JP2927854B2 - 係止フェルール付きレーザ耐性換気器具 - Google Patents
係止フェルール付きレーザ耐性換気器具Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、患者の気道内でレーザを使用する外科手術
中に患者に換気を行うために使用される器具に関する。
中に患者に換気を行うために使用される器具に関する。
外科手術中に患者の換気を制御する気管内挿入管は公
知の技術である。このような器具は、一般的には,患者
の肺への換気と麻酔ガスの搬入出とを行うための管状本
体を包含する。典型的には気管に対して気密性を提供し
て換気を制御するために、バルーン(balloon)あるい
はカフ(cuff)が気管内挿入管の遠位端近くに配設さ
れ、そのカフは、患者の体外から補助導管により拡張可
能である。換気器具が挿入される気道の損傷の可能性を
最小限にするために、このような器具は通常、可撓性重
合体材料で製作されている。
知の技術である。このような器具は、一般的には,患者
の肺への換気と麻酔ガスの搬入出とを行うための管状本
体を包含する。典型的には気管に対して気密性を提供し
て換気を制御するために、バルーン(balloon)あるい
はカフ(cuff)が気管内挿入管の遠位端近くに配設さ
れ、そのカフは、患者の体外から補助導管により拡張可
能である。換気器具が挿入される気道の損傷の可能性を
最小限にするために、このような器具は通常、可撓性重
合体材料で製作されている。
喉頭および気管に局在する病変を治療するためにレー
ザマイクロ喉頭(laser microlaryngeal)外科手術の利
用は増加しつつある。外科手術用レーザには、ルビー、
アルゴン、ヘリウム−イオン、Nd−YAG、炭酸ガスレー
ザ等数種の公知の種類がある。しかし、炭酸ガスレーザ
は、生物学的組織に吸収され、目標とする細胞膜を破壊
し、細胞内の内容物を蒸発させる10.6μの波長を放射す
るため、喉頭乳頭腫、喉頭ポリープ、喉頭小結節、喉頭
襄胞等の除去のためには炭酸ガスレーザが最適であるよ
うに思われる。
ザマイクロ喉頭(laser microlaryngeal)外科手術の利
用は増加しつつある。外科手術用レーザには、ルビー、
アルゴン、ヘリウム−イオン、Nd−YAG、炭酸ガスレー
ザ等数種の公知の種類がある。しかし、炭酸ガスレーザ
は、生物学的組織に吸収され、目標とする細胞膜を破壊
し、細胞内の内容物を蒸発させる10.6μの波長を放射す
るため、喉頭乳頭腫、喉頭ポリープ、喉頭小結節、喉頭
襄胞等の除去のためには炭酸ガスレーザが最適であるよ
うに思われる。
レーザマイクロ喉頭外科手術の間、病変に対して非遮
断性両眼視野が提供される。このことは、外科医が行う
手術領域を不明瞭にするおそれのあるプローブを使用す
る、ジアテルミ、凍結手術等の他の公知の種類の咽頭外
科手術に対しても利点を提供している。更に、レーザは
その部位での出血も比較的少なく、またレーザによる治
療は損傷が少ないため術後の乳腫も通常はない。理想的
には、レーザ外科手術では、周囲組織は全く影響を受け
ずにすみ、治癒も迅速で、術後の瘢痕も最小限のもので
ある。
断性両眼視野が提供される。このことは、外科医が行う
手術領域を不明瞭にするおそれのあるプローブを使用す
る、ジアテルミ、凍結手術等の他の公知の種類の咽頭外
科手術に対しても利点を提供している。更に、レーザは
その部位での出血も比較的少なく、またレーザによる治
療は損傷が少ないため術後の乳腫も通常はない。理想的
には、レーザ外科手術では、周囲組織は全く影響を受け
ずにすみ、治癒も迅速で、術後の瘢痕も最小限のもので
ある。
マイクロ喉頭外科手術で考慮すべき点は、その手術分
野が麻酔医と外科医で共有されることである。この問題
は、外科手術が充分に実施できる程度の寸法の外径と、
密封できる程度に大きい拡張可能なカフとを有する気管
内挿入管を使用することによって解決可能である。その
替わりに、気道内に管を挿入せずに、外科手術中断中
に、患者にマスクを経由して換気と麻酔ガス送達を行っ
て手術を実施することも可能である。
野が麻酔医と外科医で共有されることである。この問題
は、外科手術が充分に実施できる程度の寸法の外径と、
密封できる程度に大きい拡張可能なカフとを有する気管
内挿入管を使用することによって解決可能である。その
替わりに、気道内に管を挿入せずに、外科手術中断中
に、患者にマスクを経由して換気と麻酔ガス送達を行っ
て手術を実施することも可能である。
気道内に管を挿入しないと下記のような不利な点もあ
る。それは、気道の制御を完全には実施できないこと、
二次的心臓不整脈を伴う窒息または呼吸不全の可能性が
あること、麻酔の程度が浅すぎることによる咽頭痙攣、
非不動化声帯、患者の口から効力のある麻酔ガスを吐出
してしまうことにより麻酔ガスの掃気が困難になること
等である。
る。それは、気道の制御を完全には実施できないこと、
二次的心臓不整脈を伴う窒息または呼吸不全の可能性が
あること、麻酔の程度が浅すぎることによる咽頭痙攣、
非不動化声帯、患者の口から効力のある麻酔ガスを吐出
してしまうことにより麻酔ガスの掃気が困難になること
等である。
上記の理由から、気道内に挿管せずにレーザマイクロ
喉頭外科手術を実施することは望ましくないが、気管内
挿入管を使用しても、レーザマイクロ喉頭外科手術中に
は問題が起こる。これらの問題の典型的なものとして
は、気管内挿入管および拡張可能カフの一方あるいは両
方がレーザにより損傷を受けることが挙げられる。換気
器具のレーザによる損傷の結果、気道の管理ができなく
なり、呼吸器系組織の火傷、有毒煙霧の発生が起こる。
喉頭外科手術を実施することは望ましくないが、気管内
挿入管を使用しても、レーザマイクロ喉頭外科手術中に
は問題が起こる。これらの問題の典型的なものとして
は、気管内挿入管および拡張可能カフの一方あるいは両
方がレーザにより損傷を受けることが挙げられる。換気
器具のレーザによる損傷の結果、気道の管理ができなく
なり、呼吸器系組織の火傷、有毒煙霧の発生が起こる。
レーザ手術中に気管内挿入管損傷の危険性を削減する
ために提案されている一方法としては、気管内挿入管を
金属製テープで巻く方法がある。しかし、管を金属製テ
ープで巻くと、時間もかかり、咽頭や喉頭の粘膜が、テ
ープの粗雑な縁によって擦り傷や損傷を受けることもあ
る。巻き方が粗雑である場合、被覆されていない領域が
発火する可能性があり、テープの剥離片が吸引される可
能性もある。巻いた金属製テープにより、管によじれが
発生する可能性も増大し、レーザビームのテープによる
反射のために粘膜の損傷が不用意に起こる可能性もあ
る。
ために提案されている一方法としては、気管内挿入管を
金属製テープで巻く方法がある。しかし、管を金属製テ
ープで巻くと、時間もかかり、咽頭や喉頭の粘膜が、テ
ープの粗雑な縁によって擦り傷や損傷を受けることもあ
る。巻き方が粗雑である場合、被覆されていない領域が
発火する可能性があり、テープの剥離片が吸引される可
能性もある。巻いた金属製テープにより、管によじれが
発生する可能性も増大し、レーザビームのテープによる
反射のために粘膜の損傷が不用意に起こる可能性もあ
る。
気管内挿入管の発火の危険性を削減するように提案さ
れた別の方法としては、管を湿潤モスリンで巻く方法で
ある。しかし、これもまた時間がかかり、モスリンによ
って、管の容積も増加してしまう。更に、モスリンが乾
燥して、手術中に発火する可能性もある。
れた別の方法としては、管を湿潤モスリンで巻く方法で
ある。しかし、これもまた時間がかかり、モスリンによ
って、管の容積も増加してしまう。更に、モスリンが乾
燥して、手術中に発火する可能性もある。
気管内挿入管の発火の可能性を削減するように提案さ
れた更に別の方法は、管を歯科用アクリル樹脂で被覆す
る方法である。しかし、歯科用アクリル樹脂は管を硬化
させ、また外科手術用レーザに対して安全に不透過性で
はない。歯科用アクリル樹脂は管に不必要な容積を加
え、また塗布するには時間がかかる。
れた更に別の方法は、管を歯科用アクリル樹脂で被覆す
る方法である。しかし、歯科用アクリル樹脂は管を硬化
させ、また外科手術用レーザに対して安全に不透過性で
はない。歯科用アクリル樹脂は管に不必要な容積を加
え、また塗布するには時間がかかる。
金属製気管内挿入管が、レーザ外科手術中の管の発火
を阻止するために使用されているが、金属製気管内挿入
管を使用した場合にも問題に遭遇する。これらの問題と
しては、硬質金属管の挿入による組織の損傷およびレー
ザビームの金属管からの反射が原因の過失による粘膜損
傷がある。金属製気管内挿入管は典型的には直径が大き
く、そのために小児患者や気管狭窄症のある患者での使
用が妨げられており、一般的には、気密性を提供する拡
張可能なカフを有しない。更に、現在入手可能な可撓性
金属気管内挿入管は、典型的には、管の壁が気密性を有
するようには作られていない。
を阻止するために使用されているが、金属製気管内挿入
管を使用した場合にも問題に遭遇する。これらの問題と
しては、硬質金属管の挿入による組織の損傷およびレー
ザビームの金属管からの反射が原因の過失による粘膜損
傷がある。金属製気管内挿入管は典型的には直径が大き
く、そのために小児患者や気管狭窄症のある患者での使
用が妨げられており、一般的には、気密性を提供する拡
張可能なカフを有しない。更に、現在入手可能な可撓性
金属気管内挿入管は、典型的には、管の壁が気密性を有
するようには作られていない。
ベンチェリ換気がレーザマイクロ喉頭外科手術中に使
用されてはいるが、これも、気胸、縦隔気腫、胃拡張、
分泌物の吸引、完全な気道閉塞、粘膜表面の脱水等の問
題を呈するおそれがある。
用されてはいるが、これも、気胸、縦隔気腫、胃拡張、
分泌物の吸引、完全な気道閉塞、粘膜表面の脱水等の問
題を呈するおそれがある。
気管内挿入管の発火の危険性を減少するために、管の
製造に金属の混ぜ物をした重合体の使用が提案されてい
る。しかし、この金属の混ぜ物をした重合体は、レーザ
ビーム衝撃による透過に対して(特にO2/NO2を標準以
上に含有する大気中では)最小限の耐性しか有せず、ま
た非常に高価である。レーザ外科手術中のレーザによる
機能不良に対して耐性を有する外科手術用換気器具の技
術が必要となっている。
製造に金属の混ぜ物をした重合体の使用が提案されてい
る。しかし、この金属の混ぜ物をした重合体は、レーザ
ビーム衝撃による透過に対して(特にO2/NO2を標準以
上に含有する大気中では)最小限の耐性しか有せず、ま
た非常に高価である。レーザ外科手術中のレーザによる
機能不良に対して耐性を有する外科手術用換気器具の技
術が必要となっている。
〔発明の要約〕 本発明によれば、レーザ外科手術中のレーザによる機
能不良に対して耐性を有する外科手術用換気器具は、手
術中の換気用ガスの通過のための連続ガス路を形成す
る。本器具は、患者の気道内への挿入を容易にするため
の斜角(ベベル)形遠位端と、連続ガス路の一部を形成
する遠位端とを包含する。連続ガス路をガス源に接続す
るために近位端も配設されている。本発明の外科手術用
換気器具は、気密性壁部分を有して換気器具の遠位端と
近位端とを接続する気密可撓性金属管を包含する。金属
管は、外科手術用レーザによる損傷に対して耐性を有
し、外科手術用レーザビームが器具の外面に向けて放射
された時に、非集束光を散乱させるつや消し外面を有す
る。液体で拡張可能な重合体による下部密閉カフと、液
体で拡張可能な上部防壁カフとが、器具の遠位端の下部
重合体管アセンブリに接続され、またそれに沿って縦方
向に配設されており、その下部密封カフは、上部防壁カ
フと遠位端間に配置されている。上部防壁カフと下部密
封カフとを有する下部重合体管アセンブリは、係止フェ
ルールにより金属管に接続されており、その係止フェル
ールは、重合体管を加圧して金属管に押しつけ、それに
よって係合がはずれるのを阻止する。下部密封カフは液
体で拡張可能であることによって、患者の気道と密封状
態で接触し、下部密封カフと気道間のガス漏出を阻止す
る。上部防壁カフは液体で拡張可能であることによっ
て、気道と接触し、下部密封カフ方向に放射されるレー
ザエネルギによる損傷から下部密封カフを保護する。
能不良に対して耐性を有する外科手術用換気器具は、手
術中の換気用ガスの通過のための連続ガス路を形成す
る。本器具は、患者の気道内への挿入を容易にするため
の斜角(ベベル)形遠位端と、連続ガス路の一部を形成
する遠位端とを包含する。連続ガス路をガス源に接続す
るために近位端も配設されている。本発明の外科手術用
換気器具は、気密性壁部分を有して換気器具の遠位端と
近位端とを接続する気密可撓性金属管を包含する。金属
管は、外科手術用レーザによる損傷に対して耐性を有
し、外科手術用レーザビームが器具の外面に向けて放射
された時に、非集束光を散乱させるつや消し外面を有す
る。液体で拡張可能な重合体による下部密閉カフと、液
体で拡張可能な上部防壁カフとが、器具の遠位端の下部
重合体管アセンブリに接続され、またそれに沿って縦方
向に配設されており、その下部密封カフは、上部防壁カ
フと遠位端間に配置されている。上部防壁カフと下部密
封カフとを有する下部重合体管アセンブリは、係止フェ
ルールにより金属管に接続されており、その係止フェル
ールは、重合体管を加圧して金属管に押しつけ、それに
よって係合がはずれるのを阻止する。下部密封カフは液
体で拡張可能であることによって、患者の気道と密封状
態で接触し、下部密封カフと気道間のガス漏出を阻止す
る。上部防壁カフは液体で拡張可能であることによっ
て、気道と接触し、下部密封カフ方向に放射されるレー
ザエネルギによる損傷から下部密封カフを保護する。
第1図は本発明に従ったレーザ耐性外科手術用換気器
具の部分概略立面図である。
具の部分概略立面図である。
第2図は第1図に示す外科手術用換気器具のレーザ耐
性二重カフ付き遠位端の部分概略および部分断面拡大立
面図である。
性二重カフ付き遠位端の部分概略および部分断面拡大立
面図である。
第3図は第2図の線3−3に沿った断面図である。
第4図は本発明の一実施例に従った外科手術用換気器
具の金属管の一部の部分断面部分拡大斜視図である。
具の金属管の一部の部分断面部分拡大斜視図である。
第5図は一実施例に従って管要素の相互接続を示す本
発明に従った換気器具の部分的に切欠かれた部分概略立
面図である。
発明に従った換気器具の部分的に切欠かれた部分概略立
面図である。
第6図は第1図に示す外科手術用換気器具の弾性(el
astomeric)カフを拡張するための接続した一対の液体
導管の断面図である。
astomeric)カフを拡張するための接続した一対の液体
導管の断面図である。
第7図は本発明の好適な実施例に従った換気器具の下
部部分と係止フェルールとの相互接続を示す部分的な切
欠かれ、部分的に断面となっている拡大部分概略立面図
である。
部部分と係止フェルールとの相互接続を示す部分的な切
欠かれ、部分的に断面となっている拡大部分概略立面図
である。
第8図は本発明の別の実施例に従った換気器具の下部
部分と係止フェルールとの相互接続を示す部分的に切欠
かれ、部分的に断面となっている拡大部分概略立面図で
ある。
部分と係止フェルールとの相互接続を示す部分的に切欠
かれ、部分的に断面となっている拡大部分概略立面図で
ある。
〔好適な実施例の詳細な説明〕 第1図と第2図とに示す気管内挿入管10は、レーザ外
科手術中のレーザによる機能不良に対して耐性を有する
外科手術用換気器具である。本器具は、手術中に換気用
ガス(麻酔ガス、呼吸用ガス等)を通過させる連続ガス
路12を形成する。
科手術中のレーザによる機能不良に対して耐性を有する
外科手術用換気器具である。本器具は、手術中に換気用
ガス(麻酔ガス、呼吸用ガス等)を通過させる連続ガス
路12を形成する。
気管内挿入管10は、ヒトの気管内への挿入を容易にす
るためのベベル尖端を備えた遠位端14を包含し、連続ガ
ス路12の一部を形成する。
るためのベベル尖端を備えた遠位端14を包含し、連続ガ
ス路12の一部を形成する。
気管内挿入管10は、更に、連続ガス路12をガス源(図
示なし)に接続するための近位端13を包含する。
示なし)に接続するための近位端13を包含する。
気密性壁部分を有する可撓性金属管18が、気管内挿入
管10の遠位端14と近位端13との間に配設されている。可
撓性金属管18は外科手術用レーザによる損傷に対して耐
性を有し、第2図に示すように金属管18は、連続ガス路
12の実質的な部分を形成する。換気器具の近位端13は、
金属管18の近位端をおおって配設されることによって気
密嵌合(fit)を形成する上部重合体管16(第5図)に
より、金属管18に接続されている。
管10の遠位端14と近位端13との間に配設されている。可
撓性金属管18は外科手術用レーザによる損傷に対して耐
性を有し、第2図に示すように金属管18は、連続ガス路
12の実質的な部分を形成する。換気器具の近位端13は、
金属管18の近位端をおおって配設されることによって気
密嵌合(fit)を形成する上部重合体管16(第5図)に
より、金属管18に接続されている。
金属管18には、外科手術用レーザビームが金属管18の
外面に向かって放射される時に、非集束光を拡散させる
ためのつや消し外面が配設されている。つや消し外面
は、レーザビームの金属管18からの反射による外科手術
中に患者の組織への過失によるまた意図しない損傷を阻
止するのに役立つ。気密金属管18は、らせん回旋状金属
ホース、分節した可撓性の金属管、波形ベロー等の可撓
性を有する如何なる適切な構造物であってもよく、一端
よりも他端まで実質的に連続することによって、金属管
の側壁にレーザ透過性開口部を有しないという特徴があ
る。
外面に向かって放射される時に、非集束光を拡散させる
ためのつや消し外面が配設されている。つや消し外面
は、レーザビームの金属管18からの反射による外科手術
中に患者の組織への過失によるまた意図しない損傷を阻
止するのに役立つ。気密金属管18は、らせん回旋状金属
ホース、分節した可撓性の金属管、波形ベロー等の可撓
性を有する如何なる適切な構造物であってもよく、一端
よりも他端まで実質的に連続することによって、金属管
の側壁にレーザ透過性開口部を有しないという特徴があ
る。
有利には、可撓性金属管18は、防錆ステンレススチー
ルで作られている。つや消し外面仕上げの可撓性金属管
は、顕著に非集束のビームを反射し、それによって、組
織への過失による損傷の可能性を最小限にする。
ルで作られている。つや消し外面仕上げの可撓性金属管
は、顕著に非集束のビームを反射し、それによって、組
織への過失による損傷の可能性を最小限にする。
金属管18の適切な一構造物を第4図に示す。本実施例
によると、金属管18は、薄いステンレススチール製リボ
ン(つまり、厚さ0.0035"、幅0.212")として始まって
いる。このリボンは、らせん回旋状ホースまたは管を形
成するようにセットしたダイスを経由して供給される。
第4図に示すように、このダイスはリボン19をそれ自体
の上に折り返して波状の表面を形成する。リボンがダイ
ス内で形成されると同時に、細い金属フィラメント21
を、隣接する波形ひだを付したリボン部分間の重なり合
っている溝内に入れる。金属フィラメント21は、リボン
19の金属組成物より低い融点を有する。この形成された
ストリップのうず巻状金属ホースは金属フィラメント21
を溶かすために熱処理されて、合わせ目を密封する。
によると、金属管18は、薄いステンレススチール製リボ
ン(つまり、厚さ0.0035"、幅0.212")として始まって
いる。このリボンは、らせん回旋状ホースまたは管を形
成するようにセットしたダイスを経由して供給される。
第4図に示すように、このダイスはリボン19をそれ自体
の上に折り返して波状の表面を形成する。リボンがダイ
ス内で形成されると同時に、細い金属フィラメント21
を、隣接する波形ひだを付したリボン部分間の重なり合
っている溝内に入れる。金属フィラメント21は、リボン
19の金属組成物より低い融点を有する。この形成された
ストリップのうず巻状金属ホースは金属フィラメント21
を溶かすために熱処理されて、合わせ目を密封する。
第1図から第3図を参照にする。気管内の必要とする
長さを削減するために逆方向に入り込んでいる下部近位
カフ肩状部分20aを有する液体で拡張可能な弾性下部密
封カフ20と、気管内の必要とする長さを削減しまた重合
体材料の露出を最小限にするために、逆方向に入り込ん
でいる上部近位カフ肩状部分23を有する液体で拡張可能
な上部防壁カフ22とが気管内挿入管10の遠位端14近くに
配設されている。換気器具は、その近位端13からカフ20
と22までの全長に沿って気密性を有する。
長さを削減するために逆方向に入り込んでいる下部近位
カフ肩状部分20aを有する液体で拡張可能な弾性下部密
封カフ20と、気管内の必要とする長さを削減しまた重合
体材料の露出を最小限にするために、逆方向に入り込ん
でいる上部近位カフ肩状部分23を有する液体で拡張可能
な上部防壁カフ22とが気管内挿入管10の遠位端14近くに
配設されている。換気器具は、その近位端13からカフ20
と22までの全長に沿って気密性を有する。
密封および防壁カフ20と22とは、それぞれ管状重合体
からなる遠位尖端部材24と管状重合体スリーブ24′とか
ら構成される下部重合体管アセンブリの他面上に取り付
けられている。第1図と第2図とに示すように、密封カ
フ20は、防壁カフ22と気管内挿入管10の遠位端14間に配
置されている。
からなる遠位尖端部材24と管状重合体スリーブ24′とか
ら構成される下部重合体管アセンブリの他面上に取り付
けられている。第1図と第2図とに示すように、密封カ
フ20は、防壁カフ22と気管内挿入管10の遠位端14間に配
置されている。
尖端部材24と重合体スリーブ24′と上部重合体管17と
を包含する換気器具の重合体部分は、生体親和性(bioc
ompatible)のポリ塩化ビニル、ポリウレタン、シリコ
ーン等何れの適切な生体親和性材料で作られてもよい。
を包含する換気器具の重合体部分は、生体親和性(bioc
ompatible)のポリ塩化ビニル、ポリウレタン、シリコ
ーン等何れの適切な生体親和性材料で作られてもよい。
気管内挿入管10の遠位端14にある尖端部材24は、縦方
向換気用開口部15aを含む非外傷性の挿入尖端部であ
り、有利には、縦方向開口部15aが使用中に閉塞された
場合の横方向開口部15bとを包含するものである。
向換気用開口部15aを含む非外傷性の挿入尖端部であ
り、有利には、縦方向開口部15aが使用中に閉塞された
場合の横方向開口部15bとを包含するものである。
第1図と第2図とに示す実施例では、その尖端部材24
は、重合体スリーブ24′内に受け入れられており、紫外
線(U.V.)硬化接着剤、化学溶接、グルー(glue)等の
何れかの適切な手段により重合体スリーブ24′に接着し
ている。重合体スリーブ24′は、下部重合体アセンブリ
の近位端部分から構成されており、その内部に金属管18
の遠位端を受け入れることによって、金属管18の遠位端
26を下部重合体管アセンブリの近位端部分に接続してい
る。
は、重合体スリーブ24′内に受け入れられており、紫外
線(U.V.)硬化接着剤、化学溶接、グルー(glue)等の
何れかの適切な手段により重合体スリーブ24′に接着し
ている。重合体スリーブ24′は、下部重合体アセンブリ
の近位端部分から構成されており、その内部に金属管18
の遠位端を受け入れることによって、金属管18の遠位端
26を下部重合体管アセンブリの近位端部分に接続してい
る。
本発明によれば、下部重合体管アセンブリが金属管18
と係合がはずれるのを阻止するための係止フェルールを
提供する。係止フェルールの少なくとも一部分は、内方
に押さえられることによって、重合体スリーブ24′の近
位端部分を金属管18に加圧して押しつける。第2図と第
5図と第7図とに示す好適な実施例においては、係止フ
ェルール25は、重合体スリーブ24′の近位端部分周囲に
延在する環状金属性継ぎ輪である。この係止フェルール
を、その外径上で加圧する(つまり型付けする(crimpi
ng))ことによって、環状の型付け(crimp)27を提供
する。環状の型付けは、係止フェルールの外径を型付け
に沿って減少させ、重合体スリーブ24′の近位端部分と
金属管18のらせん部分間に機械的結合を形成し、それに
よって、係合がはずれるのを阻止する。金属管18の遠位
端を重合体スリーブ24′に更に接着して密封するのに、
グルー域は紫外線硬化接着剤29(第8図に示す)等の他
の接着剤を使用することも可能である。
と係合がはずれるのを阻止するための係止フェルールを
提供する。係止フェルールの少なくとも一部分は、内方
に押さえられることによって、重合体スリーブ24′の近
位端部分を金属管18に加圧して押しつける。第2図と第
5図と第7図とに示す好適な実施例においては、係止フ
ェルール25は、重合体スリーブ24′の近位端部分周囲に
延在する環状金属性継ぎ輪である。この係止フェルール
を、その外径上で加圧する(つまり型付けする(crimpi
ng))ことによって、環状の型付け(crimp)27を提供
する。環状の型付けは、係止フェルールの外径を型付け
に沿って減少させ、重合体スリーブ24′の近位端部分と
金属管18のらせん部分間に機械的結合を形成し、それに
よって、係合がはずれるのを阻止する。金属管18の遠位
端を重合体スリーブ24′に更に接着して密封するのに、
グルー域は紫外線硬化接着剤29(第8図に示す)等の他
の接着剤を使用することも可能である。
第2図と第5図と第7図とを参照に前述された環状の
型付け27は、好適な実施例ではあるが、係止フェルール
を内方に押さえる他の実施例を使用してもよい。例え
ば、第8図では、スリーブ24′の近位端部分を金属管18
に加圧して押しつける一方で、係止フェルール25′を金
属管18に「固定」して、それらが係合をはずれるのを阻
止する複数個の内方に押さえられた凹部27′を包含する
係止フェルール25′を開示する。前述のように、グルー
或は他の接着剤を、金属管18の遠位端を重合体スリーブ
24′に更に接着して密封するのに使用することも可能で
ある。第7図で説明したように、環状クリンプは、固定
法を凌駕する好適な実施例である。何故なら、環状の型
付けは、固定法より機械的結合が強く、密封性もより強
いことが確認されているからである。
型付け27は、好適な実施例ではあるが、係止フェルール
を内方に押さえる他の実施例を使用してもよい。例え
ば、第8図では、スリーブ24′の近位端部分を金属管18
に加圧して押しつける一方で、係止フェルール25′を金
属管18に「固定」して、それらが係合をはずれるのを阻
止する複数個の内方に押さえられた凹部27′を包含する
係止フェルール25′を開示する。前述のように、グルー
或は他の接着剤を、金属管18の遠位端を重合体スリーブ
24′に更に接着して密封するのに使用することも可能で
ある。第7図で説明したように、環状クリンプは、固定
法を凌駕する好適な実施例である。何故なら、環状の型
付けは、固定法より機械的結合が強く、密封性もより強
いことが確認されているからである。
実施例において、カフ20と22とは、重合体であり、熱
融着等の何れかの適切な手段で尖端部分24に接着されて
いる。重合体カフを形成する適切な材料としては、ポリ
塩化ビニル、ポリウレタン、シリコーン等がある。
融着等の何れかの適切な手段で尖端部分24に接着されて
いる。重合体カフを形成する適切な材料としては、ポリ
塩化ビニル、ポリウレタン、シリコーン等がある。
密封カフ20を拡張することによって、密封カフ20を患
者の気管と密封状態で接触するようにさせる手段が提供
されており、それによって、密封カフ20と気管間のガス
の漏出を阻止する。密封カフ20はガス状流体(gaseous
fluid)で拡張可能であるが、好適な実施例では、密封
カフ20は水性液体(aqueous fluid)で拡張される。
者の気管と密封状態で接触するようにさせる手段が提供
されており、それによって、密封カフ20と気管間のガス
の漏出を阻止する。密封カフ20はガス状流体(gaseous
fluid)で拡張可能であるが、好適な実施例では、密封
カフ20は水性液体(aqueous fluid)で拡張される。
密封カフ20を拡張するために、第一の拡張用管腔28が
下部重合体尖端部材24内に配設されており、第一の拡張
用管腔28は、第一のポート30(第2図と第3図参照)に
より密封カフ20と連通している。第一の拡張用管腔28
は、密封カフ20を拡張するために、第一の導管32等によ
り、流体源に接続可能である。第一の導管32は、手術中
のレーザによる損傷からの保護のために金属管18内に配
置されており、密封カフ20を第一の弁34(第1図)に接
続することによって第一の導管32を流体源(図示なし)
に接続して、密封カフ20の拡張と脱液とを制御する。
下部重合体尖端部材24内に配設されており、第一の拡張
用管腔28は、第一のポート30(第2図と第3図参照)に
より密封カフ20と連通している。第一の拡張用管腔28
は、密封カフ20を拡張するために、第一の導管32等によ
り、流体源に接続可能である。第一の導管32は、手術中
のレーザによる損傷からの保護のために金属管18内に配
置されており、密封カフ20を第一の弁34(第1図)に接
続することによって第一の導管32を流体源(図示なし)
に接続して、密封カフ20の拡張と脱液とを制御する。
防壁を形成して密封カフ方向に放射されるレーザエネ
ルギによる損傷から密封カフ20を保護するために、防壁
カフ22を患者の気管に接触させて、水性液体で防壁カフ
22を拡張する手段が提供されている。防壁カフ22は、レ
ーザ外科手術領域(例えば、金属管18に隣接する領域)
と流体充満密封カフ20との間に配設されることによっ
て、密封カフ20を外科手術による損傷から保護する。
ルギによる損傷から密封カフ20を保護するために、防壁
カフ22を患者の気管に接触させて、水性液体で防壁カフ
22を拡張する手段が提供されている。防壁カフ22は、レ
ーザ外科手術領域(例えば、金属管18に隣接する領域)
と流体充満密封カフ20との間に配設されることによっ
て、密封カフ20を外科手術による損傷から保護する。
防壁カフ22は、下部重合体尖端部材24内の第二の拡張
用管腔36を含む手段により拡張される。第二の拡張用管
腔36は、第二のポート38を介して防壁カフ22に連通して
いる。第二の拡張用管腔36は、レーザによる損傷からの
保護のために金属管18内に配設されている第二の導管40
を含む手段により防壁カフ22を拡張するために、第二の
流体源に接続可能である。第二の導管40は、第二の拡張
用管腔36を第二の弁41(第1図)に、流体源(図示な
し)と連通するように接続して、防壁カフ22の拡張と脱
液を制御する。
用管腔36を含む手段により拡張される。第二の拡張用管
腔36は、第二のポート38を介して防壁カフ22に連通して
いる。第二の拡張用管腔36は、レーザによる損傷からの
保護のために金属管18内に配設されている第二の導管40
を含む手段により防壁カフ22を拡張するために、第二の
流体源に接続可能である。第二の導管40は、第二の拡張
用管腔36を第二の弁41(第1図)に、流体源(図示な
し)と連通するように接続して、防壁カフ22の拡張と脱
液を制御する。
第1図に示す実施例では、第一と第二の導管32と40と
は、標準15mmコネクタ16を介して金属管より出て、ガス
源に接続されている。コネクタ16は、ポリ塩化ビニル
(PVC)、アクリルニトリルブタジェンスチレン(ABS)
等の硬質あるいは半硬質の生体親和性重合体材料で作る
ことが可能である。コネクタ16は、グルー或はその他の
接着剤等の何れかの適切な手段で金属管18に接続され
る。所望ならば、コネクタ16を、下部重合体スリーブ2
4′と同様の方法で、金属管18に接着することが可能で
ある。
は、標準15mmコネクタ16を介して金属管より出て、ガス
源に接続されている。コネクタ16は、ポリ塩化ビニル
(PVC)、アクリルニトリルブタジェンスチレン(ABS)
等の硬質あるいは半硬質の生体親和性重合体材料で作る
ことが可能である。コネクタ16は、グルー或はその他の
接着剤等の何れかの適切な手段で金属管18に接続され
る。所望ならば、コネクタ16を、下部重合体スリーブ2
4′と同様の方法で、金属管18に接着することが可能で
ある。
第一と第二の導管32と40とは、第6図に示すように、
溶剤あるいは押し出し成形によって、それらが一体とな
るように共に接着される。このことと、第一と第二の拡
張用管腔28と36の方向づけとが、ガス路12を介する吸引
具とさぐり針(stylets)との通過を容易にしている。
第一と第二の導管32と40は、コネクタ16のポートを介し
て外に出ている。第一と第二の導管は、このポートに、
グルー等の手段により固定されている。
溶剤あるいは押し出し成形によって、それらが一体とな
るように共に接着される。このことと、第一と第二の拡
張用管腔28と36の方向づけとが、ガス路12を介する吸引
具とさぐり針(stylets)との通過を容易にしている。
第一と第二の導管32と40は、コネクタ16のポートを介し
て外に出ている。第一と第二の導管は、このポートに、
グルー等の手段により固定されている。
第5図に示す実施例では、金属管18の近位端18aと遠
位端18bとは、部分的に巻き込みが外されている。金属
管18の近位端18aと遠位端18bとの巻き込み部分間の距離
が延長することによって、ステンレススチール管上に機
械的に保持するための接着手段を提供する。金属管18の
近位端18aは、その全外径に塗布されている接着剤を有
し、標準15mmコネクタ等の上部重合体管16は、金属管18
上に摺動する。金属管18の遠位端18bは、その全外径に
塗布されている接着剤を有し、下部重合体スリーブ24′
は、金属管18上に延出し、配設されている。換気用開口
部15aと15b(第2図)とを包含する非外傷性プラスチッ
ク尖端部は、下部重合体スリーブ24′の内径に溶剤で接
着可能であることによって、金属管18の端部と当接す
る。係止フェルール25は、重合体スリーブ24′の近位端
部分周囲で型付けされて(あるいは所望ならば、固定さ
れて)、金属管18からの係合が外れるのを阻止されてい
る。
位端18bとは、部分的に巻き込みが外されている。金属
管18の近位端18aと遠位端18bとの巻き込み部分間の距離
が延長することによって、ステンレススチール管上に機
械的に保持するための接着手段を提供する。金属管18の
近位端18aは、その全外径に塗布されている接着剤を有
し、標準15mmコネクタ等の上部重合体管16は、金属管18
上に摺動する。金属管18の遠位端18bは、その全外径に
塗布されている接着剤を有し、下部重合体スリーブ24′
は、金属管18上に延出し、配設されている。換気用開口
部15aと15b(第2図)とを包含する非外傷性プラスチッ
ク尖端部は、下部重合体スリーブ24′の内径に溶剤で接
着可能であることによって、金属管18の端部と当接す
る。係止フェルール25は、重合体スリーブ24′の近位端
部分周囲で型付けされて(あるいは所望ならば、固定さ
れて)、金属管18からの係合が外れるのを阻止されてい
る。
気管内挿入管10が挿管(つまり、患者の気管内に挿
入)されて後、カフ20と22とは、滅菌生理的食塩水で充
填される。密封カフ20は加圧されて気管内の気密性を保
護し、防壁カフも充填されるが、都合のよいのは、如何
なる実質的圧力をも生成する程度にまでは充填されない
(例えば、大気圧近くにまで充填される)。防壁カフ22
の流体が大気圧近く或は大気圧程度であれば、外科手術
用レーザによって防壁カフに1個の穿孔が出来ても、防
壁カフ22から実質的に流体が流出するような結果にはな
らない。
入)されて後、カフ20と22とは、滅菌生理的食塩水で充
填される。密封カフ20は加圧されて気管内の気密性を保
護し、防壁カフも充填されるが、都合のよいのは、如何
なる実質的圧力をも生成する程度にまでは充填されない
(例えば、大気圧近くにまで充填される)。防壁カフ22
の流体が大気圧近く或は大気圧程度であれば、外科手術
用レーザによって防壁カフに1個の穿孔が出来ても、防
壁カフ22から実質的に流体が流出するような結果にはな
らない。
一回の咽頭レーザ外科手術中に、カフがレーザ照射さ
れる確率は、Fried,M.Dによる“A Survey of the Compl
ications of Laser Surgerty",Arch.Otolaryngology,11
0:31−334(1984)から決定可能である。確率は、以下
のように計算されている。
れる確率は、Fried,M.Dによる“A Survey of the Compl
ications of Laser Surgerty",Arch.Otolaryngology,11
0:31−334(1984)から決定可能である。確率は、以下
のように計算されている。
P(カフへのレーザ照射1回)=0.06123 P(カフへのレーザ照射2回)=0.00381 P(カフへのレーザ照射3回)=0.00024 P(カフへのレーザ照射4回)=0.00001 防壁カフ22への一回のレーザによる穿孔では、防壁カ
フ22内が大気圧近くに保持されているため、実質量の流
体の流出とはならないので、防壁カフ22は、密封カフ20
と気管内挿入管10の遠位端14とに、実質量の保護を提供
することが理解できる。更に、水は、10.6μの波長の炭
酸ガスレーザの最良の吸収剤であることによって、水の
表面分子は煮沸除去され、それによってレーザエネルギ
が放散されて、更に密封カフ20が保護される。防壁カフ
22内の水はまた、重合体カフの発火と焼失の危険性を実
質的に削減する。
フ22内が大気圧近くに保持されているため、実質量の流
体の流出とはならないので、防壁カフ22は、密封カフ20
と気管内挿入管10の遠位端14とに、実質量の保護を提供
することが理解できる。更に、水は、10.6μの波長の炭
酸ガスレーザの最良の吸収剤であることによって、水の
表面分子は煮沸除去され、それによってレーザエネルギ
が放散されて、更に密封カフ20が保護される。防壁カフ
22内の水はまた、重合体カフの発火と焼失の危険性を実
質的に削減する。
一実施例によると、防壁カフ22が着色液で充填される
こともある。防壁カフ22が穿孔された場合に着色液が漏
出すれば、それによって防壁カフ22が穿孔されたことが
視覚的に確認できる。液体を着色する適切な着色剤の例
としては、メチレンブルーがある。その他の種類の着色
剤も使用してよい。
こともある。防壁カフ22が穿孔された場合に着色液が漏
出すれば、それによって防壁カフ22が穿孔されたことが
視覚的に確認できる。液体を着色する適切な着色剤の例
としては、メチレンブルーがある。その他の種類の着色
剤も使用してよい。
本発明は、レーザ外科手術中に、レーザによる機能不
良に対して高度に耐性を有する安定した外科手術用換気
システムを提供することが理解できる。つや消し仕上げ
の可撓性金属管は、外科手術用レーザによっては透過不
可能であり、大幅に焦点を外れた光線を反射して組織へ
の過失による損傷を阻止する。係止フェルールは、金属
管が、二重カフシステムを有する下部重合体から係合が
外れるのを阻止する。流体充満防壁カフは、気管内密封
カフがレーザビームの衝撃による損傷を受けないように
保護する。上述のこと、カフが再度レーザ照射を受ける
確率が非常に低いこと、及び係止フェルールに因るシス
テムの安定性とにより、外科手術中に、安全で効果的な
気道の制御が提供される。
良に対して高度に耐性を有する安定した外科手術用換気
システムを提供することが理解できる。つや消し仕上げ
の可撓性金属管は、外科手術用レーザによっては透過不
可能であり、大幅に焦点を外れた光線を反射して組織へ
の過失による損傷を阻止する。係止フェルールは、金属
管が、二重カフシステムを有する下部重合体から係合が
外れるのを阻止する。流体充満防壁カフは、気管内密封
カフがレーザビームの衝撃による損傷を受けないように
保護する。上述のこと、カフが再度レーザ照射を受ける
確率が非常に低いこと、及び係止フェルールに因るシス
テムの安定性とにより、外科手術中に、安全で効果的な
気道の制御が提供される。
多くの変形や詳細な変更を、前述の実施例で実施する
ことができるが、前述の説明および添付図に示されるも
のは、あらゆる点で、単なる例示にすぎず、限定的に解
釈してはならない。
ことができるが、前述の説明および添付図に示されるも
のは、あらゆる点で、単なる例示にすぎず、限定的に解
釈してはならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュナイダー,ドナルド・アール アメリカ合衆国、12816 ニューヨーク 州、ケンブリッジ、ペリー・レーン、ボ ックス 254、アール・アール2 (56)参考文献 特開 昭63−226346(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61M 16/04
Claims (22)
- 【請求項1】外科手術中の換気用ガスの通過のための連
続ガス路を形成しており、レーザに因る機能不良に対し
て耐性を有する外科手術用換気器具において、 a 前記換気器具の遠位端を構成しており、前記連続ガ
ス路の一部を形成するとともに、患者の気道内に挿入す
るのに適合した遠位端を包含する下部重合体管アセンブ
リであって、この下部重合体管アセンブリがさらに近位
端部分を包含することと; b 前記換気器具をガス源に接続する手段を有する近位
端と; c 前記連続ガス路の実質的部分を形成し、前記下部重
合体管アセンブリと前記換気器具の近位端とを接続し、
外科手術用レーザに因る損傷に対して耐性を有し、外科
手術用レーザビームが外面に放射された時に非集束光を
散乱させるつや消し外面を有する気密可撓性金属管であ
って、前記金属管の遠位端が、前記下部重合体管アセン
ブリの近位端部分内に受け入れられる金属管と; d 前記換気器具の遠位端近くで前記下部重合体管アセ
ンブリに接続され、またそれに沿って配設されている液
体で拡張可能な上部カフと; e 前記換気器具の遠位端近くで前記下部重合体管アセ
ンブリに接続され、またそれに沿って配設されており、
前記換気器具の遠位端と前記上部カフとの間に配置され
ている液体で拡張可能な下部カフと; f 前記下部重合体管アセンブリの近位端部分周囲に延
在し、その少なくとも一部分が内方に押さえられること
によって、前記下部重合体管アセンブリの近位端部分を
前記金属管に加圧して押しつけて、前記下部重合体管ア
センブリと前記金属管の分離を阻止する係止フェルール
と; g 前記下部カフを患者の気道と密封関係で接触させる
ことによって、前記下部カフと前記気道間のガスの漏出
を阻止するための液体で前記下部カフを拡張する手段で
あって、前記下部カフを拡張する手段が、前記金属管内
に配設されることによってレーザに因る損傷から保護さ
れている第一の導管を包含し、前記第一の導管が、前記
下部カフと接触しており、前記下部カフを拡張させるた
めの流体源と接続可能である手段と; h 前記上部カフを患者の気道と接触させることによっ
て、前記下部カフ方向に放射されるレーザエネルギに因
る損傷から前記下部カフを保護するための液体で前記上
部カフを拡張する手段であって、前記上部カフを拡張す
る手段が、前記金属管内に配設されることによってレー
ザに因る損傷から保護されている第二の導管を包含し、
前記第二の導管が、前記上部カフと接触しており、前記
上部カフを拡張させるための流体源と接続可能である手
段とから成ることを特徴とする外科手術用換気器具。 - 【請求項2】前記換気器具は、この換気器具の前記近位
端より前記上部及び下部カフまで気密性であることを特
徴とする請求の範囲1に記載の外科手術用換気器具。 - 【請求項3】前記係止フェルールは金属性であることを
特徴とする請求の範囲1に記載の外科手術用換気器具。 - 【請求項4】前記係止フェルールは前記金属管周囲の適
所において型付けがされており(crimped)、前記下部
重合体管アセンブリの近位端部分がその型付けの間で圧
せられていることを特徴とする請求の範囲3に記載の外
科手術用換気器具。 - 【請求項5】前記係止フェルールは前記金属管周囲の適
所において固定されており、前記下部重合体管アセンブ
リの近位端部分は、それらの間に圧せられていることを
特徴とする請求の範囲3に記載の外科手術用換気器具。 - 【請求項6】更に、前記金属管と前記下部重合体管アセ
ンブリの近位端部分間に接着剤を包含することを特徴と
する請求の範囲1に記載の外科手術用換気器具。 - 【請求項7】前記下部重合体管アセンブリは、管状重合
体遠位尖端部材と、前記尖端部材を前記金属管に接続す
る管状重合体スリーブとから構成されることと、前記ス
リーブは、前記下部重合体管アセンブリの近位端部分を
包含することを特徴とする請求の範囲1に記載の外科手
術用換気器具。 - 【請求項8】前記金属管が、らせん回旋状金属ホース、
分節した可撓性金属ホースおよび波形ベローから構成さ
れるグループから選択される材料から形成されることを
特徴とする請求の範囲1に記載の外科手術用換気器具。 - 【請求項9】更に、前記換気器具の近位端を前記金属管
に接続する上部重合体管アセンブリから成ることを特徴
とする請求の範囲1に記載の外科手術用換気器具。 - 【請求項10】前記上部及び下部カフを充填する液体が
水性液体(aqueous liquid)であることを特徴とする請
求の範囲1に記載の外科手術用換気器具。 - 【請求項11】前記患者の気道が患者の気管であること
を特徴とする請求の範囲1に記載の外科手術用換気器
具。 - 【請求項12】外科手術中の換気用ガスの通過のための
連続ガス路を形成しており、レーザに因る機能不良に対
して耐性を有する外科手術用換気器具において、 a 前記換気器具の遠位端を構成しており、前記連続ガ
ス路の一部を形成するとともに、患者の気道内に挿入す
るのに適合した遠位端を包含する下部重合体管アセンブ
リであって、この下部重合体管アセンブリがさらに近位
端部分を包含することと; b 前記換気器具をガス源に接続する手段を有する近位
端と; c 前記連続ガス路の実質的部分を形成し、前記下部重
合体管アセンブリと前記換気器具の近位端とを接続して
おり、外科手術用レーザに因る損傷に対して耐性を有
し、外科手術用レーザビームがその外面に放射される時
に非集束光を散乱させるつや消し外面を有する気密可撓
性金属管であって、前記金属管の遠位端が、前記下部重
合体管アセンブリの近位端部分内に受け入れられる金属
管と; d 前記換気器具の遠位端近くで前記下部重合体管アセ
ンブリに接続され、それに沿って配設されている液体で
拡張可能な上部カフと; e 前記換気器具の遠位端近くで前記下部重合体管アセ
ンブリに接続され、それに沿って配設されており、前記
換気器具の遠位端と前記上部カフとの間に配置されてい
る液体で拡張可能な下部カフと; f 前記下部重合体管アセンブリの近位端部分周囲に延
在し、その少なくとも一部分は、内方に押されて前記下
部重合体管アセンブリの近位端部分を前記金属管に加圧
して押され、それによって、前記下部重合体管アセンブ
リと前記金属管との分離を阻止する係止フェルールと; g 前記下部カフを前記患者の気道と密封関係で接触さ
せて前記下部カフと前記気道管でのガス漏出を阻止する
ための液体で前記下部カフを拡張する手段であって、前
記下部カフを拡張する手段が、前記下部重合体管アセン
ブリ内に配置されており、前記下部カフと連通している
第一の拡張用管腔と、前記第一の拡張用管腔と連通して
おり、前記金属管内に配置されることによって、レーザ
に因る損傷から保護されている第一の導管と、前記第一
の導管と連通しており、前記第一の導管と流体源とを接
続する第一の弁とを包含し、前記第一の弁は前記下部カ
フの拡張を制御することと; h 前記上部カフを前記患者の気道に接触させることに
よって、前記下部カフ方向に放射されるレーザエネルギ
に因る損傷から前記下部カフを保護するための液体で前
記上部カフを拡張する手段であって、前記上部カフを拡
張する手段が、前記下部重合体管アセンブリ内に配置さ
れており、前記上部カフと連通している第二の拡張用管
腔と、前記第二の拡張用管腔と連通しており、前記金属
管内に配置されることによってレーザに因る損傷から保
護されている第二の導管と、前記第二の導管に連通して
おり、前記第二の導管を液体源に接続する第二の弁とを
包含し、前記第二の弁は前記下部カフの拡張を制御する
こととから成ることを特徴とする外科手術用換気器具。 - 【請求項13】前記換気器具は、前記換気器具の近位端
より前記上部及び下部カフまで気密性となっていること
を特徴とする請求の範囲12に記載の外科手術用換気器
具。 - 【請求項14】前記係止フェルールは金属製であること
を特徴とする請求の範囲12に記載の外科手術用換気器
具。 - 【請求項15】前記係止フェルールは前記金属管周囲の
適所において型付けがされており(crimped)、前記下
部重合体管アセンブリの近位端部分がその型付けの間で
圧せられていることを特徴とする請求の範囲14に記載の
外科手術用換気器具。 - 【請求項16】前記係止フェルールは、前記金属管周囲
の適所において固定されて、前記下部重合体管アセンブ
リの近位端部分は、それらの間に圧せられていることを
特徴とする請求の範囲14に記載の外科手術用換気器具。 - 【請求項17】更に、前記金属管と前記下部重合体管ア
センブリの近位端部分間に接着剤を含むことを特徴とす
る請求の範囲12に記載の外科手術用換気器具。 - 【請求項18】前記下部重合体管アセンブリは、管状重
合体遠位尖端部材と、前記尖端部材を前記金属管に接続
する管状重合体スリーブとから構成されることと、前記
スリーブは前記下部重合体管アセンブリの近位端部分を
包含することとを特徴とする請求の範囲12に記載の外科
手術用換気器具。 - 【請求項19】前記金属管が、らせん回旋状金属ホー
ス、分節した可撓性金属ホースおよび波形ベローから構
成されるグループから選択された材料から形成されるこ
とを特徴とする請求の範囲12に記載の外科手術用換気器
具。 - 【請求項20】更に、前記換気器具の近位端を前記金属
管に接続する上部重合体管アセンブリを包含することを
特徴とする請求の範囲12に記載の外科手術用換気器具。 - 【請求項21】前記上部及び下部カフを充填する液体が
水性液体(aqueous liquid)であることを特徴とする請
求の範囲12に記載の外科手術用換気器具。 - 【請求項22】前記患者の気道が患者の気管であること
を特徴とする請求の範囲12に記載の外科手術用換気器
具。
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