JP2927432B2 - 記録素子ユニット並びにそれを用いた記録素子駆動ユニット、インクジェットユニット、インクジェット駆動ユニット及びインクジェット装置 - Google Patents

記録素子ユニット並びにそれを用いた記録素子駆動ユニット、インクジェットユニット、インクジェット駆動ユニット及びインクジェット装置

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JP2927432B2 JP63182879A JP18287988A JP2927432B2 JP 2927432 B2 JP2927432 B2 JP 2927432B2 JP 63182879 A JP63182879 A JP 63182879A JP 18287988 A JP18287988 A JP 18287988A JP 2927432 B2 JP2927432 B2 JP 2927432B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録素子ユニット並びにこれを用いた記録
素子駆動ユニット、インクジェットユニット、インクジ
ェット駆動ユニット及びインクジェット装置に関する。
[先行技術] 従来、記録素子基板と駆動素子基板とを電気的に接続
して構成される技術としては以下に述べる技術が先行乃
至知られている。
ワイヤボンディング方法 この方法は、第8図に示した様に、記録素子基板4の
電極14,15と、駆動素子基板の所望の電極とを金等の極
細金属線16を用いて電気的に接続する方法である。
記録素子と駆動素子とを一体基板に形成する方法 この方法は、記録素子と駆動素子とを、適宜の膜形成
技術により一体基板に形成する方法である。
電気的接続部材を用いる方法 この方法は、記録素子基板の電極部と駆動素子基板の
電極部とを特願昭63−133395に技術開示された電気的接
続部材を用いて接続する方法である。
第9図は、この方法を説明するための図である。図に
おいて、4は記録素子基板、5は駆動素子基板、12およ
び13は電極部、19および20は絶縁膜である。また、3は
電気的接続部材であり、17は電気的導電部材、18は電気
的導電部材17を保持するための保持体である。ここで、
電気的導電部材17のピッチは、電極14および15のピッチ
よりも狭く設定されている。
記録素子基板4と駆動素子基板5および電気的接続部
材は、まず第9図(a)に示す用に配置され、次に同図
(b)に示す様に互いに圧着される。また同図(c)は
圧着後の全体図である。
[発明が解決しようとする課題] しかし上記した従来の電気的接続法には次のような問
題点がある。
ワイヤボンディング法 ワイヤボンディング法においては、隣接する極細金属
線同士の接触等を避けるためには駆動素子上の接続部の
ピッチ寸法(隣接する接続部の中心間の距離)としてあ
る程度の間隔をとらざるを得ない。従って、駆動素子の
大きさが決まれば必然的に接続部の最大数が決まる。し
かるに、ワイヤボンディング法では、このピッチ寸法が
通常0.2mm程度と大きいので、接続部の数は少なくせざ
るを得なくなる。
これは逆に、駆動素子乃至記録素子の接続部の数が決
まっている場合には、駆動素子基板及び記録素子基板の
大きさを極めて長いものとせざるを得ないことを意味す
る。
駆動素子上の接続部から測った極細金属線の高さhは
通常0.2〜0.4mmであるが、0.2mm以下にし薄型化するこ
とは比較的困難であるので薄型化を図れない。
ワイヤボンディング作業に時間がかかる。特に接続点
数が多くなるとボンディング時間が長くなり生産効率が
悪くなる。
何らかの要因でトランスファーモールド条件範囲を越
すと、極細金属線が変形したり最悪の場合には切断した
りする。
また、駆動素子上の接続部においては、極細金属線と
合金化されないAlが露出しているためAl腐食が生じ易く
なり、信頼性の低下が生じる。
駆動素子が不良になったとき、駆動素子のみを取りか
えることは困難である。
記録素子と駆動素子とを一体基板に形成する方法 この方法では、記録素子乃至駆動素子のいずれか一部
に不良が生ずると全体が動作しなくなってしまうという
問題がある。
電気的接続部材を用いる方法 この方法にはユニットを小型化できる、高精度の位置
決めを必要としない、コストを低減できる等の利点があ
る。
しかし、電気的接続部材の長尺方向が非常に長い場
合、 電気的接続部材が記録素子等の発熱による熱膨張のた
めに湾曲する場合がある、 電気的導電部材のピッチの誤差の影響が大きくなるた
め、ピッチに高精度を要し、歩留りの低下、ひいてはコ
ストアップにつながる、 という問題がある。
[課題を解決するための手段] 本発明の第1の要旨は、電気的絶縁材料を用いて形成
されている保持体と、該保持体に配設された複数の電気
的導電部材とを有し、該電気的導電部材の一端が該保持
体の一方の面において露出しており、また、該電気的導
電部材の他端が該保持体の他方の面において露出してい
る、複数個の電気的接続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている記録素子基体と; を有し、 前記複数個の電気的接続部材が、各電気的接続部材の
一方の面において露出している電気的導電部材の一端と
前記記録素子基体の接続部とが接続されるように、前記
群毎に互いに非接触に前記記録素子基体に配設されてい
ることを特徴とする記録素子ユニットに存在する。
本発明の第2の要旨は、電気的絶縁材料を用いて形成
されている保持体と、該保持体に配設された複数の電気
的導電部材とを有し、該電気的導電部材の一端が該保持
体の一方の面において露出しており、また、該電気的導
電部材の他端が該保持体の他方の面において露出してい
る電気的接続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている記録素子基体と; を有し、 前記電気的接続部材が、各電気的接続部材の一方の面
において露出している電気的導電部材の一端と前記記録
素子基体の接続部とが接続されるように前記記録素子基
体に配設されており、前記群同士の間に位置する前記電
気的接続部材自体に溝又は/及び穴が設けられることに
より間隔があいていることを特徴とする記録素子ユニッ
トに存在する。
本発明の第3の要旨は、電気的絶縁材料を用いて形成
されている保持体と、該保持体に配設された複数の電気
的導電部材とを有し、該電気的導電部材の一端が該保持
体の一方の面において露出しており、また、該電気的導
電部材の他端が該保持体の他方の面において露出してい
る、複数個の電気的接続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている記録素子基体と; 複数の駆動素子と該複数の駆動素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている駆動素子基体と; を有し、 前記複数個の電気的接続部材が、各電気的接続部材の
一方の面において露出している電気的導電部材の一端と
前記記録素子基体の接続部とが接続されるように、前記
群毎に互いに非接触に前記記録素子基体に配設されてお
り; 該各電気的接続部材の他方の面において露出している
電気的導電部材の他端と該駆動素子基体の接続部とが前
記群毎に互いに非接触に接続されていることを特徴とす
る記録素子駆動ユニットに存在する。
本発明の第4の要旨は、電気的絶縁材料を用いて形成
されている保持体と、該保持体に配設された複数の電気
的導電部材とを有し、該電気的導電部材の一端が該保持
体の一方の面において露出しており、また、該電気的導
電部材の他端が該保持体の他方の面において露出してい
る電気的接続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている記録素子基体と; 複数の駆動素子と該複数の駆動素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている駆動素子基体と; を有し、 前記電気的接続部材が、各電気的接続部材の一方の面
において露出している電気的導電部材の一端と前記記録
素子基体の接続部とが接続されるように前記記録素子基
体に配設されており、前記群同士の間に位置する前記電
気的接続部材自体に溝又は/及び穴が設けられることに
より間隔があいており、 該各電気的接続部材の他方の面において露出している
電気的導電部材の他端と該駆動素子基体の接続部とが接
続されるように前記駆動素子基体に配設されており、前
記群同士の間に位置する前記電気的接続部材自体に溝又
は/及び穴が設けられることにより間隔があいているこ
とを特徴とする記録素子駆動ユニットに存在する。
本発明の第5の要旨は、電気的絶縁材料を用いて形成
されている保持体と、該保持体に配設された複数の電気
的導電部材とを有し、該電気的導電部材の一端が該保持
体の一方の面において露出しており、また、該電気的導
電部材の他端が該保持体の他方の面において露出してい
る、複数個の電気的接続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている記録素子基体と; を有し、 該記録素子基体上に、インクを吐出するための吐出口
と、該吐出口に連通する液路とが形成されており、 前記複数個の電気的接続部材が、各電気的接続部材の
一方の面において露出している電気的導電部材の一端と
前記記録素子基体の接続部とが接続されるように、前記
群毎に互いに非接触に前記記録素子基体に配設されてい
ることを特徴とするインクジェットユニットに存在す
る。
本発明の第6の要旨は、電気的絶縁材料を用いて形成
されている保持体と、該保持体に配設された複数の電気
的導電部材とを有し、該電気的導電部材の一端が該保持
体の一方の面において露出しており、また、該電気的導
電部材の他端が該保持体の他方の面において露出してい
る電気的接続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている記録素子基体と; を有し、 該記録素子基体上に、インクを吐出するための吐出口
と、該吐出口に連通する液路とが形成されており、 前記電気的接続部材が、各電気的接続部材の一方の面
において露出している電気的導電部材の一端と前記記録
素子の接続部とが接続されるように前記記録素子基体に
配設されており、前記群同士の間に位置する前記電気的
接続部材自体に溝又は/及び穴が設けられることにより
間隔があいていることを特徴とするインクジェットユニ
ットに存在する。
本発明の第7の要旨は、電気的絶縁材料を用いて形成
されている保持体と、該保持体に配設された複数の電気
的導電部材とを有し、該電気的導電部材の一端が該保持
体の一方の面において露出しており、また、該電気的導
電部材の他端が該保持体の他方の面において露出してい
る、複数個の電気的接続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている記録素子基体と; 複数の駆動素子と該複数の駆動素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている駆動素子基体と; を有し、 該記録素子基体上に、インクを吐出するための吐出口
と、該吐出口に連通する液路とが形成されており; 前記複数個の電気的接続部材が、各電気的接続部材の
一方の面において露出している電気的導電部材の一端と
前記記録素子基体の接続部とが接続されるように、前記
群毎に互いに非接触に前記記録素子基体に配設されてお
り; 該各電気的接続部材の他方の面において露出している
電気的導電部材の他端と該駆動素子の接続部とが前記群
毎に互いに非接触に接続されていることを特徴とするイ
ンクジェット駆動ユニットに存在する。
本発明の第8の要旨は、電気的絶縁材料を用いて形成
されている保持体と、該保持体に配設された複数の電気
的導電部材とを有し、該電気的導電部材の一端が該保持
体の一方の面において露出しており、また、該電気的導
電部材の他端が該保持体の他方の面において露出してい
る電気的接続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている記録素子基体と; 複数の駆動素子と該複数の駆動素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている駆動素子基体と; を有し、 該記録素子基体上に、インクを吐出するための吐出口
と、該吐出口に連通する液路とが形成されており; 前記電気的接続部材が、各電気的接続部材の一方の面
において露出している電気的導電部材の一端と前記記録
素子基体の接続部とが接続されるように前記記録素子基
体に配設されており、前記群同士の間に位置する前記電
気的接続部材自体に溝又は/及び穴が設けられることに
より間隔があいており、 該各電気的接続部材の他方の面において露出している
電気的導電部材の他端と該駆動素子の接続部とが接続さ
れるように前記駆動素子基体に配設されており、前記群
同士の間に位置する前記電気的接続部材自体に溝又は/
及び穴が設けられることにより間隔があいていることを
特徴とするインクジェット駆動ユニットに存在する。
本発明の第9の要旨は、電気的絶縁材料を用いて形成
されている保持体と、該保持体に配設された複数の電気
的導電部材とを有し、該電気的導電部材の一端が該保持
体の一方の面において露出しており、また、該電気的導
電部材の他端が該保持体の他方の面において露出してい
る、複数個の電気的接続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている記録素子基体と; 複数の駆動素子と該複数の駆動素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている駆動素子基体と; を有し、 該記録素子基体上に、インクを吐出するための吐出口
と、該吐出口に連通する液路とが形成されており; 前記複数個の電気的接続部材が、各電気的接続部材の
一方の面において露出している電気的導電部材の一端と
前記記録素子基体の接続部とが接続されるように、前記
群毎に互いに非接触に前記記録素子基体に配設され; 該各電気的接続部材の他方の面において露出している
電気的導電部材の他端と該駆動素子の接続部とが前記群
毎に互いに非接触に接続されているインクジェット駆動
ユニットと、 該インクジェット駆動ユニットを載置するための手段
とを有することを特徴とするインクジェット装置に存在
する。
本発明の第10の要旨は、電気的絶縁材料を用いて形成
されている保持体と、該保持体に配設された複数の電気
的導電部材とを有し、該電気的導電部材の一端が該保持
体の一方の面において露出しており、また、該電気的導
電部材の他端が該保持体の他方の面において露出してい
る電気的接続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている記録素子基体と; 複数の駆動素子と該複数の駆動素子にそれぞれ接続さ
れ列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続
部が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔を
あけて配されている駆動素子基体と; を有し、 該記録素子基体上に、インクを吐出するための吐出口
と、該吐出口に連通する液路とが形成されており; 前記複数個の電気的接続部材が、各電気的接続部材の
一方の面において露出している電気的導電部材の一端と
前記記録素子基体の接続部とが接続されるように、前記
群毎に互いに非接触に前記記録素子基体に配設され; 該各電気的接続部材の他方の面において露出している
電気的導電部材の他端と該駆動素子の接続部とが前記群
毎に互いに非接触に接続されているインクジェット駆動
ユニットと、 該インクジェット駆動ユニットを載置するための手段
とを有することを特徴とするインクジェット装置に存在
する。
(電気的接続部材) 本発明に係る電気的接続部材は、電気絶縁材料からな
る保持体に複数の電気的導電部材が配設されている。配
設されている導電部材同士は電気的に絶縁されている。
配設は、例えば保持体中に電気的導電部材の一部を埋設
すればよいし、他の方法でもよい。例えば保持体に埋設
することなく保持体の表面に適宜の手段で配設すればよ
い。
この電気的導電部材の一端は保持体の一方の面におい
て露出しており、他端は保持体の他方の面においてに露
出している。
なお、表面のみに電気的導電部材を配設したときは、
一端と他端とは適宜の配線によって接続してもよい さらに電気的接続部材は、1層あるいは2層以上の多
層からなるものでもよい。
また、本発明により複数個の電気的接続部材を用いる
場合、1個の電気的接続部材の大きさおよび配設される
電気的導電部材の数は特に限定するものではない。これ
らの最適値は電気的導電部材のピッチや保持体の熱膨張
率等により決定されるものだからである。
同様に、本発明による溝または/および穴を設けた電
気的接続部材の、溝または/および穴の大きさ、ピッ
チ、数等も特に限定するものではない。
(電気的導電部材) 電気的導電部材は電気的に導電性を示すものならば何
でもよい。金属材料が一般的であるが、金属材料以外に
も超電導性を示す材料等でもよい。
金属部材の材料としては、金が好ましいが、金以外の
任意の金属あるいは合金を使用することもできる。例え
ば、Ag,Be,Ca,Mg,Mo,Ni,W,Fe,Ti,In,Ta,Zn,Cu,Al,Sn,Pb
−Sn等の金属あるいは合金があげられる。
また、金属部材及び合金部材は、同一の電気的接続部
材において同種の金属が存在していてもよいし、異種の
金属が存在していてもよい。さらに、電気的接続部材の
金属部材及び合金部材の1個が同種の金属ないし合金で
できていてもよいし、異種の金属ないし合金でできてい
てもよい。さらに、金属、合金以外であっても導電性を
示すならば、金属材料に有機材料または無機材料の一方
または両方を包含せしめた材料でもよい。また、導電性
を示すならば無機材料と有機材料との組合せでもよい。
さらに、電気的導電部材の断面は円形、四角形その他
の形状とすることができる。
また、電気的導電部材の太さは特に限定されない。電
気回路部品の接続部のピッチを考慮して、例えば20μm
φ以上あるいは20μmφ以下にしてもよい。
なお、電気的導電部材の露出部は保持体と同一面とし
てもよいし、また、保持体の面から突出させてもよい。
この突出は片面のみでもよいし両面でもよい。さらに突
出させた場合はバンプ状にしてもよい。
また、電気的導電部材のピッチ駆動素子の接続部のピ
ッチよりも小さくすることが好ましい。このようにする
ことにより駆動素子の接続部と電気的接続部材との位置
決めを要することなく、駆動素子基体の接続部と電気的
接続部材とを接続することが可能となる。
なお、保持体中に埋設する場合、電気的導電部材は保
持体中に垂直に配する必要はなく、保持体の一方の面側
から保持体の他方の面側に向かって斜行していてもよ
い。
(保持体) 保持体は、電気的絶縁材料からなる。
電気的絶縁材料ならばいかなるものでもよい。電気的
絶縁材料としては有機材料、無機材料があげられる。ま
た、電気的導電部材同士が電気的に絶縁されるように処
理を施した金属又は合金材料でもよい。さらに、有機材
料中に、粉体、繊維、板状体、棒状体、球状体等所望の
形状をした、無機材料、金属材料、合金材料の一種か又
は複数種を分散させて保有せしめてもよい。さらに、無
機材料中に、粉体、繊維、板状体、棒状体、球状体等所
望の形状をした、有機材料、金属材料、合金材料の一種
か又は複数種を分散させて保有せしめてもよい。また、
金属材料中に、粉体、繊維、板状体、棒状体、球状体等
所望の形状をした、無機材料、有機材料の一種か又は複
数種を分散させて保有せしめてもよい。なお、保持体が
金属材料よりなる場合は、例えば、電気的導電部材と保
持体との間に樹脂等の電気的絶縁材料を配設すればよ
い。
ここで、有機材料としては、例えば、絶縁性の樹脂を
用いればよく、樹脂としては、熱硬化性樹脂、紫外線硬
化樹脂、熱可塑性樹脂のいずれでもよい。例えば、ポリ
イミド樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリエ
ーテルサルフォン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリ
サルフォン樹脂、フッ素樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリジフェニールエーテル樹脂、ポリベンジルイミダゾ
ール樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、メタクリ
ル酸メチル樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、フェ
ノール樹脂、メラニン樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、
メタクリル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、アルキッド樹
脂、シリコーン樹脂その他の樹脂を使用することができ
る。
なお、これらの樹脂の中から、熱伝導性のよい樹脂を
使用すれば、半導体素子が熱を持ってもその熱を樹脂を
介して放熱することができるのでより好ましい。さら
に、樹脂として、回路基体と同じかあるいは同程度の熱
膨張率を有するものを選択し、また、有機材料中に少な
くとも1ケの穴あるいは複数の気泡を存在せしめれば、
熱膨張・熱収縮に基づく、装置の信頼性の低下を一層防
止することが可能となる。
また、金属材料や合金材料として具体的には、例え
ば、Ag,Cu,Au,Al,Be,Ca,Mg,Mo,Fe,Ni,Si,Co,Mn,W,Cr,N
b,Zr,Ti,Ta,Zn,Sn,Pb−Sn等の金属又は合金があげられ
る。
無機材料としては、例えば、SiO2,B2O3,Al2O3,Na2O,K
2O,CaO,ZnO,BaO,PbO,Sb2O3,As2O3,La2O3,ZrO2,BaO,P
2O5,TiO2,MgO,SiC,BeO,BP,BN,AlN,B4C,TaC,TiB2,CrB2,T
iN,Si3N4,Ta2O5等のセラミック、ダイヤモンド、ガラ
ス、カーボン、ボロンその他の無機材料があげられる。
(接続) 電気的接続部材の端と記録素子の接続部との接続とし
ては、金属化及び/又は合金化することによる接続、金
属化および/または合金化以外の方法による接続があ
る。
(金属化及び/又は合金化による接続) 次に金属化及び/又は合金化による接続について述べ
る。
接続しようとする電気的導電部材と記録素子の接続部
とが同種の純金属よりなる場合には、金属化により形成
される層は電気的導電部材あるいは接続部と同種の結晶
構造となる。なお、金属化の方法としては、例えば、電
気的導電部材の端とその端に対応する接続部とを接触さ
せた後、適宜の温度に加熱すればよい。この場合、加熱
により接触部近傍において原子の拡散等が生じ、拡散部
が金属化状態となり金属層が形成される。
接続しようとする電気的導電部材と記録素子の接続部
とが異種の純金属よりなる場合には、形成される接続層
は両金属の合金よりなる。なお、合金化の方法として
は、例えば、電気的導電部材の端とその端に対応する接
続部とを接触させた後、適宜の温度に加熱すればよい。
この場合、加熱により接触部近傍において原子の拡散等
が生じ、接触部近傍に固溶体あるいは金属間化合物より
なる合金層が形成される。
なお、電気的接続部材の金属部材にAuを使用し、電気
回路部品の接続部にAlを使用した場合には、200〜350℃
の加熱温度が好ましい。
接続しようとする電気的導電部材と記録素子の接続部
との一方が純金属よりなり他方が合金よりなる場合、あ
るいは両者が同種あるいは異種の合金よりなる場合に
は、接続界面は合金層よりなる。
1個の電気的接続部材中における複数の電気的導電部
材同士についてみると、それぞれの電気的導電部材が同
種の金属あるいは合金よりなる場合、それぞれが異種の
金属あるいは合金からなる場合、その他の場合があり、
また、1個の電気的導電部材についても、同種の金属あ
るいは合金よりなる場合、異種の金属あるいは合金より
なる場合、その他の場合があるが、そのいずれの場合で
あっても上記の金属化あるいは合金化が行なわれる。一
方接続部についても同様である。
なお、電気的導電部材あるいは記録素子の接続部は、
両者の接続部において、金属あるいは合金であればよ
く、その他の部分は例えば金属にガラス等の無機材料が
配合された状態や、金属に樹脂等の有機材料が配合され
た状態であってもよい。
また、接続される部分の表面に合金化しやすい金属あ
るいは合金よりなるめっき層を設けておいてもよい。
なお、加熱方法としては、熱圧着等の方法の他に、超
音波加熱法、高周波誘導加熱法、高周波誘電加熱法、マ
イクロ波加熱法等の内部加熱法や、他の外部加熱法を用
いてもよく、上記の加熱方法を併用してもよい。いずれ
の加熱法においても直接又は間接的に接続部を加熱させ
て接続させる。
(金属化及び/又は合金化以外による接続) 上記の金属化あるいは合金化以外の接続を行なうに
は、例えば記録素子基体の接続部と電気的接続部材の電
気的導電部材とを適宜の手段により押圧しておき接続す
ればよい。例えば、電気的接続部材と記録素子とをはめ
合わせ状態にすればよい。
その他の接続法としては接着剤を用いる接続法等があ
る。すなわち、記録素子基体と電気的導電部材とを、そ
の接続部を除く少なくとも一部において接着することに
より接続する方法がある。
なお、電気的接続部材の他方の面において駆動素子基
体を接続する場合にも上記の接続法を同様に用いればよ
い。なお、駆動素子基体の接続については着脱自在な接
続を行なうことが好ましい。
(着脱自在な接続) 上記した各種の接続手段のうち、交換を必要とする記
録素子基体乃至駆動素子基体については着脱自在に接続
しうる手段(例えば押圧による接続)を選択すればよ
い。
金属化及び/又は合金化による接続を行なう場合であ
っても、駆動素子についての金属層又は合金層の融点
が、記録素子についての金属層又は合金層の融点より低
くなるようにすればよい。すなわち、このように構成し
ておけば、駆動素子についての金属層又は合金層の融点
より高く、かつ、記録素子についての金属層又は合金層
の融点より低い温度に加熱してやれば、記録素子の接続
部には損傷等の悪影響を及ぼすことなく、駆動素子のみ
を取り外しできる。本発明において、着脱自在な接続と
はかかる接続をも含む。
(フィルム) 本発明では記録素子ユニット、インクジェットユニッ
トの電気的接続部材の記録素子とは反対側の面を被覆す
るフィルムを有している。かかるフィルムを有すること
によりこの面を塵等による汚れから防止し得るととも
に、この面において露出している電気的導電部材の酸化
を防止することができ、駆動素子との接続を良好に行な
うことが可能となる。
なお、フィルムとしては、かかる作用を奏しうるもの
ならばいかなるものでもよいが有機材料よりなるものが
好ましい。例えば、ポリエチレンフィルム、ポリエチレ
ンテレフタラートフィルム等を用いればよい。なお、こ
のフィルムの被覆は電気的接続部材の作製時に行なって
おくことが好ましい。もちろん、作製後に被覆してもよ
い。
(記録素子、駆動素子) 本発明における記録素子としては、例えば熱エネルギ
ーにより動作する素子(発熱素子)その他の記録素子、
例えば、ピエゾ素子を用いればよい。
本発明における記録素子ユニット、インクジェットユ
ニットでは、記録素子の接続部は必要な個数より少なく
とも1つ多く配設する。これにより、電気的接続部材と
記録素子基体のと接続を厳密な位置決めを要することな
く行なうことができる。
一方、駆動素子の接続部は、必要な個数又は必要な個
数より少なくとも1つ多く駆動素子基体に配設されてい
る。
このように、必要な個数より多く配設しておけば、電
気的接続部材との接続を、位置決めを行なわずに、ある
いは行なってもさほどの精度を伴なわずに確実に行なう
ことができる。
(各ユニット) 本発明における記録素子ユニットは、前記した電気的
接続部材と記録素子基体とを有しており、また、インク
ジェットユニットは上記記録素子ユニットの記録素子基
体上に液路を形成して構成されている。液路の形状、寸
法等は任意のものでよい。
また、前記記録素子ユニット、インクジェットにそれ
ぞれ駆動素子基体を設ければ、記録素子駆動ユニット、
インクジェット駆動ユニットが形成される。
(インクジェット装置) 本発明に係るインクジェット装置は、前記インクジェ
ット駆動ユニットと、インクジェット駆動ユニットを載
置するための手段を有している。インクジェット装置の
タイプとしては、いわゆるシリアル走査形(プリントヘ
ッドが紙に対して横方向に往復移動しながら印写するも
の)でも、平面走査形(横一列の形のプリントヘッドを
使用するもの)でもよい。特に、本発明では、長尺のイ
ンクジェット駆動ユニットにおいて効果を発揮するた
め、平行走査形が好ましい。
[作用] 本発明では、上記した電気的接続部材を使用して記録
素子乃至駆動素子とを接続するに際して、複数個の小さ
い電気的接続部材を並べて用いていることにより各電気
的接続部材は小さくてすみ、長尺のユニットに使用する
場合であっても電気的導電部材のピッチの精度はそれ程
高くする必要がない。
特に、複数の接続部が、複数の記録素子にそれぞれ接
続され列状に配され、また、一定個数ずつ群を複数形成
するように互いに間隔をあけて配されているので、電気
的接続部材の配設が容易になる。
前記複数個の小さい電気的接続部材を並べるに際して
各電気的接続部材の間隔を充分あけることにより、また
は保持部材に、複数の接続部が群を形成し、該群同士の
間に位置する電気的接続部材自体に溝または/および穴
を設けて間隔があいている電気的接続部材を用いること
により、記録素子基体、電気的接続部材、駆動素子基体
等の熱膨張によるユニットの湾曲を防止することができ
る。
特にインクジェットがバブルインクジェットの場合に
はより高密度配線が要求されるため、電気的導電部材の
ピッチは高精度である必要があり、また熱膨張の影響も
大きかったが、本発明によればかかる高密度配線の場合
であってもそういった問題がない。
[実施例] (実施例1) 第1図は本発明の第1の実施例による記録素子ユニッ
ト(複数個の電気的接続部材を用いる場合)を説明する
ための図である。図において、(A)は本発明による複
数個の電気的接続部材を配設する前の記録素子基板を示
す図、(B)は本発明による複数個の電気的接続部材を
配設した後の記録素子基板(すなわち記録素子ユニッ
ト)を示す図である。また、4は記録素子基板、2は記
録素子、14および15は電極、3は電気的接続部材であ
る。
電極15は等間隔で配置してもよいが、本図(A)のよ
うに一定個数づつ群を形成するように配置すればなおよ
い。電気的接続部材3を配設しやすくなるからである。
各電極群を構成する電極15の数は、電極15のピッチや、
電気的導電部材3のピッチ精度と製造コストとの兼ね合
い等を考慮して定めればよい。
このような記録素子基板上に、同図(B)に示したよ
うに電気的接続部材3を配設し、本実施例による記録素
子ユニットが形成される。
この場合、各電気的接続部材3は、互いに接していて
もよいし、接していなくてもよい。本発明には、各電気
的接続部材が小さいため電気的導電部材3のピッチの誤
差の影響を無視できるという効果(第1の効果)がある
が、各電気的接続部材3が互いに接しないように電気的
接続部材3を配設すれば、さらに記録素子基板4や電気
的導電部材3の熱膨張によるユニットの湾曲を防止でき
るという効果(第2の効果)を得ることができる。な
お、このときの電気的接続部材3の間隔は、記録素子基
板4と電気的接続部材3の熱膨張率の差等を考慮して定
めればよい。また、記録素子基板4の熱膨張が電気的接
続部材3の熱膨張よりも常に大きいときには、各電気的
接続部材3が互いに接していても上記第2の効果が得ら
れることは言うまでもない。
このような本実施例による記録素子ユニットに駆動素
子基板を接合して本発明の記録素子駆動ユニットを形成
する場合、駆動素子基板の材質は記録素子基板の材質と
同じものか、もしくは熱膨張率の差の小さいものを用い
たほうがよい。なぜなら、熱膨張率の差の大きい材質を
用いた場合には、上記第1の効果には影響がないもの
の、上記第2の効果が失われることがあるからである。
なお、本図(A)に示したように、電極15を群を形成
するように配置した場合各電極群の間隔をあけなければ
ならないことが電極の高密度配置の妨げになるのではな
いかとの危惧を生じるであろうが、このような心配は全
くない。なぜなら、本実施例では電気的接続部材に配設
された電気的導電部材のピッチ誤差の影響を非常に小さ
くできるものであるから、該ピッチおよび電極4のピッ
チを従来の電気的接続部材を用いる場合よりもさらに小
さくすることができ、各電極群の間隔を設けるに充分な
余裕が生じるからである。
(実施例2) 第2図および第3図は、本発明の第2の実施例による
記録素子ユニットについて説明するための図である。す
なわち本実施例は、電気的接続部材に溝を設けたもので
ある。第2図と第3図の違いは、溝の設けられた位置が
異なることである。
本実施例においても、熱膨張によるユニットの湾曲を
防止できるという効果を得ることができる。なぜなら、
従来の電気的接続部材よりも遥かに表面積が大きく、従
って放熱効果が大きいからである。
なお、本実施例の電気的接続部材各電極群を構成する
電極の個数、電極群の間隔、溝の数、溝の大きさ等は本
発明の本質に係わるものではなく、実施条件に応じて定
めればよいことは言うまでもない。
また、本実施例に係わる保持体は、例えば長尺の板に
上記実施例1に示したような電気的接続部材を固着した
ものでもよいし、最初から一体に形成されたものでもよ
いし、その他の方法によるものでもよいことは明白であ
る。
さらに、第2図および第3図は、共に記録素子基板と
垂直な方向に溝が形成されているが、記録素子基板に対
して水平方向の溝でもよく、溝の代りに穴を形成したも
のでもよく、溝と穴の併用でもよいことも明白である。
(実施例3) 以上、実施例1および2では、本発明による記録素子
ユニットについて説明した。ここでは本発明による記録
素子駆動ユニット、インクジェットユニット、インクジ
ェット駆動ユニットおよびインクジェット装置について
説明する。
本発明による記録素子駆動ユニットは、上述のように
して作製した記録素子ユニットに駆動素子基体を接続す
ることにより形成されるものであり、たとえば第4図に
示したような構成を採る。図において、3は記録素子、
4は記録素子基板、5は駆動素子基板、6は駆動素子で
ある。
次に本発明によるインクジェットユニットおよびイン
クジェット駆動ユニットについて説明する。本発明によ
るインクジェットユニットは上述のようにして作製した
記録素子ユニットにインクを吐出させるための吐出口と
この吐出口に連通する液路とを形成したものであり、ま
た、本発明によるインクジェット駆動ユニットはこのイ
ンクジェットユニットに駆動素子基板を接続したもので
ある。第5図は本発明によるインクジェットユニットお
よびインクジェット駆動ユニットの一例を示したもので
ある。図において、8は本発明によるインクジェットユ
ニットであり、5は駆動素子基板、6は駆動素子であ
る。
最後に本発明によるインクジェット記録装置について
説明する。第6図は本発明によるインクジェット記録装
置の一例を示す図である。図において、記録シート21
は、給紙ローラ(不図示)によって上下に所定間隔をお
いて設置されたシート送りローラ23,24まで搬送され、
矢印方向にシート送りされる。
また、上記記録シート21の前面にはガイド軸25,25に
沿って移動するキャリッジ26が設けられている。キャリ
ッジ26上には前述したインクジェット駆動ユニット9が
載置されている。
なお、前記キャリッジ26は、キャリッジ駆動モータ
(図示せず)によりベルト伝達機構27を介して往復駆動
される。
記録に際しては、前記キャリッジ26の記録シート21幅
方向駆動に同期して、前記インクジェット駆動ユニット
吐出口から記録シート21へ向かう飛翔インク液滴を形成
しながら記録していく。インク室の先端にはノズルが記
録シート21側に向けて形成され、駆動素子からの信号に
対応してインク液滴が飛翔する。
第7図は、本発明のインクジェット記録装置の別の例
を示したものである。本例と上記のインクジェット記録
装置との違いは、本例のインクジェット駆動ユニットに
は記録紙の記録巾分の記録素子を具備していることにあ
る。従ってキャリッジを往復駆動させる必要がなく、そ
のため機構が簡単で、かつ高速記録が可能である。本例
では非常に長いユニットを使用するので、本発明の実施
の効果は絶大である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、電気的接続部
材を使用して記録素子乃至駆動素子とを接続するに際し
て、複数個の小さい電気的接続部材を並べて用いること
により各電気的接続部材は小さくてすみ、長尺のユニッ
トに使用する場合であっても電気的導電部材のピッチの
精度はそれ程高くする必要がない。
特に、複数の接続部が、複数の記録素子にそれぞれ接
続され列状に配され、また、一定個数ずつ群を複数形成
するように互いに間隔をあけて配されているので、電気
的接続部材の配設が容易になる。
また、本発明によれば、前記複数個の小さい電気的接
続部材を並べるに際して各電気的接続部材の間隔を充分
あけることにより、または保持部材に、複数の接続部が
群を形成し、該群同士の間に位置する電気的接続部材自
体に溝または/および穴を設けて間隔があいている電気
的接続部材を用いることにより、記録素子基体、電気的
接続部材、駆動素子基体等の熱膨張によるユニットの湾
曲を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための図、第2図
および第3図は本発明の第2の実施例を説明するための
図、第4図は本発明による記録素子駆動ユニットの図、
第5図は本発明によるインクジェットユニットおよびイ
ンクジェット駆動ユニットの図、第6図および第7図は
インクジェット記録装置の図、第8図および第9図は先
行技術としての電気的接続方法を説明するための図であ
る。 2……記録素子、3……電気的接続部材、4……記録素
子基板、5……駆動素子基板、6……駆動素子、7……
基台、8……インクジェットユニット、9……インクジ
ェット駆動ユニット、12,13,14,15……電極、16……極
細金属線、17……電気的導電部材、18……保持体、19,2
0……絶縁膜、21……記録シート、23,24……シート送り
ローラ、25……ガイド軸、26……キャリッジ、27……ベ
ルト伝達機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−108572(JP,A) 特開 昭60−100441(JP,A) 特開 昭51−100679(JP,A) 特開 昭63−37958(JP,A) 特開 昭63−112157(JP,A) 実開 昭62−160543(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/05

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的絶縁材料を用いて形成されている保
    持体と、該保持体に配設された複数の電気的導電部材と
    を有し、該電気的導電部材の一端が該保持体の一方の面
    において露出しており、また、該電気的導電部材の他端
    が該保持体の他方の面において露出している、複数個の
    電気的接続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている記録素子基体と; を有し、 前記複数個の電気的接続部材が、各電気的接続部材の一
    方の面において露出している電気的導電部材の一端と前
    記記録素子基体の接続部とが接続されるように、前記群
    毎に互いに非接触に前記記録素子基体に配設されている
    ことを特徴とする記録素子ユニット。
  2. 【請求項2】電気的絶縁材料を用いて形成されている保
    持体と、該保持体に配設された複数の電気的導電部材と
    を有し、該電気的導電部材の一端が該保持体の一方の面
    において露出しており、また、該電気的導電部材の他端
    が該保持体の他方の面において露出している電気的接続
    部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている記録素子基体と; を有し、 前記電気的接続部材が、各電気的接続部材の一方の面に
    おいて露出している電気的導電部材の一端と前記記録素
    子基体の接続部とが接続されるように前記記録素子基体
    に配設されており、前記群同士の間に位置する前記電気
    的接続部材自体に溝又は/及び穴が設けられることによ
    り間隔があいていることを特徴とする記録素子ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】前記記録素子は熱エネルギーを利用して記
    録を行なう素子であることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の記録素子ユニット。
  4. 【請求項4】前記電気的接続部材の他方の面を被覆する
    フィルムを有することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の記録素子ユニット。
  5. 【請求項5】前記フィルムは有機材料からなることを特
    徴とする請求項4に記載の記録素子ユニット。
  6. 【請求項6】電気的絶縁材料を用いて形成されている保
    持体と、該保持体に配設された複数の電気的導電部材と
    を有し、該電気的導電部材の一端が該保持体の一方の面
    において露出しており、また、該電気的導電部材の他端
    が該保持体の他方の面において露出している、複数個の
    電気的接続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている記録素子基体と; 複数の駆動素子と該複数の駆動素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている駆動素子基体と; を有し、 前記複数個の電気的接続部材が、各電気的接続部材の一
    方の面において露出している電気的導電部材の一端と前
    記記録素子基体の接続部とが接続されるように、前記群
    毎に互いに非接触に前記記録素子基体に配設されてお
    り; 該各電気的接続部材の他方の面において露出している電
    気的導電部材の他端と該駆動素子基体の接続部とが前記
    群毎に互いに非接触に接続されていることを特徴とする
    記録素子駆動ユニット。
  7. 【請求項7】電気的絶縁材料を用いて形成されている保
    持体と、該保持体に配設された複数の電気的導電部材と
    を有し、該電気的導電部材の一端が該保持体の一方の面
    において露出しており、また、該電気的導電部材の他端
    が該保持体の他方の面において露出している電気的接続
    部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている記録素子基体と; 複数の駆動素子と該複数の駆動素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている駆動素子基体と; を有し、 前記電気的接続部材が、各電気的接続部材の一方の面に
    おいて露出している電気的導電部材の一端と前記記録素
    子基体の接続部とが接続されるように前記記録素子基体
    に配設されており、前記群同士の間に位置する前記電気
    的接続部材自体に溝又は/及び穴が設けられることによ
    り間隔があいており、 該各電気的接続部材の他方の面において露出している電
    気的導電部材の他端と該駆動素子基体の接続部とが接続
    されるように前記駆動素子基体に配設されており、前記
    群同士の間に位置する前記電気的接続部材自体に溝又は
    /及び穴が設けられることにより間隔があいていること
    を特徴とする記録素子駆動ユニット。
  8. 【請求項8】前記記録素子は熱エネルギーを利用して記
    録を行なう素子であることを特徴とする請求項6又は7
    に記載の記録素子駆動ユニット。
  9. 【請求項9】電気的絶縁材料を用いて形成されている保
    持体と、該保持体に配設された複数の電気的導電部材と
    を有し、該電気的導電部材の一端が該保持体の一方の面
    において露出しており、また、該電気的導電部材の他端
    が該保持体の他方の面において露出している、複数個の
    電気的接続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている記録素子基体と; を有し、 該記録素子基体上に、インクを吐出するための吐出口
    と、該吐出口に連通する液路とが形成されており、 前記複数個の電気的接続部材が、各電気的接続部材の一
    方の面において露出している電気的導電部材の一端と前
    記記録素子基体の接続部とが接続されるように、前記群
    毎に互いに非接触に前記記録素子基体に配設されている
    ことを特徴とするインクジェットユニット。
  10. 【請求項10】電気的絶縁材料を用いて形成されている
    保持体と、該保持体に配設された複数の電気的導電部材
    とを有し、該電気的導電部材の一端が該保持体の一方の
    面において露出しており、また、該電気的導電部材の他
    端が該保持体の他方の面において露出している電気的接
    続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている記録素子基体と; を有し、 該記録素子基体上に、インクを吐出するための吐出口
    と、該吐出口に連通する液路とが形成されており、 前記電気的接続部材が、各電気的接続部材の一方の面に
    おいて露出している電気的導電部材の一端と前記記録素
    子の接続部とが接続されるように前記記録素子基体に配
    設されており、前記群同士の間に位置する前記電気的接
    続部材自体に溝又は/及び穴が設けられることにより間
    隔があいていることを特徴とするインクジェットユニッ
    ト。
  11. 【請求項11】前記記録素子は熱エネルギーを利用して
    記録を行なう素子であることを特徴とする請求項9又は
    10に記載のインクジェットユニット。
  12. 【請求項12】前記電気的接続部材の他方の面を被覆す
    るフィルムを有することを特徴とする請求項9又は10に
    記載のインクジェットユニット。
  13. 【請求項13】前記フィルムは有機材料からなることを
    特徴とする請求項12に記載のインクジェットユニット。
  14. 【請求項14】電気的絶縁材料を用いて形成されている
    保持体と、該保持体に配設された複数の電気的導電部材
    とを有し、該電気的導電部材の一端が該保持体の一方の
    面において露出しており、また、該電気的導電部材の他
    端が該保持体の他方の面において露出している、複数個
    の電気的接続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている記録素子基体と; 複数の駆動素子と該複数の駆動素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている駆動素子基体と; を有し、 該記録素子基体上に、インクを吐出するための吐出口
    と、該吐出口に連通する液路とが形成されており; 前記複数個の電気的接続部材が、各電気的接続部材の一
    方の面において露出している電気的導電部材の一端と前
    記記録素子基体の接続部とが接続されるように、前記群
    毎に互いに非接触に前記記録素子基体に配設されてお
    り; 該各電気的接続部材の他方の面において露出している電
    気的導電部材の他端と該駆動素子の接続部とが前記群毎
    に互いに非接触に接続されていることを特徴とするイン
    クジェット駆動ユニット。
  15. 【請求項15】電気的絶縁材料を用いて形成されている
    保持体と、該保持体に配設された複数の電気的導電部材
    とを有し、該電気的導電部材の一端が該保持体の一方の
    面において露出しており、また、該電気的導電部材の他
    端が該保持体の他方の面において露出している電気的接
    続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている記録素子基体と; 複数の駆動素子と該複数の駆動素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている駆動素子基体と; を有し、 該記録素子基体上に、インクを吐出するための吐出口
    と、該吐出口に連通する液路とが形成されており; 前記電気的接続部材が、各電気的接続部材の一方の面に
    おいて露出している電気的導電部材の一端と前記記録素
    子基体の接続部とが接続されるように前記記録素子基体
    に配設されており、前記群同士の間に位置する前記電気
    的接続部材自体に溝又は/及び穴が設けられることによ
    り間隔があいており、 該各電気的接続部材の他方の面において露出している電
    気的導電部材の他端と該駆動素子の接続部とが接続され
    るように前記駆動素子基体に配設されており、前記群同
    士の間に位置する前記電気的接続部材自体に溝又は/及
    び穴が設けられることにより間隔があいていることを特
    徴とするインクジェット駆動ユニット。
  16. 【請求項16】前記記録素子は熱エネルギーを利用して
    記録を行なう素子であることを特徴とする請求項14又は
    15に記載のインクジェット駆動ユニット。
  17. 【請求項17】電気的絶縁材料を用いて形成されている
    保持体と、該保持体に配設された複数の電気的導電部材
    とを有し、該電気的導電部材の一端が該保持体の一方の
    面において露出しており、また、該電気的導電部材の他
    端が該保持体の他方の面において露出している、複数個
    の電気的接続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている記録素子基体と; 複数の駆動素子と該複数の駆動素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている駆動素子基体と; を有し、 該記録素子基体上に、インクを吐出するための吐出口
    と、該吐出口に連通する液路とが形成されており; 前記複数個の電気的接続部材が、各電気的接続部材の一
    方の面において露出している電気的導電部材の一端と前
    記記録素子基体の接続部とが接続されるように、前記群
    毎に互いに非接触に前記記録素子基体に配設され; 該各電気的接続部材の他方の面において露出している電
    気的導電部材の他端と該駆動素子の接続部とが前記群毎
    に互いに非接触に接続されているインクジェット駆動ユ
    ニットと、 該インクジェット駆動ユニットを載置するための手段と
    を有することを特徴とするインクジェット装置。
  18. 【請求項18】電気的絶縁材料を用いて形成されている
    保持体と、該保持体に配設された複数の電気的導電部材
    とを有し、該電気的導電部材の一端が該保持体の一方の
    面において露出しており、また、該電気的導電部材の他
    端が該保持体の他方の面において露出している電気的接
    続部材と; 複数の記録素子と該複数の記録素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている記録素子基体と; 複数の駆動素子と該複数の駆動素子にそれぞれ接続され
    列状に配された複数の接続部とを有し、該複数の接続部
    が一定個数ずつ群を複数形成するように互いに間隔をあ
    けて配されている駆動素子基体と; を有し、 該記録素子基体上に、インクを吐出するための吐出口
    と、該吐出口に連通する液路とが形成されており; 前記複数個の電気的接続部材が、各電気的接続部材の一
    方の面において露出している電気的導電部材の一端と前
    記記録素子基体の接続部とが接続されるように、前記群
    毎に互いに非接触に前記記録素子基体に配設され; 該各電気的接続部材の他方の面において露出している電
    気的導電部材他端と該駆動素子の接続部とが前記群毎に
    互いに非接触に接続されているインクジェット駆動ユニ
    ットと、 該インクジェット駆動ユニットを載置するための手段と
    を有することを特徴とするインクジェット装置。
  19. 【請求項19】前記記録素子は熱エネルギーを利用して
    記録を行なう素子であることを特徴とする請求項17又は
    18に記載のインクジェット装置。
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