備えた望遠鏡 - Google Patents

像面安定化手段を備えた望遠鏡

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JP2930628B2 JP1321575A JP32157589A JP2930628B2 JP 2930628 B2 JP2930628 B2 JP 2930628B2 JP 1321575 A JP1321575 A JP 1321575A JP 32157589 A JP32157589 A JP 32157589A JP 2930628 B2 JP2930628 B2 JP 2930628B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、両眼形式の望遠鏡であって、対物レンズ、
接眼レンズ、及び望遠鏡ケーシング内に不動に配置され
た基台を有しており、接眼レンズも対物レンズも不動で
あり、反転レンズ系が2つの軸線でカルダン軸により支
承された対称的な2重支持体に固定されており、2重支
持体が前記不動の軸線内で、望遠鏡ケーシングに固定の
不動の基台に結合されていて、かつ両方の反転レンズ系
のために共通の支承中心点を有している形式のものに関
する。
[従来の技術] 西独国特許発明第2834158号明細書によれば、カルダ
ン軸によって支承された2つの反転プリズム系を有して
おり、支承中心点が対物レンズ面と接眼レンズ面から等
しい距離にあり、そして2つの望遠鏡が結合されて1つ
の両眼用の装置になっているところの、像面安定化手段
を備えたプリズム望遠鏡が公知である。2つの望遠鏡の
反転プリズム系は、2つの方向において回転可能に支承
された対照的な2重支持体に固定されており、同2重支
持体は、1つの軸線を介して、ケーシングに固定の不動
の支持体に結合されるとともに、両反転プリズム系に対
して1つの共通の支承中心点を有している。前記特許明
細書においては、吊下げ方式に関しては何等言及されて
いない。
西独国実用新案登録公開第8714828号明細書によれ
ば、一体的なばね継手に反転レンズ系が固定されている
ところのライフルの照準望遠鏡が公知である。しかしな
がら、この反転レンズ系は、ライフルの照準望遠鏡のケ
ーシング内に、ばね継手によって自由振動的に固定され
ておらず、そして像面の安定化には利用されない。
さらに、能動的な減衰装置が公知であるが、それら
は、特別なエネルギー供給という欠点及びそれに伴う限
定された耐用期間を有している。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の課題は、特別のエネルギー供給のために耐用
期間が制限されることのない、コンパクトな構造にもか
かわらず確実な安定化を行うところの像面的に安定化さ
れた望遠鏡を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば前記課題は、特許請求の範囲第1項の
特徴的事項によって解決される。この場合同請求項にお
いて、受動的な減衰装置は、特別なエネルギー供給を必
要とせずに機能する装置であると理解すべきである。
像面安定化手段を備えた両眼の望遠鏡は、極めてコン
パクトかつ軽量な構造の点で優れている。これは、支承
中心点において反転レンズ系を支持するばね継手によっ
て達成される。前記ばね継手は、球軸受とは対照的に、
摩擦力の時間的変動を全く伴わない。前記ばね継手の一
定の減衰特性によって、単純な受動的運動減衰装置を、
ばね継手に固定された2重支持体の基台に相対的な運動
を減衰せしめるために使用することが可能となる。
ばねを張設する問題及び熱膨脹問題を全く生じさせな
いようにするために、前記ばね継手は一体的になってい
る。継手の周囲に位置する支持ばねは光学的軸線に対し
て垂直に作用し、それによって半径方向の振動の干渉が
阻止される。ばね継手のばねは、一定の横断面を有して
おらず、それでもって軸方向において良好な負荷能力を
備えている。円弧ばねは、軸方向の案内を省略し、した
がって全体の寸法を最小化することを許容する。反転レ
ンズ系を支承するために利用された支持ばねの両側に、
それぞれ1つの別の保護ばねが存在する。この保護ばね
は、衝突に際して、機械的な当接が達成されるまで光学
的軸線に対して垂直に撓むことによって、支持ばねに作
用する外力を緩衝せしめる。
保護ばねも同様に一定の横断面を有しておらず、した
がって円弧ばねとして形成されている。保護ばねは、ば
ね継手の周囲において循環するベルトを構成しており、
それによって支持ばねは、ばねの平行四辺形内において
懸架されている。2つの互いに向かい合うばね領域は、
自由隙間によって連結されており、この場合個々の自由
隙間は、空間的に位置を変えて配置されている。前記自
由隙間は、ばねを構成するために必要不可欠な切欠きと
共に、ばね継手の運動を、±1〜10゜の範囲とすべきと
ころの変位領域内において保証する。
ばね継手は、光学的軸線に対して垂直に整列された端
面において厚肉の縁部を利用することができる。この縁
部において、互いに相対的に移動する部材が取付けられ
る。前記部材は、特に基台と2重支持体とによって与え
られる。この場合基台は、望遠鏡にねじ止めされるとと
もに、減衰システムの1部分の固定手段として利用され
る。減衰システムの他方の比較的重い部分は、2重支持
体に固定されるとともに、てこの原理を用いた反転レン
ズ系のカウンターウェイトとして利用される。これは、
2重支持体及び基台の軽量構造と同様に軽量化に寄与す
る。
両眼の望遠鏡が、乱暴な取扱い、即ち非常に厳しい衝
撃にさらされる場合には、前記保護ばねを別個の衝撃保
護手段を用いて援助しなければならない。衝撃保護手段
は、場所を節約する理由から、ばね継手の内部に取付け
られる。衝撃保護手段は、ばね継手を半径及び軸方向の
厳しい衝撃から保護するためのものである。支持ばねの
半径方向の保護は、可動の2重支持体の運動に際して不
動の球表面に対して移動せしめられる止めシリンダによ
って行われる。この場合両者の相対運動は互いに非接触
的に行われる。この場合球表面は、ばね継手の回転中心
にその中心点を有している。保護ばねの半径方向の可撓
性の基づいて(継手の周囲に向かって収縮する形態のば
ね平行四辺形)、半径方向の負荷に際して半径方向の当
接(シリンダ対球)が生じることになる。そのため、支
持ばねには半径方向の危険な負荷は作用しない。この保
護作用は、基台に対する2重支持体の任意の位置におい
て生ずる。軸方向の衝撃から保護する場合のこれに相応
する作用が、回転中心点に対して同心的に構成されかつ
ケーシングに固定の基台に堅固に結合されている両側の
球表面によって実現可能である。前記球表面は、軸方向
の衝突に際して、2重支持体に螺入されたねじのための
当接面として利用される。
ほとんどの場合、最大の衝撃荷重は望遠鏡の使用時に
は生じないので、像面安定化手段をロックする固定装置
は、大きな回転加速度に対する保護を目的として構成さ
れる。前記固定装置は、有利には、衝撃保護手段内にお
いて軸方向に移動可能な1本の棒によって構成される。
前記棒の各端部は球体として構成されている。前記各端
部によって、棒は、2重支持体を基台に対して固定し、
そして軸方向の力を及ぼすことなく保持するように寄与
している。棒は、ロック解除状態においては、衝撃保護
手段の可動の一緒に嵌装された部分に伴って回転しな
い。固定装置が自動的に再びロック位置へ移動するよう
に、同固定装置には戻し装置(例えば戻しばね)が備え
られている。
ロック解除状態での基台に対する可動の2重支持体の
運動は、減衰装置によって減衰せしめられる。前記減衰
装置は、受動的な渦電流減衰装置として構成されてい
る。この減衰装置は、回転可能に支承された高保磁性の
永久磁石と、ケーシングに固定された導電率の高い渦電
流板とによって構成される。前記板は、その形態に原因
して、非線形の作用(板の厚さ、形状又は材質の変化)
を奏する。これによって、特に支持ばねの種々のねじり
ばね定数を考慮に入れた、減衰定数の軸線的調節が可能
になる。それによって支持ばねの製造公差は、個別に安
定化された望遠鏡の品質に対して影響を及ぼさない。
渦電流板は、少なくとも1つの浮動的な(即ち板に対
して絶縁された)コイルを担持しており、同コイルは、
運転中の減衰定数の変更を実現しようとする場合には、
スイッチによって短絡され得る。前記板へのコイルの取
付けは、不動的配置及び簡単な構成に寄与する。この場
合減衰定数を変更せしめるために、どのような部分も振
動せしめるには及ばない。これは、場所的利点並びにコ
スト的利点を生ぜしめるとともに、減衰システムの頑丈
で機械的に丈夫な構成をもたらす。
[実施例] 本発明は、第1〜3図に示されるとともに、以下にお
いて実施例に基づいてより詳細に説明される。
第1a〜f図には、基台を2重支持体に連結するばね継
手(1)が示されている。このばね継手(1)は、時間
的に変動する摩擦力が(球軸受の場合のように)全く発
生しないために、一定の減衰特性の点で傑出している。
ばね継手(1)は、1本の真っ直ぐな円形シリンダに
よって構成されており、その縁部(2)は45゜の角度で
面取りされている。円形シリンダは内部(3)において
中空であり、この場合端面(4a,4b)には、それぞれ1
つの補強リング(5)が位置している。補強リング
(5)の端面(4a,4b)には、シリンダ軸線(6)に対
して平行に、それぞれ3つのねじ孔(7)が設けられて
おり、同ねじ孔は互いに一定の間隔を有している。
円形シリンダの中央部には、4つの同一の作用を奏す
る領域(8)が周囲に沿って一様に配分されており、同
領域は、自由隙間(9)を介して、補強リング(5)に
対して平行に連結されている。この領域(8)の本質的
な要素は3つのばね(10,11a,11b)である(特に第1e,1
f図参照)。
中央のばねは、支持ばね(10)として利用されるもの
で、2つの切欠き(12a,12b)によって構成される。こ
の切欠きは2つの側部の自由隙間(9)から延びてい
る。この切欠き(12a,12b)は、ばね作用を奏する領域
において円形に構成されており、その結果中心において
細くなる円弧状のばねが生ずる。前記支持ばね(10)
は、その比較的厚いばね端部(13)に起因して、軸方向
において改善された支持力を有しており、それゆえ軸方
向の案内は省略可能である。支持ばね(10)は、ばね継
手(1)のシリンダ軸線(6)の回りでの前記両端面
(4a,4b)の法線の傾転運動を±αの範囲内で許容す
る。切欠き(12a,12b)及び自由隙間(9)は、選択さ
れた角度範囲内の傾転運動を妨げないように幅広く形成
されている。2つの領域(8)内においてその都度2つ
の支持ばね(10)が、正確に向かい合っている。
支持ばね(10)の両側では、シリンダ周囲の材料が、
シリンダ軸線(6)に対して平行かつ半円状に材料を切
除することによって、ばねの厚さまで薄くされている。
これによって得られた保護ばね(11a,11b)は、中央の
支持ばね(10)に隣接して始まっている。この場合一方
の保護ばね(11b)を得るために、別の切欠き(12c)が
補強リング(5)に対して平行に存在しており、同切欠
きは前記ばね(11b)を補強リング(5)から分離する
ものである。前記切欠き(12c)は、別の切欠き(12a)
と一緒になって保護ばね(11b)のばね領域を限定す
る。支持ばね(10)の他方の側部に存在する保護ばね
(11a)においては、ばね領域は、上部及び下部の自由
隙間(9)によってばね継手(1)の材料と分離され
る。こうして得られた円弧状のばね(11a,11b)は、側
部においてのみ、ばね継手(1)の残りの材料部分に結
合されている。保護ばね(11a,11b)は、支持ばね(1
0)の回転軸線(10a)に対して垂直に作用するととも
に、シリンダ軸線(6)に対しても垂直に作用する。こ
れによって、保護ばね(11a,11b)は、中間の支持ばね
(10)を半径方向の衝撃から保護する。ばね定数は、取
付け状態における半径方向の衝撃に対する中間の支持ば
ね(10)の負荷能力から決定される。
拡幅された自由隙間(9)が、外側のリング(5)に
対して平行に延びており、同自由隙間において比較的小
幅の切欠き(12a〜c)が終了している。前記自由隙間
(9)は、中間の支持ばね(10)から離れている、保護
ばね(11a,11b)の側部において開始するとともに、こ
れら自由隙間において中間の支持ばね(10)を構成する
ための比較的長い切欠き(12a)が終了している場合に
は、同自由隙間はまたこのような側部において終了して
いる。これに対して自由隙間(9)において中間の支持
ばね(10)を構成するための比較的短い切欠き(12b)
が終了している場合には、同自由隙間(9)は、中間の
支持ばね(10)に接近する、保護ばね(11b)の側部の
少し手前で開始し、そしてまた相応して終了する。それ
ぞれ向かい合っている領域(8)を結合する自由隙間
(9)は、大きな角度にわたって延びているために、同
自由隙間は、薄肉化された材料の区域(11a)を分断し
ている。その都度両補強リング(5)に平行に、両自由
隙間(9)の一方が存在している。この場合上方の自由
隙間(9)は、下方の自由隙間(9)に対して90゜ずら
して配置されている。このことは、ばね継手(1)が選
択された角度範囲±α内で傾転運動を実施することを保
証する。ばね(10,11a,11b)は4つの領域(8)を各々
において1個ずつ存在する。
ばね継手(1)の一体構造は、ばね張設の問題及び種
々の材料の使用による熱膨脹の問題がまったく無いこと
にある。
第2a,b図において、取付けられた状態のばね継手
(1)が示されている。支持ばね(10)はばね継手
(1)のシリンダ軸線(6)に対して垂直に作用するの
で、半径方向の運動は、可動の2重支持体(14)の運動
に全く干渉しない。シリンダ軸線(6)は光学的軸線
(15a,15b)に対して平行に延びている。
2重支持体(14)及び基台(16)は、光学的軸線(1
5)に垂直に取付けられたばね継手(1)及び中間体(1
7)を介して、限定された角度範囲±α内において相互
に可動的に連結されている。
ばね継手(1)を介して基台(16)に連結された可動
の2重支持体(14)は、2つの機能を有する。まず第1
に、2重支持体は、プリズム(25)により構成された反
転レンズ系(26)の支持体として作用し、そして第2に
同2重支持体には、受動的な運動減衰装置の1部が固定
されている。2つの反転プリズム系(26)を収容するた
めに、可動の2重支持体(14)は、その接眼レンズに面
した側部において2つのブラケット(28)を有してい
る。対物レンズ(ここには示されていない)と反転プリ
ズム系(26)によって定義された光学的軸線(15a,15
b)は、可動の2重支持体(14)の対称軸線(6)に対
して平行に延びる。
ブラケット(28)の向かい側に、運動減衰装置が取付
けられている。可動の2重支持体(14)は、この部分に
おいて、受動的な運動減衰装置として利用される受動的
な渦電流装置の磁石(29)を保持し得るように構成され
ている。磁石支持体(30a,30b)内の磁石(29)は、ブ
ラケット(28)上の反転プリズム系(26)に対するカウ
ンターウェイトを構成しており、その結果取付けられた
可動の2重支持体(14)は、ばね継手(1)における支
承に関しては、その重心において保持されることにな
る。この場合磁石支持体(30)内の磁石(29)の重量
は、反転プリズム系(26)の重量よりも軽い。何となれ
ば磁石(29)は前記重心からより遠く離れているからで
ある。
可動の2重支持体(14)は、軽金属製あっり、可能な
限り軽量になるように構造的に設計されている。
ばね継手(1)は、片側において止め体(21)のフラ
ンジ(22)を介して基台(16)のフランジ(31)に連結
されている。前記フランジ(31)は基台(16)の直角の
ブラケットであり、この場合基台(16)の構造は、可動
の2重支持体(14)の不可避的な運動を所定の角度範囲
±α内に保持するものである。
基台(16)には孔付きの4つのブラケット(34)が存
在する。前記孔及び基台(16)のその他の孔(63)にお
いて、基台(16)と望遠鏡ケーシング(ここには示され
ていない)とのねじ止めが行われる。望遠鏡ケーシング
(ここには示されていない)への取付けに際して基台
(16)の安定した支持を得るために、同基台(16)の下
面には前記各孔の周囲において平坦な支持面が存在す
る。
基台(16)の端部には、板支持体(35)がねじ(36)
によって固定されており、同板支持体自体には、板(3
7)がねじ(38)によって固定されている。前記板(3
7)は、可動の2重支持体(14)の磁石(29)に付属す
るところの、受動的な運動減衰装置(27)(渦電流装
置)の他方の部材である。
基台(16)もまた可動の2重支持体(14)も、中間体
(17)のフランジ(22,19)を介して、ばね継手(1)
に固定されている。中間体(17)は本質的には3つの部
分から構成される。即ち、 a)その側部フランジ(19)において、それぞれ片面に
2重支持体(14)及びばね継手(1)が複数のねじ(2
0)によってねじ止めされているところの案内体(18)
と、 b)その側部フランジ(22)において、それぞれ片面に
基台(16)及びばね継手(1)が複数のねじ(23)によ
ってねじ止めされているところの止め体(21)と、 c)中間体(17)内に存在して、ロック状態において固
定装置として使用されるところの可動の棒(55)とから
構成される。
案内体(18)は、内側シリンダ孔を有する下側におい
て開口した円形シリンダから成る。内側シリンダ孔は、
閉塞した側では、シリンダ軸線(6)に対して平坦な面
(40)において終了する。また内側シリンダ孔は、開口
した側では、縮径した領域(41)において終了してお
り、同領域の直径は、止め体(21)の球状の厚肉部(4
2)の外面の半径よりも10分の2〜3mmだけ大きい。組み
立て状態において、前記両面は互いに向かい合う。
案内体(18)の閉塞した側の外側境界面(43)は、周
縁に向かって僅かに面取りされている。シリンダ軸線
(6)の周囲の孔(45)は、内側シリンダ孔の平坦な面
(40)を外側境界面(43)に接続しており、この場合前
記孔(45)は、段部(46)により、棒(55)の頭部(4
7)の周囲の円筒リングの大きさまで縮径している。ね
じ(49)のためのねじ孔(48)が、外側境界面(43)を
周縁領域において貫通しており、この場合ねじ軸線は、
シリンダ軸線(6)と、球形の厚肉部(42)の球半径の
中心位置において交差する。
止め体(21)は、内側シリンダ孔を有する片側におい
て開口した円形シリンダから成る。内側シリンダ孔は、
閉塞した側では、シリンダ軸線(6)に対して平坦な面
(50)において終了している。閉塞した側の外側境界面
(51)は、球形に丸められており、この場合その球半径
の中心は、シリンダ軸線(6)上であってかつ円形シリ
ンダの下部の球形の厚肉部(42)の中心位置に存在す
る。シリンダ軸線(6)の周囲の孔(52)は、内側シリ
ンダ孔の平坦な面(50)を外側境界面(51)に接続す
る。この場合孔(52)は、可動の棒(55)の中間部分の
ための止め部として利用されるところの段部(53)を有
している。
球形の厚肉部(42)の下部において、シリンダ(21)
はスリーブ(56)に移行しており、この場合内側シリン
ダ孔の直径は、挿入可能なブシュ(57)を収容するため
に拡大されている。スリーブ端部はフランジ(22)とし
て構成されている。
組み立てに際して、止め体(21)の内側孔内に棒(5
5)が導入される。この場合棒(55)の周囲には、円形
横断面を有する巻き付けられたばね(58)が存在する。
棒(55)には拡径部(59)が存在しており、同拡径部
は、挿入されたブシュ(57)に向かう方向におけるばね
(58)のための係止部を表わす。棒(55)は、止め体
(21)の孔(52)を通して段部(53)の位置まで押し出
される。前記段部は、可動の棒(55)の中間部分のため
の止め部として利用される。この位置において、棒(5
5)の中間部分につながる括れ部(60)の1部分と同括
れ部に隣接する頭部(47)とが、止め体(21)の外側境
界面(51)を越えて突出する。
棒(55)の他方の側において、同棒は部分(59)にお
いて拡径されている。この拡径された部分(59)はブシ
ュ(57)の内側に存在し、同ブシュの拡径された周縁膨
大部(61)は止め体(21)のスリーブ(56)内で保持さ
れる。周縁膨大部(61)のスリーブ(56)内への挿入に
際して、ばね(58)は棒(55)を止め体(21)の孔(5
2)内へ段部(53)の位置まで押圧する。止め体(21)
をスリーブ(56)内に位置決めされたブシュ(57)と共
にばね継手(1)に取付ける場合に、両者は、基台(1
6)のフランジ(31)によって互いに位置的に固定され
る。この位置において、拡径された部分(59)に立設さ
れた括れ部(60a)の1部分と同括れ部に固定された頭
部(47a)とが、ブシュ(57)の外側境界面(62)を越
えて突出する。この外側境界面(62)は球形に丸められ
ており、この場合球半径の中心は、止め体(21)の外側
境界面(51)の中心と一致している。
棒(55)の頭部(47,47a)は、括れ部(60,60a)に面
した側及びその反対側において面取りされており、その
結果頭部(47,47a)の中央部には円筒リングだけが残さ
れている。これらの領域に関連して、棒(55)は、案内
体(18)の孔(45)内に位置するとともに、他方の側に
おいては固定フランジ(64)の孔(63)内に位置してい
る。前記固定フランジは、可動の2重支持体(14)にね
じ止めされており、その結果可動の2重支持体(14)
は、棒(55)の前記位置においては基台(16)に対して
移動することができない、即ち固定されている。ブシュ
(57)と反対の側部は、中心部において若干厚くされて
いる。ねじ(66)のためのねじ孔(65)が、前記側部の
面を周縁領域において貫通しており、この場合ねじ軸線
は、シリンダ軸線(6)と、止め体(21)の球形の厚肉
部(42)の球半径の中心位置において交差する。ねじ
(66,49)によって、基台(16)に対する2重支持体(1
4)の軸線(6)に沿った移動が阻止される。
固定フランジ(64)の孔(63)は段部(44)を有して
おり、同段部においては、ブシュ(57)に面した側の孔
直径が拡径されている。
可動の2重支持体(14)が使用に際して基台(16)に
相対的に自由に移動し得るためには、頭部(47,47a)を
固定フランジ(64)及び案内体(18)の孔(63,45)か
ら離隔させなければならない(第2b図参照)。このため
に、棒(55)は、望遠鏡ケーシングに結合された図示さ
れない機構によって、固定フランジ(64)の孔(63)内
に括れ部(60)だけが位置するまで、軸方向に沿って固
定フランジ(64)内を通過せしめられる。この場合、他
方の頭部(47)は、止め体(21)の方向に向かってばね
(58)の作用に抗して孔(45)から引き出される。
今では可動の2重支持体(14)は基台(16)に対して
移動することができ、この場合前記運動は運動減衰シス
テム(27)によって減衰される。運動の遊びは、固定フ
ランジ(64))の孔(63)の寸法及び括れ部の直径によ
って限定される。この場合両運動方向のいずれも2.5゜
の角度範囲αを下回ることはない。この構造上の解決策
によって、孔(63)内において可動の括れ部(60a)
は、同時に、ばね継手(1)を破壊するような大きな回
転加速度に対する保護手段としても役立つ。像面の安定
化をもはや所望しない場合には、単に頭部(47a)に対
する引張りを止めるだけでよい。棒(55)は、ばね力に
基づいて再び元の位置へ移動する。
棒(55)がそのロック位置において係止されている場
合、安定化をなす全体的配置は、軸方向の力を受けずに
保持される。
装着状態にある敏感な支持ばね(10)が最も過酷な負
荷(衝突、落下…)にも耐え得るようにするためには、
あらゆる運動方向に対して衝撃保護手段が存在しなけれ
ばならない。ロック解除状態での半径方向の衝撃に対す
る衝撃保護手段は、止め体(21)の球形の厚肉部(42)
によって構成される。この厚肉部は、案内体(18)の内
側シリンダ孔の同厚肉部を包囲する縮径された領域(4
1)に対して、非常に小さな自由間隙を有している。球
形の厚肉部(42)は、継手内部において、ばね継手
(1)の支承・旋回点に対して同心的に位置するととも
に、通常の動作に際しては案内体(18)内において非接
触的に移動することができる。
両側部の保護ばね(11a,11b)に基づくばね継手
(1)の半径方向の可撓性は、突然の負荷に際してばね
継手(1)の中心の支持ばね(10)が半径方向において
臨界的な負荷を受ける前に、シリンダ縮径部(41)に対
する厚肉部(42)の半径方向の当接が生ずるように設定
されていなければならない。保護ばね(11a,11b)は円
形シリンダの周囲においてばねの平行四辺形を構成する
ために、あらゆる半径方向の衝撃に際して前記当接が生
ずることになる。
前記衝撃保護手段は、ロック解除及びロック状態での
軸方向の衝撃に対する別の衝撃保護手段によって補完さ
れる。このために、既に説明されたねじ(66,49)が利
用される。このねじ(49,66)は、そのねじ軸線をもっ
て球面(51,62)の中心を指し示しており、そして、球
面(51,62)の中心は支承点と一致しているために、同
ねじは、可動の2重支持体(14)が基台(16)に対して
移動した場合でも前記球面から常に一定の間隔を保持し
ている。
今や軸方向の衝撃に対して、ばね継手(1)のばね
(11a,11b)は、その軸方向の可撓性によって、当接ね
じ(49,66)が球面(51,62)において支持されるまで
に、ほんの少しだけ撓むにすぎない。したがって支持ば
ね(10)は危険な負荷から保護される。
運動減衰装置としての渦電流装置の利用は、時間的に
変動する摩擦力が全く生じないという利点をもたらす。
これによって、前記簡単でコスト的に有利な解決策を用
いて、一定の減衰特性を備えるシステムが得られること
になる。可動の2重支持体(14)において回転可能な磁
石(29)は、その比較的大きな質量のために、プリズム
(25)に対する適当なカウンターウェイトになるととも
に、非常に強力な磁場(空隙において0.5T)を発生させ
る。それゆえ空隙を比較的大きくすることが許される。
磁石(29)としては、希土類コバルトから成る高保磁性
の永久磁石(例えばネオジム−鉄又はサマリウム−Co)
が使用される。
第3a〜c図のケーシングに固定された渦電流板(37)
は高い導電率(銅)を有しており、同板(37)に対して
磁石(29)が相対的に移動すると、同板内に渦電流が発
生する。この渦電流は、ばね継手(1)と可動の2重支
持体(14)からなる回転ばね−回転質量−システムの運
動を減衰せしめる。この場合この減衰力は板の厚さに比
例する。渦電流板(37)は、一定の横断面を備えておら
ず、また周縁部において収縮部(69)を有している。こ
れによって、特に(ばね継手(1)の製造時の製造公差
に基づく)種々の回転ばね定数と慣性質量とを考慮した
減衰定数の軸線的調節が可能になる。
渦電流板(37)の上には、各々の運動方向に対して1
つの浮動的なコイル(67)が存在する。前記コイルは、
望遠鏡ケーシングのスイッチ(68)(第2a図参照)を介
して短絡させることができる。これは、必要に応じて新
たな渦電流を追加的に形成することを可能にするもの
で、その結果減衰作用をその時々の需要に、部材を機械
的に振動させることなく、適合せしめることができる。
この減衰作用の切換えは、新たなコスト的欠点又は場所
的欠点を伴うことなく実現され得る。特にコイル(67)
は渦電流板(37)を支持体として利用しているので、そ
れによって極めて簡単かつ機能的に確実な構造が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1a図は、ばね継手の側面図、第1b図は、ばね継手の中
央断面図、第1c図は、ばね継手の平面図、第1d図は、ば
ね継手の周囲の部分図、第1e図は、3つのばねを含む領
域の詳細図、第1f図は、3つのばねを含む領域の詳細断
面図、第2a図は、基台と反転レンズ系の2重支持体との
間に装着されたばね継手の側面図、第2b図は、第2a図の
配置の平面図、第3a図は、渦電流板の詳細側面図、第3b
図は、渦電流板の側部の詳細図、第3c図は、渦電流板の
後部の詳細図を示す。 1……ばね継手、10……支持ばね、11a,11b……保護ば
ね、14……2重支持体、15……光学的軸線、16……基
台、29……磁石、37……渦電流板、54……スイッチ、67
……コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−135702(JP,U) 米国特許3845929(US,A) 国際公開80/377(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 5/00 G02B 23/16

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両眼形式の望遠鏡であって、対物レンズ、
    接眼レンズ、及び望遠鏡ケーシング内に不動に配置され
    た基台(16)を有しており、接眼レンズも対物レンズも
    不動であり、反転レンズ系(26)が2つの軸線でカルダ
    ン軸により支承された対称的な2重支持体(14)に固定
    されており、2重支持体が前記不動の軸線内で、望遠鏡
    ケーシングに固定の不動の基台(16)に結合されてい
    て、かつ両方の反転レンズ系(26)のために共通の支承
    中心点を有している形式のものにおいて、ばね継手
    (1)が2重支持体(14)と基台(16)との間に設けら
    れており、受動的な減衰装置(27)が2重支持体(14)
    及び基台(16)に取付けられていることを特徴とする、
    両眼形式の望遠鏡。
  2. 【請求項2】前記ばね継手(1)が一体的に構成されて
    いる、請求項1記載の望遠鏡。
  3. 【請求項3】前記ばね継手(1)の支持ばね(10)が光
    学的軸線(15)に対して垂直に整列されている、請求項
    1又は2記載の望遠鏡。
  4. 【請求項4】前記ばね継手(1)のばね(10,11a,11b)
    が縁部に向かって厚肉に構成されている、請求項1から
    3までのいずれか1項記載の望遠鏡。
  5. 【請求項5】衝撃保護手段が前記支承中心点の回りに取
    付けられている、請求項1から4までのいずれか1項記
    載の望遠鏡。
  6. 【請求項6】前記衝撃保護手段が前記ばね継手(1)内
    の前記支承中心点の近傍に取付けられている、請求項5
    記載の望遠鏡。
  7. 【請求項7】軸方向に作用する固定装置が、前記2重支
    持体(14)と前記基台(16)との間に取付けられてい
    る、請求項1から6までのいずれか1項記載の望遠鏡。
  8. 【請求項8】前記軸方向の固定装置が、前記衝撃保護装
    置内に取付けられている、請求項7記載の望遠鏡。
  9. 【請求項9】前記受動的な減衰装置(27)が、渦電流装
    置として構成されている、請求項1から8までのいずれ
    か1項記載の望遠鏡。
  10. 【請求項10】前記渦電流装置は、連動する磁石システ
    ムとケーシングに固定の渦電流板とによって構成されて
    いる、請求項9記載の望遠鏡。
  11. 【請求項11】前記渦電流板(37)の、前記磁石システ
    ム(29)に対して斜めの横断面及び/又は幾何学的形状
    (磁石システムに対して平行)が一定でない、請求項8
    又は9記載の望遠鏡。
  12. 【請求項12】前記渦電流板(37)には、該渦電流板に
    対して絶縁されたコイル(67)が取付けられており、該
    コイルは、スイッチ(54)によって短絡可能である、請
    求項9から11までのいずれか1項記載の望遠鏡。
  13. 【請求項13】両眼形式の望遠鏡であって、対物レン
    ズ、接眼レンズ、及び望遠鏡ケーシング内に不動に配置
    された基台(16)を有しており、接眼レンズも対物レン
    ズも不動であり、反転レンズ系(26)が2つの軸線でカ
    ルダン軸により支承された対称的な2重支持体(14)に
    固定されており、2重支持体が前記不動の軸線内で、望
    遠鏡ケーシングに固定の不動の基台(16)に結合されて
    いて、かつ両方の反転レンズ系(26)のために共通の支
    承中心点を有している形式のものにおいて、ばね継手
    (1)が2重支持体(14)と基台(16)との間に設けら
    れており、受動的な減衰装置(27)が2重支持体(14)
    及び基台(16)に取付けられており、かつ前記ばね継手
    (1)が一体的に構成されていることを特徴とする、両
    眼形式の望遠鏡。
  14. 【請求項14】両眼形式の望遠鏡であって、対物レン
    ズ、接眼レンズ、及び望遠鏡ケーシング内に不動に配置
    された基台(16)を有しており、接眼レンズも対物レン
    ズも不動であり、反転レンズ系(26)が2つの軸線でカ
    ルダン軸により支承された対称的な2重支持体(14)に
    固定されており、2重支持体が前記不動の軸線内で、望
    遠鏡ケーシングに固定の不動の基台(16)に結合されて
    いて、かつ両方の反転レンズ系(26)のために共通の支
    承中心点を有している形式のものにおいて、ばね継手
    (1)が2重支持体(14)と基台(16)との間に設けら
    れており、受動的な減衰装置(27)が2重支持体(14)
    及び基台(16)に取付けられており、かつ衝撃保護手段
    が前記支承中心点の回りに取付けられていることを特徴
    とする、両眼形式の望遠鏡。
  15. 【請求項15】両眼形式の望遠鏡であって、対物レン
    ズ、接眼レンズ、及び望遠鏡ケーシング内に不動に配置
    された基台(16)を有しており、接眼レンズも対物レン
    ズも不動であり、反転レンズ系(26)が2つの軸線でカ
    ルダン軸により支承された対称的な2重支持体(14)に
    固定されており、2重支持体が前記不動の軸線内で、望
    遠鏡ケーシングに固定の不動の基台(16)に結合されて
    いて、かつ両方の反転レンズ系(26)のために共通の支
    承中心点を有している形式のものにおいて、ばね継手
    (1)が2重支持体(14)と基台(16)との間に設けら
    れており、受動的な減衰装置(27)が2重支持体(14)
    及び基台(16)に取付けられており、前記受動的な減衰
    装置(27)が、渦電流装置として構成されていることを
    特徴とする、両眼形式の望遠鏡。
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