JP2930545B2 - 植木鉢用灌水装置 - Google Patents
植木鉢用灌水装置Info
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- JP2930545B2 JP2930545B2 JP30997095A JP30997095A JP2930545B2 JP 2930545 B2 JP2930545 B2 JP 2930545B2 JP 30997095 A JP30997095 A JP 30997095A JP 30997095 A JP30997095 A JP 30997095A JP 2930545 B2 JP2930545 B2 JP 2930545B2
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- water supply
- electromagnetic
- vessel
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は観葉植物等の植木鉢
へ適量の水を供給するための灌水装置に関するものであ
る。
へ適量の水を供給するための灌水装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】植木鉢の観葉植物を例えば温室で栽培す
るに際しては、一般に植木鉢を上下多段に多数並べて狭
い温室内を有効利用している。しかしこのように植木鉢
を多段に配置しているとホースによって散水した場合に
上段の鉢よりも下段の鉢により多くの水が掛かってしま
い各鉢内が所期の灌水状態にならないという問題があ
る。また、従来のように上から散水する方法では植物の
葉が濡らされるのみで鉢内によく水が回らないため水の
消費量が多くなり、しかも葉を濡らした水が蒸発して温
室内の湿度を上昇させるので植物の成育に好ましくない
影響があった。
るに際しては、一般に植木鉢を上下多段に多数並べて狭
い温室内を有効利用している。しかしこのように植木鉢
を多段に配置しているとホースによって散水した場合に
上段の鉢よりも下段の鉢により多くの水が掛かってしま
い各鉢内が所期の灌水状態にならないという問題があ
る。また、従来のように上から散水する方法では植物の
葉が濡らされるのみで鉢内によく水が回らないため水の
消費量が多くなり、しかも葉を濡らした水が蒸発して温
室内の湿度を上昇させるので植物の成育に好ましくない
影響があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
のような水の無駄な使用をなくすと共に複数の植木鉢に
所期の給水が容易にできるようにし植物の成育に好まし
い環境を作る植木鉢用灌水装置を提供しようとするもの
である。
のような水の無駄な使用をなくすと共に複数の植木鉢に
所期の給水が容易にできるようにし植物の成育に好まし
い環境を作る植木鉢用灌水装置を提供しようとするもの
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の植木
鉢用灌水装置は、植木鉢を１つ収容し得る程度の大きさ
の鉢形の器体を形成し、該器体の底壁に通水口を開設
し、該器体を水平に支持された一対の平行な支持棒に夫
々水平に移動可能なるように複数個支持すると共に、通
水管から該各器体の通水口に可撓性ホースを分岐配管
し、該通水管には給水タンクと連通する電磁給水弁およ
び排水タンクと連通する電磁排水弁を設け、該各器体へ
の通水状態に従い該電磁給水弁および電磁排水弁を開閉
させる給排水コントローラを設けてなることを特徴とす
る。
鉢用灌水装置は、植木鉢を１つ収容し得る程度の大きさ
の鉢形の器体を形成し、該器体の底壁に通水口を開設
し、該器体を水平に支持された一対の平行な支持棒に夫
々水平に移動可能なるように複数個支持すると共に、通
水管から該各器体の通水口に可撓性ホースを分岐配管
し、該通水管には給水タンクと連通する電磁給水弁およ
び排水タンクと連通する電磁排水弁を設け、該各器体へ
の通水状態に従い該電磁給水弁および電磁排水弁を開閉
させる給排水コントローラを設けてなることを特徴とす
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に図面と共に本発明に係る植木
鉢用灌水装置の実施の形態を説明する。図において、
１，１は支柱（図示せず）により水平に支持された一対
の平行な支持棒、２は該支持棒１，１に支持された器体
で、該器体２はプラスチックにより上端開口縁にフラン
ジ部１２および該フランジ部１２の先端より延びる下方
折曲片３が一体に形成され植木鉢を１つ収容し得る程度
の大きさの鉢形に形成されたものである。また、器体２
の底壁４の中央に通水口５が開設されその接続パイプ６
を下方に一体に形成している。また底壁４の上面にはリ
ブ７が一体に形成されている。そして該器体２中に植木
鉢８を収容したとき該リブ７上に該植木鉢８が支持され
ることで底壁４上に通水間隙を有するようにしている。
こうして多数の器体２が支持棒１，１に沿って水平に移
動可能なるように支持される。なお９は通水口５に設け
られたストレーナである。
鉢用灌水装置の実施の形態を説明する。図において、
１，１は支柱（図示せず）により水平に支持された一対
の平行な支持棒、２は該支持棒１，１に支持された器体
で、該器体２はプラスチックにより上端開口縁にフラン
ジ部１２および該フランジ部１２の先端より延びる下方
折曲片３が一体に形成され植木鉢を１つ収容し得る程度
の大きさの鉢形に形成されたものである。また、器体２
の底壁４の中央に通水口５が開設されその接続パイプ６
を下方に一体に形成している。また底壁４の上面にはリ
ブ７が一体に形成されている。そして該器体２中に植木
鉢８を収容したとき該リブ７上に該植木鉢８が支持され
ることで底壁４上に通水間隙を有するようにしている。
こうして多数の器体２が支持棒１，１に沿って水平に移
動可能なるように支持される。なお９は通水口５に設け
られたストレーナである。
【０００６】１０は該各器体２の下方に支持棒１，１と
平行に配設された通水管で、該通水管１０には定間隔に
多数の分岐配管１１が設けられ該各分岐配管１１と前記
接続パイプ６とを可撓性ホース１３により連通させてい
る。
平行に配設された通水管で、該通水管１０には定間隔に
多数の分岐配管１１が設けられ該各分岐配管１１と前記
接続パイプ６とを可撓性ホース１３により連通させてい
る。
【０００７】１５は通水管１０の一端に設けられた水位
計で、該水位計１５には水位を検出するセンサ１６，１
７が設けられている。また、１８は通水管１０により高
所に設けられた給水タンク、１９は該給水タンク１８の
水を通水管１０に供給する電磁給水弁、２０は通水管１
０より低所に設けられた排水タンク、２１は通水管１０
の水を該排水タンク２０に排出させる電磁排水弁であ
る。２２は排水タンクと給水タンク１８とを継ぐ戻管２
３に設けられたポンプである。
計で、該水位計１５には水位を検出するセンサ１６，１
７が設けられている。また、１８は通水管１０により高
所に設けられた給水タンク、１９は該給水タンク１８の
水を通水管１０に供給する電磁給水弁、２０は通水管１
０より低所に設けられた排水タンク、２１は通水管１０
の水を該排水タンク２０に排出させる電磁排水弁であ
る。２２は排水タンクと給水タンク１８とを継ぐ戻管２
３に設けられたポンプである。
【０００８】３０は前記電磁給水弁１９，電磁排水弁２
１を開閉させる給排水コントローラで、該コントローラ
３０はタイマーが内蔵されていて定時刻になると電磁給
水弁１９を開動させ給水タンク１８の水を可撓性ホース
１３を通して各器体２に底部より供給する。該器体２中
の水位は水位計１５のセンサ１６，１７により電気信号
としてコントローラ３０に検出される。そして適度な水
位（植木鉢８の底から３センチ程度灌水した時点）で上
方のセンサ１６からの信号によりコントローラ３０は電
磁給水弁１９を閉動させる。また、コントローラ３０は
水位が下方のセンサ１７より下がると電磁給水弁１９を
再度開動させ、一定時間一定水位を保つことで各植木鉢
８を所期の状態に灌水できるようにしている。そして、
タイマー作動により一定時間後にコントローラ３０は電
磁給水弁１９を閉動させ電磁排水弁２１を開動させるこ
とにより各器体２中の水を通水管１０を通して排水タン
ク２０に排出させる。なお、排水タンク２０に排出され
た水はポンプ２２を通して給水タンク１８に戻され再使
用される。
１を開閉させる給排水コントローラで、該コントローラ
３０はタイマーが内蔵されていて定時刻になると電磁給
水弁１９を開動させ給水タンク１８の水を可撓性ホース
１３を通して各器体２に底部より供給する。該器体２中
の水位は水位計１５のセンサ１６，１７により電気信号
としてコントローラ３０に検出される。そして適度な水
位（植木鉢８の底から３センチ程度灌水した時点）で上
方のセンサ１６からの信号によりコントローラ３０は電
磁給水弁１９を閉動させる。また、コントローラ３０は
水位が下方のセンサ１７より下がると電磁給水弁１９を
再度開動させ、一定時間一定水位を保つことで各植木鉢
８を所期の状態に灌水できるようにしている。そして、
タイマー作動により一定時間後にコントローラ３０は電
磁給水弁１９を閉動させ電磁排水弁２１を開動させるこ
とにより各器体２中の水を通水管１０を通して排水タン
ク２０に排出させる。なお、排水タンク２０に排出され
た水はポンプ２２を通して給水タンク１８に戻され再使
用される。
【０００９】この植木鉢用灌水装置では、各器体２を可
撓性ホース１３を介して通水管１０に接続したので、各
器体２は支持棒１，１に沿って自由に移動できる。この
ため植物の成長に合わせて各器体２の間隔を次第に広く
するよう調整すれば温室内空間を有効利用できる。そし
て、この灌水装置では支持棒１，１を上下にも設けて器
体２を上下に多段に設けた場合でも、各段の植木鉢を均
等に灌水することができる。
撓性ホース１３を介して通水管１０に接続したので、各
器体２は支持棒１，１に沿って自由に移動できる。この
ため植物の成長に合わせて各器体２の間隔を次第に広く
するよう調整すれば温室内空間を有効利用できる。そし
て、この灌水装置では支持棒１，１を上下にも設けて器
体２を上下に多段に設けた場合でも、各段の植木鉢を均
等に灌水することができる。
【００１０】
【００１１】
【発明の効果】このように本発明では、植木鉢が収容さ
れる器体の底部より水を給排水できるようにしたので、
従来のように葉のみを濡らすことなく水を有効利用でき
ると共に、上下多段に配設してもそれにより灌水程度の
差が生じることがないなど、植物の成育に好ましい環境
を提供でき生産性を向上させる有益な効果がある。
れる器体の底部より水を給排水できるようにしたので、
従来のように葉のみを濡らすことなく水を有効利用でき
ると共に、上下多段に配設してもそれにより灌水程度の
差が生じることがないなど、植物の成育に好ましい環境
を提供でき生産性を向上させる有益な効果がある。
【図１】本発明に係る植木鉢用灌水装置の器体の配置を
示した斜視図。
示した斜視図。
【図２】図１の器体の縦断面図。
【図３】本発明に係る植木鉢用灌水装置の配管系統図。
１，１ 支持棒 ２ 器体 ４ 底壁 ５ 通水口 ６ 接続パイプ ７ リブ ８ 植木鉢 １０ 通水管 １１ 分岐配管 １３ 可撓性ホース １５ 水位計 １６，１７ センサ １８ 給水タンク １９ 電磁給水弁 ２０ 排水タンク ２１ 電磁排水弁 ３０ 給排水コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ａ０１Ｇ 27/00 ５０２Ｒ ５０２Ｗ
Claims (1)
- 【請求項１】 植木鉢を１つ収容し得る程度の大きさの
鉢形の器体を形成し、該器体の底壁に通水口を開設し、
該器体を水平に支持された一対の平行な支持棒に夫々水
平に移動可能なるように複数個支持すると共に、通水管
から該各器体の通水口に可撓性ホースを分岐配管し、該
通水管には給水タンクと連通する電磁給水弁および排水
タンクと連通する電磁排水弁を設け、該各器体への通水
状態に従い該電磁給水弁および電磁排水弁を開閉させる
給排水コントローラを設けてなることを特徴とした植木
鉢用灌水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30997095A JP2930545B2 (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 植木鉢用灌水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30997095A JP2930545B2 (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 植木鉢用灌水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09121700A JPH09121700A (ja) | 1997-05-13 |
| JP2930545B2 true JP2930545B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=17999565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30997095A Expired - Fee Related JP2930545B2 (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 植木鉢用灌水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2930545B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4687118B2 (ja) * | 2004-10-14 | 2011-05-25 | 有限会社上野園芸 | 給水分岐パイプおよびこれを用いた植物栽培ユニット。 |
| KR100720292B1 (ko) * | 2006-04-04 | 2007-05-21 | 삼성물산 주식회사 | 교량 녹화(綠化) 시스템 |
| KR101502840B1 (ko) * | 2013-04-02 | 2015-03-16 | 백자옥 | 벽면 장식용 화분걸이 |
| CN108370762B (zh) * | 2017-12-27 | 2020-04-03 | 江西王品农业科技开发有限公司 | 一种可重复利用的组合式苗木培育容器 |
| KR102175972B1 (ko) * | 2018-07-25 | 2020-11-11 | 이훈재 | 자동급수가 가능한 걸이식 화분 |
-
1995
- 1995-11-01 JP JP30997095A patent/JP2930545B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09121700A (ja) | 1997-05-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |