JP2929280B2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JP2929280B2
JP2929280B2 JP9159202A JP15920297A JP2929280B2 JP 2929280 B2 JP2929280 B2 JP 2929280B2 JP 9159202 A JP9159202 A JP 9159202A JP 15920297 A JP15920297 A JP 15920297A JP 2929280 B2 JP2929280 B2 JP 2929280B2
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勝己 斉藤
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Mitsubishi Electric Air Conditioning Equipment Co Ltd
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RYOSETSU KOGYO KK
Mitsubishi Electric Air Conditioning Equipment Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、食品等からなる
材料をコンベアで搬送しながら連続的に凍結処理する冷
凍装置に係る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】 従来、冷凍装置としては、例えば、図
11に示すものが知られている。
【0003】この従来の冷凍装置は、凍結処理される材
料Fを搬送するコンベア1と、コンベア1の周囲をトン
ネル型に囲んで冷却空気が流通する凍結処理室を形成す
るハウジング2とを備え、ハウジング2の長さ方向に直
交する方向の断面形状(側面断面形状)を真円形にして
なる。この従来の冷凍装置によると、材料Fがコンベア
1によってハウジング2の内部を搬送される途中に冷却
空気で連続的に凍結処理されることになるが、ハウジン
グ2の真円形に沿って冷却空気が円滑に流通するため、
冷却空気と材料Fとの熱交換が効率的になって凍結処理
が高能率化される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 前述の従来の冷凍装
置では、冷却空気の流通の円滑性を利用し大量の材料F
の凍結処理を行うことを指向してコンベア1の幅aを広
くすると、ハウジング2の設置幅bが広くなり、さらに
ハウジング2の真円形から設置幅bに伴ってハウジング
2の設置高さcも高くなってしまう。このため、ハウジ
ング2によって形成される凍結処理室の容積が拡大し、
凍結処理の熱効率が低下するという問題点がある。ま
た、ハウジング2の設置高さcの上昇に伴って、作業員
の作業ポイントが上昇して材料Fの取扱作業が困難にな
ったり、作業員の管理視界が遮られて工場管理が困難に
なったりするという問題点がある。
【0005】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、ハウジングによって形成される凍結処理
室の容積を拡大したりハウジングの設置高さを上昇させ
ることなく、コンベアの幅を広くすることのできる冷凍
装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前述の課題を解決する
ため、本発明に係る冷凍装置は、次のような手段を採用
する。
【0007】即ち、上記課題は、凍結処理される材料を
搬送するコンベアと、コンベアの周囲をトンネル型に囲
んで冷却空気が流通する凍結処理室を形成するハウジン
を、ハウジングの長さ方向に直交する方向の内側面の
断面形状を、楕円形または楕円形に近似した形状とし
コンベアの配設高さを作業員のほぼ腰の高さに設定した
冷凍装置において、ハウジングはコンベアを含む主要機
器を収容した下半部の収容体にヒンジを介して上半部の
蓋体が開閉可能に連結され、ハウジングの蓋体はワイア
状の伝達部材を備えた開閉機構で開閉駆動されること
より達成される。
【0008】この手段では、コンベアの幅を広くする
と、ハウジングの設置幅が広くなるものの、ハウジング
の楕円形により設置高さが余り上昇しなくなる。この結
果、凍結処理室の容積の拡大も避けられるとともに、
間工学で最も好適とされる作業ポイントにコンベアの配
設高さが設定されることは勿論のこと、ハウジングの設
置高さが抑えられたことにより限定された設備スペース
を有効利用して、ワイア状の伝達部材を配設することに
より設備された開閉機構でハウジングの蓋体が開閉駆動
される。
【0009】上記課題は、請求項1の冷凍装置におい
て、開閉機構は、ハウジングの下半部の収容体に昇降可
能に支持されハウジングの上半部の蓋体に連結されたロ
ッドと、駆動源であるアクチュエータと、ロッド,アク
チュエータの間に配設されたワイア状の伝達部材と、伝
達部材の配設方向を変換する変換ローラとを備えること
により達成される。
【0010】この手段では、変換ローラにより伝達部材
の配設方向が変換され、限定された設備スペースに対応
して開閉機構の設備構造がよりコンパクト化される。
【0011】上記課題は、請求項の冷凍装置におい
て、ハウジングはコンベアを含む主要機器を収容した下
半部の収容体にヒンジを介して上半部の蓋体が開閉可能
に連結され、ヒンジはハウジングの長手側の両側に蓋体
の開閉方向へ着脱可能な構造で配置されていることによ
り達成される。
【0012】この手段では、作業に都合のよい側で蓋体
が開閉される。
【0013】上記課題は、請求項3の冷凍装置におい
て、ハウジングはコンベアを含む主要機器を収容した下
半部の収容体にヒンジを介して上半部の蓋体が開閉可能
に連結され、ハウジングの蓋体はワイア状の伝達部材を
備えた開閉機構で開閉駆動されることにより達成され
る。
【0014】この手段では、ハウジングの設置高さが抑
えられたことにより限定された設備スペースを有効利用
して、ワイア状の伝達部材を配設することにより設備さ
れた開閉機構でハウジングの蓋体が開閉駆動される。
【0015】上記課題は、請求項4の冷凍装置におい
て、開閉機構は、ハウジングの下半部の収容体に昇降可
能に支持されハウジングの上半部の蓋体に連結されたロ
ッドと、駆動源であるアクチュエータと、ロッド,アク
チュエータの間に配設されたワイア状の伝達部材と、伝
達部材の配設方向を変換する変換ローラとを備えること
により達成される。
【0016】この手段では、変換ローラにより伝達部材
の配設方向が変換され、限定された設備スペースに対応
して開閉機構の設備構造がよりコンパクト化される。
【0017】
【発明の実施の形態】 以下、本発明に係る冷凍装置の
実施の形態を図1〜図10に基いて説明する。
【0018】図1〜図6は、本発明に係る冷凍装置の実
施の形態(1)を示すものである。
【0019】この実施の形態のハウジング2は、図1に
示すように、下半部の収容体2aにヒンジ2bを介して
上半部の蓋体2cが開閉可能に連結され、収容体2aが
架台2dに支持されて設置されてなるもので、収容体2
a,蓋体2cの長さ方向に直交する方向の断面形状が楕
円形に形成されている。なお、ハウジング2の形成材
は、図2に示すように、断熱性の良好な発泡ウレタン
2’を耐食性,耐熱性の良好なステンレス2”(例え
ば、SUS304)で挟込んだサンドイッチ構造からな
る。また、収容体2a,蓋体2cの当接部分には、緩
衝,シールを目的とする当部材2a’2c’が取付けら
れている。さらに、当部材2a’2c’の内部には、蓋
体2cの開閉を安全,確実に行うために感圧スイッチ
(図示せず)が内蔵されている。
【0020】ハウジング2の収容体2aは、図2に示す
ように、長さ方向の中央部に内側へ突出した隔壁3によ
って外部空間が凹入した格好の外部開放収容室4が形成
されている。従って、ハウジング2の収容体2a,蓋体
2cによって形成される凍結処理室5,6は、ハウジン
グ2の長さ方向へ2室に不完全に区画されている。この
ため、各凍結処理室5,6での凍結処理温度を異ならせ
る2段凍結等の凍結処理を選択することができる。な
お、隔壁3は、側壁3aが冷却空気Wの立上げを案内す
るように外部開放収容室4へ向けて凹形に湾曲し、上壁
3bがコンベア1の配設を妨げないように水平になって
いる。
【0021】ハウジング2の収容体2aの最上部には、
材料Fを搬送するコンベア1が作業員のほぼ腰の高さの
配設高さdで配設されている。コンベア1は、ステンレ
ス格子細棒,ステンレス網等の通気可能なエンドレスベ
ルトからなるもので、ハウジング2から突出し材料Fの
受渡のための材料回収,材料供給のコンベアBと突合わ
される始端ローラ7,終端ローラ8の間に張設されてい
る。このコンベア1は、ハウジング2の外部に設けられ
た駆動モータ9に連結された駆動ローラ10で回転駆動
され、テンションローラ11でテンション調整されるよ
うになっている。また、このコンベア1の始端ローラ
7,終端ローラ8は、図6に詳細に示されるように、ハ
ウジング2の収容体2aの内部に設けられた起伏アーム
12,ギアボックス13が連結され、ハウジング2の収
容体2aの外部に設けられたハンドル14の回動によ
り、ハウジング2の蓋体2cの内部へ起立引込みがなさ
れるようになっている。なお、コンベア1の始端ローラ
7,終端ローラ8がハウジング2の蓋体2cの内部へ起
立引込みされた状態でも、コンベア1の回転駆動の維持
が可能である。
【0022】コンベア1の下方のハウジング2の収容体
2aの内部には、材料Fを凍結するための熱交換を行う
冷却空気Wを起生する2基の冷却ユニット15が収容さ
れている。この冷却ユニット15は、熱交換機能を備え
た冷却コア15aと、冷却空気Wを送風するファン15
bと、ファン15bを回転駆動する駆動モータ15c
と、ファン15bによる冷却空気Wの通風を案内するフ
ァンケーシング15dと、冷却空気Wをファン15bに
集中させる盲プレート15eとからなる。冷却ユニット
15の冷却コア15a,ファン15bは、凍結処理室
5,6に収容されている。ただし、冷却ユニット15の
駆動モータ15cは、駆動による発熱を凍結処理室5,
6に放熱したり、逆に凍結処理室5,6の冷却空気Wで
熱劣化することのないように、外部開放収容室4に収容
されている。また、この駆動モータ15cは、正逆の回
転切換が可能である。なお、各冷却ユニット15は、図
3に示すように、1台の駆動モータ15cで2方向ベル
ト掛けにより2台のファン15bが駆動される伝達系が
構成され、小容積の外部開放収容室4にコンパクトに収
容されている。
【0023】なお、冷却ユニット15の一部が収容され
ている外部開放収容室4には、ハウジング2の蓋体2c
を開閉駆動する開閉機構16も収容されている。開閉機
構16は、駆動源であるアクチュエータとしての駆動モ
ータ16aと、駆動モータ16aに連結された巻取,繰
出ローラ16bと、一端が巻取,繰出ローラ16bに固
定されたワイア,ロープ等からなるワイア状伝達部材1
6cと、ワイア状伝達部材16cの配設方向を変換する
複数個の変換ローラ16dと、ハウジング2の収容体2
aに取付けられた合成樹脂製の支持ブロック17に昇降
可能に支持され上端部がハウジング2の蓋体2cに連結
され下端部にワイア状伝達部材16cの他端部が固定さ
れたロッド16eとからなる。
【0024】ハウジング2の収容体2aの内部の冷却ユ
ニット15の冷却コア15aに近接した位置には、ハウ
ジング2の内部を洗浄するための洗浄殺菌用ノズル18
が収容されている。洗浄ノズル18は、冷水,温水,蒸
気,洗浄液(アルカリ性,酸性),冷風,温風等を適宜
噴射することができるようになっている。
【0025】ハウジング2の収容体2aの前後端側の底
部には、バルブ付きの排水管19が設けられている。排
水管19は、ハウジング2の内部を洗浄した洗浄液,残
渣等を排出することができるようになっている。
【0026】ハウジング2の蓋体2cの前後端には、コ
ンベア1が突出して材料を受渡する入口20,出口21
が開口されている。また、蓋体2cの入口20,出口2
1の近くの外側には、図2,図5に示すように、尾錠タ
イプの止金22により蓋体2cに沿って入口20,出口
21を降下閉鎖,上昇開放する開閉扉23が設けられて
いる。この開閉扉23は、開閉に際しての材料Fの受渡
用のコンベアBへの衝突が回避されている。
【0027】ハウジング2の蓋体2cの内部の中央部に
は、凍結処理室5,6の区画を完全に近づけるために、
収容体2aに設けられた隔壁3の上壁3bへ向けて垂設
された区画板24が設けられている。
【0028】ハウジング2の蓋体2cの内部の入口2
0,出口21付近には、ラビリンス効果を利用して冷却
空気Wの外部への漏出を防止する複数枚構成の漏出防止
板25が垂設されている。なお、漏出防止板25は、ラ
ビリンス効果を有効に奏させるために、互いに移動して
間隔調整ができるようになっている。
【0029】ハウジング2の蓋体2cの内部の区画板2
4,漏出防止板25の間には、冷却空気Wを攪乱する攪
乱板26が垂設されている。
【0030】ハウジング2の蓋体2cの内部の適当箇所
には、洗浄殺菌用ノズル27が収容されている。洗浄ノ
ズル27は、冷水,温水,蒸気,洗浄液(アルカリ性,
酸性),冷風,温風等を適宜噴射することができるよう
になっている。
【0031】ハウジング2の架台2dは、収容体2aの
設置面への接触を避けるとともに、配管,配線系の配設
にも利用されている。なお、ハウジング2の架台2dか
らは、制御スイッチ,表示部28が立上げられている
(図5参照)。
【0032】この実施の形態によると、従来例と同様
に、コンベア1で搬送される材料Fが冷却ユニット15
によって送風された冷却空気Wで凍結処理されることに
なる。このとき、ハウジング2が楕円形であるため、従
来例の真円形と同様に凍結処理室5,6の内部を冷却空
気Wが円滑に流通し、冷却空気Wと材料Fとの熱交換が
効率的になって凍結処理が高能率化される。
【0033】そして、大量の材料Fの凍結処理を行うこ
とを指向してコンベア1の幅aを広くしも、ハウジング
2の楕円形により、ハウジング2の設置幅bが広くなる
ものの、設置幅bに伴ってハウジング2の設置高さcが
余り高くなることはない。このため、凍結処理室5,6
の容積が拡大して、凍結処理の熱効率が低下することが
なくなる。また、ハウジング2の設置高さcが余り高く
ならないため、作業員の作業ポイントが上昇して材料F
の取扱作業が困難になったり、作業員の管理視界が遮ら
れて工場管理が困難になったりすることもない。特に、
コンベア1が作業員のほぼ腰の高さの配設高さdで配設
されているため、人間工学的に材料Fの取扱作業を効率
的に行うことができる。
【0034】さらに、ハウジング2の設置高さcが低く
抑えられているものの、ハウジング2の蓋体2cの開閉
機構16が細いワイア状伝達部材16cとワイア状伝達
部材16cの配設方向を変換する変換ローラ16dとの
採用によって狭い設備スペースにコンパクトに設備され
ているため、必要に応じて蓋体2cを簡単,迅速に開閉
することができる。
【0035】さらに、この実施の形態では、凍結処理に
先行または後行してハウジング2の内部の洗浄が行われ
る。この洗浄は、洗浄殺菌用ノズル18,27の洗浄液
等の噴射により行われるが、必要に応じて殺菌を目的と
した酸洗いやその後のアルカリ中和処理等も行われる。
また、洗浄殺菌用ノズル18,27を利用して乾燥処理
も行われる。なお、このとき、冷却ユニット15のファ
ン15bを回転させると洗浄液を泡立てることも可能で
ある。
【0036】なお、前述の洗浄等が行われる際には、コ
ンベア1の始端ローラ7,終端ローラ8をハウジング2
の蓋体2cの内部へ起立引込みして、ハウジング2の蓋
体2cの開閉扉23を降下させておくと、洗浄液等の漏
出が防止される。また、コンベア1の始端ローラ7,終
端ローラ8をハウジング2の蓋体2cの内部へ起立引込
みされた状態でコンベア1の回転駆動を維持すると、コ
ンベア1の洗浄が確実かつ効率的になる。
【0037】さらに、この実施の形態では、非凍結処理
時に、ハウジング2の蓋体2cの開閉扉23を降下させ
て冷却ユニット15を駆動させ、凍結処理室5,6を5
℃程度に保持しておくと、ハウジング2の内部での雑菌
の繁殖を抑制することができるとともに、ハウジング2
の内部への小動物の侵入を阻止することができる。
【0038】図7〜図10は、本発明に係る冷凍装置の
実施の形態(2)を示すものである。
【0039】この実施の形態では、ハウジング2のヒン
ジ2bが蓋体2cの開閉方向へ着脱可能な軸と円弧軸受
との組合わせ構造でハウジング2の両側に配置されてい
る。また、開閉機構16がハウジング2のヒンジ2bに
対応して両側に対称的に設けられている。なお、ハウジ
ング2のヒンジ2bのロッド16eの上端部は、蓋体2
cの開閉方向へ着脱可能な軸と円弧軸受との組合構造か
らなる。
【0040】この実施の形態によると、設置されたハウ
ジング2について、作業の都合のよい側から蓋体2cを
開閉することができる。従って、作業効率が良好になる
とともに、ハウジング2の設置場所の制約が減少する。
【0041】なお、この実施の形態では、図9,図10
から明らかなように、ハウジング2の蓋体2cの開放さ
れると、反対側の開閉機構16のロッド16eの上端部
が離脱することになる。
【0042】以上、図示した実施の形態の外に、ハウジ
ング2の外側は非楕円形とすることも可能である。ま
た、ハウジング2の楕円形は、僅かに変形しても差支え
ないものである。
【0043】
【発明の効果】 上述のように本発明の構成によれば、
次のような効果が得られる。 (a)本発明に係る冷凍装置は、各請求項共通として、
ハウジングの長さ方向に直交する方向の断面形状が楕円
形であるため、材料を搬送するコンベアの幅を広くして
も、ハウジングによって形成される凍結処理室の容積が
拡大したりハウジングの設置高さが上昇したりしなくな
る効果がある。また、この効果により、作業員の作業ポ
イントが上昇して材料の取扱作業が困難になったり、作
業員の管理視界が遮られて工場管理が困難になったりす
ることもない効果が生ずる。 (b)請求項2として、人間工学で最も好適とされる作
業ポイントにコンベアの配設高さが設定されるため、作
業貢の材料の取扱作業がより効率的になる効果がある。 (c)請求項3として、細いワイア状の伝達部材を備え
ているため、ハウジングの蓋体を開閉駆動する開閉機構
をハウジングの楕円形により限定された設備スペースに
設備することができる効果がある。 (d)請求項4として、細いワイア状の伝達部材の配設
方向を変換ローラで変換するため、ハウジングの蓋体を
開閉駆動する開閉機構をハウジングの楕円形により限定
された設備スペースにさらに確実に設備することができ
る効果がある。 (e)請求項5として、作業の都合のよい側からハウジ
ングの蓋体を開閉することができるため、作業効率が良
好になるとともに、ハウジングの設置場所の制約が減少
する効果がある。 (f)請求項6として、細いワイア状の伝達部材を備え
ているため、ハウジングの蓋体を開閉駆動する開閉機構
をハウジングの楕円形により限定された設備スペースに
設備することができる効果がある。 (g)請求項7として、細いワイア状の伝達部材の配設
方向を変換ローラで変換するため、ハウジングの蓋体を
開閉駆動する開閉機構をハウジングの楕円形により限定
された設備スペースにさらに確実に設備することができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る冷凍装置の実施の形態(1)を
示す側面断面図である。
【図2】 図1の縮小縦断面図である。
【図3】 図1とは別の切断線の側面断面図である。
【図4】 図3の要部の拡大斜視図である。
【図5】 図2の拡大側面図である。
【図6】 図2の要部の拡大図である。
【図7】 本発明に係る冷凍装置の実施の形態(2)を
示す分解した状態の斜視図である。
【図8】 図7の組付けした状態の側面断面図である。
【図9】 図8の要部の動作図である。
【図10】 図8の要部の他の動作図である。
【図11】 従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンベア 2 ハウジング 2a 収容体 2b ヒンジ 2c 蓋体 5 凍結処理室 6 凍結処理室 16 開閉機構 16a 駆動モータ(アクチュエータ) 16c ワイア状伝達部材 16d 変換ローラ 16e ロッド F 材料 W 冷却空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 13/06 A23L 3/36

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凍結処理される材料を搬送するコンベア
    と、コンベアの周囲をトンネル型に囲んで冷却空気が流
    通する凍結処理室を形成するハウジングを、ハウジング
    の長さ方向に直交する方向の内側面の断面形状を、楕円
    形または楕円形に近似した形状としコンベアの配設高
    さを作業員のほぼ腰の高さに設定した冷凍装置におい
    て、ハウジングはコンベアを含む主要機器を収容した下
    半部の収容体にヒンジを介して上半部の蓋体が開閉可能
    に連結され、ハウジングの蓋体はワイア状の伝達部材を
    備えた開閉機構で開閉駆動されることを特徴とする冷凍
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項の冷凍装置において、開閉機構
    は、ハウジングの下半部の収容体に昇降可能に支持され
    ハウジングの上半部の蓋体に連結されたロッドと、駆動
    源であるアクチュエータと、ロッド,アクチュエータの
    間に配設されたワイア状の伝達部材と、伝達部材の配設
    方向を変換する変換ローラとを備えてなることを特徴と
    する冷凍装置。
  3. 【請求項3】 請求項の冷凍装置において、ハウジン
    グはコンベアを含む主要機器を収容した下半部の収容体
    にヒンジを介して上半部の蓋体が開閉可能に連結され、
    ヒンジはハウジングの長手側の両側に蓋体の開閉方向へ
    着脱可能な構造で配置されていることを特徴とする冷凍
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項の冷凍装置において、ハウジン
    グはコンベアを含む主要機器を収容した下半部の収容体
    にヒンジを介して上半部の蓋体が開閉可能に連結され、
    ハウジングの蓋体はワイア状の伝達部材を備えた開閉機
    構で開閉駆動されることを特徴とする冷凍装置。
  5. 【請求項5】 請求項の冷凍装置において、開閉機構
    は、ハウジングの下半部の収容体に昇降可能に支持され
    ハウジングの上半部の蓋体に連結されたロッドと、駆動
    源であるアクチュエータと、ロッド,アクチュエータの
    間に配設されたワイア状の伝達部材と、伝達部材の配設
    方向を変換する変換ローラとを備えてなることを特徴と
    する冷凍装置。
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